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JP3808749B2 - Engine balancing device - Google Patents

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JP3808749B2
JP3808749B2 JP2001324885A JP2001324885A JP3808749B2 JP 3808749 B2 JP3808749 B2 JP 3808749B2 JP 2001324885 A JP2001324885 A JP 2001324885A JP 2001324885 A JP2001324885 A JP 2001324885A JP 3808749 B2 JP3808749 B2 JP 3808749B2
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JP
Japan
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balancer shaft
oil
relief valve
housing
oil pump
Prior art date
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JP2001324885A
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Japanese (ja)
Other versions
JP2003129816A (en
Inventor
祐介 遠藤
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バランサシャフトを回転自在に受容したハウジングを備えたエンジン用つり合い装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オイルパン内におけるクランクシャフトの下方にバランサシャフトを配置し、チェーン/スプロケット機構やギヤ機構などを介してクランクシャフトの回転をバランサシャフトに伝達するようにしたつり合い装置が、例えば特開2001−74105号公報などで公知となっている。
【0003】
上記公報に開示のものは、ピストンが発生する起振力を打ち消すためのバランサシャフトを回転自在に受容したハウジングに、オイルストレーナ、オイルポンプ、及びオイルストレーナとオイルポンプとの間を連結する吸入通路が一体的に設けられている。
【0004】
他方、オイルの供給通路には、オイルポンプの吐出圧を一定の範囲に保つためのリリーフバルブを設ける必要があるが、このリリーフバルブは、オイルポンプのハウジングに一体的に設けられることが一般的である(特開2000−199413号公報など参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記つり合い装置にリリーフバルブを一体的に組み込むに当たっては、装置の大型化や油路構成の複雑化はできるだけ回避したい。また、バランサシャフトとポンプシャフトとの間はカプリングで接続されるが、両シャフトの軸受けの剛性を確保した上で重量の増大はできるだけ抑えたい。
【0006】
本発明は、このような要望を満たすべく案出されたものであり、その第1の目的は、装置の大型化や油路構成の複雑化を招かずにリリーフ弁を一体的に組み込むことのできるエンジン用つり合い装置を提供することにある。
【0007】
また本発明の第2の目的は、重量の増大を招くことなくバランサシャフトとポンプシャフトとの軸受け剛性を高めることのできるエンジン用つり合い装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、バランサシャフト(13L・13R)を回転自在に受容したハウジング(14U・14L)に、オイルストレーナ(25)とオイルポンプ(42)との間を連結する吸入通路(管状通路26)を設けてなるエンジン用つり合い装置(4)において、ハウジング内には、2本のバランサシャフトが平行に設けられており、ハウジングにおける一方のバランサシャフト(右バランサシャフト13R)側にオイルポンプの吐出圧を調整するリリーフバルブの受容部(弁室53)およびオイルポンプの受容部(ポンプ室43)を設け、ハウジングにおける他方のバランサシャフト(左バランサシャフト13L)側の側壁に吸入通路(管状通路26)を設けたことを特徴とするものとした。
【0009】
このようにすれば、リリーフバルブの受容部およびオイルポンプの受容部を、一方のバランサシャフト側に集約配置し得ると共に、吸入通路とリリーフバルブとの相互干渉を避けることができるので、リリーフバルブの取付性を損なわずに油路構成を簡略化することができ、しかも装置全体のコンパクト化に寄与し得る。
【0010】
また請求項2の発明は、オイルポンプの吐出圧を調整するリリーフバルブ(45)の受容部(弁室53)を、ハウジングにおけるバランサシャフトを支持する軸受壁(23b)から延出された部分の吸入通路の延長線上を避けた位置に一体に設けたことを特徴とするものとした。
【0011】
このようにすれば、軸受壁の補強部材としてリリーフバルブの受容部を利用することができる。
【0012】
さらに請求項3の発明は、上記に加えて、リリーフバルブの受容部を、バランサシャフトの軸受壁とオイルポンプの軸受壁(前端壁43w)との間に設け、リリーフバルブの受容部でこれら両軸受壁を連結するものとした。
【0013】
このようにすれば、バランサシャフトの軸受壁とオイルポンプの軸受壁との間のスペースを利用してリリーフバルブをコンパクトに配設できると共に、リリーフバルブの受容部を利用してバランサシャフトの軸受壁とオイルポンプの軸受壁との剛性を増強し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
【0015】
図1及び図2は、本発明が適用された往復ピストンエンジンにおけるつり合い装置の取付部を示している。このエンジンEは、クランクシャフト1を水平方向に延在させた直列4気筒エンジンであり、シリンダブロック2、ロワブロック3、つり合い装置4、及びオイルパン5を備えており、クランクシャフト1の軸線に直交する方向についてシリンダ軸線を傾斜させて車体に搭載される。
【0016】
つり合い装置4は、ピストンの往復運動に起因して発生するエンジンEの二次振動を低減するためのものであり、その左右両側端部に下方から挿通される通しボルトB1により、オイルパン5に内包された状態でロワブロック3の下面(クランクシャフト1の下方)に締結される。このつり合い装置4は、クランクシャフト1の前端部(以下、クランクプーリ側を前側とする)のクランクプーリ6の背面側に固定された大スプロケット7と、左側(以下、左右方向はクランクプーリに向かってのこととする)のバランサシャフト(後に詳述する)の前端に固定された小スプロケット8と、大・小両スプロケット6・7間に掛け渡されたリンクチェーン9とを介して伝達されるクランクシャフト1の回転力により、回転駆動されるようになっている。
【0017】
つり合い装置4は、実質的に同一形状をなす左右一対のバランサシャフト13L・13Rと、これら2本のバランサシャフト13L・13Rを互いに平行に支持し且つ収容すべく、両バランサシャフト13L・13Rの中心を通る平面に沿って上下に2分割されたアッパハウジング14U及びロワハウジング14Lとを備えている。
【0018】
両バランサシャフト13L・13Rは、各バランサシャフト13L・13Rに一体結合されたヘリカルギヤ15(一方のみを図示する)によって互いに連動連結されている。ここで左バランサシャフト13Lには、上記の通り、大スプロケット7、小スプロケット8、及びリンクチェーン9を介してクランクシャフト1の駆動力が伝達され、これにより、クランクシャフト1の2倍の回転速度でクランクシャフト1と同一方向へ左バランサシャフト13Lが回転駆動される。そしてヘリカルギヤ15同士の噛合により、右バランサシャフト13Rがそれとは逆向きに回転駆動される。
【0019】
両バランサシャフト13L・13Rには、比較的小径の第1、第2ジャーナル部16a・16bがヘリカルギヤ15の前方に、その後方に比較的大径の第3、第4ジャーナル部16c・16dが、それぞれ一体形成されている。また、各バランサシャフト13L・13Rの後側部分には、回転中心から径方向外側に重心位置を偏倚させ、且つ第3ジャーナル部16cを挟んで前後に2分割されたカウンタウェート部17が一体形成されている。
【0020】
前後カウンタウェート部17の第3ジャーナル部16cを挟む対向端部には、拡径されたフランジ部18がそれぞれ形成されている。これらフランジ部18の互いの対向端面には、スラスト受面19が形成されている。
【0021】
カウンタウェート部17をできるだけ小さくした上で所期の等価回転質量を得るために、カウンタウェート部17の軸部20は比較的細径とされている。そして径を細くしたことによる剛性低下を補うために、ヘリカルギヤ15の取付部と第3ジャーナル部16cの前側に設けられたフランジ部18との間、並びに第3ジャーナル部16cの後側に設けられたフランジ部18と第4ジャーナル部16dとの間を軸線方向について接続するリブ21が、両軸部20の反ウェート側の全長に渡る部分に設けられている。これらのリブ21は、リブ21を設けたことによる重量増大を最小限に抑え、かつ応力分布を最適化するために、各カウンタウェート部17の軸線方向中央へ行くに従って高さ寸法が小さくなるテーパ形状とされている。
【0022】
他方、両バランサシャフト13L・13Rの各ジャーナル部16a〜16dは、アッパ、ロワ両ハウジング14U・14Lを互いに接合させることによって形成される2つ割の第1〜第4軸受孔22a〜22dに支持される。
【0023】
各軸受孔22a〜22dにおけるロワハウジング14L側の半割部分に両バランサシャフト13L・13Rの各ジャーナル部16a〜16dをそれぞれ載置し、更にこの状態で各軸受孔22a〜22dにおけるアッパハウジング14U側の半割部分を両バランサシャフト13L・13Rの各ジャーナル部16a〜16dに整合させた上でアッパ、ロワ両ハウジング14U・14Lを互いに接合させることにより、両バランサシャフト13L・13Rが両ハウジング14U・14L内に回転自在に収容されることとなる。そして前記したスラスト受面19は、第3軸受孔22cを形成した軸受壁23cの前後両端面に当接してスラスト力を受け止めるようになっている。
【0024】
図3に併せて示すように、アッパ、ロワ両ハウジング14U・14Lは、適宜な位置に上方から挿通された複数のボルトB2と、第3、第4軸受孔22c・22dが設けられた各軸受壁23c・23dを貫通して下方から挿通された各3本のボルトB3とで締結されており、特にカウンタウェート部17の回転による径方向の加速度が作用する軸受壁23c・23dの部分に緩みが生じ難くなるように配慮されている。
【0025】
ロワハウジング14Lの前端面には、エンジン各部へオイルを圧送するためのトロコイド式のオイルポンプ(後に詳述する)を内設するためのポンプカバー24がボルト止めされている。このオイルポンプは、右バランサシャフト13Rの軸端に設けられており、右バランサシャフト13Rが回転すると、ロワハウジング14Lの底壁に取り付けられたオイルストレーナ25からロワハウジング14Lの一側壁に内設された吸入通路の上流側としての管状通路26を経てオイルパン5内のオイルを吸引し、エンジン各部へと圧送するようになっている。
【0026】
オイルストレーナ25を保持するストレーナカバー27の取付ボス28は、ロワハウジング14Lにおける2つのバランサシャフトのうちの低い側、つまり左バランサシャフト13Lの下方位置に一体形成されている。この取付ボス28は、概ね円筒状をなし、アッパハウジング14Uとロワハウジング14Lとを相互に締結するためのボルトB3のうちの2つのバランサシャフト13L・13R同士間に設けられたボルトと低い側の左バランサシャフト13Lの外側方に設けられたボルトとの間にその中心を配すると共に、ロワハウジング14Lの前後方向中間部における第3軸受孔22cの半割部が設けられた軸受壁23cにその外周部が連結されている。これにより、アッパハウジング14Uとロワハウジング14Lとを締結する軸受壁23cの剛性の増強を図っている。また、ロワハウジング14Lの一側壁に一体形成された管状通路26は、ポンププレート24の接合面へとその終端が至っている。
【0027】
管状通路26の終端部の側方に隣接する位置には、ロワブロック3に対する締結ボルトB1を挿通する締結ボス30が設けられており、ロワブロック3に対するつり合い装置4の締結剛性を高めるのに寄与している。
【0028】
上記の如く、オイルストレーナ25は、ロワハウジング14Lの底壁における2つのバランサシャフトのうちの低い側の左バランサシャフト13Lの下方に直接取り付けられており、クランクシャフト1の中心を通る垂直面に近接する位置、即ちエンジンEの重心位置の概ね直下にその中心部を配している。このようにして、ストレーナ取付ボス28を下方へ大きく延出せずに、オイルパン5の最下底部における最も油面変動が少ない位置にストレーナカバー27の吸入口29を位置させている。従って、走行中の前後加速度や遠心力で油面が変動しても、オイルの吸い込みが悪化せずに済む。
【0029】
ロワハウジング14Lの前端面における前記したポンプカバー24との接合面には、図4、5に示すように、オイルストレーナ25からの出口部分である管状通路26の下流端が開口した吸入通路41と、オイルポンプ42を受容するポンプ室43と、ロワブロック3に内設された給油通路(図示せず)に接続する吐出通路44と、吐出通路44から分岐してリリーフバルブ45へと至るリリーフ通路46と、リリーフバルブ45からの余剰圧を吸入通路41へ還流させるリターン通路47とが形成されている。
【0030】
オイルポンプ42は、ポンプ室43に回転自在に受容されたアウタロータ48と、右バランサシャフト13Rの前端にカプリング49を介して連結されたインナロータ50とからなる公知のトロコイドポンプであり、インナロータ50のシャフト51が、ポンプ室43の壁43wに設けられたポンプ軸受孔52に支持されている。
【0031】
ロワハウジング14Lの前端部の底部には、図6に示すように、リリーフバルブ45を受容する円筒孔からなる弁室53が設けられている。リリーフバルブ45は、公知のプランジャバルブからなり、ドリルにて穿孔された弁室53に摺動自在に嵌入され、コイルばね54によって常時閉弁方向へ弾発付勢されている。そしてその右端にオイルポンプ42の吐出圧が導入されるようになっている。
【0032】
上記のようにして、ロワハウジングにおける2本のバランサシャフトのうちの右バランサシャフト13R側に、吸入通路41の下流側部分およびリリーフバルブ45の受容部である弁室53を設けると共に、右バランサシャフト13Rの軸線上にオイルポンプの受容部であるポンプ室43を設けるものとしたので、これらが一方のバランサシャフト側に集約配置されることとなり、油路構成の簡略化並びに装置全体のコンパクト化に寄与し得る。
【0033】
右バランサシャフト16Rと共にオイルポンプ42が回転すると、オイルストレーナ25及び管状通路26を経て吸入通路41に流入したオイルは、オイルポンプ42で圧力を与えられて吐出通路44へ吐出される。そしてポンプカバー24の上面に開口した吐出口55からロワブロック3内の給油路へと圧送され、エンジン各部へと供給される。
【0034】
この時、吐出通路44から分岐してリリーフ通路46に流入したオイルは、リリーフバルブ45の右端に油圧を作用させる。この油圧がリリーフバルブ45を閉弁付勢しているコイルばね54の押圧力を上回ると、リリーフバルブ45が開弁方向へ移動し、弁室53の適宜な位置に連結された(図7参照)リターン通路47から吸入通路41へとオイルが還流し、吐出圧を一定の範囲に保つ。
【0035】
リリーフバルブ45を受容した弁室53は、図3、4に示すように、オイルストレーナ25から延出された管状通路26の軸線と直交し、かつ下方へオフセットした軸線上、つまり吸入通路におけるオイルストレーナ25からの出口部分の延長線上を避けた位置に設けられており、管状通路26と干渉しないようにされている。これにより、リリーフバルブ45の取付性を損なわずに油路構成を簡化することができ、しかも装置全体のコンパクト化に寄与している。
【0036】
リリーフバルブ45を受容した弁室53は、ポンプ室43およびポンプシャフト51の軸受孔32が形成されたロワハウジング14Lの前端壁43wと、右バランサシャフト13Rの前端のジャーナル部16bを支持した第2軸受壁23bとの間で、これら前端壁43wと第2軸受壁23bとの両方に接続されている。これにより、前端壁43wと第2軸受壁23bとの間のスペースを利用してリリーフバルブ45をコンパクトに配設し得ると共に、弁室53を、第2軸受壁23bの補強部材として、またポンプ室43及びポンプシャフト51の軸受孔32の補強部材として利用することができる。
【0037】
なお、ポンプ室43、リリーフ通路46、リリーフバルブ45の受容部としての弁室53で囲まれた位置に、例えばポンプカバーに取り付けられたチェーンテンショナなどへの給油路56を設けるものとすれば、デッドスペースを有効活用してハウジングの大型化を招くことなく他部材への給油路を形成することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、2本のバランサシャフトが平行に設けられハウジングにおける一方のバランサシャフト側にオイルポンプの吐出圧を調整するリリーフバルブの受容部及びオイルポンプの受容部を設け、ハウジングにおける他方のバランサシャフト側の側壁に吸入通路を設けるものとしたので、リリーフバルブ及びオイルポンプが一方のバランサシャフト側に集約配置されることとなる上に吸入通路とリリーフバルブとが干渉せずに済むので、リリーフバルブの取付性を損なわずに油路構成を簡略化することができ、しかも装置全体のコンパクト化を推進する上に大きな効果を奏することができる。
【0039】
また請求項2の発明によれば、バランサシャフトを支持する軸受壁から延出された部分にリリーフバルブの受容部を設けるものとしたので、リリーフバルブの受容部を軸受壁の補強部材として利用することができることとなり、バランサシャフトの支持剛性を高める上に効果的である。
【0040】
さらに請求項3の発明によれば、上記に加えて、リリーフバルブの受容部を、バランサシャフトの軸受壁とオイルポンプの軸受壁との間に設け、リリーフバルブの受容部でこれら両軸受壁を連結するものとしたので、バランサシャフトの軸受壁とオイルポンプの軸受壁との間のスペースを利用してリリーフバルブをコンパクトの配設できると共に、リリーフバルブの受容部を利用してバランサシャフトの軸受壁とオイルポンプの軸受壁との剛性を高める上に効果的である。
【0041】
即ち本発明により、装置の大型化や油路構成の複雑化を招かずにリリーフバルブを一体的に組み込むことができ、重量の増大を招くことなくバランサシャフトとポンプシャフトとの軸受け剛性を高めることのできるエンジン用つり合い装置を提供する上に多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたエンジンの要部を一部切除して表した正断面図
【図2】図1中のII−II線に沿う部分的な側断面図
【図3】つり合い装置のロワハウジングの底面図
【図4】つり合い装置のロワハウジングの前面図
【図5】図4中のV−V線に沿う部分的な断面図
【図6】図4中のVI−VI線に沿う部分的な断面図
【図7】図6中のVII−VII線に沿う部分的な断面図
【符号の説明】
4 つり合い装置
13L・13R バランサシャフト
14U アッパハウジング
14L ロワハウジング
23b 軸受壁
25 オイルストレーナ
26 管状通路
42 オイルポンプ
43 ポンプ室
43w 前端壁
45 リリーフバルブ
53 弁室
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an engine balancing device including a housing that rotatably receives a balancer shaft.
[0002]
[Prior art]
For example, JP-A-2001-74105 discloses a balancing device in which a balancer shaft is arranged below a crankshaft in an oil pan and the rotation of the crankshaft is transmitted to the balancer shaft via a chain / sprocket mechanism or a gear mechanism. It is publicly known in publications.
[0003]
What is disclosed in the above publication is an oil strainer, an oil pump, and a suction passage that connects the oil strainer and the oil pump to a housing that rotatably receives a balancer shaft for canceling the vibration generated by the piston. Are provided integrally.
[0004]
On the other hand, it is necessary to provide a relief valve in the oil supply passage to keep the discharge pressure of the oil pump within a certain range. This relief valve is generally provided integrally with the housing of the oil pump. (See JP 2000-199413 A).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In integrating the relief valve into the balancing device, it is desirable to avoid the enlargement of the device and the complexity of the oil passage configuration as much as possible. In addition, the balancer shaft and the pump shaft are connected by coupling, but it is desirable to suppress the increase in weight as much as possible while ensuring the rigidity of the bearings of both shafts.
[0006]
The present invention has been devised to satisfy such a demand, and the first object of the present invention is to integrate a relief valve integrally without causing an increase in the size of the apparatus or a complicated oil path configuration. It is to provide a balance device for an engine that can be used.
[0007]
A second object of the present invention is to provide an engine balancing device that can increase the bearing rigidity between the balancer shaft and the pump shaft without increasing the weight.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the invention of claim 1 is characterized in that an oil strainer (25), an oil pump (42), and a housing (14U / 14L) in which a balancer shaft (13L / 13R) is rotatably received. In an engine balancing device (4) provided with a suction passage (tubular passage 26) for connecting the two, two balancer shafts are provided in parallel in the housing, and one balancer shaft ( A relief valve receiving portion (valve chamber 53) and an oil pump receiving portion (pump chamber 43) for adjusting the discharge pressure of the oil pump are provided on the right balancer shaft 13R side, and the other balancer shaft (left balancer shaft 13L) in the housing is provided. ) Side wall is provided with a suction passage (tubular passage 26) .
[0009]
In this way, the receiving portion of the relief valve and the receiving portion of the oil pump can be centrally arranged on one balancer shaft side, and mutual interference between the suction passage and the relief valve can be avoided . The oil passage configuration can be simplified without impairing the mounting property, and can contribute to the compactness of the entire apparatus.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, the receiving portion (valve chamber 53) of the relief valve (45) for adjusting the discharge pressure of the oil pump is provided at a portion extending from the bearing wall (23b) supporting the balancer shaft in the housing. It is characterized by being integrally provided at a position avoiding the extended line of the suction passage .
[0011]
If it does in this way, the receiving part of a relief valve can be utilized as a reinforcement member of a bearing wall.
[0012]
Furthermore , in addition to the above, the invention of claim 3 is provided with a receiving portion of the relief valve between the bearing wall of the balancer shaft and the bearing wall (front end wall 43w) of the oil pump. The bearing walls were connected.
[0013]
In this way , the relief valve can be arranged in a compact manner using the space between the bearing wall of the balancer shaft and the bearing wall of the oil pump, and the bearing wall of the balancer shaft using the receiving portion of the relief valve. And the rigidity of the bearing wall of the oil pump can be enhanced.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0015]
1 and 2 show a mounting portion of a balance device in a reciprocating piston engine to which the present invention is applied. The engine E is an in-line four-cylinder engine in which the crankshaft 1 extends in the horizontal direction, and includes a cylinder block 2, a lower block 3, a balancing device 4, and an oil pan 5. The cylinder axis is inclined with respect to the orthogonal direction and mounted on the vehicle body.
[0016]
The balancing device 4 is for reducing the secondary vibration of the engine E caused by the reciprocating motion of the piston. The balancing device 4 is attached to the oil pan 5 by through bolts B1 inserted into the left and right side ends from below. The inner block is fastened to the lower surface of the lower block 3 (below the crankshaft 1). The balancing device 4 includes a large sprocket 7 fixed to the back side of the crank pulley 6 at the front end of the crankshaft 1 (hereinafter referred to as the crank pulley side), and the left side (hereinafter, the left and right direction toward the crank pulley). And a small sprocket 8 fixed to the front end of a balancer shaft (to be described in detail later) and a link chain 9 spanned between the large and small sprockets 6 and 7. The crankshaft 1 is driven to rotate by the rotational force of the crankshaft 1.
[0017]
The balancing device 4 includes a pair of left and right balancer shafts 13L and 13R having substantially the same shape, and the center of both balancer shafts 13L and 13R so as to support and accommodate these two balancer shafts 13L and 13R in parallel with each other. 14U, and an upper housing 14U and a lower housing 14L which are divided into two vertically along a plane passing therethrough.
[0018]
Both the balancer shafts 13L and 13R are linked to each other by a helical gear 15 (only one of which is shown) integrally coupled to the balancer shafts 13L and 13R. Here, as described above, the driving force of the crankshaft 1 is transmitted to the left balancer shaft 13L via the large sprocket 7, the small sprocket 8, and the link chain 9, and thus the rotational speed twice that of the crankshaft 1 is achieved. Thus, the left balancer shaft 13L is rotationally driven in the same direction as the crankshaft 1. The right balancer shaft 13R is rotationally driven in the opposite direction by the meshing of the helical gears 15.
[0019]
On both balancer shafts 13L and 13R, first and second journal portions 16a and 16b having a relatively small diameter are disposed in front of the helical gear 15, and third and fourth journal portions 16c and 16d having relatively large diameters are disposed at the rear thereof. Each is integrally formed. In addition, a counterweight part 17 is integrally formed at the rear part of each balancer shaft 13L and 13R, the position of the center of gravity being biased radially outward from the center of rotation, and being divided into two front and rear parts with the third journal part 16c interposed therebetween. Has been.
[0020]
Flange portions 18 having an enlarged diameter are formed at opposing ends of the front / rear counterweight portion 17 across the third journal portion 16c. Thrust receiving surfaces 19 are formed on the opposing end surfaces of the flange portions 18.
[0021]
The shaft portion 20 of the counterweight portion 17 has a relatively small diameter in order to obtain the expected equivalent rotational mass while making the counterweight portion 17 as small as possible. In order to compensate for the decrease in rigidity due to the reduced diameter, it is provided between the mounting portion of the helical gear 15 and the flange portion 18 provided on the front side of the third journal portion 16c and on the rear side of the third journal portion 16c. A rib 21 that connects the flange portion 18 and the fourth journal portion 16d in the axial direction is provided on a portion of the two shaft portions 20 that extends over the entire length on the opposite weight side. These ribs 21 are tapered so that the height dimension is reduced toward the center in the axial direction of each counterweight portion 17 in order to minimize the increase in weight due to the provision of the ribs 21 and to optimize the stress distribution. It is made into a shape.
[0022]
On the other hand, the journal portions 16a to 16d of both the balancer shafts 13L and 13R are supported by two divided first to fourth bearing holes 22a to 22d formed by joining the upper and lower housings 14U and 14L to each other. Is done.
[0023]
The journal portions 16a to 16d of the balancer shafts 13L and 13R are respectively placed on the half of the bearing holes 22a to 22d on the side of the lower housing 14L, and in this state, the upper housing 14U side of the bearing holes 22a to 22d is placed. The upper and lower housings 14U and 14L are joined to each other by aligning the halved portion of the upper and lower housings 14a to 16d with the journal portions 16a to 16d of the balancer shafts 13L and 13R. It will be rotatably accommodated in 14L. The thrust receiving surface 19 contacts the front and rear end surfaces of the bearing wall 23c in which the third bearing hole 22c is formed to receive the thrust force.
[0024]
As shown in FIG. 3, the upper and lower housings 14U and 14L are each provided with a plurality of bolts B2 inserted from above at appropriate positions, and third and fourth bearing holes 22c and 22d. It is fastened with three bolts B3 that pass through the walls 23c and 23d and are inserted from below. In particular, the parts of the bearing walls 23c and 23d on which radial acceleration due to the rotation of the counterweight portion 17 acts are loosened. It is considered that it becomes difficult to occur.
[0025]
A pump cover 24 for bolting a trochoid oil pump (detailed later) for pumping oil to various parts of the engine is bolted to the front end surface of the lower housing 14L. This oil pump is provided at the shaft end of the right balancer shaft 13R. When the right balancer shaft 13R rotates, the oil pump is installed on one side wall of the lower housing 14L from an oil strainer 25 attached to the bottom wall of the lower housing 14L. The oil in the oil pan 5 is sucked through the tubular passage 26 on the upstream side of the suction passage and is pumped to various parts of the engine.
[0026]
The mounting boss 28 of the strainer cover 27 that holds the oil strainer 25 is integrally formed on the lower side of the two balancer shafts in the lower housing 14L, that is, on the lower position of the left balancer shaft 13L. The mounting boss 28 has a substantially cylindrical shape, and the bolt provided between the two balancer shafts 13L and 13R of the bolt B3 for fastening the upper housing 14U and the lower housing 14L to each other and the lower side thereof. The center of the left balancer shaft 13L is arranged between the bolts provided on the outer side of the left balancer shaft 13L, and the bearing wall 23c provided with a half portion of the third bearing hole 22c in the middle portion in the front-rear direction of the lower housing 14L The outer periphery is connected. This enhances the rigidity of the bearing wall 23c that fastens the upper housing 14U and the lower housing 14L. Further, the tubular passage 26 integrally formed on one side wall of the lower housing 14 </ b> L reaches the end of the joint surface of the pump plate 24.
[0027]
A fastening boss 30 for inserting a fastening bolt B1 with respect to the lower block 3 is provided at a position adjacent to the side of the end portion of the tubular passage 26, which contributes to increasing the fastening rigidity of the balancing device 4 with respect to the lower block 3. is doing.
[0028]
As described above, the oil strainer 25 is mounted directly below the left balancer shaft 13L on the lower side of the two balancer shafts on the bottom wall of the lower housing 14L, and is close to the vertical plane passing through the center of the crankshaft 1. The center of the engine E is located directly below the center of gravity of the engine E. In this way, the suction port 29 of the strainer cover 27 is positioned at a position where the oil level fluctuation is smallest in the lowermost bottom portion of the oil pan 5 without greatly extending the strainer mounting boss 28 downward. Therefore, even if the oil level fluctuates due to longitudinal acceleration or centrifugal force during traveling, the oil suction does not deteriorate.
[0029]
As shown in FIGS. 4 and 5, the joint surface of the lower housing 14 </ b> L with the above-described pump cover 24 has a suction passage 41 opened at the downstream end of the tubular passage 26 that is an outlet portion from the oil strainer 25. A pump chamber 43 for receiving the oil pump 42, a discharge passage 44 connected to an oil supply passage (not shown) provided in the lower block 3, and a relief passage branched from the discharge passage 44 to the relief valve 45 46 and a return passage 47 that recirculates excess pressure from the relief valve 45 to the suction passage 41 is formed.
[0030]
The oil pump 42 is a known trochoid pump including an outer rotor 48 rotatably received in the pump chamber 43 and an inner rotor 50 connected to the front end of the right balancer shaft 13R via a coupling 49. 51 is supported by a pump bearing hole 52 provided in the wall 43 w of the pump chamber 43.
[0031]
As shown in FIG. 6, a valve chamber 53 having a cylindrical hole for receiving the relief valve 45 is provided at the bottom of the front end portion of the lower housing 14 </ b> L. The relief valve 45 is a known plunger valve, is slidably fitted into a valve chamber 53 drilled by a drill, and is constantly urged by a coil spring 54 in the valve closing direction. And the discharge pressure of the oil pump 42 is introduced into the right end.
[0032]
As described above, on the right balancer shaft 13R side of the two balancer shafts in the lower housing, the downstream portion of the suction passage 41 and the valve chamber 53 serving as the receiving portion of the relief valve 45 are provided, and the right balancer shaft Since the pump chamber 43, which is the receiving portion of the oil pump, is provided on the axis of 13R, these are centrally arranged on one balancer shaft side, so that the oil passage configuration can be simplified and the entire apparatus can be made compact. Can contribute.
[0033]
When the oil pump 42 rotates together with the right balancer shaft 16R, the oil that flows into the suction passage 41 through the oil strainer 25 and the tubular passage 26 is pressurized by the oil pump 42 and discharged to the discharge passage 44. And it is pumped to the oil supply path in the lower block 3 from the discharge port 55 opened on the upper surface of the pump cover 24, and is supplied to each part of the engine.
[0034]
At this time, the oil branched from the discharge passage 44 and flowing into the relief passage 46 applies hydraulic pressure to the right end of the relief valve 45. When this hydraulic pressure exceeds the pressing force of the coil spring 54 energizing the relief valve 45, the relief valve 45 moves in the valve opening direction and is connected to an appropriate position in the valve chamber 53 (see FIG. 7). ) Oil flows back from the return passage 47 to the suction passage 41, and the discharge pressure is kept within a certain range.
[0035]
As shown in FIGS. 3 and 4, the valve chamber 53 that has received the relief valve 45 is an oil that is perpendicular to the axis of the tubular passage 26 extending from the oil strainer 25 and offset downward, that is, oil in the suction passage. It is provided at a position avoiding the extension line of the exit portion from the strainer 25 so as not to interfere with the tubular passage 26. As a result, the oil passage configuration can be simplified without impairing the mountability of the relief valve 45, and it contributes to the compactness of the entire apparatus.
[0036]
The valve chamber 53 that has received the relief valve 45 is a second chamber that supports the front end wall 43w of the lower housing 14L in which the bearing holes 32 of the pump chamber 43 and the pump shaft 51 are formed, and the journal portion 16b of the front end of the right balancer shaft 13R. The bearing wall 23b is connected to both the front end wall 43w and the second bearing wall 23b. As a result, the relief valve 45 can be arranged in a compact manner by utilizing the space between the front end wall 43w and the second bearing wall 23b, and the valve chamber 53 can be used as a reinforcing member for the second bearing wall 23b and the pump. It can be used as a reinforcing member for the chamber 43 and the bearing hole 32 of the pump shaft 51.
[0037]
In addition, if the oil supply path 56 to the chain tensioner etc. which was attached to the pump cover is provided in the position enclosed by the valve chamber 53 as a receiving part of the pump chamber 43, the relief passage 46, and the relief valve 45, for example, An oil supply passage to other members can be formed without effectively increasing the size of the housing by effectively utilizing the dead space.
[0038]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the first aspect of the present invention, the two balancer shafts are provided in parallel and the relief valve receiving portion for adjusting the discharge pressure of the oil pump on the one balancer shaft side of the housing and the oil pump Since the receiving portion is provided and the suction passage is provided on the side wall on the other balancer shaft side of the housing, the relief valve and the oil pump are collectively arranged on the one balancer shaft side, and the suction passage and the relief valve are arranged. Therefore , the oil passage configuration can be simplified without impairing the mounting performance of the relief valve, and a great effect can be achieved in promoting downsizing of the entire apparatus.
[0039]
According to the second aspect of the present invention, since the relief valve receiving portion is provided in a portion extending from the bearing wall that supports the balancer shaft, the relief valve receiving portion is used as a reinforcing member for the bearing wall. This is effective in increasing the support rigidity of the balancer shaft.
[0040]
Further , according to the invention of claim 3, in addition to the above, the receiving portion of the relief valve is provided between the bearing wall of the balancer shaft and the bearing wall of the oil pump, and both the bearing walls are provided at the receiving portion of the relief valve. Since it is connected, the relief valve can be compactly arranged using the space between the bearing wall of the balancer shaft and the bearing wall of the oil pump, and the bearing of the balancer shaft using the receiving part of the relief valve This is effective in increasing the rigidity between the wall and the bearing wall of the oil pump .
[0041]
In other words, according to the present invention, the relief valve can be integrally incorporated without increasing the size of the apparatus or complicating the oil passage configuration, and the bearing rigidity between the balancer shaft and the pump shaft can be increased without increasing the weight. It is possible to provide a great effect in providing a balance device for an engine that can be used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view showing a part of a main part of an engine to which the present invention is applied. FIG. 2 is a partial side sectional view taken along line II-II in FIG. FIG. 4 is a bottom view of the lower housing of the apparatus. FIG. 5 is a front view of the lower housing of the balancing apparatus. FIG. 5 is a partial sectional view taken along line VV in FIG. FIG. 7 is a partial cross-sectional view taken along line VII-VII in FIG. 6.
4 Balancer 13L / 13R Balancer shaft 14U Upper housing 14L Lower housing 23b Bearing wall 25 Oil strainer 26 Tubular passage 42 Oil pump 43 Pump chamber 43w Front end wall 45 Relief valve 53 Valve chamber

Claims (3)

バランサシャフトを回転自在に受容したハウジングに、オイルストレーナとオイルポンプとの間を連結する吸入通路を設けてなるエンジン用つり合い装置であって、
前記ハウジング内には、2本のバランサシャフトが平行に設けられており、
前記ハウジングにおける一方のバランサシャフト側に前記オイルポンプの吐出圧を調整するリリーフバルブの受容部及び前記オイルポンプの受容部を設け、
前記ハウジングにおける他方のバランサシャフト側の側壁に前記吸入通路を設けたことを特徴とするエンジン用つり合い装置。
A balance device for an engine comprising a housing that rotatably receives a balancer shaft and a suction passage that connects an oil strainer and an oil pump.
In the housing, two balancer shafts are provided in parallel,
A relief valve receiving portion for adjusting a discharge pressure of the oil pump and a receiving portion of the oil pump are provided on one balancer shaft side in the housing,
An engine balancing device , wherein the suction passage is provided in a side wall on the other balancer shaft side of the housing .
バランサシャフトを回転自在に受容したハウジングに、オイルストレーナとオイルポンプとの間を連結する吸入通路を設けてなるエンジン用つり合い装置であって、
前記オイルポンプの吐出圧を調整するリリーフバルブの受容部を、前記ハウジングにおける前記バランサシャフトを支持する軸受壁から延出された部分の前記吸入通路の延長線上を避けた位置に一体に設けたことを特徴とするエンジン用つり合い装置。
A balance device for an engine comprising a housing that rotatably receives a balancer shaft and a suction passage that connects an oil strainer and an oil pump.
The relief valve receiving portion for adjusting the discharge pressure of the oil pump is integrally provided at a position where the portion extending from the bearing wall supporting the balancer shaft in the housing avoids the extension line of the suction passage. An engine balance device characterized by
前記リリーフバルブの受容部を、前記バランサシャフトの軸受壁と前記オイルポンプの軸受壁との間に設け、前記リリーフバルブの受容部でこれら両軸受壁を連結したことを特徴とする請求項に記載のエンジン用つり合い装置。The receiving portion of the relief valve, provided between the bearing wall and the bearing wall of the oil pump of the balancer shaft, to claim 2, characterized in that the concatenation of these two bearing wall receiving portion of the relief valve The engine balancing device as described.
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