JP3899217B2 - ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などの移動体に配索されるワイヤハーネスとワイヤハーネスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体としての自動車は、搭載される種々のランプや種々のモータなどの電子機器にバッテリなどの電源から電力を供給するためにワイヤハーネスが配索されている。従来から用いられてきたワイヤハーネスは、複数の電線と、これらの電線それぞれの端部に取り付けられた複数の端子と、前記端子を収容するコネクタハウジングと、接合部とを備えている。なお、前記電線は、芯線と被覆部とを備えたいわゆる被覆電線となっている。
【0003】
前記接合部は、前記電線のうち一つの電線と他の一つの電線とを互いに電気的に接続している。前記接合部は、前記一つの電線の芯線と前記他の一つの電線の芯線とを互いに機械的に直接、接続している。
【0004】
前記接合部は、例えば、前記一つの電線の芯線の端部と前記他の一つの電線の芯線の中央部とが互いに接続されたり、前記一つの電線の芯線の端部と前記他の電線の芯線の端部とが互いに接続されたりして形成されている。なお、前記接合部は、前記芯線同士がジョイント端子などによってかしめられて圧着されたり、抵抗溶接機によって互いに熱圧着されたりして得られる。
【0005】
前述した構成のワイヤハーネスを製造する際には、まず、例えば、特開平10−154568号公報などに示された圧接機や特開平9−115639号公報などに示された圧着機を用いて電線の端部それぞれに端子を圧着または圧接して取り付けていた。
【0006】
そして、特開平10−112229号公報などに示されたジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いて前記接合部を形成してきた。さらに、前記特開平10−112229号公報などに示された挿入装置などを用いて、前記端子をコネクタハウジングの端子収容室内に挿入して、前記従来のワイヤハーネスを製造してきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のワイヤハーネスは、前記接合部を形成する際に、前記圧着機や圧接機から前述したジョイント圧着機や抵抗溶接機などに一旦搬送する必要が生じ、製造する際の自動化を妨げる要因となっていた。
【0008】
即ち、前記ジョイント圧着機や抵抗溶接機などへワイヤハーネスを搬送したり、これらのジョイント圧着機や抵抗溶接機から前述した挿入装置へ前記ワイヤハーネスを搬送する手間が生じて、製造にかかる所要時間が長時間化する傾向となっていた。
【0009】
さらに、前述したジョイント圧着機や抵抗溶接機では、互いに圧着または熱圧着する電線同士を所定の位置に位置決めする必要があるなどの、接合部自体を形成する際にかかる手間が増加する傾向となっていた。このため、前記従来のワイヤハーネスは製造にかかる所要時間がより一層長時間化して、生産効率が低下する傾向となっていた。
【0010】
したがって、本発明の目的は、生産効率の低下を抑制できるワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、複数の電線とこれらの電線の一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、前記複数の電線のうち少なくとも一部の電線の端部に取り付けられた圧接端子と前記圧接端子を保持する絶縁体とを有するサブハーネスを複数備え、前記絶縁体を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備えているとともに、前記接合部は、前記絶縁体を互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項2に記載の本発明のワイヤハーネスは、複数の電線とこれらの電線のうち一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、前記複数の電線のうち一部の電線の両端部に取り付けられた第1の圧接端子と前記第1の圧接端子を保持する第1の絶縁体とを有した第1のサブハーネスと、前記複数の電線のうち他の一部の電線の一端部に取り付けられた第2の圧接端子と前記他の一部の電線の他端部に取り付けられた圧着端子と前記圧着端子を収容するコネクタハウジングと前記第2の圧接端子を保持する第2の絶縁体とを有した第2のサブハーネスと、をそれぞれ複数備え、前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備え、前記接合部は、前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴としている。
【0013】
請求項3に記載の本発明のワイヤハーネスは、複数の電線とこれらの電線のうち一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、前記複数の電線のうち一部の電線の両端部に取り付けられた第1の圧接端子と前記第1の圧接端子を保持する第1の絶縁体とを有した第1のサブハーネスを複数備え、前記第1の絶縁体同士を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備え、前記接合部は、前記第1の絶縁体同士を互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴としている。
【0014】
請求項4に記載の本発明のワイヤハーネスは、複数の電線とこれらの電線のうち一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、前記複数の電線のうち一部の電線の一端部に取り付けられた第2の圧接端子と前記他の一部の電線の他端部に取り付けられた圧着端子と前記圧着端子を収容するコネクタハウジングと前記第2の圧接端子を保持する第2の絶縁体とを有した第2のサブハーネスを複数備え、前記第2の絶縁体同士を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備え、前記接合部は、前記第2の絶縁体同士を互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴としている。
【0015】
請求項5に記載の本発明のワイヤハーネスの製造方法は、複数の第1の電線とこれら第1の電線それぞれの両端部に取り付けられた第1の圧接端子と前記第1の圧接端子を保持する第1の絶縁体とを有した第1のサブハーネスと、複数の第2の電線とこれら第2の電線それぞれの一端部に取り付けられた第2の圧接端子と前記第2の電線の他端部に取り付けられた圧着端子と前記圧着端子を収容するコネクタハウジングと前記第2の圧接端子を保持する第2の絶縁体とを有した第2のサブハーネスと、をそれぞれ複数備え、かつ前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備えたワイヤハーネスの製造方法において、前記第1のサブハーネスを組み立てる第1のサブハーネス組立工程と、前記第2のサブハーネスを組み立てる第2のサブハーネス組立工程と、前記第1及び第2のサブハーネス組立工程で得られた第1及び第2のサブハーネスの前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに積層しかつ前記接続手段によって互いに異なる絶縁体に保持された前記圧接端子を互いに接続するワイヤハーネス組立工程と、を含んだことを特徴としている。
【0016】
請求項6に記載の本発明のワイヤハーネスの製造方法は、請求項5に記載のワイヤハーネスの製造方法において、前記第1のサブハーネス組立工程は、前記第1の圧接端子を前記第1の絶縁体に保持される第1の工程と、長尺電線を所定の長さに切断して前記第1の電線を得る第2の工程と、前記第1の電線の両端部と前記第1の圧接端子とを互いに圧接する第3の工程と、を含んだことを特徴としている。
【0017】
請求項7に記載の本発明のワイヤハーネスの製造方法は、請求項5または請求項6に記載のワイヤハーネスの製造方法において、前記第2のサブハーネス組立工程は、前記第2の圧接端子を前記第2の絶縁体に保持される第4の工程と、長尺電線を所定の長さに切断して前記第2の電線を得る第5の工程と、前記第2の電線の他端部と前記圧着端子とを互いに圧着する第6の工程と、前記第2の電線の一端部と前記第2の圧接端子とを互いに圧接する第7の工程と、前記圧着端子を前記コネクタハウジングの端子収容室内に挿入する第8の工程と、を含んだことを特徴としている。
【0018】
請求項8に記載の本発明のワイヤハーネスの製造方法は、請求項5ないし請求項7のうちいずれか一項に記載のワイヤハーネスの製造方法において、前記ワイヤハーネス組立工程は、前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに間隔を存して並べる第9の工程と、互いに並べられた前記絶縁体を互いに近づけて積層しかつ前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する第10の工程と、を含んだことを特徴としている。
【0019】
請求項1に記載された本発明によれば、絶縁体を互いに積層しかつ接続手段が互いに積層されかつ異なる絶縁体に保持された圧接端子同士を互いに接続することによって接合部が形成される。このため、電線同士を機械的に直接、接続することなく接合部を得ることができる。
【0020】
請求項2に記載された本発明によれば、第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに積層しかつ接続手段が互いに積層されかつ異なる絶縁体に保持された圧接端子同士を互いに接続することによって接合部が形成される。このため、電線同士を機械的に直接、接続することなく接合部を得ることができる。
【0021】
請求項3に記載された本発明によれば、第1の絶縁体同士を互いに積層しかつ接続手段が互いに積層されかつ異なる絶縁体に保持された圧接端子同士を互いに接続することによって接合部が形成される。このため、電線同士を機械的に直接、接続することなく接合部を得ることができる。
【0022】
請求項4に記載された本発明によれば、第2の絶縁体同士を互いに積層しかつ接続手段が互いに積層されかつ異なる絶縁体に保持された圧接端子同士を互いに接続することによって接合部が形成される。このため、電線同士を機械的に直接、接続することなく接合部を得ることができる。
【0023】
請求項5に記載された本発明によれば、前記ワイヤハーネス組立工程において、第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに積層することなどによって、前記電線同士を互いに電気的に接続するいわゆる接合部が形成される。このため、電線同士を機械的に直接、接続することなく接合部を得ることができる。
【0024】
また、第1のサブハーネス組立工程と第2のサブハーネス組立工程とのそれぞれにおいても、電線同士を機械的に直接、接続することがない。
【0025】
請求項6に記載された本発明によれば、第3の工程において、第2の工程で得られた第1の電線の両端部と、第1の工程で第1の絶縁体の保持された第1の圧接端子と、を互いに圧接して第1のサブハーネスを得る。このため、第1のサブハーネスを得るために第1の電線同士を機械的に直接、接続することがない。
【0026】
請求項7に記載された本発明によれば、第7の工程において、第5の工程で得られた第2の電線の一端部と、第4の工程で第2の絶縁体に保持された第2の圧接端子と、を互いに圧接する。そして、第6の工程で第2の電線の他端部と圧着された圧着端子を、第8の工程においてコネクタハウジングの端子収容室内に挿入して第2のサブハーネスを得る。このため、第2のサブハーネスを得るために第2の電線同士を機械的に直接、接続することがない。
【0027】
請求項8に記載された本発明によれば、第10の工程において互いに積層された絶縁体の圧接端子を互いに接続して、ワイヤハーネスを得る。このように絶縁体を互いに積層することなどによって、前記電線同士を互いに電気的に接続する。このため、前記電線同士を互いに機械的に直接、接続することなく接合部を得ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネス1を図1ないし図20を参照して説明する。図1に示されたワイヤハーネス1は、移動体としての自動車などに配索されて、前記自動車に搭載される種々のランプや種々のモータなどの電子機器にバッテリなどの電源から供給される電力を供給する。
【0029】
ワイヤハーネス1は、図1に示すように、多数即ち複数の電線4と、圧接コネクタ5と、圧接配線盤6と、コネクタ8と、外装部品としてのプロテクタ7などを備えている。電線4は、それぞれ、導体などからなる芯線と、この芯線を覆う絶縁材料などからなる被覆部と、を備えたいわゆる被覆電線となっている。プロテクタ7は、電線4の適宜箇所に取り付けられている。
【0030】
ワイヤハーネス1は、図16から図18に示すサブハーネスとしての圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cのうち少なくとも一つを複数備えているか、または、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cの中から任意に選択されるものを二つ以上を備えている。
【0031】
即ち、ワイヤハーネス1は、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cのうち一種類を複数備えていても良く、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cのうち二種類をそれぞれ一つ以上備えていても良く、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cそれぞれを一つ以上備えていても良い。
【0032】
また、ワイヤハーネス1は、図19及び図20に示すサブハーネスとしての圧接―圧着サブハーネス20a,20bのうち少なくとも一方を複数備えているか、または、圧接―圧着サブハーネス20a,20bをそれぞれ一つ以上備えている。さらに、ワイヤハーネス1は、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cと、圧接―圧着サブハーネス20a,20bとのうち一方を複数備えていても良い。
【0033】
ワイヤハーネス1は、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cと、圧接―圧着サブハーネス20a,20bなどが後述するように互いに組み付けられて、得られる。なお、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cは本明細書に記した第1のサブハーネスをなしており、圧接―圧着サブハーネス20a,20bは本明細書に記した第2のサブハーネスをなしている。
【0034】
図16に示す圧接―圧接サブハーネス10aは、互いに並設された複数の電線4(以下圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cのものを電線4aと示す)と、図2から図4などに示す圧接端子としてのJC用圧接端子30(以下圧接―圧接サブハーネス10a,10bのものをJC用圧接端子30aと示す)と、図5から図10などに示す絶縁体としての圧接ハウジング40(以下圧接―圧接サブハーネス10a,10bのものを圧接ハウジング40aと示す)と、を備えている。
【0035】
JC用圧接端子30aは、複数の電線4aの両端部に圧接されて取り付けられている。JC用圧接端子30aは、圧接ハウジング40aの後述する端子収容溝41内に収容されている。
【0036】
図17に示す圧接―圧接サブハーネス10bは、互いに並設された複数の電線4aと、JC用圧接端子30aと、圧接ハウジング40aと、図11などに示す圧接端子としてのJB用圧接端子50(以下圧接―圧接サブハーネス10b,10cのものをJB用圧接端子50aと示す)と、図13から図15などに示す絶縁体としての圧接プレート60(以下圧接―圧接サブハーネス10b,10cのものを圧接プレート60aと示す)と、を備えている。
【0037】
JC用圧接端子30aは、それぞれ、複数の電線4aの一端部に圧接されて取り付けられている。JC用圧接端子30aは、それぞれ、圧接ハウジング40aの端子収容溝41内に収容されている。JB用圧接端子50aは、それぞれ、複数の電線4aの他端部に圧接されて取り付けられている。JB用圧接端子50aは、圧接プレート60aの後述する電線収容溝61内に収容されている。
【0038】
図18に示す圧接―圧接サブハーネス10cは、互いに並設された複数の電線4aと、JB用圧接端子50aと、圧接プレート60aと、を備えている。JB用圧接端子50aは、それぞれ、複数の電線4aの両端部に圧接されて取り付けられている。JB用圧接端子50aは、圧接プレート60aの電線収容溝61内に収容されている。
【0039】
なお、図16ないし図18に示した例では、電線4aの両端部に圧接ハウジング40aと圧接プレート60aとのうち一方がそれぞれ一つずつ取り付けられた格好となっている。しかし、本発明のワイヤハーネス1の圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cは、前記電線4aの両端部に圧接ハウジング40aと圧接プレート60aとのうち少なくとも一方をそれぞれ複数ずつ取り付けても良いことは勿論である。
【0040】
前記圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを構成する電線4aは、本明細書に記した第1の電線をなしている。また、前記電線4aは、本明細書に記した一部の電線に相当する。前記圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを構成するJC用圧接端子30aとJB用圧接端子50aとは、それぞれ、本明細書に記した第1の圧接端子をなしている。前記圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを構成する圧接ハウジング40aと圧接プレート60aとは、本明細書に記した第1の絶縁体をなしている。
【0041】
図19に示す圧接―圧着サブハーネス20aは、互いに並設された複数の電線4(以下圧接―圧着サブハーネス20a,20bのものを電線4bと示す)と、圧接端子としてのJC用圧接端子30(以下圧接―圧着サブハーネス20aのものをJC用圧接端子30bと示す)と、絶縁体としての圧接ハウジング40(以下圧接―圧着サブハーネス20aのものを圧接ハウジング40bと示す)と、圧着端子90と、コネクタハウジング100と、を備えている。
【0042】
JC用圧接端子30bは、複数の電線4bの一端部に圧接されて取り付けられている。JC用圧接端子30bは、圧接ハウジング40bの端子収容溝41内に収容されている。圧着端子90は、導電性の板金などが折り曲げられて形成されている。圧着端子90は、複数の電線4bの他端部に圧着されて取り付けられている。
【0043】
コネクタハウジング100は、絶縁性の合成樹脂などからなりかつ箱状に形成されている。コネクタハウジング100は、圧着端子90を収容可能な端子収容室101を複数備えている。コネクタハウジング100は、端子収容室101内に電線4bの他端部が圧着された圧着端子90を収容している。コネクタハウジング100と、端子収容室101内に収容した圧着端子90とでコネクタ8を構成している。
【0044】
図20に示す圧接―圧着サブハーネス20bは、互いに並設された複数の電線4bと、圧接端子としてのJB用圧接端子50(以下圧接―圧着サブハーネス20bのものをJB用圧接端子50bと示す)と、絶縁体としての圧接プレート60(以下圧接―圧着サブハーネス20bのものを圧接プレート60bと示す)と、圧着端子90と、コネクタハウジング100と、を備えている。
【0045】
JB用圧接端子50bは、複数の電線4bの一端部に圧接されて取り付けられている。JB用圧接端子50bは、圧接プレート60bの電線収容溝61内に収容されている。圧着端子90とコネクタハウジング100とは、圧接―圧着サブハーネス20aのものと同等の構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
【0046】
なお、図19及び図20に示した例では、電線4bの一端部に圧接ハウジング40aと圧接プレート60aとのうち一方が一つ取り付けられ、かつ他端部に二つのコネクタ8が取り付けられた格好となっている。
【0047】
しかし、本発明のワイヤハーネス1の圧接―圧着サブハーネス20a,20bは、前記電線4bの一端部に圧接ハウジング40aと圧接プレート60aとのうち少なくとも一方を複数取り付けても良く、前記電線4bの他端部に一つまたは三つ以上のコネクタ8を取り付けても良いことは勿論である。
【0048】
前記圧接―圧着サブハーネス20a,20bを構成する電線4bは、本明細書に記した第2の電線をなしている。また、前記電線4bは、本明細書に記した他の一部の電線に相当する。前記圧接―圧着サブハーネス20a,20bを構成するJC用圧接端子30bとJB用圧接端子50bとは、本明細書に記した第2の圧接端子をなしている。前記圧接―圧着サブハーネス20a,20bを構成する圧接ハウジング40bと圧接プレート60bとは、本明細書に記した第2の絶縁体をなしている。
【0049】
JC用圧接端子30a,30bは互いに同一を構成であるので、以下JC用圧接端子30aを代表して説明する。JC用圧接端子30aは、導電性の板金などを折り曲げるなどして形成されている。JC用圧接端子30aは、図2及び図3などに示すように、電線4aが載置される平坦な底壁35と、電線接続部31と、電気接触部32とを備えている。
【0050】
電線接続部31は、互いに対向する一対の折曲げ片33と、それぞれ互いに対向する三対の圧入刃34a,34b,34cとを備えている。折曲げ片33及び圧入刃34a,34b,34cは、それぞれ、底壁35に対し立設している。
【0051】
折曲げ片33は、折り曲げられることにより底壁35に載置された電線4aを保持する。圧入刃34a,34b,34cは、それぞれ、互いの間に電線4aを圧入することにより、電線4aの被覆部を切り込んで芯線に接触して、前記電線4aとの間の電気的な接続を確保する。即ち、電線4aと圧接する。
【0052】
電気接触部32は、底壁35に開口した開口孔36(図3に示す)と、底壁35から立設可能な接続手段としての接触片37と、を備えている。接触片37は、折り曲げられることによって、前記底壁35に対し立設した状態と、図2中の二点鎖線で示すように底壁35と平行な状態と、に亘って変位自在となっている。
【0053】
なお、接触片37は、折り曲げられて一旦底壁35に対し立設した状態にされるとこの状態を維持し、底壁35に平行な状態にされるとこの状態を維持する。開口孔36には、図3に示すように、底壁35の端部と接触片37とを圧接するための接触ばね片38が設けられている。
【0054】
前述した構成のJC用圧接端子30aは、底壁35が互いに平行でかつ間隔存した状態で積み重ねられる。そして、電気接触部32は、図3中下方に位置するJC用圧接端子30aの接触片37が図3中上方に位置するJC用圧接端子30aの開口孔36内に挿入されることによって、互いに積み重ねられたJC用圧接端子30aを互いに電気的に接続する。
【0055】
このとき、下方に位置するJC用圧接端子30aの接触片37は、上方に位置するJC用圧接端子30aの底壁35の端部と接触ばね片38とによって挟まれている。
【0056】
また、JC用圧接端子30aは、図6に示すように、圧接ハウジング40aの端子収容溝41内に圧入されるようになっている。JC用圧接端子30aは、端子収容溝41内に圧入されることで、圧接ハウジング40aに収容・保持される。
【0057】
なお、端子収容溝41内に収容される際に、JC用圧接端子30aは互いに並設される。互いに隣り合うJC用圧接端子30aを相互に電気的に接続する際には、図4に示すように、前記底壁35の電線接続部31寄りの端部を互いに連ねる接続片39を用いる。
【0058】
圧接ハウジング40a,40bは互いに同一を構成であるので、以下圧接ハウジング40aを代表して説明する。圧接ハウジング40aは、絶縁性の合成樹脂などからなり、図5から図10に示すように、矩形状のプレート本体42と、このプレート本体42から立設した複数の隔壁43と、複数の端子収容溝41と、を備えている。隔壁43は、互いに平行でかつ間隔を存した状態で配されている。互いに隣り合う隔壁43の相互の間は、端子収容溝41をなしている。
【0059】
圧接ハウジング40aは、それぞれ端子収容溝41内にJC用圧接端子30aを収容した状態(図7に示す)で、プレート本体42が互いに平行でかつ間隔を存した状態に積層されることによって、図10に示すように、前記圧接コネクタ5を構成する。このとき、図8に示すように、圧接ハウジング40aに収容・保持したJC用圧接端子30aに電線4aが圧接して取り付けている。そして、図9に示すように、電線4aを取り付けた状態の圧接ハウジング40aを互いに積み重ねる。
【0060】
また、前記圧接ハウジング40aは、互いに積層された際に互いを固定する係止部44と係止受け部45とをそれぞれ複数備えている。さらに、圧接ハウジング40aは、下方に位置するJC用圧接端子30aの接触片37の上方に位置するJC用圧接端子30aの開口孔36内への侵入を妨げない図示しない孔を複数備えている。
【0061】
JB用圧接端子50a,50bは互いに同一を構成であるので、以下JB用圧接端子50aを代表して説明する。JB用圧接端子50aは、導電性の板金などを折り曲げるなどして形成されている。JB用圧接端子50aは、図11などに示すように、電線4aが載置される平坦な底壁55と、電線接続部51と、電気接触部52とを備えている。
【0062】
電気接触部51は、電線収容溝61内に収容される。電線接続部51は、ぞれぞれ互いに対向する二対の折曲げ片53a,53bと、それぞれ互いに対向する三対の圧入刃54a,54b,54cとを備えている。折曲げ片53a,53b及び圧入刃54a,54b,54cは、それぞれ、底壁55に対し立設している。
【0063】
折曲げ片53a,53bは、折り曲げられることにより底壁35に載置された電線4aを保持する。圧入刃54a,54b,54cは、それぞれ、互いの間に電線4aを圧入することにより、電線4aの被覆部を切り込んで芯線に接触して、前記電線4aとの間の電気的な接続を確保する。即ち、電線4aと圧接する。
【0064】
電気接触部52は、底壁55の幅方向に沿った一方の縁に連なった角筒状のバー接触部56を備えている。電気接触部52は、バー接触部56の筒孔が圧接プレート60aの後述する連通孔に連通するように配される。バー接触部56の筒孔内には、接続手段としての図12などに示す接続バー80が挿入される。バー接触部56の筒孔の縁部には、接続バー80と圧接するための接触ばね片57が設けられている。
【0065】
電気接触部52は、圧接プレート60aが互いに積層された際に、バー接触部56の筒孔内に接続バー80が挿入されることによって、互いに重なる圧接プレート60a同士を電気的に接続する。
【0066】
また、JB用圧接端子50aは、圧接プレート60aの電線収容溝61内に圧入されるようになっている。JB用圧接端子50aは、電線収容溝61内に圧入されることで、圧接プレート60aに収容・保持される。接続バー80は、導電性の金属などからなりかつ帯板状に形成されている。
【0067】
圧接プレート60a,60bは互いに同一を構成であるので、以下圧接プレート60aを代表して説明する。圧接プレート60aは、絶縁性の合成樹脂などからなり、図13から図15に示すように、矩形状のプレート本体62と、このプレート本体62から立設した複数の隔壁63と、複数の電線収容溝61と、複数の収容部64と、図示しない連通孔と、を備えている。
【0068】
隔壁63は、互いに平行でかつ間隔を存した状態で配されている。互いに隣り合う隔壁63の相互の間は、電線収容溝61をなしている。収容部64は、JB用圧接端子50aのバー接触部56を収容する。
【0069】
収容部64は、互いに隣り合う隔壁63の相互間の間隔を拡げるように、前記隔壁63から凹に形成されている。収容部64は、電線収容溝61の長手方向に沿って複数並設されている。連通孔は、収容部64それぞれに一つずつ設けられている。連通孔は、それぞれプレート本体62を貫通している。
【0070】
圧接プレート60aは、図13及び図14に示すように、それぞれ電線収容溝61及び収容部64内にJB用圧接端子50aを収容する。この状態で、プレート本体62が互いに平行でかつ間隔を存した状態に積層される。そして、圧接プレート60aは、所定の連通孔及びバー接触部56内に接続バー80が挿入されることによって、図15に示すように、前記圧接配線盤6を構成する。
【0071】
なお、このとき、JB用圧接端子50aそれぞれに電線4aが圧接して取り付けている。また、前記圧接プレート60aは、図示しない係止突起と係止受け孔66とをそれぞれ複数備えている。これらの係止突起と係止受け孔66とは互いに係止する。これらの係止突起と係止受け孔66とが互いに係止すると、圧接プレート60aが互いに固定される。
【0072】
前述した構成のワイヤハーネス1は、前記サブハーネス10a,10b,10c,20a,20bの圧接ハウジング40a,40bと圧接プレート60a,60bとを予め定められるパターンにしたがって、互いに積層して固定することによって、得られる。
【0073】
前記圧接ハウジング40a,40bを互いに積層して固定すると、接触片37が互いに異なる圧接ハウジング40a,40bに保持されたJC用圧接端子30a,30bを互いに電気的に接続する。
【0074】
圧接プレート60a,60bを互いに積層して固定すると、接続バー80が、互いに異なる圧接プレート60a,60bに収容されたJB用圧接端子50a,50bを互いに電気的に接続する。圧接端子50a,50bが互いに接続されると、これらの端子50a,50bが取り付けられた電線4a,4bも互いに電気的に接続される。
【0075】
このように、ワイヤハーネス1は、前記圧接ハウジング40a,40b及び圧接プレート60a,60bを互いに積層しかつ接触片37及び接続バー80が端子30a,30b,50a,50bを互いに接続することによって、前記電線4a,4b同士が接続される。即ち、圧接ハウジング40a,40b及び圧接プレート60a,60bを互いに積層することなどによって、電線4a,4bを互いに電気的に接続する接合部が形成される。
【0076】
次に、前述した構成のワイヤハーネス1を製造する工程を、図21ないし図27などを参照して説明する。ワイヤハーネス1を組み立てる際には、まず、図21中のステップS1に示す第1のサブハーネス組立工程で、前述した圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを組み立てるとともに、ステップS2で示す第2のサブハーネス組立工程で、前述した圧接―圧着サブハーネス20a,20bを組み立てる。
【0077】
第1のサブハーネス組立工程では、まず、図22中の第1の工程としてのステップS11で、JC圧接端子30aをそれぞれ圧接ハウジング40aの端子収容溝41に圧入する。さらに、JB用圧接端子50aをそれぞれ圧接プレート60aの電線収容溝61及び所定の収容部64内に圧入する。
【0078】
第2の工程としてのステップS12では、電線リールに巻き付けられた所定の種類の長尺電線を所定の長さに切断する。定尺電線としての前述した電線4aを得る。
【0079】
そして、このように得られた電線4aを図25(A)などに示すように、竿110の所定の電線クリップ111に打ち込んで保持させる。なお、前記竿110は、複数の電線クリップ111を備えている。電線クリップ111は、一方向に沿って互いに並設されている。電線クリップ111は、互いの間に電線4を挟み込むことのできる一対の狭持子112a,112bを備えている。
【0080】
その後、第3の工程としてのステップS13で、図25(B)に示すように、圧接ハウジング40aまたは圧接プレート60aに保持された圧接端子30a,50aに、予め定められるパターンにしたがって、ステップS12で得られた各電線4aの両端部を圧接して取り付ける。前述したステップS11からステップS13を経て、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを得る。
【0081】
第2のサブハーネス組立工程では、まず、図23中の第4の工程としてのステップS21で、JC圧接端子30bをそれぞれ圧接ハウジング40bの端子収容溝41に圧入する。さらに、JB用圧接端子50bをそれぞれ圧接プレート60bの電線収容溝61及び所定の収容部64内に圧入する。
【0082】
第5の工程としてのステップS22では、電線リールに巻き付けられた所定の種類の長尺電線を所定の長さに切断する。定尺電線としての前述した電線4bを得る。
【0083】
そして、このように得られた電線4bを図26(A)などに示すように、竿110の所定の電線クリップ111に打ち込んで保持させる。なお、この工程で用いる竿110も、前記第1のサブハーネス組立工程で用いるものと同等の構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
【0084】
第6の工程としてのステップS23で、図26(B)に示すように、竿110の電線クリップ111に保持された各電線4bの他端部それぞれに圧着端子90を圧着して取り付ける。
【0085】
その後、第7の工程としてのステップS24で、図26(C)に示すように、圧接ハウジング40bまたは圧接プレート60bに保持された圧接端子30b,50bに、予め定められるパターンにしたがって、竿110に保持された各電線4bの一端部を圧接して取り付ける。
【0086】
そして、第8の工程としてのステップ25で、図26(D)に示すように、ステップS23で圧着された圧着端子90をそれぞれ端子収容室101内に収容して、各電線4bの他端部にコネクタハウジング100を取り付ける。前述したステップS21からステップS25を経て、圧接―圧着サブハーネス20a,20bを得る。
【0087】
第1のサブハーネス組立工程で圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを組み立て、第2のサブハーネス組立工程で圧接―圧着サブハーネス20a,20bを組み立てたならば、図21中のステップS3で示すワイヤハーネス組立工程に進む。
【0088】
ワイヤハーネス組立工程では、まず、図27に示す布線ボード120に前述したサブハーネス10a,10b,10c,20a,20bを取り付ける。布線ボード120は、板状に形成されている、布線ボード120は、例えば、レールなどによって工場のフロア上を無端走行するようになっていたり、自律走行型の台車などに支持されて、前記工場のフロア上を予め定められるパターンに沿って走行するようになっている。
【0089】
布線ボード120の表面には、前記コネクタ8や、プロテクタ7などの外装部品や、電線4の配索パターンなどが描かれている。布線ボード120は、前記配索パターンにしたがって、前記サブハーネス10a,10b,10c,20a,20bを支持するための結き具121を複数備えている。結き具121は、それぞれ、前記サブハーネス10a,10b,10c,20a,20bを結くことができる。
【0090】
図24中の第9の工程としてのステップS31では、図27に示すように、互いに積層して固定する必要のある圧接ハウジング40a,40bをプレート本体42が互いに平行となる状態に並設する。また、互いに積層して固定する必要のある圧接プレート60a,60bをプレート本体62が互いに平行となる状態に並設する。
【0091】
ステップS32では、圧接ハウジング40a,40bを互いに近づけて、前述した係止部44と係止受け部45とを互いに係止させる。そして、圧接ハウジング40a,40bを互いに固定して圧接コネクタ5を得る。
【0092】
ステップS33では、圧接プレート60a,60bを互いに近づけて、前述した係止突起と係止受け孔66とを互いに係止させて互いに固定する。そして、所定の連通孔及び圧接端子50a,50bのバー接触部56内に接続バー80を挿入して、圧接配線盤6を得る。なお、前記ステップS32及びステップS33は、本明細書に記した第10の工程をなしている。
【0093】
さらに、ステップS34で、布線ボード120上にて、プロテクタ7などの外装部品を取り付けた後、導通検査及び外観検査を行ってワイヤハーネス1を得る。
【0094】
本実施形態のワイヤハーネス1によれば、圧接ハウジング40a,40b同士を互いに積層することによって、電線4a,4b同士が互いに電気的に接続される接合部が形成される。圧接プレート60a,60bを互いに積層しかつ接続バー80を挿入することによって、電線4a,4b同士が互いに電気的に接続される接合部が形成される。
【0095】
このように、一つの電線4a,4bの芯線と他の一つの電線4a,4bの芯線とを互いに機械的に直接、接続することなく前記接合部を形成できる。このため、接合部を形成するために、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要がない。このため、前記第1及び第2のサブハーネス組立工程をそれぞれ行う製造ラインから、サブハーネス10a,10b,10c,20a,20bを一旦前記ジョイント圧着機や抵抗溶接機などに搬送する手間が生じない。したがって、製造にかかる所要時間の長時間化を抑制できる。
【0096】
さらに、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いて接合部を形成しないため、接合部を形成するためのにかかる所要時間を短縮することができる。したがって、生産効率の低下を抑制することができる。
【0097】
また、本実施形態のワイヤハーネス1の製造方法によれば、第1のサブハーネス組立工程において、圧接端子30a,50aと電線4aの両端部とを圧接するだけで、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを得ることができる。このように、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを得るために電線4a同士を直接機械的に接続する必要がない。
【0098】
第2のサブハーネス組立工程において、電線4bの一端部に圧接端子30a,50aを圧接し、他端部に圧着端子90を圧着するだけで、圧接―圧着サブハーネス20a,20bを得ることができる。このように、圧接―圧着サブハーネス20a,20bを得るために電線4b同士を直接機械的に接続する必要がない。
【0099】
さらに、ワイヤハーネス組立工程では、圧接ハウジング40a,40b同士を互いに積層して圧接コネクタ5を組立てるとともに、圧接プレート60a,60b同士を互いに積層するなどして圧接配線盤6を組立てることによって、電線4a,4b同士が互いに電気的に接続される接合部が形成される。このように、ワイヤハーネス組立工程でも、電線4a,4b同士を直接機械的に接続する必要がない。
【0100】
したがって、本実施形態の製造方法を用いてワイヤハーネス1を製造する際には、電線4a,4bを直接機械的に接続するジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要がない。このため、前記第1及び第2のサブハーネス組立工程を行う製造ラインから直接ワイヤハーネス組立工程を行う製造ラインに、サブハーネス10a,10b,10c,20a,20bを搬送できる。したがって、製造ラインの自動化を図ることが可能となって、ワイヤハーネス1の生産効率の低下を抑制することができる。
【0101】
前述した実施形態では、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを組み立てるのに、図25(A)及び図25(B)に示すように、竿110を用いている。しかしながら本発明では、前記第1のサブハーネス組立工程で、例えば、特開平7―296933号公報などに示されたいわゆるランダム圧接機を用いても良い。この場合、圧接―圧接サブハーネス10a,10b,10cを構成する電線4aは互いに交差しても良いことは勿論である。
【0102】
さらに、本発明のワイヤハーネス1は、両端部に圧着端子が取り付けられた電線を一本または二本以上備えていても良いことは勿論である。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、一つの電線と他の一つの電線とを互いに機械的に直接接続することなく接合部を形成できるために、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要が生じない。このため、製造する際に、圧接端子を絶縁体に保持させる製造ラインなどから前記ジョイント圧着機や抵抗溶接機などに搬送する手間が生じない。
【0104】
したがって、製造にかかる所要時間の長時間化を抑制できる。さらに、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いて接合部を形成しないため、製造にかかる所要時間を短縮することができる。したがって、生産効率の低下を抑制することができる。
【0105】
請求項2ないし請求項4に記載の本発明は、電線同士を機械的に直接接続することなく、接合部を形成できるので、この接合部を形成するために、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要が生じない。このため、製造する際に、圧接端子を絶縁体に保持させる製造ラインなどから前記ジョイント圧着機や抵抗溶接機などに搬送する手間が生じない。
【0106】
したがって、製造にかかる所要時間の長時間化を抑制できる。さらに、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いて接合部を形成しないため、接合部などの製造にかかる所要時間を短縮することができる。したがって、生産効率の低下を抑制することができる。
【0107】
請求項5に記載の本発明は、ワイヤハーネス組立工程において、絶縁体を互いに積層することなどによって、前記電線同士を互いに電気的に接続する。また、第1のサブハーネス組立工程と第2のサブハーネス組立工程とのそれぞれにおいて、電線同士を互いに機械的に直接接続して接合部を形成しない。このため、前記電線同士を互いに電気的に接続する接合部を形成する際に、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要が生じない。
【0108】
このため、第1のサブハーネス組立工程及び第2のサブハーネス組立工程を行う製造ラインなどから前記ジョイント圧着機や抵抗溶接機などに、製造途中のワイヤハーネスを搬送する手間が生じない。したがって、製造にかかる所要時間の長時間化を抑制できる。
【0109】
さらに、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いて接合部を形成しないため、接合部などの製造にかかる所要時間を短縮することができる。したがって、生産効率の低下を抑制することができる。
【0110】
請求項6に記載の本発明は、第1のサブハーネスを得るために第1の電線同士を互いに機械的に直接接続することがないため、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要が生じない。このため、製造にかかる所要時間をより確実に短縮することができる。したがって、生産効率の低下をより一層抑制することができる。
【0111】
請求項7に記載の本発明は、第2のサブハーネスを得るために第2の電線同士を互いに機械的に直接接続することがないため、ジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要が生じない。このため、製造にかかる所要時間をより確実に短縮することができる。したがって、生産効率の低下をより一層抑制することができる。
【0112】
請求項8に記載の本発明は、前述した絶縁体を互いに積層することなどによって、前記電線同士を互いに電気的に接続できるので、接合部を形成するためにジョイント圧着機や抵抗溶接機などを用いる必要が生じない。このため、製造にかかる所要時間をより一層確実に短縮することができる。したがって、生産効率の低下をより一層抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネスの構成を示す図である。
【図2】同実施形態のワイヤハーネスのJC用圧接端子を示す斜視図である。
【図3】図2に示されたJC用圧接端子が互いに重ねられて相互に電気的に接続する状態を示す説明図である。
【図4】図2に示されたJC用圧接端子が互いに並設されて相互に電気的に接続する状態を示す説明図である。
【図5】図1に示されたワイヤハーネスの圧接ハウジングを示す斜視図である。
【図6】図5に示された圧接ハウジングにJC用圧接端子が圧入される状態を示す斜視図である。
【図7】図5に示された圧接ハウジングにJC用圧接端子が保持された状態を示す斜視図である。
【図8】図7に示された圧接ハウジングに保持されたJC用圧接端子に電線が圧接される状態を示す斜視図である。
【図9】図8に示された圧接ハウジングが互いに間隔を存して重ねられた状態を示す斜視図である。
【図10】図8に示された圧接ハウジングが互いに固定されて得られる圧接コネクタを示す斜視図である。
【図11】図1に示されたワイヤハーネスのJB用圧接端子を示す斜視図である。
【図12】図1に示されたワイヤハーネスの接続バーを示す斜視図である。
【図13】同実施形態のワイヤハーネスの圧接プレートにJB圧接端子及び電線が取り付けられる状態を示す斜視図である。
【図14】図13に示された圧接プレートが互いに間隔を存して重ねられた状態を示す斜視図である。
【図15】図13に示された圧接プレートが互いに固定されて得られる圧接配線盤を示す斜視図である。
【図16】図1に示されたワイヤハーネスの圧接―圧接サブハーネスの一例を示す斜視図である。
【図17】図1に示されたワイヤハーネスの圧接―圧接サブハーネスの他の例を示す斜視図である。
【図18】図1に示されたワイヤハーネスの圧接―圧接サブハーネスの更に他の例を示す斜視図である。
【図19】図1に示されたワイヤハーネスの圧接―圧着サブハーネスの一例を示す斜視図である。
【図20】図1に示されたワイヤハーネスの圧接―圧着サブハーネスの他の例を示す斜視図である。
【図21】図1に示されたワイヤハーネスの製造方法の工程を示すフローチャートである。
【図22】図21に示されたワイヤハーネスの製造方法の第1のサブハーネス組立工程を示すフローチャートである。
【図23】図21に示されたワイヤハーネスの製造方法の第2のサブハーネス組立工程を示すフローチャートである。
【図24】図21に示されたワイヤハーネスの製造方法のワイヤハーネス組立工程を示すフローチャートである。
【図25】図22に示された第1のサブハーネス組立工程において、圧接―圧接サブハーネスを組み立てる工程を示す説明図である。
【図26】図23に示された第2のサブハーネス組立工程において、圧接―圧着サブハーネスの組み立てる工程を示す説明図である。
【図27】図24に示されたワイヤハーネス組立工程で用いる布線ボードなどを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス
4 電線
4a 電線(第1の電線)
4b 電線(第2の電線)
10a,10b,10c 圧接―圧接サブハーネス(第1のサブハーネス)
20a,20b 圧接―圧着サブハーネス(第2のサブハーネス)
30 JC用圧接端子(圧接端子)
30a JC用圧接端子(第1の圧接端子)
30b JC用圧接端子(第2の圧接端子)
37 接触片(接続手段)
40 圧接ハウジング(絶縁体)
40a 圧接ハウジング(第1の絶縁体)
40b 圧接ハウジング(第2の絶縁体)
50 JB用圧接端子(圧接端子)
50a JB用圧接端子(第1の圧接端子)
50b JB用圧接端子(第2の圧接端子)
60 圧接プレート(絶縁体)
60a 圧接プレート(第1の絶縁体)
60b 圧接プレート(第2の絶縁体)
80 接続バー(接続手段)
90 圧着端子
100 コネクタハウジング
101 端子収容室
S1 第1のサブハーネス組立工程
S2 第2のサブハーネス組立工程
S3 ワイヤハーネス組立工程
S11 第1の工程
S12 第2の工程
S13 第3の工程
S21 第4の工程
S22 第5の工程
S23 第6の工程
S24 第7の工程
S25 第8の工程
S31 第9の工程
S32,S33 第10の工程
Claims (8)
- 複数の電線とこれらの電線の一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、
前記複数の電線のうち少なくとも一部の電線の端部に取り付けられた圧接端子と前記圧接端子を保持する絶縁体とを有するサブハーネスを複数備え、
前記絶縁体を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備えているとともに、
前記接合部は、前記絶縁体を互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 複数の電線とこれらの電線のうち一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、
前記複数の電線のうち一部の電線の両端部に取り付けられた第1の圧接端子と前記第1の圧接端子を保持する第1の絶縁体とを有した第1のサブハーネスと、
前記複数の電線のうち他の一部の電線の一端部に取り付けられた第2の圧接端子と前記他の一部の電線の他端部に取り付けられた圧着端子と前記圧着端子を収容するコネクタハウジングと前記第2の圧接端子を保持する第2の絶縁体とを有した第2のサブハーネスと、をそれぞれ複数備え、
前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備え、
前記接合部は、前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 複数の電線とこれらの電線のうち一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、
前記複数の電線のうち一部の電線の両端部に取り付けられた第1の圧接端子と前記第1の圧接端子を保持する第1の絶縁体とを有した第1のサブハーネスを複数備え、
前記第1の絶縁体同士を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備え、
前記接合部は、前記第1の絶縁体同士を互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 複数の電線とこれらの電線のうち一つの電線と他の一つの電線とが互いに電気的に接続する接合部とを備えたワイヤハーネスにおいて、
前記複数の電線のうち一部の電線の一端部に取り付けられた第2の圧接端子と前記他の一部の電線の他端部に取り付けられた圧着端子と前記圧着端子を収容するコネクタハウジングと前記第2の圧接端子を保持する第2の絶縁体とを有した第2のサブハーネスを複数備え、
前記第2の絶縁体同士を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備え、
前記接合部は、前記第2の絶縁体同士を互いに積層し前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続して形成されていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 複数の第1の電線とこれら第1の電線それぞれの両端部に取り付けられた第1の圧接端子と前記第1の圧接端子を保持する第1の絶縁体とを有した第1のサブハーネスと、複数の第2の電線とこれら第2の電線それぞれの一端部に取り付けられた第2の圧接端子と前記第2の電線の他端部に取り付けられた圧着端子と前記圧着端子を収容するコネクタハウジングと前記第2の圧接端子を保持する第2の絶縁体とを有した第2のサブハーネスと、をそれぞれ複数備え、かつ前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体を互いに積層した際に、互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する接続手段を備えたワイヤハーネスの製造方法において、
前記第1のサブハーネスを組み立てる第1のサブハーネス組立工程と、
前記第2のサブハーネスを組み立てる第2のサブハーネス組立工程と、
前記第1及び第2のサブハーネス組立工程で得られた第1及び第2のサブハーネスの前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに積層しかつ前記接続手段によって互いに異なる絶縁体に保持された前記圧接端子を互いに接続するワイヤハーネス組立工程と、
を含んだことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。 - 前記第1のサブハーネス組立工程は、
前記第1の圧接端子を前記第1の絶縁体に保持される第1の工程と、
長尺電線を所定の長さに切断して前記第1の電線を得る第2の工程と、
前記第1の電線の両端部と前記第1の圧接端子とを互いに圧接する第3の工程と、
を含んだことを特徴とする請求項5記載のワイヤハーネスの製造方法。 - 前記第2のサブハーネス組立工程は、
前記第2の圧接端子を前記第2の絶縁体に保持される第4の工程と、
長尺電線を所定の長さに切断して前記第2の電線を得る第5の工程と、
前記第2の電線の他端部と前記圧着端子とを互いに圧着する第6の工程と、
前記第2の電線の一端部と前記第2の圧接端子とを互いに圧接する第7の工程と、
前記圧着端子を前記コネクタハウジングの端子収容室内に挿入する第8の工程と、
を含んだことを特徴とする請求項5または請求項6記載のワイヤハーネスの製造方法。 - 前記ワイヤハーネス組立工程は、
前記第1の絶縁体同士または第2の絶縁体同士または第1の絶縁体と第2の絶縁体とを互いに間隔を存して並べる第9の工程と、
互いに並べられた前記絶縁体を互いに近づけて積層しかつ前記接続手段が互いに異なる絶縁体に保持された圧接端子を互いに接続する第10の工程と、
を含んだことを特徴とする請求項5ないし請求項7のうちいずれか一項に記載のワイヤハーネスの製造方法。
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