JP3863657B2 - 形状測定内視鏡装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザー光発生手段から発生するレーザー光を投影しその反射光から被写体の形状を測定する形状測定内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザー光を照射して生体内の病変部に焼灼などの処置を施すレーザー内視鏡が従来より知られている。例えば、特開昭58−133248号で提案されているレーザー照射装置などを備えたレーザー内視鏡を使用すれば、内視鏡で観察している生体内の病変部にレーザー光による処置を施すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
病変部をレーザー光で焼灼するといった処置を施すためには、このレーザー光による焼灼の時間やレーザー光の強度を決定する必要がある。これらを決定するためには、処置部位の形状情報を取得することが有用であるが、従来のレーザー内視鏡例えば特開昭58−133248などの従来技術により構成されたレーザー内視鏡では、レーザー光の出射口から見た病変部近傍の形状情報を知る機能が備えられていなかった。従って、従来これらは術者の経験に委ねられていたために、レーザー内視鏡による最適な処置を施すための操作性を悪くしていた。
【0004】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、レーザー光で生体内の形状情報を得ることができ、且つ、レーザー光で生体内に処置を施すことができる形状測定内視鏡装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る形状測定内視鏡装置は、形状測定用レーザー光発生手段から発生する形状測定用のレーザー光を投影しその反射光から被写体の形状を測定する形状測定内視鏡装置において、前記形状測定用のレーザー光を走査するレーザー光走査手段と、前記形状測定用のレーザー光を内視鏡先端に導くイメージガイドと、処置用のレーザー光を発生する処置用レーザー光発生手段と、前記形状測定用レーザー光発生手段と前記処置用レーザー光発生手段とを選択的に切り換えて、前記形状測定用のレーザー光又は前記処置用のレーザー光を前記被写体に照射させるレーザー光切換手段と、を具備し、前記処置用のレーザー光は、前記レーザー光走査手段を介して、前記イメージガイドに導光され、前記形状測定用レーザー光の照射場所と同じ場所に照射されることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は形状測定内視鏡装置の全体構成を示す概略図、図2はレーザー投光装置の構成図、図3はレーザー投光装置の制御系の構成図である。
【0007】
(構成)
図1を使用して、形状測定内視鏡装置の全体構成を説明する。
【0008】
内視鏡1には、生体内に挿入するための挿入部1bが備えられている。
【0009】
挿入部1bの先端部分には、生体内の被写体像を撮像して電気信号に変換するための図示しないCCD等の撮像素子が配設されている。この撮像素子からは、電気信号を伝送するための電送線131が、挿入部1b内を挿通し、内視鏡本体部1aから延出するユニバーサルケーブル1c内を挿通し、接続部2aを介して、観察装置2に接続されている。観察装置2は入力された電気信号を画像信号に変換して画像処理装置5に出力し、画像処理装置5はこの画像信号に画像処理を施してTVモニタ6に出力し、TVモニタ6は被写体の映像を表示する構成となっている。
【0010】
前記接続部2aには、前記観察装置2の他に、被写体を照明するための照明光を発生する光源装置3、被写体に照射するレーザー光を発生するレーザー投光装置4が接続されている。
【0011】
光源装置3からは、照明光を伝送するためのライトガイド122が延出し、このライトガイド122は、前記接続部2a、前記ユニバーサルケーブル1c、前記内視鏡本体部1a、前記挿入部1b内を挿通し、前記挿入部1bの先端部分から被写体を照明する構成となっている。
【0012】
レーザー投光装置4からは、レーザー光を伝送するためのイメージガイド125が延出し、このイメージガイド125は、前記接続部2a、前記ユニバーサルケーブル1c、前記内視鏡本体部1a、前記挿入部1b内を挿通し、前記挿入部1bの先端部分から被写体に投光する構成となっている。
【0013】
図2を使用して、レーザー投光装置4の構成を説明する。
【0014】
先ず、レーザー光を発生するレーザー光発生手段の構成を説明する。
【0015】
レーザー投光装置4には、被写体の形状測定を行うための形状測定用レーザーを発生する形状測定用レーザー光発生手段である形状測定用レーザー11、被写体の病変部に対して焼灼などの処置を施すための処置用レーザーを発生するための処置用レーザー光発生手段である処置用レーザー12が備えられている。
【0016】
形状測定用レーザー11、処置用レーザー12のそれぞれの投光口にはレーザー光を遮光することができるシャッター13、14が設けられており、それぞれ形状測定用レーザーシャッター駆動装置33、処置用レーザーシャッター駆動装置34により駆動される構成となっている。
【0017】
次に、複数のレーザー光発生手段の内使用するレーザー光発生手段を切り換えるためのレーザー光切り換え手段の構成を説明する。
【0018】
処置用レーザー12で発生した処置用レーザー光は、固定ミラー15によって、可動ミラー16に導かれる。可動ミラー16が図中aの状態である場合には、処置用レーザー光は可動ミラー16に反射し、固定ミラー17に反射し、X方向走査用ガルバノミラー18に反射し、Y方向走査用ガルバノミラー19に反射し、レンズ系20を通って、レーザー光伝送手段であるイメージガイド125の入射端面であるイメージガイド入射端面21に入射する構成となっている。
【0019】
形状測定用レーザー11で発生した形状測定用レーザー光の光路には、可動ミラー16及び固定ミラー17が配設されている。可動ミラー16が図中bの状態である場合には、形状測定用レーザー光は、直接固定ミラー17に反射し、X方向走査用ガルバノミラー18に反射し、Y方向走査用ガルバノミラー19に反射し、レンズ系20を通って、イメージガイド入射端面21に入射する構成となっている。
【0020】
次に、レーザー光を走査するためのレーザー光走査手段の構成を説明する。
【0021】
X方向走査用ガルバノミラー18、Y方向走査用ガルバノミラー19は、それぞれ、X方向走査用ガルバノミラー駆動装置36、Y方向走査用ガルバノミラー駆動装置37で駆動され、レーザー光をそれぞれX方向、Y方向に振ることができる。これらにより、レーザー光で被写体をX方向及びY方向に走査することができる。
【0022】
図3を使用して、レーザー投光装置4の制御系の構成を説明する。
【0023】
図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して入力された信号は制御部32に送られる。これら入力された信号に従って、制御部32は、形状測定用レーザーシャッター駆動装置33、処置用レーザーシャター駆動装置34、可動ミラー駆動装置35、X方向走査用ガルバノミラー駆動装置36、Y方向走査用ガルバノミラー駆動装置37に制御信号を送る構成となっている。
【0024】
(動作)
次に、以上のように構成されているレーザー投光装置4の動作について説明する。
【0025】
図示しない電源が投入されると、制御部32に予め設定されている初期設定に従って、形状測定用レーザーシャッター駆動装置33、処置用レーザーシャッター駆動装置34に制御信号を送り、シャッター13、14を閉じる。これにより、内視鏡1を通って生体内に投光されるレーザー光の光路は遮断される。
【0026】
図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して、形状測定用レーザー光を投光するための信号を入力すると、制御部32から形状測定用レーザーシャッター駆動装置33、可動ミラー駆動装置35に制御信号が送られ、シャッター13が開き、可動ミラー16が図2中bの状態になる。これにより、形状測定用レーザー11で発生した形状測定用レーザー光は固定ミラー17に反射し、X方向ガルバノミラー18に反射し、Y方向ガルバノミラー19に反射し、レンズ系20を通り、イメージガイド入力端面21に投光され、イメージガイド125を通って生体内を照射する。
【0027】
ここで、図示されない入力手段からレーザー光を走査するための信号を入力すると、制御部32からX方向走査用ガルバノミラー駆動装置36及びY方向走査用ガルバノミラー駆動装置37に制御信号が送られ、X方向走査用ガルバノミラー18及びY方向走査用ガルバノミラー19は形状測定用レーザー光をX方向及びY方向に振り、形状測定用レーザー光は生体内をX方向及びY方向に走査する。
【0028】
形状測定用レーザー光により走査されている生体内は、挿入部1bの先端部分に配設された図示しない撮像素子により撮像され、この撮像素子から伝送線131を通して接続されている観察装置2により生体内画像を取得し、生体内画像を画像処理装置5で処理して形状測定を行う。
【0029】
生体内の形状測定が完了したら、次の手順で生体内の病変部などに対する処置を行う。
【0030】
図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して、走査範囲内の指定部位を形状測定用レーザーにより照射するための信号が入力されると、制御部32からX方向走査用ガルバノミラー駆動装置36、Y方向走査用ガルバノミラー駆動装置37に制御信号が送られ、形状測定用レーザー光が走査範囲内の指定部位に照射される。
【0031】
ここで、図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して、処置用レーザー光を投光する信号を入力すると、先ず、制御部32から形状測定用レーザーシャッター駆動装置33、可動ミラー駆動装置35に制御信号が送られ、シャッター13が閉じ、可動ミラー16が図2中aの状態に動く。続いて、制御部32から処置用レーザーシャッター駆動装置34に制御信号が送られ、シャッター14が開き、処置用レーザー12から発生した処置用レーザー光は、固定ミラー15で反射し、可動ミラー16で反射し、固定ミラー17で反射し、X方向走査用ガルバノミラー18で反射し、Y方向走査用ガルバノミラー19で反射し、イメージガイド入射端面21に入射し、イメージガイド125を通り、挿入部1bの先端部分から指定された部位に照射される。この処置用レーザー光により、照射された部位に対して焼灼するなどの処置が施される。
【0032】
(効果)
以上述べた本実施の形態に係る形状測定内視鏡装置によれば、以下に挙げる効果が得られる。
【0033】
レーザー光で病変部などの処置部位に処置を施す際に、処置部位近傍の形状情報を事前に取得することができる。
【0034】
処置部位近傍の形状情報を得ることができるため、効果的に且つ確実に処置部位に対する焼灼などの処置を施すことができる。
【0035】
処置用レーザー光及び形状測定用レーザー光は、挿入部の先端部分の同一部位から生体内に照射することができるため、処置部位の正確な形状測定を行え、効果的且つ確実に処置部位に対する焼灼などの処置を行える。
【0036】
形状測定用レーザー光及び処置用レーザー光は、同一のレーザー光走査手段を使用しているため、内視鏡の複雑な操作なく、予め形状測定された生体内の走査範囲内の任意の個所に処置用レーザーを正確に照射することができる。
【0037】
(第1の参考例)
図4ないし図5は第1の参考例に係り、図4はレーザー投光装置の構成図、図5はレーザー投光装置の制御系の構成図である。本参考例で説明しない部位の構成及び動作は、第1の実施の形態で述べた構成及び動作と同じである。
【0038】
(構成)
図4を使用して、レーザー投光装置4の構成を説明する。
【0039】
本参考例では、レーザー光発生手段は、処置用レーザー12の1個のみとなっている。説明の便宜上、処置用レーザー12と呼んでいるが、レーザー光発生手段が第1の実施の形態と異なり1個であることを言いたいのであり、形状測定用レーザーなどと呼んでもかまわない。
【0040】
本参考例ではレーザー光発生手段を1個にしたため、第1の実施の形態のようなレーザー光切り換え手段は取り除いてある。レーザー光切り換え手段を設けない代わりに、本参考例では、1個のレーザー光発生手段によって形状測定用レーザー光と処置用レーザー光を発生できるようにするためのレーザー光出力量調整手段を設けている。なお、レーザー光切り換え手段も、レーザー光出力量調整手段も、形状測定用レーザー光及び処置用レーザー光を選択自在に発生させるための同じ目的をもった手段であり、本明細書においては便宜的にこれらを総称してレーザー光制御手段と呼ぶ。
【0041】
処置用レーザー12の投光口には、処置用レーザー12で発生したレーザー光を遮断することができるシャッター14が備えられている。このシャッター14が開いている場合には、処置用レーザー12で発生したレーザー光は、固定ミラー17で反射し、X方向ガルバノミラー18で反射し、Y方向ガルバノミラー19で反射し、レンズ系20を通り、イメージガイド入射端面21に入射し、イメージガイド125を通り、挿入部1b(図1参照)の先端部分から生体内に照射される構成となっている。
【0042】
シャッター14は、第1の実施の形態と同様に、処置用レーザーシャッター駆動装置34により駆動されて開閉される。
【0043】
本参考例では、第1の実施の形態と異なり、処置用レーザー12に供給する電力を可変にすることができる電気出力コントロール部41及びこの電気出力コントロール部4
1を制御するための電気出力コントロール部制御装置51が設けられている。
【0044】
図5を使用して、レーザー投光装置4の制御系の構成を説明する。
【0045】
図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して入力された信号は制御部32に送られる。これら入力された信号に従って、制御部32は、処置用レーザーシャッター駆動装置34、X方向走査用ガルバノミラー駆動装置36、Y方向走査用ガルバノミラー駆動装置37、電気出力コントロール部制御装置51に制御信号を送る構成となっている。
【0046】
(動作)
次に、以上のように構成されているレーザー投光装置4の動作を説明する。
【0047】
図示しない電源が投入されると、制御部に予め設定されている初期設定に従って、処置用レーザーシャッター駆動装置34に制御信号が送られ、シャッター14が閉じられる。これにより、内視鏡1を通って生体内に投光されるレーザー光の光路はシャッター14で遮断される。
【0048】
図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して、形状測定用レーザー光を投光するための信号を入力すると、制御部32から電気出力コントロール部制御装置51に信号が送られ、電気出力コントロール部41からの出力電力が形状測定用に設定され、処置用レーザー12は形状測定用レーザー光を発生する。
【0049】
ここで、第1の実施の形態と同様の動作により、形状測定用レーザー光で生体内をX方向及びY方向に走査し、生体内の形状測定を行う。
【0050】
生体内の形状測定が完了したら、次の手順で生体内の処置部位に対する処置を行う。
【0051】
先ず、第1の実施の形態と同様の動作により、形状測定用レーザー光が走査範囲内の処置を施したい指定部位に照射される。
【0052】
ここで、図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して、処置用レーザー光を投光する信号を入力すると、制御部32から電気出力コントロール部制御装置51に制御信号が送られ、電気出力コントロール部41からの出力電力が処置用に設定される。処置用レーザー12で発生した処置用レーザー光は、固定ミラー17で反射し、X方向走査用ガルバノミラー18で反射し、Y方向走査用ガルバノミラー19で反射し、イメージガイド入射端面21に入射し、イメージガイド125を通り、挿入部1bの先端部分から指定された部位に照射される。
【0053】
(効果)
以上述べた本参考例に係る形状測定内視鏡装置によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られ、更に以下に挙げる効果が得られる。
【0054】
電気出力コントロール部41からの出力を連続的に変化させることによって、処置用レーザーの出力をより適切に設定できるので、より効果的な処置を施すための柔軟な操作ができる。
【0055】
レーザー光発生手段が1個のみであるため、焼灼時に形状測定用レーザー光と処置用レーザー光とで光路による誤差が生じない。
【0056】
(第2の参考例)
図6ないし図7は第2の参考例に係り、図6はレーザー投光装置の構成図、図7はレーザー投光装置の制御系の構成図である。本参考例で説明しない部位の構成及び動作は、第1の参考例で説明した構成及び動作と同じであり、更に第1の参考例で述べていない部位の構成及び動作は、第1の実施の形態で説明した構成及び動作と同じである。
【0057】
(構成)
図6を使用して、レーザー投光装置4の構成を説明する。
【0058】
本参考例では、第1の参考例と同様に、レーザー光発生手段は処置用レーザー12の1個のみである。また、第1の参考例と同様にレーザー光出力量調整手段を設けているが、このレーザー光出力量調整手段の構成が第1の参考例と異なっている。
【0059】
第1の参考例では、処置用レーザー12に供給する電力を変化させる構成であったが、第2の参考例では、処置用レーザ12で発生したレーザー光の出力を変化させる構成となっている。
【0060】
シャッター14が開いている状態の場合には、処置用レーザー12で発生したレーザー光は、レーザー光の出力を変化させる光出力コントロール部61を通り、固定ミラー17で反射し、X方向ガルバノミラー18で反射し、Y方向ガルバノミラー19で反射し、レンズ系20を通り、イメージガイド入射端面21に入射し、イメージガイド125を通り、挿入部1b(図1参照)の先端部分から生体内に照射される構成となっている。
【0061】
光出力コントロール部61は、レーザー光の出力を形状測定用と処置用に変化させるためのもので、光出力コントロール部制御装置71からの制御信号に従って、レーザー光の出力を変化させる構成となっている。
【0062】
図7を使用して、レーザー投光装置4の制御系の構成を説明する。
【0063】
図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して入力された信号は制御部32に送られる。これら入力された信号に従って、制御部32は、処置用レーザーシャッター駆動装置34、X方向走査用ガルバノミラー駆動装置36、Y方向走査用ガルバノミラー駆動装置37、光出力コントロール部制御装置71に制御信号を送る構成となっている。
【0064】
(動作)
次に、以上のように構成されているレーザー投光装置4の動作を説明する。
【0065】
図示しない電源が投入されると、制御部32に予め設定されている初期設定に従って、処置用レーザーシャッター駆動装置34に制御信号が送られ、シャッター14が閉じられる。これにより、内視鏡1を通って生体内に投光されるレーザー光の光路はシャッター14で遮断される。
【0066】
図示しない入力手段から入力インタフェース31を通して、形状測定用レーザー光を投光するための信号を送ると、制御部32から光出力コントロール部制御装置71に制御信号が送られ、処置用レーザー12から発生したレーザー光を形状測定用レーザー光の出力レベルにするように光出力コントロール部61を設定する。
【0067】
ここで、第1の実施の形態と同様の動作により、形状測定用レーザー光で生体内をX方向及びY方向に走査し、生体内の形状測定を行う。
【0068】
生体内の形状測定が完了したら、次の手順で生体内の処置部位に対する処置を行う。
【0069】
先ず、第1の実施の形態と同様の動作により、形状測定用レーザー光が走査範囲内の処置を施したい指定部位に照射される。
【0070】
ここで、図示されない入力手段から入力インタフェース31を通して、処置用レーザーを投光する信号を入力すると、制御部32から光出力コントロール部制御装置71に制御信号が送られ、光出力コントロール部61から出力されるレーザー光が処置用レーザー光の出力レベルに設定される。この処置用レーザー光は、固定ミラー17で反射し、X方向走査用ガルバノミラー18で反射し、Y方向走査用ガルバノミラー19で反射し、イメージガイド入射端面21に入射し、イメージガイド125を通り、挿入部1bの先端部分から指定された部位に照射される。
【0071】
(効果)
以上述べた本参考例に係る形状測定内視鏡装置によれば、第1の参考例と同様の効果が得られ、更に以下に挙げる効果が得られる。
【0072】
光出力コントロール部61に蛍光物質や光学フィルタを使用することによって、レーザー光の波長特性を変化させることができるので、処置時により適切なレーザー光の選択が可能になり、より効果的な処置を施すこすための柔軟な操作ができる。
【0073】
(第2の実施の形態)
図8ないし図9は本発明の第2の実施の形態に係り、図8(A)はイメージガイド出射端部近傍の構成を示す図、図8(B)はイメージガイド出射端部のL−L断面における光ファイバの配設密度分布を説明する図である。本実施の形態で説明しない部位の構成及び動作は、第1の実施の形態で説明した構成及び動作と同じである。
【0074】
(構成)
図8(A)を使用して、挿入部1bの先端部分の構成を説明する。
【0075】
挿入部1b内の先端部分近傍には、光源装置3(図1参照)からの照明光を生体内に投光する照明光投光口121、照明光を照明光投光口121まで導く、ライトガイド122及びレンズ系123、◎
レーザー投光装置4(図1参照)からのレーザー光を生体内に投光するレーザー光投光口124、レーザー光をレーザー投光口124まで導くイメージガイド125及びイメージガイド出射端部126及びレンズ系127、◎
生体内を観察するために光学像を取り込む撮像口128、レンズ系129、取り込んだ光学像を電気信号に変換する撮像素子130、この電気信号を観察装置4(図1参照)に電送するための電送線131などが配設されている。
【0076】
図8(B)は、イメージガイド出射端部126のL−L断面における光ファイバの配設密度分布を説明するための図である。図8(B)中の小さな丸印は、光ファイバが配設されている位置を示す。図8(B)は概念的なものであり、光ファイバの厳密な配置位置を示すものではない。
【0077】
イメージガイド出射端部126においては、中心軸から離れるほど、光ファイバの配設される密度が小さくなるように配設されている。例えば、図中の領域P部よりも領域Q部の方が光ファイバの配設される密度が小さい。
【0078】
これは、イメージガイド125を通って導かれる形状測定用レーザー光による走査光の像が、内視鏡1のレンズ系127、128などによる大きな収差によって、像の中心から離れた光ほど強く屈折してたる型に歪曲してしまうため、この歪曲した像を補正するためのものである。つまり、図8(B)のように光ファイバを配設したイメージガイド出射端部126により、収差補正手段が構成されている。
【0079】
(動作)
次に、以上のように構成されている形状測定内視鏡装置の動作を説明する。
【0080】
先ず、レーザー投光装置4(図1参照)から、形状測定用レーザー光をイメージガイド125に投光する。この際、この測定用レーザー光による走査光の走査形状は、例えば図9(B)のように正方形になるようにしておく。
【0081】
レーザー投光装置4からイメージガイド125に投光された形状測定用レーザー光による走査光の像は、イメージガイド出射端部126から出射する。
【0082】
イメージガイド出射端部126は、図8(B)のように、断面の中心から距離が離れるほどイメージガイドの各光ファイバ間の距離が長くなるように配設されているため、イメージガイド出射端部126から出射する形状測定用レーザー光は、図8(B)に示す光ファイバの配設パターンと同じように図9(A)に示すような走査形状となる。
【0083】
イメージガイド出射端部126から出射した形状測定用レーザー光は、レンズ系127、レーザー投光口124を通って、生体内に投光され、この形状測定用レーザー光により走査される生体内の像は、撮像口128、レンズ系128を通って、撮像素子130に結像する。
【0084】
この際、レンズ系127、129での収差があるため、撮像素子130に結像する像の走査形状は、図9(B)のような正方形に戻っている。
【0085】
つまり、イメージガイド出射端部126において光ファイバを図8(B)のように配設したことによって、レンズ系127、129での収差を補正することができる。
【0086】
撮像素子130で撮像された生体内像の電気信号は、伝送線131、観察装置2(図1参照)、画像処理装置5(図1)を介して、TVモニタ6(図1参照)に表示される。このTVモニタ6には、レンズ系127、129での収差による歪みが補正された生体内像が表示される。
【0087】
(効果)
以上述べた本実施の形態に係る形状測定内視鏡装置によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られ、更に以下に挙げる効果が得られる。
【0088】
内視鏡のレンズ系の収差が補正された形状測定用レーザー光の走査光の像を容易に得ることができる。
【0089】
この結果、形状測定用画像の収差を補正するためのLUT(ルック・アップ・テーブル)を追加したり、内視鏡の種類によってLUTのデータを変更したり、収差を補正するための演算処理などを追加することなく形状測定を行うことができる。
【0090】
(第3の実施の形態)
図10は本発明の第3の実施の形態に係り、図10(A)はイメージガイド入射端部近傍の構成を示す図、図10(B)はイメージガイド入射端部のM−M断面における光ファイバの配設密度分布を説明する図である。本実施の形態で説明しない部位の構成及び動作は、第2の実施の形態で説明した構成及び動作と同じである。
【0091】
(構成)
図10(A)に示すように、レーザー投光装置4から投光される形状測定用レーザー光は、イメージガイド125の入射端面21に投光され、イメージガイド入射端部141、イメージガイド125を通り、イメージガイド出射端部126(図8(A)参照)から出射する。
【0092】
第2の実施の形態では、収差補正手段をイメージガイド出射端部126(図8(A)参照)に配設していたが、本実施の形態では、収差補正手段をイメージガイド入射端部141に配設している点が異なる。
【0093】
図10(B)は、イメージガイド入射端部141のM−M断面における光ファイバの配設密度分布を説明するための図である。図10(B)中の小さな丸印は、光ファイバが配設されている位置を示す。図10(B)は概念的なものであり、光ファイバの厳密な配置位置を示すものではない。
【0094】
イメージガイド入射端部141においては、中心軸から離れるほど、光ファイバの配設される密度が大きくなるように配設されている。例えば、図中の領域R部よりも領域S部の方が光ファイバの配設される密度が大きい。
【0095】
これは、第2の実施の形態と同様、イメージガイド125を通って導かれる形状測定用レーザー光による走査光の像が、内視鏡1(図1参照)のレンズ系127、128(図8(A)参照)などによる大きな収差によって、像の中心から離れた光ほど強く屈折してたる型に歪曲してしまうため、この歪曲した像を補正するためのものである。
【0096】
(動作)
次に、以上のように構成されている形状測定内視鏡装置の動作を説明する。
【0097】
先ず、第2の実施の形態と同様に、レーザー投光装置4から、形状測定用レーザー光をイメージガイド入射端面21に投光する。この際、この測定用レーザー光による走査光の走査形状は、例えば図9(B)のように正方形にしておく。
【0098】
イメージガイド入射端部141は、図10(B)のように、断面の中心から距離が離れるほど各光ファイバ間の距離が短くなるように配設されているため、イメージガイド出射端部126(図8(A)参照)から出射する形状測定用レーザー光は、図9(A)に示すような走査形状となる。
【0099】
これにより、第2の実施の形態と同様に、レンズ系127、129(図8(A)参照)での収差を補正することができる。
【0100】
(効果)
以上述べた本実施の形態に係る形状測定内視鏡装置によれば、第4の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0101】
なお、本発明は、第1の実施の形態、第2の実施の形態及び第3の実施の形態で述べた実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0102】
本発明における形状測定内視鏡装置で使用する内視鏡は、第1の実施の形態、第2の実施の形態及び第3の実施の形態で使用しているような電子内視鏡に限らず、光学内視鏡であってもよい。光学内視鏡を使用する場合には、光学内視鏡で取得した光学像を撮像する撮像手段を別途設けておく。
【0103】
本発明における形状測定内視鏡装置は、医療用途に限らず、各種産業において利用してもよい。
【0104】
[付記]
(1)レーザー光発生手段から発生するレーザー光を投影しその反射光から被写体の形状を測定する形状測定内視鏡装置において、
1個以上の前記レーザー光発生手段と、
前記レーザー光発生手段を選択自在に切り換えまたは前記レーザ光発生手段の出力を調整するレーザー光制御手段と、
前記レーザー光を走査するレーザー光走査手段と、
を具備したことを特徴とする形状測定内視鏡装置。
【0105】
(2)前記レーザー光発生手段は被写体の形状測定に使用する形状測定用レーザー光を発生する形状測定用レーザー光発生手段と処置部位に対する処置に使用する処置用のレーザー光を発生する処置用レーザー光発生手段とからなること
を特徴とする付記(1)記載の形状測定内視鏡装置。
【0106】
(3)前記レーザー光制御手段は前記形状測定用レーザー光発生手段及び前記処置用レーザー光発生手段を選択自在に切り換えるレーザー光切り換え手段により構成されること
を特徴とする付記(2)記載の形状測定内視鏡装置。
【0107】
(4)前記レーザー光制御手段は前記レーザー光の出力量を調整する手段であるレーザー光出力量調整手段により構成されること
を特徴とする付記(1)記載の形状測定内視鏡装置。
【0108】
(5)前記レーザー光発生手段は処置部位に対する処置に使用する処置用レーザー光を出力すること
を特徴とする付記(4)記載の形状測定内視鏡装置。
【0109】
(6)前記レーザー光出力量調整手段はレーザー光発生手段に供給する電力を調整するものであること
を特徴とする付記(4)記載の形状測定内視鏡装置。
【0110】
(7)前記レーザー光出力量調整手段はレーザー光発生手段から発生したレーザー光の出力量を調整するものであること
を特徴とする付記(4)記載の形状測定内視鏡装置。
【0111】
(8)処置部位を処置するための処置用レーザー光はこの処置部位を焼灼することができる出力量であること
を特徴とする付記(1)記載の形状測定内視鏡装置。
【0112】
(9)被写体の形状を測定するための形状測定用レーザー光により照射した部位と同一の部位に前記処置用レーザー光を照射できること
を特徴とする付記(1)記載の形状測定内視鏡装置。
【0113】
(10)前記レーザー光走査手段は2方向に独立に走査すること
を特徴とする付記(1)記載の形状測定内視鏡装置。
【0114】
(11)レーザー光発生手段から発生するレーザー光を投影しその反射光から被写体の形状を測定する形状測定内視鏡装置において、
前記レーザー光発生手段から発生するレーザー光を入射端部で受け被写体近傍に配設される出射端部までレーザー光を伝送するレーザー光伝送手段である光ファイバの束からなるイメージガイドと、
前記レーザー光により照射される被写体像を撮像するための撮像手段と、
前記レーザー光伝送手段の出射端部から出射するレーザー光が被写体に反射し前記撮像手段に入射するまでの光路に存在するレンズ群と、
前記レーザー光伝送手段の伝送方向に垂直な面内における光ファイバの配設密度の分布を入射端部とで出射端部とで異ならせることによって前記レンズ群による収差を補正するために、前記レーザー光伝送手段の光ファイバの配設密度の分布を変えた部分である収差補正手段と、
を備えることを特徴とする形状測定内視鏡装置。
【0115】
(12)前記出射端部に前記収差補正手段を配設したこと
を特徴とする付記(11)記載の形状測定内視鏡装置。
【0116】
(13)前記入射端部に前記収差補正手段を配設したこと
を特徴とする付記(11)記載の形状測定内視鏡装置。
【0117】
(14)前記入射端部と前記出射端部との両方に前記収差補正手段を配設したこと
を特徴とする付記(11)記載の形状測定内視鏡装置。
【0118】
【発明の効果】
レーザー光発生手段から発生するレーザー光を投影しその反射光から被写体の形状を測定する形状測定内視鏡装置において、
1個以上の前記レーザー光発生手段と、
前記レーザー光発生手段を選択自在に切り換えまたは前記レーザ光発生手段の出力を調整するレーザー光制御手段と、
前記レーザー光を走査するレーザー光走査手段と、
を具備したことにより、
レーザー光で生体内の形状情報を得ることができ、且つ、レーザー光で生体内に処置を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は形状測定内視鏡装置の全体構成を示す概略図
【図2】レーザー投光装置の構成図
【図3】レーザー投光装置の制御系の構成図
【図4】図4ないし図5は第1の参考例に係り、図4はレーザー投光装置の構成図
【図5】レーザー投光装置の制御系の構成図
【図6】図6ないし図7は第2の参考例に係り、図6はレーザー投光装置の構成図
【図7】レーザー投光装置の制御系の構成図
【図8】図8ないし図9は本発明の第2の実施の形態に係り、図8(A)はイメージガイド出射端部近傍の構成を示す図、図8(B)はイメージガイド出射端部のL−L断面における光ファイバの配設密度分布を説明する図
【図9】(A)は被写体に照射されるレーザー光の走査形状を説明する図、(B)は撮像素子に受光される反射光の走査形状を説明する図
【図10】図10は本発明の第3の実施の形態に係り、図10(A)はイメージガイド入射端部近傍の構成を示す図、図10(B)はイメージガイド入射端部のM−M断面における光ファイバの配設密度分布を説明する図
Claims (1)
- 形状測定用レーザー光発生手段から発生する形状測定用のレーザー光を投影しその反射光から被写体の形状を測定する形状測定内視鏡装置において、
前記形状測定用のレーザー光を走査するレーザー光走査手段と、
前記形状測定用のレーザー光を内視鏡先端に導くイメージガイドと、
処置用のレーザー光を発生する処置用レーザー光発生手段と、
前記形状測定用レーザー光発生手段と前記処置用レーザー光発生手段とを選択的に切り換えて、前記形状測定用のレーザー光又は前記処置用のレーザー光を前記被写体に照射させるレーザー光切換手段と、
を具備し、
前記処置用のレーザー光は、前記レーザー光走査手段を介して、前記イメージガイドに導光され、前記形状測定用のレーザー光の照射場所と同じ場所に照射されることを特徴とする形状測定内視鏡装置。
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