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JP3616670B2 - 注出キャップ - Google Patents

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JP3616670B2
JP3616670B2 JP00860695A JP860695A JP3616670B2 JP 3616670 B2 JP3616670 B2 JP 3616670B2 JP 00860695 A JP00860695 A JP 00860695A JP 860695 A JP860695 A JP 860695A JP 3616670 B2 JP3616670 B2 JP 3616670B2
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靖雄 譲原
義朗 茂知野
敬一 高士
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、容器の口部に装着して使用する注出キャップに関するもので、より詳細には、優れたフレーバー保持性と易開口性との組合せを有し、しかも開口後の衛生的特性及び外観的特性にも優れた注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器の口部に装着して使用する注出キャップとしては、キャップ本体の口壁に設けられた開口予定部と、開口予定部の周囲を規定する弱化部と、開口予定部に設けられた開口用把持部とを備え、前記弱化部を破断して注出口を形成するものが知られている。
【0003】
この注出キャップでは、前述した弱化部の肉厚が他の部分に比して薄肉化されており、この弱化部を通して液体調味料等の内容物の香り成分が透過、漏出して、内容品のフレーバー保持性が低下するという問題がある。
【0004】
この問題を解消するため、例えば実公平4−39174号公報にも示されるように、口壁の裏面に金属箔ラミネートを貼り合せ、前記弱化部から香り成分やガスの透過を抑制することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の金属箔裏当キャップにおいては、弱化部からの香り成分やガスの透過を抑制するという点には優れているものの、開封に際して弱化部と同時に金属箔ラミネートをも破断することが必要となるため、開口力が大きくなり、開口しにくいという問題がある。
【0006】
また、開口予定部を取外して注出口を形成した場合、注出口周辺部に金属ラミネートの切断破片が露出し、これが内容物中に移行するという衛生上の問題や注出口の外観が見苦しくなるという外観上及び商品価値上の問題もある。
【0007】
従って、本発明の目的は、従来の金属箔裏当キャップにおける上記問題を解消し、優れたフレーバー保持性と易開口性との組合せを有し、しかも開口後の衛生的特性及び外観的特性にも優れた注出キャップを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、キャップ本体の口壁に設けられた開口予定部と、開口予定部の周囲を規定する弱化部と、開口予定部に設けられた開口用把持部とを備え、前記弱化部を破断して注出口を形成する注出キャップにおいて、金属箔と金属箔の一方の面に設けられた保護樹脂層と金属箔の他方の面に設けられたピーラブルヒートシール樹脂層との積層体から成り且つ前記開口予定部と相似形でしかも外縁が前記弱化部よりも大きい裏当部材をキャップ本体の口壁裏面に、裏当部材が弱化部を完全に覆いしかもその外縁が弱化部の外方に小間隔だけ延びるように、前記ピーラブルヒートシール樹脂層を介して熱接着させて成り、開口に際しては弱化部が破断し、次いで弱化部外方の裏当部材と口壁との間で剥離して、裏当部材全体が開口予定部と一体に取外されるようにしたことを特徴とする注出キャップが提供される。
【0009】
本発明において、ピーラブルヒートシール樹脂としては、ヒートシール可能でありしかもヒートシール界面での剥離或いは前記界面近傍のヒートシール樹脂層中での凝集破壊が手による開口力で容易に行われるものであれば任意のものが使用されるが、このピーラブルヒートシール樹脂は、オレフィン系樹脂から成る連続相と前記連続相のオレフィン系樹脂以外のオレフィン系樹脂或いはビニル系樹脂から成る分散相とから成るポリマーアロイであることが好ましい。
【0010】
【作用】
本発明では、注出キャップの口壁裏面に設ける裏当部材として金属箔と金属箔の一方の面に設けた保護樹脂層と金属箔の他方の面に設けたピーラブルヒートシール樹脂層の積層体を使用する。
【0011】
この積層体の金属箔は香り成分や気体の透過を遮断するバリアーであり、保護樹脂層は金属箔と内容物との接触を妨げて、金属箔の腐食や金属の内容物中への溶出を防止すると共に、金属箔を補強して積層体の機械的強度を高めるものである。また、積層体のピーラブルヒートシール樹脂層は、キャップ口壁と金属箔積層体との熱接着層を可能にすると共に、この接着面に易剥離性(ピーラビリティ)を付与するものである。
【0012】
この積層体を開口予定部、即ち開口に際し取外される部分と相似形でしかも外縁が弱化部よりもやや大きいサイズに切断して裏当部材とする。これにより裏当部材をキャップ口壁に対して開口予定部及び弱化部を完全に覆うと共に弱化部から小間隔だけはみ出した部分でも熱接着が行われるようにすることができる。
【0013】
本発明によれば、上記の裏当部材をキャップ口壁裏面にピーラブルヒートシール樹脂層を介して熱接着させるが、この熱接着を、裏当部材が弱化部を完全に覆いしかもその外縁が弱化部の外方に小間隔だけ延びるように位置決めして行う。
【0014】
金属箔を含む裏当部材が弱化部を完全に覆いしかもその外縁が弱化部の外方に若干延びている状態で裏当部材の熱接着が行われているため、弱化部を通しての香り成分やガスの透過はほぼ完全に遮断され、その結果として優れたフレーバー保持性が得られる。
【0015】
本発明の注出キャップにおいても、開口用把持部を持上げ、弱化部を破断して開口を行うが、開口予定部と裏当部材との接着面積に比して弱化部外方の口壁と裏当部材との接着面積がかなり小さく、しかも接着面がピーラブルとなっているため、開口に際しては、弱化部外方の裏当部材と口壁との間で剥離が生じ、裏当部材における少なくとも金属箔はその全体が開口予定部と一体になった状態で取外されることになる。
【0016】
本発明によれば、金属箔積層体を破断することなく、積層体の剥離による取外しが行われるので、従来の裏当キャップに比して開口力を小さくすることができ、指による開口が容易であるという利点が奏される。また、積層体の破断を必要としないため、積層体中の金属箔の厚みや保護樹脂層の厚みを十分なバリアー性や強度が得られるように厚くすることができるという効果をも有している。
【0017】
更に、裏当部材全体が開口予定部と共に取外され、注出口にはその破片等が一切残存しないため、所謂ダスティングの問題もなく、衛生的特性に優れており、開口後の外観も至って良好であるという利点をも与える。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1はボトルに装着し、上蓋を開いた状態で示す本実施例の注出キャップの断面図であり、図2は上蓋を開いたボトルに未装着状態での容器装着側から見た平面図である。図3は開口予定部を取り外した状態で注出キャップを示した斜視図である。
【0020】
本発明の注出キャップ1は、大まかにいって、キャップ本体2と、その口壁3に設けられた開口予定部4と、開口予定部の周囲を規定する弱化部5と、開口予定部に設けられた開口用把持部6とを備えており、弱化部5を破断して開口予定部4を取り外し、注出口7(図3)を形成するようになっている。
【0021】
この実施例の注出キャップにおいて、キャップ本体1は、ボトル口部8の外周に係合する外筒9、ボトル口部8の内周に係合する内筒10、及びボトル口部8の上面に係合するリング状周壁部11を備えており、このリング状周壁部11の上部には注出筒12が形成されている。注出筒12の先端には、内容物の液切り用端部13が形成されている。リング状周壁部11の内方にはこれと一体に口壁3が形成されている。
【0022】
リング状周壁部11の外周の一部には、ヒンジ14を介して一体に外筒9とほぼ同じ径の上蓋15が開閉可能に設けられている。即ち、上蓋15は頂板部16と短いスカート部17とからなっており、その内部に注出筒12を収容できるようになっている。上蓋15を閉じた位置で固定するため、注出筒12の下部には突起部18が形成されており、一方スカート部17の内周には凹部19が形成されていて、両者が係合することにより上蓋の固定が行われる。また、スカート部17の外周には、ヒンジ14の反対側に、開口用つまみ20が形成されていて、このつまみ20を指で押し上げることにより、上蓋15を開けることができる。上蓋15を、図1に示す開いた位置で安定化させるため、ヒンジ14の両側にほぼ並行に且つ小間隔をおいて下側に、引っ張りスプリングとして作用するブリッジ21、21が設けられており、上蓋15を開いたとき、図1に示す状態で安定化し、上蓋15が振動乃至揺動しないようにしている。
【0023】
前記弱化部5で囲われた開口予定部4の形状は、弱化部5の破断が容易に生じて、開口予定部4の取り外しが容易に行われ且つ内容物の注出が容易に行われるるものであれば特に制限はないが、開口開始に最も力を要することから、開口開始に際して応力集中が生じる形状が好適である。
【0024】
図2に示す具体例では、開口用把持部(プルリング)6の付根部22を要として、扇形の開口予定部4を形成させる。この開口予定部4の形状では、要の部分に応力集中を生じて先ずこの部分の弱化部5の破断が生じ、次いでこの弱化部5の破断がV字形状となって次第に拡大し、最後に半円弧状の部分の破断が生じて開口予定部4の取り外しが可能となる。
【0025】
口壁3から開口予定部4を区画する弱化部5は、図4の拡大断面図に示すとおり、ほぼV字型の溝からなっており、薄肉部23が存在することによって弱化されている。この薄肉部23ではプラスチックが他の部分に比して薄いため、フレーバー成分やガスの透過が無視できないオーダーで生じ、これに内容物のフレーバーが損なわれる。
【0026】
これを防止するために、ガスバリアー性の裏当部材24を設けるのであるが、本発明では、この裏当部材24を特定の積層材料で形成すると共に、特定の位置関係で、口壁3の裏面に装着させる。
【0027】
裏当部材24の断面構造と口壁への装着状態を示す図4において、この裏当部材24は、金属箔25、金属箔の一方の面に必要により接着剤層(図示せず)を介して設けられた保護樹脂層26及び金属箔の他方の面に必要により接着剤層を介して設けられたピーラブルヒートシール樹脂層27の積層体から成る。
【0028】
裏当部材24はピーラブルヒートシール樹脂層27が口壁3の裏面と対面する位置関係で熱接着されるが、裏当部材24を、前記開口予定部4と相似形でしかも外縁が前記弱化部5よりもやや大きい形状とし、裏当部材24が弱化部5を完全に覆いしかもその外縁28が弱化部5の外方に小間隔だけ延びるように、前記ピーラブルヒートシール樹脂層27を介して熱接着させる。
【0029】
この被覆構造によれば、薄肉部23がヒートシール性樹脂層27により密着された高バリアー性の金属箔25で完全に覆われるため、薄肉部を通してのフレーバー成分の透過をほぼ完全に防止できると共に、ヒートシールがピーラブルヒートシールであるため、開口に際しては、先ず弱化部5が破断し、次いで弱化部外方の裏当部材24と口壁3との間で剥離して、裏当部材24全体が開口予定部4と一体に取外されるようになる。裏当部材24を弱化部5と同時に破断する場合には、裏当部材が高強度の金属箔や、保護樹脂層を含むため、その破断に大きな力を必要とし、開封が容易でないという事態を生じるが、本発明によれば、裏当部材を破断することなく、ヒートシール性樹脂層のピーラブル性を利用して、弱化部外方の裏当部材24と口壁3との間で剥離を行わせるので、開口予定部4の開口も容易であるという利点を与えるものである。また、裏当部材の切れ端が注出口に残留しないので、開口後の外観も著しく良好である。
【0030】
裏当部材に使用する金属箔25としては、純アルミやアルミ合金等の軽金属の箔や、鉄箔、鋼箔、ブリキ箔、その他の表面処理鋼箔等が使用され、その厚みは7乃至15μmの範囲にあるものがよい。
【0031】
裏当部材の保護樹脂層26としては、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム等の機械的強度と腐食成分に対するバリアー性に優れたものが使用され、その厚みは一般に10乃至20μmのものが適している。
【0032】
裏当部材のピーラブルヒートシール性樹脂層27としてはヒートシール可能でありしかもヒートシール界面での剥離或いは前記界面近傍のヒートシール樹脂層中での凝集破壊が手による開口力で容易に行われるものであれば任意のものが使用され、シール強度が0.3〜2.0kg/15mm幅、特に0.5〜1.5kg/15mm幅となるようなものが適当である。
【0033】
該ヒートシール性樹脂としては、オレフィン系樹脂、低融点共重合ポリアミド、低融点共重合ポリエステル、各種ビニル樹脂或いはこれらのブレンドの内、前述したシール強度を与えるようなものをキャップ本体の樹脂との関連において用いる。その厚みは一般に20乃至40μmのものが適している。
【0034】
特に好適なヒートシール性樹脂は、オレフィン系樹脂から成る連続相と前記連続相のオレフィン系樹脂以外のオレフィン系樹脂或いはビニル系樹脂から成る分散相とから成るポリマーアロイである。
【0035】
上記ポリマーアロイ中の連続相オレフィン系樹脂としては、低−中−又は高−密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、ホモポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、ポリブテン−1、ポリペンテン−1、ブテン−1/プロピレン共重合体、ブテン−1/プロピレン/エチレン三元共重合体等を挙げることができる。耐熱性の点では、ホモポリプロピレンが好適である。
【0036】
分散相用のオレフィン系樹脂としては、連続相のオレフィン系樹脂とは異なるオレフィン樹脂が使用され、例えば連続相がプロピレン系樹脂の場合、分散相としてエチレン系樹脂を使用し、逆に連続相がエチレン系樹脂の場合、分散相としてプロピレン系樹脂を使用することができる。
【0037】
分散相用のオレフィン系樹脂以外の樹脂としては、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル酸エステル系樹脂、その他のビニール系樹脂が挙げられ、これらの分散相樹脂は、連続相のオレフィン系樹脂に単に分散しているだけでも或いはグラフト重合していてもよい。
【0038】
連続相樹脂と分散相樹脂との比率は、一般に90:10乃至50:50、好適には80:20乃至60:40の重量比で存在するのがよい。分散層の粒径は、一般に0.1乃至5μm、特に0.3乃至3μmの範囲にあるのがよい。
【0039】
好適なピーラブルヒートシール性樹脂フィルムは、三菱化学株式会社及び和田化学工業株式会社から、VMXフィルムとして入手できる。
【0040】
最も好適な裏当部材用積層体として、VMXフィルム30μm/アルミ箔7μm/PETフィルム25μmの積層体を挙げることができる。
【0041】
キャップ本体2を構成する樹脂としては、任意の熱可塑性樹脂が使用されるが、オレフィン系樹脂、例えば低−中−又は高−密度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、ホモポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、ポリブテン−1、ポリペンテン−1、ブテン−1/プロピレン共重合体、ブテン−1/プロピレン/エチレン三元共重合体等が適している。
【0042】
キャップ本体の開口予定部4の厚みは、特に制限はないが、一般に0.8乃至1.5mm、好ましくは1.0乃至1.2mmの厚みを有するのがよく、一方弱化部の薄肉部の厚みは、密封信頼性と易開口性との兼ね合いから、0.15乃至0.25mm、好ましくは0.18乃至0.2mmの厚みを有するのが適当である。
【0043】
裏当部材24の外縁部28の弱化部5からの突き出し寸法(l)は、一般に0.2乃至2.5mm、特に0.3乃至1.0mmの範囲が適当であり、上記寸法よりも小さいとフレーバーに対するバリアー性が損なわれ、一方上記範囲よりも大きいと開口性が悪くなる傾向がある。
【0044】
本発明の注出キャップは、裏当部材24を金型内に位置決めされた状態でインサートし、キャップ本体形成用の樹脂を射出成形することにより製造される。射出成形される樹脂温により、裏当部材とキャップ本体樹脂とのピーラブルヒートシールが同時に行われる。
【0045】
【発明の効果】
本発明では、裏当部材を特定の積層材料で形成すると共に、特定の位置関係で、口壁の裏面に装着させることにより、両者の間にピーラブルヒートシールを形成させることが可能となると共に、開口に際しては弱化部が破断し、次いで弱化部外方の裏当部材と口壁との間で剥離して、裏当部材全体が開口予定部と一体に取外されるようにすることができ、これにより、従来の金属箔裏当キャップにおける上記問題を解消し、優れたフレーバー保持性と易開口性との組合せを有し、しかも開口後の衛生的特性及び外観的特性にも優れた注出キャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボトルに装着し、上蓋を開いた状態で示す本実施例の注出キャップの断面図である。
【図2】上蓋を開いたボトルに未装着状態で容器装着側から見た図1のキャップの平面図である。
【図3】開口予定部を取り外した状態で図1の注出キャップを示した斜視図である。
【図4】裏当部材の断面構造と口壁への装着状態を示す拡大断面図である。

Claims (3)

  1. キャップ本体の口壁に設けられた開口予定部と、開口予定部の周囲を規定する弱化部と、開口予定部に設けられた開口用把持部とを備え、前記弱化部を破断して注出口を形成する注出キャップにおいて、金属箔と金属箔の一方の面に設けられた保護樹脂層と金属箔の他方の面に設けられたピーラブルヒートシール樹脂層との積層体から成り且つ前記開口予定部と相似形でしかも外縁が前記弱化部よりもやや大きい裏当部材をキャップ本体の口壁裏面に、裏当部材が弱化部を完全に覆いしかもその外縁が弱化部の外方に小間隔だけ延びるように、前記ピーラブルヒートシール樹脂層を介して熱接着させて成り、開口に際しては弱化部が破断し、次いで弱化部外方の裏当部材と口壁との間で剥離して、裏当部材全体が開口予定部と一体に取外されるようにしたことを特徴とする注出キャップ。
  2. 前記ピーラブルヒートシール樹脂が、オレフィン系樹脂から成る連続相と前記連続相のオレフィン系樹脂以外のオレフィン系樹脂或いはビニル系樹脂から成る分散相とから成るポリマーアロイである請求項1記載の注出キャップ。
  3. 前記裏当部材の外縁が弱化部より外方に0.2乃至2.5mmの範囲で突き出している請求項1又は2記載の注出キャップ。
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