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JP3693475B2 - Remote access router - Google Patents

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JP3693475B2
JP3693475B2 JP27036997A JP27036997A JP3693475B2 JP 3693475 B2 JP3693475 B2 JP 3693475B2 JP 27036997 A JP27036997 A JP 27036997A JP 27036997 A JP27036997 A JP 27036997A JP 3693475 B2 JP3693475 B2 JP 3693475B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)と通信ネットワークまたは通信回線を介して接続される遠隔地LANとの間の通信を制御するリモートアクセスルータに関する。
【0002】
【従来の技術】
リモートアクセスルータにおける通信条件の設定は、図5の通信条件設定内容構成図に示すようにシステム情報、WAN側ポート情報(ISDN情報、PPP情報)、LAN側ポート情報(ルーティング情報、フィルタリング情報)等を含む数十項目以上に対して行なう必要があり、複雑で専門知識を要している。そして、この設定は、リモートアクセスルータに、情報の処理能力を持たない、いわゆるダムターミナルを接続し、専門知識を有するシステム管理者がダムターミナルのキー操作により、ダムターミナルの表示器に設定内容を表示させ、それら設定項目に対する設定や疎通確認の起動、障害情報の参照などを行なう方法が取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、パーソナルコンピュータ(PC)及びインターネットが普及し、これらが一般家庭において使用されるようになり、また、スモールオフィス、ホームオフィス(SOHO)といったオフィス環境が進行していくことにより、小規模なLAN又は家庭内LANといった簡単なネットワーク構成のLANを構築し、これにリモートアクセスルータを接続してインターネットに接続する使用形態が出現している。
【0004】
しかしながら、従来はリモートアクセスルータの設置時に、必ずダムターミナルが必要であり、また、簡単なネットワーク構成で利用する場合であっても、LANに関する専門知識を養いダムターミナルによって、リモートアクセスルータに通信条件を設定する必要があるため、小規模なLAN又は家庭内LANを構築するために多大な労力を要していた。
【0005】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、リモートアクセスルータ自身に通信条件の設定や疎通確認の起動、障害情報の参照などを行なうための操作キーおよび表示器を備えることで、簡単なネットワーク構成にリモートアクセスルータを設置する場合には、ダムターミナルを使用することなく、それら通信条件の設定や疎通確認の起動、障害情報の参照などを行なえるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1のLANと通信回線との間に挿入され、この通信回線を介して2のLANとの間の通信を、設定された通信動作条件に基づいて制御するリモートアクセスルータであって、操作キーおよび表示器を備える操作パネルと、通信動作条件設定用端末を収容可能なダムターミナル制御部と、設定された通信動作条件を記憶する記憶装置と、記憶置に記憶されている通信動作条件に基づいてLAN通信を制御する通信制御装置とを具備したリモートアクセスルータにおいて、前記通信動作条件は、前記ダムターミナル制御部に接続された通信動作条件設定用端末のみから設定可能な第1の通信動作条件と、前記通信動作条件設定用端末及び前記操作パネルの両方から設定可能な、少なくとも前記通信回線の種別、前記第1のLAN側IPアドレス、前記第1のLAN側サブネットマスク、前記通信回線側IPアドレス、及び前記通信回線側サブネットマスクを含む第2の通信動作条件とにより構成し、前記通信動作条件設定用端末から設定された前記第1の通信動作条件及び前記第2通信動作条件を前記記憶装置記憶させる第1の設定手段と、前記表示器の表示状態と前記操作キーの操作との組合わせに基づき前記操作パネルにより設定された前記第2の通信動作条件を前記記憶装置へ記憶させる第2の設定手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、リモートアクセスルータにおける通信条件の設定がリモートアクセスルータ自身に装備された操作キーおよび表示器によって行え、リモートアクセスルータの設置時にダムターミナルが不要となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるリモートアクセスルータを用いたLANシステムのブロック構成図である。このLANシステムはISDN等の通信ネットワーク1に一方のリモートアクセスルータ2Aが接続されており、またこのリモートアクセスルータ2Aを介して一方のLAN3Aが接続され、このLAN3Aに複数のLAN端末4Aが接続された構成となっている。
【0009】
また、これと同様に、通信ネットワーク1に他方のリモートアクセスルータ2Bが接続されており、またこのリモートアクセスルータ2Bを介して他方のLAN3Bが接続され、このLAN3Bに複数のLAN端末4Bが接続された構成となっている。
【0010】
そして、例えばリモートアクセスルータ2Aは、通信ネットワーク1を介してリモートアクセスルータ2Bと通信路を設定してLAN端末4Aから遠隔地にあるLAN端末4B間の通信を制御している。なお、リモートアクセスルータ2A、2Bは、一般的にLAN3A、3Bに接続された複数のLAN端末4A、4Bから送信されたデータをどこに送信するかの経路選択を行うために、経路選択情報などの通信条件の設定を可能とするように構成されている。
【0011】
図2は、本発明によるリモートアクセスルータ2A、2Bのブロック構成図であり、LAN3A、3Bを介して通信を行うLAN制御部21、リモートアクセスルータ2全体の制御を行う主制御部22、リモートアクセスルータ2A、2Bの制御プログラムを格納するプログラムメモリ23、データをはじめ制御に必要な情報を一時的に記憶するワークメモリ24、リモートアクセスルータ2A、2Bの経路選択情報などの通信条件の設定などを行うダムターミナル5を制御するダムターミナル制御部25、通信ネットワーク1への通信を制御する回線制御部26、操作キーと表示器を制御するパネル制御部27、及び、ダムターミナル5などから設定された通信条件を記憶する通信条件記憶部28からなり、これらはバス28を介して互いに接続されている。
【0012】
図3は、パネル制御部27と操作パネル29との関係を示す機能ブロック図である。パネル制御部27はバスインターフェイス31、LCD(液晶表示器)コントローラ32、LED(発光ダイオード)ドライバ33、キー割り込み回路34を備える。操作パネル29はLCD41、発光ダイオード42、キー43を備える。
【0013】
バスインターフェイス31はバス28から操作パネル29のLCD41への表示内容、LED42の点灯情報を受け取り、LCDコントローラ32およびLEDドライバ33を駆動してLCD41およびLED42の制御を行う。
【0014】
また、キー43が押下されると、キー割り込み回路34から主制御部22に対してキー割り込みが発生する。主制御部22はバスインターフェイス31を介してキー割り込み回路34からどのキーが押下されたかの情報を受け取る。
【0015】
図4は、操作パネル29の一例を示す表面図で、LCD41、LED42、キー43の配置例を示している。LED42はTx42a、Rx42b、LINK42c、WAN42d、ANLG42eからなる。また、キー43はMODEキー43a、左方向カーソルキー43b、右方向カーソルキー43c、下方向カーソルキー43d、SETキー43e、RUNキー43fからなる。
【0016】
図5は、本発明のリモートアクセスルータ2A、2Bに設定される通信条件の概要を示す図であり、通信条件A100は、システム情報設定項目、WAN側ポート設定項目、LAN側ポート設定項目、及びその他の設定項目(図示せず)から構成されている。そして、システム情報設定項目はシステムの基本的情報を設定するシステム情報設定A200を設定するものであり、WAN側ポート設定項目は、ISDN情報設定A300及びPPP(ポイント・トゥー・ポイント・プロトコル)情報設定A301を含む電話回線側の詳細情報を設定するものであり、同様に、LAN側ポート情報設定、IPルーティング情報A400及びIPフィルタリング情報A401を含むLAN側の詳細情報を設定するものである。
【0017】
なお、図5に図示しているシステム情報設定A200、ISDN情報設定A300、PPP情報A301、IPルーティング情報A400、及びIPフィルタリング情報A401は、リモートアクセスルータ2A、2Bをインターネットプロトコル(IP)で使用する場合に、最小限必要な情報であり、以下、この具体的設定情報について説明する。
【0018】
図6は、システム情報A200の設定内容を示す図であり、これは、ダムターミナル5に表示された状態を示している。図6において、「Name」、「Contact」、及び「Location」は、装置名称、連絡先、装置の設置場所等を設定する領域、「Equipment」61は、装置の機能を設定する領域、「WAN Type」62は、電話回線側の種別を設定する領域、「LANIP Adderss」63は、LAN側のIPアドレスを設定する領域、 「LAN Subnet Mask」64は、LAN側のサブネットマスクを設定する領域、「WAN IP Adderss」65は、電話回線側のIPアドレスを設定する領域、「WAN Subnet Mask」66は、電話回線側のサブネットマスクを設定する領域である。
【0019】
また、「TEL」は、電話回線側がISDN回線交換のとき設定する領域であって、自装置の電話番号を設定する領域、「Sub Address」は、電話回線側がISDN回線交換のとき設定する領域であって、自装置の電話番号のサブアドレスを設定する領域(サブアドレスが必要な場合に設定)、「Inactivity Watch Dog Timer(Sec)」は、電話回線を接続している状態で、無通信時に電話回線を強制的に切断する機能を使用する場合に設定される領域であって、無通信状態を監視し、無通信状態になったときから電話回線を切断するまでのタイマ(無通信時間)の閾値を設定する領域、及び「Invalid Observation Timer(Hour)」は、通信 (電話接続)が所定時間以上継続しているときに電話回線を強制的に切断する機能を使用する場合に設定される領域であって、長時間通信状態を監視し、電話回線を接続してから電話回線を切断するまでのタイマ(通信継続時間)の閾値を設定する領域である。
【0020】
なお、図示している設定内容は、装置の通信条件記憶部28に予め設定されているデフォルトの内容であり、この場合、装置の機能は「IPルータ」、電話回線側の種別は「ISDN回線交換」、LAN側のIPアドレスは「192.0.3.200」、LAN側のサブネットマスクは「255.255.255.0」、電話回線側のIPアドレスは「192.0.2.200」、無通信時間の閾値は「180秒」、及び長時間通信監視時間は「12時間」に設定されていることを示している。
【0021】
図7は、ISDN情報A300の設定内容を示す図であり、これは、ダムターミナル5に表示された状態を示している。図7において、「ISDN」は回線交換等の通常のISDN接続を用いる際に使用する設定領域であり、また、「HSD」はデジタル専用線接続する際に使用する設定領域である。「ISDN」設定領域において、「Call type」は、Bチャネルの加入形態を設定する領域、「TEI」は、ISDN通信時に端末に割り当てられるTEI値を設定する領域、及び、「Speed(Kbps)」は、回線速度を設定する領域である。
【0022】
また、「HSD」設定領域において、「Speed(Kbps)」は、回線速度を設定する領域、及び「Ch Select」は、通信に使用するBチャネルを設定する領域である。
【0023】
なお、図示している設定内容は、装置の通信条件記憶部28に予め設定されているデフォルトの内容であり、この場合、回線交換等の通常のISDN接続を用いる際には、Bチャネルの加入形態は「General Bch(任意クラス)」、TEI値は「AUTO(自動設定)」、及び回線速度は「64Kbps」に設定されていることを示し、また、デジタル専用線接続を用いる際には、回線速度は「64Kbps」、及び通信に使用するBチャネルは「B1ch」に設定されていることを示している。
【0024】
図8は、PPP情報A301の設定内容を示す図であり、これは、ダムターミナル5に表示された状態を示している。図8において、「Source MRU」は、PPPネゴシエーション情報の自装置が送信する最大ユニット長を設定する領域、「Destination MRU(Min)」は、PPPネゴシエーション情報の相手装置の最大受信ユニット長を設定する領域、「RestartTimer(Sec)」は、PPP制御情報の再送タイマを設定する領域、「MAX Terminate」は、Terminateリクエストパケットのリトライ回数を設定する領域、「MAX Configure」は、Configureリクエストパケットのリトライ回数を設定する領域、「MAX Failure」は、否定パケット受信でのリトライ回数を設定する領域、「LQR n」は、リンク品質判定の母数を設定する領域、「LQR k」は、リンク品質判定の基準値を設定する領域、「Authentication Protocol」の「Name」は、認証プロトコルを用いる際の自局の名称を設定する領域、及び「Password」は、自局のパスワードを設定する領域である。
【0025】
なお、図示している設定内容は、装置の通信条件記憶部28に予め設定されているデフォルトの内容であり、この場合、自装置が送信する最大ユニット長は 「1500」、相手装置の最大受信ユニット長は「1500」、再送タイマは 「3秒」、Terminateリクエストパケットのリトライ回数は「2回」、Configureリクエストパケットのリトライ回数は「10回」、否定パケット受信でのリトライ回数は「10回」、リンク品質判定の母数は「5」、及びリンク品質判定の基準値は「1」に設定されていることを示している。
【0026】
図9は、IPルーティング情報A400の設定内容を示す図であり、これは、ダムターミナル5に表示された状態を示している。図9において、このIPルーティング情報は複数個設定可能であり、各々のIPルーティング情報において、「Status」は、ルーティングテーブルの設定状態及びルーティング情報の有効又は無効を設定する領域、「Hop Cnt」は、相手ネットワークまでにあるルータの数を設定する領域、「Next Hop IP」は、次に中継するルータのIPアドレスを設定する領域、「Dest.IP」は、宛先IPアドレスを設定する領域、「TEL」91は、電話回線側がISDN回線交換のとき設定する領域であって、相手装置の電話番号を設定する領域、「Sub Address」92は、電話回線側がISDN回線交換のとき設定する領域であって、相手装置の電話番号のサブアドレスを設定する領域(サブアドレスが必要な場合に設定)、「Authentication Protocol」は、電話回線側がISDN回線交換、デジタル専用線等のときの認証プロトコル相手局情報を設定する領域であって、認証プロトコルの有無及び種別を設定する領域、「User Name」は、相手局の名称を設定する領域、並びに「User Password」は、相手局のパスワードを設定する領域である。
【0027】
なお、図示している設定内容は、装置の通信条件記憶部28に予め設定されているデフォルトの内容であり、この場合、ルーティングテーブルの設定状態は 「IPルーティング情報有効」、相手ネットワークまでにあるルータの数は「2」、宛先IPアドレスは全てのIPアドレスを通過させることを意味する「0.0.0.0」、認証プロトコル相手局情報は「None(認証しない)」が設定されていることを示している。
【0028】
図10は、IPフィルタリング情報A401の設定内容を示す図であり、これは、ダムターミナル5に表示された状態を示している。図10において、このIPフィルタリング情報は複数個設定可能であり、各々のIPフィルタリング情報において、「Item」は、フィルタリングの有無及びフィルタリング項目を設定する領域、「Port No」は、フィルタリング項目がポート番号の場合に設定する領域であって、フィルタリングするポート番号を設定する領域、「Protocol」は、フィルタリング項目がプロトコルの場合に設定する領域であって、フィルタリングするプロトコルの番号を設定する領域、「Source Match IP」、「Source Mask」、「Dest.IP」、及び「Dest.Mask」は、フィルタリング項目がIPアドレスの場合に設定する領域であって、これらは順に、フィルタリングする送信元IPアドレス、フィルタリングする送信元IPアドレスのマスク値、フィルタリングする送信先IPアドレス、及びフィルタリングする送信先IPアドレスのマスク値を設定する領域であり、更に「Effect」は、フィルタリング動作の内容(フィルタリング又は中継)を設定する領域である。
【0029】
なお、図示している設定内容は、装置の通信条件記憶部28に予め設定されているデフォルトの内容であり、この場合、全くフィルタリングしない状態に設定されていることを示している。
【0030】
図5に示す通信条件は、以上のような設定項目であるが、これは、最低限必要な一部を示しているにすぎない。他の詳細な設定項目は、ルータにおいて周知技術であるので、ここでは、それらの説明を省略する。また、これら各設定項目によって設定された内容は、図2に示す通信条件記憶部28の各設定項目に対応する領域に記憶され、LAN及びWAN通信の際にこれらが参照されて、所望のルーティング及び接続動作が行なわれる。
【0031】
次に、図11〜図20に示すフローチャート図、及び図21に示す動作説明図を参照しながら、リモートアクセスルータのパネル操作による通信条件の設定方法およびその表示例、疎通確認の起動や障害情報の参照などの保守方法およびその表示例について説明する。
【0032】
図6〜図10により、通常、ダムターミナル5で設定する通信条件を説明したが、本発明のリモートアクセスルータ2A、2Bにおいては、この内、リモートアクセスルータ2A、2Bを動作させるために最低限必要な通信条件である、図6に示す「Equipment」61、「WAN Type」62、「LAN IP Adderss」63、「LAN Subnet Mask」64、「WAN IP Adderss」65、及び「WAN Subnet Mask」66と、図7に示すISDN用の「Speed(Kbps)」71、及びHSD用の「Speed(Kbps)」72と、図9に示す「TEL」91、及び「Sub Address」92とが操作パネル29から設定できるよう構成されている。
【0033】
図11は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作によるモード切り替え方法とそのときのLCD41の表示例を示すフローチャート図である。リモートアクセスルータ2A、2Bは通常はLCD41に動作状態画面を表示している(ステップS1)。
【0034】
この状態でMODEキー43aを押すと(ステップS2)、通信条件の設定画面がLCD41に表示される(ステップS3)。さらにMODEキー43aを押すと(ステップS4)、保守画面がLCD41に表示される(ステップS5)。さらにMODEキー43aを押すと(ステップS6)、もとの動作状態画面がLCD41に表示される(ステップS1)。
【0035】
図12及び図13は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作による通信条件の設定項目の切り替え方法とそのときのLCD41の表示例を示すフローチャート図である。
【0036】
まず、前述したステップS3(図11)で通信条件設定画面が表示されているときに、SETキー43eを押すと(ステップS11)、図6に示す「WAN Type」62の設定項目に対応する回線種別選択画面がLCD41に表示される(ステップS12)。さらにSETキー43eを押すと(ステップS13)、図6に示す「Eqipment」61の設定項目に対応する動作モード選択画面がLCD41に表示され(ステップS14)、さらにSETキー43eを押すと(ステップS15)、図6に示す「LAN IP Address」63の設定項目に対応するLAN側IPアドレス入力画面がLCD41に表示され(ステップS16)、さらにSETキー43eを押すと(ステップS17)、図6に示す「LAN Subnet Mask」64の設定項目に対応するLAN側IPマスク入力画面がLCD41に表示される(ステップS18)。また、SETキー43eを押すと(ステップS19)、図6に示す「WAN IP Address」65の設定項目に対応するWAN側IPアドレス画面がLCD41に表示され(ステップS20)、さらにSETキー43eを押すと(ステップS21)、図6に示す「WAN Subnet Mask」66の設定項目に対応するWAN側IPマスク入力画面がLCD41に表示され(ステップS22)、さらにSETキー43eを押すと(ステップS23)、図9に示す「TEL」91の設定項目に対応する宛先電話番号入力画面がLCD41に表示される(ステップS24)。
【0037】
このように、SETキー43eを押す度に、設定画面が切り替え表示され、さらにSETキー43eを押すと(ステップS25)、最後に、図9に示す「Sub Address」92の設定項目に対応するサブアドレス入力画面(最終条件画面)を表示し(ステップS26)、SETキー43eを押すと(ステップS27)、設定終了のメッセージが通信条件設定終了画面として表示され(ステップS28)、その後に再び動作状態画面に戻る(ステップS1)。
【0038】
なお、宛先電話番号入力画面と、サブアドレス入力画面は、電話回線側の回線種別がISDN回線交換に設定したときに表示され、これを設定可能にしているものであり、電話回線側の回線種別がフレームリレーに設定されているときは、データリンクコネクション識別子と認定情報速度とを設定する入力画面が表示され、これらが設定可能になる。また、電話回線側の回線種別がデジタル専用線 (HSD)などに設定されており、宛先電話番号、サブアドレス、データリンクコネクション識別子、及び認定情報速度などの電話回線側の通信条件を設定する必要がないものは、このような表示がされないように構成されている。
【0039】
図14は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作による通信条件の設定で、回線種別の選択方法とそのときのLCD41の表示例を示すフローチャート図である。まず、前述したステップS12(図12)で回線種別選択画面(選択項目1)が表示されているときに、下方向カーソルキー43dを押すと(ステップS31)、他の回線種別選択画面(選択項目2)を表示する (ステップS32)。
【0040】
以下、同様にして下方向カーソルキー43dを押す毎に他の回線種別の選択画面が表示される(ステップS33〜S39)。最終選択項目の回線種別選択画面が表示されているときに(ステップS40)、下方向カーソルキー43dを押すと(ステップS41)、もとに戻って再びLCD41に回線種別選択画面(選択項目1)が表示される(ステップS12)。
【0041】
このようにして、図6に示す「WAN Type」62の設定項目に対応する電話回線側の回線種別が「ISDN回線交換(64Kbps)」、「ISDN回線交換(128Kbps)」、「デジタル専用線(64Kbps)」「デジタル専用線(128Kbps)」、「フレームリレー(64Kbps)」、「フレームリレー(128Kbps)」、「OCN(64Kbps)」、及び「OCN (128Kbps)」のいずれかに選択設定される。なお、この回線種別の設定に伴い、回線速度が設定されるので、図7に示すISDN用の「Speed(Kbps)」71又はHSD用の「Speed(Kbps)」72等の対応する設定項目が設定されることになる。
【0042】
また、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作による通信条件の設定で、前述したステップS14(図12)で動作モード選択画面が表示されているときに、同様に、下方向カーソルキー43dを押す毎に、図6に示す「Equipment」61の設定項目に対応する動作モード種別となる「IPルータ」、「ブリッジ」、及び「IPルータ&ブリッジ」を表示させ、これらをいずれに選択設定することができる。
【0043】
図15は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作による通信条件の設定で、LAN側IPアドレスの入力方法とそのときのLCD41の表示例を示すフローチャート図である。この例では、LAN側IPアドレスを 「192.000.003.049」に設定する例を示している。
【0044】
まず、前述したステップS16(図12)でLAN側IPアドレスの入力初期画面としてLCD41に「192.000.003.200」が表示され、カーソルが先頭の「1」に表示されているとする。ここで、LAN側IPアドレスを「192.000.003.049」に変更するには、右方向カーソルキー43cを9回押下すると(ステップS51)、カーソルが10桁目の「2」に移動し(ステップS52)、下方向カーソルキー43dを8回押下すると(ステップS53)、10桁目の数値が「2」から「0」になる(ステップS54)。
【0045】
次いで、右方向カーソルキー43cを1回押下すると(ステップS55)、カーソルが11桁目の「0」に移動する(ステップS56)。そして、下方向カーソルキー43dを4回押下すると(ステップS57)、11桁目の数値が「0」から「4」になる(ステップS58)。
【0046】
次いで、右方向カーソルキー43cを1回押下すると(ステップS59)、カーソルが12桁目の「0」に移動する(ステップS60)。そして、下方向カーソルキー43dを9回押下すると(ステップS61)、12桁目の数値が「0」から「9」になる(ステップS62)。
【0047】
これで全桁の入力が終了し、図6に示す「LAN IP Address」63の設定項目に対応するLAN側IPアドレスは「192.000.003.049」に設定されたので、SETキー43eを押下すると(ステップS63)、次の通信条件の設定項目であるLAN側IPマスク入力画面(ステップS18)がLCD41に表示される。
【0048】
また、前述したステップS18(図12)でのLAN側IPマスクの入力初期画面、ステップS20(図12)でのWAN側IPマスクの入力初期画面、及びステップS22(図12)でのWAN側IPマスクの入力初期画面のときに、LAN側IPアドレス設定と同様の操作をすることで、これらを設定可能に構成している。従って、操作パネル29を操作することで、図6に示す「LAN Subnet Mask」64、「WAN IP Adderss」65、及び「WAN Subnet Mask」66の設定項目を自由に設定することができる。
【0049】
図16は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作による通信条件の設定で、宛先電話番号の入力方法とそのときのLCD41の表示例を示すフローチャート図である。
【0050】
まず、前述したステップS24(図13)で宛先電話番号入力画面において、電話番号が未設定のときには、LCD41にカーソル「_」のみが表示されている。ここで、下方向カーソルキー43dを10回押下すると(ステップS121)、そのカーソル位置の数値が「0」になる(ステップS122)。
【0051】
次いで、右方向カーソルキー43cを1回押下すると(ステップS123)、カーソルが右に一つ移動し、LCD41に「0_」と表示され、2桁目の数値を入力する状態になる(ステップS124)。そして、下方向カーソルキー43dを2回押下すると(ステップS125)、2桁目の数値が「2」になる(ステップS126)。
【0052】
次いで、右方向カーソルキー43cを1回押下すると(ステップS127)、カーソルが右に一つ移動し、LCD41に「02_」と表示され、3桁目の数値を入力する状態になる(ステップS128)。そして、下方向カーソルキー43dを4回押下すると(ステップS129)、3桁目の数値が「4」になり(ステップS130)、更に、右方向カーソルキー43cを1回押下すると(ステップS131)、カーソルが右に一つ移動し、4桁目の数値を入力する状態になる。
【0053】
以下、同様にして、電話番号全桁の入力が終了すると(ステップS132)、図9に示す「TEL」91の設定項目に対応する宛先電話番号は設定されたので、SETキー43eを押下すると(ステップS133)、次の通信条件の設定項目であるサブアドレス入力画面(ステップS26)がLCD41に表示される。
【0054】
また、前述したステップS26(図13)でのサブアドレス入力画面のときに、宛先電話番号設定と同様の操作をすることで、これを設定可能に構成している。従って、操作パネル29を操作することで、図9に示す「Sub Address」92の設定項目も自由に設定することができる。
【0055】
以上、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作による通信条件の設定の方法を説明したが、このようにして設定した各設定項目の内容は、ダムターミナル5で設定した場合と同様に、図2に示す通信条件記憶部28の各設定項目に対応する領域に記憶される。そして、操作パネル29から設定された通信条件と、デフォルト値として予め通信条件記憶部28に設定記憶されている通信条件とが結合し、リモートアクセスルータ2A、2Bの動作に必要な通信条件が設定される。なお、デフォルト値として予め通信条件記憶部28に設定記憶されている通信条件は、WAN側と全てのパケット送受信する単純なルーティングであり、また、フィルタリング条件を無しとしているため、高度な専門知識を有することなく、リモートアクセスルータ2A、2Bを設置し、これを動作させることができる。
【0056】
また、本発明においては、リモートアクセスルータ2A、2Bを動作させるために必要な通信条件をダムターミナル5と操作パネル29との両方で設定できるものであるが、この設定をダムターミナル5と操作パネル29とのどちらで行なったかを示す情報(設定手段情報)を記憶するように、通信条件記憶部28にその記憶領域を設けている。
【0057】
そして、ダムターミナル5から通信条件を設定した場合には、その後、操作パネル29から通信条件を設定できないようにロックする構成としている。即ち、ダムターミナル5から高度な通信条件を設定した後は、その通信条件を操作パネル29で書き替えられないようにし、LAN又はWAN通信の安全性を高めるように構成している。
【0058】
図17は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作によるメンテナンス項目の選択方法とそのときのLCD41の表示例を示すフローチャート図である。まず、前述したステップS5(図11)でLCD41に保守画面表示がされているときに、SETキー43eを押下すると(ステップS71)、メンテナンス項目選択画面の初期画面がLCD41に表示され、一番目のメンテナンス項目がLCD41の画面下段に表示される(ステップS72)。
【0059】
次に、下方向カーソルキー43dを押下すると(ステップS73)、二番目のメンテナンス項目がLCD41の画面下段に表示される(ステップS74)。以下、同様にして下方向カーソルキー43dを押下する毎に(ステップS75)、LCD41のメンテナンス項目の表示が切り替わり、最終のメンテナンス項目がLCD41に表示された状態で(ステップS76)、下方向カーソルキー43dを押下すると(ステップS77)、保守画面表示に戻る(ステップS5)。
【0060】
図18〜図19は、リモートアクセスルータ2A、2Bの操作パネル29の操作によるメンテナンス項目の疎通確認を起動する場合の操作方法とそのときのLCD41の表示例を示す図である。ここでは、IPアドレス「176.000.005.010」への疎通確認を起動する場合を示している。
【0061】
まず、LCD41に疎通確認選択画面が表示されている状態で(ステップS81)、SETキー43eを押下すると(ステップS82)、疎通確認相手IPアドレス入力画面がLCD41に表示され、LCD41の画面の下段に初期値「000.000.000.000」のIPアドレスが表示され、その1桁目にカーソルが表示される(ステップS83)。
【0062】
ここで、下方向カーソルキー43dを1回押下すると(ステップS84)、1桁目の数値が「0」から「1」に変化する(ステップS85)。次いで、右方向カーソルキー43cを1回押下すると(ステップS86)、カーソルが2桁目に移動する(ステップS87)。
【0063】
ここで、下方向カーソルキー43dを7回押下すると(ステップS88)、2桁目の数値が「0」から「7」に変化する(ステップS89)。以下、同様にして右方向カーソルキー43cの押下でカーソルを移動し、下方向カーソルキー43dの押下で数値を選択し、相手IPアドレスを入力する(ステップS90〜S101)。
【0064】
相手IPアドレスの入力が完了した状態でSETキー43eを押下すると(ステップS102)、疎通確認を開始し、いわゆるPINGが相手IPアドレスの宛先に所定間隔で送信し、相手からの応答を監視する。そうすると、リモートアクセスルータ2A、2Bは、疎通確認実行中の表示をLCD41に表示する(ステップS103)。このとき、疎通確認(PINGパケットの送信)は一定時間で無限回数実行され、LCD41の画面下段に疎通確認の正常回数(PINGパケットを送信してから所定時間内に相手から応答があった回数)と異常回数(PINGパケットを送信してから所定時間内に相手から応答がなかった回数)を表示する。疎通確認を終了したい場合はMODEキー43eを押下すると(ステップS104)、LCD41の画面に再び疎通確認選択画面が表示される(ステップS81)。
【0065】
このように、リモートアクセスルータ2A、2BがPINGパケットを送信することで、図21に示すように、回線の切り分け試験を正確に行なうことができる。即ち、従来は、図21において、テスト内容がPING(1)又はPING(2)のように、LAN端末からPINGコマンドを入力することで、疎通確認を行なうのみであり、PING(3)のように、リモートアクセスルータからPINGを送信することができなかった。従って、LAN通信が正常に行なわれないときに、実施するPINGパケットによる疎通確認で、明確に行なうことができない。本発明は、操作パネル29を操作することにより、リモートアクセスルータ自身からPINGパケットを送信することができるため、これに自己診断機能を組み合わせることにより、回線の切り分け試験を正確に行なうことができるようになる。
【0066】
また、疎通確認(PINGパケットの送信)を操作パネル29の操作でできるため、ダムターミナルを接続することなく、リモートアクセスルータ2A、2Bの設置(LAN工事)を、短時間で、容易に行なえるようになる。
【0067】
図20は、パネル操作によるメンテナンス項目の障害情報参照方法とそのときのLCD41の表示例を示す図である。前述したステップS74(図17)で障害情報参照選択画面がLCD41に表示された状態で、SETキー43eを押下すると(ステップS111)、採取された最新の障害情報コードが採取された時間とともにLCD41に表示される(ステップS112)。
【0068】
ここで、下方向カーソルキー43dを1回押下すると(ステップS113)、2件目の障害情報コードが採取された時間とともにLCD41に表示される(ステップS114)。以下、同様にして下方向カーソルキー43dを押下する度に採取された障害情報の新しいものから順に最大256件までLCD41に採取された時間と共に表示される(ステップS115〜S117)。
【0069】
採取された最古の障害情報が表示された状態で(ステップS118)、下方向カーソルキー43dを押下すると(ステップS119)、再び障害情報参照選択画面がLCD41に表示される(ステップS74)。
【0070】
なお、本実施の形態では、リモートアクセスルータ2A、2Bを同一の装置として説明したが、リモートアクセスルータ2A及びリモートアクセスルータ2Bのいずれか一方が他種類の装置であっても、通信条件(プロトコル等)が合っていれば、何ら支障なくLAN通信を行うことができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、リモートアクセスルータに操作キーおよび表示器を装備することにより、リモートアクセスルータの設置時に、リモートアクセスルータを動作させるために必要な最低限の通信条件の設定および疎通確認の起動、障害情報の確認などをダムターミナルなしで実行することができるようになり、また、高度な専門知識を有していない使用者でも容易にリモートアクセスルータを設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリモートアクセスルータを用いたLANシステムのブロック構成図である。
【図2】本発明によるリモートアクセスルータのブロック構成図である。
【図3】本発明によるリモートアクセスルータのパネル制御部と操作パネルとの関係を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明によるリモートアクセスルータの操作パネルを示す表面図である。
【図5】本発明によるリモートアクセスルータの通信条件設定内容を示す図である。
【図6】通信条件設定内容の内のシステム情報設定内容を示す図である。
【図7】通信条件設定内容の内のISDN情報設定内容を示す図である。
【図8】通信条件設定内容の内のPPP情報設定内容を示す図である。
【図9】通信条件設定内容の内のIPルーティング情報設定内容を示す図である。
【図10】通信条件設定内容の内のIPフィルタリング情報設定内容を示す図である。
【図11】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作モードの切り替え方法およびその際のLCDの表示例を示すフローチャート図である。
【図12】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作による通信条件の設定項目の切り替え方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図(1/2)である。
【図13】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作による通信条件の設定項目の切り替え方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図(2/2)である。
【図14】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作による通信条件の設定において、回線種別の選択方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図である。
【図15】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作による通信条件の設定で、LAN側IPアドレスの入力方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図である。
【図16】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作による通信条件の設定で、通信回線側の宛先電話番号の入力方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図である。
【図17】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作によるメンテナンス項目の選択方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図である。
【図18】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作によるメンテナンス項目の疎通確認を起動する場合の操作方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図(1/2)である。
【図19】図10の続きで疎通確認を起動する場合の操作方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図(2/2)である。
【図20】パネル操作によるリモートアクセスルータのメンテナンス項目の障害情報参照方法とそのときのLCDの表示例を示すフローチャート図である。
【図21】本発明によるリモートアクセスルータのパネル操作によるメンテナンス項目の疎通確認における動作状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 通信ネットワーク
2 リモートアクセスルータ
3 LAN
4 LAN端末
5 ダムターミナル
21 LAN制御部
22 主制御部
23 プログラムメモリ
24 ワークメモリ
25 ダムターミナル制御部
26 回線制御部
27 パネル制御部
29 操作パネル
30 バス
31 バスインターフェイス
32 LCDコントローラ
33 LEDドライバ
34 キー割り込み回路
41 LCD
42 LED
43 キー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a remote access router that controls communication between a LAN (local area network) and a remote LAN connected via a communication network or a communication line.
[0002]
[Prior art]
Communication conditions are set in the remote access router as shown in the communication condition setting contents configuration diagram of FIG. 5, such as system information, WAN side port information (ISDN information, PPP information), LAN side port information (routing information, filtering information), etc. It is necessary to carry out over several dozen items including, and is complicated and requires specialized knowledge. In this setting, a so-called dumb terminal that does not have information processing capability is connected to the remote access router, and a system administrator with expert knowledge can set the setting contents on the display of the dumb terminal by operating the keys of the dumb terminal. A method has been adopted in which these are displayed, settings for these setting items, communication confirmation activation, failure information reference, and the like are performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in recent years, personal computers (PCs) and the Internet have become widespread, and these have come to be used in ordinary homes. Also, as office environments such as small offices and home offices (SOHO) have progressed, the scale has been reduced. A use form in which a LAN having a simple network configuration such as a simple LAN or a home LAN is constructed and a remote access router is connected to the LAN to connect to the Internet has appeared.
[0004]
Conventionally, however, a dumb terminal is always required when installing a remote access router, and even if it is used in a simple network configuration, the dumb terminal cultivates expertise on the LAN and establishes communication conditions for the remote access router. Therefore, a great amount of labor is required to construct a small-scale LAN or a home LAN.
[0005]
The present invention has been made in order to solve such a conventional problem, and an operation key and a display for setting communication conditions, starting communication confirmation, referring to failure information, etc. in the remote access router itself. When installing a remote access router in a simple network configuration, the communication conditions can be set, communication check can be started, and failure information can be referenced without using a dumb terminal. For the purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is inserted between the first LAN and the communication line, and through this communication line First Communication between two LANs Based on the set communication operating conditions Remote access router to control Because An operation panel including operation keys and a display; A dam terminal control unit capable of accommodating a communication operation condition setting terminal; A storage device for storing the set communication operation conditions; The Memory Dress A communication control device for controlling LAN communication based on communication operation conditions stored in the device. In the remote access router, the communication operation condition includes a first communication operation condition that can be set only from a communication operation condition setting terminal connected to the dumb terminal control unit, the communication operation condition setting terminal, and the operation. At least the type of the communication line that can be set from both of the panels, The first LAN side IP address, The first LAN side subnet mask; The communication line side IP address and the communication line Configured with the second communication operating condition including the side subnet mask And The first communication operation condition and the second communication operation condition set from the communication operation condition setting terminal The storage device What Remember Second setting for storing in the storage device the second communication operation condition set by the operation panel based on a combination of the first setting means and the display state of the display and the operation of the operation key Means It is characterized by that.
[0007]
According to the present invention, the communication conditions in the remote access router can be set by the operation key and the display device provided in the remote access router itself, and the dumb terminal is not required when installing the remote access router.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a block diagram of a LAN system using a remote access router according to the present invention. In this LAN system, one remote access router 2A is connected to a communication network 1 such as ISDN, one LAN 3A is connected via the remote access router 2A, and a plurality of LAN terminals 4A are connected to the LAN 3A. It becomes the composition.
[0009]
Similarly, the other remote access router 2B is connected to the communication network 1, the other LAN 3B is connected via the remote access router 2B, and a plurality of LAN terminals 4B are connected to the LAN 3B. It becomes the composition.
[0010]
For example, the remote access router 2A sets a communication path with the remote access router 2B via the communication network 1 to control communication between the LAN terminal 4A and the LAN terminal 4B at a remote location. The remote access routers 2A and 2B generally select route information such as route selection information in order to select a route where data transmitted from a plurality of LAN terminals 4A and 4B connected to the LAN 3A and 3B is transmitted. The communication condition can be set.
[0011]
FIG. 2 is a block diagram of the remote access routers 2A and 2B according to the present invention. The LAN control unit 21 performs communication via the LANs 3A and 3B, the main control unit 22 controls the entire remote access router 2, and the remote access. Program memory 23 for storing control programs for routers 2A and 2B, work memory 24 for temporarily storing data and other information necessary for control, setting of communication conditions such as route selection information for remote access routers 2A and 2B, etc. Set from the dam terminal control unit 25 for controlling the dam terminal 5 to be performed, the line control unit 26 for controlling communication to the communication network 1, the panel control unit 27 for controlling the operation keys and the display, the dam terminal 5 and the like. The communication condition storage unit 28 stores communication conditions, and these are connected to each other via the bus 28. It is connected.
[0012]
FIG. 3 is a functional block diagram showing the relationship between the panel control unit 27 and the operation panel 29. The panel control unit 27 includes a bus interface 31, an LCD (liquid crystal display) controller 32, an LED (light emitting diode) driver 33, and a key interrupt circuit 34. The operation panel 29 includes an LCD 41, a light emitting diode 42, and a key 43.
[0013]
The bus interface 31 receives display contents on the LCD 41 of the operation panel 29 and lighting information of the LED 42 from the bus 28 and drives the LCD controller 32 and the LED driver 33 to control the LCD 41 and the LED 42.
[0014]
When the key 43 is pressed, a key interrupt is generated from the key interrupt circuit 34 to the main control unit 22. The main control unit 22 receives information about which key is pressed from the key interrupt circuit 34 via the bus interface 31.
[0015]
FIG. 4 is a surface view showing an example of the operation panel 29 and shows an arrangement example of the LCD 41, the LED 42, and the key 43. The LED 42 includes Tx42a, Rx42b, LINK42c, WAN42d, and ANLG42e. The key 43 includes a MODE key 43a, a left cursor key 43b, a right cursor key 43c, a downward cursor key 43d, a SET key 43e, and a RUN key 43f.
[0016]
FIG. 5 is a diagram showing an outline of communication conditions set in the remote access routers 2A and 2B of the present invention. The communication condition A100 includes system information setting items, WAN side port setting items, LAN side port setting items, and It consists of other setting items (not shown). The system information setting item sets system information setting A200 for setting basic information of the system, and the WAN side port setting item includes ISDN information setting A300 and PPP (point-to-point protocol) information setting. Detailed information on the telephone line side including A301 is set. Similarly, detailed information on the LAN side including LAN side port information setting, IP routing information A400, and IP filtering information A401 is set.
[0017]
Note that the system information setting A200, ISDN information setting A300, PPP information A301, IP routing information A400, and IP filtering information A401 shown in FIG. 5 use the remote access routers 2A and 2B with the Internet protocol (IP). The specific setting information will be described below.
[0018]
FIG. 6 is a diagram showing the setting contents of the system information A 200, which shows the state displayed on the dam terminal 5. In FIG. 6, “Name”, “Contact”, and “Location” are areas for setting the apparatus name, contact information, apparatus installation location, etc., “Equipment” 61 is an area for setting the functions of the apparatus, “WAN” “Type” 62 is an area for setting a type on the telephone line side, “LANIP Address” 63 is an area for setting an IP address on the LAN side, “LAN Subnet Mask” 64 is an area for setting a subnet mask on the LAN side, “WAN IP Address” 65 is an area for setting an IP address on the telephone line side, and “WAN Subnet Mask” 66 is an area for setting a subnet mask on the telephone line side.
[0019]
“TEL” is an area set when the telephone line side is ISDN line exchange, and is an area where the telephone number of the own device is set, and “Sub Address” is an area set when the telephone line side is ISDN line exchange. An area for setting the subaddress of the telephone number of the own device (set when the subaddress is necessary), “Inactivity Watch Dog Timer (Sec)” is a state where the telephone line is connected and the telephone line is not connected. This is an area that is set when the function for forcibly disconnecting is used, monitoring the no-communication state, and the threshold of the timer (no-communication time) from when the no-communication state is reached until the telephone line is disconnected , And “Invalid Observation Timer (Hour)”, communication (telephone connection) continues for a predetermined time or longer. This is an area that is set when the function for forcibly disconnecting the telephone line is used, and monitoring the communication status for a long period of time, and the timer from disconnecting the telephone line to disconnecting the telephone line This is an area for setting a threshold of (communication duration).
[0020]
The set contents shown are default contents preset in the communication condition storage unit 28 of the device. In this case, the function of the device is “IP router”, and the type on the telephone line side is “ISDN line”. Exchange ”, the IP address on the LAN side is“ 192.0.3.200 ”, the subnet mask on the LAN side is“ 255.255.255.0 ”, and the IP address on the telephone line side is“ 192.0.2.200 ”. ”, The no-communication time threshold is set to“ 180 seconds ”, and the long-time communication monitoring time is set to“ 12 hours ”.
[0021]
FIG. 7 is a diagram showing the setting contents of the ISDN information A300, which shows a state displayed on the dam terminal 5. In FIG. 7, “ISDN” is a setting area used when a normal ISDN connection such as circuit switching is used, and “HSD” is a setting area used when a digital dedicated line is connected. In the “ISDN” setting area, “Call type” is an area for setting a B channel subscription mode, “TEI” is an area for setting a TEI value assigned to a terminal during ISDN communication, and “Speed (Kbps)”. Is an area for setting the line speed.
[0022]
In the “HSD” setting area, “Speed (Kbps)” is an area for setting a line speed, and “Ch Select” is an area for setting a B channel used for communication.
[0023]
The setting contents shown in the figure are default contents preset in the communication condition storage unit 28 of the apparatus. In this case, when using a normal ISDN connection such as circuit switching, the B channel subscription is performed. The form is “General Bch (arbitrary class)”, the TEI value is “AUTO (automatic setting)”, and the line speed is set to “64 Kbps”. Also, when using a digital leased line connection, This indicates that the line speed is set to “64 Kbps” and the B channel used for communication is set to “B1ch”.
[0024]
FIG. 8 is a diagram showing the setting contents of the PPP information A 301, which shows the state displayed on the dam terminal 5. In FIG. 8, “Source MRU” is an area for setting the maximum unit length transmitted by the own apparatus of PPP negotiation information, and “Destination MRU (Min)” sets the maximum receiving unit length of the counterpart apparatus for PPP negotiation information. The area, “RestartTimer (Sec)” is an area for setting a retransmission timer for PPP control information, “MAX Terminate” is an area for setting the number of times to retry a Terminate request packet, and “MAX Configure” is the number of times to retry a Configure request packet. "MAX Failure" is an area for setting the number of retries in negative packet reception, "LQR n" is an area for setting a parameter for determining link quality, and "LQR k" is a link An area for setting a reference value for quality judgment, “Name” of “Authentication Protocol” is an area for setting the name of the local station when using the authentication protocol, and “Password” is an area for setting the password of the local station. is there.
[0025]
The set contents shown in the figure are default contents preset in the communication condition storage unit 28 of the apparatus. In this case, the maximum unit length transmitted by the own apparatus is “1500” and the maximum reception of the partner apparatus. The unit length is “1500”, the retransmission timer is “3 seconds”, the number of retries for the Terminate request packet is “2 times”, the number of retries for the Configure request packet is “10 times”, and the number of retries for receiving a negative packet is “10 times”. ", The parameter of link quality determination is set to" 5 ", and the reference value of link quality determination is set to" 1 ".
[0026]
FIG. 9 is a diagram showing the setting contents of the IP routing information A 400, which shows the state displayed on the dam terminal 5. In FIG. 9, a plurality of IP routing information can be set. In each IP routing information, “Status” is a setting state of the routing table and an area for setting valid / invalid of routing information, and “Hop Cnt” is , An area for setting the number of routers up to the partner network, “Next Hop IP” is an area for setting the IP address of the next relay router, “Dest. IP” is an area for setting the destination IP address, “ “TEL” 91 is an area that is set when the telephone line side is ISDN line exchange, and is an area that sets the telephone number of the partner device, and “Sub Address” 92 is an area that is set when the telephone line side is ISDN line exchange. Area for setting the subaddress of the telephone number of the partner device (if a subaddress is required) "Authentication Protocol" is an area for setting authentication protocol partner station information when the telephone line side is ISDN line exchange, digital leased line, etc., and is an area for setting the presence / absence and type of authentication protocol, “User Name” is an area for setting the name of the partner station, and “User Password” is an area for setting the password of the partner station.
[0027]
The setting contents shown in the figure are the default contents set in advance in the communication condition storage unit 28 of the device. In this case, the setting state of the routing table is “IP routing information valid”, up to the partner network. The number of routers is set to “2”, the destination IP address is set to “0.0.0.0” which means that all IP addresses are passed, and the authentication protocol partner station information is set to “None (not authenticated)”. It shows that.
[0028]
FIG. 10 is a diagram showing the setting contents of the IP filtering information A 401, which shows a state displayed on the dam terminal 5. In FIG. 10, a plurality of IP filtering information can be set. In each IP filtering information, “Item” indicates the presence / absence of filtering and a filtering item setting area, and “Port No” indicates that the filtering item is a port number. Is an area that is set when the filtering item is a protocol, an area that is set when the filtering item is a protocol, and an area that sets the number of the protocol to be filtered. “Match IP”, “Source Mask”, “Dest. IP”, and “Dest. Mask” are areas to be set when the filtering item is an IP address. This is an area for setting the mask value of the source IP address to be filtered, the destination IP address to be filtered, and the mask value of the destination IP address to be filtered, and “Effect” is the content of filtering operation (filtering or relaying) This is the area to set.
[0029]
The setting contents shown in the figure are the default contents set in advance in the communication condition storage unit 28 of the apparatus, and in this case, the setting contents are set not to be filtered at all.
[0030]
The communication conditions shown in FIG. 5 are the setting items as described above, but this shows only a minimum necessary part. Since other detailed setting items are well-known techniques in the router, their description is omitted here. Further, the contents set by these setting items are stored in areas corresponding to the setting items of the communication condition storage unit 28 shown in FIG. 2, and these are referred to during LAN and WAN communication to obtain a desired routing. And connection operation is performed.
[0031]
Next, referring to the flowcharts shown in FIGS. 11 to 20 and the operation explanatory diagrams shown in FIG. 21, the communication condition setting method and its display example by the panel operation of the remote access router, the activation and failure information of the communication confirmation A maintenance method such as reference and a display example thereof will be described.
[0032]
The communication conditions normally set in the dumb terminal 5 have been described with reference to FIGS. 6 to 10. However, the remote access routers 2A and 2B according to the present invention are the minimum for operating the remote access routers 2A and 2B. 6 are “Equipment” 61, “WAN Type” 62, “LAN IP Address” 63, “LAN Subnet Mask” 64, “WAN IP Address” 65, and “WAN Sub Mask” 66 shown in FIG. The “Speed (Kbps)” 71 for ISDN and the “Speed (Kbps)” 72 for HSD shown in FIG. 7, the “TEL” 91 and the “Sub Address” 92 shown in FIG. It can be set from
[0033]
FIG. 11 is a flowchart showing a mode switching method by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B and a display example of the LCD 41 at that time. The remote access routers 2A and 2B normally display an operation state screen on the LCD 41 (step S1).
[0034]
When the MODE key 43a is pressed in this state (step S2), a communication condition setting screen is displayed on the LCD 41 (step S3). When the MODE key 43a is further pressed (step S4), a maintenance screen is displayed on the LCD 41 (step S5). When the MODE key 43a is further pressed (step S6), the original operation state screen is displayed on the LCD 41 (step S1).
[0035]
12 and 13 are flowcharts showing a method for switching setting items of communication conditions by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B and a display example of the LCD 41 at that time.
[0036]
First, when the communication condition setting screen is displayed in step S3 (FIG. 11) described above, when the SET key 43e is pressed (step S11), the line corresponding to the setting item of “WAN Type” 62 shown in FIG. A type selection screen is displayed on the LCD 41 (step S12). When the SET key 43e is further pressed (step S13), an operation mode selection screen corresponding to the setting item of “Equipment” 61 shown in FIG. 6 is displayed on the LCD 41 (step S14), and when the SET key 43e is further pressed (step S15). ), A LAN side IP address input screen corresponding to the setting item of “LAN IP Address” 63 shown in FIG. 6 is displayed on the LCD 41 (step S16), and when the SET key 43e is further pressed (step S17), the screen shown in FIG. A LAN side IP mask input screen corresponding to the setting item of “LAN Subnet Mask” 64 is displayed on LCD 41 (step S18). When the SET key 43e is pressed (step S19), a WAN-side IP address screen corresponding to the setting item “WAN IP Address” 65 shown in FIG. 6 is displayed on the LCD 41 (step S20), and the SET key 43e is further pressed. (Step S21), a WAN side IP mask input screen corresponding to the setting item of “WAN Subnet Mask” 66 shown in FIG. 6 is displayed on the LCD 41 (Step S22), and when the SET key 43e is further pressed (Step S23), A destination telephone number input screen corresponding to the setting item of “TEL” 91 shown in FIG. 9 is displayed on LCD 41 (step S24).
[0037]
Thus, each time the SET key 43e is pressed, the setting screen is switched and displayed. When the SET key 43e is further pressed (step S25), the subaddress corresponding to the setting item of “Sub Address” 92 shown in FIG. When the input screen (final condition screen) is displayed (step S26) and the SET key 43e is pressed (step S27), a setting end message is displayed as a communication condition setting end screen (step S28), and then the operation state screen is displayed again. (Step S1).
[0038]
The destination telephone number input screen and the subaddress input screen are displayed when the line type on the telephone line side is set to ISDN line exchange, and can be set. The line type on the telephone line side is When the frame relay is set, an input screen for setting the data link connection identifier and the authorized information rate is displayed, and these can be set. In addition, the line type on the telephone line side is set to digital leased line (HSD), etc., and it is necessary to set communication conditions on the telephone line side such as the destination telephone number, subaddress, data link connection identifier, and authorized information rate. Those not present are configured not to display such information.
[0039]
FIG. 14 is a flowchart showing a method for selecting a line type and a display example on the LCD 41 at the time of setting communication conditions by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B. First, when the line type selection screen (selection item 1) is displayed in step S12 (FIG. 12) described above, when the down cursor key 43d is pressed (step S31), another line type selection screen (selection item) is displayed. 2) is displayed (step S32).
[0040]
Similarly, every time the down cursor key 43d is pressed, a selection screen for another line type is displayed (steps S33 to S39). When the line type selection screen of the final selection item is displayed (step S40), if the down cursor key 43d is pressed (step S41), the screen returns to the original and the line type selection screen (selection item 1) is again displayed on the LCD 41. Is displayed (step S12).
[0041]
In this way, the line types on the telephone line side corresponding to the setting item of “WAN Type” 62 shown in FIG. 6 are “ISDN line exchange (64 Kbps)”, “ISDN line exchange (128 Kbps)”, “digital leased line ( 64 Kbps), “Digital leased line (128 Kbps)”, “Frame relay (64 Kbps)”, “Frame relay (128 Kbps)”, “OCN (64 Kbps)”, and “OCN (128 Kbps)”. . In addition, since the line speed is set according to the setting of the line type, corresponding setting items such as “Speed (Kbps)” 71 for ISDN or “Speed (Kbps)” 72 for HSD shown in FIG. Will be set.
[0042]
Similarly, when the communication condition is set by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B and the operation mode selection screen is displayed in step S14 (FIG. 12), the down cursor key 43d is similarly displayed. Each time is pressed, “IP router”, “bridge”, and “IP router & bridge”, which are the operation mode types corresponding to the setting items of “Equipment” 61 shown in FIG. can do.
[0043]
FIG. 15 is a flowchart showing a LAN IP address input method and a display example on the LCD 41 at the time of setting communication conditions by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B. In this example, the LAN side IP address is set to “192.000.003.049”.
[0044]
First, it is assumed that “192.000.003.200” is displayed on the LCD 41 and the cursor is displayed at the top “1” as the initial input screen of the LAN side IP address in step S16 (FIG. 12). Here, in order to change the IP address on the LAN side to “192.000.003.049”, when the right cursor key 43c is pressed nine times (step S51), the cursor moves to “2” in the tenth digit. (Step S52) When the down cursor key 43d is pressed eight times (Step S53), the numerical value of the tenth digit is changed from “2” to “0” (Step S54).
[0045]
Next, when the right cursor key 43c is pressed once (step S55), the cursor moves to “0” in the eleventh digit (step S56). When the down cursor key 43d is pressed four times (step S57), the value of the eleventh digit is changed from “0” to “4” (step S58).
[0046]
Next, when the right cursor key 43c is pressed once (step S59), the cursor moves to “0” in the 12th digit (step S60). When the down cursor key 43d is pressed nine times (step S61), the numerical value of the 12th digit is changed from “0” to “9” (step S62).
[0047]
This completes the input of all digits, and the LAN side IP address corresponding to the setting item of “LAN IP Address” 63 shown in FIG. 6 is set to “192.000.003.049”. When pressed (step S63), a LAN side IP mask input screen (step S18) which is a setting item of the next communication condition is displayed on the LCD 41.
[0048]
In addition, the LAN side IP mask input initial screen in step S18 (FIG. 12), the WAN side IP mask input initial screen in step S20 (FIG. 12), and the WAN side IP mask in step S22 (FIG. 12). On the initial mask input screen, these can be set by performing the same operation as the LAN-side IP address setting. Therefore, by operating the operation panel 29, the setting items of “LAN Subnet Mask” 64, “WAN IP Address” 65, and “WAN Subnet Mask” 66 shown in FIG. 6 can be freely set.
[0049]
FIG. 16 is a flowchart showing a destination telephone number input method and a display example on the LCD 41 at that time in setting communication conditions by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B.
[0050]
First, when the telephone number is not set on the destination telephone number input screen in step S24 (FIG. 13) described above, only the cursor “_” is displayed on the LCD 41. Here, when the down cursor key 43d is pressed 10 times (step S121), the numerical value of the cursor position becomes “0” (step S122).
[0051]
Next, when the right cursor key 43c is pressed once (step S123), the cursor moves one position to the right, “0_” is displayed on the LCD 41, and the second digit value is entered (step S124). . When the down cursor key 43d is pressed twice (step S125), the numerical value of the second digit becomes “2” (step S126).
[0052]
Next, when the right cursor key 43c is pressed once (step S127), the cursor moves one position to the right, “02_” is displayed on the LCD 41, and the third digit value is entered (step S128). . When the down cursor key 43d is pressed four times (step S129), the numerical value of the third digit becomes “4” (step S130), and when the right cursor key 43c is pressed once (step S131), The cursor moves to the right and enters the fourth digit.
[0053]
In the same manner, when the input of all digits of the telephone number is completed (step S132), the destination telephone number corresponding to the setting item of “TEL” 91 shown in FIG. 9 is set, so that the SET key 43e is pressed ( In step S133), a sub address input screen (step S26) which is a setting item for the next communication condition is displayed on the LCD 41.
[0054]
In addition, in the sub address input screen in step S26 (FIG. 13) described above, this can be set by performing the same operation as the destination telephone number setting. Therefore, by operating the operation panel 29, the setting item of “Sub Address” 92 shown in FIG. 9 can be freely set.
[0055]
The method for setting communication conditions by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B has been described above. The contents of each setting item set in this way are the same as those set in the dumb terminal 5. It is stored in an area corresponding to each setting item in the communication condition storage unit 28 shown in FIG. Then, the communication condition set from the operation panel 29 and the communication condition previously set and stored in the communication condition storage unit 28 as a default value are combined to set the communication condition necessary for the operation of the remote access routers 2A and 2B. Is done. Note that the communication conditions set and stored in advance in the communication condition storage unit 28 as default values are simple routing for transmitting and receiving all packets to and from the WAN side, and there are no filtering conditions. The remote access routers 2A and 2B can be installed and operated without having them.
[0056]
In the present invention, the communication conditions necessary for operating the remote access routers 2A and 2B can be set on both the dam terminal 5 and the operation panel 29. The communication condition storage unit 28 is provided with a storage area so as to store information (setting means information) indicating which one of the communication conditions is performed.
[0057]
And when communication conditions are set from the dam terminal 5, it is set as the structure locked so that communication conditions cannot be set from the operation panel 29 after that. That is, after the advanced communication conditions are set from the dam terminal 5, the communication conditions are not rewritten by the operation panel 29, and the safety of the LAN or WAN communication is enhanced.
[0058]
FIG. 17 is a flowchart showing a maintenance item selection method by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B and a display example of the LCD 41 at that time. First, when the maintenance screen is displayed on the LCD 41 in step S5 (FIG. 11), when the SET key 43e is pressed (step S71), the initial screen of the maintenance item selection screen is displayed on the LCD 41. Maintenance items are displayed in the lower part of the screen of the LCD 41 (step S72).
[0059]
Next, when the down cursor key 43d is pressed (step S73), the second maintenance item is displayed in the lower part of the screen of the LCD 41 (step S74). Similarly, every time the down cursor key 43d is pressed (step S75), the maintenance item display on the LCD 41 is switched, and the final maintenance item is displayed on the LCD 41 (step S76). When 43d is pressed (step S77), the screen returns to the maintenance screen display (step S5).
[0060]
FIGS. 18 to 19 are diagrams showing an operation method for starting communication confirmation of maintenance items by operating the operation panel 29 of the remote access routers 2A and 2B and a display example of the LCD 41 at that time. Here, a case where the communication confirmation to the IP address “176.000.005.010” is activated is shown.
[0061]
First, when the communication confirmation selection screen is displayed on the LCD 41 (step S81), when the SET key 43e is pressed (step S82), a communication confirmation partner IP address input screen is displayed on the LCD 41. The IP address of the initial value “000.000.000.000” is displayed, and the cursor is displayed at the first digit (step S83).
[0062]
Here, when the down cursor key 43d is pressed once (step S84), the numerical value of the first digit changes from “0” to “1” (step S85). Next, when the right cursor key 43c is pressed once (step S86), the cursor moves to the second digit (step S87).
[0063]
Here, when the down cursor key 43d is pressed seven times (step S88), the numerical value of the second digit changes from “0” to “7” (step S89). Similarly, the cursor is moved by pressing the right cursor key 43c, the numerical value is selected by pressing the down cursor key 43d, and the partner IP address is input (steps S90 to S101).
[0064]
When the SET key 43e is pressed in a state where the input of the partner IP address is completed (step S102), communication confirmation is started, so-called PING is transmitted to the destination of the partner IP address at a predetermined interval, and a response from the partner is monitored. Then, the remote access routers 2A and 2B display on the LCD 41 a display for confirming communication (step S103). At this time, the communication confirmation (PING packet transmission) is executed an infinite number of times in a fixed time, and the normal number of communication confirmations in the lower part of the screen of the LCD 41 (the number of times the partner has responded within a predetermined time since the PING packet was transmitted) And the number of abnormal times (the number of times the partner did not respond within a predetermined time after transmitting the PING packet) is displayed. When it is desired to end the communication confirmation, when the MODE key 43e is pressed (step S104), the communication confirmation selection screen is displayed again on the screen of the LCD 41 (step S81).
[0065]
As described above, the remote access routers 2A and 2B transmit the PING packet, so that the line separation test can be accurately performed as shown in FIG. In other words, conventionally, in FIG. 21, the test content is only PING (1) or PING (2), and a PING command is input from the LAN terminal, so that only communication confirmation is performed, as in PING (3). In addition, PING could not be transmitted from the remote access router. Therefore, when the LAN communication is not normally performed, it cannot be clearly performed by the communication confirmation by the PING packet to be performed. According to the present invention, the PING packet can be transmitted from the remote access router itself by operating the operation panel 29. Therefore, by combining this with the self-diagnosis function, the line separation test can be accurately performed. become.
[0066]
Further, since communication confirmation (transmission of a PING packet) can be performed by operating the operation panel 29, the remote access routers 2A and 2B can be easily installed (LAN construction) in a short time without connecting a dumb terminal. It becomes like this.
[0067]
FIG. 20 is a diagram showing a maintenance item failure information reference method by panel operation and a display example of the LCD 41 at that time. When the SET key 43e is pressed in a state where the failure information reference selection screen is displayed on the LCD 41 in step S74 (FIG. 17) described above (step S111), along with the time when the latest collected failure information code is collected, it is displayed on the LCD 41. It is displayed (step S112).
[0068]
Here, when the down cursor key 43d is pressed once (step S113), the second failure information code is displayed on the LCD 41 together with the time when the failure information code is collected (step S114). In the same manner, every time the down cursor key 43d is pressed, up to 256 failure information items collected in order are displayed together with the time collected on the LCD 41 in order (steps S115 to S117).
[0069]
When the collected oldest failure information is displayed (step S118), when the downward cursor key 43d is pressed (step S119), the failure information reference selection screen is displayed again on the LCD 41 (step S74).
[0070]
In the present embodiment, the remote access routers 2A and 2B are described as the same device. However, even if one of the remote access router 2A and the remote access router 2B is another type of device, the communication condition (protocol Etc.), LAN communication can be performed without any problem.
[0071]
【The invention's effect】
According to the present invention, by setting an operation key and a display on the remote access router, setting of the minimum communication condition necessary for operating the remote access router and starting of communication check are performed when the remote access router is installed. Failure information can be checked without a dam terminal, and a remote access router can be easily installed even by a user who does not have advanced expertise.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a LAN system using a remote access router according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a remote access router according to the present invention.
FIG. 3 is a functional block diagram showing a relationship between a panel control unit and an operation panel of a remote access router according to the present invention.
FIG. 4 is a front view showing an operation panel of a remote access router according to the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing communication condition setting contents of a remote access router according to the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing system information setting contents in communication condition setting contents.
FIG. 7 is a diagram showing ISDN information setting contents in communication condition setting contents.
FIG. 8 is a diagram showing PPP information setting contents in communication condition setting contents.
FIG. 9 is a diagram showing IP routing information setting contents in communication condition setting contents.
FIG. 10 is a diagram showing IP filtering information setting contents in communication condition setting contents.
FIG. 11 is a flowchart showing a method for switching the panel operation mode of the remote access router according to the present invention and a display example of the LCD at that time.
FIG. 12 is a flowchart (1/2) showing a method for switching setting items of communication conditions by a panel operation of a remote access router according to the present invention and a display example of an LCD at that time.
FIG. 13 is a flowchart (2/2) showing a method for switching setting items of communication conditions by a panel operation of the remote access router according to the present invention and a display example of the LCD at that time.
FIG. 14 is a flowchart showing a line type selection method and an LCD display example at the time of setting communication conditions by panel operation of the remote access router according to the present invention.
FIG. 15 is a flowchart showing a LAN-side IP address input method and a display example of the LCD at that time in setting communication conditions by panel operation of the remote access router according to the present invention.
FIG. 16 is a flowchart showing a method for inputting a destination telephone number on the communication line side and a display example on the LCD at that time in setting communication conditions by panel operation of the remote access router according to the present invention.
FIG. 17 is a flowchart showing a maintenance item selection method by a panel operation of the remote access router according to the present invention and a display example of the LCD at that time.
FIG. 18 is a flowchart (1/2) showing an operation method for starting communication check of maintenance items by panel operation of the remote access router according to the present invention and an LCD display example at that time.
FIG. 19 is a flowchart (2/2) illustrating an operation method in the case of starting communication confirmation following FIG. 10 and a display example of the LCD at that time.
FIG. 20 is a flowchart showing a failure information reference method for maintenance items of a remote access router by panel operation and a display example of an LCD at that time.
FIG. 21 is a diagram illustrating an operation state in checking communication of maintenance items by panel operation of the remote access router according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Communication network
2 Remote access router
3 LAN
4 LAN terminal
5 Dam terminal
21 LAN controller
22 Main control unit
23 Program memory
24 Work memory
25 Dam Terminal Control Unit
26 Line control unit
27 Panel control unit
29 Operation panel
30 bus
31 Bus interface
32 LCD controller
33 LED driver
34 Key interrupt circuit
41 LCD
42 LED
43 keys

Claims (4)

第1のLANと通信回線との間に挿入され、この通信回線を介して2のLANとの間の通信を、設定された通信動作条件に基づいて制御するリモートアクセスルータであって
操作キーおよび表示器を備える操作パネルと、
通信動作条件設定用端末を収容可能なダムターミナル制御部と、
定された通信動作条件を記憶する記憶装置と、
記憶置に記憶されている通信動作条件に基づいてLAN通信を制御する通信制御装置とを具備したリモートアクセスルータにおいて、
前記通信動作条件は、前記ダムターミナル制御部に接続された通信動作条件設定用端末のみから設定可能な第1の通信動作条件と、前記通信動作条件設定用端末及び前記操作パネルの両方から設定可能な、少なくとも前記通信回線の種別、前記第1のLAN側IPアドレス、前記第1のLAN側サブネットマスク、前記通信回線側IPアドレス、及び前記通信回線側サブネットマスクを含む第2の通信動作条件とにより構成し、
前記通信動作条件設定用端末から設定された前記第1の通信動作条件及び前記第2通信動作条件を前記記憶装置記憶させる第1の設定手段と、
前記表示器の表示状態と前記操作キーの操作との組合わせに基づき前記操作パネルにより設定された前記第2の通信動作条件を前記記憶装置へ記憶させる第2の設定手段と、
を具備したことを特徴とするリモートアクセスルータ。
A remote access router that is inserted between a first LAN and a communication line and controls communication with the second LAN via the communication line based on a set communication operation condition ,
An operation panel including operation keys and a display;
A dam terminal control unit capable of accommodating a communication operation condition setting terminal;
A storage device for storing setting communication operation conditions,
In the remote access router equipped with a communication control unit for controlling the LAN communication based on the communication operation condition stored in the storage equipment,
The communication operation condition can be set from the first communication operation condition that can be set only from the communication operation condition setting terminal connected to the dumb terminal control unit, and from both the communication operation condition setting terminal and the operation panel. A second communication operation condition including at least the type of the communication line, the first LAN side IP address, the first LAN side subnet mask, the communication line side IP address, and the communication line side subnet mask; Consisting of
First setting means for storing the first communication operation condition and the second communication operation condition set from the communication operation condition setting terminal in the storage device ;
Second setting means for storing in the storage device the second communication operation condition set by the operation panel based on a combination of a display state of the display and an operation of the operation key;
Remote access router characterized by comprising a.
前記操作パネルによる第2の通信動作条件の設定は、前記通信回線の種別、前記第1のLAN側IPアドレス、前記第1のLAN側サブネットマスク、前記通信回線側IPアドレス、及び前記通信回線側サブネットマスクの設定画面を順次に表示させながら行うことを特徴とする請求項1記載のリモートアクセスルータ。The setting of the second communication operation condition by the operation panel includes the type of the communication line, the first LAN side IP address, the first LAN side subnet mask, the communication line side IP address, and the communication line side. The remote access router according to claim 1, wherein the remote access router is performed while sequentially displaying a subnet mask setting screen. 前記通信動作条件設定用端末から前記通信動作条件の設定を行った場合は、操作パネルから前記第2の通信動作条件の設定が行えない状態にすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリモートアクセスルータ。3. When the communication operation condition is set from the communication operation condition setting terminal, the second communication operation condition cannot be set from the operation panel. The listed remote access router. 前記第2の通信動作条件には、リモートアクセスルータの動作モードを設定する条件が含まれており、The second communication operation condition includes a condition for setting an operation mode of the remote access router,
前記表示器へのリモートアクセスルータの動作モード設定画面の表示と、前記操作キーの操作との組み合わせに基づき、前記表示パネルより前記動作モードを第1の動作モード若しくは第2の動作モードに設定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリモートアクセスルータ。Based on the combination of the display of the operation mode setting screen of the remote access router on the display and the operation of the operation keys, the operation mode is set to the first operation mode or the second operation mode from the display panel. The remote access router according to claim 1 or 2, characterized by the above.
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