JP3660042B2 - 清掃ロボットの制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、床面を自律して走行し、かつ自動清掃を行う清掃ロボットの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自律走行機能及び自動清掃機能を併せ持つ清掃ロボットが提案されている。例えば、特開平4−260905号公報には、蓄電池を電源とするモータ、操舵輪、方位等を検出する各種センサ、これらの要素を制御するマイクロコンピュータ等を搭載して自律走行する機能に、洗浄液を床面に散水する散水口、床面を清掃する清掃ブラシ、集塵を吸い込む吸引ノズル、清掃後の汚水を吸引するスクイジ等を有する自動清掃機能を備えた清掃ロボットが記載されている。また、他の従来の清掃ロボットには、特願平6−221766号公報に記載されたように、廊下のように両側に壁がある床面を壁沿いに走行するものも存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の清掃ロボットには次のような問題があった。図13に示されるように、壁1が平坦ではなく突起2等の障害物が存在した場合、どのような障害物であっても清掃ロボット3を4回スピンターンさせて回避しており、清掃効率の大幅な低下を招いていた。
【0004】
本発明は、壁に突起等の小さい障害物がある場合、また大きい障害物がある場合にも、障害物に応じた回避動作を行い清掃効率を向上させることが可能な清掃ロボットの制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の清掃ロボットの制御方法は、清掃ロボットを壁沿いに走行させているときに障害物を回避する清掃ロボットの制御方法において、前方の障害物を検出する第1の障害物検出センサと、前方の障害物を検出し前記第1の障害物検出センサよりも検出距離が短い第2の障害物検出センサと、壁までの距離を測定する壁間距離検出センサと、を前記清掃ロボットに設け、壁までの距離を第1の距離に保つ走行を行うステップと、前記第1の障害物検出センサが障害物を検出したとき、前記壁間距離検出センサが検出する壁までの距離が前記第1の距離より遠い第2の距離に保つ走行を行う一次回避動作を行うステップと、前記一次回避動作を行った後に、前記第2の障害物検出センサが障害物を検出したとき、前記清掃ロボットの走行を停止させ、所定角度でスピンターンを行う二次回避動作を行うステップと、前記一次若しくは前記二次の回避動作を行った後に、前方に障害物を検出しないとき、後部壁検出センサにより障害物を回避したことを確認して、壁までの前記距離を前記第1の距離に保つ走行を行うステップと、を備えることを特徴とする。
【0006】
前記二次回避動作におけるスピンターンには、第1の角度で行う第1のスピンターンと、この第1のスピンターンを行った後に前記第2の障害物検出センサが障害物を検出したとき前記第1の角度よりも大きい第2の角度で行う第2のスピンターンとが含まれていてもよい。
【0007】
本発明の他の清掃ロボットの制御方法は、前方の障害物を検出する第1の障害物検出センサと、前方の障害物を検出し前記第1の障害物検出センサよりも検出距離が短い第2の障害物検出センサと、壁までの距離を測定する壁間距離検出センサと、走行方向を検出する方位センサとを清掃ロボットに設け、清掃ロボットに目標走行方向と第1の壁間距離とを設定し、前記方位センサが検出する走行方向が前記目標走行方向を維持し、前記壁間距離検出センサが検出する壁までの距離が前記第1の壁間距離を維持するように清掃ロボットを走行させるステップと、前記第1の障害物検出センサが障害物を検出した場合であって、前記方位センサが検出した走行方向が前記目標走行方向よりも壁に接近する方へずれており、さらにこのずれ角度が所定の接近角度以下の場合、前記第1の壁間距離よりも大きい第2の壁間距離を保つように設定を変更するステップと、前記第1の障害物検出センサが障害物を検出した場合であって、前記方位センサが検出した走行方向が前記目標走行方向よりも壁に接近する方へずれており、さらにこのずれ角度が前記所定の接近角度よりも大きい場合は、前記第2の障害物検出センサが障害物を検出したときに清掃ロボットの走行を停止させ、壁までの距離が拡がる方向へ第1の角度スピンターンさせ、第2の障害物検出センサが障害物をさらに検出したときは第1の角度よりも大きい第2の角度スピンターンさせるステップとを備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態による清掃ロボットの制御方法について説明する。
先ず、本実施の形態の制御方法により、障害物を回避する動作の概略について述べる。
【0009】
図3に示すように、清掃ロボット10には障害物を検出したり障害物までの距離を検出する各種センサが設けられている。清掃ロボット10の前部中央には、300〜2500mmの範囲の前方の障害物を検出する前方障害物センサ17b1と、300mm以下の範囲の障害物を検出する前方障害物センサ17b2とが設けられている。同様に、清掃ロボット10の左右両側には、300〜2500mmの範囲の前方の障害物を検出する前方障害物センサ17a1及び17c1と、300mm以下の範囲の障害物を検出する前方障害物センサ17a2及び17c2とが設けられている。
【0010】
また、図4に示されたように、中央に位置する前方障害物センサ17b1及び17b2は検出範囲が広い広角のセンサであり、清掃ロボット10の全幅の範囲内に含まれる殆ど全ての障害物を検出することができる。逆に、左右両側に設けられた前方障害物センサ17a1及び17a2と、前方障害物センサ17c1及び17c2は、検出範囲の広がりは狭く、清掃ロボット10の幅よりもなるべく外へ拡がらないようにする必要がある。
【0011】
さらに、清掃ロボット10の前部中央付近には、左右の壁までのそれぞれの距離を測定する左壁検出センサ23bと、右壁検出センサ23aとが設けられ、後部中央付近には清掃ロボット10が障害物を回避したことを確認するための後部左壁検出センサ26bと後部右壁検出センサ26aとが配置されている。このようなセンサを用いて障害物を検出しながら、次のように走行を制御する。
(1) 清掃ロボット10を、壁から約150mm離した状態で走行を開始する。
【0012】
壁際には、出入り口やドアのノブ、ストッパ等の小さな凹凸があるが、これらの殆どは100mmの範囲内にある。さらに、上記障害物センサには検出範囲が清掃ロボット10の幅よりも若干拡がることを考慮する必要がある。そこで、清掃ロボット10が壁際の小さい凹凸を障害物と検出して不必要な回避動作を行うことなく走行することができるように、予め壁から150mm程度離しておく。
(2) 清掃ロボット10が走行中に遠距離前方に障害物を検出した場合、走行速度を落として徐行するとともに、壁に対する清掃ロボット10の進行方向を判断する。図5(a)に示されたように、右壁1aへ近接していく角度が2度以下である場合は、右壁1aまで300mmの距離を保つように設定を変更する。前方障害物検出センサ17a1〜c1が検出し得る2500mmの距離を走行する場合、この間に近接していく距離は90mm(=2500*tan 2deg )であり、右壁1aを障害物と誤認することはない。図5(b)に示されたように、左壁1bに近接していく場合も同様であり、図6に示されたように左壁1bまでの距離を300mmとする。
【0013】
壁際には上述したドアのノブ等の凹凸の他に、消化器が存在することがある。しかし、一般の消化器の凸量は300mm以内である。そこで、障害物を検出した後は、壁間距離を300mmに設定して走行することで、消化器のような障害物も回避することとする。
(3) 壁間距離を300mmに設定して走行し、前方に障害物を検出しない場合には、回避動作が完了したと判断し、通常の走行速度に戻す。この後、後部右壁検出センサ26a又は後部左壁検出センサ26bにより障害物を回避したことを確認し、壁間距離を150mmに戻して走行を再開する。
(4) 壁間距離を300mmに設定しても依然として前方に障害物を検出する場合は、検出距離が短い障害物センサが障害物を検出した時に清掃ロボットの走行を停止する。停止状態で2度の角度で、その場スピンターンを行う。ここで、2度の角度でスピンターンを行うのは、障害物の大きさに応じてなるべく進路の変更量を小さくするためであり、±1度の変化があってもよい。
(5) 前方に障害物が存在しない場合は、障害物を回避する動作が完了したと判断して、通常走行動作に戻る。より具体的には、図7に示されるように、2度のスピンターンを行って障害物を回避したことを後部左壁検出センサ26bにより確認した後、左壁1bまでの距離が150mmを保つように走行する。
(6) 図8に示されたように左壁1bに300mm以上の障害物が存在する場合は、90度のスピンターンを4回行って回避する。
【0014】
次に、本実施の形態による制御方法で制御の対象となる清掃ロボットの制御機構の構成を図1に示し、この制御機構を搭載した清掃ロボットの構成を図2に示す。
【0015】
図2のように、矢印Aの方向に自走する清掃ロボット10に右車輪12a及び左車輪12bが配置され、それぞれが右駆動モータ11a及び左駆動モータ11bによって回転する。右駆動モータ11a及び左駆動モータ11bは、右ドライバ15a及び左ドライバ15bによって駆動される。制御装置16は、方位センサ18、右前方障害物センサ17a1及び17a2、中央前方障害物センサ17b1及び17b2、左前方障害物センサ17c1及び17c2、右壁検出センサ23a、左壁検出センサ23b、後部右壁検出センサ26a、後部左壁検出センサ26b、右距離センサ14a及び左距離センサ14bの検出結果に応じて、右ドライバ15a及び左ドライバ15bを制御する。
【0016】
また、清掃ロボット10の後部には、回転自在な清掃ブラシ25a〜25cが配置されている。清掃ブラシ25a〜25cの前部には図示されていない散水口が設けられ、洗浄液が吐出される。清掃ブラシ25a〜25cの後部には、汚水を吸引するためのスクイジ24が設けられている。
【0017】
図1に、清掃ロボット10の制御機構をより詳細に示す。制御部16は、インタフェース19a〜19c、メインコントローラ20、カウンタ21、A/D変換器22を有している。図2及び図3に示されたように、右前方障害物センサ17a1及び17a2が清掃ロボット10の前部右側に設けられ、中央前方障害物センサ17b1及び17b2が前部中央に、また左前方障害物センサ17c1及び17c2が清掃ロボット10の前部左側に設けられている。検出距離は、センサ17a1、17b1及び17c1は300〜2500mmと長く、センサ17a2、17b2及び17c2は300mm未満と短い。これらのセンサが障害物を検出すると、その検出信号をインタフェース19aに入力する。
【0018】
方位センサ18は、例えばジャイロを用いて、基準方位に対する清掃ロボット10の走行方位を検出して方位検出信号をインタフェース19bに入力する。
【0019】
インタフェース19aは、センサ17a1〜17c1及び17a2〜17c2から出力された信号を与えられ、増幅等の必要な処理を行ってメインコントローラ20に与える。インタフェース19bは、方位センサ18からの信号を与えられて増幅等を行い、メインコントローラ20に与える。
【0020】
右壁検出センサ23a及び左壁検出センサ23bと、後部右壁検出センサ26a及び後部左壁検出センサ26bとがそれぞれ壁までの距離を検出しアナログ信号を出力すると、A/D変換器22に入力される。A/D変換器22は、このアナログ信号をデジタル信号に変換してメインコントローラ20に出力する。
【0021】
メインコントローラ20には、清掃ロボット10の走行距離に関する情報も入力される。右距離センサ14aは、右駆動モータ11aの回転軸の回転をエンコーダ等で検出し、左距離センサ14bは、左駆動モータ11bの回転軸の回転をエンコーダ等で検出して、カウンタ21に入力する。カウンタ21は、所定時間内の回転数から、右車輪12aと左車輪12bの走行距離を算出してメインコントローラ20に出力する。
【0022】
メインコントローラ20は、インタフェース19a及び19b、A/D変換器22、カウンタ21から与えられた情報に基づき、インタフェース19cに制御信号を出力する。インタフェース19cは、この制御信号に増幅等を行って右ドライバ15a及び左ドライバ15bに与える。右ドライバ15a及び左ドライバ15bは、この制御信号に基づいて右駆動モータ11a及び左駆動モータ11bの動作を制御する。
【0023】
次に、本実施の形態による制御方法により、清掃ロボットが障害物を回避するときの動作の手順をフローチャートを用いて説明する。先ず、図9に壁に沿って走行している最中に障害物を回避する手順を示す。ステップ102として、検出距離が短い前方障害物センサ17a2〜17c2が、清掃ロボット10の前方300mm以内の近接した位置に障害物を検出したか否かを判断する。障害物が検出された場合は、図10のフローチャートにおけるステップ202へ移行する。障害物が検出されないときは、ステップ104として右壁と左壁のいずれに沿って走行しているかを判断する。右壁に沿って走行している場合は、ステップ106で、検出距離が長い右前方障害物センサ17a1と中央前方障害物センサ17b1のいずれかが障害物を検出したか否かを判断する。左壁に沿って走行している場合は、ステップ108として、検出距離が長い左前方障害物センサ17c1と中央前方障害物センサ17b1のいずれかが障害物を検出したか否かを判断する。検出しないときは、ステップ122を経て124へ移行し、通常の壁沿い走行を続行する。ステップ126で、設定距離を走行し終わったか否かを判断し、走行し終えたときはステップ128として走行を停止する。走行が未だ終了していないときは、ステップ102へ戻る。
【0024】
ステップ106又は108において障害物が検出されたときは、ステップ110へ移行し、清掃ロボット10の目標走行方向と、方位センサ18により検出した現在の走行方向とを比較する。
【0025】
ステップ112で、壁から離れる方向か否かを判断し、離れる方向である場合はステップ118へ移行して徐行し、接近する方向である場合はステップ114へ移行する。ステップ114で、目標走行方向と現在の走行方向とのずれが2度以内か否かを判断し、2度以内であればステップ118で徐行し、さらにステップ120へ移行して目標壁間距離を150mmから300mmへ変更する。ステップ114で進行方向のずれが2度を越える場合は、ステップ116へ移行して徐行する。ここで、目標進行方向と現在の走行方向とのずれが2度以内とは、図12(a)又は(b)におけるハッチングされた領域にあることをいう。この領域にある場合に、ステップ118へ移行し、この領域外にある場合は2度を越えるとしてステップ116へ移行する。
【0026】
ステップ124へ移行して壁沿い走行を行い、上述したステップ126で設定距離を走行したか否かを判断する。
【0027】
上記ステップ102で、検出距離の短いセンサ17a2〜17c2が300mm以内に障害物を検出したか否かを判断し、検出した場合は図10のステップ202へ移行する。ステップ202において、清掃ロボット10の走行を減速させ停止させる。ステップ204において、障害物から離れる方向に2度の角度でスピンターンを行う。ここで、2度スピンターンを行うときの動作手順は後述する。
【0028】
ステップ206において、検出距離の短いセンサ17a2〜17c2が300mm以内に障害物を検出したか否かの判断を行う。ステップ208で、障害物を検出したか否かを判断し、検出したときはステップ210へ移行する。ステップ210において、通常の障害物回避動作を行う。通常は、90度その場スピンターンを行う。ステップ208で障害物を検出していない場合は、上記ステップ122へ移行して徐行を解除し、ステップ124で壁沿い走行を再開する。
【0029】
図11に、2度スピンターンの動作手順を示す。ステップ302として右駆動モータ11a及び左駆動モータ11bの回転を減速させた後停止させる。ステップ304において、清掃ロボット10の目標走行方向が0度であるか又は180度であるを判断する。0度である場合は、ステップ306へ移行し、左壁に沿う走行であるか右壁に沿う走行であるかを判断する。左壁に沿う走行である場合は、ステップ308へ移行して、図示されたように0度の現在位置から+2度の方向へスピンターンを行う。右壁に沿う走行では、ステップ310において、0度の位置から−2度の方向へスピンターンを行う。
【0030】
ステップ304で目標走行方向が180度であると判断した場合は、ステップ312へ移行する。ステップ312において、左壁に沿う走行であるか右壁に沿う走行であるかを判断する。左壁に沿う走行である場合は、ステップ314へ移行して180度の現在位置から−178度の方向へスピンターンを行う。右壁に沿う走行では、ステップ316において180度の位置から+178度の方向へスピンターンを行う。
【0031】
上述したように、従来は前方に障害物を検出した場合はどのような障害物であっても図13に示されたように4回90度スピンターンを行っていたため清掃効率が低いという問題があった。これに対し、本実施の形態によれば、前方の障害物を検出するセンサとして検出距離の異なるものを2つ備え、遠方に障害物を検出したときは壁間距離を拡げ、近距離で障害物を検出した場合は、スピンターンを2度の角度で行い、その後も依然として障害物を検出した場合に90度スピンターンを行う。これにより、障害物に応じて無駄な回避動作を行わないようにし、清掃作業の効率を向上させることができる。
【0032】
本実施の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。例えば、本実施の形態では清掃ロボットの後部に壁間距離センサを備えて障害物を回避したことを確認するのに用いているが、必ずしも備える必要はない。また、障害物を検出したとき、壁間距離を大きくとったりスピンターンを行うという動作の他に徐行を行っているが、必ずしも徐行という動作を採り入れなくともよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の清掃ロボットの制御方法は、前方の障害物を検出するセンサとして検出距離の長いものと短いものとを設け、検出距離の長いセンサが障害物を検出したとき壁までの距離を拡げる一次回避動作を行わせ、この後も依然として検出距離の短いセンサが障害物を検出したときは停止してスピンターンを行うという二次回避動作を行わせるため、障害物に応じた必要な回避動作のみを行わせることで、清掃効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による制御方法により制御される清掃ロボットの制御部の構成を示したブロック図。
【図2】同制御部を搭載した清掃ロボットの構成を示したブロック図。
【図3】同清掃ロボットの断面構造を示した横断面図。
【図4】同清掃ロボットのセンサの検出範囲を示した説明図。
【図5】同清掃ロボットの2度スピンターンの動作を、右壁に沿う走行時と左壁に沿う走行時とに分けて示した説明図。
【図6】同清掃ロボットが壁間距離を変更して障害物を回避する様子を示した説明図。
【図7】同清掃ロボットが2度スピンターンを行い障害物を回避する様子を示した説明図。
【図8】同清掃ロボットが2度スピンターンを行った後に、依然として障害物を検出し、さらに90度スピンターンを行って障害物を回避する様子を示した説明図。
【図9】本発明の一実施の形態による制御方法において、壁沿い走行時に障害物を回避する手順を示したフローチャート。
【図10】同制御方法において、障害物を近接した位置で検出したときの回避手順を示したフローチャート。
【図11】同制御方法における2度スピンターンの手順を示したフローチャート。
【図12】同制御方法において、目標走行方向と清掃ロボットの走行方向とのずれを示した説明図。
【図13】従来の清掃ロボットの制御方法により障害物を回避する動作を示した説明図。
【符号の説明】
1a 右壁
1b 左壁
10 清掃ロボット
11a 右駆動モータ
11b 左駆動モータ
14a 右距離センサ
14b 左距離センサ
15a 右ドライバ
15b 左ドライバ
16 制御部
17a1、17a2 右前方障害物センサ
17b1、17b2 中央前方障害物センサ
17c1、17c2 左前方障害物センサ
18 方位センサ
19a〜19c インタフェース
20 メインコントローラ
21 カウンタ
22 A/D変換器
23a 右壁検出センサ
23b 左壁検出センサ
24 スクイジ
25a〜25c 清掃ブラシ
26a 後部右壁検出センサ
26b 後部左壁検出センサ
Claims (3)
- 清掃ロボットを壁沿いに走行させているときに障害物を回避する清掃ロボットの制御方法において、
前方の障害物を検出する第1の障害物検出センサと、前方の障害物を検出し前記第1の障害物検出センサよりも検出距離が短い第2の障害物検出センサと、壁までの距離を測定する壁間距離検出センサと、を前記清掃ロボットに設け、
壁までの距離を第1の距離に保つ走行を行うステップと、
前記第1の障害物検出センサが障害物を検出したとき、前記壁間距離検出センサが検出する壁までの距離が前記第1の距離より遠い第2の距離に保つ走行を行う一次回避動作を行うステップと、
前記一次回避動作を行った後に、前記第2の障害物検出センサが障害物を検出したとき、前記清掃ロボットの走行を停止させ、所定角度でスピンターンを行う二次回避動作を行うステップと、
前記一次若しくは前記二次の回避動作を行った後に、前方に障害物を検出しないとき、後部壁検出センサにより障害物を回避したことを確認して、壁までの前記距離を前記第1の距離に保つ走行を行うステップと、
を備えることを特徴とする清掃ロボットの制御方法。 - 前記二次回避動作におけるスピンターンは、第1の角度で行う第1のスピンターンと、この第1のスピンターンを行った後に前記第2の障害物検出センサが障害物を検出したとき前記第1の角度よりも大きい第2の角度で行う第2のスピンターンとが含まれることを特徴とする請求項1記載の清掃ロボットの制御方法。
- 清掃ロボットを壁沿いに走行させているときに障害物を回避する清掃ロボットの制御方法において、
前方の障害物を検出する第1の障害物検出センサと、前方の障害物を検出し前記第1の障害物検出センサよりも検出距離が短い第2の障害物検出センサと、壁までの距離を測定する壁間距離検出センサと、走行方向を検出する方位センサとを前記清掃ロボットに設け、
前記清掃ロボットに目標走行方向と第1の壁間距離とを設定し、前記方位センサが検出する走行方向が前記目標走行方向を維持し、前記壁間距離検出センサが検出する壁までの距離が前記第1の壁間距離を維持するように前記清掃ロボットを走行させるステップと、
前記第1の障害物検出センサが障害物を検出した場合であって、前記方位センサが検出した走行方向が前記目標走行方向よりも壁に接近する方へずれており、さらにこのずれ角度が所定の接近角度以下の場合、前記第1の壁間距離よりも大きい第2の壁間距離を保つように設定を変更するステップと、
前記第1の障害物検出センサが障害物を検出した場合であって、前記方位センサが検出した走行方向が前記目標走行方向よりも壁に接近する方へずれており、さらにこのずれ角度が前記所定の接近角度よりも大きい場合は、前記第2の障害物検出センサが障害物を検出したときに前記清掃ロボットの走行を停止させ、壁までの距離が拡がる方向へ第1の角度スピンターンさせ、第2の障害物検出センサが障害物をさらに検出したときは第1の角度よりも大きい第2の角度スピンターンさせるステップと、
を備えたことを特徴とする清掃ロボットの制御方法。
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