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JP3576756B2 - Image forming device - Google Patents

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JP3576756B2
JP3576756B2 JP18342797A JP18342797A JP3576756B2 JP 3576756 B2 JP3576756 B2 JP 3576756B2 JP 18342797 A JP18342797 A JP 18342797A JP 18342797 A JP18342797 A JP 18342797A JP 3576756 B2 JP3576756 B2 JP 3576756B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真感光体あるいは静電記録誘電体等の像担持体に潜像を形成し、該潜像を顕像化した後、記録媒体に転写することで画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の外部装置の出力手段や複写機としては、従来より図7に示したような電子写真法を用いた画像形成装置が提案されている。潜像担持体としての通常ドラム状とされる電子写真感光体10は、帯電ローラ13にて一様に帯電される。次に外部装置より入力された画像情報に対応して露光装置14より感光体10上に光照射を行い、潜像を形成する。この感光ドラム10上の静電潜像は現像装置40において、1次帯電器117と同極性の現像剤Tにより反転現像され、可視像すなわちトナー像とされる(反転現像)。該トナー像は転写ローラ11にて転写材Pに転写される。転写材Pは感光体10より分離され、続いて定着装置126に搬送されて、定着後に永久像となる。一方、転写ローラ11で転写されずに残った感光体ドラム10上の現像剤Tは、クリーニング装置12にて除去され、感光ドラム10は次の画像形成プロセスに供される。
【0003】
ここで図7中の現像装置40について詳しく説明する。近年、簡易なカラー現像方法として非磁性一成分現像法が実用化されてきている。上記現像装置は、絶縁性一成分現像剤であるトナーTを収容した現像容器40aを有する。本例ではトナーTは負帯電性であり、かつイエロー・マゼンタ・シアン・ブラック各色いずれかの顔料を含有した負帯電性非磁性トナーである。
【0004】
現像装置40中にはトナー撹拌部材6が図中矢印の方向に回転して存在しており、トナーTを現像スリーブ3ならびに現像剤供給ローラ5に向けて搬送している。
【0005】
また現像装置40はアルミニウム、ステンレス等の金属からなる外径16mmの導電性円柱スリーブ3を有し、図示されていない間隙規制部材により、対向する感光ドラム10と一定間隔を保って配置されている。
【0006】
現像スリーブ3にはウレタンスポンジ製の現像剤供給ローラ5が当接されている。現像剤供給ローラ5は、現像スリーブ3と逆方向に回転することで現像スリーブ3上のトナー履歴(いわゆるゴースト)を除去すると同時にトナーTを現像スリーブ3上に供給する。
【0007】
現像スリーブ3にはトナー量規制部材として現像ブレード1が当接されており、現像スリーブ3上のトナーを規制してトナー薄層7を形成し、現像領域(ドラム対向位置)に搬送されるトナー量を規定している。現像領域に搬送されるトナー量は現像スリーブ3上に接触する現像ブレード1の当接圧や当接長さ等により決定される。現像ブレード1は厚さ数百μmのリン青銅・ステンレス等の金属薄板2上に接着もしくは溶着されており、金属薄板2の弾性によって現像ブレード1は均一に現像スリーブ3に当接されているチップブレードである。このとき全属薄板2の材質、厚さ、侵入量、設定角によって現像ブレード1の当接条件が決定され、搬送トナー量は現像スリーブ3の表面単位面積当たりで0.3〜1.0mg/cm程度に規定される。
【0008】
現像領域に搬送されたトナーは、現像時、現像スリーブ3に感光ドラム10との間に印加した現像電源による現像電界により、現像スリーブ3から矢印方向に回転する感光ドラム10上に飛翔し、感光ドラム10上の潜像に付着し、潜像をトナー像として可視化する。
【0009】
ここでトナーTについて説明する。従来よりトナーを製造する方法としては、樹脂,低軟化点物質からなる離型剤,着色剤,荷電制御剤等を加圧ニーダーやエクストルーダー又はメディア分散機を用い均一に分散せしめた後、機械的又はジェット気流下でターゲットに衝突させ、所望のトナー粒径に微粉砕化せしめた後、更に分級工程を経て粒度分布をシャープ化せしめトナー化する所謂粉砕方法によるトナーの製造方法の他に、特公昭56−13945号公報等に記載のディスク又は多流体ノズルを用い溶融混合物を空気中に霧化し球状トナーを得る方法や、特公昭36−10231号公報,特開昭59−53856号公報,特開昭59−61842号公報に述べられている懸濁重合方法を用いて直接トナーを生成する方法や、単量体には可溶で得られる重合体が不溶な水系有機溶剤を用い直接トナーを生成する分散重合方法又は水溶性極性重合開始剤存在下で直接重合しトナーを生成するソープフリー重合方法に代表される乳化重合方法等を用いトナーを製造することが可能である。
【0010】
そして近年、トナー形状が球形であるトナーを用いることで、トナーの流動性ならびにトナー転写時における転写効率を向上できることが判ってきた。
【0011】
球形であるトナーを製造する方法としては、主に以下の2つがある。
1.従来の粉砕トナー表面を熱的・機械的ストレスにより塑性球形化処理する。2.重合法により製造する。
【0012】
トナー形状の作用効果としては、球形とすることでトナーの転写効率を大幅に向上することが可能となる。また粉砕トナーのような不定形トナーではローラ転写において転写ローラ押圧が高いと、トナーが感光体に機械的に押しつけられて転写不良となる、いわゆる”文字の中抜け”が発生しやすくなるが、球形トナーでは”文字の中抜け”も発生し難くなる。
【0013】
そして重合トナーとしては比較的容易に球形で、粒度分布がシャープな4〜8μm粒径の微粒子トナーが得られる常圧下での、または、加圧下での懸濁重合方法が特に好ましい。
【0014】
近年の電子写真の高画質化の一環としてトナーの小粒径化があるが、粒子を粉砕するのに必要なエネルギーはトナー粒径の−2乗に比例するため、粉砕法によるトナーの小粒径化は困難である。しかしながら、重合法は化学反応を用いてトナー粒子を生成するため、トナーの小粒径化が容易であり、かつシャープな粒径分布も得られ易いため、重合法は球形である高品位な画像形成にも適している。
【0015】
また懸濁重合法によれば低軟化点物質を内包化せしめることが可能であり、具体的方法としては、水系媒体中での材料の極性を主要単量体より低軟化点物質の方を小さく設定し、更に少量の極性の大きな樹脂又は単量体を添加せしめることで低軟化点物質を外殻樹脂で被覆した所謂コア/シェル構造を有するトナーを得ることができる。
【0016】
このようなコア/シェル構造を有する重合トナーではコア物質として低軟化点物質を用いることで従来よりも少ない熱量での熱定着が可能となる。
【0017】
更にコア物質として高離型性物質を用いることで、定着ローラヘのトナー溶着を防ぐことも可能である。これによって定着器にシリコーンオイル等の離型剤を塗布する必要が無くなるため、定着器構成が簡潔になり定着器の低価格化・メンテナンスフリーを達成することもできる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
先に述べたように、球形であるトナーを用いることで
(1)転写効率の向上
(2)転写中抜けの改善
といったメリットがある。
【0019】
さらに重合法により前記球形トナーを製造することで
(3)トナーの小粒径化が容易
(4)トナーの粒径分布がシャープ(トリボ分布がシャープ)
にする事が可能となり、さらに前記重合法として懸濁重合法によりトナーにコア/シェル構造を持たせることで、
(5)定着性の向上と耐ブロッキング性の両立
(6)コア部に離型剤を用いることによる定着部オイル塗布部材の簡素化
が達成され、画像形成装置全体としての高画質化と低コスト化が図られるものである。
【0020】
ここで従来の一成分現像装置では、良好な現像特性(画像濃度・非画像部へのトナー付着(カブリ)・トナー飛散等)を得るために、規制部材により現像スリーブ上のトナーを均一に摺擦し、摩擦帯電し、且つ安定したトナー薄層を形成する必要がある。
【0021】
また上述した従来の非磁性一成分現像装置では、非磁性現像剤供給部材5により現像スリーブ3上のトナーを1度掻き取り、過去のトナー履歴を除去した後に新たなトナー層を現像スリーブ上に供給する必要がある。現像スリーブ3上のトナーを掻き取る事が出来ないと、トナーのチャージアップやハーフトーンにおける画像ムラが発生し、画像品位を著しく落としてしまう。
【0022】
したがって上記目的を達成するために、重合トナーのような球形トナーを一成分現像剤、特に非磁性一成分現像剤として用いたときには以下の問題点が発生した。
【0023】
先ず第1に、前記球形トナー・重合トナーは球形であるが故に、不定形で凹凸が多い粉砕トナーと比べたときに摩擦が小さく滑りやすいために、現像剤規制部材1表面をスリ抜けてしまう。したがって現像剤担持体3上に均一なトナー薄層(トナー塗布量0.3〜1.0mg/cm)を形成するのが困難である。現像スリーブと摩擦帯電されずに現像剤規制部材1をスリ抜けたトナーは、現像スリーブに鏡像力で付着することが出来ずに、現像スリーブから飛散して画像形成装置を汚染したり、出力画像の品位を落としていた。
【0024】
第2に前記球形トナー・重合トナーは球形であるが故に、不定形で凹凸が多い粉砕トナーと比べたときに摩擦が小さく滑りやすい。したがって現像剤供給部材1表面をスリ抜けてしまうため、現像剤供給部材5により現像スリーブ3上からメカニカルに掻き取るのが難しくなる。したがって現像スリーブ3上に残留トナー層が形成されてしまい、現像剤供給部材5による新たなトナー供給が阻害されるため、現像スリーブ上トナーのチャージアップとトナーコート量の低下が、コートムラ・コート不良等の様々な画像劣化をもたらしていた。
【0025】
そして第3に、前記球形トナー・重合トナーは滑りやすいが故に、摩擦帯電量が低下するという問題がある。特に非磁性一成分現像装置においては、球形トナーに十分なトリボを与えないと、現像スリーブ上のトナーコート量が減少したり、不均一になってしまい、画像濃度の低下や、ハーフトーン画像の画像ムラとして出力画像の品位を著しく低下させてしまっていた。
【0026】
またコア/シェル構造を有する重合トナーには前述したようなメリットが存在し、トナー中の低軟化点物質はトナーの定着温度を低下するもののトナー自体の強度は低下させるため、現像ブレードならびに現像剤供給ローラは低い当接圧で現像スリーブに当接する必要があり、現像剤の規制・剥ぎ取りは更に難しくなっていた。
【0027】
すなわち、トナーを球形化することは転写時における上記メリットがあるものの、同時に現像時において上記問題点が発生してしまい、画像形成装置全体としての最適化が困難になっていた。
【0028】
一方、球形トナーに対して、トナーと同極性である第1の外添剤(ネガ帯電性外添剤)と、トナーと逆極性である第2の外添剤(ポジ帯電性外添剤)の少なくとも2種類の粒子を外添することで、現像装置内ではポジ帯電性外添剤によりトナー表面に凹凸を形成しトナー滑り性を制御し、且つ現像時に形成される電界によりポジ帯電性外添剤をトナーから分離することで転写時にはトナーを球形化する事が可能となる。しかしながら前記方法は球形トナーにおける転写時のメリットと、現像時におけるトナーコート安定性を両立する事が出来るものの、感光ドラムをローラ・ブラシ等の接触帯電手段により帯電する画像形成装置に前記方法を利用した際にはクリーニング装置をスリ抜けたポジ帯電性外添剤が接触帯電手段に付着・蓄積し、接触帯電手段の電気抵抗を不均一にせしめ、帯電不良に伴うハーフトーンムラ等の画像不良を発生していた。したがって前記方法により高い転写効率とトナーコート安定性を両立するためには、粒径の小さい外添剤すらスリ抜けない複雑且つ高価なクリーニング装置を用いるか、比較的高電圧を必要とし高価である非接触帯電手段により像担持体を帯電する必要があった。
【0029】
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明は、像担持体と、像担持体に接触し像担持体表面を所定の電位まで帯電する帯電手段と、一成分現像剤により像担持体上の静電潜像を可視化せしめる現像手段と、可視化された像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写手段を備えた画像形成装置において、
該一成分現像剤は、前記一成分現像剤と同極性である第1の外添剤と、前記一成分現像剤と逆極性である第2の外添剤の少なくとも2種類の粒子が外添されており、且つ非画像形成時において前記第2の外添剤が前記帯電手段から像担持体に移動する電界を印加し、
前記転写手段は接触転写手段であり、非画像形成時において前記第2の外添剤が像担持体から前記転写手段に移動する電界を印加することを特徴とする画像形成装置に関する。
【0030】
一成分現像剤と同極性である第1の外添剤によりトナーの帯電性・流動性を向上すると共に、一成分現像剤と逆極性である第2の外添剤を現像時ならびに転写時に印加する電界により一成分現像剤から分離することで、転写時における一成分現像剤の形状を現像手段内における一成分現像剤の形状から変化させ、一成分現像剤の表面形状を変化させることが可能となる。
【0031】
また、現像手段内ではトナー形状係数SF1を大きくすることでトナーを非球形化し、トナーの摩擦・摺擦を容易にすることで、現像ブレードにおけるトナー薄層形成、並びにトリボ付与を向上する。且つ転写時にはトナー形状係数SF1を小さくすることで、トナーを球形化し、転写効率、転写中抜け抑制を向上する。
【0032】
さらにクリーニングされずに像担持体上に残留した第2の外添剤が接触帯電手段に付着しても、非画像形成時に接触帯電手段から除去するため、接触帯電手段上に第2の外添剤が蓄積することがなく、長期にわたり像担持体の均一な帯電が達成され、良好な画像出力が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる形状係数を示すSF1、SF2とは、日立製作所製FE−SEM(S−800)を用いトナー像を100個無作為にサンプリングし、その画像情報はインターフェースを介してニコレ社製画像解析装置(Luzex3)に導入し解析を行い、下式より算出し得られた値を本発明においては形状係数SF1,SF2と定義した。
【0034】
【数1】

Figure 0003576756
(AREA:トナー投影面積、MXLNG:絶対最大長、PERI:周長)
【0035】
トナーの形状係数SF1は球形度合を示し、140より大きいと球形から徐々に不定形となる。SF2は凸凹度合を示し、120より大きいとトナー表面の凸凹が顕著となる。
【0036】
トナー表面を外添剤により、被覆することにより、トナー同士若しくは感光体間に微小な間隙を設けることで、さらに重合トナーの流動性を向上したり、転写効率を100%近くにまで向上することが可能である。その意味で、トナー表面における第1の外添剤被覆率が、5〜99%、さらに好ましくは10〜99%であることが好ましい。トナー表面の外添剤被覆率は、日立製作所製FE−SEM(S−800)を用いトナー像を100個無作為にサンプリングし、その画像情報はインターフェースを介してニコレ社製画像解析装置(Luzex3)に導入し解析を行い算出した。
【0037】
また使用される第1の外添剤もしくは第2の外添剤としては、トナーに添加した時の耐久性の点から、トナー粒子の重量平均径の1/3以下の粒径であることが好ましい。この添加剤の粒径とは、電子顕微鏡におけるトナー粒子の表面観察により求めたその平均粒径を意味する。外添剤としては、たとえば、以下のようなものが用いられる。
【0038】
金属酸化物(酸化アルミニウム,酸化チタン,チタン酸ストロンチウム,酸化セリウム,酸化マグネシウム,酸化クロム,酸化錫,酸化亜鉛など)・窒化物(窒化ケイ素など)・炭化物(炭化ケイ素など)・金属塩(硫酸カルシウム,硫酸バリウム,炭酸カルシウムなど)・脂肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウムなど)・カーボンブラック・シリカなど。
【0039】
これら外添剤は、トナー粒子100重量部に対し、0.01〜10重量部が用いられ、好ましくは、0.05〜5重量部が用いられる。これら外添剤は、単独で用いても、また、複数併用しても良い。それぞれ、疎水化処理を行ったものが、より好ましい。
【0040】
図8は、トナーのトリボ電荷量を測定する装置の説明図である。まず、底に500メッシュのスクリーン43のある金属製の測定容器42に、摩擦帯電量を測定しようとする二成分現像剤を50〜100ml容量のポリエチレン製のビンに入れ、約10〜40秒間手で振とうし、該現像剤を約0.5〜1.5g入れて金属製の蓋44をする。この時の測定容器42全体の重量を量りW1(kg)とする。次に、吸引機41(測定容器42と接する部分は少なくとも絶縁体)において、吸引口47から吸引し風量調節弁46を調節して真空計45の圧力を250mmAqとする。この状態で充分、好ましくは2分間吸引を行い樹脂を吸引除去する。この時の電位計49の電位をV(ボルト)とする。ここで48はコンデンサーであり容量をC(F)とする。また吸引後の測定容器42全体の重量を量りW2(kg)とする。このトナーの摩擦帯電量は下式のごとく計算される。
【0041】
【数2】
Figure 0003576756
【0042】
(実施例1)
本発明における第一の実施例を図1に示す。
【0043】
本実施例は一成分現像剤として、粉砕法により製造されたトナーを球形化処理して得られた球形化トナーT1に、2種類の外添剤を外添したものを用いている。なお、定着手段・転写材等の記述は省略してある。
【0044】
像担持体である感光ドラム10は図中矢印方向に周速100mm/secで回転し、帯電ローラ13により−700Vという表面電位に設定される。ここで帯電ローラ13は外径4mmの心棒に、カーボンブラックを分散したウレタンゴムを形成し外径10mm、電気抵抗10Ωである弾性ローラとしたものである。ここで帯電ローラの材質としてはシリコーンゴム・EPDM等の各種弾性体も用いることが出来るが、感光体を所定電位まで十分に帯電するためには10Ω以下、リークの発生を防止するためには10Ω以上の電気抵抗に設定することが好ましい。帯電ローラ13には帯電電源17より−700Vの直流電圧に500Hz・2kVppの交流電圧を重畳している。
【0045】
露光手段14は画像に応じた露光を感光ドラム10に行い、静電潜像を形成する。ここで画像部である明部電位は−150V、非画像部である暗部電位は−700Vである。
【0046】
現像装置40は現像スリーブ3を有し、現像スリーブ3は感光ドラム10と250μmの間隙を持って位置しており、現像スリーブ3上のトナーを電界により飛翔せしめ、感光ドラム10上の静電潜像をトナー像化する。
【0047】
感光ドラム上のトナー像は転写ローラ11により転写紙上に転写され、定着手段により加熱・押圧され転写紙上に固定される。転写ローラ11はEPDMのスポンジに金属酸化物を分散させることで電気抵抗10Ωに設定された弾性ローラであり、通紙時には転写紙・ドラム側に8μAの定電流を流すように制御され、転写紙裏面に充分なポジ電荷を付与している。
【0048】
転写紙に転写されず感光ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置12中に設置されたクリーニングブレード18により、感光ドラムから剥がされ、除去される。但しトナーT1から分離された外添剤については、粒径が小さいため完全にはクリーニングブレード18で除去されずにスリ抜けて帯電ローラ13上に付着する。
【0049】
次に現像装置40について詳細に説明する。
【0050】
現像装置40中には、球形トナーであるトナーT1が存在する。トナーT1は負帯電性非磁性一成分トナーであり、粉砕トナーを後述する方法で球形化したものに、ネガ帯電性の外添剤と強ポジ帯電性の外添剤の2種類が外添されたものである。
【0051】
現像装置40中のトナー撹拌部材6は、図中矢印の方向に回転しており、球形トナーT1を現像スリーブ3ならびに現像剤供給ローラ5に向けて搬送している。
【0052】
また現像装置40はアルミニウムからなる直径16φの導電性円柱スリーブ3を有し、図示されていない間隙規制部材により、対向する感光ドラム10と250μmの間隔を保って配置されている。
【0053】
現像スリーブ3にはウレタンスポンジ製の現像剤供給ローラ5が当接されている。現像剤供給ローラ5は直径8mmであり、現像スリーブ3に侵入量1mmで当接されており、図示されていないギアにより現像スリーブ3とカウンタ方向に周速50mm/secで駆動されている。現像剤供給ローラ5は現像スリーブ3とカウンタ当接方向に回転することで現像スリーブ3上のトナー履歴(いわゆるゴースト)を除去すると同時にトナーTを現像スリーブ3上に供給する。現像剤供給ローラ5は連泡のスポンジから出来ており、アスカーC硬度で20°の低硬度品である。ここで現像剤供給ローラ5は柔らかいほどトナー供給・除去時のトナー劣化を抑制できる。
【0054】
現像スリーブ3にはトナー量規制部材として現像剤規制部材1が当接されており、現像スリーブ3上のトナーを規制して球形トナーT1を摩擦帯電し、現像に適した電荷をトナーに与えると同時に、トナー薄層7を形成し現像領域(ドラム対向位置)に搬送されるトナー量を規定している。
【0055】
現像領域に搬送されたトナーは、現像時、現像スリーブ3に感光ドラムとの間に印加した現像電源4による現像電界により、現像スリーブ3から感光ドラム100上に飛翔し、感光ドラム100上の潜像に付着し、潜像をトナー像として可視化する。
【0056】
次に、本実施例における球形トナーT1について説明する。
【0057】
球形化トナーを製造する方法としては、スチレン−アクリル共重合体を主成分とする結着樹脂,低軟化点物質である離型剤,カーボンブラックを着色剤,モノアゾ染料の金属錯体塩を荷電制御剤として加圧ニーダーやエクストルーダー又はメディア分散機を用い均一に分散せしめた後、機械的又はジェット気流下でターゲットに衝突させ、所望のトナー粒径に微粉砕化せしめた後、塑性球形化処理を行う。更に分級工程を経て粒度分布をシャープ化せしめトナー化する。
【0058】
塑性球形化処理を行う具体的装置としては、奈良機械(株)「ハイブリダイゼーション・システム」、ターボエ業(株)「ターボミル」などがあり、例えば、ハイブリダイゼーション・システムは回転板にブレードが装着されており、回転板が高速回転をする事により、循環気流中のトナーが高速回転するブレードに激突する。この際、トナーの凸部分が衝撃エネルギーにより塑性変形をうけて滑面化されトナー全体としては、球形方向への形状変化が起こる。
【0059】
その他、球形化する手段としてはトナーの表面をスプレードライヤーを用いて熱風により溶融して球形化したり、トナーを熱気流中に分散してその表面を溶融して球形化する方法などが提案されており、このような製造方法により作成された球形化トナーを本実施例に用いてもよい。
【0060】
本実施例において球形トナーT1は上記製造方法により平均粒径8μmで、トナーの形状係数SF1=115、SF2=110の球形トナーが得られた。本球形トナーT1の前述したトリボ測定法による摩擦帯電量は−38μC/gであった。
【0061】
ここで摩擦帯電量の測定時には、粒径50μmのフェライトキャリア9.7g中に外添剤を0.3g混入し、ポリエチレン容器中で300回振とうした後に測定を行った。
【0062】
本実施例において球形トナーT1の表面は、図2(a)に示したように球形トナーT1が100重量部に対して、トナーと同極性であるネガ帯電性の外添剤1.0重量部に加えて、トナーと逆極性であるポジ帯電性の外添剤0.8重量部を各トナー粒子表面に付着せしめて、非球形化してある。上記2種類の外添剤を外添した後の球形トナーT1のトナー形状係数はSF1=150、SF2=135であった。
【0063】
ここでネガ帯電性の外添剤として用いたのは、BET法による比表面積が300m/g、一次粒径が8nmである疎水性シリカであり、摩擦帯電量は−110μC/gであった。トナーと同極性であるネガ帯電性外添剤の効果としては、トナー帯電性の向上、トナー流動性の向上等の従来の外添剤の効果をトナーに付与することである。
【0064】
一方、ポジ帯電性の外添剤としては、一次粒径0.5μmである無色のPMMA粒子を添加してある。本実施例におけるポジ帯電性外添剤の摩擦帯電量は+40μC/gであった。トナーと逆極性であるポジ帯電性外添剤の効果としては、一次粒径0.5μmの粒子を球形トナーに付着させることで、トナー形状を適度に非球形化し、トナーの滑り性の制御が可能となる。したがってトナーが現像ブレードをスリ抜けず、良好なトナー帯電と均一なトナー薄層を得ることが出来る。またトナーが現像剤供給ローラをすり抜けないことでスリーブ上トナーのチャージアップを防ぎ、画像再現性を向上する。
【0065】
ここで本発明においては、トナー表面におけるネガ帯電性外添剤とポジ帯電性外添剤は図2(a)のように存在している。ポジ帯電性外添剤の被覆率αを50%以下とすることで、外添剤を含めたトナー全体のトリボを安定してネガに帯電する事が出来るため、カブリの少ない良好な画像を得ることが出来る。前述した測定方法によると本実施例における球形トナーT1表面における外添剤被覆率は強ネガ帯電性外添剤が80%、ポジ帯電性外添剤が22%であった。
【0066】
またポジ帯電性外添剤の効果を高めるためには、ポジ帯電性外添剤個々の粒子についてネガ帯電性外添剤が付着してもポジであることが好ましい。具体的にはネガ帯電性外添剤の摩擦帯電量の絶対値Q1、外添量をM1、ポジ帯電性外添剤の摩擦帯電量の絶対値Q2、外添量M2、ポジ帯電性外添剤のトナーT1表面に占める面積被覆率αとしたときに
Q2×M2>Q1×M1×α
なる条件にすることで、ポジ帯電性外添剤を安定してポジ極性に帯電し、現像/転写時におけるポジ外添剤の分離を容易にし、本発明における効果を安定して得ることが可能となる。
【0067】
さらにポジ帯電性外添剤としては球形ではなく不定形であり、粒径が大きな粒子を用いることで、少ない外添量でもトナーの滑り性の制御を可能にしている。ポジ外添剤の一次粒径は0.1〜2μmとすることでトナー形状係数SF1を増加させるとともに、現像/転写時にポジ外添剤を分離しやすく出来る。ネガ帯電性外添剤については0.1μm〜1nmとすることで良好な転写特性が得られた。
【0068】
なお本発明においては、ポジ帯電性外添剤によりトナーの形状係数SF1を増加させることで現像時における良好なトナーコート性を得ると同時に、ジャンピング現像法を適正化することで、図2(b)に示したようにドラム上トナーからポジ帯電性外添剤をトナーから分離し、転写時におけるトナー形状係数SF1を低下して、転写効率・転写中抜けを向上している。
【0069】
本実施例においては、現像電源4より現像バイアスとして現像スリーブ3には1.5kVpp、周波数2kHzの交流電圧と−500Vの直流電圧が印加されており、250μmの間隙をもって対向する感光ドラム上の静電潜像にトナーを飛翔せしめ、トナー像を形成している。
【0070】
本実施例で用いたジャンピング現像法によれば、交番電界により現像剤担持体と感光ドラム上の画像部VL、非画像部Vd間においてトナーの転移・逆転移を発生させることで、ポジ帯電性の外添剤を効果的にネガ帯電性であるトナーから分離し、現像スリーブもしくは非画像部に回収する。これは適切な交番電界により1度感光ドラムの画像部に付着したトナーに対しても再度現像スリーブ側に飛翔させることで、ポジ帯電性外添剤の分離機会を増大させるためである。またジャンピング現像に依れば正規に帯電した−極性のトナーは、画像部に適度なエッジ効果を生じ、鮮明なエッジシャープネスと非画像部に近い潜像である中間調の再現性を向上し、かつ+極性のトナーに関しては現像スリーブに回収することが可能であるため、後述するDC現像法に比べて非画像部におけるカブリを削減できる。
【0071】
交流を印加しないDC現像方法においてはトナーを強い電界により往復動作させることがないため、1度ドラム上に付着したトナーからはポジ帯電性外添剤を充分に除去できない。また逆極性に帯電した+極性のトナーは非画像部に付着し、いわゆる画像カブリを形成しやすく、画像品位を落としてしまう。
【0072】
ここで現像電界として用いた交番電界の振幅と現像剤のSF1ならびに転写効率の関係について説明する。現像電界振幅Aは現像電源のピークトゥピーク交流電圧Vpp、現像スリーブと感光ドラム間距離SDとすると
A=Vpp/2SD
で表せる。図5に示したように現像電界振幅A=0であるDC現像方法では、現像後転写前のドラム上トナーの形状係数SF1=150であり、現像装置中のトナーとほぼ同じでであった。その結果、転写効率は77%しかなかった。一方、現像間隙に交番電界を形成し、且つ現像電界振幅を2kV/mm以上とすることでポジ帯電性外添剤をトナー表面から分離し、転写前のトナー形状係数SF1を130以下まで低下させた。その結果、トナーが球形化された後に転写されるため転写効率は95%まで向上した。現像電界振幅を5kV/mm以上とすると潜像条件によってはリークが発生するため、現像電界振幅としては2kV/mm以上5kV/mm以下が望ましい。
【0073】
ここで球形トナーとしては、外添する以前の形状係数SF−1が100〜130、SF−2が100〜120であり、且つ第1の外添剤と第2の外添剤を外添した後の形状係数SF−1が130〜170、SF−2が120〜160の範囲である球形トナーを用いたときに、上記現像電界振幅にて現像時におけるトナーコートと転写効率が両立された。
【0074】
さらに本実施例では帯電ローラ上にポジ帯電性外添剤が蓄積するのを防止するために、非画像形成時において、帯電ローラからポジ帯電性外添剤を除去する電界を印加している。帯電電圧の直流成分Ch(DC)、交流成分Ch(AC)、現像電圧の直流成分Dev(DC)・交流成分Dev(AC)、転写電圧Trとしてタイミングチャートを図3に示すと、先ず画像形成終了と共に転写電圧が2.0kVから−1.2kV印加に変化し、感光ドラム10の表面電位を−500Vにせしめる。次に帯電電源がDC−700Vから−350Vに切り替わり、同時に帯電電源の交流電圧は切られる。現像電圧の交流成分1.5kVppは画像形成終了と共に切られるが、現像電圧の直流印加電圧−500Vは変化しない。
【0075】
上記タイミングチャートに基づく画像形成時の感光ドラム上の各部分における表面電位について図4(a)に示すと、帯電ローラの電位(一点鎖線で記した)は−700Vであり、感光ドラム電位(点線で記した)は帯電・露光後の非画像部Vd=−700V、画像部V1=−150V、転写後はTr=+50Vである。現像スリーブ電位(実線で記した)は−500Vであるから、ネガ帯電性であるトナーは感光ドラム上の画像部V1に付着し、転写紙上に転写される。一方、トナーから分離された感光ドラム上のポジ帯電性外添剤は、ポジであるため感光ドラムから転写紙に転写されず、且つ一次粒径が0.5μmであり通常のクリーニング装置では完全に除去するのは困難であるため、一部スリ抜けてしまう。クリーニング装置をスリ抜けたポジ帯電性外添剤は、帯電ローラ対向部において感光ドラム間に形成される電界により帯電ローラに付着する。
【0076】
前記帯電ローラに付着したポジ帯電性外添剤は樹脂粒子で電気抵抗が高いため、多量に蓄積すると帯電ローラの電気抵抗を部分的に上昇させ、ハーフトーンムラ等の画像不良を発生させるので、本発明では電界により帯電ローラから除去する。
【0077】
図4(b)に非画像形成時における各部材の電位を記す。転写ローラにより−500Vに帯電された感光ドラムに対して、帯電ローラ電位は−350Vであるため、帯電ローラ上のポジ帯電性外添剤は感光ドラム上に電界により移行する。このとき感光ドラム上と現像スリーブ間は略同一の電位で、且つ現像電圧の交流成分が切れているため、外添剤、トナーの移行は共に存在しない。一方、転写ローラ電位(二点鎖線で記した)は−1.2kVであるため、転写ローラ対向部において感光ドラム間で形成される電界により、ポジ帯電性外添剤は転写ローラに一時的に移行し、次の画像形成時に転写紙間の電界により転写紙裏面に移行し、機外に排出される。ポジ帯電性外添剤は無色の樹脂粒子であるため、転写紙裏面に定着されても汚れとして認識されない。
【0078】
また、非画像形成時に転写ローラにトナーと同極性の電圧を印加することは、例えば小サイズ紙の通紙時に非通紙部に存在するドラム上のトナー(いわゆるドラム上のカブリ)が転写ローラを汚染した際には、転写ローラ上に付着したネガ帯電性のトナーを転写ローラから除去する役割も同時に果たしている。
【0079】
すなわち本実施例における発明を用いることで、画像形成装置における現像手段内ではトナー形状係数SF1が大きな非球形化トナーとする。したがってトナーの摩擦・摺擦を容易にすることで、現像ブレードにおいてトナー薄層形成並びにトリボ付与を向上し、トナー供給部材における現像スリーブ上の残留トナーの確実な剥ぎ取りを可能にする。
【0080】
且つ転写時にはトナー形状係数SF1を小さくすることで、トナーを球形化し、転写効率、転写中抜け抑制を向上することが可能となった。
【0081】
さらに非画像形成時にはポジ帯電性外添剤を帯電ローラから感光ドラムに移行させる電界を生じることにより、クリーニング装置をスリ抜けたポジ帯電性外添剤を帯電ローラから除去し、一時的に転写ローラに付着せしめた後、画像形成時に転写紙裏面に転写して排出するため、トナーから分離されたポジ帯電性外添剤が帯電ローラ、転写ローラに蓄積して電気抵抗ムラを生じることなく、長期にわたり安定した接触帯電が実現された。
【0082】
また本実施例では、非画像形成時として感光ドラム上に画像が形成されない非通紙時には毎回帯電ローラからポジ帯電性外添剤を除去しているが、一定のインターバル毎に実施したり、装置起動時(前回転時)や装置終了時(後回転時)にのみ実施することも可能である。
【0083】
(実施例2)
実施例2は本発明における画像形成装置としてクリーナレス画像形成装置、帯電手段として帯電ブラシ、一成分現像剤としてコア/シェル構造を有する重合トナーを適用したものである。
【0084】
以下図6により説明する。本実施例の構成は基本的に実施例1と類似であるが、転写後の感光ドラム上残留トナーを回収するクリーニング装置が存在せず、残留トナーは帯電ブラシによりネガに帯電された後、現像装置により回収されるクリーナレスシステムである。したがってクリーナレスシステムは画像形成装置の小型化、トナーの有効活用が可能となるというメリットを有する。
【0085】
しかしながらクリーナレスシステムにおいては、感光ドラム上に残留したトナーが多量に存在すると次の画像形成プロセス時において、感光ドラムの帯電不良、露光不良によって画像不良を発生してしまう。
【0086】
そこで安定したクリーナレスシステムを得るには転写効率を100%近くまで高めることが望まれている。
【0087】
本実施例では、前述したように高い転写効率が得られる球形トナーを簡易に得る手段として懸濁重合法を用いることで、トナーの小粒径化が容易になると同時にトナーの粒径分布をシャープにし、画像の高精細化を達成し、さらに懸濁重合法によりトナーにコア/シエル構造を持たせることで、定着性の向上と耐ブロッキング性の両立、ならびにコア部に離型剤を用いることによる定着部オイル塗布部材の簡素化を可能にした。
【0088】
以下に本実施例に用いられた重合トナーT2について説明する。
【0089】
本実施例におけるトナーは前述した重合法により製造されたトナーであり、イオン交換水710gに、0.lM−NaPO水溶液450gを投入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌した。これに1.0M−CaCl水溶液68gを徐々に添加し、Ca(POを含む水系媒体を得た。
(モノマー)スチレン 165g
n−ブチルアクリレート 15g
(荷電制御剤)サリチル酸金属化合物 3g
(極性レジン)飽和ポリエステル 10g
(酸価14,ピーク分子量8000)
(離型剤)エステルワックス(融点70℃) 15g
【0090】
上記処方を60℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpmにて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)10gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
【0091】
前記水系媒体中に上記重合性単量体組成物を投入し、60℃,N雰囲気下において、TK式ホモミキサーにて10000rpmで10分間撹拌し、重合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。重合反応終了後、減圧下で残存モノマーを留去し、冷却後、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約7.5μmのシャープな着色懸濁粒子を得た。
【0092】
本実施例において重合トナーT2は上記製造方法により、トナーの形状係数SF1=110、SF2=109の重合トナーが得られた。本重合トナーT2の摩擦帯電量は−30μC/gであった。
【0093】
ここで、トナー表面のかかる部分を重合法により形成されたトナーについては、分散媒中にプレトナー(モノマー組成物)粒子として存在させ必要な部分を重合反応により生成するため、表面性については、かなり平滑化されており、トナーの滑り性が非常に高い。したがって現像ブレードにより均一に規制するのが難しい。さらに重合トナーにコア/シェル構造を持たせることで前述したようなメリットが得られるものの、トナー中の低軟化物質はトナー自体の強度を低下させるため、現像ブレードならびに現像剤供給ローラは低い当接圧で現像スリーブに当接する必要があり、現像スリーブ上での規制・剥ぎ取り、またブレードによるクリーニングがさらに難しくなっていた。
【0094】
そこで本実施例において重合トナーT2は、重合トナーT2が100重量部に対して、トナーと同極性であるネガ帯電性の外添剤1.8重量部に加えて、トナーと逆極性であるポジ帯電性の外添剤0.8重量部を各トナー粒子表面に付着せしめてある。
【0095】
ここでネガ帯電性の外添剤として用いたのはBET法による比表面積が300m/g、一次粒径が8nmである疎水性シリカであり、ブローオフ法による摩擦帯電量は−110μC/gであった。トナーと同極性であるネガ帯電性外添剤の効果としては、トナー帯電性の向上、トナー流動性の向上等の従来の外添剤の効果をトナーに付与することである。
【0096】
一方、ポジ帯電性の外添剤としては、平均粒径1μmである無色のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂粒子を添加している。本実施例におけるポジ帯電性外添剤の摩擦帯電量は+55μC/gであった。トナーと逆極性であるポジ帯電性外添剤の効果としては、実施例1と同様でトナーの滑り性の制御であり、現像装置内ではトナー形状係数SF1を大きくすることで現像ブレードにおけるトナーの規制・帯電の安定化と、現像剤供給ローラにおける現像スリーブ上の残留トナーの剥ぎ取りを容易にする。かつ所定の交番電界下にて感光ドラム上に現像することで感光ドラム上のトナーT2からはポジ帯電性外添剤を除去し、球形化することで良好な転写特性を得る。
【0097】
本実施例ではポジ帯電性外添剤の粒径を大きくし、且つ摩擦帯電量を大きくすることで、SF1・SF2ともに100に近い重合トナーT2でも実施例1の球形トナーTl同様に滑り性を制御することが可能となった。
【0098】
また、本発明におけるトナー表面におけるポジ帯電性外添剤の面積被覆率α=14%であるため、ポジに帯電した反転トナーは微量であり、長期耐久においても安定したトナートリボが得られた。
【0099】
さらにネガ帯電性外添剤の摩擦帯電量の絶対値Q1、外添量をM1、ポジ帯電性外添剤の摩擦帯電量の絶対値Q2、外添量M2、ポジ帯電性外添剤のトナーT2表面に占める面積被覆率αとしたときに
Q2×M2>Q1×M1×α
なる条件を満たすため、ポジ帯電性外添剤を安定してポジ極性に帯電し、現像/転写時におけるポジ外添剤の分離を容易にし、転写時にはトナー形状係数を低下し、球形化して転写効率を向上している。
【0100】
なお本実施例においても実施例1同様の現像条件(現像間隙距離250μm、交流電圧1.5kVpp・2kHz)により、トナーには適切な交番電界が印加されているため、感光ドラム上の潜像を充分に現像すると共に、感光ドラム上のトナーからポジ帯電性外添剤を除去している。現像装置中の重合トナーT2の形状係数SF1=110であるのに対し、現像後転写前の感光ドラム画像部上の重合トナーT2の形状係数SF1=113であり、転写効率は98%であった。また微量に存在する逆極性に帯電した反転トナーは、実施例1同様に、交番電界により現像スリーブ側に戻して画像カブリを防止することが可能である。
【0101】
また、本実施例では帯電手段として接触帯電部材である帯電ブラシを用いている。帯電ブラシ15はカーボンブラックを分散することにより電気抵抗10Ωに設定された太さ6デニール,長さ2mmのナイロン繊維から形成され、−700Vの直流電圧に1.4kVppの交流電圧を重畳している。したがって転写後に感光ドラム上に残留したポジ帯電性外添剤は、実施例1同様に帯電手段である帯電ブラシ15に付着する。
【0102】
本実施例における帯電ブラシは強ポジ帯電性であるナイロン繊維より形成されるため、ブラシにより摺擦することで、ポジ帯電性である外添剤の一部をネガに摩擦帯電し、画像形成時でも電界により帯電ブラシから除去することが可能である。また転写残トナーの内でポジに帯電しているトナーについてはブラシと摩擦帯電することにより殆どネガトナーに反転して、外添剤・トナーの帯電ブラシヘの蓄積を防止する。これにより帯電ブラシの汚染を改善することが可能である。
【0103】
なお画像形成時に極性をネガに反転された外添剤、クリーナレスに起因する転写残トナーが帯電部材から除去されると、外添剤・転写残トナーは感光ドラム上で露光部を通過することになるが、十分に少量かつ均一であるため、露光を遮ることに依る画像不良は発生しなかった。またトナー、外添剤はネガに帯電しているため現像領域において電界により現像装置に回収される(もしくは感光ドラム上で画像を形成する)。
【0104】
さらに非画像形成時には実施例1同様に図3に示したタイミングチャートに基づき、帯電ブラシ中のポジ帯電したままの外添剤は電界により感光ドラム上に移動し、転写ローラに一時的に回収された後、次の画像形成時に転写紙裏面に転写されて機外に排出される。ポジ帯電性外添剤は無色の樹脂粒子であるため、転写紙裏面に定着されても画像として認識されない。したがって本実施例における画像形成装置を用いることで、簡易な構成である接触帯電・転写装置と一成分現像装置を用いても、接触帯電・転写手段の抵抗変動を抑制し重合トナーを安定して現像スリーブ上にコートし、且つ転写時には転写効率の向上したため、クリーナレスシステムにおける現像部でのトナー回収が容易になり、長期にわたり画像不良のない安定したクリーナレスシステムを提供することが可能となった。
【0105】
【発明の効果】
以上のよう説明したように、本発明によれば、一成分現像剤と同極性である第1の外添剤によりトナーの帯電性・流動性を向上すると共に、一成分現像剤と逆極性である第2の外添剤を現像時ならびに転写時に印加する電界により一成分現像剤から分離することで、転写時における一成分現像剤の形状を現像手段内における一成分現像剤の形状から変化させ、一成分現像剤の表面形状を変化させることが可能となる。現像手段内ではトナー形状係数SF1を大きくすることでトナーを非球形化し、トナーの摩擦・摺擦を容易にすることで、現像ブレードにおけるトナー薄層形成、並びにトリボ付与を向上できる。且つ転写時にはトナー形状係数SF1を小さくすることで、トナーを球形化し、転写効率、転写中抜け抑制を向上できる。
【0106】
さらにクリーニングされずに像担持体上に残留した第2の外添剤が接触帯電手段に付着しても、非画像形成時に接触帯電手段から除去し現像器において回収するため、接触帯電手段上に第2の外添剤が蓄積することがなく、長期にわたり像担持体の均一な帯電が達成され、良好な画像出力が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の概略構成図である。
【図2】本発明に用いられる現像剤の(a)現像前と(b)現像後の概念図である。
【図3】本発明の帯電電圧・現像電圧・転写電圧のタイミングチャートである。
【図4】感光ドラム電位・帯電ローラ電位・現像スリーブ電位・転写ローラ電位の関係図である。
【図5】現像電界振幅と現像剤形状、転写効率の関係図である。
【図6】実施例2の概略構成図である。
【図7】従来の電子写真装置の概略構成図である。
【図8】摩擦帯電量測定装置の概略構成図である。
【符号の説明】
T1 球形化トナー
T2 重合トナー
1 現像剤規制部材
2 金属薄板
3 現像スリーブ
4 現像電源
5 現像剤供給ローラ
6 現像剤撹拌器
7 トナーコート層
10 感光ドラム(像担持体)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus that forms a latent image on an image carrier such as an electrophotographic photosensitive member or an electrostatic recording dielectric, visualizes the latent image, and then transfers the latent image to a recording medium to form an image. It is about.
[0002]
[Prior art]
As an output unit of an external device such as a computer or a copying machine, an image forming apparatus using an electrophotographic method as shown in FIG. 7 has been conventionally proposed. An electrophotographic photoreceptor 10 having a drum shape as a latent image carrier is uniformly charged by a charging roller 13. Next, the exposure device 14 irradiates the photoreceptor 10 with light in accordance with image information input from an external device to form a latent image. The electrostatic latent image on the photosensitive drum 10 is reversely developed in the developing device 40 by the developer T having the same polarity as that of the primary charger 117 to be a visible image, that is, a toner image (reversal development). The toner image is transferred to the transfer material P by the transfer roller 11. The transfer material P is separated from the photoreceptor 10 and is subsequently conveyed to a fixing device 126, where it becomes a permanent image after fixing. On the other hand, the developer T on the photosensitive drum 10 remaining without being transferred by the transfer roller 11 is removed by the cleaning device 12, and the photosensitive drum 10 is subjected to the next image forming process.
[0003]
Here, the developing device 40 in FIG. 7 will be described in detail. In recent years, a non-magnetic one-component developing method has been put to practical use as a simple color developing method. The developing device has a developing container 40a containing a toner T which is an insulating one-component developer. In the present embodiment, the toner T is a negatively chargeable non-magnetic toner containing a pigment of any of yellow, magenta, cyan, and black colors.
[0004]
In the developing device 40, a toner agitating member 6 rotates in a direction indicated by an arrow in the drawing, and conveys the toner T toward the developing sleeve 3 and the developer supply roller 5.
[0005]
The developing device 40 has a conductive cylindrical sleeve 3 having an outer diameter of 16 mm made of a metal such as aluminum or stainless steel, and is arranged at a constant distance from the opposing photosensitive drum 10 by a gap regulating member (not shown). .
[0006]
A developer supply roller 5 made of urethane sponge is in contact with the developing sleeve 3. The developer supply roller 5 removes the toner history (so-called ghost) on the developing sleeve 3 by rotating in the opposite direction to the developing sleeve 3 and supplies the toner T onto the developing sleeve 3 at the same time.
[0007]
A developing blade 1 is in contact with the developing sleeve 3 as a toner amount regulating member. The developing blade 1 regulates the toner on the developing sleeve 3 to form a thin toner layer 7 and is transported to a developing area (a drum facing position). Specifies the amount. The amount of toner conveyed to the developing area is determined by the contact pressure and contact length of the developing blade 1 that comes into contact with the developing sleeve 3. The developing blade 1 is bonded or welded to a thin metal plate 2 of phosphor bronze or stainless steel having a thickness of several hundred μm, and the elasticity of the thin metal plate 2 causes the developing blade 1 to uniformly contact the developing sleeve 3. It is a blade. At this time, the contact condition of the developing blade 1 is determined by the material, thickness, penetration amount, and set angle of the all-thin thin plate 2, and the amount of the transported toner is 0.3 to 1.0 mg / unit unit surface area of the developing sleeve 3. cm2Stipulated.
[0008]
At the time of development, the toner conveyed to the developing area flies from the developing sleeve 3 onto the photosensitive drum 10 rotating in the direction of the arrow due to a developing electric field generated by a developing power supply applied between the developing sleeve 3 and the photosensitive drum 10. The latent image adheres to the latent image on the drum 10 and is visualized as a toner image.
[0009]
Here, the toner T will be described. Conventionally, toner has been produced by uniformly dispersing a resin, a release agent composed of a low softening point substance, a colorant, a charge control agent, and the like using a pressure kneader, an extruder, or a media disperser. In addition to the method of producing a toner by a so-called pulverization method in which a target is collided with a target under a jet stream, finely pulverized to a desired toner particle size, and further subjected to a classification process to sharpen the particle size distribution to form a toner, JP-B-56-13945 discloses a method of atomizing a molten mixture into air using a disk or a multi-fluid nozzle to obtain a spherical toner, and JP-B-36-10231, JP-A-59-53856, A method in which a toner is directly produced by using a suspension polymerization method described in JP-A-59-61842, or an aqueous system in which a monomer is soluble and a polymer obtained is insoluble. The toner can be manufactured using a dispersion polymerization method in which a toner is directly produced using an organic solvent or an emulsion polymerization method typified by a soap-free polymerization method in which a toner is produced by directly polymerizing in the presence of a water-soluble polar polymerization initiator. It is.
[0010]
In recent years, it has been found that by using a spherical toner, the fluidity of the toner and the transfer efficiency during toner transfer can be improved.
[0011]
There are two main methods for producing spherical toner.
1. A conventional pulverized toner surface is subjected to a plastic spheroidizing treatment by thermal and mechanical stress. 2. It is manufactured by a polymerization method.
[0012]
Regarding the function and effect of the toner shape, it is possible to greatly improve the transfer efficiency of the toner by making it spherical. In the case of irregular-shaped toner such as pulverized toner, if the transfer roller pressure is high during roller transfer, the toner is mechanically pressed against the photoreceptor, resulting in poor transfer, and so-called “missing characters” tend to occur. With a spherical toner, "missing of a character" hardly occurs.
[0013]
As the polymerized toner, a suspension polymerization method under normal pressure or under pressure, which can obtain a fine particle toner having a spherical particle size distribution of 4 to 8 μm with a sharp particle size distribution, is particularly preferable.
[0014]
In recent years, as a part of improving the image quality of electrophotography, the toner particle size has been reduced. However, the energy required to pulverize the particles is proportional to the square of the toner particle size. It is difficult to reduce the diameter. However, since the polymerization method generates toner particles using a chemical reaction, it is easy to reduce the particle size of the toner, and it is easy to obtain a sharp particle size distribution. Therefore, the polymerization method is a spherical high-quality image. Also suitable for forming.
[0015]
Also, according to the suspension polymerization method, it is possible to encapsulate a low softening point substance, and as a specific method, the polarity of the material in an aqueous medium is made smaller for the low softening point substance than for the main monomer. By setting and further adding a small amount of a highly polar resin or monomer, a toner having a so-called core / shell structure in which a low softening point substance is coated with an outer shell resin can be obtained.
[0016]
In a polymerized toner having such a core / shell structure, by using a material having a low softening point as a core material, it is possible to perform heat fixing with a smaller amount of heat than before.
[0017]
Further, by using a highly releasable substance as the core substance, it is possible to prevent the toner from being welded to the fixing roller. This eliminates the need to apply a release agent such as silicone oil to the fixing device, so that the configuration of the fixing device is simplified, and the cost and maintenance of the fixing device can be reduced.
[0018]
[Problems to be solved by the invention]
As mentioned earlier, the use of spherical toner
(1) Improving transfer efficiency
(2) Improvement of omission during transfer
There is such a merit.
[0019]
Further, by manufacturing the spherical toner by a polymerization method,
(3) Easy reduction of toner particle size
(4) Sharp toner particle size distribution (sharp tribo distribution)
By giving the toner a core / shell structure by a suspension polymerization method as the polymerization method,
(5) Improving fixability and blocking resistance
(6) Simplification of the oil applying member in the fixing section by using a release agent for the core section
Is achieved, and high image quality and low cost of the entire image forming apparatus are achieved.
[0020]
Here, in the conventional one-component developing device, in order to obtain good developing characteristics (image density, toner adhesion (fogging) to non-image areas, toner scattering, etc.), the toner on the developing sleeve is uniformly slid by the regulating member. It is necessary to form a stable toner thin layer that is rubbed, triboelectrically charged, and rubbed.
[0021]
Further, in the above-described conventional non-magnetic one-component developing device, the toner on the developing sleeve 3 is scraped off once by the non-magnetic developer supply member 5, and the past toner history is removed, and then a new toner layer is formed on the developing sleeve. Need to supply. If the toner on the developing sleeve 3 cannot be scraped, charge-up of the toner or image unevenness in halftone occurs, and the image quality is significantly reduced.
[0022]
Therefore, when the spherical toner such as the polymerized toner is used as a one-component developer, particularly a non-magnetic one-component developer to achieve the above object, the following problems occur.
[0023]
First, since the spherical toner / polymerized toner has a spherical shape, the friction is small and slippery as compared with a pulverized toner having an irregular shape and a lot of irregularities, so that the toner slips off the surface of the developer regulating member 1. . Therefore, a uniform thin toner layer (toner application amount of 0.3 to 1.0 mg / cm) is formed on the developer carrier 3.2) Is difficult to form. The toner that has slipped out of the developer regulating member 1 without being triboelectrically charged with the developing sleeve cannot adhere to the developing sleeve with a mirror image force, and scatters from the developing sleeve to contaminate the image forming apparatus or output image. Was degraded.
[0024]
Secondly, since the spherical toner / polymerized toner is spherical, the friction is small and slippery as compared with a pulverized toner having an irregular shape and many irregularities. Therefore, since the surface of the developer supply member 1 slips out, it is difficult to mechanically scrape the developer supply member 5 from the developing sleeve 3. Therefore, a residual toner layer is formed on the developing sleeve 3 and the supply of new toner by the developer supply member 5 is hindered. And other various image degradations.
[0025]
Third, since the spherical toner and the polymerized toner are slippery, there is a problem that the triboelectric charge is reduced. In particular, in a non-magnetic one-component developing device, unless sufficient tribo is given to the spherical toner, the toner coating amount on the developing sleeve is reduced or becomes non-uniform, resulting in a decrease in image density and a halftone image. As a result, the quality of the output image is significantly reduced as image unevenness.
[0026]
The polymerized toner having a core / shell structure has the above-mentioned merits, and the low softening point substance in the toner lowers the fixing temperature of the toner but lowers the strength of the toner itself. The supply roller needs to contact the developing sleeve with a low contact pressure, and it has become more difficult to regulate and peel off the developer.
[0027]
That is, although making the toner spherical has the above advantages at the time of transfer, the above problem also occurs at the time of development, and it has been difficult to optimize the entire image forming apparatus.
[0028]
On the other hand, for the spherical toner, a first external additive having the same polarity as the toner (negative external additive) and a second external additive having the opposite polarity to the toner (positive external additive) By externally adding at least two kinds of particles of the above, in the developing device, irregularities are formed on the toner surface by a positively chargeable external additive to control the toner slipperiness, and an electric field formed at the time of development causes the positively chargeable external additive to be formed. By separating the additive from the toner, the toner can be made spherical at the time of transfer. However, although the above method can achieve both the merits of transfer with spherical toner and the stability of toner coat at the time of development, the method is used in an image forming apparatus that charges a photosensitive drum by a contact charging unit such as a roller or a brush. In this case, the positively chargeable external additive that has slipped out of the cleaning device adheres and accumulates on the contact charging means, causing the electric resistance of the contact charging means to become non-uniform. Had occurred. Therefore, in order to achieve both high transfer efficiency and toner coat stability by the above-described method, a complicated and expensive cleaning device that does not allow even an external additive having a small particle diameter to slip off is required, or a relatively high voltage is required and the cost is high. It was necessary to charge the image carrier by non-contact charging means.
[0029]
Means and Action for Solving the Problems
The present invention provides an image carrier, a charging unit that contacts the image carrier and charges the surface of the image carrier to a predetermined potential, and a developing unit that visualizes an electrostatic latent image on the image carrier with a one-component developer. In an image forming apparatus including a transfer unit that transfers a visualized toner image on an image carrier to a transfer material,
The one-component developer has at least two kinds of external additive particles, a first external additive having the same polarity as the one-component developer, and a second external additive having the opposite polarity to the one-component developer. And an electric field in which the second external additive moves from the charging unit to the image carrier during non-image formation.And
The transfer unit is a contact transfer unit, and applies an electric field in which the second external additive moves from the image carrier to the transfer unit during non-image formation.To an image forming apparatus.
[0030]
A first external additive having the same polarity as the one-component developer improves the chargeability and fluidity of the toner, and a second external additive having a polarity opposite to that of the one-component developer is applied during development and transfer. By separating from the one-component developer by the electric field generated, the shape of the one-component developer at the time of transfer can be changed from the shape of the one-component developer in the developing means, and the surface shape of the one-component developer can be changed It becomes.
[0031]
Further, in the developing means, the toner is made non-spherical by increasing the toner shape factor SF1, and the friction and rubbing of the toner are facilitated, whereby the formation of a thin toner layer on the developing blade and the application of tribo are improved. At the time of transfer, the toner is made spherical by reducing the toner shape factor SF1 to improve transfer efficiency and suppression of transfer omission.
[0032]
Further, even if the second external additive remaining on the image carrier without being cleaned adheres to the contact charging means, the second external additive is removed from the contact charging means during non-image formation. The agent is not accumulated, the image carrier is uniformly charged over a long period of time, and a good image output is obtained.
[0033]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
SF1 and SF2 indicating the shape factor used in the present invention are obtained by randomly sampling 100 toner images using FE-SEM (S-800) manufactured by Hitachi, Ltd., and the image information is manufactured by Nicole Corporation via an interface. It was introduced into an image analyzer (Luzex3) and analyzed, and the values calculated by the following equation were defined as shape factors SF1 and SF2 in the present invention.
[0034]
(Equation 1)
Figure 0003576756
(AREA: toner projection area, MXLNG: absolute maximum length, PERI: circumference)
[0035]
The shape factor SF1 of the toner indicates a degree of spherical shape. When the shape factor SF1 is larger than 140, the shape gradually becomes irregular from a spherical shape. SF2 indicates the degree of unevenness, and if it is larger than 120, the unevenness of the toner surface becomes remarkable.
[0036]
By coating the toner surface with an external additive, a minute gap is provided between the toners or between the photoconductors, thereby further improving the fluidity of the polymerized toner and improving the transfer efficiency to nearly 100%. Is possible. In that sense, the first external additive coverage on the toner surface is preferably 5 to 99%, more preferably 10 to 99%. The coverage of the external additive on the toner surface was determined by randomly sampling 100 toner images using FE-SEM (S-800) manufactured by Hitachi, Ltd., and the image information was obtained via an interface using an image analyzer (Luzex3 manufactured by Nicole). ) And analyzed.
[0037]
The first external additive or the second external additive used may have a particle diameter of 1/3 or less of the weight average diameter of the toner particles from the viewpoint of durability when added to the toner. preferable. The particle diameter of the additive means an average particle diameter thereof obtained by observing the surface of the toner particles with an electron microscope. As the external additive, for example, the following are used.
[0038]
Metal oxides (aluminum oxide, titanium oxide, strontium titanate, cerium oxide, magnesium oxide, chromium oxide, tin oxide, zinc oxide, etc.), nitrides (silicon nitride, etc.), carbides (silicon carbide, etc.), metal salts (sulfuric acid, etc.) Calcium, barium sulfate, calcium carbonate, etc., fatty acid metal salts (zinc stearate, calcium stearate, etc.), carbon black, silica, etc.
[0039]
These external additives are used in an amount of 0.01 to 10 parts by weight, preferably 0.05 to 5 parts by weight, based on 100 parts by weight of the toner particles. These external additives may be used alone or in combination of two or more. Those subjected to a hydrophobic treatment are more preferable.
[0040]
FIG. 8 is an explanatory diagram of an apparatus for measuring a triboelectric charge amount of a toner. First, in a metal measuring container 42 having a 500-mesh screen 43 at the bottom, a two-component developer whose triboelectric charge is to be measured is put into a polyethylene bottle having a capacity of 50 to 100 ml, and is manually placed for about 10 to 40 seconds. Then, about 0.5 to 1.5 g of the developer is put, and a metal lid 44 is closed. At this time, the entire weight of the measuring container 42 is weighed to be W1 (kg). Next, in the suction device 41 (at least a portion in contact with the measurement container 42 is at least an insulator), the air is suctioned from the suction port 47 and the air volume control valve 46 is adjusted to adjust the pressure of the vacuum gauge 45 to 250 mmAq. In this state, suction is sufficiently performed, preferably for 2 minutes, to remove the resin by suction. The potential of the electrometer 49 at this time is set to V (volt). Here, 48 is a capacitor, and its capacity is C (F). In addition, the whole measurement container 42 after suction is weighed and defined as W2 (kg). The triboelectric charge of the toner is calculated by the following equation.
[0041]
(Equation 2)
Figure 0003576756
[0042]
(Example 1)
FIG. 1 shows a first embodiment of the present invention.
[0043]
In this embodiment, as a one-component developer, a toner obtained by subjecting a toner manufactured by a pulverizing method to a spheroidizing process and externally adding two kinds of external additives to a spheroidized toner T1 is used. Note that the description of the fixing means and the transfer material is omitted.
[0044]
The photosensitive drum 10, which is an image carrier, rotates at a peripheral speed of 100 mm / sec in the direction of the arrow in the figure, and is set to a surface potential of -700 V by the charging roller 13. Here, the charging roller 13 is formed by forming urethane rubber in which carbon black is dispersed on a mandrel having an outer diameter of 4 mm, and has an outer diameter of 10 mm and an electric resistance of 10 mm.6It is an elastic roller of Ω. Here, various types of elastic materials such as silicone rubber and EPDM can be used as the material of the charging roller.7Ω or less, and 10 to prevent leakage5It is preferable to set the electric resistance to Ω or more. On the charging roller 13, an AC voltage of 500 Hz and 2 kVpp is superimposed on a DC voltage of −700 V from the charging power supply 17.
[0045]
The exposure unit 14 performs exposure corresponding to the image on the photosensitive drum 10 to form an electrostatic latent image. Here, the bright portion potential as the image portion is -150V, and the dark portion potential as the non-image portion is -700V.
[0046]
The developing device 40 has a developing sleeve 3. The developing sleeve 3 is located at a distance of 250 μm from the photosensitive drum 10, and causes the toner on the developing sleeve 3 to fly by an electric field, and the electrostatic latent on the photosensitive drum 10. The image is converted into a toner image.
[0047]
The toner image on the photosensitive drum is transferred onto a transfer sheet by a transfer roller 11, and is heated and pressed by a fixing unit and fixed on the transfer sheet. The transfer roller 11 has an electric resistance 10 by dispersing a metal oxide in an EPDM sponge.8This is an elastic roller set to Ω, and is controlled so that a constant current of 8 μA flows to the transfer paper / drum side when the paper is passed, and a sufficient positive charge is applied to the back surface of the transfer paper.
[0048]
The toner remaining on the photosensitive drum 10 without being transferred to the transfer paper is peeled off and removed from the photosensitive drum by a cleaning blade 18 installed in the cleaning device 12. However, the external additive separated from the toner T <b> 1 has a small particle size and is not completely removed by the cleaning blade 18 but slips off and adheres to the charging roller 13.
[0049]
Next, the developing device 40 will be described in detail.
[0050]
In the developing device 40, there is a toner T1 which is a spherical toner. The toner T1 is a negatively-chargeable non-magnetic one-component toner, and two types of a negatively chargeable external additive and a strongly positively chargeable external additive are externally added to a pulverized toner formed into a spherical shape by a method described later. It is a thing.
[0051]
The toner stirring member 6 in the developing device 40 rotates in the direction of the arrow in the figure, and conveys the spherical toner T1 toward the developing sleeve 3 and the developer supply roller 5.
[0052]
The developing device 40 has a conductive cylindrical sleeve 3 made of aluminum and having a diameter of 16φ, and is arranged at a distance of 250 μm from the opposing photosensitive drum 10 by a gap regulating member (not shown).
[0053]
A developer supply roller 5 made of urethane sponge is in contact with the developing sleeve 3. The developer supply roller 5 has a diameter of 8 mm, is in contact with the developing sleeve 3 at an intrusion amount of 1 mm, and is driven by the gear (not shown) in the counter direction at a peripheral speed of 50 mm / sec. The developer supply roller 5 rotates in the counter contact direction with the developing sleeve 3 to remove the toner history (so-called ghost) on the developing sleeve 3 and supply the toner T onto the developing sleeve 3 at the same time. The developer supply roller 5 is made of open-cell sponge, and is a low hardness product having an Asker C hardness of 20 °. Here, as the developer supply roller 5 is softer, the deterioration of the toner at the time of supplying and removing the toner can be suppressed.
[0054]
A developer regulating member 1 is in contact with the developing sleeve 3 as a toner amount regulating member. The toner regulating member 1 regulates the toner on the developing sleeve 3 to frictionally charge the spherical toner T1 and to apply a charge suitable for development to the toner. At the same time, the thin toner layer 7 is formed and the amount of toner to be transported to the developing area (drum facing position) is defined.
[0055]
At the time of development, the toner conveyed to the developing area flies from the developing sleeve 3 onto the photosensitive drum 100 by a developing electric field generated by the developing power supply 4 applied between the developing sleeve 3 and the photosensitive drum, and the latent image on the photosensitive drum 100 Attach to the image and visualize the latent image as a toner image.
[0056]
Next, the spherical toner T1 in this embodiment will be described.
[0057]
Methods for producing the spherical toner include a binder resin containing a styrene-acrylic copolymer as a main component, a release agent having a low softening point, a coloring agent for carbon black, and a charge control for a metal complex salt of a monoazo dye. After uniformly dispersing using a pressure kneader, extruder or media disperser as an agent, it is made to impinge on the target mechanically or under a jet stream, finely pulverized to a desired toner particle size, and then subjected to plastic sphering treatment. I do. Further, through a classification step, the particle size distribution is sharpened to form a toner.
[0058]
Specific devices for performing the plastic sphering process include Nara Machinery Co., Ltd. “Hybridization System” and Turbo Eg Co., Ltd. “Turbo Mill”. When the rotating plate rotates at a high speed, the toner in the circulating airflow collides with the blade rotating at a high speed. At this time, the convex portion of the toner undergoes plastic deformation due to impact energy and is smoothed, and the toner as a whole undergoes a shape change in a spherical direction.
[0059]
In addition, as a means for spheroidizing, a method has been proposed in which the surface of the toner is melted and spheroidized by hot air using a spray drier, or the toner is dispersed in a hot air stream to melt the surface and spheroidize. The spheroidized toner produced by such a manufacturing method may be used in the present embodiment.
[0060]
In the present embodiment, a spherical toner having an average particle diameter of 8 μm and a shape factor of SF1 = 115 and SF2 = 110 was obtained by the above-described manufacturing method. The triboelectricity of the spherical toner T1 measured by the above-described tribometric method was −38 μC / g.
[0061]
Here, when measuring the triboelectric charge amount, 0.3 g of an external additive was mixed into 9.7 g of a ferrite carrier having a particle size of 50 μm, and the measurement was performed after shaking 300 times in a polyethylene container.
[0062]
In this embodiment, as shown in FIG. 2A, the surface of the spherical toner T1 is 1.0 part by weight of the negatively chargeable external additive having the same polarity as the toner with respect to 100 parts by weight of the spherical toner T1. In addition, 0.8 parts by weight of a positively chargeable external additive having a polarity opposite to that of the toner is adhered to the surface of each toner particle to make it non-spherical. The toner shape factors of the spherical toner T1 after externally adding the above two types of external additives were SF1 = 150 and SF2 = 135.
[0063]
Here, the reason why the specific surface area measured by the BET method was 300 m2/ G, a hydrophobic silica having a primary particle size of 8 nm, and a triboelectric charge of -110 μC / g. The effect of the negatively chargeable external additive having the same polarity as that of the toner is to impart the effect of the conventional external additive such as improvement in toner chargeability and toner fluidity to the toner.
[0064]
On the other hand, as a positively chargeable external additive, colorless PMMA particles having a primary particle size of 0.5 μm are added. The triboelectric charge of the positively chargeable external additive in this example was +40 μC / g. The effect of the positively chargeable external additive having the opposite polarity to that of the toner is that particles having a primary particle size of 0.5 μm adhere to the spherical toner, thereby making the toner shape appropriately non-spherical and controlling the slipperiness of the toner. It becomes possible. Therefore, the toner does not slip out of the developing blade, and a good toner charge and a uniform thin toner layer can be obtained. In addition, since the toner does not slip through the developer supply roller, charge-up of the toner on the sleeve is prevented, and image reproducibility is improved.
[0065]
Here, in the present invention, the negatively chargeable external additive and the positively chargeable external additive on the toner surface are present as shown in FIG. By setting the coverage α of the positively chargeable external additive to 50% or less, the tribo of the entire toner including the external additive can be negatively charged stably, and a good image with less fog can be obtained. I can do it. According to the measurement method described above, the coverage of the external additive on the surface of the spherical toner T1 in this example was 80% for the strongly negatively charged external additive and 22% for the positively charged external additive.
[0066]
In order to enhance the effect of the positively chargeable external additive, it is preferable that the positively chargeable external additive is positive even if the negatively chargeable external additive adheres to each particle. More specifically, the absolute value Q1 of the triboelectric charge amount of the negatively chargeable external additive, the external addition amount M1, the absolute value Q2 of the triboelectric charge amount of the positively chargeable external additive, the external addition amount M2, the positively chargeable external additive When the area coverage α of the agent on the surface of the toner T1
Q2 × M2> Q1 × M1 × α
Under these conditions, it is possible to stably charge the positively chargeable external additive to a positive polarity, facilitate separation of the positive external additive during development / transfer, and stably obtain the effects of the present invention. It becomes.
[0067]
Further, the positively chargeable external additive is not spherical but amorphous, and by using particles having a large particle size, it is possible to control the slipperiness of the toner even with a small external addition amount. By setting the primary particle size of the positive external additive to 0.1 to 2 μm, the toner shape factor SF1 can be increased, and the positive external additive can be easily separated during development / transfer. Good transfer characteristics were obtained by setting the negatively chargeable external additive to 0.1 μm to 1 nm.
[0068]
In the present invention, by increasing the shape factor SF1 of the toner with a positively chargeable external additive, good toner coatability at the time of development can be obtained, and at the same time, by optimizing the jumping development method, FIG. As shown in (2), the positively chargeable external additive is separated from the toner on the drum from the toner, and the toner shape factor SF1 at the time of transfer is reduced to improve transfer efficiency and omission during transfer.
[0069]
In the present embodiment, an AC voltage of 1.5 kVpp, a frequency of 2 kHz, and a DC voltage of -500 V are applied to the developing sleeve 3 as a developing bias from the developing power source 4, and a static voltage on the opposing photosensitive drum with a gap of 250 μm is applied. The toner is made to fly on the latent image to form a toner image.
[0070]
According to the jumping development method used in the present embodiment, the transfer / reverse transfer of the toner is caused between the developer carrier and the image portion VL and the non-image portion Vd on the photosensitive drum by the alternating electric field, so that the positive charging property is improved. Is effectively separated from the negatively chargeable toner and collected in a developing sleeve or a non-image portion. This is to increase the chance of separating the positively chargeable external additive by causing the toner once attached to the image portion of the photosensitive drum to fly again to the developing sleeve side by an appropriate alternating electric field. Also, depending on the jumping development, the normally charged negative polarity toner produces an appropriate edge effect in the image area, improves sharp edge sharpness and reproducibility of halftone which is a latent image close to the non-image area, Further, since the positive polarity toner can be collected in the developing sleeve, fog in the non-image area can be reduced as compared with the DC developing method described later.
[0071]
In the DC developing method in which an alternating current is not applied, the toner is not reciprocated by a strong electric field, so that the positively chargeable external additive cannot be sufficiently removed from the toner once adhered on the drum. In addition, the toner of the positive polarity charged to the opposite polarity adheres to the non-image portion, easily forms so-called image fog, and deteriorates image quality.
[0072]
Here, the relationship between the amplitude of the alternating electric field used as the developing electric field, the SF1 of the developer, and the transfer efficiency will be described. Assuming that a developing electric field amplitude A is a peak-to-peak AC voltage Vpp of a developing power source and a distance SD between the developing sleeve and the photosensitive drum,
A = Vpp / 2SD
Can be represented by As shown in FIG. 5, in the DC developing method in which the developing electric field amplitude A = 0, the shape factor SF1 of the toner on the drum after development and before transfer was 150, which was almost the same as the toner in the developing device. As a result, the transfer efficiency was only 77%. On the other hand, by forming an alternating electric field in the developing gap and setting the developing electric field amplitude to 2 kV / mm or more, the positively chargeable external additive is separated from the toner surface, and the toner shape factor SF1 before transfer is reduced to 130 or less. Was. As a result, the transfer efficiency was improved to 95% because the toner was transferred after being formed into a sphere. If the developing electric field amplitude is 5 kV / mm or more, a leak may occur depending on the latent image condition. Therefore, the developing electric field amplitude is preferably 2 kV / mm or more and 5 kV / mm or less.
[0073]
Here, as the spherical toner, the shape factor SF-1 before external addition is 100 to 130, SF-2 is 100 to 120, and the first external additive and the second external additive are externally added. When a spherical toner having a shape factor SF-1 in the range of 130 to 170 and SF-2 in the range of 120 to 160 was used, the toner coating and the transfer efficiency at the time of development were compatible with the development electric field amplitude.
[0074]
Further, in this embodiment, in order to prevent accumulation of the positively chargeable external additive on the charging roller, an electric field for removing the positively chargeable external additive from the charging roller is applied during non-image formation. FIG. 3 is a timing chart showing the DC component Ch (DC) and the AC component Ch (AC) of the charging voltage, the DC component Dev (DC) and the AC component Dev (AC) of the developing voltage, and the transfer voltage Tr. Upon completion, the transfer voltage changes from 2.0 kV to -1.2 kV, and the surface potential of the photosensitive drum 10 is reduced to -500 V. Next, the charging power source is switched from DC-700V to -350V, and at the same time, the AC voltage of the charging power source is turned off. The AC component of the development voltage of 1.5 kVpp is cut off when the image formation is completed, but the DC application voltage of the development voltage of -500 V does not change.
[0075]
FIG. 4A shows the surface potential of each part on the photosensitive drum at the time of image formation based on the timing chart, and the potential of the charging roller (indicated by a dashed line) is -700 V, and the potential of the photosensitive drum (dotted line) Is non-image portion Vd = -700 V after charging / exposure, image portion V1 = -150 V, and Tr = + 50 V after transfer. Since the developing sleeve potential (shown by the solid line) is -500 V, the negatively charged toner adheres to the image portion V1 on the photosensitive drum and is transferred onto the transfer paper. On the other hand, the positively chargeable external additive on the photosensitive drum separated from the toner is not transferred from the photosensitive drum to the transfer paper because it is positive, and has a primary particle size of 0.5 μm. Since it is difficult to remove, a part of the file will slip off. The positively chargeable external additive that has slipped out of the cleaning device adheres to the charging roller by an electric field formed between the photosensitive drums at the charging roller facing portion.
[0076]
Since the positively chargeable external additive attached to the charging roller is a resin particle having a high electric resistance, when accumulated in a large amount, the electric resistance of the charging roller partially increases, and image defects such as halftone unevenness are generated. In the present invention, the toner is removed from the charging roller by an electric field.
[0077]
FIG. 4B shows the potential of each member during non-image formation. Since the potential of the charging roller is -350 V with respect to the photosensitive drum charged to -500 V by the transfer roller, the positively chargeable external additive on the charging roller moves onto the photosensitive drum by an electric field. At this time, since the potential on the photosensitive drum and that between the developing sleeve are substantially the same and the AC component of the developing voltage is cut off, there is no transfer of the external additive and the toner. On the other hand, since the transfer roller potential (indicated by the two-dot chain line) is -1.2 kV, the positively chargeable external additive is temporarily applied to the transfer roller by the electric field formed between the photosensitive drums at the transfer roller facing portion. Then, at the time of the next image formation, the image is transferred to the back surface of the transfer sheet by the electric field between the transfer sheets, and is discharged outside the apparatus. Since the positively chargeable external additive is a colorless resin particle, it is not recognized as a stain even if it is fixed on the back surface of the transfer paper.
[0078]
Applying a voltage having the same polarity as that of the toner to the transfer roller during non-image formation means that, for example, toner on the drum (so-called fog on the drum) existing in the non-sheet-passing portion when small-size paper passes is transferred to the transfer roller. When the toner is contaminated, the toner also plays a role of removing the negatively charged toner attached to the transfer roller from the transfer roller.
[0079]
That is, by using the invention of the present embodiment, a non-spherical toner having a large toner shape factor SF1 in the developing unit of the image forming apparatus is obtained. Therefore, by facilitating the friction and rubbing of the toner, the formation of a thin toner layer and the provision of a tribo in the developing blade are improved, and the toner remaining on the developing sleeve in the toner supply member can be reliably peeled off.
[0080]
At the time of transfer, the toner is made spherical by reducing the toner shape factor SF1 to improve the transfer efficiency and the suppression of missing during transfer.
[0081]
Further, during non-image formation, an electric field is generated to transfer the positively chargeable external additive from the charging roller to the photosensitive drum, thereby removing the positively chargeable external additive that has slipped out of the cleaning device from the charging roller, and temporarily transferring the transfer roller. After being adhered to the toner, the toner is transferred to the back side of the transfer paper during image formation and discharged, so that the positively chargeable external additive separated from the toner does not accumulate on the charging roller and the transfer roller, resulting in non-uniform electrical resistance. Over a long period of time, stable contact charging was realized.
[0082]
Further, in the present embodiment, the positively chargeable external additive is removed from the charging roller every time when the image is not formed on the photosensitive drum when the image is not formed on the photosensitive drum at the time of non-image formation. It is also possible to carry out only at the time of startup (during pre-rotation) or at the time of ending the apparatus (during post-rotation).
[0083]
(Example 2)
In the second embodiment, a cleanerless image forming apparatus is used as an image forming apparatus, a charging brush is used as a charging unit, and a polymer toner having a core / shell structure is used as a one-component developer.
[0084]
This will be described below with reference to FIG. The configuration of this embodiment is basically similar to that of the first embodiment. However, there is no cleaning device for collecting the residual toner on the photosensitive drum after the transfer, and the residual toner is charged negatively by a charging brush and then developed. It is a cleanerless system collected by the device. Therefore, the cleanerless system has the advantages that the size of the image forming apparatus can be reduced and the toner can be effectively used.
[0085]
However, in a cleaner-less system, if a large amount of toner remains on the photosensitive drum, an image failure occurs due to poor charging and exposure of the photosensitive drum during the next image forming process.
[0086]
Therefore, in order to obtain a stable cleanerless system, it is desired to increase the transfer efficiency to nearly 100%.
[0087]
In this embodiment, as described above, by using the suspension polymerization method as a means for easily obtaining a spherical toner capable of obtaining a high transfer efficiency, it is easy to reduce the particle size of the toner, and at the same time, the particle size distribution of the toner is sharpened. The use of a release agent in the core to achieve both high fixability and blocking resistance by providing a toner with a core / shell structure by the suspension polymerization method. Simplifies the oil applying member in the fixing section.
[0088]
Hereinafter, the polymerized toner T2 used in this embodiment will be described.
[0089]
The toner according to the present embodiment is a toner manufactured by the above-described polymerization method. 1M-Na3PO4After 450 g of the aqueous solution was charged and heated to 60 ° C., the mixture was stirred at 12000 rpm using a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo). 1.0M-CaCl268 g of an aqueous solution is gradually added, and Ca3(PO4)2Was obtained.
(Monomer) Styrene 165g
15 g of n-butyl acrylate
(Charge control agent) salicylic acid metal compound 3g
(Polar resin) saturated polyester 10g
(Acid value 14, peak molecular weight 8000)
(Release agent) 15 g of ester wax (melting point 70 ° C)
[0090]
The above formulation was heated to 60 ° C., and uniformly dissolved and dispersed at 12000 rpm using a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo). Into this, 10 g of a polymerization initiator 2,2'-azobis (2,4-dimethylvaleronitrile) was dissolved to prepare a polymerizable monomer composition.
[0091]
The polymerizable monomer composition is charged into the aqueous medium,2Under an atmosphere, the mixture was stirred with a TK homomixer at 10,000 rpm for 10 minutes to granulate a polymerizable monomer composition. Thereafter, while stirring with a paddle stirring blade, the temperature was raised to 80 ° C., and the reaction was performed for 10 hours. After the completion of the polymerization reaction, the remaining monomer is distilled off under reduced pressure, and after cooling, hydrochloric acid is added to dissolve the calcium phosphate, followed by filtration, washing with water and drying to give a sharp colored suspension having a weight average diameter of about 7.5 μm. Particles were obtained.
[0092]
In the present embodiment, as the polymerized toner T2, a polymerized toner having the shape factors SF1 = 110 and SF2 = 109 was obtained by the above manufacturing method. The triboelectric charge amount of the main polymerization toner T2 was −30 μC / g.
[0093]
Here, for a toner in which such a portion of the toner surface is formed by a polymerization method, a necessary portion is generated by a polymerization reaction by allowing the toner to exist as a pre-toner (monomer composition) particle in a dispersion medium. It is smooth and has very high slipperiness of the toner. Therefore, it is difficult to control the developing blade uniformly. Although the above-mentioned advantages can be obtained by giving the polymerized toner a core / shell structure, since the low softening substance in the toner lowers the strength of the toner itself, the developing blade and the developer supply roller have low contact. It is necessary to make contact with the developing sleeve with pressure, so that regulation and stripping on the developing sleeve and cleaning with a blade have become more difficult.
[0094]
Therefore, in this embodiment, the polymerized toner T2 is prepared by adding 1.8 parts by weight of a negatively chargeable external additive having the same polarity as the toner to 100 parts by weight of the polymerized toner T2, and adding a positive polarity having the opposite polarity to the toner. 0.8 parts by weight of a chargeable external additive is adhered to the surface of each toner particle.
[0095]
Here, the specific surface area measured by the BET method was 300 m2/ G, a hydrophobic silica having a primary particle size of 8 nm, and a triboelectric charge by a blow-off method of -110 µC / g. The effect of the negatively chargeable external additive having the same polarity as that of the toner is to impart the effect of the conventional external additive such as improvement in toner chargeability and toner fluidity to the toner.
[0096]
On the other hand, as a positively chargeable external additive, colorless melamine-formaldehyde resin particles having an average particle size of 1 μm are added. The triboelectric charge of the positively chargeable external additive in this example was +55 μC / g. The effect of the positively chargeable external additive having the opposite polarity to that of the toner is the control of the slipperiness of the toner in the same manner as in the first embodiment. In the developing device, the toner shape factor SF1 is increased to increase the toner Regulation and stabilization of charging, and easy removal of residual toner on the developing sleeve in the developer supply roller. In addition, by developing on the photosensitive drum under a predetermined alternating electric field, the positively chargeable external additive is removed from the toner T2 on the photosensitive drum, and good transfer characteristics are obtained by making the toner T2 spherical.
[0097]
In this embodiment, by increasing the particle size of the positively chargeable external additive and increasing the amount of triboelectricity, even in the case of the polymerization toner T2 close to 100 in both SF1 and SF2, the slip property is improved as in the case of the spherical toner Tl in Example 1. It became possible to control.
[0098]
Further, since the area coverage α of the positively chargeable external additive on the toner surface in the present invention was 14%, the amount of the positively charged reversal toner was very small, and a stable toner tribo was obtained even in long-term durability.
[0099]
Furthermore, the absolute value Q1 of the triboelectric charge amount of the negatively chargeable external additive, the external addition amount M1, the absolute value Q2 of the triboelectric charge amount of the positively chargeable external additive, the external addition amount M2, the toner of the positively chargeable external additive When the area coverage ratio α occupying the T2 surface is
Q2 × M2> Q1 × M1 × α
In order to satisfy the following conditions, the positively chargeable external additive is stably charged to a positive polarity to facilitate separation of the positive external additive at the time of development / transfer, and at the time of transfer, the toner shape factor is reduced, and the toner is transferred into a spherical shape. Improve efficiency.
[0100]
In this embodiment, a suitable alternating electric field is applied to the toner under the same developing conditions as in Embodiment 1 (developing gap distance 250 μm, AC voltage 1.5 kVpp · 2 kHz). In addition to sufficient development, the positively chargeable external additive is removed from the toner on the photosensitive drum. While the shape factor SF1 of the polymerized toner T2 in the developing device was 110, the shape factor SF1 of the polymerized toner T2 on the photosensitive drum image portion after development and before transfer was 113, and the transfer efficiency was 98%. . Further, as in the first embodiment, the reverse toner charged in a small amount and having the opposite polarity can be returned to the developing sleeve side by the alternating electric field to prevent image fog.
[0101]
In this embodiment, a charging brush, which is a contact charging member, is used as a charging unit. The charging brush 15 has an electric resistance of 10 by dispersing carbon black.6It is formed from nylon fiber having a thickness of 6 denier and a length of 2 mm set to Ω, and an AC voltage of 1.4 kVpp is superimposed on a DC voltage of -700 V. Therefore, the positively chargeable external additive remaining on the photosensitive drum after the transfer adheres to the charging brush 15 serving as a charging unit as in the first embodiment.
[0102]
In the present embodiment, the charging brush is formed of a strongly positively chargeable nylon fiber, so that a part of the positively chargeable external additive is frictionally charged to the negative by rubbing with a brush, and the image is formed during image formation. However, it can be removed from the charging brush by an electric field. Of the transfer residual toner, the positively charged toner is frictionally charged with the brush and almost inverted to the negative toner, thereby preventing external additives and toner from being accumulated on the charged brush. This makes it possible to improve the contamination of the charging brush.
[0103]
When the external additive whose polarity has been reversed to negative and the transfer residual toner due to cleanerlessness are removed from the charging member during image formation, the external additive and the transfer residual toner pass through the exposed portion on the photosensitive drum. However, since it was sufficiently small and uniform, no image defect due to blocking the exposure occurred. Further, since the toner and the external additive are negatively charged, the toner and the external additive are collected in the developing device by the electric field in the developing area (or an image is formed on the photosensitive drum).
[0104]
Further, at the time of non-image formation, the externally charged positive additive in the charging brush moves to the photosensitive drum by the electric field and is temporarily collected by the transfer roller based on the timing chart shown in FIG. Then, at the time of the next image formation, the image is transferred to the back surface of the transfer paper and discharged outside the apparatus. Since the positively chargeable external additive is a colorless resin particle, it is not recognized as an image even when fixed on the back surface of the transfer paper. Therefore, by using the image forming apparatus in the present embodiment, even if the contact charging / transferring device and the one-component developing device having a simple configuration are used, the resistance fluctuation of the contact charging / transferring unit is suppressed, and the polymerization toner is stabilized. Coating on the developing sleeve and improved transfer efficiency during transfer facilitates toner recovery in the developing section of the cleanerless system, making it possible to provide a stable cleanerless system without image defects for a long time. Was.
[0105]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first external additive having the same polarity as the one-component developer improves the chargeability and fluidity of the toner, and has the opposite polarity to the one-component developer. The shape of the one-component developer at the time of transfer is changed from the shape of the one-component developer in the developing means by separating a certain second external additive from the one-component developer by an electric field applied during development and transfer. The surface shape of the one-component developer can be changed. In the developing means, the toner is made non-spherical by increasing the toner shape factor SF1, and the friction and rubbing of the toner are facilitated, so that the formation of a thin toner layer on the developing blade and the application of tribo can be improved. At the time of transfer, the toner is made spherical by reducing the toner shape factor SF1 to improve transfer efficiency and suppression of missing during transfer.
[0106]
Further, even if the second external additive remaining on the image carrier without being cleaned adheres to the contact charging unit, it is removed from the contact charging unit during non-image formation and collected in the developing device. The second external additive did not accumulate, the image carrier was uniformly charged over a long period of time, and a good image output was obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a first embodiment.
FIG. 2 is a conceptual diagram of a developer used in the present invention (a) before development and (b) after development.
FIG. 3 is a timing chart of a charging voltage, a developing voltage, and a transfer voltage according to the present invention.
FIG. 4 is a diagram illustrating a relationship among a photosensitive drum potential, a charging roller potential, a developing sleeve potential, and a transfer roller potential.
FIG. 5 is a diagram illustrating a relationship between a developing electric field amplitude, a developer shape, and a transfer efficiency.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a second embodiment.
FIG. 7 is a schematic configuration diagram of a conventional electrophotographic apparatus.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram of a triboelectric charge amount measuring device.
[Explanation of symbols]
T1 Spherical toner
T2 polymerized toner
1 Developer regulating member
2 Metal sheet
3 Developing sleeve
4 Development power supply
5 Developer supply roller
6 Developer stirrer
7 Toner coat layer
10 Photosensitive drum (image carrier)

Claims (11)

像担持体と、像担持体に接触し像担持体表面を所定の電位まで帯電する帯電手段と、一成分現像剤により像担持体上の静電潜像を可視化せしめる現像手段と、可視化された像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写手段を備えた画像形成装置において、
該一成分現像剤は、前記一成分現像剤と同極性である第1の外添剤と、前記一成分現像剤と逆極性である第2の外添剤の少なくとも2種類の粒子が外添されており、且つ非画像形成時において前記第2の外添剤が前記帯電手段から像担持体に移動する電界を印加し、
前記転写手段は接触転写手段であり、非画像形成時において前記第2の外添剤が像担持体から前記転写手段に移動する電界を印加することを特徴とする画像形成装置。
An image carrier; a charging unit that contacts the image carrier and charges the surface of the image carrier to a predetermined potential; a developing unit that visualizes an electrostatic latent image on the image carrier with a one-component developer; An image forming apparatus including a transfer unit that transfers a toner image on an image carrier to a transfer material,
The one-component developer has at least two kinds of external additive particles, a first external additive having the same polarity as the one-component developer, and a second external additive having the opposite polarity to the one-component developer. And applying an electric field in which the second external additive moves from the charging means to the image carrier during non-image formation ,
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the transfer unit is a contact transfer unit, and applies an electric field in which the second external additive moves from the image carrier to the transfer unit during non-image formation .
前記第2の外添剤が、一成分現像剤表面上に占める面積被覆率αを50%以下とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。2. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the area coverage α of the second external additive on the surface of the one-component developer is 50% or less. 3. 前記第1の外添剤の現像剤に対する重量混合率M1、前記第2の外添剤の現像剤に対する重量混合率M2、第1の外添剤の摩擦帯電量の絶対値Q1、第2の外添剤の摩擦帯電量の絶対値Q2、前記第2の外添剤が一成分現像剤表面上に占める面積被覆率αの関係を
Q1×M1×α<Q2×M2
とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
The weight mixing ratio M1 of the first external additive to the developer, the weight mixing ratio M2 of the second external additive to the developer, the absolute value Q1 of the triboelectric charge amount of the first external additive, the second The relationship between the absolute value Q2 of the triboelectric charge amount of the external additive and the area coverage α occupied by the second external additive on the surface of the one-component developer is represented by Q1 × M1 × α <Q2 × M2.
The image forming apparatus according to claim 1 or 2, characterized in that a.
前記第1の外添剤粒子の一次粒径が1nm〜100nm、前記第2の外添剤の一次粒径が0.1〜2μmであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。It said first primary particle size of the external additive particles 1 nm~100 nm, in any one of claims 1 to 3 primary particle diameter of the second external additive is characterized in that it is a 0.1~2μm The image forming apparatus according to any one of the preceding claims. 前記一成分現像剤は、外添する以前の形状係数SF−1が100〜130、SF−2が100〜120、第1の外添剤と第2の外添剤を外添した後の形状係数SF−1が130〜170、SF−2が120〜160の範囲であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。The one-component developer has a shape factor SF-1 before external addition of 100 to 130, SF-2 of 100 to 120, and a shape after externally adding a first external additive and a second external additive. factor SF-1 is 130 to 170, SF-2 is an image forming apparatus according to any one of claims 1 to 4, characterized in that in the range of 120 to 160. 前記一成分現像剤の一部又は全体が重合法により形成されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 5, characterized in that part or all of the one-component developing agent is formed by a polymerization method. 前記一成分現像剤の一部または全体が低軟化点物質であり、該低軟化点物質の融点が40〜90℃であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。Wherein part or all of the one-component developer is a low softening point substance, image formation according to any one of claims 1 to 6, characterized in that the melting point of the low-softening substance is 40 to 90 ° C. apparatus. 前記現像手段は、非磁性一成分現像剤を収容するケースと、一定方向に回転することによって像担持体上に形成した静電潜像に一成分現像剤を供給して可視化せしめる現像剤担持体と、該現像剤担持体に対向配置され該現像剤担持体上に非磁性一成分現像剤を塗布する現像剤供給部材と、該現像剤供給部材の該現像剤担持体回転方向下流側に該現像剤担持体に圧接して存在して該現像剤担持体上の現像剤の量を規制し、且つ均一に塗布せしめる現像剤規制部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。The developing unit includes a case containing a non-magnetic one-component developer, and a developer carrier that supplies a one-component developer to an electrostatic latent image formed on the image carrier by rotating in a certain direction to visualize the electrostatic latent image. A developer supply member disposed opposite to the developer carrier to apply a non-magnetic one-component developer onto the developer carrier, and a developer supply member downstream of the developer supply member in the rotation direction of the developer carrier. present in pressure contact with the developer carrying member to regulate the amount of the developer carrying member of a developing agent, and uniformly, characterized in that it comprises a coating allowed to developer regulating member according to claim 1 to 7 An image forming apparatus according to any one of the above. 前記現像剤担持体は、前記像担持体と一定の現像間隙を持って対向配置され、前記現像間隙に交互電界を形成して、前記非磁性一成分現像剤を現像剤担持体と像担持体間で往復動させることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。The developer carrier is disposed to face the image carrier with a constant development gap, and forms an alternating electric field in the development gap to allow the non-magnetic one-component developer to move between the developer carrier and the image carrier. the image forming apparatus according to any one of claims 1 to 8, wherein the reciprocating between. 前記現像剤担持体と前記像担持体に印加する交互電界の振幅を2kV/mm〜5kV/mmとすることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 9 , wherein the amplitude of the alternating electric field applied to the developer carrier and the image carrier is 2 kV / mm to 5 kV / mm. 前記転写手段後に像担持体上に残余した一成分現像剤を現像手段において回収することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 10 and recovering the developing means a one component developer remaining on an image bearing member after the transferring unit.
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