JP3558111B2 - 自動変速機操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車のA/Tモード(自動変速モード)とM/Tモード(手動変速モード)とを兼備した自動変速機操作装置(シフトレバー装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機操作装置は、シフトレバーを前後方向へ揺動させることにより特定の変速モードを選定して自動変速機を操作するものであるが、マニュアル操作感を持たせるべく、A/TモードからM/Tモードに簡単且つ適確に切り替えることができるようにしたものが提供されている(特開平7−32902,特開平7−32903,特開平7−32904,特開平7−35224号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような自動変速機操作装置によれば、M/Tモードに切り替えた場合に、シフトレバーを前後方向へ揺動させるストロークは、A/Tモードの場合にシフトレバーを前後方向へ揺動させるストロークよりも小さいことが通例である。したがって、ストロークが小さいためにM/Tモードに切り替えた場合の操作フィーリングに不満があった。
【0004】
すなわち、図7に示すように、A/Tモードの場合に筒状のシャフト14を中心として車体前後方向へ回動可能なシフトレバー33を、M/Tモードの場合にシャフト14に直交するシャフト19を中心として横倒すると、シフトレバー33に挿通したコンプレッションロッド34の下端部に形成した長孔28を貫通して直交するポジションピン27が共に横倒しとなり、ポジションピン27の一端部はディテント切欠部54から外れてハウジング11内に入り込む一方、他端部はディテント切欠部54内から外れることなく下方へ移動する。
【0005】
しかし、図8に示すように、ポジションピン27の他端部が下方へ移動する距離は、RレンジとLレンジの変速段54a,54bよりも下方へ移動する距離ではないために、M/Tモードにおけるポジションピン27の最大ストロークは、Dレンジを中心として前後へほぼ同じ角度α、すなわち、NレンジとSレンジの範囲内に限られる。
【0006】
したがって、図9に示すように、インジケータ22に形成されたA/Tモード用のシフト溝23に対し、M/Tモード用のシフト溝23eの長さは短くてシフトレバー33の揺動ストロークが小さいこととされている。なお、11はインジケータ22を載置するベースブラケット、24はシフトレバー33の上端部に固定したノブ、38はノブ24に進退可能に装着された押しボタンを示す。
【0007】
そこで、この発明は、M/Tモードにおけるシフトレバーの揺動角度を大きくすることにより、操作フィーリングが従来のものと異なる自動変速機操作装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる自動変速機操作装置は、車体に固定するベースブラケットにシャフトを介して前後方向へ回動可能に支承されたシフトレバー本体がA/Tモード用シフト溝とM/Tモード用シフト溝に移動可能に設けられ、このシフトレバー本体がA/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体の上部に設けた押しボタンの操作により上下動するポジションピンの端部が前記ベースブラケットの側壁部に設けたディテント切欠部に係合するとともに、シフトレバー本体の一方の側部で前記シャフトに前後方向へ回動可能に支承された切替レバーが、この切替レバーに形成した開口部に嵌合するシフトレバー本体に形成した突起部によってシフトレバー本体と一体で回動し、シフトレバー本体がM/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体の突起部が切替レバーの開口部から外れ、シフトレバー本体のみを前後方向へ回動して電気的スイッチを作動させる自動変速機操作装置において、
前記ポジションピンの一端部が係合するガイド孔を設けたガイドレバーを前記シャフトに回動可能に支承してシフトレバーがM/Tモードに切り替えられた際に、ポジションピンの一端部がガイド孔の上縁に規制されて下降しながら傾斜することにより、ポジションピンがRレンジとLレンジ間で揺動可能に保持されるようにしたことを特徴とする。
【0009】
したがって、M/Tモードに切り替えた場合に、シフトレバーを前後方向へ揺動するストロークは従来よりも長く取ることができ、M/Tモードにおける操作フィーリングの向上をもたらす。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1〜4に示すように、車体床面に固定するベースブラケット11の底部にヒンジ部12の一対が相対向して突設され、このヒンジ部12間に支持されるシャフト13が貫通するシャフト14を介してシフトレバー基部15と切替レバー16が車体前後方向へ回動(揺動)可能に支承される。
【0011】
シフトレバー基部15にはそのシャフト14と直交するシャフト17の両端部に、シフトレバー本体18のブラケット部18a,18aを嵌合し、シャフト19を挿通してナット19aで抜け止めすることにより、シフトレバー本体18が車体左右方向へ回動可能に軸支される。シフトレバー本体18はベースブラケット11の天部11a、緩衝部材20、導光板21及びインジケータ22のそれぞれに形成されたシフト溝23a〜23c,23を貫通して上方へ延び、上端部にノブ24が取り付けられる。インジケータ22にはシフトレバー本体18が貫通するクロスした2枚のスライドプレート22b,22c(図2,3参照)が摺動可能に挿入されている。
【0012】
シフトレバー基部15は、シャフト14,17が直交して重ねられ、シャフト17を挟んで斜め上方に立ち上がる支持部15a,15aを形成し、この一対の支持部15a,15aを上方でコ字形に形成してその上面に、2本の柱状突起を形成したスイッチ固定部15bを形成し、このスイッチ固定部15bにリミットスイッチ25に形成した孔を柱状突起に嵌合して固定してある。リミットスイッチ25の作動片25aはシフトレバー本体18の側面に形成された突起部32に接離して開閉する。リミットスイッチ25はA/TモードとM/Tモードの切替信号を変速機の制御部に入力するものである。
【0013】
シフトレバー本体18は、ブラケット部18a,18aの上部に角筒部26が一体成形され、角筒部26の左右両側面にはポジションピン27が貫通して上下動する長孔28が縦方向に開設されている。角筒部26の上端部付近にはフック状に形成したストッパーレバー29が一体成形され、これに相対向する側面には略台形状の突起部30が形成されている。そして角筒部26の前側面の下部には前記リミットスイッチ25の作動片25aを動作させるための突起部32が形成され、また、後側面には筒部31が斜め後方へ傾斜して一体成形されている。
【0014】
そして、角筒部26の上部には2段の円筒柱部33が一体成形されている。この円筒柱部33を貫通するコンプレッションロッド34がブラケット部18aの下面から角筒部26及び円筒部33内に挿入される。コンプレッションロッド34の下端部は径大にしてポジションピン27を圧入する孔35が設けられている。コンプレッションロッド34とシャフト17との間にはコイルスプリング36が弾装される。コンプレッションロッド34の上端部にはキャップ37を冠してノブ24内に延伸させ、ノブボタン38に形成された傾斜面38a(図3参照)に当接する。
【0015】
また、筒部31にはコイルスプリング39が挿入され、このコイルスプリング39で付勢されて突出する球面突起棒40がベースブラケット1の内面に形成された節度感形成部41に摺接する。節度感形成部41はシフトレバー本体18がA/Tモード用シフト溝にあるときは球面突起棒40が車体前後方向へ移動するのでそれが摺接する条溝41aと、シフトレバー本体18がM/Tモード用シフト溝に移動するときは球面突起棒40が車体左右方向へ移動するのでそれが摺接する谷状の条溝41bが隣接して形成されている。
【0016】
切替レバー16は略扇形の板状体であり、その揺動基部にシャフト13が貫通する筒状のシャフト42を一体成形し、車体前側の端部にシフトケーブル又はロッドを軸着する軸突起43が突設されるとともに、板ばね44をねじ45にて固定するブラケット部46が一体成形されている。シャフト42はシフトレバー基部15のシャフト14の一端部に外嵌され、シャフト14の両端部にブッシュ14a,14aを内嵌してシャフト13をヒンジ部12の外側から挿通し、シャフト13の端部にプッシュナット13aを冠着して抜け止めされる。このシャフト42には切替レバー16と平行に略扇形板状のガイドレバー70が固定して並設され、このガイドレバー70にはポジションピン27が貫通する略扇形の透孔からなるガイド孔71が開設されている。
【0017】
板ばね44はベースブラケット1の内面に形成された節度感形成部47(図2参照)に摺接し、シフトレバー本体18がA/Tモードにあって切替レバー16と一体で回動する際に各シフトレンジで節度感を与えると共に、シフトレバー本体18がA/Tモードにあるときは、その摺接力によって切替レバー16をDレンジの位置に保持する。そして切替レバー16の面内略中央部には略台形の開口部48と開口部49とが連通して開設されている。
【0018】
開口部49は外側へ折り曲げた嵌着片50,50を有し、これに対面するシフトレバー本体18の角筒部26の側面に突設された略台形の突起部30が係脱するもので、シフトレバー本体18がシフト溝21のA/Tモード用シフト溝にあるときは嵌着片50,50間に突起部30が係合し、シフトレバー本体18が切替レバー16から離れる方向へ回動したときは突起部30が開口部49から抜け出る。なお、突起部30が開口部49から抜け出ても、ポジションピン27の端部は開口部48を貫通しているが、切替レバー16の開口部48端面とは干渉しない。したがって、開口部48はシフトレバー本体18がシフト溝のM/Tモード側に移動している場合に、ポジションピン27が前後方向へ移動するのに支障しないように略扇形に開設されている。
【0019】
また、突起部30が開口部49から抜け出た場合、すなわち、シフトレバー本体18をシャフト13を中心として左方向へ回動させた場合、ベースブラケット1には、ストッパーレバー29がベースブラケット1の側壁部51と干渉しないように通過する開口部52と、通過したストッパーレバー29が車体前後方向へ回動可能に位置する広幅の開口部53が一体に開設されている。この開口部53の下部においてポジションピン27が摺接するディテント切欠部54が左右の側壁部51に形成されている。左方の側壁部51の内面にはシフトレバー本体18がA/Tモードにあるときに、ストッパーレバー29が当接又は摺接する肉厚部又はリブからなるストッパー部51a(図3参照)が形成されている。
【0020】
この開口部52,53に冠してスイッチユニット55が設けられる。すなわち、スイッチユニット55は爪突起56,56を左右に一体形成した凹面体の内面にリミットスイッチ59,59を収納してなり、その爪突起56,56が側壁部51に開設した係合孔57,57に係合する。スイッチユニット55の内面には柱状突起58,58が一体形成され、その柱状突起58,58でそれぞれリミットスイッチ59,59に設けた孔を挿通して凹面体の内面に固定する。リミットスイッチ59はその作動片59aにストッパーレバー29の側面が接離して開閉し、インジケータ22における車体前側でRレンジの側部に位置するものが加速用(+)、車体後側でLレンジの側部に位置するものが減速用(−)で、それぞれの開閉信号を変速機に送るためのものである。
【0021】
なお、ベースブラケット11は樹脂による一体成型品であり、その側部にはシフトロック機構60が配設され、底部にはゴムブーツ64がその突起部61によって冠着されており、このゴムブーツ64によって車体床面にシール性を有してボルト63で固定される。なお、シールプレート62は薄い鉄板等から形成され、車体床面との間で平面度を出すために取り付けられる。また、図2において、符号65はリミットスイッチで、これに切替レバー16の突起部66が接離してシフトロック機構60を動作する。
【0022】
上記構成の自動変速機操作装置の作用を説明すると、A/Tモードで走行するときは、シフトレバー本体5をベースブラケット1から垂直に立て、突起部30を開口部49に係合して切替レバー16とともに、ノブ24を手持ちし、ノブボタン38を押してコンプレッションロッド34を下降させてポジションピン27を特定のレンジから外し、シャフト13を中心としてシフト溝23,23a〜23cのA/Tモード用シフト溝に沿って前後方向へ回動させる。
【0023】
この時、切替レバー16は、シフトレバー本体18と一体で回動し、節度感形成部47に摺接する板ばね44の押圧力によって各シフトレンジにおいて節度感を与える。また、ガイドレバー70のガイド孔71をポジションピン27が貫通し、その端部はディテント切欠部54に係合して昇降するため、その動きをガイド孔71が許容する。
【0024】
そして、DレンジにおいてM/Tモードに切り替えるときは、シフトレバー本体18をシャフト19を中心として切替レバー16から離れる方向へ押し倒すと、突起部32がリミットスイッチ25から離れてそれをON動作させ、変速機の制御部にM/Tモードに切り替える信号を入力するとともに、突起部30が切替レバー16の開口部49から外れ、切替レバー16は節度感形成部47に押圧する板ばね44の摺接力でシフトケーブル又はロッド67(図2参照)をDレンジに設定した状態に保持する。また、このシフトレバー本体18の左右方向への回動操作時には、球面突起棒40が節度感形成部41の条溝41aから条溝41bに移動すると共に、この移動によって節度感を生じさせる。
【0025】
さらに、ポジションピン27の一端部はガイド孔71の上辺に規制されて下方へ抑え込まれるのでコイルスプリング36を圧縮して、略水平位から傾斜位に変化するため、図5に示すように、ディテント切欠部54から抜け出た側のポジションピン27の先端部付近がガイド孔71の上辺縁に当接してその動きが阻止される。したがって、ポジションピン27はシフトレバー本体18の長孔28の上辺縁に接触することなくそれから離れて傾斜した状態を保持している。すなわち、ポジションピン27は、仮にガイドレバー70がない場合には、コイルスプリング36に押し上げられて長孔28の上辺縁に接触する位置となるので、図5中Xで示す間隔だけ下方へ押し下げられ、ディテント切欠部54側の端部は図6に点線で示すようにRレンジとLレンジの範囲内に移動し、仮想線図示のように矢示方向へ大きく揺動することができるのである。
【0026】
そして、シフトレバー本体18がA/Tモード用シフト溝から移行用溝23dを介してM/Tモード用シフト溝に移動すると、シフトレバー本体18はシャフト19を中心として左方へ傾動し、これによりストッパーレバー29は開口部52,53からベースブラケット1の側方に突出して開口部53内に位置する。そこで、シフトレバー本体18を前後いずれかに回動させると、図6に示すように、シフトレバー本体18はDレンジを中心として前後に角度βにてRレンジとLレンジとの間で揺動できる状態となり、したがって、NレンジとSレンジ間の従来のストロークに加え、RレンジとNレンジ間のストロークY及びSレンジとLレンジ間のストロークZがM/Tモード用のストロークとなる。
【0027】
そこで、最大ストロークとなるRレンジ側とLレンジ側にそれぞれリミットスイッチ59,59を固定しておくことにより、シフトレバー本体18はシャフト13を中心として前後方向へ大きく回動して操作フィーリングを向上させ、ストッパーレバー29が開口部53内で車体前後方向へ移動してリミットスイッチ59,59の作動片59aを押圧し、変速機の制御部に加速又は減速用信号を入力する。
【0028】
ついで、M/TモードからA/Tモードに復帰するには、シフトレバー本体18を開口部53の略中央部において前記と逆方向へシャフト19を中心として回動させれば、ストッパーレバー29が開口部52からベースブラケット1内に移動するとともに、待機している切替レバー16の開口部49に突起部30が嵌合して嵌着片50,50に挟持され、シフトレバー本体18と切替レバー16とが一体に結合される。これにより、シフトレバー本体18はシャフト13を中心として前後へ回動操作できるようになる。そして、シフトレバー本体18の突起部32がリミットスイッチ25の作動片25aを押圧してリミットスイッチ25をOFF動作させることにより、A/Tモードに切り替わる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したこの発明によれば、A/TモードからM/Tモードに切り替えた場合に、シフトレバーを前後方向へ傾動するストロークは従来のそれよりも長くできるため、M/Tモードでの操作フィーリングの向上をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す分解斜視図
【図2】図1の組立て一部断面側面図
【図3】図2の断面正面図
【図4】図2の平面図
【図5】この発明の要部作用説明図
【図6】図5の側面模式図
【図7】従来例の要部作用説明図
【図8】図7の側面模式図
【図9】従来例の平面図
【符号の説明】
11…ベースブラケット
16…切替レバー
18…シフトレバー本体
22…インジケータ
23,23a〜23c…シフト溝
27…ポジションピン
29…ストッパーレバー
52,53…開口部
30…突起部
51…側壁部
70…ガイドレバー
71…ガイド孔
Claims (1)
- 車体に固定するベースブラケットにシャフトを介して前後方向へ回動可能に支承されたシフトレバー本体がA/Tモード用シフト溝とM/Tモード用シフト溝に移動可能に設けられ、このシフトレバー本体がA/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体の上部に設けた押しボタンの操作により上下動するポジションピンの端部が前記ベースブラケットの側壁部に設けたディテント切欠部に係合するとともに、シフトレバー本体の一方の側部で前記シャフトに前後方向へ回動可能に支承された切替レバーが、この切替レバーに形成した開口部に嵌合するシフトレバー本体に形成した突起部によってシフトレバー本体と一体で回動し、シフトレバー本体がM/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体の突起部が切替レバーの開口部から外れ、シフトレバー本体のみを前後方向へ回動して電気的スイッチを作動させる自動変速機操作装置において、
前記ポジションピンの一端部が係合するガイド孔を設けたガイドレバーを前記シャフトに回動可能に支承してシフトレバーがM/Tモードに切り替えられた際に、ポジションピンの一端部がガイド孔の上縁に規制されて下降しながら傾斜することにより、ポジションピンがRレンジとLレンジ間で揺動可能に保持されるようにしたことを特徴とする自動変速機操作装置。
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