JP3543806B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はテレビジョン受像機に関し、特に画面上に子画面などと称される縮小された画像を表示させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン受像機の画面上に、子画面などと称される縮小された画像を表示させることが行われている。このような縮小された画像の表示態様としては、例えば図13に示すように、画面全体を使用した親画面Mの一部に、3個の子画面S1 ,S2 ,S3 を重ねて表示させたり、或いは図14に示すように、子画面S11〜S19だけを複数並べて表示させることが行われている。このような表示を行うことで、複数のチャンネルの画像を同時に確認することができる。
【0003】
そして、このような表示が行われている状態で、何れかの子画面として表示されている画像を親画面として表示させたい場合には、テレビジョン受像機に付属したリモートコントロール装置などを操作して、親画面と子画面との入れ替えを指示させたり、或いは指定した子画面だけを親画面として表示させることを指示させることで、対応した表示に切換わる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、子画面のように縮小された画像(以下縮小画像と称する)を表示させる場合には、この縮小画像の解像度が、縮小されないで表示される画像に比べ低下する不都合があった。即ち、例えば1/2に縮小された画像(ここでの縮小率は画像の縦,横の長さの縮小率とする:以下同じ)を表示させる場合には、縮小画像表示に使用される走査線数が、通常のサイズの画像に比べ1/2になり、垂直解像度が1/2になってしまう不都合があった。このように垂直解像度が低下してしまうと、非常に見にくい画像になってしまい、特に画像中にスーパーインポーズなどで表示される文字などの判別が困難になる。
【0005】
本発明の目的は、縮小されて表示される画像の解像度を低下させないテレビジョン受像機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の映像信号の中から選択された2つの映像信号を陰極線管の表示面上に主画像、子画像として1/n(但し1<n)に縮小して同時に表示できるテレビジョン受像機であって、2つの映像信号をデジタルデータ化した2つの映像データを記憶するフレームメモリと、2つの映像信号をデジタルデータ化した2つの映像データを、それぞれ垂直方向の間引き処理は行わず、各水平ラインのデータを1/nに圧縮するための間引き処理を行ない、1つの合成映像データとしてフレームメモリに1フィールド周期で連続的に書き込み、合成映像データを前記表示面に表示するための映像データとしてフレームメモリから1フィールド周期で連続的に読み出すフレームメモリコントローラと、陰極線菅の表示面に映像データを表示するとき、垂直偏向角を通常時の1/nの偏向角にさせる垂直偏向手段と、フレームメモリコントローラと垂直偏向手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0007】
またこの場合に、選択された2つの映像信号はお互いに異なるアスペクト比の異なる放送方式の映像信号であるものである。
【0009】
【作用】
本発明によると、陰極線管に表示される画像の縮小率に比例して垂直偏向角を圧縮させることで、表示される画像の水平ライン数は変化がなく、垂直解像度が低下しない。
【0010】
この場合、複数の映像信号をメモリに記憶させて、それぞれの画像を同時に縮小表示させることで、複数の画像がそれぞれ高い解像度で表示される。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図1〜図12を参照して説明する。
【0013】
図1は本例のテレビジョン受像機の構成を示す図で、図中1はテレビジョン受像機全体を示し、このテレビジョン受像機1には、複数のアンテナ2,3が接続され、それぞれのアンテナ2,3が受信した信号をチューナ4,5に供給し、それぞれのチューナ4,5で所定のチャンネルの周波数帯の放送波を復調して所定の映像信号とする。このチューナ4,5は、このテレビジョン受像機の各種動作を制御する中央制御装置(CPU)6により受信チャンネルが制御される。この中央制御装置6はマイクロコンピュータで構成され、このテレビジョン受像機に取付けられた操作キー7の操作に基づいて受信チャンネルや各種動作モードなどが制御される。或いは、リモートコントロール装置(図示せず)からのリモートコントロール信号の伝送により制御される場合もある。
【0014】
そして、各チューナ4,5が出力する映像信号を、スイッチ回路8に供給する。また、このテレビジョン受像機1には複数の外部映像信号入力端子9a,9b,9cが取付けられ、それぞれの入力端子9a,9b,9cにVTR,ビデオディスク再生装置などの映像信号源が接続される。そして、これらの映像信号源から各入力端子9a,9b,9cに供給される映像信号を、スイッチ回路8に供給する。そして、スイッチ回路8では、中央制御装置6の制御に基づいて何れかの映像信号を選択し、選択された映像信号を受像処理回路10に供給する。そして、受像処理回路10で中央制御装置6の制御に基づいて受像用の処理を行った映像信号(RGB信号)を陰極線管11に供給し、陰極線管11に画像を表示させる。
【0015】
また、本例においては受像処理回路10で受像用の処理を行って陰極線管11に供給する映像信号と同じ映像信号を、出力端子10aから出力させるようにしてある。但し、陰極線管11に供給する映像信号がRGB信号であるのに対し、出力端子10aから出力させる映像信号は、コンポジット映像信号或いは輝度/クロマ分離映像信号としてある。従って、受像処理回路10内では、RGB信号等の映像信号から出力端子10aに供給するコンポジット映像信号(又は輝度/クロマ分離映像信号)を作成するための処理回路が必要になる。
【0016】
また、受像処理回路10で映像信号より水平同期信号及び垂直同期信号を抽出し、この水平同期信号及び垂直同期信号を水平偏向回路12及び垂直偏向回路13に供給する。そして、水平偏向回路12で陰極線管11に取付けられた水平偏向コイル14Hを駆動させると共に、垂直偏向回路13で陰極線管11に取付けられた垂直偏向コイル14Vを駆動させる。
【0017】
そして本例においては、陰極線管11に複数の画像を縮小して同時に表示できるようにしてある。このための構成について説明すると、スイッチ回路8に供給される映像信号(チューナ4,5の出力と端子9a,9b,9cの出力)の中から、中央制御装置6の制御に基づいて2系統の映像信号を選択して、選択されたそれぞれの映像信号をデコーダ21a,21bに供給するようにしてある。各デコーダ21a,21bでは、供給される映像信号を輝度信号とクロマ信号とに復調し、復調された輝度信号及びクロマ信号を、それぞれのアナログ/デジタル変換器22a,22bに供給してデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータをメモリコントローラ23に供給する。また、各デコーダ21a,21bに供給される映像信号より抽出した同期信号を、メモリコントローラ23に供給する。
【0018】
このメモリコントローラ23には、デジタルデータ化された映像信号を記憶するフレームメモリ24が接続され、中央制御装置6からの指令に基づいたメモリコントローラ23の制御で、アナログ/デジタル変換器22a,22bから供給される2系統の映像データを記憶させる。この場合、メモリ24に書込む際には、それぞれの系統の映像データを表示画像の縮小率に従って間引いてデータ量を圧縮させたものとする。このメモリ24への映像データの書込みは、1フィールド周期で連続的に行わせる。
【0019】
また本例においては、メモリコントローラ23からメモリ24に縮小画像のデータを書込む際に、必要により各縮小画像に何らかの色で枠を付加するようなデータを同時に書込ませることができるようにしてある。さらに、後述する親画面と子画面とが重ならない状態で表示させる表示態様の場合に、表示画面中の親画面でも子画面でもない箇所が生じる場合には、この箇所にも何らかの背景色を着色させるためのデータをメモリに書込ませる。これらの枠のデータや背景のデータは、中央制御装置6からの指令に基づいてメモリコントローラ23内で生成されて書込まれる。
【0020】
そして、メモリ24に記憶された映像データを、1フィールド周期で連続的に読出してデジタル/アナログ変換器25に供給し、アナログの輝度信号及びクロマ信号とする。そして、この読出された輝度信号及びクロマ信号を、受像処理回路10に供給し、受像用の処理を行ってRGB信号とし、このRGB信号を陰極線管11に供給し、陰極線管11に画像を表示させる。
【0021】
このように構成することで、中央制御装置6からの指令のメモリコントローラ23への伝送で、メモリコントローラ23がメモリ24へ映像データを書込ませる際の処理状態に基づいた縮小画像の各種表示態様が可能になる。以下本例のテレビジョン受像機で用意された表示態様を順に説明すると、まず図2に示す表示ができる。
【0022】
この図2において、100は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面100の右側に大きく親画面101を表示させると共に、左側に縦一列に3個の子画面102,103,104を表示させる。そして、3個の子画面102,103,104には、それぞれ個別に枠112,113,114を付加させる。そして、このそれぞれの枠112,113,114の色を、それぞれの子画面102,103,104の選択状態などにより中央制御装置6の制御に基づいて変化させる。例えば、リモートコントロール装置などで子画面と親画面との入れ替えを行う場合に、どの子画面を入れ替えるのかを指示するとき、指示された子画面の枠の色を他の子画面と変化させる。
【0023】
そして、入力映像データと各画面との関係としては、親画面101で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とする。このときには、チューナ4での受信チャンネルを固定させて、各フィールド毎に書き込ませて完全な動画として親画面101を表示させる。そして、各子画面102,103,104で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とする。この場合、チューナ5での受信チャンネルを所定周期(例えば数秒毎)に変化させて、各子画面102,103,104で個別のチャンネルの画像を表示させる。従って、各子画面102,103,104で表示される画像は、数秒毎に内容が変化する擬似動画になる。
【0024】
次に、図3に示す表示態様について説明すると、この図3において、200は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面200を4等分してそれぞれ同じ大きさで親画面201と子画面202,203,204とを表示させる。このときにも、それぞれの画面(ここでは親画面も含む)に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。また、親画面と各子画面とは、枠の色を変えておく。そして、親画面201で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面202,203,204で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面202,203,204で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0025】
次に、図4に示す表示態様について説明すると、この図4において、300は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面300を9等分してそれぞれ同じ大きさで親画面301と子画面302,303‥‥309とを表示させる。この場合、中央を親画面301とする。このときにも、それぞれの画面(ここでは親画面も含む)に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。また、親画面と各子画面とは、枠の色を変えておく。そして、親画面301で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面302〜309で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面302〜309で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0026】
次に、図5に示す表示態様について説明すると、この図5において、400は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面400の左下に比較的大きな親画面401を表示させると共に、右上に9個の子画面402,403‥‥410とを表示させる。このときにも、それぞれの子画面に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。そして、親画面401で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面402〜410で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面402〜410で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0027】
次に、図6に示す表示態様について説明すると、この図6において、500は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面500の全面に親画面501を表示させると共に、この親画面501に重なる状態で、4個の子画面502,503,504,505を表示させる。このときにも、それぞれの子画面に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。そして、親画面501で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面502〜505で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面502〜505で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0028】
次に、図7に示す表示態様について説明すると、この図7において、600は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面600の全面に親画面601を表示させると共に、この親画面601に重なる状態で、9個の子画面602,603‥‥610を表示させる。このときにも、それぞれの子画面に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。そして、親画面601で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面602〜610で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面602〜610で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0029】
ここまでの例は、全て親画面,子画面共にアスペクト比4:3の画像を表示させるようにしたが、以下に示すようにアスペクト比4:3の通常の放送方式の画像と、ハイビジョン放送などのアスペクト比16:9の放送方式の画像とを、混在させて表示させることもできる。
【0030】
このアスペクト比の異なる画像を混在させた例として、まず図8に示す表示態様について説明すると、この図8において、700は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面700の左側に親画面701を表示させると共に、右側に子画面702を表示させる。そして、親画面701で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、子画面702で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。そして、この場合にはチューナ5で受信するチャンネルとして、画像のアスペクト比が16:9の画像が得られる放送方式(ハイビジョン放送など)のチャンネルとし(従ってここではチューナ5を対応した方式のものとする)、子画面702としてアスペクト比16:9の画像を表示させる。また、親画面701としては通常のアスペクト比(即ち4:3のアスペクト比)の画像を表示させる。
【0031】
次に、図9に示す表示態様について説明すると、この図9において、800は陰極線管11で表示される画面全体を示し(ここでは画面800のアスペクト比を16:9とする)、この画面800の左側にアスペクト比16:9の親画面801を表示させると共に、右側にアスペクト比4:3の複数の子画面802,803‥‥810を表示させる。そして、親画面801で、チューナの受信チャンネルを固定させた完全な動画としての画像を表示させる。また、各子画面802〜810で表示させる画像として、チューナの受信チャンネルを順次変化させた擬似動画としての画像を表示させる。そして、各子画面802〜810に、それぞれ個別に色が設定された枠を付加する。
【0032】
ここまでの説明では、メモリコントローラ23に映像データを供給する系統が2系統(即ち2個のデコーダ21a,21bと2個のアナログ/デジタル変換器22a,22b)である場合について説明したが、3系統以上ある場合には、同時に3組の動画を表示させたり、或いは2組の動画と、複数の擬似動画とを同時に表示させることができるようになる。次に、図10にこの場合の例を説明すると、図10において、900は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面900の左上にアスペクト比4:3の親画面901を表示させると共に、右上にアスペクト比4:3の子画面902を表示させ、さらに下側にアスペクト比16:9の4個の子画面903,904,905,906を表示させる。そして、親画面901で、チューナ4の受信チャンネルを固定させた完全な動画としての画像を表示させる。また、子画面902で何れかの外部入力端子9a〜9cに得られる映像信号に基づいた画像を完全な動画として表示させる。さらに、4個の子画面903,904,905,906で、チューナ5の受信チャンネルを順次変化させた擬似動画としての画像を表示させる。そして、各子画面902〜906には、それぞれ個別に色が設定された枠を付加する。
【0033】
なお、以上説明したそれぞれの例で示す表示態様での親画面や子画面は、チューナで受信した映像を表示させるようにしたが(図10の例を除く)、何れかの外部入力端子9a〜9cに得られる映像信号に基づいた画像を親画面や子画面として表示させるようにしても良い。
【0034】
また、このテレビジョン受像機での音声の再生系については説明しなかったが、通常は親画面として表示された画像に対応した音声を再生させるようにすることが考えられるが、他の音声を再生させるようにしても良い。
【0035】
また、上述実施例では子画面などに枠を表示させる場合、この枠の色で区別をつけるようにしたが、輝度の変化など他の要因で区別をつけるようにしても良い。また、子画面だけを複数並べて表示させる場合には、この子画面の解像度を向上させることができる。以下、この子画面の解像度を向上させる場合の構成について説明する。
【0036】
ここでは、陰極線管11に2組の画像を縮小して同時に並列表示する場合について説明する。まず、図1のテレビジョン受像機において、スイッチ回路8に供給される映像信号(チューナ4,5の出力と端子9a,9b,9cの出力)の中から、中央制御装置6の制御に基づいて2系統の映像信号を選択して、選択されたそれぞれの映像信号をデコーダ21a,21bに供給するようにしてある。各デコーダ21a,21bでは、供給される映像信号を輝度信号とクロマ信号とに復調し、復調された輝度信号及びクロマ信号を、それぞれのアナログ/デジタル変換器22a,22bに供給してデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータをメモリコントローラ23に供給する。また、各デコーダ21a,21bに供給される映像信号より抽出した同期信号を、メモリコントローラ23に供給する。
【0037】
このメモリコントローラ23には、デジタルデータ化された映像信号を記憶するフレームメモリ24が接続され、中央制御装置6からの指令に基づいたメモリコントローラ23の制御で、アナログ/デジタル変換器22a,22bから供給される2系統の映像データを記憶させる。この場合、メモリ24に書込まれるそれぞれの系統の映像データとしては、各水平ラインを構成するデータを、1ドットずつ間引いて1/2のドット数にするが、水平ライン数自体は間引かない(即ち全ての水平ラインのデータを記憶させる)。なお、2系統の映像データの記憶状態としては、一方のアナログ/デジタル変換器22aから供給される映像データを、メモリ24に用意された1枚分の画像が記憶されるエリアの内の左半分の画像が記憶できるエリアに記憶させ、他方のアナログ/デジタル変換器22bから供給される映像データを、右半分の画像が記憶されるエリアに記憶させる。このメモリ24への映像データの書込みは、1フィールド周期で連続的に行われる。
【0038】
そして、メモリ24に記憶された2組の映像データを、1フィールド周期で連続的に読出してデジタル/アナログ変換器25に供給し、アナログの輝度信号及びクロマ信号とする。そして、この読出された輝度信号及びクロマ信号を、受像処理回路10に供給し、受像用の処理を行ってRGB信号とし、このRGB信号を陰極線管11に供給し、陰極線管11に画像を表示させる。
【0039】
そして、このときには中央制御装置6から垂直偏向回路13に制御信号を供給して、垂直偏向コイル14Vによる受像画像の垂直偏向角を、通常時の1/2の偏向角にさせる。また、水平偏向角は通常のままの角度とさせる。
【0040】
このように構成することで、メモリ24を臨む回路を使用した縮小画像表示として、図11に示すような表示が行われる。即ち、陰極線管11の画面11aの中央の左半分11Lに、スイッチ回路8で選択された一方の映像信号による画像が、通常の1/2の大きさ(面積で1/4)で表示されると共に、右半分11Rに、スイッチ回路8で選択された他方の映像信号による画像が、通常の1/2の大きさで表示される。
【0041】
ここで、本例においては縮小表示される画像の垂直方向の解像度が、画面全体に表示された場合とほぼ同様の良好なものになる。この点について図12を用いて説明すると、まずメモリ24への映像データの記憶状態としては、例えば図12のAに示すように、アナログ/デジタル変換器22a,22bが出力する映像データによる1フィールドの画像が、水平方向8ドット×垂直方向6ドットの48ドットで構成されていると仮定する(ここでは説明を簡単にするためにドット数を最小限の数としてある)。このとき、メモリ24に記憶されるデータは、各水平ラインの1ドットずつ間引かれた合計24ドットのデータ(図12のAに数字を付したドットのデータ)である。
【0042】
そして、この24ドットのデータで縮小画像の表示が行われるのであるが、この縮小画像の表示時には垂直偏向コイル14Vによる垂直方向の偏向角が通常時の1/2であるので、図12のBに示すように、各水平ラインの垂直方向の間隔が1/2になり、通常表示時の1/2の幅で6水平ラインが全て表示されることになる。従って、垂直方向の解像度は、画面全体を使用して表示される場合と変わりがない。なお、従来のテレビジョン受像機で1/2の大きさで縮小表示を行う場合を図12のCに参考までに示すと、従来は偏向角を変えないので、水平ライン数が1/2になり、1水平ラインずつ間引かれた表示が行われ、垂直方向の解像度が1/2になってしまう。
【0043】
なお、本例においては2組のチューナ4,5を設けたので、この2組のチューナ4,5でそれぞれ別のチャンネルの選択を行い、この2組のチューナ4,5が出力する映像信号をスイッチ回路8で選択してメモリ24側に供給するようにすれば、異なる2つのチャンネルの画像を図11に示すように並べて表示させることができる。また、何れか一方或いは両方に表示される画像を、外部入力端子9a〜9cに得られる映像信号による画像とすることもできることは勿論である。
【0044】
さらに、ここでは1/2に縮小して2組の画像を並列表示させるようにしたが、3組以上の画像を同時に表示させるようにしても良い。この場合、縮小率を1/2以外に変化させたときには、垂直偏向角も対応させて変化させる必要がある。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、陰極線管に表示される画像の縮小率に比例して垂直偏向角を圧縮させることで、表示される画像の水平ライン数は変化がなく、垂直解像度が低下せず、縮小表示された画像中の文字などの確認が良好にできるようになる。
【0046】
この場合、複数の映像信号をメモリに記憶させて、それぞれの画像を同時に縮小表示させることで、複数の画像がそれぞれ高い解像度で表示されるようになる。
【0047】
さらに、メモリへの映像信号の書込みを1フィールド周期で行うことで、縮小表示される画像が、リアルタイムで変化する通常の画像と同様な良好な動画になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図3】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図4】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図5】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図6】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図7】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図8】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図9】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図10】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図11】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図12】一実施例による縮小画像のデータ構成を示す説明図である。
【図13】従来の表示例を示す説明図である。
【図14】従来の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機
6 中央制御装置(CPU)
9 スイッチ回路
11 陰極線管
12 水平偏向回路
13 垂直偏向回路
14H 水平偏向コイル
14V 垂直偏向コイル
23 メモリコントローラ
24 メモリ
100,200,300‥‥900 画面
101,201,301‥‥901 親画面
102〜104,202〜204,302〜309,402〜409,502〜505,602〜610,702,802〜810,902〜906 子画面
112,113,114 枠
【産業上の利用分野】
本発明はテレビジョン受像機に関し、特に画面上に子画面などと称される縮小された画像を表示させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン受像機の画面上に、子画面などと称される縮小された画像を表示させることが行われている。このような縮小された画像の表示態様としては、例えば図13に示すように、画面全体を使用した親画面Mの一部に、3個の子画面S1 ,S2 ,S3 を重ねて表示させたり、或いは図14に示すように、子画面S11〜S19だけを複数並べて表示させることが行われている。このような表示を行うことで、複数のチャンネルの画像を同時に確認することができる。
【0003】
そして、このような表示が行われている状態で、何れかの子画面として表示されている画像を親画面として表示させたい場合には、テレビジョン受像機に付属したリモートコントロール装置などを操作して、親画面と子画面との入れ替えを指示させたり、或いは指定した子画面だけを親画面として表示させることを指示させることで、対応した表示に切換わる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、子画面のように縮小された画像(以下縮小画像と称する)を表示させる場合には、この縮小画像の解像度が、縮小されないで表示される画像に比べ低下する不都合があった。即ち、例えば1/2に縮小された画像(ここでの縮小率は画像の縦,横の長さの縮小率とする:以下同じ)を表示させる場合には、縮小画像表示に使用される走査線数が、通常のサイズの画像に比べ1/2になり、垂直解像度が1/2になってしまう不都合があった。このように垂直解像度が低下してしまうと、非常に見にくい画像になってしまい、特に画像中にスーパーインポーズなどで表示される文字などの判別が困難になる。
【0005】
本発明の目的は、縮小されて表示される画像の解像度を低下させないテレビジョン受像機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の映像信号の中から選択された2つの映像信号を陰極線管の表示面上に主画像、子画像として1/n(但し1<n)に縮小して同時に表示できるテレビジョン受像機であって、2つの映像信号をデジタルデータ化した2つの映像データを記憶するフレームメモリと、2つの映像信号をデジタルデータ化した2つの映像データを、それぞれ垂直方向の間引き処理は行わず、各水平ラインのデータを1/nに圧縮するための間引き処理を行ない、1つの合成映像データとしてフレームメモリに1フィールド周期で連続的に書き込み、合成映像データを前記表示面に表示するための映像データとしてフレームメモリから1フィールド周期で連続的に読み出すフレームメモリコントローラと、陰極線菅の表示面に映像データを表示するとき、垂直偏向角を通常時の1/nの偏向角にさせる垂直偏向手段と、フレームメモリコントローラと垂直偏向手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0007】
またこの場合に、選択された2つの映像信号はお互いに異なるアスペクト比の異なる放送方式の映像信号であるものである。
【0009】
【作用】
本発明によると、陰極線管に表示される画像の縮小率に比例して垂直偏向角を圧縮させることで、表示される画像の水平ライン数は変化がなく、垂直解像度が低下しない。
【0010】
この場合、複数の映像信号をメモリに記憶させて、それぞれの画像を同時に縮小表示させることで、複数の画像がそれぞれ高い解像度で表示される。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図1〜図12を参照して説明する。
【0013】
図1は本例のテレビジョン受像機の構成を示す図で、図中1はテレビジョン受像機全体を示し、このテレビジョン受像機1には、複数のアンテナ2,3が接続され、それぞれのアンテナ2,3が受信した信号をチューナ4,5に供給し、それぞれのチューナ4,5で所定のチャンネルの周波数帯の放送波を復調して所定の映像信号とする。このチューナ4,5は、このテレビジョン受像機の各種動作を制御する中央制御装置(CPU)6により受信チャンネルが制御される。この中央制御装置6はマイクロコンピュータで構成され、このテレビジョン受像機に取付けられた操作キー7の操作に基づいて受信チャンネルや各種動作モードなどが制御される。或いは、リモートコントロール装置(図示せず)からのリモートコントロール信号の伝送により制御される場合もある。
【0014】
そして、各チューナ4,5が出力する映像信号を、スイッチ回路8に供給する。また、このテレビジョン受像機1には複数の外部映像信号入力端子9a,9b,9cが取付けられ、それぞれの入力端子9a,9b,9cにVTR,ビデオディスク再生装置などの映像信号源が接続される。そして、これらの映像信号源から各入力端子9a,9b,9cに供給される映像信号を、スイッチ回路8に供給する。そして、スイッチ回路8では、中央制御装置6の制御に基づいて何れかの映像信号を選択し、選択された映像信号を受像処理回路10に供給する。そして、受像処理回路10で中央制御装置6の制御に基づいて受像用の処理を行った映像信号(RGB信号)を陰極線管11に供給し、陰極線管11に画像を表示させる。
【0015】
また、本例においては受像処理回路10で受像用の処理を行って陰極線管11に供給する映像信号と同じ映像信号を、出力端子10aから出力させるようにしてある。但し、陰極線管11に供給する映像信号がRGB信号であるのに対し、出力端子10aから出力させる映像信号は、コンポジット映像信号或いは輝度/クロマ分離映像信号としてある。従って、受像処理回路10内では、RGB信号等の映像信号から出力端子10aに供給するコンポジット映像信号(又は輝度/クロマ分離映像信号)を作成するための処理回路が必要になる。
【0016】
また、受像処理回路10で映像信号より水平同期信号及び垂直同期信号を抽出し、この水平同期信号及び垂直同期信号を水平偏向回路12及び垂直偏向回路13に供給する。そして、水平偏向回路12で陰極線管11に取付けられた水平偏向コイル14Hを駆動させると共に、垂直偏向回路13で陰極線管11に取付けられた垂直偏向コイル14Vを駆動させる。
【0017】
そして本例においては、陰極線管11に複数の画像を縮小して同時に表示できるようにしてある。このための構成について説明すると、スイッチ回路8に供給される映像信号(チューナ4,5の出力と端子9a,9b,9cの出力)の中から、中央制御装置6の制御に基づいて2系統の映像信号を選択して、選択されたそれぞれの映像信号をデコーダ21a,21bに供給するようにしてある。各デコーダ21a,21bでは、供給される映像信号を輝度信号とクロマ信号とに復調し、復調された輝度信号及びクロマ信号を、それぞれのアナログ/デジタル変換器22a,22bに供給してデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータをメモリコントローラ23に供給する。また、各デコーダ21a,21bに供給される映像信号より抽出した同期信号を、メモリコントローラ23に供給する。
【0018】
このメモリコントローラ23には、デジタルデータ化された映像信号を記憶するフレームメモリ24が接続され、中央制御装置6からの指令に基づいたメモリコントローラ23の制御で、アナログ/デジタル変換器22a,22bから供給される2系統の映像データを記憶させる。この場合、メモリ24に書込む際には、それぞれの系統の映像データを表示画像の縮小率に従って間引いてデータ量を圧縮させたものとする。このメモリ24への映像データの書込みは、1フィールド周期で連続的に行わせる。
【0019】
また本例においては、メモリコントローラ23からメモリ24に縮小画像のデータを書込む際に、必要により各縮小画像に何らかの色で枠を付加するようなデータを同時に書込ませることができるようにしてある。さらに、後述する親画面と子画面とが重ならない状態で表示させる表示態様の場合に、表示画面中の親画面でも子画面でもない箇所が生じる場合には、この箇所にも何らかの背景色を着色させるためのデータをメモリに書込ませる。これらの枠のデータや背景のデータは、中央制御装置6からの指令に基づいてメモリコントローラ23内で生成されて書込まれる。
【0020】
そして、メモリ24に記憶された映像データを、1フィールド周期で連続的に読出してデジタル/アナログ変換器25に供給し、アナログの輝度信号及びクロマ信号とする。そして、この読出された輝度信号及びクロマ信号を、受像処理回路10に供給し、受像用の処理を行ってRGB信号とし、このRGB信号を陰極線管11に供給し、陰極線管11に画像を表示させる。
【0021】
このように構成することで、中央制御装置6からの指令のメモリコントローラ23への伝送で、メモリコントローラ23がメモリ24へ映像データを書込ませる際の処理状態に基づいた縮小画像の各種表示態様が可能になる。以下本例のテレビジョン受像機で用意された表示態様を順に説明すると、まず図2に示す表示ができる。
【0022】
この図2において、100は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面100の右側に大きく親画面101を表示させると共に、左側に縦一列に3個の子画面102,103,104を表示させる。そして、3個の子画面102,103,104には、それぞれ個別に枠112,113,114を付加させる。そして、このそれぞれの枠112,113,114の色を、それぞれの子画面102,103,104の選択状態などにより中央制御装置6の制御に基づいて変化させる。例えば、リモートコントロール装置などで子画面と親画面との入れ替えを行う場合に、どの子画面を入れ替えるのかを指示するとき、指示された子画面の枠の色を他の子画面と変化させる。
【0023】
そして、入力映像データと各画面との関係としては、親画面101で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とする。このときには、チューナ4での受信チャンネルを固定させて、各フィールド毎に書き込ませて完全な動画として親画面101を表示させる。そして、各子画面102,103,104で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とする。この場合、チューナ5での受信チャンネルを所定周期(例えば数秒毎)に変化させて、各子画面102,103,104で個別のチャンネルの画像を表示させる。従って、各子画面102,103,104で表示される画像は、数秒毎に内容が変化する擬似動画になる。
【0024】
次に、図3に示す表示態様について説明すると、この図3において、200は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面200を4等分してそれぞれ同じ大きさで親画面201と子画面202,203,204とを表示させる。このときにも、それぞれの画面(ここでは親画面も含む)に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。また、親画面と各子画面とは、枠の色を変えておく。そして、親画面201で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面202,203,204で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面202,203,204で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0025】
次に、図4に示す表示態様について説明すると、この図4において、300は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面300を9等分してそれぞれ同じ大きさで親画面301と子画面302,303‥‥309とを表示させる。この場合、中央を親画面301とする。このときにも、それぞれの画面(ここでは親画面も含む)に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。また、親画面と各子画面とは、枠の色を変えておく。そして、親画面301で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面302〜309で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面302〜309で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0026】
次に、図5に示す表示態様について説明すると、この図5において、400は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面400の左下に比較的大きな親画面401を表示させると共に、右上に9個の子画面402,403‥‥410とを表示させる。このときにも、それぞれの子画面に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。そして、親画面401で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面402〜410で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面402〜410で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0027】
次に、図6に示す表示態様について説明すると、この図6において、500は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面500の全面に親画面501を表示させると共に、この親画面501に重なる状態で、4個の子画面502,503,504,505を表示させる。このときにも、それぞれの子画面に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。そして、親画面501で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面502〜505で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面502〜505で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0028】
次に、図7に示す表示態様について説明すると、この図7において、600は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面600の全面に親画面601を表示させると共に、この親画面601に重なる状態で、9個の子画面602,603‥‥610を表示させる。このときにも、それぞれの子画面に枠を付加させ、選択状態などにより枠の表示色を変化させる。そして、親画面601で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、各子画面602〜610で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による画像とし、チューナ5の受信チャンネルを周期的に変化させて、各子画面602〜610で表示させる画像を、数秒毎に内容が変化する擬似動画とする。
【0029】
ここまでの例は、全て親画面,子画面共にアスペクト比4:3の画像を表示させるようにしたが、以下に示すようにアスペクト比4:3の通常の放送方式の画像と、ハイビジョン放送などのアスペクト比16:9の放送方式の画像とを、混在させて表示させることもできる。
【0030】
このアスペクト比の異なる画像を混在させた例として、まず図8に示す表示態様について説明すると、この図8において、700は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面700の左側に親画面701を表示させると共に、右側に子画面702を表示させる。そして、親画面701で表示させる画像として、チューナ4で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21a,アナログ/デジタル変換器22aによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。また、子画面702で表示させる画像として、チューナ5で受信したチャンネルの映像信号を、デコーダ21b,アナログ/デジタル変換器22bによる処理でメモリコントローラ23に供給させた信号による完全な動画としての画像とする。そして、この場合にはチューナ5で受信するチャンネルとして、画像のアスペクト比が16:9の画像が得られる放送方式(ハイビジョン放送など)のチャンネルとし(従ってここではチューナ5を対応した方式のものとする)、子画面702としてアスペクト比16:9の画像を表示させる。また、親画面701としては通常のアスペクト比(即ち4:3のアスペクト比)の画像を表示させる。
【0031】
次に、図9に示す表示態様について説明すると、この図9において、800は陰極線管11で表示される画面全体を示し(ここでは画面800のアスペクト比を16:9とする)、この画面800の左側にアスペクト比16:9の親画面801を表示させると共に、右側にアスペクト比4:3の複数の子画面802,803‥‥810を表示させる。そして、親画面801で、チューナの受信チャンネルを固定させた完全な動画としての画像を表示させる。また、各子画面802〜810で表示させる画像として、チューナの受信チャンネルを順次変化させた擬似動画としての画像を表示させる。そして、各子画面802〜810に、それぞれ個別に色が設定された枠を付加する。
【0032】
ここまでの説明では、メモリコントローラ23に映像データを供給する系統が2系統(即ち2個のデコーダ21a,21bと2個のアナログ/デジタル変換器22a,22b)である場合について説明したが、3系統以上ある場合には、同時に3組の動画を表示させたり、或いは2組の動画と、複数の擬似動画とを同時に表示させることができるようになる。次に、図10にこの場合の例を説明すると、図10において、900は陰極線管11で表示される画面全体を示し、この画面900の左上にアスペクト比4:3の親画面901を表示させると共に、右上にアスペクト比4:3の子画面902を表示させ、さらに下側にアスペクト比16:9の4個の子画面903,904,905,906を表示させる。そして、親画面901で、チューナ4の受信チャンネルを固定させた完全な動画としての画像を表示させる。また、子画面902で何れかの外部入力端子9a〜9cに得られる映像信号に基づいた画像を完全な動画として表示させる。さらに、4個の子画面903,904,905,906で、チューナ5の受信チャンネルを順次変化させた擬似動画としての画像を表示させる。そして、各子画面902〜906には、それぞれ個別に色が設定された枠を付加する。
【0033】
なお、以上説明したそれぞれの例で示す表示態様での親画面や子画面は、チューナで受信した映像を表示させるようにしたが(図10の例を除く)、何れかの外部入力端子9a〜9cに得られる映像信号に基づいた画像を親画面や子画面として表示させるようにしても良い。
【0034】
また、このテレビジョン受像機での音声の再生系については説明しなかったが、通常は親画面として表示された画像に対応した音声を再生させるようにすることが考えられるが、他の音声を再生させるようにしても良い。
【0035】
また、上述実施例では子画面などに枠を表示させる場合、この枠の色で区別をつけるようにしたが、輝度の変化など他の要因で区別をつけるようにしても良い。また、子画面だけを複数並べて表示させる場合には、この子画面の解像度を向上させることができる。以下、この子画面の解像度を向上させる場合の構成について説明する。
【0036】
ここでは、陰極線管11に2組の画像を縮小して同時に並列表示する場合について説明する。まず、図1のテレビジョン受像機において、スイッチ回路8に供給される映像信号(チューナ4,5の出力と端子9a,9b,9cの出力)の中から、中央制御装置6の制御に基づいて2系統の映像信号を選択して、選択されたそれぞれの映像信号をデコーダ21a,21bに供給するようにしてある。各デコーダ21a,21bでは、供給される映像信号を輝度信号とクロマ信号とに復調し、復調された輝度信号及びクロマ信号を、それぞれのアナログ/デジタル変換器22a,22bに供給してデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータをメモリコントローラ23に供給する。また、各デコーダ21a,21bに供給される映像信号より抽出した同期信号を、メモリコントローラ23に供給する。
【0037】
このメモリコントローラ23には、デジタルデータ化された映像信号を記憶するフレームメモリ24が接続され、中央制御装置6からの指令に基づいたメモリコントローラ23の制御で、アナログ/デジタル変換器22a,22bから供給される2系統の映像データを記憶させる。この場合、メモリ24に書込まれるそれぞれの系統の映像データとしては、各水平ラインを構成するデータを、1ドットずつ間引いて1/2のドット数にするが、水平ライン数自体は間引かない(即ち全ての水平ラインのデータを記憶させる)。なお、2系統の映像データの記憶状態としては、一方のアナログ/デジタル変換器22aから供給される映像データを、メモリ24に用意された1枚分の画像が記憶されるエリアの内の左半分の画像が記憶できるエリアに記憶させ、他方のアナログ/デジタル変換器22bから供給される映像データを、右半分の画像が記憶されるエリアに記憶させる。このメモリ24への映像データの書込みは、1フィールド周期で連続的に行われる。
【0038】
そして、メモリ24に記憶された2組の映像データを、1フィールド周期で連続的に読出してデジタル/アナログ変換器25に供給し、アナログの輝度信号及びクロマ信号とする。そして、この読出された輝度信号及びクロマ信号を、受像処理回路10に供給し、受像用の処理を行ってRGB信号とし、このRGB信号を陰極線管11に供給し、陰極線管11に画像を表示させる。
【0039】
そして、このときには中央制御装置6から垂直偏向回路13に制御信号を供給して、垂直偏向コイル14Vによる受像画像の垂直偏向角を、通常時の1/2の偏向角にさせる。また、水平偏向角は通常のままの角度とさせる。
【0040】
このように構成することで、メモリ24を臨む回路を使用した縮小画像表示として、図11に示すような表示が行われる。即ち、陰極線管11の画面11aの中央の左半分11Lに、スイッチ回路8で選択された一方の映像信号による画像が、通常の1/2の大きさ(面積で1/4)で表示されると共に、右半分11Rに、スイッチ回路8で選択された他方の映像信号による画像が、通常の1/2の大きさで表示される。
【0041】
ここで、本例においては縮小表示される画像の垂直方向の解像度が、画面全体に表示された場合とほぼ同様の良好なものになる。この点について図12を用いて説明すると、まずメモリ24への映像データの記憶状態としては、例えば図12のAに示すように、アナログ/デジタル変換器22a,22bが出力する映像データによる1フィールドの画像が、水平方向8ドット×垂直方向6ドットの48ドットで構成されていると仮定する(ここでは説明を簡単にするためにドット数を最小限の数としてある)。このとき、メモリ24に記憶されるデータは、各水平ラインの1ドットずつ間引かれた合計24ドットのデータ(図12のAに数字を付したドットのデータ)である。
【0042】
そして、この24ドットのデータで縮小画像の表示が行われるのであるが、この縮小画像の表示時には垂直偏向コイル14Vによる垂直方向の偏向角が通常時の1/2であるので、図12のBに示すように、各水平ラインの垂直方向の間隔が1/2になり、通常表示時の1/2の幅で6水平ラインが全て表示されることになる。従って、垂直方向の解像度は、画面全体を使用して表示される場合と変わりがない。なお、従来のテレビジョン受像機で1/2の大きさで縮小表示を行う場合を図12のCに参考までに示すと、従来は偏向角を変えないので、水平ライン数が1/2になり、1水平ラインずつ間引かれた表示が行われ、垂直方向の解像度が1/2になってしまう。
【0043】
なお、本例においては2組のチューナ4,5を設けたので、この2組のチューナ4,5でそれぞれ別のチャンネルの選択を行い、この2組のチューナ4,5が出力する映像信号をスイッチ回路8で選択してメモリ24側に供給するようにすれば、異なる2つのチャンネルの画像を図11に示すように並べて表示させることができる。また、何れか一方或いは両方に表示される画像を、外部入力端子9a〜9cに得られる映像信号による画像とすることもできることは勿論である。
【0044】
さらに、ここでは1/2に縮小して2組の画像を並列表示させるようにしたが、3組以上の画像を同時に表示させるようにしても良い。この場合、縮小率を1/2以外に変化させたときには、垂直偏向角も対応させて変化させる必要がある。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、陰極線管に表示される画像の縮小率に比例して垂直偏向角を圧縮させることで、表示される画像の水平ライン数は変化がなく、垂直解像度が低下せず、縮小表示された画像中の文字などの確認が良好にできるようになる。
【0046】
この場合、複数の映像信号をメモリに記憶させて、それぞれの画像を同時に縮小表示させることで、複数の画像がそれぞれ高い解像度で表示されるようになる。
【0047】
さらに、メモリへの映像信号の書込みを1フィールド周期で行うことで、縮小表示される画像が、リアルタイムで変化する通常の画像と同様な良好な動画になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図3】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図4】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図5】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図6】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図7】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図8】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図9】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図10】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図11】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図12】一実施例による縮小画像のデータ構成を示す説明図である。
【図13】従来の表示例を示す説明図である。
【図14】従来の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機
6 中央制御装置(CPU)
9 スイッチ回路
11 陰極線管
12 水平偏向回路
13 垂直偏向回路
14H 水平偏向コイル
14V 垂直偏向コイル
23 メモリコントローラ
24 メモリ
100,200,300‥‥900 画面
101,201,301‥‥901 親画面
102〜104,202〜204,302〜309,402〜409,502〜505,602〜610,702,802〜810,902〜906 子画面
112,113,114 枠
Claims (2)
- 複数の映像信号の中から選択された2つの映像信号を陰極線管の表示面上に主画像、子画像として1/n(但し1<n)に縮小して同時に表示できるテレビジョン受像機であって、
前記2つの映像信号をデジタルデータ化した2つの映像データを記憶するフレームメモリと、
前記2つの映像信号をデジタルデータ化した2つの映像データを、それぞれ垂直方向の間引き処理は行わず、各水平ラインのデータを1/nに圧縮するための間引き処理を行ない、1つの合成映像データとして前記フレームメモリに1フィールド周期で連続的に書き込み、前記合成映像データを前記表示面に表示するための映像データとして前記フレームメモリから1フィールド周期で連続的に読み出すフレームメモリコントローラと、
前記陰極線菅の表示面に前記映像データを表示するとき、垂直偏向角を通常時の1/nの偏向角にさせる垂直偏向手段と、
前記フレームメモリコントローラと垂直偏向手段を制御する制御手段と
を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 前記選択された2つの映像信号はお互いに異なるアスペクト比の異なる放送方式の映像信号であることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
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