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JP3317331B2 - プラテンギャップ自動調整装置 - Google Patents

プラテンギャップ自動調整装置

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JP3317331B2
JP3317331B2 JP01337697A JP1337697A JP3317331B2 JP 3317331 B2 JP3317331 B2 JP 3317331B2 JP 01337697 A JP01337697 A JP 01337697A JP 1337697 A JP1337697 A JP 1337697A JP 3317331 B2 JP3317331 B2 JP 3317331B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • B41J25/3082Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the print head carriage, e.g. for rotation around a guide bar or using a rotatable eccentric bearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、プラテンと印字
ヘッドとのギャップを記録媒体の厚みに応じて自動的に
調整する技術、より詳細には装填された記録媒体の厚み
を判定して最適なギャップに調整する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッド、特にインクリボンを介して
記録媒体にワイヤを打撃して印字するワイヤドット型記
録ヘッドにおいては、高速印字を図るためにワイヤの打
撃ストロークを可及的に小さくする必要がある。一方、
ワイヤドット型記録ヘッドは、機械的強度が大きく、し
かも複写材を介することによりコピー印刷が可能である
ため、媒体に使用される記録媒体の種類が多く、記録ヘ
ッドのドット形成面と記録媒体との距離が他の形式のプ
リンタの場合に比較して大きく変化る。
【0003】このため、ワイヤドット型記録ヘッドを搭
載したプリンタは、通常プラテンと記録ヘッドとの相対
ギャップ長を調整するための機構を備えているが、記録
媒体の厚みに対応して最適なギャップ長に調整するには
熟練を要するばかりでなく、作業が面倒であるという問
題を抱えている。
【0004】このような問題を解消するために、例えば
特公平4-14634号公報に示されたように、キャリッジを
プラテンに垂直な方向に進退させるステップモータと、
ステップモータによるキャリッジの移動に伴ってパルス
信号を発生するエンコーダと、エンコーダからのフィー
ドバックパルス信号を処理する制御部とを備え、記録ヘ
ッドをプラテン側に移動させた時、記録ヘッドが記録媒
体に当接してステップモータが脱調し始めたことをエン
コーダの信号から検出し、基準位置から脱調を起こすま
でのキャリッジの移動量に基づいて記録媒体の厚みを求
め、このデータに基づいてプラテンとキャリッジとの相
対位置、つまりプラテンギャップを自動的に調整するよ
うにしたプリンタが提案されている。
【0005】この装置によれば、プラテンギャップを記
録媒体に対応して自動的に調整できるものの、記録ヘッ
ドが無用に強い力で記録媒体に押し付けられるため、記
録ヘッドの破損やまた記録媒体に汚れが生じるという問
題がある。
【0006】このような問題を解消するため、特開平7-
156503号公報に見られるように、キャリッジをプラテン
面に垂直な方向に移動させるステップモータと、キャリ
ッジのプラテン軸の垂直方向への移動量に比例した個数
のパルス信号を出力する移動量検出手段と、キャリッジ
を基準位置からプラテン方向ヘ移動させ、移動量検出手
段からのパルス信号のパルス幅の変化から記録ヘッドが
プラテン面に当接したことを検知する当接判定手段とを
備えたプラテンギャップ調整装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これによれば、キャリ
ッジを記録媒体に必要最小限の力で圧接させるだけで記
録媒体の厚さを正確に測定できるため、記録ヘッドの破
損や記録媒体の汚れを防止することができるものの、必
要最小限の圧力で記録ヘッドをプラテン表面の記録媒体
に接触させる関係上、長時間の使用によりキャリッジの
ガイド部材への紙粉等の侵入に起因して負荷抵抗が変動
した場合には、記録ヘッドと記録媒体との当接時点の判
定にミスが生じるという問題がある。本発明はこのよう
な問題に鑑みてなされたものであってその目的とすると
ころは、必要最小限の力でキャリッジを記録媒体に圧接
させて、ヘッドの破損や汚染を防止しつつ、キャリッジ
のプラテン方向への負荷変動による当接位置判定の誤差
を可及的に小さくすることができるプラテンギャップ自
動調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、記録ヘッドを搭載するキャ
リッジをプラテンの面に垂直な方向に移動させるステッ
プモータ、前記キャリッジの移動量に一致した個数で一
定パルス幅のパルス信号を出力する移動量検出手段、前
記キャリッジを基準位置から前記プラテン方向ヘ移動さ
せたときの前記パルス信号のパルス幅を検出するパルス
幅検出手段、前記プラテンに記録媒体を装填しない状態
で前記キャリッジを移動させたときの、前記プラテンの
位置に対応する前記パルス信号のパルス幅に関する基準
データを格納する記憶手段、前記プラテンに記録媒体を
装填した状態で前記キャリッジを移動させたときの前記
パルス幅検出手段からの前記パルス信号と、前記記憶手
段に格納されている前記プラテンの当該位置における前
記パルス信号のパルス幅との差分を算出する差分演算手
段、前記差分の変化に基づいて前記記録ヘッドの前記プ
ラテン面への当接位置を検知する当接判定手段、及び前
記基準位置と前記当接判定手段により判定した当接位置
との距離により前記記録媒体に厚みを、前記パルス幅検
出手段のパルス信号に基づいて検出し、前記厚みに対応
するように前記ステップモータにより前記キャリッジと
前記プラテンとの相対間隙長を制御する制御手段を備え
るようにした。
【0009】
【作用】プラテン方向へのキャリッジの抵抗を移動量検
出手段のパルス信号の幅の変化として検出し、プラテン
ギャップ調整時にこの抵抗によるパルス幅の変化分を差
し引いて、記録ヘッドがプラテン面に接触したことによ
る移動量検出手段のパルス幅の変化だけを検出する。
【0010】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は本発明が適用さ
れるシリアルプリンタにおけるプラテンと記録ヘッドと
の相対間隙長を調整する機構を、また図2は、プラテン
軸方向の構造を示すものであって、図中符号1は、イン
パクトワイヤ式の記録ヘッド2が搭載されたキャリッジ
で、偏心状態で回動可能に基台に取り付けられたガイド
軸3、及び固定ガイド軸4に設けられ、図中矢印Aで示
す方向に移動可能とされ、プラテン5との相対間隙長G
をガイド軸3の回動量により任意に調整可能に構成され
ている。
【0011】またキャリッジ1は、タイミングベルト9
を介してキャリッジモータ6、この実施例では直流モー
タに接続されていて、ガイド軸3により調整されたギャ
ップGを維持して図中矢印Bで示すプラテン軸の方向に
往復移動できるように構成されている。
【0012】10は、前述のガイド軸3を回動させるス
テップモータで、この実施例では2−2相励磁される4
8極のステップモータで、例えば定速走行時に周期3.
5ミリ秒で出力される駆動パルス信号で駆動され、減速
歯車11を介してガイド軸3の被駆動車12に接続され
ている。ステップモータ10の軸13には、一定幅のパ
ルス信号を回転角に比例する数だけ出力する第1のエン
コーダ14の符号板15が取り付けられている。この符
号板15の符号パターンは、図4に示したようにステッ
プモータ10の1相駆動に同期して符号検出器16から
1パルス幅の信号出力できるように設定されている。
【0013】18は、エンド位置検出手段で、キャリッ
ジ1がプラテン5から最も後退してホームポジション、
つまり基準位置に到達したときに信号を出力するように
位置決めされており、この実施例ではマイクロスイッチ
が使用されている。
【0014】キャリッジ1を主走査方向に駆動する部
材、この実施例ではタイミングベルト9のアイドルロー
ラ20には、符号板22が固定され、この符号板22を
検出する符号検出器24とからなる第2のエンコーダ2
5が設けられている。
【0015】26は、制御装置で、エンコーダ14及び
エンド位置検出器18からの信号を受け、ステップモー
タ10を後述するフローチャートで示す動作を行わせる
ように制御するものである。
【0016】図3は、前述の制御装置26の一実施例を
示すものであって、図中符号30は、モータ駆動手段
で、キャリッジ1をプラテン5の面に対して垂直な方向
に移動させるようにステップモータ10を駆動するもの
である。31はパルス幅検出手段で、1相分の駆動が行
なわれる毎にエンコーダ14から出力するパルス信号の
パルス幅T1、T2、T3‥‥Ti(図4)を検出し、所定
の個数、例えば4個分の平均値を求めるとともに、正常
に駆動された場合、つまり負荷の作用を受ける個と無く
駆動された場合のエンコーダ14からのパルス信号の所
定個数分の時間T0との差分tnを出力するものである。
【0017】32は、書込手段で、キャリッジ1の基準
位置からの相対座標をエンコーダ14からのパルス信号
の個数により検出し、予め定められた位置でのパルス幅
検出手段31の信号tnをメモリ33に格納させるもの
である。34は、差分検出手段で、エンコーダ14から
の信号によりキャリッジ1の基準位置からの相対座標を
検出して、この位置におけるメモリ33のパルス幅tn
とエンコーダ14からのパルス信号に基づいてパルス幅
検出手段31から出力される信号tn’との差分を算出
するものである。
【0018】35は、当接判定手段で、差分検出手段3
4からの信号tn'の時間幅が或一定時間TPを超えた時
点を当接点として判定して後述する用紙厚み算出手段3
6に信号を出力するものである。
【0019】36は、用紙厚み算出手段で、エンド位置
検出器18からの信号によりエンコーダ14からのパル
ス信号の計数を開始し、また当接判定手段35からの信
号により計数動作を停止して、カウントされたパルス信
号の数に基づいて記録媒体の厚みを算出するものであ
る。
【0020】37は、モータ制御手段で、プラテンギャ
ップを調整するためにステップモータ10を制御すると
ともに、図示しない記録媒体のローデングスイッチが押
下されたことにより、位置検出器11から信号が出力す
るまでキャリッジ1をプラテン4から離れる方向に移
動、つまり後退させて基準位置にセットし、ついでキャ
リッジ1をプラテン方向に移動させて、厚み検出後には
装填された記録媒体に最適なギャップを形成するまでキ
ャリッジ1を後退させるようにステップモータ10を駆
動させるものである。
【0021】次にこのように構成した装置の動作を図5
乃至図8のフローチャートに基づいて説明する。 [初期化処理]図示しないプリンタの電源スイッチが投
入されると(図5 ステップ イ)、制御手段37は、
ステップモータ10を時計方向(CW)に所定数、たと
えば4パルス分回転させてキャリッジ1を微小量キャリ
ッジ方向に前進移動させ(図5ステップ ロ)、ついで
反時計方向(CCW)に所定数、例えば4パルス分回転
させてキャリッジ1を元の位置に後退させて(図5 ス
テップ ハ)減速歯車11でのバックラッシュを除去す
る。
【0022】ついで、単票紙、及び連続紙がプラテンに
装填されているか、否かを検知して(図5 ステップ
ニ、ホ)、装填されている場合にはこれらを排紙し(図
5ステップ ヘ、ト)、エンド位置検出器18の信号の
有無、つまりキャリッジ1が基準位置まで後退してる
か、否かを検出する(図5 ステップ チ)。キャリッ
ジ1が基準位置にセットされていない場合にはステップ
モータ10を時計方向に50パルス分回転させる(図5
ステップ ヌ)。
【0023】そしてステップモータ10を反時計方向
(CCW)に50パルス分回転させてキャリッジ1を移
動させて、エンド位置検出器18からの信号の有無を確
認する(図5 ステップ オ)。なお、このような操作
を100パルス分行なってもエンド位置検出器18から
信号が出力されない場合には、エラー処理を行う(図5
ステップ カ)。
【0024】[基準位置出し処理]初期化処理が終了し
てキャリッジ1がエンド位置検出器18に当接している
状態で、ステップモータ10を反時計方向(CCW)に
1パルス分ずつ回転させる(図6 ステップ イ)。こ
の操作によりエンド位置検出器18から信号が出力した
時点で(図6 ステップ ロ)、ステップモータ10を
時計方向(CW)に1パルス分回転させ(図6 ステッ
プ ハ)、用紙厚み算出手段36に基準値となる値、例
えば550を格納させて基準位置となる座標値を格納す
る(図5 ステップ ニ)。
【0025】[経路誤差検出処理]基準位置の決定が終
了した段階で、ステップモータ10に駆動パルス信号を
出力してキャリッジ1をプラテン5の方向に前進させ、
キャリッジ1の移動に伴ってエンコーダ14から1つの
パルス信号が出力される度に用紙厚み算出手段36に格
納されている基準値(550)をエンコーダ14からの
パルス信号に一致して減算させ(図7 ステップ
イ)、さらにエンコーダ14から1つのパルス信号が出
力される度にそのパルス幅Tiを検出する(図7 ステ
ップ ロ)。
【0026】パルス幅検出手段31は、エンコーダ14
から連続して所定数N、例えば4つの信号が出力された
時点で(図7 ステップ ハ)、これらの平均値、 (Ti-3+Ti-2+Ti-1+Ti)/4 を算出し、基準の値T0を減算して遅延時間tnとして出
力する。書込み手段32は、エンコーダ14により検出
されるキャリッジ1の基準位置からの現在の相対位置に
一致させてこの遅延時間tnをメモリ33に格納する
(図7 ステップニ)。
【0027】以下、上述のステップ(ロ)〜(ニ)を繰
返す(図7 ステップ ホ)。これにより、図9におい
て符号Aにより示したように 基準位置からプラテン5
の近傍に至る各位置でのエンコーダ14からのパルス信
号のパルス幅の変化、つまり遅延時間t1、t2、t3‥
‥tnがメモリ33に格納される。
【0028】一方、当接判定手段35は、パルス幅検出
手段31から遅延時間tnが出力される度に、直前の遅
延時間tn-1との差分Δt=tn−tn-1を算出する(図
7ステップ ト)。このようして記録ヘッド2の先端が
プラテン5に接触すると、ステップモータ10への駆動
パルス信号の供給にもかかわらず、キャリッジ1の移動
がほとんど停止して差分Δtの値が基準値Tpを超える
(図7 ステップト)。このため、当接判定手段35か
ら信号が出力するから、モータ制御手段30はキャリッ
ジ1をホームポジション側に後退させる。
【0029】[プラテンギャップ調整処理]記録媒体を
装填すべく図示しないローデングスイッチの操作等によ
り給紙が終了すると(図8 ステップ イ)、キャリッ
ジ1を移動制御して、キャリッジ1を印字領域に移動さ
せ、前述の基準位置出し処理を行う。
【0030】ステップモータ10に駆動パルス信号を出
力してキャリッジ1をプラテン5の方向に移動させ、ま
た用紙厚み算出手段36は、エンコーダ14のパルス信
号により予め格納されている数550を減算する(図8
ステップ ロ)。このキャリッジ1の移動に伴ってエ
ンコーダ14から1つのパルス信号が出力される度にそ
のパルス幅Tiを検出する(図8 ステップ ハ)。エ
ンコーダ14から連続して所定数N、例えば4つの信号
が出力された時点で(図8 ステップ ハ)、これらの
平均値、 (Ti-3+Ti-2+Ti-1+Ti)/4 を算出し、この平均値からパルス幅の基準値T0を減算
する。差分検出手段34は、メモリ33に格納されてい
るこの位置での遅延時間tnを減算して、キャリッジ1
のプラテン方向への移動経路の、摩擦等による負荷変動
分を除去した遅延時間tn'を算出する(図8 ステップ
ホ)。
【0031】このようにメモリ33に初期化処理の工程
で予め格納されている遅延時間tnを用いて当接判定工
程におけるエンコーダ14のパルス信号を減算処理する
ことにより、図9において符号Aで示すパルス幅検出手
段31の信号tnから、移動の過程での摩擦等に起因す
る時間遅れの成分(図中ハッチングで示す分)が除外さ
れ、符号Bで示すようにキャリッジ1の移動経路の負荷
抵抗変動に起因する誤差が除去された遅延時間tn’を
得ることができる。
【0032】このようにして新たな遅延時間tn'が検出
される度に(図8 ステップ ヘ)、当接判定手段35
は、直前の遅延時間tn-1'との差分Δt=tn'−tn-1'
を算出する(図8 ステップ ト)。記録ヘッド2がプ
ラテン5に装填されている記録媒体に接触すると、エン
コーダ14からのパルス信号のパルス幅が長くなり、差
分検出手段34からの差分Δt’が当接判定のための基
準値Tpを超えるから(図8 ステップ チ)、当接判
定手段35から信号が出力する。
【0033】用紙厚み算出手段36は、この時点におけ
るカウント値と基準位置として格納した基準値(55
0)との差から用紙の厚みを算出する(図8 ステップ
リ)。これにより、図9に示したようにエンコーダ1
4からのパルス信号が、基準値より所定時間、この実施
例では470ナノ秒長くなる負荷を受けた時点を当接位
置と判定するので、たとえキャリッジ1に紙粉等が付着
して臨時的に負荷変動が生じても、検出誤差ΔGを排除
した位置を当接時として判定することができる。また、
この時点では、ステップモータ10が脱調する以前であ
るから、記録媒体に大きな圧力が作用しておらず、した
がって、記録媒体を汚染したり、また記録ヘッドが破損
するような事態には至らない。
【0034】当接位置が検出できた段階で、制御手段3
6は、ステップモータ10を駆動してキャリッジ1をプ
ラテン5から所定位置まで後退させてから、算出された
記録媒体の厚みに基づいてこの記録媒体に最適なプラテ
ンギャップとなるようにキャリッジ1をプラテン側に移
動させて、プラテン方向への移動を阻止する(図8ステ
ップ ヌ)。
【0035】この状態で印刷が開始されると、キャリッ
ジ1は、今設定されたプラテンギャップを維持しなが
ら、キャリッジ駆動モータによりプラテンの軸方向に往
復移動され、また記録ヘッドは印字信号を受けて記録媒
体にドット形成素子であるワイヤを図示しないインクリ
ボンの上から打ち付けて印刷を実行する。そして、記録
媒体を変更する場合には、前述の工程を経て当該記録媒
体に適したプラテンギャップを設定する。
【0036】なお、上述の実施例においては、基準位置
からプラテン5近傍までの時間遅れデータを逐次、メモ
リに格納するようにしているが、図10に示したように
基準位置からの相対位置が明確な小数の位置点P1、P
2、P3‥‥Pnでの遅延時間tp1、tp2、tp3‥‥tp
nを測定し、これらの相対位置pnと当該遅延時間tpnと
に基づいてキャリッジ1のプラテン方向への時間遅れを
表す関数tp=F(Pn)を求め、プラテンギャップ調整
工程においてこの関数F(Pn)から各位置での遅延時
間を発生させて補正するようにしても同様の作用を奏す
る。
【0037】図11は、上述した実施例を示すものであ
って、図中符号40は、関数誘導手段で、基準位置から
の相対位置が明確な複数の点P1、P2、P3‥‥Pn
での遅延時間tp1、tp2、tp3‥‥tpnをパルス幅検出
手段31から受けて、キャリッジ1のプラテン方向への
時間遅れを表す関数F(Pn)を誘導し、この関数をメ
モリ41に書き込むものである。符号42は、差分演算
手段で、パルス幅検出手段34からの遅延時間tn’
と、メモリ41の関数F(Pn)から求められた現在位
置での補正分tnとの差分を算出して当接判定手段35
に出力するものである。
【0038】このような構成によれば、プラテンギャッ
プ調整工程におけるパルス幅検出手段34により検出さ
れたエンコーダ14のパルス幅を、メモリ41に格納さ
れているデータ量の少ない関数F(Pn)に基づいて移
動経路の摩擦分を正確に相殺できるため、各点のデータ
を逐次記憶する前述の実施例に比較してメモリ41に格
納すべきデータ量を減少させることができて、記憶容量
の小さな記憶手段を使用することができる。
【0039】また、このようにして得られた負荷量を表
す関数F(Pn)は、無負荷での走行状態、記録媒体に
当接して記録媒体の弾性に抗して移動を開始した状態、
及び記録媒体を限界まで圧縮してプラテン等の機構部を
弾性変形させた状態で、その勾配が大きく変化する。す
なわち、基準点からプラテンに当接するまではガイド部
材との摩擦力による負荷であるから、略平坦であり、ま
た記録媒体に接触した最初はプ記録媒体の弾性により支
配される負荷となるから記録媒体の弾性計数に応じた略
直線状に増加し、移動が進むんで記録媒体の圧縮変形が
限界に達すると、プラテン等の機構部が弾性変形させる
ための負荷が作用する。
【0040】したがって、プラテンギャップ調整時にも
同様の手法により、基準位置から複数の点P1、P2、
P3‥‥Pnでの遅延時間tp1、tp2、tp3‥‥tpnを
関数F(Pn)により補正した後、これを同様の手法に
より関数F’(Pn)を求め、この関数F(Pn)を微
分することにより、図10に示したように比較的大きな
2つの変曲点H1、H2を得ることができる。したがっ
て、この変曲点に基づいて記録ヘッドの状態、つまり記
録ヘッドが単に空走行している状態か、記録媒体に接触
して主に記録媒体だけを圧縮している状態か、さらには
記録媒体を限界まで圧縮して機構部の弾性変形が生じ始
めた状態かのを判定することが可能となるから、記録媒
体を限界まで圧縮したときの変曲点H2を当接点として
判断するようにしても、この時点では、パルスモータ1
0に脱調を招くほどの圧力が記録媒体には作用していな
いから、記録媒体を汚染したり、また記録ヘッドに損傷
を与えることなく、当接点を検出することが可能とな
る。
【0041】なお、上述の実施例においては、記録媒体
を装填していない状態と記録媒体を装填した状態とにお
ける前後の遅延時間tn'の差分Δt=tn'−tn-1'を基
準値Tpと直接比較して、記録ヘッドが記録媒体に当接
した時点を検出するようにしているが、図9に示したよ
うに当接判定手段35により各点での差分Δt=tn'−
tn-1'を積分させて、この積分値Cが基準値を以上とな
った時点を当接時点と判定することにより、たとえ図7
に示した経路誤差検出処理の後に、経路に塵埃等が付着
してキャリッジ移動経路の移動抵抗が突発的に変動した
としても、この抵抗の変動分を平均化により吸収するこ
とができて、当接位置判定の誤差を最小限に抑えること
ができる。
【0042】ところで、ステップモータ10は、通常同
数の極数、例えば48極の突極を備えた固定子と、回転
子とを有し、固定子に所定数の駆動パルスを供給する
と、フィードバック制御を必要とすることなく駆動パル
スの数に一致した極数分だけ回転子を回動させて各極の
安定点で停止させることができるものの、各極毎の安定
点の位置のバラつきや、回転子の回転軸に対する偏心等
等により周期的な速度変動が伴い、またエンコーダ14
の符号盤に形成されるスリットや、符号要素も必ずしも
高い寸法精度で形成されているとは言えない。
【0043】このため、たとえステップモータ10に外
力を与えることなく、定速回転させたとしても、各極に
移動したときにエンコーダ14から出力されるパルス信
号は、その幅が図12(イ)に示したように大きくはス
テップモータ10の速度変動に起因する正弦波状のうね
りと、図12(ロ)に示したようにエンコーダの符号要
素の寸法のバラつきに起因する時間誤差とが重畳して、
図12(ハ)に示したような信号となり、当接位置の判
定に誤差を生じる虞がある。
【0044】図13は、このような問題に対処するため
の一実施例を示すものであって、図中符号50は、パル
ス幅補正手段で、当接位置検出や、またプラテンギャッ
プ調整時に、ステップモータ10が回転を開始し、加速
領域を通過した後、各極への移動に際してオーバシュー
トが生じない状態、つまり定速走行領域に移った時点
で、エンコーダ14から順次出力されるパルス信号のパ
ルス幅を検出し、これをエンコーダ14の符号盤の符号
位置、またはステップモータ10の各極に対応させてパ
ルス幅データD1、D2、D3‥‥D47、D4として
後述するパルス幅記憶手段51に格納する。
【0045】そしてステップモータ10が1回転、この
実施例では48極分を回転した後は、エンコーダ14か
ら検出信号であるパルス信号が出力する度に、対応する
パルス幅データD1、D2、D3、‥‥、D47、D4
8をパルス幅記憶手段51から読み出すものである。
【0046】図中符号51は、少なくともステップピン
グモータ10の極数、またはエンコーダ14の符号盤の
符号数と同数のアドレスを備えた前述のパルス幅記憶手
段で、図14に示したように好ましくはステップモータ
10の極数と同数の記憶エリアを備えたメモリを循環的
に読み書きできるように構成されている。なお、パルス
幅データを格納する際には、検出されたパルス幅D1、
D2、D3、‥‥、D47、D48から、一定の値D0
を差し引いた差分D1−D0、D2−D0、D3−D
0、‥‥D47−D0、D48−D0を格納すると、デ
ータ量を少なくすることができる。
【0047】この実施例において、前述の基準位置出し
処理を終了して、ステップモータ10に駆動パルス信号
を出力してキャリッジ1をプラテン5の方向に前進さ
せ、ステップモータ10の回転が加速工程が終了して定
速走行に移った段階、例えば30パルス分程度の回転が
終了した段階で、パルス幅補正手段50は、モータ駆動
手段30から駆動パルスが1つ出力される度に、エンコ
ーダ14からの信号を検出し、そのデータをパルス幅記
憶手段51に格納する。
【0048】エンコーダ14の1回転分のパルス信号の
パルス幅の採取が終了した段階で、図7に示す経路誤差
検出処理を実行し、パルス幅検出手段31は、エンコー
ダ14から出力される各パルス信号の幅を、パルス幅記
憶手段50に格納されているパルス幅D1、D2、D
3、‥‥、D47、D48、または一定の値D0との差
分D1−D0、D2−D0、D3−D0、‥‥D47−
D0、D48−D0に基づいてパルス幅補正手段50に
より補正を受けながら検出する。このような補正を行う
ことにより、第n回転以降からは図14において曲線D
として示したようにパルスモータ10やエンコーダ14
の変動要素に起因するうねり分が除去されたたパルス幅
信号を得ることができる。
【0049】このようにして、経路誤差検出処理が終了
して前述の図8に示したプラテンギャップ調整処理に移
り、かつパルス幅記憶手段51にデータが格納されてい
る領域までキャリッジ1が移動した段階で、パルス幅検
出手段31は、エンコーダ14から出力される各パルス
信号の幅を、パルス幅記憶手段50に格納されているパ
ルス幅D1、D2、D3、‥‥、D47、D48、また
は一定の値D0との差分D1−D0、D2−D0、D3
−D0、‥‥D47−D0、D48−D0に基づいてパ
ルス幅補正手段50により補正を受けながら検出し、エ
ンコーダ14からのパルス幅が当接判定基準値や、また
は直前のパルス幅との差分の積分値が当接判定基準に到
達した場合に、当接位置と判定する。
【0050】これにより、プラテンギャップ調整処理時
には、図15に示したようにプラテンギャップ調整領域
では、ステップモータ10の回転ムラや、エンコーダ1
4のパルス幅のバラつきが除去された、移動経路の負荷
の変動分によるパルス幅の変化分だけの連続線として表
されるデータに基づいてて当接点を検出することがで
き、少なくともステップモータ10やエンコーダ14の
上記誤差要因に起因する誤差を排除することができて、
プラテンギャップを正確に設定することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
記録ヘッドを搭載するキャリッジをプラテンの面に垂直
な方向に移動させるステップモータと、キャリッジの移
動量に一致した個数で一定パルス幅のパルス信号を出力
する移動量検出手段と、キャリッジを基準位置からプラ
テン方向ヘ移動させたときの前記パルス信号のパルス幅
を検出するパルス幅検出手段と、プラテンに記録媒体を
装填しない状態でキャリッジを移動させたときの、プラ
テンの位置に対応するパルス信号のパルス幅に関する基
準データを格納する記憶手段と、プラテンに記録媒体を
装填した状態で前記キャリッジを移動させたときのパル
ス幅検出手段からのパルス信号と、記憶手段に格納され
ている前記プラテンの当該位置におけるパルス信号のパ
ルス幅との差分を算出する差分演算手段と、差分の変化
に基づいて記録ヘッドのプラテン面への当接位置を検知
する当接判定手段と、基準位置と当接判定手段により判
定した当接位置との距離により記録媒体に厚みを、パル
ス幅検出手段のパルス信号に基づいて検出し、厚みに対
応するようにステップモータによりキャリッジと前記プ
ラテンとの相対間隙長を制御する制御手段とを備えたの
で、プラテンギャップ調整時にキャリッジの移動抵抗に
起因するパルス幅の変化を除去できて、経年変化に関わ
りなく、かつ記録媒体の汚染や、記録ヘッドの破損を招
くこと無く、記録ヘッドのプラテン面へ接触時点を正確
に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャリッジ駆動機構の一実施例を示す
図である。
【図2】本発明のシリアルプリンタの一実施例を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図4】同上装置におけるステップモータの駆動信号と
エンコーダからの信号との関係を示す図である。
【図5】同上装置の動作の内、初期化処理の動作を示す
フローチャートである。
【図6】同上装置の動作の内、ホームポジション検出処
理の動作を示すフローチャートである。
【図7】同上装置の動作の内、プラテン面認識処理の動
作を示すフローチャートである。
【図8】同上装置の動作の内、プラテンギャップ調整処
理の動作を示すフローチャートである。
【図9】プラテン面認識処理とプラテンギャップ調整処
理とで検出される時間遅れをキャリッジの位置に対応さ
せて示す線図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す線図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図12】図(イ)(ロ)は、それぞれエンコーダから
出力されるステップモータ1回転分のパルス信号のパル
ス幅の時間的変化の、内ステップモータに起因する成分
だけ、及びエンコーダに起因する成分だけを示す線図で
あり、また図(ハ)は両者の相互作用による変動分を示
す線図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図14】当接判定処理におけるエンコーダの信号か
ら、変動分を除去した後の信号を示す線図である。
【図15】同上装置の動作を示す線図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 記録ヘッド 3 偏心軸 5 プラテン 6 キャリッジモータ 10 ステップモータ 18 エンド位置検出器 14 エンコーダ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを搭載するキャリッジをプラ
    テンの面に垂直な方向に移動させるステップモータ、 前記キャリッジの移動量に一致した個数で一定パルス幅
    のパルス信号を出力する移動量検出手段、 前記キャリッジを基準位置から前記プラテン方向ヘ移動
    させたときの前記パルス信号のパルス幅を検出するパル
    ス幅検出手段、 前記プラテンに記録媒体を装填しない状態で前記キャリ
    ッジを移動させたときの、前記プラテンの位置に対応す
    る前記パルス信号のパルス幅に関する基準データを格納
    する記憶手段、 前記プラテンに記録媒体を装填した状態で前記キャリッ
    ジを移動させたときの前記パルス幅検出手段からの前記
    パルス信号と、前記記憶手段に格納されている前記プラ
    テンの当該位置における前記パルス信号のパルス幅との
    差分を算出する差分演算手段、及び前記差分の変化に基
    づいて前記記録ヘッドの前記プラテン面への当接位置を
    検知する当接判定手段、 前記基準位置と前記当接判定手段により判定した当接位
    置との距離により前記記録媒体に厚みを、前記パルス幅
    検出手段のパルス信号に基づいて検出し、前記厚みに対
    応するように前記ステップモータにより前記キャリッジ
    と前記プラテンとの相対間隙長を制御する制御手段、 からなるプラテンギャップ自動調整装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス幅検出手段が、前記パルス信
    号の連続する複数個分のパルス幅の平均値をデータとし
    て出力する請求項1に記載のプラテンギャップ自動調整
    装置。
  3. 【請求項3】 前記当接判定手段が、前記差分と第1基
    準値とを比較し、前記差分が第1基準値に一致したとき
    を当接位置と判定する請求項1に記載のプラテンギャッ
    プ自動調整装置。
  4. 【請求項4】 前記当接判定手段が、前記差分を積分し
    て積分値を算出するとともに、前記積分値と第2基準値
    とを比較し、前記積分値が第2基準値と一致したときを
    当接位置と判定する請求項1に記載のプラテンギャップ
    自動調整装置。
  5. 【請求項5】 前記当接判定手段が、前記差分の変化状
    態の変極点に基づいて当接位置を判定する請求項1に記
    載のプラテンギャップ自動調整装置。
  6. 【請求項6】 前記プラテンに記録媒体を装填しない状
    態で前記キャリッジを移動させたときの、前記キャリッ
    ジの複数点での前記パルス信号のパルス幅と、前記複数
    点の位置座標から関数を誘導する関数誘導手段を備え、
    前記関数を前記基準データとして前記記憶手段に格納す
    る請求項1に記載のプラテンギャップ自動調整装置。
  7. 【請求項7】 前記基準位置に前記キャリッジの当接を
    検出する位置検出手段と、該位置検出手段からの信号に
    よりクリアされてから所定値をセットされ、前記位置検
    出手段からのパルス信号を加減算する用紙厚み算出手段
    を備えた請求項1に記載のプラテンギャップ自動調整装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ステップモータがキャリッジを定速
    走行させている時点で、前記移動量検出手段から順次出
    力されるパルス信号のパルス幅を検出して1回転分を補
    正データとしてパルス幅記憶手段に格納し、また前記ス
    テップモータの1回転分のパルス幅を検出した後、前記
    位置検出手段から出力される前記パルス信号を順次を前
    記補正データにより補正して前記パルス幅検出手段に出
    力するパルス幅補正手段を備えた請求項1に記載のプラ
    テンギャップ自動調整装置。
  9. 【請求項9】 前記基準位置に前記キャリッジの当接を
    検出する位置検出手段を備え、前記制御手段が、当接判
    定処理の開始に先立って、前記キャリッジを所定量移動
    させて前記位置検出手段から信号が出力された位置を前
    記基準位置とする請求項1に記載のプラテンギャップ自
    動調整装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段が、当接判定処理の開始
    に先立って、前記キャリッジを所定量移動させて前記位
    置検出手段から信号が出力しない場合にエラー処理を行
    う請求項9に記載のプラテンギャップ自動調整装置。
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