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JP3396701B2 - 相対操作量の入力装置 - Google Patents

相対操作量の入力装置

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JP3396701B2
JP3396701B2 JP13257096A JP13257096A JP3396701B2 JP 3396701 B2 JP3396701 B2 JP 3396701B2 JP 13257096 A JP13257096 A JP 13257096A JP 13257096 A JP13257096 A JP 13257096A JP 3396701 B2 JP3396701 B2 JP 3396701B2
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孝之 水木
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0338Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of limited linear or angular displacement of an operating part of the device from a neutral position, e.g. isotonic or isometric joysticks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/008Actuators other then push button
    • H01H2221/012Joy stick type
    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等におけるディスプレーに表示されたカーソル等
を移動させるべく、相対操作量を表す出力データを出力
する相対操作量の入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下パ
ソコンという)のディスプレーに表示されたカーソルを
移動させる相対操作量の入力装置としては、マウスの他
にパソコンと共に持ち運びやすく、しかも移動先で操作
スペースをとらないタッチパッドが知られている。この
タッチパッドは、タブレット、デジタイザなどの動作原
理を利用してタブレットシートの押圧位置を検出し、タ
ブレットシートの押圧移動操作前後の押圧位置の差から
相対操作量を表す出力データを得て、出力するものであ
る。
【0003】しかしながら、この従来のタッチパッド
は、小型化が求められることから、タブレットシートの
押圧面が狭く、連続してカーソルを移動制御する場合に
は、タブレットシートの押圧移動操作を複数回に分けて
操作しなければならなかった。
【0004】この為、本出願人は、タブレットシートの
押圧面が狭くても操作が途切れることのない相対操作量
の入力装置であるポインティングデバイスの発明を特願
平7年206736号で出願した。
【0005】以下、このポインティングデバイス100
を図5乃至図7で説明する。
【0006】図5は、ディスプレー3とキーボード4を
備えたパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)
1を示し、そのキーボード操作面の筺体2にポインティ
ングデバイス100が取り付けられている。
【0007】図6に示すように、ポインティングデバイ
ス100は、鉄板などの剛体板12と、剛体板12に支
持された一対のタブレットシート60、61を備え、タ
ブレットシート60、61上に合成ゴムからなる操作ボ
タン30を積層しているものである。
【0008】この操作ボタン30は、ほぼ正方形のシー
ト状に形成され、その周縁が下方に折り曲げられてタブ
レットシート60、61の周囲に当接するようになって
いる。またこの周縁が、タブレットシート60、61を
支持する剛体板12とパソコン1の筺体2との間に挟持
されて、ポインティングデバイス100が筺体2に取り
付けられると共に、操作ボタン30がタブレットシート
60上に位置決めされる。
【0009】操作ボタン30の平面中央部は、指をのせ
て押圧できる大きさの円柱状となっていて、この円柱状
中央部は、筺体2に矩形状に穿設された窓孔に臨むよう
になっている。操作ボタン30の底面は、球面の一部で
ある突曲面となっていて、図のように操作ボタン30を
押圧しながら傾斜させると、タブレットシート60の押
圧位置が傾斜方向に移動するようになっている。
【0010】このポインティングデバイス100は、タ
ブレットの抵抗接触方式を採用して押圧位置を検出する
もので、タブレットシート60、61の互いに対向する
接触面に均一な抵抗層が被着され、両者は、この対向面
に印刷により形成された絶縁性のドットスペーサ(図示
せず)によって僅かな間隔で離間された状態で、重合さ
れている。
【0011】このタブレットシート60、61の一側の
電極に座標検出電圧を印加し他側の電極を接地すると、
タブレットシート60、61の各位置で電極からの距離
に比例した電位が生じ、電位勾配が形成される。タブレ
ットシート60、61の押圧位置は、その押圧位置での
電位を他方のタブレットシート60、61を介して読み
取り、該読み取り電位から算出するものである。
【0012】図6(b)のように、操作ボタン30の中
央を押し下げると、突曲面の中央がタブレットシート6
0を押圧し、その押圧位置(xn、yn)が基準位置(x
0、y0)として記憶される。
【0013】その後、操作ボタン30を同図(c)のよ
うに傾斜させると、底面が下方に向けて突曲面となって
いるので、タブレットシート60の押圧位置(xn
n)も傾斜方向へ移動する。この新たな押圧位置
(x1、y1)と基準位置(x0、y0)との押圧位置の差
によって相対位置データ(x1−x0、y1−y0)が求め
られ、これに所定の常数C´を乗じて、出力データ(C
´(x1−x0)、C´(y1−y0))が算出される(図
7(b)参照)。
【0014】出力データ(C´(x1−x0)、C´(y
1−y0))がパソコン1へ出力されると、パソコン1の
ディスプレー3に表示されたカーソルは、操作ボタン3
0の傾斜方向と一致するへ移動する。このときのカー
ソル移動量(Oとの距離)は、出力データに含まれる
相対位置データ(x1−x0、y1−y0)すなわち、基準
位置(x0、y0)と押圧位置(xn、yn)との距離に比
例する。従って、図6(d)に示すように、同方向に更
に操作ボタン30を傾斜させ、基準位置から更に離れた
押圧位置(x2、y2)を押圧すると、カーソル移動量
(との距離)は、Oとの距離よりも増加する。つ
まり、操作ボタン30の傾きによって、カーソルの移動
速度を調整することができる。
【0015】基準位置(x0、y0)は、操作ボタン30
の押し下げが解除されるまで記憶され、押圧位置
(xn、yn)が新たに検出される毎に、この基準位置
(x0、y0)と比較して相対位置データが算出される。
【0016】従って、次に操作ボタン30を別の方向
(図7(a)参照)へ傾斜させると、新たに検出した押
圧位置(x3、y3)から(C´(x3−x0)、C´(y
3−y0))が算出され、同図のように、ディスプレー3
に表示されたカーソルは、操作ボタン30の揺動方向と
同一方向にからへ移動する。
【0017】同様に、操作ボタン30をの方向に傾斜
させると、新たに検出した押圧位置(x4、y4)から相
対位置データ(C´(x4−x0)、C´(y4−y0))
が算出され、ディスプレー3のカーソルは、傾斜方向と
同じ方向にからへ移動する。タブレットシート60
の押圧位置(xn、yn)は、周期的に検出され、従っ
て、操作ボタン30をの方向に傾斜させたまま維持す
るだけで、再び同じ相対位置データ(C´(x4
0)、C´(y4−y0))を含む出力データが出力さ
れ、カーソルは、更にからへ移動する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】上述の相対操作量の入力装置100によれ
ば、常に基準位置(x0、y0)と比較した出力データに
よって、カーソルを移動制御するので、タブレットシー
ト60、61の押圧面が狭くても押圧操作を中断させず
に操作することができ、また操作ボタンの傾斜方向と傾
斜角度に対応させて、カーソルを移動制御することがで
きる。
【0020】しかしながら、カーソルの移動速度を増加
させようとする場合に、操作者は、必ずしも操作ボタン
を傾斜するとは限らず、更に強い押圧力を操作ボタンに
加えて操作しようとすることがある。
【0021】例えば、図6(c)に示す押圧位置
(x1、y1)を押圧して方向に移動するカーソルを、
更に速い速度で移動させようとするときには、むしろ操
作ボタンを更に強い押圧力で押圧する。しかしながら、
このように押圧力を加えただけでは、押圧位置(x1
1)自体が変化するものではないので、カーソルの移
動速度は変化しない。従って、このような押圧操作によ
ってカーソルの移動速度を制御することはできず、操作
性に難のある相対操作量の入力装置と認識される問題が
あった。
【0022】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、操作ボタンの傾斜方向と傾斜角
度に対応させてカーソルを移動制御することができると
ともに、操作ボタンの押圧力に応じてもカーソルの移動
速度を制御できる相対操作量の入力装置を提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の相対操作量の
入力装置は、僅かな間隙を隔てて平行に配置された一対
のタブレットシートと、底面がタブレットシートの押圧
面と対向し、押圧しながらいずれかの方向に傾斜させる
ことによってタブレットシートの異なる位置を押圧する
ようにタブレットシート上に配設した操作ボタンと、操
作ボタンの押圧によって一対のタブレットシート間が接
触する位置を、押圧位置(xn、yn)として検出する押
圧位置検出手段と、押圧位置(xn、yn)での接触抵抗
値rPを検出する接触抵抗検出手段と、タブレットシー
トが最初に押圧された位置をすくなくとも押圧が解除さ
れるまで基準位置(x0、y0)とする基準位置設定手段
とを備え、押圧位置(xn、yn)と基準位置(x0
0)との差から求めた相対位置データと、接触抵抗値
Pとから出力データを生成することによって、操作ボ
タンの傾斜方向と傾斜角度を表す出力データを、操作ボ
タンの押圧力に応じて出力することを特徴とする。
【0024】操作ボタンを押圧すると、操作ボタンが始
めにタブレットシートに当接した位置を基準位置
(x0、y0)とする。操作ボタンを、押圧しながらいず
れかの方向に傾斜させると、タブレットシートの異なる
位置が押圧されるので、傾斜方向の別の位置が押圧さ
れ、その押圧位置(xn、yn)と押圧位置(xn、yn
での接触抵抗値rPが検出される。押圧位置(xn
n)と基準位置(x0、y0)との差から求められる相
対位置データは、操作ボタンの傾斜方向と傾斜角度を表
し、出力データは、相対位置データをもとに生成される
ので、操作ボタンの傾斜方向と傾斜角度によって、カー
ソルを移動制御することができる。
【0025】また、出力データの生成に、押圧位置(x
n、yn)での接触抵抗値rPも用いられるので、操作ボ
タンの押圧力を変えて接触抵抗値rPを変えることによ
って、同じ操作ボタンの傾斜方向と傾斜角度であって
も、押圧力に応じた異なる出力データを出力することが
できる。
【0026】請求項2の相対操作量の入力装置は、相対
位置データに、接触抵抗値rPによって定めた補正定数
Cを乗じて、出力データを生成することを特徴とする。
【0027】出力データは、相対位置データに補正定数
Cを乗じて生成されるので、出力データにより制御され
るカーソルの移動量は、補正定数Cに比例する。補正定
数Cは、接触抵抗値rPによって定まるので、操作ボタ
ンの押圧力を変えて接触抵抗値rPを変えることによっ
ても、カーソルの移動速度を制御するができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
相対操作量の入力装置について図面を参照しながら説明
する。なお、上述の従来のタッチパッド100と同一の
構成については、同一の番号を付してその説明を省略す
る。
【0029】図1は、本発明の実施の形態に係る相対操
作量の入力装置であるポインティングデバイス10を示
すもので、合成樹脂で成形されたハウジング5とハウジ
ング5の底面に固着された剛体板7によって、操作ボタ
ン30とタブレットシート60、61(図1では6で表
示)を挟持しハウジング5内に支持している。剛体板7
は、周囲に折り返し片7aを一体に備え、この折り返し
片7aをハウジング5の側面から平面側に沿って折り返
すことによってハウジング5に取り付けている。また、
ハウジング5の底面から突出したボス5aをこの剛体板
7に貫通させた後、加熱溶着することによって、剛体板
7をハウジング底面側に固着している。
【0030】操作ボタン30は、円板状の操作キー30
aとリング状の支持部30bと薄肉の弾性連結部30c
からなり、これらが合成ゴムによって一体に成形されて
いる。操作キー30aは、弾性連結部30cによってハ
ウジング5の円筒孔内に上下動自在に支持され、外力が
加えられていない図1に示す待機状態では、その底面が
タブレットシート6の押圧面に対向するようになってい
る。操作キー30aの平面は、指をのせて押圧しやすい
ように緩やかな凹曲面に形成されている。また、底面
は、球面の一部である突曲面に形成され、後述するよう
に操作ボタン30の操作キー30aを押圧しながら傾斜
させると、タブレットシート60、61の押圧位置が連
続して傾斜方向に移動するようになっている。底面の中
央からは、その周囲の底面から僅かに突出する押圧突起
31が、一体に垂設されている。図1に示す待機状態
で、押圧突起31の先端は、タブレットシート6の押圧
面に近接している。
【0031】一対のタブレットシートを所定間隙を隔て
て重合してなるタブレットシート6は、剛体板7によっ
て底面が支持され、その一辺から引き出された接続部8
は、後述する押圧位置の検出などを行うためのデータ処
理部20(図2参照)に電気接続している。
【0032】図2は、このデータ処理部20の構成を示
す回路図であり、以下、同図の構成を説明しながら、タ
ブレットシート60、61の押圧位置(xn、yn)と押
圧位置(xn、yn)での接触抵抗値rPの検出について
詳述する。
【0033】データ処理部20は、A/Dコンバータ1
4を内蔵した1チップのマイコン11を備え、このA/
Dコンバータ14は、更に3個の入力端子AD1、AD
2、AD3を備え、各入力端子の電位を同時に検出でき
るようになっている。
【0034】マイコン11には、5個の入出力端子RC
HK、IX+、OX-、IY+、OY-が備えられ、各入出
力端子の後段にこれらの端子と内部回路との接続を切り
替える電子スイッチ33〜37が接続されている。各電
子スイッチ33〜37は、マイコン11により個別に動
作し、マイコン11内の内部回路との接続が切り替えら
れるようになっている。
【0035】60と61は、図1のタブレットシート6
を構成する一対のX座標抵抗板とY座標抵抗板であり、
互いに均一に形成された抵抗層を対向させるようにし
て、対向面に印刷されたドット状の印刷スペーサ(図示
せず)によって、僅かな間隙を隔てて重合されている。
【0036】図のように、X座標抵抗板60には、X方
向の両端の2辺に沿って、X+側電極60aとX−側電
極60bが形成され、X+側電極60aは、マイコン1
1のIX+端子と、基準抵抗である可変抵抗RCを介して
RCHK端子に接続し、X−側電極60bは、マイコン
11のOX-端子に接続している。尚、この基準抵抗RC
の抵抗値rCは、後述するペンオン検出、タブレットシ
ート6の接触抵抗値rPの算出等が容易になるように調
整した既知の抵抗値である。
【0037】また、Y座標抵抗板61には、Y方向の両
端の2辺に沿って、Y+側電極61aとY−側電極61
bが形成され、Y+側電極61aは、マイコン11のI
+端子に接続し、Y−側電極61bは、マイコン11
のOY-端子に接続している。
【0038】このように構成されたマイコン11は、接
触抵抗検出モード、X、Y座標検出モードのモードとな
り、タブレットシート6の押圧(ペンオン)と押圧操作
状態を検出している。以下、これらの動作モードについ
て説明する。
【0039】接触抵抗検出モードにおいては、各電子ス
イッチ33〜37を図に示すように動作させ、マイコン
11の各入出力端子を内部回路と接続させている。すな
わち、RCHK+端子は、スイッチ33により電源VCC
と接続し、X座標抵抗板60のX+側電極60aに基準
抵抗RCを介して基準検出電圧VCCを印加している。ま
た、IX+、OX-、IY+の各入出力端子は、スイッチ
34、35、36によりそれぞれA/Dコンバータ14
の入力端子AD1、AD2、AD3に接続し、X座標抵
抗板60のX+側電極60a、X−側電極60b、Y座
標抵抗板61のY+側電極61aの電位を検出するよう
にしている。残るOY-入出力端子は、電子スイッチ3
7により接地端子と接続し、Y座標抵抗板61のY−側
電極61bをGNDレベルとしている。
【0040】図3は、図2の接触抵抗検出モードの等価
回路図である。同図のように、X座標抵抗板60が押圧
されると、押圧位置Pにおいて、X座標抵抗板60から
Y座標抵抗板61に接触抵抗RPを通して電流itが流れ
る。このとき、IX+、OX-、IY+入出力端子には、
それぞれA/Dコンバータ14が接続されているので、
これらの方向に流れる微小電流を無視すれば、基準抵抗
Cと接触抵抗RPには、等しい電流itが流れる。
【0041】従って、その両端の電位差をそれぞれ第1
電位差VA、第2電位差VB、基準抵抗RCの抵抗値を
C、接触抵抗RPの接触抵抗値をrPとすれば、VA/r
C=VB/rPの関係から、rP=rC*VB/VAによっ
て、接触抵抗値rPを検出することができる。
【0042】同図から明らかなように、この第1電位差
Aは既知の基準検出電圧VCCとA/Dコンバータ14
の入力端子AD1の電位V1から、第2電位差VBは、A
/Dコンバータ14の入力端子AD2とAD3との電位
2、V3から求めることができるので、接触抵抗検出回
路31でrP=rC*VB/VAより接触抵抗値rPを算出
することができる。
【0043】この接触抵抗値rPの算出に、このモード
において流れる電流itは影響しない。つまり、抵抗板
間の接触位置(xp、yp)が変化して抵抗板60、61
に流れる電流itが変化しても、電流itと無関係に接
触抵抗値rPを検出できるものであり、接触抵抗値r
Pを、接触位置PのX座標(xp)とY座標(yp)と全
く独立のパラメータとして検出できるものである。従っ
て、タブレットシート6のどの位置を押圧しても、同じ
ようにタブレットシート6を押圧するかぎり接触抵抗値
Pは変化せず、操作ボタン30の押圧力を変えること
によってその押圧位置にかかわらず接触抵抗値rPの大
きさを変えることができる。
【0044】本実施の形態に係るポインティングデバイ
ス10は、常にタブレットシート6の押圧操作状態を検
出するものではなく、この接触抵抗検出モードによって
接触抵抗値rPを監視し、接触抵抗値rPが所定の抵抗値
(ペンオン検出しきい値)以下となったときに、タブレ
ットシート6が押圧されたもの(ペンオン)と判定し、
押圧位置の接触抵抗値rPやX、Y座標検出モードに移
行して押圧位置(xn、yn)を求めるようにしている。
【0045】ペンオン判定は、タブレットシート60が
操作ボタン30により押圧されていないときには、タブ
レットシート61との接触抵抗値rPは無限大である
が、タブレットシート60が押圧されることにより所定
の抵抗値以下に低下することを検出することにより行
う。本実施の形態では、この抵抗値(ペンオン検出しき
い値rTP)を実験値から1KΩと推定し、基準抵抗RC
の抵抗値rCをペンオン検出しきい値rTPと等しい1K
Ωとしている。このように、基準抵抗RCの抵抗値rC
ペンオン検出しきい値rTPに合わせることより、上述の
第1電位差VAと第2電位差VBを単に比較してペンオン
を検出することができる。すなわち、rC/rP=rTP
P=VA/VBであるから、第1電位差VAが第2電位差
B以上となったときに、接触抵抗値rPがペンオン検出
しきい値rTP以下となり、ペンオンと判定できる。
【0046】タブレットシート6の押圧が検出される
と、マイコン11は、次にその押圧位置(xp、yp)で
の接触抵抗値rPを上述のようにrP=rC*VB/VA
ら検出する。基準抵抗RCの抵抗値rCは、既知の1KΩ
であるから、接触抵抗値rPは、第1電位差VAと第2電
位差VBの比によって求められ、表1に示すようにVA
Bの大きさで5段階に区分される。
【0047】
【表1】
【0048】この5段階に区分された接触抵抗値rP
よって、後述する補正定数Cが決定される。VA/VB
補正定数Cの関係を示すテーブルは、マイコン11に接
続されたROM16に記憶されている。
【0049】ペンオンが検出され、接触抵抗値rPが検
出されると、マイコン11は、X、Y座標検出モードに
移行し、タブレットシート6の接触位置(押圧位置)を
検出する。押圧位置PのX、Y座標検出は、X座標抵抗
板60とY座標抵抗板61に交互に電位勾配を形成する
ことにより行う。すなわち、X座標検出モードにおいて
は、電子スイッチ34によりIX+入力端子を電源VCC
と接続し、IX+入力端子からX座標抵抗板60のX+
側電極60aに基準検出電圧VCCを印加するとともに、
OX-入出力端子を電子スイッチ35により接地させ
て、X座標抵抗板60の他方のX−側電極60bを接地
し、X座標抵抗板60に均一な傾きの電位勾配を形成す
る。
【0050】また、Y座標抵抗板61は、Y−側電極6
1bと接続するOY-入出力端子を電子スイッチ37に
よりオフとし、X座標抵抗板60との接触位置からY座
標抵抗板61に電流が流れないようにするとともに、I
+入出力端子を電子スイッチ36によりA/Dコンバ
ータ14の入力端子AD3に接続し、Y座標抵抗板61
のY+側電極61aから押圧位置Pの電位を検出するよ
うにしている。
【0051】X座標抵抗板60には、均一な傾きの電位
勾配が形成されているので、この入力端子AD3で検出
した電位VxPによって接触位置PのX座標(xP)を計
算して検出することができる。
【0052】X座標を検出した後、同様の方法で、タッ
チパッド7をY座標検出モードとして、Y座標を検出す
る。すなわち、電子スイッチ36、37の動作により、
Y座標抵抗板61のY+側電極61aに基準検出電圧V
CCを印加するとともに、他方のY−側電極61bを接地
し、Y座標抵抗板61に均一な傾きの電位勾配を形成し
ている。また、電子スイッチ34、35の動作により、
X座標抵抗板60のX−側電極60b端子をオフとし、
Y座標抵抗板61との接触位置からX座標抵抗板60に
電流が流れないようにするとともに、X+側電極60a
と接続するIX+入出力端子をA/Dコンバータ14の
入力端子AD1に接続し、X+側電極60aから接触位
置Pの電位を検出するようにしている。
【0053】そしてX座標の検出と同様に、入力端子A
D1で検出した電位VyPから接触位置PのY座標
(yP)を計算して検出する。
【0054】このようにX、Y座標検出モードにおいて
X座標(xP)とY座標(yP)の検出を数回繰り返した
後、それぞれの押圧位置データ(xP,yP)の互いの相
関をとり、異常値の押圧位置データを排除して、押圧位
置データ(xn,yn)とする。
【0055】このようにして検出された押圧位置データ
(xn,yn)の内、ペンオン検出した後、最初に検出さ
れた押圧位置データ(x0,y0)は、ペンオフすなわち
操作ボタン30の押圧が解除されるまで基準位置
(x0,y0)としてマイコン11に接続されたRAM1
7に一時記憶される。
【0056】続いて、マイコン11を再び接触抵抗検出
モードとして、接触抵抗値rPがペンオン検出しきい値
TPを越えペンオフと判定されない限り、上述の接触抵
抗検出モードとX、Y座標検出モードを繰り返し、押圧
位置の接触抵抗値rPと新たな押圧位置データ(xn,y
n)の検出を行う。
【0057】新たな押圧位置データ(xn,yn)が検出
されると、マイコン11は、基準位置(x0,y0)との
差によって相対位置データ(xn−x0,yn−y0)を算
出する。そして、この相対位置データ(xn−x0、yn
−y0)に、VA/VBと表1のテーブルから求めた補正
常数Cを乗じて、出力データ(X、Y)を生成し、図示
しない出力ポートを介してパソコンへ出力する。
【0058】以上のように構成されたポインティングデ
バイス10の動作を図4で説明する。上述のように、ポ
インティングデバイス10は、待機状態で接触抵抗検出
モードとなって、タブレットシート60、61が押圧さ
れているかどうかを検出している。
【0059】図4(a)に示すように、操作ボタン30
の中心からカーソルを移動させようとする方向に偏位し
た位置(x1、y1)を押圧すると、操作ボタン30は、
同方向に傾斜しながら全体が下降するので、タブレット
シート60、61の押圧面に最も近接した押圧突起31
が始めにタブレットシート60、61を押圧する。従っ
て、押圧突起31下方の位置(x0、y0)でタブレット
シート60、61間が接触し、接触位置での接触抵抗値
Pはペンオン検出しきい値rTP以下となり、第1電位
差VA/第2電位差VBが1以上となることからペンオン
と判定される。
【0060】タブレットシート60、61の押圧が検出
されると、その接触位置が押圧位置(x0、y0)として
検出される。押圧位置(x0、y0)は、タブレットシー
ト6が最初に押圧された位置であるので、その押圧位置
(x0、y0)は、基準位置(x0、y0)としてタブレッ
トシート6の押圧が解除されるまでRAM17に記憶さ
れる。
【0061】操作ボタン30の底面は突曲面となってい
るので、操作ボタン30の偏位した位置を押圧し続ける
と、図4(b)のようにタブレットシート60、61が
押圧されたまま、押圧位置(xn、yn)は(x0、y0
から(x1、y1)の方向に移動する。
【0062】マイコン11は、接触抵抗検出モードと、
X、Y座標検出モードを繰り返し、押圧位置(xn
n)と押圧位置(xn、yn)での接触抵抗値rPを50
0msecごとに検出する。接触抵抗値rPの検出は、
前述のように第1電位差VAを基準検出電圧VCCとA/
Dコンバータ14の入力端子AD1の電位V1差から、
第2電位差VBをA/Dコンバータ14の入力端子AD
2とAD3との電位V2、V3差から求め、第1電位差V
Aと第2電位差VBの比を算出する。操作ボタン30が比
較的低い押圧力で押圧され、押圧位置での接触抵抗値r
Pが0.5乃至1KΩの間であったとすると、VA/VB
は1から2の間となり、マイコン11は、VA/VBとR
OM16から呼び出した表1に示すテーブルとから補正
定数Cを「1」とする。
【0063】続いて、X、Y座標検出モードで検出され
た押圧位置(xn、yn)と基準位置(x0、y0)との差
によって相対位置データ(xn−x0、yn−y0)が算出
される。
【0064】タブレットポインタ10は、この相対位置
データ(xn−x0、yn−y0)に補正定数Cを乗じて生
成した出力データを順次パソコン1へ出力する。すなわ
ち、押圧位置(x1、y1)を押圧したときの出力データ
(X、Y)は、(C(x1−x0)、C(y1−y0))に
より表されるが、出力データに含まれる相対位置データ
(x1−x0、y1−y0)は、操作ボタン30の中心から
押圧位置までの距離と方向、つまり操作ボタン30の傾
斜方向と傾斜角度を表すものであるので、カーソルは、
操作キー30aの傾斜方向に、操作キー30aの傾斜角
度に応じた速度で、ディスプレー3上を移動する。上述
のように、補正定数Cは、「1」であるため、相対位置
データ(x1−x0、y1−y0)がそのまま出力データと
なる。
【0065】図4(b)に示す位置で操作ボタン30を
同じ押圧力で押圧する限り、500msecごとに同じ
出力データ((x1−x0)、(y1−y0))が出力され
るので、カーソルはこの操作ボタン30の傾斜方向と傾
斜角度に応じた方向と速度でディスプレー3上を移動す
る。従って、タブレットシート60、61の押圧面が狭
くても操作を繰り返すことなく、カーソルを広範囲で移
動制御することができる。
【0066】更に、同じ押圧位置(x1、y1)を操作ボ
タン30をより大きな押圧力で押圧すると、相対位置デ
ータ(x1−x0、y1−y0)は変化することなく、接触
抵抗値rPのみが低下する。接触抵抗値rPが0.33乃
至0.5KΩに低下したとすると、接触抵抗検出モード
において、マイコン11は表1のテーブルを参照し、補
正定数Cを「2」とする。従って、このとき出力される
出力データは、(2(x1−x0)、2(y1−y0))と
なり、カーソルは、前述の2倍の速度で移動する。すな
わち、操作ボタン30の押圧力を変化させるだけで、カ
ーソルの移動速度を変えることができる。
【0067】表1から明らかなように、本実施の形態で
は、4段階に分割した操作ボタン30の押圧力、すなわ
ち接触抵抗値rPに応じて補正定数Cを決定するように
しているので、押圧力を4段階に変えてカーソルの移動
速度を調整することができる。尚、同表に示すように、
A/VBが1未満であるときには、接触抵抗値rPがペ
ンオン検出しきい値rTPまで低下していないので、出力
データを生成せず、補正定数Cも決定されない。ペンオ
ンを検出した後、接触抵抗検出モードにおいてVA/VB
が1未満となったときには、ペンオフすなわち、操作ボ
タン30への押圧が解除されたものと判断し、待機モー
ドに復帰する。
【0068】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、更に種々変更が可能である。例えば、相対操
作量の入力装置は、パーソナルコンピュータ1の筺体2
内に取り付けられるもの若しくは、接続ケーブルを介し
てパーソナルコンピュータ1と接続するもののいずれで
あってもよい。
【0069】また、本発明に係る相対操作量の入力装置
をテレビジョン受像機などを遠隔制御するリモートコン
トロール送信機の筺体に取り付け、操作ボタンを押し下
げながら揺動させることによって、操作ボタンの相対操
作量を表す出力データをリモートコントロール送信機で
送信し、テレビジョン受信機の受信チャンネル、音量の
アップ、ダウン等を制御するものであってもよい。
【0070】更に、上記実施の形態においては、出力デ
ータによってカーソルを移動制御する例で説明したが、
これに限らず、出力データによってディスプレーに表示
されたキャラクター等を移動制御するものでもよい。
【0071】更に、上記実施の形態においては、4段階
に分割した接触抵抗値rPに応じて補正定数Cを決定
し、相対位置データに補正定数Cを乗じて出力データと
したが、接触抵抗値rPによって出力データを生成する
ものであれば、例えば相対位置データを接触抵抗値rP
で割り、これに補正定数C´を乗じて出力データとして
もよく、また、接触抵抗値rPを相対位置データととも
に3次元データとして出力データに含ませるものであっ
てもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作ボタンの
傾斜方向と傾斜角度によって、カーソルを移動制御する
ことができ、同じ傾斜方向と傾斜角度であっても操作ボ
タンの押圧力を変えるだけで、押圧力に応じた異なる出
力データを出力することができる。従って、相対操作量
の入力装置の入力操作の自由度が更に増え、操作性に優
れたものとなる。
【0073】請求項2の発明によれば、出力データは、
相対位置データに補正定数Cを乗じて生成されるので、
出力データにより制御されるカーソルの移動量は、補正
定数Cに比例し、操作ボタンの押圧力を変えることによ
りカーソルの移動速度を制御するができる。従って、操
作ボタンを強く押したときにも、カーソルの移動速度を
加速させることができ、簡単な操作で、ディスプレー上
の離れた位置にカーソルを移動させることができる。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る相対操作量の入力装
置であるポインティングデバイス10の要部断面図であ
る。
【図2】データ処理部20とタブレットシート6の回路
図である。
【図3】接触抵抗検出モードを示す図2の等価回路図で
ある。
【図4】ポインティングデバイス10の動作を示し、
(a)は、タブレットシート6が始めに押圧されたとき
の、(b)は、操作ボタン30を更に押圧したときの、
状態を示す要部断面図である。
【図5】従来の相対操作量の入力装置であるポインティ
ングデバイス100が取り付けられたパーソナルコンピ
ュータ1を示す斜視図である。
【図6】従来の相対操作量の入力装置であるポインティ
ングデバイス10の動作を示し、(a)は、操作ボタン
30が押圧されていないときの、(b)は、操作ボタン
30の偏った位置が押圧され、タブレットシート60、
61が始めに押圧されたときの、(c)は、操作ボタン
30の偏った位置が押圧され、タブレットシート60、
61の異なる位置(x1、y1)が押圧されたときの、
(d)は、操作ボタン30の更に偏った位置が押圧さ
れ、タブレットシート60、61の異なる位置(x2
2)が押圧されたときの、状態を示す要部断面図であ
る。
【図7】従来のポインティングデバイス100によっ
て、パーソナルコンピュータ1のカーソルを制御する状
態を示し、(a)は、操作ボタン30の押圧操作とディ
スプレー3上のカーソルの移動軌跡との関係を示し、
(b)は、(a)の各操作位置における出力データ
(X、Y)を示す説明図である。
【符号の説明】
6 タブレットシート 30 操作ボタン C 補正定数 x0、y0 基準位置 xn、yn 押圧位置 rP 接触抵抗値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−73415(JP,A) 特開 昭60−200333(JP,A) 特開 昭60−79423(JP,A) 特開 平9−204264(JP,A) 国際公開95/16975(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 僅かな間隙を隔てて平行に配置された一
    対のタブレットシート(6)と、 底面がタブレットシート(6)の押圧面と対向し、押圧
    しながらいずれかの方向に傾斜させることによってタブ
    レットシート(6)の異なる位置を押圧するようにタブ
    レットシート(6)上に配設した操作ボタン(30)
    と、 操作ボタン(30)の押圧によって一対のタブレットシ
    ート(6)間が接触する位置を、押圧位置(xn、yn
    として検出する押圧位置検出手段と、 押圧位置(xn、yn)での接触抵抗値rPを検出する接
    触抵抗検出手段と、 タブレットシート(6)が最初に押圧された位置をすく
    なくとも押圧が解除されるまで基準位置(x0、y0)と
    する基準位置設定手段とを備え、 押圧位置(xn、yn)と基準位置(x0、y0)との差か
    ら求めた相対位置データと、接触抵抗値rPとから出力
    データを生成することによって、 操作ボタン(30)の傾斜方向と傾斜角度を表す出力デ
    ータを、操作ボタンの押圧力に応じて出力することを特
    徴とする相対操作量の入力装置。
  2. 【請求項2】 相対位置データに、接触抵抗値rPによ
    って定めた補正定数Cを乗じて、出力データを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の相対操作量の入力装
    置。
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