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JP3292407B2 - 壁 体 - Google Patents

壁 体

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JP3292407B2
JP3292407B2 JP17815693A JP17815693A JP3292407B2 JP 3292407 B2 JP3292407 B2 JP 3292407B2 JP 17815693 A JP17815693 A JP 17815693A JP 17815693 A JP17815693 A JP 17815693A JP 3292407 B2 JP3292407 B2 JP 3292407B2
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JP
Japan
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gypsum board
panel
grid
frame
lattice
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JP17815693A
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JPH0734568A (ja
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信夫 根塚
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル組立型の一般住
宅や集合住宅などの建築において、特に間仕切りパネル
などどして用いられる格子パネルがL字形に接合された
壁体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木質系のパネル組立型プレハブ住宅にお
いては、その建築現場において壁パネルや床パネル、屋
根パネル、あるいは間仕切りパネルなどの種々のパネル
を建て込みながらそれらパネルどうしを接合して組み立
てる作業を必要としている。
【0003】そして、こうして組み立てられる種々のパ
ネルのうち、例えば間仕切りパネルのように耐力壁とし
ての強度を特に要求されないものでは、図3に示すよう
に、縦芯材1および横芯材2を格子状に組み立てた枠体
3に対して面材を設けない構造の格子パネルが用いられ
ることが多い。
【0004】ところで、例えば図4に示すように、格子
パネルP1、P2どうしを出隅・入隅の取り合い接合と
なるL形に接合する場合、従来は建築現場においてその
枠体3を構成する縦芯材1に対して石膏ボードS1、S
2を釘打ちなどの手段により直接固定していた。この場
合、格子パネルP1、P2には面材が設けられていない
ため、石膏ボードの固定と石膏ボードが特に内側へ撓ま
ないように内側から支持する目的で、図示のように一方
の格子パネルP1に対し、石膏ボードS1の縁部を釘打
ちして固定するために必要な埋木4を縦芯材1に添わせ
て設けておく方法が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の格子パネルの接合構造おいては、格子パネル
P1に石膏ボードS1を固定して内側から支持させるだ
けのために、反りやあばれの少ない比較的高価な木材で
しかも縦芯材1とほぼ同程度の大きさの埋木4を使用し
ていたことからその分、コスト高になる問題があった。
特に、この埋木4に使用するような木材では反りやあば
れがあって均質なものが得られにくく、良質なものは高
価であるという問題もある。
【0006】そこで、本発明では、埋木に代えてアング
ル材を用いることにより、格子パネルに対する石膏ボー
ドの固定を安価にしかも確実で容易に行うことができる
壁体を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載に係る発明
は、縦芯材と横芯材とで格子状に組まれた枠体からなる
格子パネルどうしが、一方の格子パネルの表面に他方の
格子パネルの側縁が突き合わされて平面視L字形に接合
され、かつ、それら格子パネルの入隅側になる片面に石
膏ボードがそれぞれ設けられる構造の壁体であって、前
記格子パネルどうしの接合部の入隅部分にアングル材
、前記他方の格子パネルの枠体に固定することにより
設け、 前記アングル材を介して、一方の石膏ボードを前
記一方の格子パネルの枠体に、他方の石膏ボードを前記
他方の格子パネルの枠体に、該他方の石膏ボードの側縁
を前記一方の石膏ボードの表面に突き合わせるととも
に、前記他方の石膏ボードの側縁部を前記他方の格子パ
ネルの枠体の縦芯材に固定することにより設けることを
特徴としている。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、前記一方の格子パネ
ルの表面に前記他方の格子パネルの側縁が突き合わされ
て、格子パネルどうしが平面L字形に接合されており、
前記格子パネルどうしの接合部の入隅部分にアングル材
が固定されている。さらに、前記一方の格子パネルに設
けられる一方の石膏ボードと、前記他方の格子パネルに
設けられる他方の石膏ボードとは、前記アングル材を介
して、該他方の石膏ボードの側縁が前記一方の石膏ボー
ドの表面に突き合わされるとともに、前記他方の石膏ボ
ードの側縁部が前記他方の格子パネルの枠体の縦芯材に
固定されて設けられている。したがって、前記他方の石
膏ボードの側縁部はその全長にわたって前記縦芯材に安
定的に支持される。そして、この安定的に支持された他
方の石膏ボードの側縁が一方の石膏ボードの表面に突き
合わされることにより、この一方の石膏ボードの側縁部
が他方の石膏ボードによって安定的に抑え込まれて、ア
ングル材との間に挟まれた状態となって、該他方の石膏
ボードの側縁部を確実に固定できる。これによって、双
方の石膏ボードを枠体に容易かつ確実に固定できる。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。本発明に係る格子パネルの接合構造は、図1
および図2に示すように、縦芯材1及び横芯材2にて格
子状に組まれた枠体3からなる格子パネルP1、P2ど
うしが出隅・入隅の取り合いで接合され、かつ、それら
格子パネルP1、P2の少なくとも入隅側になる片面に
石膏ボードS1、S2がそれぞれ固定される構造の格子
パネルの接合構造であって、前記格子パネルP1、P2
どうしの接合部の入隅部分にアングル材10を添わせて
設け、このアングル材10を介して前記石膏ボードS
1、S2を前記枠体3に固定した構造としたものであ
る。なお、これらの図において、図3ないし図5に示す
従来例と基本的に同一構成要素については同一符号を付
してある。
【0014】次いで、これらの詳細について説明する
と、前記アングル材10は、この実施例では0.3mm
程度の薄肉の鋼鈑により形成されたものが用いられ、そ
のアングル幅dが縦芯材1の板厚とほぼ同程度に、長さ
が格子パネルP1、P2とほぼ同程度に形成されてい
る。このアングル材10としては、その肉厚が石膏ボー
ドどうしの取り合いに影響を与えない程度に薄く、しか
も石膏ボードが橈まないようにこれを内側から支持する
ことができる程度の強度を備え、かつ釘打ち等にて縦芯
材1に直接固定できるものであれば、鋼鈑に限らず、ア
ルミなどのその他の金属、あるいはプラスチックなどの
材料で形成したものでも良い。
【0015】このアングル材10は、図示例では、その
一側フランジ10a部分はフリーの状態で、他側フラン
ジ10b部分が釘11により格子パネルP2の縦芯材1
に固定されている。そして、両石膏ボードS1、S2の
うち、一方の石膏ボードS1の表面に他方の石膏ボード
S2の側縁が突き合わせられるとともに、この他方の石
膏ボードS2が枠体3の縦芯材1に釘打ちにより固定さ
れている。即ち、両石膏ボードS1、S2は、いわゆる
勝ち負けの取り合いとなるように接合されて固定されて
いる。
【0016】格子パネルの接合構造において、石膏ボー
ドをこのような取り合いとなる接合構造とした場合、勝
ち側(一方)の石膏ボードS1が、負け側(他方)の石
膏ボードS2とアングル材10の一側フランジ10aと
により挟まれて押さえ込まれた状態となり、さらに、勝
ち側の石膏ボードS1はその背面をアングル材10の一
側フランジ10aにより支持されるので内側に橈む様な
こともなく、したがって、負け側の石膏ボードのみを縦
芯材1に固定するだけで、両石膏ボードS1、S2を確
実かつ良好な状態に取付けることができる。
【0017】
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る格子
パネルの接合構造によれば、以下のような優れた効果を
奏する。
【0019】請求項1記載の発明の壁体においては、前
記他方の石膏ボードの側縁部はその全長にわたって前記
縦芯材に安定的に支持される。そして、この安定的に支
持された他方の石膏ボードの側縁が一方の石膏ボードの
表面に突き合わされることにより、この一方の石膏ボー
ドの側縁部が他方の石膏ボードによって安定的に抑え込
まれて、アングル材との間に挟まれた状態となって、該
他方の石膏ボードの側縁部を確実に固定できる。これに
よって、双方の石膏ボードを枠体に容易かつ確実に固定
できる。
【0020】
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す要部の平面図である。
【図3】 従来の格子パネルの斜視図である。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【図5】 従来例を示す一部省略断面図である。
【符号の説明】
1 縦芯材 2 横芯材 3 枠体 P1 格子パネル P2 格子パネル 10 アングル材 S1 石膏ボード S2 石膏ボード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦芯材と横芯材とで格子状に組まれた枠
    体からなる格子パネルどうしが、一方の格子パネルの表
    面に他方の格子パネルの側縁が突き合わされて平面視L
    字形に接合され、かつ、それら格子パネルの入隅側にな
    る片面に石膏ボードがそれぞれ設けられる構造の壁体で
    あって、 前記格子パネルどうしの接合部の入隅部分にアングル材
    、前記他方の格子パネルの枠体に固定することにより
    設け、 前記アングル材を介して、一方の石膏ボードを前記一方
    の格子パネルの枠体に、他方の石膏ボードを前記他方の
    格子パネルの枠体に、該他方の石膏ボードの側縁を前記
    一方の石膏ボードの表面に突き合わせるとともに、前記
    他方の石膏ボードの側縁部を前記他方の格子パネルの枠
    体の縦芯材に固定することにより設けることを特徴とす
    る壁体。
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