JP3255105B2 - 高周波複合部品 - Google Patents
高周波複合部品Info
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- JP3255105B2 JP3255105B2 JP01048298A JP1048298A JP3255105B2 JP 3255105 B2 JP3255105 B2 JP 3255105B2 JP 01048298 A JP01048298 A JP 01048298A JP 1048298 A JP1048298 A JP 1048298A JP 3255105 B2 JP3255105 B2 JP 3255105B2
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- composite component
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/10—Auxiliary devices for switching or interrupting
- H01P1/15—Auxiliary devices for switching or interrupting by semiconductor devices
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- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信機、例
えば複数の周波数帯域に対応する携帯電話器等に用いら
れる高周波複合部品に関する。
えば複数の周波数帯域に対応する携帯電話器等に用いら
れる高周波複合部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、900MHz帯のGSM(Global
System for Mobile communications)と1.8GHz帯
のDCS(Digital Cellular System)のように2つの移
動体通信の周波数帯域が比較的近接している場合には、
2つの移動体通信で1つのアンテナを共用させることが
行われている。図10は、従来の異なる周波数帯域を備
える移動体通信でアンテナを共用する構成を示すブロッ
ク図である。図10において、51はアンテナ、52は
デュプレクサ、53はGSM側スイッチ、54はDCS
側スイッチを示す。GSM側スイッチ53の第1の端子
53aには、デュプレクサ52を介してアンテナ51が
接続され、第2、第3の端子53b,53cには、GS
Mの送信回路TxgsmとGSMの受信回路Rxgsm
と、がそれぞれ接続される。また、DCS側スイッチ5
4の第1の端子54aには、デュプレクサ52を介して
アンテナ51が接続され、第2、第3の端子54b,5
4cには、DCSの送信回路TxdcsとDCSの受信
回路Rxdcsと、がそれぞれ接続される。そして、デ
ュプレクサ52によりGSMとDCSとの周波数帯域に
分け、GSM側スイッチ53及びDCS側スイッチ54
で送受信を切り換える。これにより、1つのアンテナ5
1で、GSM及びDCSの2つの移動体通信において送
受信が可能となる。
System for Mobile communications)と1.8GHz帯
のDCS(Digital Cellular System)のように2つの移
動体通信の周波数帯域が比較的近接している場合には、
2つの移動体通信で1つのアンテナを共用させることが
行われている。図10は、従来の異なる周波数帯域を備
える移動体通信でアンテナを共用する構成を示すブロッ
ク図である。図10において、51はアンテナ、52は
デュプレクサ、53はGSM側スイッチ、54はDCS
側スイッチを示す。GSM側スイッチ53の第1の端子
53aには、デュプレクサ52を介してアンテナ51が
接続され、第2、第3の端子53b,53cには、GS
Mの送信回路TxgsmとGSMの受信回路Rxgsm
と、がそれぞれ接続される。また、DCS側スイッチ5
4の第1の端子54aには、デュプレクサ52を介して
アンテナ51が接続され、第2、第3の端子54b,5
4cには、DCSの送信回路TxdcsとDCSの受信
回路Rxdcsと、がそれぞれ接続される。そして、デ
ュプレクサ52によりGSMとDCSとの周波数帯域に
分け、GSM側スイッチ53及びDCS側スイッチ54
で送受信を切り換える。これにより、1つのアンテナ5
1で、GSM及びDCSの2つの移動体通信において送
受信が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンテナを共用する構成においては、1つのアンテナに
デュプレクサを介してGSM側スイッチ及びDCS側ス
イッチが接続され、それらのスイッチを介して、送信回
路及び受信回路が接続されていたため、構成部材が増加
するという問題があった。その結果、それらを搭載する
移動体通信機の小型化が困難であるという問題があっ
た。
アンテナを共用する構成においては、1つのアンテナに
デュプレクサを介してGSM側スイッチ及びDCS側ス
イッチが接続され、それらのスイッチを介して、送信回
路及び受信回路が接続されていたため、構成部材が増加
するという問題があった。その結果、それらを搭載する
移動体通信機の小型化が困難であるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであり、比較的近接した複数の周波数
帯域の高周波信号に対応できる高性能の高周波複合部品
を提供することを目的とする。
めになされたものであり、比較的近接した複数の周波数
帯域の高周波信号に対応できる高性能の高周波複合部品
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明の高周波複合部品は、アンテナ側に配設さ
れる第1の端子と送信回路側に配設される第2の端子と
の間に、送信部を構成する2端子スイッチ、LCフィル
タ及びノッチフィルタが接続されるとともに、前記2端
子スイッチ、前記LCフィルタ及び前記ノッチフィルタ
が複数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化される
高周波複合部品において、前記2端子スイッチは、少な
くとも1つの第1のインダクタンス素子、少なくとも1
つの第1のキャパシタンス素子、及び少なくとも1つの
第1のスイッチング素子で構成され、前記LCフィルタ
は、少なくとも1つの第2のインダクタンス素子、及び
少なくとも1つの第2のキャパシタンス素子で構成さ
れ、前記ノッチフィルタは、少なくとも1つの第3のイ
ンダクタンス素子、少なくとも1つの第3のキャパシタ
ンス素子、少なくとも1つの共振器、及び少なくとも1
つの第2のスイッチング素子で構成され、前記第1乃至
第3のインダクタンス素子、前記第1乃至第3のキャパ
シタンス素子、前記共振器、並びに前記第1及び第2の
スイッチング素子が、前記積層体に内蔵、あるいは搭載
されることを特徴とする。
ため、本発明の高周波複合部品は、アンテナ側に配設さ
れる第1の端子と送信回路側に配設される第2の端子と
の間に、送信部を構成する2端子スイッチ、LCフィル
タ及びノッチフィルタが接続されるとともに、前記2端
子スイッチ、前記LCフィルタ及び前記ノッチフィルタ
が複数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化される
高周波複合部品において、前記2端子スイッチは、少な
くとも1つの第1のインダクタンス素子、少なくとも1
つの第1のキャパシタンス素子、及び少なくとも1つの
第1のスイッチング素子で構成され、前記LCフィルタ
は、少なくとも1つの第2のインダクタンス素子、及び
少なくとも1つの第2のキャパシタンス素子で構成さ
れ、前記ノッチフィルタは、少なくとも1つの第3のイ
ンダクタンス素子、少なくとも1つの第3のキャパシタ
ンス素子、少なくとも1つの共振器、及び少なくとも1
つの第2のスイッチング素子で構成され、前記第1乃至
第3のインダクタンス素子、前記第1乃至第3のキャパ
シタンス素子、前記共振器、並びに前記第1及び第2の
スイッチング素子が、前記積層体に内蔵、あるいは搭載
されることを特徴とする。
【0006】
【0007】また、前記共振器が、オープンスタブであ
ることを特徴とする。
ることを特徴とする。
【0008】本発明の高周波複合部品によれば、第1の
端子と第2の端子との間に接続される送信部を構成する
2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィルタが複
数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化されるた
め、2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィルタ
を接続する配線を積層体の内部に配置することができ
る。したがって、配線での損失を減らすことができ、高
周波複合部品の高性能化が実現できる。
端子と第2の端子との間に接続される送信部を構成する
2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィルタが複
数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化されるた
め、2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィルタ
を接続する配線を積層体の内部に配置することができ
る。したがって、配線での損失を減らすことができ、高
周波複合部品の高性能化が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1に、本発明に係る高周波複合部品
の一実施例のブロック図を示す。高周波複合部品10
は、送信部を構成する2端子スイッチ11と、LCフィ
ルタ12と、ノッチフィルタ13とを一体化したもので
ある。そして、アンテナANT側に配設された第1の端
子P1がデュプレクサDPXに、送信回路Tx側に配設
された第2の端子P2が送信回路Txに、それぞれ接続
される。
施例を説明する。図1に、本発明に係る高周波複合部品
の一実施例のブロック図を示す。高周波複合部品10
は、送信部を構成する2端子スイッチ11と、LCフィ
ルタ12と、ノッチフィルタ13とを一体化したもので
ある。そして、アンテナANT側に配設された第1の端
子P1がデュプレクサDPXに、送信回路Tx側に配設
された第2の端子P2が送信回路Txに、それぞれ接続
される。
【0010】なお、2端子スイッチ11は、受信時に受
信信号が送信回路に入り込むのを防ぐ役目を果たす。ま
た、LCフィルタ12は、低域通過フィルタであり、周
波数帯域が低い側の3次高調波と、周波数帯域が高い側
の2次高調波及び3次高調波を遮断する役目を果たす。
信信号が送信回路に入り込むのを防ぐ役目を果たす。ま
た、LCフィルタ12は、低域通過フィルタであり、周
波数帯域が低い側の3次高調波と、周波数帯域が高い側
の2次高調波及び3次高調波を遮断する役目を果たす。
【0011】さらに、ノッチフィルタ13は、低域通過
フィルタであり、周波数帯域が低い側を使用している場
合には、その高周波信号を通過させるとともに、その高
周波信号の2次高調波を遮断し、周波数帯域が高い側を
使用している場合には、その高周波信号を通過させる役
目を果たす。
フィルタであり、周波数帯域が低い側を使用している場
合には、その高周波信号を通過させるとともに、その高
周波信号の2次高調波を遮断し、周波数帯域が高い側を
使用している場合には、その高周波信号を通過させる役
目を果たす。
【0012】図2に、高周波複合部品10の回路図を示
す。2端子スイッチ11は、第1のインダクタンス素子
である第1の伝送線路SL11〜SL13及びコイルL
11と、第1のキャパシタンス素子である第1のコンデ
ンサC11〜C13と、第1のスイッチング素子である
第1のダイオードD11と、抵抗R11とで構成され
る。
す。2端子スイッチ11は、第1のインダクタンス素子
である第1の伝送線路SL11〜SL13及びコイルL
11と、第1のキャパシタンス素子である第1のコンデ
ンサC11〜C13と、第1のスイッチング素子である
第1のダイオードD11と、抵抗R11とで構成され
る。
【0013】そして、第1の端子P1と第2の端子P2
との間に、第1のダイオードD11が、第1の端子P1
側にカソード、第2の端子P2側にアノードが向くよう
に接続される。また、第1のダイオードD11のアノー
ドとカソードとの間には、第1の伝送線路SL11,S
L12と第1のコンデンサC11とが直列接続され、第
1の伝送線路SL12には第1のコンデンサC12が並
列接続される。
との間に、第1のダイオードD11が、第1の端子P1
側にカソード、第2の端子P2側にアノードが向くよう
に接続される。また、第1のダイオードD11のアノー
ドとカソードとの間には、第1の伝送線路SL11,S
L12と第1のコンデンサC11とが直列接続され、第
1の伝送線路SL12には第1のコンデンサC12が並
列接続される。
【0014】さらに、第1のダイオードD11のアノー
ドとグランドとの間には、第1の伝送線路SL13及び
第1のコンデンサC13が接続され、第1の伝送線路S
L13と第1のコンデンサC13との接続点には、コン
トロール端子Vcc11が接続される。また、第1のダ
イオードD11のカソードには、抵抗R11及びコイル
L11の直列回路を介してコントロール端子Vcc12
が接続される。
ドとグランドとの間には、第1の伝送線路SL13及び
第1のコンデンサC13が接続され、第1の伝送線路S
L13と第1のコンデンサC13との接続点には、コン
トロール端子Vcc11が接続される。また、第1のダ
イオードD11のカソードには、抵抗R11及びコイル
L11の直列回路を介してコントロール端子Vcc12
が接続される。
【0015】LCフィルタ12は、第2のインダクタン
ス素子である第2の伝送線路SL21,SL22と、第
2のキャパシタンス素子である第2のコンデンサC21
〜C25とで構成される。
ス素子である第2の伝送線路SL21,SL22と、第
2のキャパシタンス素子である第2のコンデンサC21
〜C25とで構成される。
【0016】そして、2端子スイッチ11の第1のダイ
オードD11のアノードと第2の端子P2との間に、第
2の伝送線路SL21,SL22が直列接続され、第2
の伝送線路SL21,SL22に第2のコンデンサC2
1,C22が並列接続される。また、第2の伝送線路S
L21,SL22の両端とグランドとの間に、第2のコ
ンデンサC23,C24,C25が、それぞれ接続され
る。
オードD11のアノードと第2の端子P2との間に、第
2の伝送線路SL21,SL22が直列接続され、第2
の伝送線路SL21,SL22に第2のコンデンサC2
1,C22が並列接続される。また、第2の伝送線路S
L21,SL22の両端とグランドとの間に、第2のコ
ンデンサC23,C24,C25が、それぞれ接続され
る。
【0017】ノッチフィルタ13は、第3のインダクタ
ンス素子である第3の伝送線路SL31〜SL33と、
第3のキャパシタンス素子である第3のコンデンサC3
1〜C34と、オープンスタブからなる共振器RES3
1,RES32と、第2のスイッチング素子である第2
のダイオードD31,D32と、チョークコイルCC3
1,CC32と、抵抗R31,R32とで構成される。
ンス素子である第3の伝送線路SL31〜SL33と、
第3のキャパシタンス素子である第3のコンデンサC3
1〜C34と、オープンスタブからなる共振器RES3
1,RES32と、第2のスイッチング素子である第2
のダイオードD31,D32と、チョークコイルCC3
1,CC32と、抵抗R31,R32とで構成される。
【0018】そして、LCフィルタ12と第2の端子P
2との間に第3の伝送線路SL31が接続される。ま
た、第3の伝送線路SL31の一端とグランドとの間に
は、第3のコンデンサC31、第3の伝送線路SL32
及び共振器RES31が直列接続され、第3の伝送線路
SL31の他端とグランドとの間には、第3のコンデン
サC32、第3の伝送線路SL33及び共振器RES3
2が直列接続される。
2との間に第3の伝送線路SL31が接続される。ま
た、第3の伝送線路SL31の一端とグランドとの間に
は、第3のコンデンサC31、第3の伝送線路SL32
及び共振器RES31が直列接続され、第3の伝送線路
SL31の他端とグランドとの間には、第3のコンデン
サC32、第3の伝送線路SL33及び共振器RES3
2が直列接続される。
【0019】さらに、第3のコンデンサC31と第3の
伝送線路SL32とからなる直列回路には第2のダイオ
ードD31が、第3のコンデンサC32と第3の伝送線
路SL33とからなる直列回路には第2のダイオードD
32が、それぞれ並列接続される。
伝送線路SL32とからなる直列回路には第2のダイオ
ードD31が、第3のコンデンサC32と第3の伝送線
路SL33とからなる直列回路には第2のダイオードD
32が、それぞれ並列接続される。
【0020】また、第3のコンデンサC31と第2のダ
イオードD31のアノードとの接続点、及び第3のコン
デンサC32と第2のダイオードD32のアノードとの
接続点には、チョークコイルCC31,CC32を介し
て、コントロール端子Vcc31が接続される。さら
に、チョークコイルCC31,CC32のコントロール
端子Vcc31側は、第3のコンデンサC33,C34
を介してグランドにも接続される。
イオードD31のアノードとの接続点、及び第3のコン
デンサC32と第2のダイオードD32のアノードとの
接続点には、チョークコイルCC31,CC32を介し
て、コントロール端子Vcc31が接続される。さら
に、チョークコイルCC31,CC32のコントロール
端子Vcc31側は、第3のコンデンサC33,C34
を介してグランドにも接続される。
【0021】また、第3の伝送線路SL32と第2のダ
イオードD31のカソードとの接続点、及び第3の伝送
線路SL33と第2のダイオードD32のカソードとの
接続点には、抵抗R31,R32を介して、コントロー
ル端子Vcc3が接続される。
イオードD31のカソードとの接続点、及び第3の伝送
線路SL33と第2のダイオードD32のカソードとの
接続点には、抵抗R31,R32を介して、コントロー
ル端子Vcc3が接続される。
【0022】この際、チョークコイルCC31,CC3
2及び抵抗R31,R32は、第2のダイオードD3
1,D32に電圧を印加した際に、高周波信号がコント
ロール端子Vcc31,Vcc32へ漏れるのを防ぐ役
目をしている。
2及び抵抗R31,R32は、第2のダイオードD3
1,D32に電圧を印加した際に、高周波信号がコント
ロール端子Vcc31,Vcc32へ漏れるのを防ぐ役
目をしている。
【0023】以上の構成により、第1の端子P1と第2
の端子P2との間に、2端子スイッチ11、LCフィル
タ12及びノッチフィルタ13が直列接続された高周波
複合部品10が完成する。
の端子P2との間に、2端子スイッチ11、LCフィル
タ12及びノッチフィルタ13が直列接続された高周波
複合部品10が完成する。
【0024】図3に、図2の高周波複合部品10の透視
斜視図を示す。高周波複合部品10は、積層体14を含
み、積層体14には、第1〜第3の伝送線路SL11〜
SL13,SL21,SL22,SL31〜SL33、
第1〜第3のコンデンサC12,C13,C21〜C2
5,C33,C34、共振器RES31,RES32、
及びチョークコイルCC31,CC32(図示せず)が
内蔵され、積層体14の一方主面である上面には、第1
及び第2のダイオードD11,D31,D32、第1の
コンデンサC11、コイルL11、抵抗R11、第3の
コンデンサC31,C32及び抵抗R31,R32が搭
載される。
斜視図を示す。高周波複合部品10は、積層体14を含
み、積層体14には、第1〜第3の伝送線路SL11〜
SL13,SL21,SL22,SL31〜SL33、
第1〜第3のコンデンサC12,C13,C21〜C2
5,C33,C34、共振器RES31,RES32、
及びチョークコイルCC31,CC32(図示せず)が
内蔵され、積層体14の一方主面である上面には、第1
及び第2のダイオードD11,D31,D32、第1の
コンデンサC11、コイルL11、抵抗R11、第3の
コンデンサC31,C32及び抵抗R31,R32が搭
載される。
【0025】また、積層体14の側面から下面に架け
て、10個の外部電極Ta〜Tjが形成される。これら
の外部電極Ta〜Tjのうち、5つの外部電極Ta〜T
eは積層体14の一端側に形成され、他の5つの外部電
極Tf〜Tjは積層体14の他端側に形成される。そし
て、外部電極Taは第1の端子P1、外部端子Tb〜T
d,Thはグランド端子、外部電極Teは第2の端子P
2、外部電極Tf,Tg,Ti,TjはダイオードD1
1,D31,D32への印加電圧を制御するためのコン
トロール端子となる。
て、10個の外部電極Ta〜Tjが形成される。これら
の外部電極Ta〜Tjのうち、5つの外部電極Ta〜T
eは積層体14の一端側に形成され、他の5つの外部電
極Tf〜Tjは積層体14の他端側に形成される。そし
て、外部電極Taは第1の端子P1、外部端子Tb〜T
d,Thはグランド端子、外部電極Teは第2の端子P
2、外部電極Tf,Tg,Ti,TjはダイオードD1
1,D31,D32への印加電圧を制御するためのコン
トロール端子となる。
【0026】図4(a)〜図4(f)、図5(a)〜図
5(f)、図6(a)〜図6(f)に、高周波複合部品
10の積層体を構成する各誘電体層の上面図及び下面図
を示す。積層体14(図3)は、第1〜第17の誘電体
層14a〜14qを上から順次積層することにより形成
される。
5(f)、図6(a)〜図6(f)に、高周波複合部品
10の積層体を構成する各誘電体層の上面図及び下面図
を示す。積層体14(図3)は、第1〜第17の誘電体
層14a〜14qを上から順次積層することにより形成
される。
【0027】第1の誘電体層14aの上面には、積層体
14の上面に搭載される第1及び第2のダイオードD1
1,D31,D32、第1のコンデンサC11、コイル
L11、抵抗R11、第3のコンデンサC31,C32
及び抵抗R31,R32を実装するためのランドLaが
印刷され、形成される。また、第2、第3、第14及び
第16の誘電体層14b,14c,14n,14pの上
面には、導体層からなるコンデンサ電極Cp1〜Cp1
3がそれぞれ印刷され、形成される。
14の上面に搭載される第1及び第2のダイオードD1
1,D31,D32、第1のコンデンサC11、コイル
L11、抵抗R11、第3のコンデンサC31,C32
及び抵抗R31,R32を実装するためのランドLaが
印刷され、形成される。また、第2、第3、第14及び
第16の誘電体層14b,14c,14n,14pの上
面には、導体層からなるコンデンサ電極Cp1〜Cp1
3がそれぞれ印刷され、形成される。
【0028】さらに、第4〜第8及び第10〜第13の
誘電体層14d〜14h,14j〜14mの上面には、
導体層からなるストリップ電極Lp1〜Lp33がそれ
ぞれ印刷され、形成される。
誘電体層14d〜14h,14j〜14mの上面には、
導体層からなるストリップ電極Lp1〜Lp33がそれ
ぞれ印刷され、形成される。
【0029】また、第9、第13、第15及び第17の
誘電体層14i,14m,14o,14qの上面には、
導体層からなるグランド電極Gp1〜Gp4がそれぞれ
印刷され、形成される。さらに、第17の誘電体層14
qの下面(図6(f))には、第1、第2の端子P1,
P2となる外部端子Ta,Te、グランド端子となる外
部端子Tb〜Td,Th及びコントロール端子となる外
部端子Tf,Tg,Ti,Tjがそれぞれ印刷され、形
成される。さらに、第1〜第16の誘電体層14a〜1
4oには、所定の位置に、コンデンサ電極Cp1〜Cp
13、ストリップ電極Lp1〜Lp33及びグランド電
極Gp1〜Gp3を接続するためのビアホール電極VH
a〜VHoが設けられる。
誘電体層14i,14m,14o,14qの上面には、
導体層からなるグランド電極Gp1〜Gp4がそれぞれ
印刷され、形成される。さらに、第17の誘電体層14
qの下面(図6(f))には、第1、第2の端子P1,
P2となる外部端子Ta,Te、グランド端子となる外
部端子Tb〜Td,Th及びコントロール端子となる外
部端子Tf,Tg,Ti,Tjがそれぞれ印刷され、形
成される。さらに、第1〜第16の誘電体層14a〜1
4oには、所定の位置に、コンデンサ電極Cp1〜Cp
13、ストリップ電極Lp1〜Lp33及びグランド電
極Gp1〜Gp3を接続するためのビアホール電極VH
a〜VHoが設けられる。
【0030】そして、コンデンサ電極Cp1,Cp4で
第1のコンデンサC12を、コンデンサ電極Cp2,C
p5で第2のコンデンサC21を、コンデンサ電極Cp
3,Cp6で第2のコンデンサC22を、コンデンサ電
極Cp7,Cp13とグランド電極Gp2,Gp3,G
p4とで第1のコンデンサC13を、コンデンサ電極C
p8とグランド電極Cp3,Cp4とで第3のコンデン
サC34を、コンデンサ電極Cp10とグランド電極C
p3,Cp4とで第2のコンデンサC23を、コンデン
サ電極Cp11とグランド電極Cp3,Cp4とで第2
のコンデンサC24を、コンデンサ電極Cp12とグラ
ンド電極Cp3,Cp4とで第2のコンデンサC25
を、それぞれ形成する。
第1のコンデンサC12を、コンデンサ電極Cp2,C
p5で第2のコンデンサC21を、コンデンサ電極Cp
3,Cp6で第2のコンデンサC22を、コンデンサ電
極Cp7,Cp13とグランド電極Gp2,Gp3,G
p4とで第1のコンデンサC13を、コンデンサ電極C
p8とグランド電極Cp3,Cp4とで第3のコンデン
サC34を、コンデンサ電極Cp10とグランド電極C
p3,Cp4とで第2のコンデンサC23を、コンデン
サ電極Cp11とグランド電極Cp3,Cp4とで第2
のコンデンサC24を、コンデンサ電極Cp12とグラ
ンド電極Cp3,Cp4とで第2のコンデンサC25
を、それぞれ形成する。
【0031】また、ストリップ電極Lp1,Lp5,L
p9でチョークコイルCC32を、ストリップ電極Lp
2,Lp6,Lp10で第3の伝送線路SL33を、ス
トリップ電極Lp3,Lp7,Lp11で第3の伝送線
路SL32を、ストリップ電極Lp4,Lp8,Lp1
2でチョークコイルCC31を、ストリップ電極Lp1
3,Lp16,Lp19,Lp22,Lp27で第1の
伝送線路SL12を、ストリップ電極Lp14,Lp1
7,Lp20,Lp23,Lp28で第1の伝送線路S
L11を、ストリップ電極Lp15,Lp18,Lp2
1,Lp24で第1の伝送線路SL13を、ストリップ
電極Lp15,Lp18,Lp21で第1の伝送線路S
L13を、ストリップ電極Lp25,Lp30,Lp3
2で共振器RES31を、ストリップ電極Lp26,L
p31,Lp33で共振器RES32を、それぞれ形成
する。
p9でチョークコイルCC32を、ストリップ電極Lp
2,Lp6,Lp10で第3の伝送線路SL33を、ス
トリップ電極Lp3,Lp7,Lp11で第3の伝送線
路SL32を、ストリップ電極Lp4,Lp8,Lp1
2でチョークコイルCC31を、ストリップ電極Lp1
3,Lp16,Lp19,Lp22,Lp27で第1の
伝送線路SL12を、ストリップ電極Lp14,Lp1
7,Lp20,Lp23,Lp28で第1の伝送線路S
L11を、ストリップ電極Lp15,Lp18,Lp2
1,Lp24で第1の伝送線路SL13を、ストリップ
電極Lp15,Lp18,Lp21で第1の伝送線路S
L13を、ストリップ電極Lp25,Lp30,Lp3
2で共振器RES31を、ストリップ電極Lp26,L
p31,Lp33で共振器RES32を、それぞれ形成
する。
【0032】ここで、上記の構成の高周波複合部品10
の動作について、周波数帯域が低い側をGSM(900
MHz帯)、周波数帯域の高い側をDCS(1.8GH
z帯)として説明する。
の動作について、周波数帯域が低い側をGSM(900
MHz帯)、周波数帯域の高い側をDCS(1.8GH
z帯)として説明する。
【0033】まず、GSMを送信する場合には、ノッチ
フィルタ13では、第2のダイオードD31,D32を
オン(Vcc31=3V、Vcc32=0V)にして、
インダクタ成分とし、第3の伝送線路SL32,SL3
3、第3のコンデンサC31,C32、共振器RES3
1,RES32及び第2のダイオードD31,D32か
らなるLC共振回路のインダクタンス成分を第3の伝送
線路SL32,SL33及び第2のダイオードD31,
D32で、LC共振回路のキャパシタンス成分を第3の
コンデンサC31,C32で構成することにより、ノッ
チフィルタ13がGSMの送信信号を通過させるととも
に、GSMの送信信号の2次高調波を遮断するようにす
る。
フィルタ13では、第2のダイオードD31,D32を
オン(Vcc31=3V、Vcc32=0V)にして、
インダクタ成分とし、第3の伝送線路SL32,SL3
3、第3のコンデンサC31,C32、共振器RES3
1,RES32及び第2のダイオードD31,D32か
らなるLC共振回路のインダクタンス成分を第3の伝送
線路SL32,SL33及び第2のダイオードD31,
D32で、LC共振回路のキャパシタンス成分を第3の
コンデンサC31,C32で構成することにより、ノッ
チフィルタ13がGSMの送信信号を通過させるととも
に、GSMの送信信号の2次高調波を遮断するようにす
る。
【0034】また、LCフィルタ12では、GSMの送
信信号の3次高調波を遮断するようにする。さらに、2
端子スイッチ11では、第1のダイオードD11をオン
(Vcc11=3V、Vcc12=0V)にして、GS
Mの送信信号を通過させるようにする。
信信号の3次高調波を遮断するようにする。さらに、2
端子スイッチ11では、第1のダイオードD11をオン
(Vcc11=3V、Vcc12=0V)にして、GS
Mの送信信号を通過させるようにする。
【0035】この場合の高周波複合部品10の挿入損失
を図7に示す。この図から、900MHz付近の挿入損
失は−1dBd程度、その2次高調波となる1.8GH
z付近の挿入損失は−40dBd程度、その3次高調波
となる2.7GHz付近の挿入損失は−40dBd程度
となり、GSMの送信信号を通過させるとともに、GS
Mの送信信号の2次高調波及び3次高調波を完全に遮断
していることが解る。
を図7に示す。この図から、900MHz付近の挿入損
失は−1dBd程度、その2次高調波となる1.8GH
z付近の挿入損失は−40dBd程度、その3次高調波
となる2.7GHz付近の挿入損失は−40dBd程度
となり、GSMの送信信号を通過させるとともに、GS
Mの送信信号の2次高調波及び3次高調波を完全に遮断
していることが解る。
【0036】次いで、DCSを送信する場合には、ノッ
チフィルタ13では、第2のダイオードD31,D32
をオフ(Vcc31=0V、Vcc32=3V)にし
て、キャパシタンス成分とし、第3の伝送線路SL3
2,SL33、第3のコンデンサC31,C32、共振
器RES31,RES32及び第2のダイオードD3
1,D32からなるLC共振回路のインダクタンス成分
を第3の伝送線路SL32,SL33で、LC共振回路
のキャパシタンス成分を、第3のコンデンサC31,C
32及び第2のダイオードD31,D32で構成するこ
とにより、ノッチフィルタ13がDCSの送信信号を通
過させるようにする。
チフィルタ13では、第2のダイオードD31,D32
をオフ(Vcc31=0V、Vcc32=3V)にし
て、キャパシタンス成分とし、第3の伝送線路SL3
2,SL33、第3のコンデンサC31,C32、共振
器RES31,RES32及び第2のダイオードD3
1,D32からなるLC共振回路のインダクタンス成分
を第3の伝送線路SL32,SL33で、LC共振回路
のキャパシタンス成分を、第3のコンデンサC31,C
32及び第2のダイオードD31,D32で構成するこ
とにより、ノッチフィルタ13がDCSの送信信号を通
過させるようにする。
【0037】また、LCフィルタ12では、DCSの送
信信号の2次高調波及び3次高調波を遮断するようにす
る。さらに、2端子スイッチ11では、第1のダイオー
ドD11をオン(Vcc11=3V、Vcc12=0
V)にして、DCSの送信信号を通過させるようにす
る。
信信号の2次高調波及び3次高調波を遮断するようにす
る。さらに、2端子スイッチ11では、第1のダイオー
ドD11をオン(Vcc11=3V、Vcc12=0
V)にして、DCSの送信信号を通過させるようにす
る。
【0038】この場合の高周波複合部品10の挿入損失
を図8に示す。この図から、1.8GHz付近の挿入損
失は−2dBd程度、その2次高調波となる3.6GH
z付近の挿入損失は−42dBd程度、その3次高調波
となる5.4GHz付近の挿入損失は−34dBd程度
となり、DCSの送信信号を通過させるとともに、DC
Sの送信信号の2次高調波及び3次高調波を完全に遮断
していることが解る。
を図8に示す。この図から、1.8GHz付近の挿入損
失は−2dBd程度、その2次高調波となる3.6GH
z付近の挿入損失は−42dBd程度、その3次高調波
となる5.4GHz付近の挿入損失は−34dBd程度
となり、DCSの送信信号を通過させるとともに、DC
Sの送信信号の2次高調波及び3次高調波を完全に遮断
していることが解る。
【0039】次いで、GSM及びDCSを受信する場合
には、2端子スイッチ11では、第1のダイオードD1
1をオフ(Vcc11=0V、Vcc12=3V)にし
て、2端子スイッチ11がGSM及びDCSの受信信号
を遮断するようにする。
には、2端子スイッチ11では、第1のダイオードD1
1をオフ(Vcc11=0V、Vcc12=3V)にし
て、2端子スイッチ11がGSM及びDCSの受信信号
を遮断するようにする。
【0040】この場合の高周波複合部品10の挿入損失
を図9に示す。この図から、900MHz付近の挿入損
失は−35dBd程度、1.9GHz付近の挿入損失は
−25dBd程度となり、GSM及びDCSの受信信号
を完全に遮断していることが解る。
を図9に示す。この図から、900MHz付近の挿入損
失は−35dBd程度、1.9GHz付近の挿入損失は
−25dBd程度となり、GSM及びDCSの受信信号
を完全に遮断していることが解る。
【0041】上述のような実施例の高周波複合部品によ
れば、第1の端子と第2の端子との間に接続される送信
部を構成する2端子スイッチ、LCフィルタ、及びノッ
チフィルタが積層体に一体化されるため、2端子スイッ
チ、LCフィルタ、及びノッチフィルタを接続する配線
を、図4乃至図6に示すように、ビアホール電極として
積層体の内部に配置することができる。したがって、配
線での損失を減らすことができ、高周波複合部品の高性
能化が実現できる。
れば、第1の端子と第2の端子との間に接続される送信
部を構成する2端子スイッチ、LCフィルタ、及びノッ
チフィルタが積層体に一体化されるため、2端子スイッ
チ、LCフィルタ、及びノッチフィルタを接続する配線
を、図4乃至図6に示すように、ビアホール電極として
積層体の内部に配置することができる。したがって、配
線での損失を減らすことができ、高周波複合部品の高性
能化が実現できる。
【0042】また、高周波複合部品が、LCフィルタを
備えているため、送信時の2次高調波及び3次高調波を
遮断することができる。したがって、この高周波複合部
品を搭載した無線機器において、送信時にノイズが発生
せず、良好な送信が可能となる。
備えているため、送信時の2次高調波及び3次高調波を
遮断することができる。したがって、この高周波複合部
品を搭載した無線機器において、送信時にノイズが発生
せず、良好な送信が可能となる。
【0043】さらに、高周波複合部品が、ノッチフィル
タを備えているため、ノッチフィルタの第3のダイオー
ドに印加する電圧を制御することにより、第3の伝送線
路、第3のコンデンサ、共振器及び第2のダイオードか
らなるLC共振回路のインダクタンス成分、あるいはキ
ャパシタンス成分を制御することができ、その結果、ノ
ッチフィルタの共振周波数を制御することができる。し
たがって、ノッチフィルタを通過する高周波信号の周波
数帯域を変えることができるため、1つの高周波複合部
品で、異なる周波数帯域を有する複数の高周波信号に対
応することができる。
タを備えているため、ノッチフィルタの第3のダイオー
ドに印加する電圧を制御することにより、第3の伝送線
路、第3のコンデンサ、共振器及び第2のダイオードか
らなるLC共振回路のインダクタンス成分、あるいはキ
ャパシタンス成分を制御することができ、その結果、ノ
ッチフィルタの共振周波数を制御することができる。し
たがって、ノッチフィルタを通過する高周波信号の周波
数帯域を変えることができるため、1つの高周波複合部
品で、異なる周波数帯域を有する複数の高周波信号に対
応することができる。
【0044】また、2端子スイッチが第1の伝送線路、
第1のコンデンサ及び第1のダイオードで構成され、L
Cフィルタが第2の伝送線路及び第2のコンデンサで構
成され、ノッチフィルタが第3の伝送線路、第3のコン
デンサ、共振器及び第2のダイオードで構成され、それ
らが積層体に内蔵あるいは搭載されるため、高周波複合
部品の小型化が実現できるとともに、この高周波部品を
搭載する移動体通信機の小型化も同時に実現できる。
第1のコンデンサ及び第1のダイオードで構成され、L
Cフィルタが第2の伝送線路及び第2のコンデンサで構
成され、ノッチフィルタが第3の伝送線路、第3のコン
デンサ、共振器及び第2のダイオードで構成され、それ
らが積層体に内蔵あるいは搭載されるため、高周波複合
部品の小型化が実現できるとともに、この高周波部品を
搭載する移動体通信機の小型化も同時に実現できる。
【0045】また、ノッチフィルタの共振器が、オープ
ンスタブからなるため、ダイオードの寄生インダクタン
スの影響を受けず、挿入損失の減衰を大きくとることが
できる。
ンスタブからなるため、ダイオードの寄生インダクタン
スの影響を受けず、挿入損失の減衰を大きくとることが
できる。
【0046】なお、上記の実施例において、送信部を構
成する2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィル
タが、第1の端子と第2の端子との間に、2端子スイッ
チ、LCフィルタ、ノッチフィルタの順で接続される場
合について説明したが、接続される順はこれに限定され
るわけではなく、別の順で接続されていても同様の効果
が得られる。
成する2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィル
タが、第1の端子と第2の端子との間に、2端子スイッ
チ、LCフィルタ、ノッチフィルタの順で接続される場
合について説明したが、接続される順はこれに限定され
るわけではなく、別の順で接続されていても同様の効果
が得られる。
【0047】また、LCフィルタ及びノッチフィルタが
低域通過フィルタである場合を示したが、LCフィルタ
及びノッチフィルタが高域通過フィルタ、帯域通過フィ
ルタ、帯域阻止フィルタであっても同様の効果が得られ
る。
低域通過フィルタである場合を示したが、LCフィルタ
及びノッチフィルタが高域通過フィルタ、帯域通過フィ
ルタ、帯域阻止フィルタであっても同様の効果が得られ
る。
【0048】さらに、スイッチング素子としてダイオー
ドを用いる場合について説明したが、バイポーラトラン
ジスタ、電界効果トランジスタなどのトランジスタを用
いても同様の効果が得られる。
ドを用いる場合について説明したが、バイポーラトラン
ジスタ、電界効果トランジスタなどのトランジスタを用
いても同様の効果が得られる。
【0049】また、コントロール端子が、チョークコイ
ルあるいは抵抗を介して接続される場合に説明したが、
ピンダイオードの電圧を印加する際に、高周波信号が、
コントロール端子へ漏れるのを防ぐことができればどの
ような素子でもよい。
ルあるいは抵抗を介して接続される場合に説明したが、
ピンダイオードの電圧を印加する際に、高周波信号が、
コントロール端子へ漏れるのを防ぐことができればどの
ような素子でもよい。
【0050】さらに、本発明の高周波複合部品が、GS
MとDCSとの組み合わせに使用される場合について説
明したが、その使用は、GSMとDCSとの組み合わせ
に限定されるものではなく、例えば、GSMとDCS(D
igital Cellular System)との組み合わせ、GSMとP
CS(Personal Communication Services)との組み合わ
せ、AMPS(Advanced Mobile Phone Services)とPC
Sとの組み合わせ、GSMとDECT(Digital Europea
n Cordless Telephone)との組み合わせ、PDCとPH
S(Personal Handy-phone System)との組み合わせ、な
どの使用することができる。
MとDCSとの組み合わせに使用される場合について説
明したが、その使用は、GSMとDCSとの組み合わせ
に限定されるものではなく、例えば、GSMとDCS(D
igital Cellular System)との組み合わせ、GSMとP
CS(Personal Communication Services)との組み合わ
せ、AMPS(Advanced Mobile Phone Services)とPC
Sとの組み合わせ、GSMとDECT(Digital Europea
n Cordless Telephone)との組み合わせ、PDCとPH
S(Personal Handy-phone System)との組み合わせ、な
どの使用することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の高周波複合部品によれば、第
1の端子と第2の端子との間に接続される送信部を構成
する2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィルタ
が複数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化される
ため、2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィル
タを接続する配線を積層体の内部に配置することができ
る。したがって、配線での損失を減らすことができ、高
周波複合部品の高性能化が実現できる。
1の端子と第2の端子との間に接続される送信部を構成
する2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィルタ
が複数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化される
ため、2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィル
タを接続する配線を積層体の内部に配置することができ
る。したがって、配線での損失を減らすことができ、高
周波複合部品の高性能化が実現できる。
【0052】また、LCフィルタを備えているため、送
信時の2次高調波及び3次高調波を遮断することができ
る。したがって、この高周波複合部品を搭載した無線機
器において、送信時にノイズが発生せず、良好な送信が
可能となる。
信時の2次高調波及び3次高調波を遮断することができ
る。したがって、この高周波複合部品を搭載した無線機
器において、送信時にノイズが発生せず、良好な送信が
可能となる。
【0053】さらに、ノッチフィルタを備えているた
め、ノッチフィルタの第2のスイッチング素子に印加す
る電圧を制御することにより、第3のインダクタンス素
子、第3のキャパシタンス素子、共振器及び第2のスイ
ッチング素子からなるLC共振回路のインダクタンス成
分、あるいはキャパシタンス成分を制御することがで
き、その結果、ノッチフィルタの共振周波数を制御する
ことができる。したがって、ノッチフィルタを通過する
高周波信号の周波数帯域を変えることができるため、1
つの高周波複合部品で、異なる周波数帯域を有する複数
の高周波信号に対応することができる。
め、ノッチフィルタの第2のスイッチング素子に印加す
る電圧を制御することにより、第3のインダクタンス素
子、第3のキャパシタンス素子、共振器及び第2のスイ
ッチング素子からなるLC共振回路のインダクタンス成
分、あるいはキャパシタンス成分を制御することがで
き、その結果、ノッチフィルタの共振周波数を制御する
ことができる。したがって、ノッチフィルタを通過する
高周波信号の周波数帯域を変えることができるため、1
つの高周波複合部品で、異なる周波数帯域を有する複数
の高周波信号に対応することができる。
【0054】さらに、2端子スイッチが第1のインダク
タンス素子、第1のキャパシタンス素子及び第1のスイ
ッチング素子で構成され、LCフィルタが第2のインダ
クタンス素子及び第2のキャパシタンス素子で構成さ
れ、ノッチフィルタが第3のインダクタンス素子、第3
のキャパシタンス素子、共振器及び第2のスイッチング
素子で構成され、それらが積層体に内蔵あるいは搭載さ
れるため、高周波複合部品の小型化が実現できるととも
に、この高周波部品を搭載する移動体通信機の小型化も
同時に実現できる。
タンス素子、第1のキャパシタンス素子及び第1のスイ
ッチング素子で構成され、LCフィルタが第2のインダ
クタンス素子及び第2のキャパシタンス素子で構成さ
れ、ノッチフィルタが第3のインダクタンス素子、第3
のキャパシタンス素子、共振器及び第2のスイッチング
素子で構成され、それらが積層体に内蔵あるいは搭載さ
れるため、高周波複合部品の小型化が実現できるととも
に、この高周波部品を搭載する移動体通信機の小型化も
同時に実現できる。
【0055】請求項2の高周波複合部品によれば、ノッ
チフィルタの共振器が、オープンスタブからなるため、
ノッチフィルタの第2のスイッチング素子の寄生インダ
クタンスの影響を受けず、挿入損失の減衰を大きくとる
ことができる。
チフィルタの共振器が、オープンスタブからなるため、
ノッチフィルタの第2のスイッチング素子の寄生インダ
クタンスの影響を受けず、挿入損失の減衰を大きくとる
ことができる。
【図1】本発明に係る高周波複合部品の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の高周波複合部品の回路図である。
【図3】図2の高周波複合部品の透視斜視図である。
【図4】図3の高周波複合部品の積層体を構成する
(a)第1の誘電体層〜(f)第6の誘電体層の上面図
である。
(a)第1の誘電体層〜(f)第6の誘電体層の上面図
である。
【図5】図3の高周波複合部品の積層体を構成する
(a)第7の誘電体層〜(f)第12の誘電体層の上面
図である。
(a)第7の誘電体層〜(f)第12の誘電体層の上面
図である。
【図6】図3の高周波複合部品の積層体を構成する
(a)第13の誘電体層〜(e)第17の誘電体層の上
面図及び(f)第17の誘電体層の下面図である。
(a)第13の誘電体層〜(e)第17の誘電体層の上
面図及び(f)第17の誘電体層の下面図である。
【図7】周波数帯域が低い側(GSM)を送信する際の
挿入損失を示す図である。
挿入損失を示す図である。
【図8】周波数帯域が高い側(DCS)を送信する際の
挿入損失を示す図である。
挿入損失を示す図である。
【図9】周波数帯域が低い側(GSM)と高い側(DC
S)とを受信する際の挿入損失を示す図である。
S)とを受信する際の挿入損失を示す図である。
【図10】従来の異なる周波数帯域の各移動体通信機で
アンテナを共用する構成を示すブロック図である。
アンテナを共用する構成を示すブロック図である。
10 高周波複合部品 11 2端子スイッチ 12 LCフィルタ 13 ノッチフィルタ 14 積層体 C11〜C13 第1のキャパシタンス素子 C21〜C25 第2のキャパシタンス素子 C31〜C34 第3のキャパシタンス素子 SL11〜SL13,L11 第1のインダクタン
ス素子 SL21,SL22 第2のインダクタンス素子 SL31〜SL33 第3のインダクタンス素子 RES31,RES32 共振器 D11 第1のスイッチング素子 D31,D32 第2のスイッチング素子
ス素子 SL21,SL22 第2のインダクタンス素子 SL31〜SL33 第3のインダクタンス素子 RES31,RES32 共振器 D11 第1のスイッチング素子 D31,D32 第2のスイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03K 17/74 H03K 17/74 B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/40 - 1/58 H01P 1/15 H01P 1/20 H03H 7/075 H03H 7/12 H03K 17/74
Claims (2)
- 【請求項1】 アンテナ側に配設される第1の端子と送
信回路側に配設される第2の端子との間に、送信部を構
成する2端子スイッチ、LCフィルタ及びノッチフィル
タが接続されるとともに、前記2端子スイッチ、前記L
Cフィルタ及び前記ノッチフィルタが複数の誘電体層を
積層してなる積層体に一体化される高周波複合部品にお
いて、 前記2端子スイッチは、少なくとも1つの第1のインダ
クタンス素子、少なくとも1つの第1のキャパシタンス
素子、及び少なくとも1つの第1のスイッチング素子で
構成され、前記LCフィルタは、少なくとも1つの第2
のインダクタンス素子、及び少なくとも1つの第2のキ
ャパシタンス素子で構成され、前記ノッチフィルタは、
少なくとも1つの第3のインダクタンス素子、少なくと
も1つの第3のキャパシタンス素子、少なくとも1つの
共振器、及び少なくとも1つの第2のスイッチング素子
で構成され、 前記第1乃至第3のインダクタンス素子、前記第1乃至
第3のキャパシタンス素子、前記共振器、並びに前記第
1及び第2のスイッチング素子が、前記積層体に内蔵、
あるいは搭載されることを特徴とする高周波複合部品。 - 【請求項2】 前記共振器が、オープンスタブであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の高周波複合部品。
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