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JP3137507B2 - スクロ−ル型流体機械 - Google Patents

スクロ−ル型流体機械

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JP3137507B2
JP3137507B2 JP05213992A JP21399293A JP3137507B2 JP 3137507 B2 JP3137507 B2 JP 3137507B2 JP 05213992 A JP05213992 A JP 05213992A JP 21399293 A JP21399293 A JP 21399293A JP 3137507 B2 JP3137507 B2 JP 3137507B2
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JP
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scroll
wear
end plate
plate
fluid machine
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JP05213992A
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English (en)
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公温 武田
徹三 鵜飼
真澄 関田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US08/207,189 priority patent/US5492460A/en
Priority to CN94105375XA priority patent/CN1065025C/zh
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C2230/90Improving properties of machine parts
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F05C2201/021Aluminium
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    • F05C2203/0865Oxide ceramics
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回スクロ−ルと固定
スクロ−ルとを組合わせて構成されるスクロ−ル型流体
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置では、効率の良い圧縮がで
きるとの利点から、近時、スクロ−ル型圧縮機(スクロ
−ル型流体機械)が採用されてきている。スクロ−ル型
圧縮機は、図6および図7に示されるように端板aに渦
巻状のラップbおよび同ラップbを囲むように周壁cを
有してなる固定スクロ−ルdと、端板eに渦巻状のラッ
プfを立設してなる旋回スクロ−ルgとを組合わせたス
クロ−ル式の圧縮機部hを有して構成されている。
【0003】詳しくは、圧縮機部hは、両スクロ−ル
d,gを、各ラップb,f同志が、所定角度、ずらして
相互に噛み合うように組合わせて、ラップ間に圧縮工程
を行わせるための密閉空間iを構成する構造となってい
る。
【0004】この密閉空間iの容積は、旋回スクロ−ル
gを、例えば先端に偏心ピンjを有する回転シャフトk
を用いて、固定スクロ−ルdの軸心回りに公転旋回させ
ることにより、周側から中央に向かうにしたがい、次第
に減少するようになっていて、同容積の変化を利用し
て、ガスを圧縮するようにしている。なお、旋回スクロ
−ルgには、図示はしていないが同旋回スクロ−ルgの
自転を規制するオルダムリングなどの自転阻止機構が設
けてある。
【0005】こうしたスクロ−ル型圧縮機では、密閉空
間iからのガスの漏洩を抑制するために、図6に示され
るように固定スクロ−ルdを軸方向に変位可能に支持
し、この固定スクロ−ルdの背面側に背圧室mを設け
て、固定スクロ−ルdを旋回スクロ−ルgに対して軸方
向に押し付けるようにしたり、あるいは旋回スクロ−ル
gの背面側に背圧室(図示しない)を設けて、逆に旋回
スクロ−ルgを固定スクロ−ルdに対して軸方向に押し
付けることが行われている。
【0006】ところが、スクロ−ル型圧縮機は、構造
上、旋回スクロ−ルgの端板周縁部と固定スクロ−ルd
の周壁cの軸端面とが、運転中、発生する旋回スクロ−
ルgを反転させようとする力によって圧接し、同部分が
磨耗してしまう難点がある。
【0007】そこで、特開昭55−72680号公報、
特開平2−298686号公報で示されている技術を利
用して、固定スクロ−ルdの周壁cの軸端面と摺接する
旋回スクロ−ルgの周縁部に硬質の耐磨耗プレ−トnを
埋めて設置し、上記磨耗を防ぐことが考えられている。
【0008】具体的には、図8に示されるように周壁c
の軸端面と摺接する旋回スクロ−ルgの周縁部に、同周
方向に連続する環状の溝部oを設けて設置部とし、この
溝部o内にリング状に形成した硬質の耐磨耗プレ−トn
を埋め込んでいる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この耐磨耗プレ−トn
を設置する構造は、構造上、図9にも示されるように耐
磨耗プレ−トnの軸端面と旋回スクロ−ルgの端板eの
軸端面との間に段差δが発生する。
【0010】ところで、この段差δが、圧縮性能の低下
させたり、耐磨耗プレ−トnおよび端板eの磨耗を進行
させたりする原因となることがわかった。しかしなが
ら、この段差δによる問題を回避できる公差は確立され
てなく、問題の解決には至っていない。
【0011】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、耐磨耗プレ−ト
の軸端面と旋回スクロ−ルの端板の軸端面との段差によ
る性能低下、磨耗の進行を抑制することができるスクロ
−ル型流体機械を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のスクロール型流体機械は、旋回ス
クロールに表面処理を施すと共に、同表面処理を耐摩耗
プレートが設置される設置面にも施したことにある。
【0013】
【0014】
【作用】請求項1に記載のスクロール型流体機械による
と、段差量を、所定の性能を発揮する領域、摩耗防止を
もたらす領域の公差以内に収めることが可能となる。
れにより、高性能で、信頼性の高いスクロール型流体機
械が実現可能となる
【0015】
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図3に示す第1の
実施例にもとづいて説明する。図3は、本発明を適用し
たスクロ−ル型圧縮機(スクロ−ル型流体機械)の構成
を示し、図中1は密閉ハウジングである。
【0017】密閉ハウジング1は、上下方向に沿って延
びる円筒形に構成されている。この密閉ハウジング1内
の上段側には、ディスチャ−ジカバ−2が上下方向を仕
切るように設けられている。このディスチャ−ジカバ−
2を境として、密閉ハウジング1内は、密閉ハウジング
1内の上方を高圧側3とし、下方を低圧側4にしてあ
る。
【0018】密閉ハウジング1の低圧側4には、下部側
に電動モ−タ5が配設され、上部側にスクロ−ル式の圧
縮機部6が配設されている。またこれら両者間には、同
間に渡って回転シャフト7が配設されている。
【0019】電動モ−タ5は、密閉ハウジング1の内周
部に圧入されて支持されたステ−タ8と、このステ−タ
8の内腔に配置されたロ−タ9とを有している。そし
て、ロ−タ9は回転シャフト7の下部側に固定され、回
転を回転シャフト7から出力させるようにしている。な
お、ステ−タ8につながる端子10は、密閉ハウジング
1の外周部に設置してある。
【0020】スクロ−ル式の圧縮機部6は、例えばアル
ミ部材で構成されたアルミ製の固定スクロ−ル11とこ
れに組合う同じくアルミ製の旋回スクロ−ル16とを有
してなる。
【0021】すなわち、固定スクロ−ル11は、端板1
2、その端板12の内面に立設された渦巻状のラップ1
3(図7に図示してあるラップと同じ)、さらにそのラ
ップ13を取り囲むように立設した周壁14を有してい
る。また端板12の中央部には吐出ポ−ト15を有して
いる。
【0022】旋回スクロ−ル16は、端板17、その内
面に立設された渦巻状のラップ18(図7に図示してあ
るラップと同じ)を有している。また端板17の外面中
央部には筒状のボス部19を有している。
【0023】そして、固定スクロ−ル11と旋回スクロ
−ル16とは、ラップ13,18同志が、180度(所
定角度)、ずらして相互に噛み合うように組合わせら
れ、端板部分で囲まれたラップ間に、圧縮工程を成立さ
せるための三日月状の複数個の密閉空間20を構成させ
ている(図7に図示してある密閉空間と同じ) この組合った両スクロ−ル11,16は、ディスチャ−
ジカバ−2と、低圧側4の上段側に固定されているケ−
シング状の主フレ−ム21との間に、固定スクロ−ル1
1を上側、旋回スクロ−ル16を下側に配置した状態で
介装してある。
【0024】そして、旋回スクロ−ル16の端板12
は、主フレ−ム21の上面に形成してある水平な受面2
1aにて摺動自在に受け止められている。固定スクロ−
ル11は、主フレ−ム21の外周側に形成されている周
壁部分21bに対して、支持ばね22を介して、上下方
向に変位可能に支持されている。詳しくは、固定スクロ
−ル11には周壁部分21bの側方へ突き出るブラケッ
ト23が設けられている。そして、このブラケット23
が支持ばね22を介して周壁部分21の上部に固定され
た構造となっている。
【0025】固定スクロ−ル11の周壁14に設けた吸
込ポ−ト(図示しない)は、周壁14の側方の空間2
9、主フレ−ム21に設けた同フレ−ム21の両側を連
通する吸込通路(図示せず)、低圧側4を通じて、密閉
ハウジング1の外周部に接続してある吸込管30に連通
してあり、外部からガスを圧縮機部6へ導けるようにし
てある。
【0026】また旋回スクロ−ル16のボス部18内に
は、旋回軸受24を介して、ドライブブッシュ25が嵌
挿してある。このドライブブッシュ25には、径方向に
若干延びる通孔で構成されるスライド孔25aが形成し
てある。
【0027】回転シャフト7の上端は、主フレーム21
を貫通して、旋回スクロール16の端板中央に向かって
延びている。この回転シャフト7の上端は、主フレーム
21の貫通部分に設けてある上部軸受26にて回転自在
に支持されている。この回転シャフト7の上端には、偏
心ピン27が突設してある。この偏心ピン27が、上記
スライド孔25aにスライド自在に嵌挿されている。こ
れによって、旋回スクロール16は、回転シャフト7が
回転すると、固定スクロール11の軸心回りを旋回する
ようになる。旋回スクロール16の端板17と主フレー
ム21の受面21bとの間には、旋回スクロール16の
公転旋回運動を許容するが同旋回スクロール16の自転
を阻止する自転阻止機構、例えばオルダムリング28が
介装されている。
【0028】このオルダムリング28および偏心ピン2
7によって得られる旋回スクロ−ル16の旋回公転運動
により、密閉空間20の容積は、次第に減少するように
なっている。つまり、この密閉空間20を利用して、ガ
スを圧縮させることができるようになっている。
【0029】固定スクロ−ル11の端板12の上面に
は、端板12の軸心を中心とした大小2つの円筒状のフ
ランジ31,32が上方に向かって突き出ている。また
ディスチャ−ジカバ−2の内面には、フランジ31,3
2間に形成される環状の凹部33内に向かって突き出る
円筒状のフランジ34が形成されている。このフランジ
34は、凹部33にスライド自在に嵌挿されている。そ
して、各フランジ34と各フランジ31,32とが摺接
する側面間には、それぞれ環状のシ−ル部材35が介装
され、同部分をシ−ルしている。
【0030】これにより、内側のシ−ル部材35で仕切
られた中央の領域、すなわちディスチャ−ジカバ−2の
中央部で覆われる端板12の上面の中央部分には高圧室
36が形成され、その外周側の外側のシ−ル部材35で
仕切られた中間の領域、すなわちディスチャ−ジカバ−
2の中間部分で覆われる端板12の上面の中間部分には
中間圧力室37が形成される。さらにその外周側には、
空間29を利用した吸込圧力と同圧力になる低圧室が形
成される。
【0031】これら端板12と同心的に並ぶ高圧室3
6、中間圧力室37、低圧室のうちの高圧室36は、吐
出ポ−ト15と連通している。また中間圧力室37は、
端板12に設けた導圧孔38を通じて、圧縮途中にある
密閉空間20と連通している。そして、これら高圧室3
6、中間圧力室37内に導入される高圧,中間圧のガス
によって、上方に浮上している固定スクロ−ル11は、
旋回スクロ−ル16に対して軸方向に押し付けられるよ
うになっている。
【0032】また旋回スクロ−ル16において、固定ス
クロ−ル11の周壁14の軸端面と摺接する周縁部に
は、図1に示されるようにリング状に形成された硬質の
耐磨耗プレ−ト40が設置されている。
【0033】この設置には、図1にも示されるように周
壁14の軸端面と摺接する旋回スクロ−ル16の端板1
2の周縁部に、同周方向に連続する環状の溝部41を設
けて設置部とし、この溝部41内に耐磨耗プレ−ト40
を埋め込んである。
【0034】この耐磨耗プレ−ト40によって、運転中
に発生する旋回スクロ−ル16を反転させようとする力
を原因とした磨耗を抑制するようにしてある。そして、
図1に示されるように露出する耐磨耗プレ−ト40の上
面(軸端面)と旋回スクロ−ル16の端板17の内面
(軸端面)との段差δを「0±10μm以内」に設定し
てある。
【0035】吐出ポ−ト15内には、逆流防止用の逆止
弁42が設けられている。また吐出ポ−ト15は、高圧
側3を構成する空間で形成される吐出チャンバ−43に
連通している。この吐出チャンバ−43は、密閉ハウン
ジ1の上部壁に接続してある吐出管44と連通してい
て、吐出チャンバ−43内に吐出された吐出ガスを密閉
ハウジング1外へ吐出できるようにしてある。
【0036】一方、回転シャフト7の下端部は、密閉ハ
ウジング1の内底側へ延びている。そして、この下端部
が低圧側4の下部側に据付けてある下部軸受体45に
て、回転自在に支持されている。
【0037】この回転シャフト7の下端部には、例えば
偏心軸46を回転させて、シリンダ47内に収容された
旋回リング48を揺動させることでポンプ作用を発生さ
せる圧送機構を採用した油ポンプ49が据付けられてい
る。この油ポンプ49の吸込部(図示しない)は、密閉
ハウジング1の内底部で形成された油集溜部51と連通
していて、同集溜部51に溜っている油50を吸込むよ
うになっている。油ポンプ49の吐出部は、回転シャフ
ト7に形成した油通路50を通じて、圧縮機部6の各摺
動部などに連通していて、油集溜部51内の油51aを
潤滑が必要な個所に圧送できるようにしてある。
【0038】また油ポンプ49の吐出部には、所定の圧
力を越えると、油51aを油集溜部51に戻すためのリ
リ−フ弁49aが設けてある。なお、52は密閉ハウジ
ング1外に露出している端子10を覆うための端子カバ
−である。
【0039】つぎに、このように構成されたスクロ−ル
型圧縮機の作用について説明する。端子10を通じて、
電動モ−タ5を励磁すると、ロ−タ9は回転していく。
この回転は、回転シャフト7を通じて、油ポンプ49に
伝達される。
【0040】すると、油ポンプ49の偏心ピン46は偏
心回転され、旋回リング40を揺動させていく。これに
より、油集溜部51内の油51aは、油ポンプ49の吸
込部から吸込まれ、吐出部から吐出される。そして、こ
の吐出した油51aは、油通路50を経て、圧縮機部6
の摺動部等の油51aを必要とする各部へ圧送される。
【0041】一方、電動モ−タ5の回転は、回転シャフ
ト7、偏心ピン27、ボス部19を通じて、旋回スクロ
−ル16に伝達されている。ここで、旋回スクロ−ル1
6はオルダムリング28によって自転が抑制されている
から、旋回スクロ−ル全体は、自転せず、固定スクロ−
ル11の軸心の中心とする公転旋回半径の円軌道上を公
転旋回運動する。
【0042】この公転旋回運動にしたがって、固定スク
ロ−ル11と旋回スクロ−ル16との間で形成されてい
る密閉空間20は、容積が減少する方向に変化してい
く。すると、吸込ガスは、吸込管30、低圧側4、吸込
通路、吸込ポ−ト(いずれも図示せず)を順に経て、ラ
ップ13,18の最外周の領域に導かれ、同領域から密
閉空間20内へ吸込まれる。
【0043】この吸込まれたガスは、旋回スクロ−ル1
6の公転旋回運動にしたがって密閉空間20の容積が減
少するのにしたがって、次第に圧縮されながら中央部へ
至る。
【0044】このとき、固定スクロ−ル11は高圧室3
6へ導かれる吐出圧、中間圧力室37へ導かれる中間圧
により旋回スクロ−ル16に押し付けられているから、
密閉空間20内で進行する圧縮工程はガスの漏れが抑制
されながら行われる。
【0045】そして、吐出ポ−ト15から、所定に圧縮
されたガスが、逆止弁42、吐出チャンバ−43、吐出
管44を経て、密閉ハウジング1外へ吐出される。こう
した運転中、旋回スクロ−ル16を反転させようとする
力による固定スクロ−ル11の周壁14と旋回スクロ−
ル16の端板17との磨耗は、端板17の周縁部に設置
した耐磨耗プレ−ト40によって抑制される。
【0046】ここで、耐磨耗プレ−ト40の上面と旋回
スクロ−ル16の端板17の上面との段差δのばらつき
により、スクロ−ル型圧縮機の性能が損なわれたり、磨
耗が著しく進行したりすることがわかった。
【0047】このような不具合を解消するような公差の
確立はなく、出願人は、あらゆる技術を試みた。この結
果、出願人は、段差量を、先にも述べたように「0±1
0μm以内」に収めれば(公差とすれば)、スクロ−ル
型圧縮機が高い性能を発揮でき、同時に周壁14,耐磨
耗プレ−ト40の磨耗の進行を最も低いレベルに抑制で
きることがわかった。
【0048】すなわち、スクロ−ル型圧縮機の性能を縦
軸に定め、磨耗量を横軸に定めて、両者の関係を線図化
した結果、図2の線図に示されるように段差δが「10
μm」を過ぎた値から、磨耗量が増加し始め、段差δが
20μm以上になると、周壁14(固定スクロ−ル1
1)の軸端面に対して、溝部41のエッジ41aと耐磨
耗プレ−ト40の外周側のエッジ40aとが当たるよう
に旋回スクロ−ル16の端板17が傾斜して、磨耗が進
行する不具合を見せた。また逆方向(マイナス側)に段
差δを形成すると、「−10μm」を過ぎた値からラッ
プ端と端板内面との間の隙間が広がり、密閉空間24で
行われるガスの圧縮性が損なわれる。特に段差δが「−
20μm」になると、スクロ−ル型圧縮機の性能低下が
著しくなるものであった。
【0049】したがって、段差δを「0±10μm以
内」に設定することで、段差δを原因とした、圧縮性能
の低下、耐磨耗プレ−ト40の磨耗を進行させるといっ
た問題を速やかに、かつ確実に回避することができる。
【0050】この結果、容易に高性能、かつ磨耗量の少
ない信頼性の高いスクロ−ル型圧縮機を実現することが
できる。図4および図5は本発明の第2の実施例を示
す。
【0051】本実施例は、段差δの設定ではなく、表面
処理を利用して、段差δがばらつくのを最少限に抑制し
て、同段差量を所定の性能を発揮する領域、磨耗を防ぐ
領域となる公差内に収めることを可能としたものであ
る。
【0052】具体的には、旋回スクロ−ル11側に施す
ラップ端面との摺接による磨耗を防ぐための表面処理
を、耐磨耗プレ−ト40が設置される設置面40bの全
体にまで施した構造を採用している。
【0053】この構造を詳しく説明すれば、アルミ製の
旋回スクロ−ル11では、歯底面の表面処理として、端
板17の内面、ラップ18の側面などに、例えばタフラ
ム処理が施される。
【0054】タフラム処理は、アルミの母材に、陽極酸
化皮膜処理を生成し、そのとき生じる孔等にテフロンを
含浸させてなる。ところが、他の表面処理と同様、図5
に示されるようにタフラム処理も加工面の厚さが変わ
る。
【0055】タフラム処理では、陽極酸化皮膜を生成す
る工程で行われる「2Al+30→Al22 」の反応
により、膜厚αによって容積が加工前に比べて増加す
る。この容積の変化は、他の表面処理と同様、表面処理
の膜厚αのばらつきにしたがってばらつく。
【0056】段差δは、この膜厚αのばらつきによっ
て、管理できない程、ばらつき、先に述べたようスクロ
−ル型圧縮機の性能が損なわれたり、磨耗が著しく進行
したりするが、このような不具合を解消するような公差
は確立されていない。
【0057】そこで、出願人は、表面処理、すなわちタ
フラム処理を旋回スクロ−ル11の歯底面だけではな
く、耐磨耗プレ−ト40が設置される設置面40bの全
体、つまり同設置面40bを構成する水平面40cおよ
びその水平面40cから立ち上がる垂直面40dに施し
た。42はこうして施された表面処理層を示す。
【0058】これにより、端板18で生じていたばらつ
きは相殺され、段差量は最少限に抑制される。つまり、
段差δは、所定の性能を発揮する領域、耐磨耗プレ−ト
40の磨耗防止をもたらす公差以内に略一定に収めるこ
とが可能となる。
【0059】したがって、第1の実施例と同様、高性
能、かつ磨耗量の少ない信頼性の高いスクロ−ル型圧縮
機を実現することができる。しかも、表面処理を耐磨耗
プレ−ト40が設置される面全体にも施すだけですむ。
【0060】なお、第2の実施例では、アルミ製の旋回
スクロ−ル16に表面処理としてタフラム処理を施した
が、これに限らず、アルマイト処理といった他の表面処
理でも同様の効果を奏する。
【0061】但し、第2の実施例において、先の第1の
実施例と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略
した。また、第2の実施例の構造を用いて、第1の実施
例のように段差δを「0±10μm以内」に設定する
と、最も高い信頼性をもたらすスクロ−ル型圧縮機を実
現することが可能となる。なお、本発明を上述したいず
れの実施例共、スクロ−ル型圧縮機に適用したが、これ
に限らず、他のスクロ−ル型流体機械に適用してもよ
い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、耐摩耗プレートの軸端面と旋回スクロールの端板
の軸端面との段差による性能低下、摩耗の進行を抑制す
ることができる。したがって、高性能、かつ摩耗量の少
ない信頼性の高いスクロール型流体機械を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部となる旋回スクロ
−ルの端板に設置された耐磨耗プレ−トと端板内面との
段差を示す断面図。
【図2】同段差による性能と磨耗との相関を説明するた
めの線図。
【図3】本発明を適用したスクロ−ル型圧縮機の構成を
示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施例の要部を説明するための
耐磨耗プレ−ト回りの部分を拡大して示した断面図。
【図5】表面処理を施すことによって、大きく段差がば
らつくことを説明するための図。
【図6】従来のスクロ−ル型圧縮機の圧縮機部を説明す
るための断面図。
【図7】同圧縮機部を構成する固定スクロ−ル、旋回ス
クロ−ルのラップが噛み合っている状態を示す断面図。
【図8】端板周縁部に耐磨耗プレ−トが設置された旋回
スクロ−ルを採用した圧縮機部を示す断面図。
【図9】同圧縮機部で問題となっている段差を説明する
ための断面図。
【符号の説明】
6…スクロ−ル式の圧縮機部 11…固定スクロ−
ル 12…端板 13…ラップ 14…周壁 16…旋回スクロ
−ル 17…端板 18…ラップ 20…密閉空間 40…耐磨耗プレ
−ト 40b…設置面 42…表面処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関田 真澄 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (56)参考文献 特開 平2−298686(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端板に渦巻状のラップを立設し、かつこ
    のラップを囲むように周壁を設けてなる固定スクロール
    と、端板に渦巻状のラップを立設してなる旋回スクロー
    ルとを相互に噛み合わせ、両スクロールのうちの一方の
    スクロールを他方のスクロールに対して軸方向に押し付
    けるように支持するとともに、少なくとも前記旋回スク
    ロールの前記固定スクロールの周壁の軸端面と摺接する
    端板の周縁部に硬質の耐摩耗プレートを設置してなるス
    クロール型流体機械において、前記旋回スクロールに表
    面処理を施すと共に、同表面処理を前記耐摩耗プレート
    が設置される設置面にも施してなることを特徴とするス
    クロール型流体機械
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