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JP3131891U - 封緘用ラベルシール付きキャップ容器 - Google Patents

封緘用ラベルシール付きキャップ容器 Download PDF

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【課題】キャップ開封前及びキャップ開封後の何れにおいても、封緘用のラベルシールを容易に引き剥がすことができる封緘用ラベルシール付きキャップ容器を提供する。
【解決手段】本体容器2の外周面とキャップ3の外周面との境界Sに跨って貼着される封緘用のラベルシール10は、一面に粘着剤が塗布された接着面部11と、接着面部11と連続する粘着剤の未塗布部分であって、境界Sと交わる一方の側端部に位置して境界Sを跨るように設けられた非着面部11と、接着面部11及び非着面部12をそれぞれ境界Sに沿って破断させる破断目13とを有し、キャップ3の初回開封時に、破断目13によって本体容器2側とキャップ3側とに分断された接着面部11a,11bのそれぞれに非着面部12a,12bが残存するようにした。
【選択図】図2

Description

本考案は、本体容器とキャップとの境界に跨って封緘用のラベルシールが貼着されてなる封緘用ラベルシール付きキャップ容器に関する。
本体容器にキャップが被せられたキャップ容器では、不正開封による改竄(かいざん)等を防止するために、薄いプラスチックフィルム(包装フィルム)で容器全体を被覆することが行われている(一般に、シュリンク包装という。)。また、このシュリンク包装では、包装フィルムの開封性を良くするために、この包装フィルムに本体容器とキャップとの境界に沿ってミシン目を設けることが行われている(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、シュリンク包装の場合、包装フィルムに形成されたミシン目を本体容器とキャップとの境界部分に正確に位置合わせすることが難しく、ミシン目が位置ズレした場合には、包装フィルムの開封性が悪くなる。このようなミシン目の位置ズレを防ぐため、容器全体を包装フィルムで被覆した後に、本体容器とキャップとの境界部分にレーザー加工等によりミシン目を入れることも考えられる。しかしながら、このようなレーザー加工により容器の全周に亘ってミシン目を入れようとした場合には、そのための特別な設備が必要となり、製造コストが嵩むことになる。
一方、キャップ容器では、上述したシュリンク包装は行わず、本体容器とキャップとの境界に跨って封緘用のラベルシールを貼着することによって、キャップの未開封を保証することが行われている(例えば、特許文献2を参照。)。この封緘用のラベルシールを貼着する場合には、封緘前にラベルシールに形成したミシン目を本体容器とキャップとの境界に対して正確に位置合わせすることが可能である。また、このラベルシールによって封緘されたキャップ容器では、キャップを本体容器に対して回動しながらミシン目を破断することで、キャップを容易に開封することが可能である。
ところで、このような封緘用ラベルシール付きキャップ容器では、キャップ開封後にミシン目によって分断されたラベルシールが本体容器側とキャップ側に貼着した状態のまま残存することになる。このように分断されたラベルシールは、引き剥がしづらく、無理に引き剥がそうとすると、ラベルシールの表層だけが剥がれたり、粘着剤がこびり付いたりして、見栄えが非常に悪くなる。
ラベルシールの中には、粘着剤の未塗布部分である摘み片(タブ)を角部に設けたり、側端部から突出して設けたりして、この摘み片を摘んでラベルシールを引き剥がし易くしたものもある。しかしながら、上述した封緘用のラベルシールの場合、キャップ開封後にラベルシールが本体容器側とキャップ側とに分断されるため、このような摘み片については本体容器側及びキャップ側にそれぞれ別個に設けなければならない。このため、キャップ開封前にラベルシールを引き剥がす場合には、分断前のラベルシールをまとめて引き剥がすことはできず、本体容器側に貼着されたラベルシールの一方と、キャップ側に貼着されたラベルシールの他方とを、それぞれミシン目で破断させながら別個に引き剥がす必要が生じてしまう。
一方、封緘用ラベルシール付きキャップ容器では、上述したキャップを回動してミシン目を破断してからキャップを取り外すといった操作を行わずに、ラベルシールによって封緘されたキャップをそのまま強引に取り外そうとする場合も考えられる。この場合、ミシン目の位置からキャップを開封しないと、必要以上に強い力でキャップをこじ開けることになる。
例えば、ステムの先端部にノズルボタンが取り付けられたエアゾール缶(スプレー缶)や、ステムの先端部にノズルヘッドが取り付けられたポンプ容器(ノンエアゾール型容器)などでは、強引にこじ開けられたキャップと接触したノズルボタンやノズルヘッドに強い衝撃が加わると、ノズルボタンやノズルヘッドが外れたり、一緒に倒れ込んだステムが変形又は破損したりすることがある。特に、比較的容量の小さい本体容器では、その外径も小さくなっており、この本体容器に被せられるキャップについては、ノズルボタンやノズルヘッドを収納するのに必要な空間を確保するため、その外径が本体容器とほぼ同径となっている。この場合、ノズルボタンやノズルヘッドのノズル先端がキャップの内面と非常に近接した状態となるため、キャップ開封時にノズル先端にキャップが接触してしまう可能性が非常に高くなる。
なお、本考案に関連する公知文献としては、例えば下記特許文献3〜6がある。
このうち、特許文献3には、封印用ラベルに形成されたミシン目の両側に粘着剤の非塗布部分を設けた構成が記載されている。しかしながら、この特許文献3に記載される粘着剤の非塗布部分は、キャップ開封時にミシン目を容易に破断させることを目的としたものであり、この粘着剤の非塗布部分によって封印用ラベルをキャップ開封前及びキャップ開封後において容易に引き剥がすことについては全く考慮されていない。
一方、特許文献4には、相互に離れた接着剤塗布部の間に接着剤が未塗布の非接着部を設け、この非接着部を接着剤塗布部の間で帯状に破断させるミシン目を設けた構成が記載されている。しかしながら、この特許文献4に記載される非接着部は、封緘用ラベルの開封作業を容易に行うことを目的としたものであり、この接着剤塗布部によって接着剤塗布部をキャップ開封前及びキャップ開封後において容易に引き剥がすことについては全く考慮されていない。
一方、特許文献5には、容器本体と蓋体あるいは栓体との夫々に跨って貼着する帯状シートの一側縁に沿って一部を残して切れ目を入れた未開封保証レーベルが記載されている。しかしながら、この特許文献5に記載される切れ目は、キャップを容易に開封することを目的としたものであり、キャップ開封前及びキャップ開封後においてレーベルを容易に引き剥がすことについては全く考慮されていない。
一方、特許文献6には、シート基材に複数のスリットからなるミシン目を設け、これら複数のスリットのうち蓋部の開閉側端部に最も近いスリットがシール基材の端縁部から切り込まれている構成が記載されている。しかしながら、この特許文献6に記載されるミシン目は、キャップを容易に開封することを目的としたものであり、キャップ開封前及びキャップ開封後においてシールを容易に引き剥がすことについては全く考慮されていない。
特許第3265324号 特開2006−243483号公報 実開平3−45577号公報 実開平3−66873号公報 特開平9−127875号公報 特開2005−196023号公報
本考案は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、キャップ開封前及びキャップ開封後の何れにおいても、封緘用のラベルシールを容易に引き剥がすことができる封緘用ラベルシール付きキャップ容器を提供することにある。
また、本考案の別の目的は、そのような封緘用のラベルシールを貼着した場合において、キャップの初回開封時に強引にこじ開けられたキャップと他の部分とが接触することを防止した封緘用ラベルシール付きキャップ容器を提供することにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る考案は、筒状の外周面を有する本体容器と、前記本体容器に着脱自在に被せられると共に、前記本体容器の外周面と面一となる筒状の外周面を有するキャップと、前記本体容器の外周面と前記キャップの外周面との境界に跨って貼着される封緘用のラベルシールとを備え、前記ラベルシールが、一面に粘着剤が塗布された接着面部と、前記接着面部と連続する前記粘着剤の未塗布部分であって、前記境界と交わる一方の側端部に位置して前記境界を跨るように設けられた非着面部と、前記接着面部及び前記非着面部をそれぞれ前記境界に沿って破断させる破断目とを有し、前記キャップの初回開封時に、前記破断目によって前記本体容器側と前記キャップ側とに分断された前記接着面部のそれぞれに前記非着面部が残存するようにしたことを特徴とする封緘用ラベルシール付きキャップ容器である。
また、請求項2に係る考案は、前記破断目が、前記境界に沿って前記接着面部及び前記非着面部に切り込まれた複数のスリットからなるミシン目であることを特徴とする請求項1に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器である。
また、請求項3に係る考案は、更に、前記境界を挟んだ両側に前記境界に沿ったミシン目と平行に並ぶ複数のミシン目を有することを特徴とする請求項2に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器である。
また、請求項4に係る考案は、前記非着面部の先端部に前記境界に沿った切れ込みを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器である。
また、請求項5に係る考案は、前記本体容器が、押しボタンを押圧操作することによりバルブ機構を開放し、当該押しボタンと一体に押し下げられたステムを通じて内容物を前記押しボタンに設けられた噴射口から噴射するエアゾール缶であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器である。
また、請求項6に係る考案は、前記押しボタンが、側方から突出する噴射ノズルを有し、前記ラベルシールが、前記噴射ノズルの先端と対向する側の面を避けた位置に貼着されていることを特徴とする請求項5に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器である。
以上のように、請求項1に係る考案では、キャップの初回開封時に、破断目によって本体容器側とキャップ側とに分断された接着面部のそれぞれに非着面部が残存するようにしたことで、キャップ開封後に、本体容器側に貼着された一方の接着面部と、キャップ側に貼着された他方の接着面部とを、それぞれに残存した非着面部を摘んで容易に引き剥がすことが可能である。一方、キャップ開封前にラベルシールを引き剥がす場合には、破断目を破断させることなく、この場合も非着面部を摘んで接着面部を容易に引き剥がすことが可能である。
また、請求項2に係る考案では、破断目をミシン目とすることで、不正開封による改竄等を防止することができる。
また、請求項3に係る考案では、更に、境界に沿ったミシン目と平行に並ぶ複数のミシン目を設けることで、ミシン目を本体容器とキャップとの境界部分に正確に位置合わせしなくても、キャップ開封時に何れかのミシン目によって接着面部及び非着面部を容易に破断させることができる。
また、請求項4に係る考案では、非着面部の先端部に境界に沿った切れ込みを設けることで、キャップ開封時に非着面部を容易に破断させることができる。また、非着面部の分断後の形状を摘み易い形状とすることができる。
また、請求項5に係る考案では、本体容器がエアゾール缶の場合においても、封緘用のラベルシールを容易に引き剥がすことができる。
また、請求項6に係る考案では、ノズルの先端と対向する側の面を避けた位置にラベルシールを貼着することで、キャップ開封時にノズルにキャップが接触することを防ぐことができる。これにより、押しボタンが外れたり、押しボタンと一緒に倒れ込んだステムが変形又は破損したりすることを未然に防止することができる。
以下、本考案を適用した封緘用ラベルシール付きキャップ容器について、図面を参照して詳細に説明する。
本考案の一実施形態として図1に示す封緘用ラベルシール付きキャップ容器(以下、キャップ容器という。)1は、本体容器であるエアゾール缶2と、エアゾール缶2に着脱自在に被せられるカバーキャップ3とを備えている。
エアゾール缶2は、例えばスチールやアルミニウム等からなる略円筒状の耐圧容器(スプレー缶ともいう。)である。このエアゾール缶2は、その上部中央から突出して設けられ、且つ、上方に付勢された状態で上下方向に移動可能に支持されたステム(図示せず。)と、このステムを下方に押圧することにより開放されるバルブ機構(図示せず。)と、ステムの先端に取り付けられた押しボタン4とを備えている。また、押しボタン4には、ノズル4aが側方から突出して設けられている。そして、このエアゾール缶2は、押しボタン4を押圧操作することによりバルブ機構を開放し、押しボタン4と一体に押し下げられたステムを通じて内容物をノズル4aの先端(噴射口)から噴射することが可能となっている。
なお、エアゾール缶2の内容物は、例えば殺虫剤や忌避剤、殺菌剤、芳香剤、消臭剤などの中から選ばれる有効成分の他に、必要に応じて溶剤や補助剤などを含む原液と、液体ガスや圧縮ガスなどの噴射剤とが充填されたものからなる。
カバーキャップ3は、非使用時に押しボタン4等を保護するためのものであり、例えば天面が閉塞された略円筒状の透明又は半透明なプラスチック材料からなる。また、カバーキャップ3は、上述したノズル4aが設けられた押しボタン4を収納するのに必要な空間を確保するため、その外径がエアゾール缶2とほぼ同径となっている。すなわち、このキャップ容器1では、エアゾール缶2にカバーキャップ3を被せた状態において、エアゾール缶2の外周面とカバーキャップ3の外周面とが面一となっている。
そして、このキャップ容器1には、カバーキャップ3の未開封を保証するための封緘用のラベルシール10が、エアゾール缶2の外周面とカバーキャップ3の外周面との境界Sに跨って貼着されている。
具体的に、このラベルシール10は、図2に拡大して示すように、一面に粘着剤が塗布されたシール面(接着面部)11と、このシール面11と連続する粘着剤の未塗布部分であって、境界Sと交わる一方の側端部に位置して境界Sを跨るように設けられた摘み片(非着面部)12と、シール面11及び摘み片12をそれぞれ境界Sに沿って破断させるミシン目(破断目)13とを有している。
このうち、シール面11は、エアゾール缶2とカバーキャップ3との境界Sに跨って貼着される部分であり、エアゾール缶2とカバーキャップ3との境界部分を封緘するのに充分な大きさを有している。摘み片12は、シール面11よりも小さく、シール面11の境界Sと交わる方向の一側端部の略中央部から突出して設けられている。ミシン目13は、直線状に切り込まれた複数のスリットからなり、シール面11及び摘み片12の略中央部を境界Sと平行な方向に分断するように形成されている。
そして、このラベルシール10は、ミシン目13を本体容器とキャップとの境界Sに一致させた状態で貼着されている。また、このラベルシール10は、ノズル4aの先端と対向する側の面を避けた位置に貼着されている。
なお、ラベルシール10の材質については、特に限定されないものの、例えば、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂フィルムを用いることができる。また、このような樹脂フィルムからなるラベルシール10の表面には印刷などを施すことができる。なお、ラベルシール10が一軸延伸の樹脂フィルムからなる場合は、その延伸方向と平行にミシン目13を設けることによって、キャップ開封時にミシン目13を破断し易くすることが可能である。また、本考案では、表面に印刷などが施された紙製のラベルシールを用いてもよい。シール面11に塗布される粘着剤については、特に限定されないものの、例えばアクリル系の強粘着剤等を用いることができる。
以上のような封緘用のラベルシール10が貼着されたキャップ容器1では、カバーキャップ3をエアゾール缶2に対して回動しながらミシン目13を破断することで、カバーキャップ3を容易に開封することが可能である。そして、このキャップ容器1では、カバーキャップ3の初回開封後に、ミシン目13によって分断されたラベルシール10がエアゾール缶2側とカバーキャップ3側に貼着した状態のまま残存するため、不正開封による改竄等を防止することが可能となっている。
ところで、本考案の封緘用ラベルシール付きキャップ容器1では、カバーキャップ3の初回開封時に、ミシン目13によってエアゾール缶2側とカバーキャップ3側とに分断されたシール面11a,11bのそれぞれに摘み片12a,12bが残存することになる。したがって、このキャップ容器1では、カバーキャップ3の開封後に、エアゾール缶2側に貼着された一方のシール面11aと、カバーキャップ3側に貼着された他方のシール面11bとを、それぞれに残存した摘み片12a,12bを摘んで容易に引き剥がすことが可能である。
また、本考案の封緘用ラベルシール付きキャップ容器1では、上述した図1に示すように、ノズル4aの先端と対向する側の面を避けた位置にラベルシール10が貼着されていることが好ましい。この場合、上述したカバーキャップ3を回動してミシン目13を破断してからカバーキャップ3を取り外すといった操作を行わずに、ラベルシール10によって封緘されたカバーキャップ3をそのまま強引に取り外そうとした場合でも、ノズル4aの先端にカバーキャップ3が接触することを防ぐことが可能である。したがって、このキャップ容器1では、押しボタン4が外れたり、押しボタン4と一緒に倒れ込んだステムが変形又は破損したりすることを未然に防止することが可能である。
なお、本考案を適用したラベルシール10は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。なお、以下の説明では、上記ラベルシール10と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本考案では、例えば図3に示すように、上記摘み片12の先端部に境界Sに沿った切れ込み14を設けた構成としてもよい。この場合、キャップ開封時に摘み片12a,12bを容易に破断させることが可能である。また、摘み片12a,12bの分断後の形状を摘み易い形状とすることが可能である。
また、本考案では、例えば図4(a),(b)に示すように、境界Sを挟んだ両側(場合によっては片側)に境界Sに沿ったミシン目13と平行に並ぶ複数のミシン目13を設けた構成としてもよい。この場合、ミシン目13をエアゾール缶2とカバーキャップ3との境界部分に正確に位置合わせしなくても、キャップ開封時に何れかのミシン目13によってシール面11a,11b及び摘み片12a,12bを容易に破断させることが可能である。
また、本考案では、上述した直線状に切り込まれた複数のスリットからなるミシン目13に限らず、シール面11及び摘み片12を破断させる破断目については、種々の形状とすることができる。具体的に、破断目については、例えば、図5(a)に示すように、斜線状に切り込まれた複数のスリットからなる破断目13aを設けた構成としてもよい。また、図5(b)に示すように、楔(くさび)状に切り込まれた複数のスリットからなる破断目13bを設けた構成としてもよい。
また、本考案では、上述したラベルシール10の形状に限らず、種々の形状とすることができる。具体的には、例えば、図6(a)に示すラベルシール21のように、ミシン目13を挟んでシール面11が非対称となる形状としてもよい。また、摘み片12については、図6(a)に示すラベルシール21のように、エアゾール缶2側に偏倚させた形状としてもよく、図6(b)に示すラベルシール22のように、カバーキャップ3側に偏倚させた形状としてもよい。また、例えば図6(c)に示す楕円状のラベルシール23のように、シール面11と摘み片12とが一体の形状を為すようにしてもよい。
なお、本考案は、上述したエアゾール缶2に限らず、本体容器については、ステムの先端部にノズルヘッドが取り付けられたポンプ容器(ノンエアゾール型容器)などであってもよい。
図1は、本発明を適用した封緘用ラベルシール付きキャップ容器の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示すラベルシールを拡大して示す側面図である。 図3は、図1に示すラベルシールの変形例を示す平面図である。 図4は、図1に示すラベルシールの別の変形例を示す平面図である。 図5は、図1に示すラベルシールの更に別の変形例を示す平面図である。 図6は、本発明を適用した封緘用ラベルシールの応用例を示す平面図である。
符号の説明
1…キャップ容器 2…エアゾール缶(本体容器) 3…カバーキャップ 4…押しボタン 4a…ノズル 10…ラベルシール 11…シール面(接着面部) 12…摘み片(非着面部) 13…ミシン目(破断目) 14…切れ込み

Claims (6)

  1. 筒状の外周面を有する本体容器と、
    前記本体容器に着脱自在に被せられると共に、前記本体容器の外周面と面一となる筒状の外周面を有するキャップと、
    前記本体容器の外周面と前記キャップの外周面との境界に跨って貼着される封緘用のラベルシールとを備え、
    前記ラベルシールは、一面に粘着剤が塗布された接着面部と、前記接着面部と連続する前記粘着剤の未塗布部分であって、前記境界と交わる一方の側端部に位置して前記境界を跨るように設けられた非着面部と、前記接着面部及び前記非着面部をそれぞれ前記境界に沿って破断させる破断目とを有し、
    前記キャップの初回開封時に、前記破断目によって前記本体容器側と前記キャップ側とに分断された前記接着面部のそれぞれに前記非着面部が残存するようにしたことを特徴とする封緘用ラベルシール付きキャップ容器。
  2. 前記破断目は、前記境界に沿って前記接着面部及び前記非着面部に切り込まれた複数のスリットからなるミシン目であることを特徴とする請求項1に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器。
  3. 更に、前記境界を挟んだ両側に前記境界に沿ったミシン目と平行に並ぶ複数のミシン目を有することを特徴とする請求項2に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器。
  4. 前記非着面部の先端部に前記境界に沿った切れ込みを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器。
  5. 前記本体容器は、押しボタンを押圧操作することによりバルブ機構を開放し、当該押しボタンと一体に押し下げられたステムを通じて内容物を前記押しボタンに設けられた噴射口から噴射するエアゾール缶であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器。
  6. 前記押しボタンは、側方から突出するノズルを有し、
    前記ラベルシールは、前記ノズルの先端と対向する側の面を避けた位置に貼着されていることを特徴とする請求項5に記載の封緘用ラベルシール付きキャップ容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016069015A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社フジシール ラベル付き容器
CN108313506A (zh) * 2018-02-11 2018-07-24 竹菱(大连)实业有限公司 撕裂条撕口机构及制造装置和制造方法

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