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JP3124105U - 宝石体及び宝石体を備えた付爪 - Google Patents

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JP3124105U JP2006004042U JP2006004042U JP3124105U JP 3124105 U JP3124105 U JP 3124105U JP 2006004042 U JP2006004042 U JP 2006004042U JP 2006004042 U JP2006004042 U JP 2006004042U JP 3124105 U JP3124105 U JP 3124105U
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Abstract

【課題】宝石を種々の装飾具に簡単に固定できるようにして宝石による装飾の利用範囲を拡大できるようにする。
【解決手段】上部に複数の固定爪部11が突出し、下部に平坦な固定面10が形成された支持部材9を設け、支持部材9の上部に、宝石7の装飾面5が露出するように固定爪部11により宝石7を固定して宝石体8とする。
【選択図】図1

Description

本考案は宝石体及び宝石体を備えた付爪に関する。
指の爪に取り付けるようにした付爪が市販され、装身具として利用されている。この付爪は、一般に合成樹脂の薄い板材によって人の指の爪の外形に合うように湾曲形状に形成され且つ爪よりも長く形成されており、湾曲形状の外表面(上面)に種々の装飾を施したものが市販されている。この付爪を爪に装着するには、爪の表面に対して人体の皮膚に無害な専用の接着剤を塗布して付爪の内側面(下面)を爪の表面に貼り付ける方法、又は爪の表面及び付爪の内側面の両方に接着剤を塗布して付爪を貼り付ける方法、又は付爪の内側面に両面接着テープを取り付けて付爪を爪の表面に貼り付ける方法等により装着しており、付爪は1回使用する毎に新しい接着剤又は接着テープを用いて装着している。
従来から用いられている付爪の一例を図7、図8に示すように、湾曲した付爪1の外表面1aに着色塗料等によるペインティング、或は合成樹脂等によって種々の形状に形成した装飾材料を接着することによって種々の装飾絵柄2を形成したものが多く用いられている。そして、前記付爪1の内側面1bを前記接着剤又は接着テープによる接着手段3によって指の爪の表面に貼り付けて固定している。
尚、この種の付爪に関する従来の技術としては、付爪の外表面に装飾絵柄を施したものが特許文献1に示されている。
一方、従来から宝石にはダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、オパール、ガーネット、アクアマリン、エメラルド等やクオーツ(パワーストーン)と称されるアメジスト、タイガーアイ等の多数の種類が知られている。これらの宝石は、通常台座と称される金属製の固定用部材に固定することにより指輪、ネックレス、イヤリング等として用いられている。即ち、図9に宝石の一例としてダイヤモンド4を示すように、ダイヤモンド4はカットによって上面が輝く装飾面5に形成され、裏側に錐状に突出した錐状部6を有しており、該錐状部6を、指輪用、ネックレス用、イヤリング用等に加工された図示しない台座に固定している。
このように、高い硬度を有する宝石は通常、指輪用、ネックレス用、イヤリング用等の専用の台座に固定して用いられているが、前記指輪、ネックレス、イヤリング等以外の種々の装飾具に対しても宝石を簡単に取り付けて装飾を楽しむことが要求されているにも拘らず、宝石は種々の装飾具に対して簡単に取り付けることができないため利用範囲が制限されていた。
実用新案登録第3092564号公報
前記付爪においては、図7、図8に示したように付爪1の外表面1aに着色塗料等によるペインティングによって装飾絵柄2を施したり、或は合成樹脂等にて種々の形状に形成した装飾材料を接着することで装飾絵柄2を形成したもの等が用いられているが、付爪1を爪に装着したときの指先の輝き等による豪華さの点において装飾性に限界があった。
また、前記付爪1等の装飾具に対して宝石を固定することも考えられるが、付爪1等の装飾具に対して簡単に固定できるようにした宝石は存在しておらず、宝石の利用範囲を高めることはできなかった。
本考案は、上記実情に鑑みてなしたもので、宝石を種々の装飾具に簡単に固定できるようにして宝石による装飾の利用範囲を拡大することができ、更に、付爪に宝石を固定することにより爪を光り輝く宝石によって豪華に装飾できるようにした宝石体及び宝石体を備えた付爪を提供することを目的としてなしたものである。
本考案は、上部に複数の固定爪部が突出し、下部に平坦な固定面が形成された支持部材を設け、該支持部材の上部に、宝石の装飾面が露出するように前記固定爪部により宝石を固定したことを特徴とする宝石体、に係るものである。
また、本発明は、爪の表面に嵌合可能な湾曲形状を有し、湾曲の外表面に装飾を施し内側面を接着手段により爪の表面に固定するようにした付爪であって、前記宝石体の支持部材の固定面を、固定手段により前記付爪の外表面に固定したことを特徴とする宝石体を備えた付爪、に係るものである。
本考案の宝石体によれば、上部に複数の固定爪部が突出し、下部に平坦な固定面が形成された支持部材を設け、該支持部材の上部に、宝石の装飾面が露出するように前記固定爪部により宝石を固定するようにしたので、前記支持部材の固定面を接着剤等の固定手段により種々の装飾具に簡単に固定して装飾を楽しむことができ、よって、宝石の利用範囲を大幅に拡大できるという優れた効果を奏し得る。
また、本考案の宝石体を取り付けた付爪によれば、宝石を固定した支持部材の固定面を、固定手段により付爪の外表面に固定するようにしたので、爪を輝く宝石によって豪華に装飾できるという優れた効果を奏し得る。
以下、本考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1はダイヤモンド4による宝石7を用いた場合における本考案の宝石体の一例を示す切断側面図であり、この宝石体8は、宝石7を固定・支持するための支持部材9を有している。支持部材9はカップ形状を有しており、該カップ形状の支持部材9の上部には複数の固定爪部11が突出しており、且つ支持部材9の下部には平坦な固定面10が形成されている。
そして、宝石7の装飾面5と錘状部6の一部が上部に露出した状態になるように、前記固定爪部11によって宝石7を支持部材9の上部に固定することにより宝石体8を構成している。
前記支持部材9には、シルバー、ホワイトゴールド、プラチナ、ゴールド等の金属(装飾金属)を用いることができ、これにより、強度を保持すると共に支持部材9自身を装飾の一部とすることができる。一方、前記支持部材9としては、上記以外に合成樹脂、セラミック等の種々の材料を用いることもできる。
また、前記ダイヤモンド4以外に、ルビー、サファイヤ、オパール、ガーネット、アクアマリン、エメラルド等の宝石7を前記と同様に支持部材9に固定して宝石体8を構成することができる。
一方、クオーツ(パワーストーン)と称されるアメジスト、タイガーアイ等のように、透明性を有しておらず扁平形状に加工しても装飾性に問題がない宝石の場合には、図3に示す如く例えば円盤形の宝石を厚さ方向にスライスして扁平な形状の宝石7aとし、この宝石7aを前記板状の支持部材9aに載置して固定爪部11により固定することができる。
上記した構成の宝石体8は、支持部材9の固定面10を接着剤等を用いて種々の装飾具に簡単且つ強固に固定することができるため、宝石7,7aの利用範囲を大幅に拡大することができる。また、前記支持部材9の固定面10を接着剤によって種々の装飾具に固定できる以外に、支持部材9を金属製とした場合には、支持部材9は金属ロウを用いて装飾具に強固に固定することもできる。
図4〜図6は、装飾具Aの一例としての付爪1に、前記宝石体8を固定した形態を示したものであり、前記宝石体8は支持部材9の下面の平坦な固定面10を、固定手段12(接着剤)を用いて付爪1の外表面1aに固定している。
前記付爪1の外表面1aには前記宝石体8を固定することに加えて、図5、図6に示すように、付爪1の外表面1aに着色塗料等によるペインティング、或は合成樹脂等にて種々の形状に形成した装飾材料を接着することにより種々の装飾絵柄2を組み合わせて形成することができる。
上記したように宝石体8を固定した付爪1は、内側面1bを前記接着剤又は接着テープによる接着手段3によって指等の爪の表面に貼り付けて用いられる。この時、前記接着剤等の接着手段3によって爪に貼り付けられる付爪1は、使用後に剥離剤を用いて爪から取り外すことが行われるため、前記固定手段12によって付爪1に固定された宝石体8は、前記剥離剤の使用によっても固定手段12による固定強度が低下しないようにしている。
上記したように宝石体8が固定された付爪1によれば、爪を輝く宝石7によって豪華に装飾できる効果がある。
なお、本考案の宝石体及び宝石体を備えた付爪は、上記形態にのみ限定されるものではなく、種々の宝石を固定した宝石体が提供できること、宝石体は付爪以外の種々の装飾具に固定して装飾を楽しむことができること、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
ダイヤモンドによる宝石を用いた場合における本考案の宝石体の一例を示す切断側面図である。 図1の平面図である。 透明性を有しない宝石を用いた宝石体の例を示す切断側面図である。 図1の宝石体を付爪に固定した形態を示す切断側面図である。 本考案の付爪の形態の全体形状を示す平面図である。 図5のVI−VI方向矢視図である。 従来の付爪の一例を示す平面図である。 図7のVIII−VIII方向矢視図である。 ダイヤモンドの側面図である。
符号の説明
1 付爪
1a 外表面
1b 内側面
2 装飾絵柄(装飾)
3 接着手段
5 装飾面
7 宝石
7a 宝石
8 宝石体
9 支持部材
9a 支持部材
10 固定面
11 固定爪部
12 固定手段

Claims (2)

  1. 上部に複数の固定爪部が突出し、下部に平坦な固定面が形成された支持部材を設け、該支持部材の上部に、宝石の装飾面が露出するように前記固定爪部により宝石を固定したことを特徴とする宝石体。
  2. 爪の表面に嵌合可能な湾曲形状を有し、湾曲の外表面に装飾を施し内側面を接着手段により爪の表面に固定するようにした付爪であって、請求項1に記載の宝石体の支持部材の固定面を、固定手段により前記付爪の外表面に固定したことを特徴とする宝石体を備えた付爪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008139661A1 (ja) * 2007-05-02 2008-11-20 Seiwa Co., Ltd. 装飾体及び付け爪
JP2015092979A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 尾崎 志保 ネイルアクセサリー

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JPWO2008139661A1 (ja) * 2007-05-02 2010-07-29 株式会社正和 装飾体及び付け爪
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