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JP3192218B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JP3192218B2
JP3192218B2 JP16021292A JP16021292A JP3192218B2 JP 3192218 B2 JP3192218 B2 JP 3192218B2 JP 16021292 A JP16021292 A JP 16021292A JP 16021292 A JP16021292 A JP 16021292A JP 3192218 B2 JP3192218 B2 JP 3192218B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等
の、画像情報をトナーによって紙などの記録材に記録す
る画像形成方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成方法及び画像形成装置で
は、電子写真技術、すなわち像露光によって感光体に潜
像を形成し、該潜像をトナーで現像した後、紙などの記
録材に静電的にトナーを転写してから、定着する技術が
広く採用されている。感光体に形成したトナー像を中間
転写体に粘着力により1次転写し、次いで中間転写体か
ら紙などの記録材にトナーを熱溶融して同時定着を兼ね
て2次転写する方法及び装置が従来より知られている。
【0003】感光体から直接記録材に転写する方法及び
装置は、紙の表面に存在する微細な凹凸のため紙と感光
体が密着せず不均一なギャップが出現し、電界が乱れた
りトナー同士のクーロン反発力を招いたりして、トナー
に対して不均一な力が作用するため、転写像に濃度ムラ
やトナーの飛散が生じ、解像力やドット再現性を劣化さ
せる不都合があった。このような問題を解決するために
採用されたのが中間転写方式であり、該方式において
は、中間転写体をドラム又はベルト状に構成し、繰り返
し使用するようにしている。
【0004】しかしながら、このような方法及び装置に
あっては、感光体からトナー像が転写される部分、記録
材に転写する部分においては、それぞれ周速差や圧力な
どが変動して画像品質の劣化を招かないように機構や駆
動手段、及びそれらを支える骨格を組み立てる必要があ
る。さらに、2次転写時に加熱する場合、感光体の温度
が上昇しないように冷却装置を設ける必要も生じる。こ
の為に、装置全体の構成が大規模なものとなり、エネル
ギー消費も大きくなって、記録画像1枚当りのコストが
高くなっていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は中間転写工程を採用した複写機
やプリンタ等において、中間転写の長所を活かしながら
簡単な構成で(中間転写体をドラム或はベルト状に構成
せずに)、駆動系や支持機構などの規模を大きくするこ
となく、トナー飛散のない解像力やシャープネスに優れ
た、画像情報をトナーによって紙などの記録材に記録す
る画像形成方法及び画像形成装置を提供することを目的
とする。他の目的は、中間転写シートを用いずに記録材
に直接転写で記録画像を形成することも出来る画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転するトナー像保持体と、トナー像保
持体に潜像を形成する潜像形成手段と、トナー像保持体
に形成された潜像を現像器で現像してトナー像を形成す
る現像手段と、転写シート供給部から中間転写シートを
搬送する第1搬送手段と、転写シート供給部から搬送さ
れた中間転写シートを加圧ローラによってトナー像保持
体に圧接させてトナー像保持体のトナー像を中間転写シ
ートに転写させる加圧手段と、記録材供給部から記録材
を搬送する第2搬送手段と、中間転写シートと記録材と
位置合わせして互いに重ね合わせる中間転写シート・
録材重ね手段と、重ね合わせた中間転写シートと記録
材を熱ローラと加圧ローラで挟み、熱と圧力を加えるこ
とによりトナー像を中間転写シートから記録材へ転写と
同時に定着する定着手段とから構成される画像形成装置
において、上記第2搬送手段と上記中間転写シート・記
録材重ね手段の動作を停止して、上記転写シート供給部
ら記録材を搬送し、その搬送された記録材だけを上記
定着手段に作用させてトナー像を記録材に定着させるこ
とを特徴とする。
【0007】請求項1記載の画像形成装置において、上
記加圧手段に電気バイアスを印加する構成としたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成された画像形成方法及び画像
形成装置の感光体上のトナー像を有端状の中間転写シー
トに転写した後、中間転写シートに記録材を重ね合わせ
て熱と圧力を加え溶融転写・定着するので、駆動系や支
持機構などの規模を大きくすることなく、トナー飛散の
ない解像力やシャープネスに優れた画像を得ることがで
きる。画像形成装置に、シートの検出手段を設け、中間
転写シートの代わりに記録材を搬送することにより、直
接転写による画像の形成ができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1において、本発明の画像形成装置は、
ドラム状の感光体からなるトナー像保持体1、感光体の
表面を均一帯電させるスコロトロンチャージャ11、帯
電後の感光体表面をレーザ光で像露光するレーザ光学系
(潜像形成手段)12、乾式トナーを有する現像器(現
像手段)6、中間転写シート(単葉、即ち非エンドレ
ス、非ドラム状)2又は記録材4を挟んでトナー像保持
体1と圧接する加圧ローラ(加圧手段)7、感光体表面
を清掃するクリーニング装置13、転写後の中間転写シ
ート2をトナー付着面を上に向けてレジストローラ対8
によって一時的にストックし、その上に紙などの記録材
4を搬送し重ねる記録材重ね部15、記録材4が重なっ
た中間転写シート2に熱と圧力を加える熱ローラ9と加
圧ローラ10からなる溶融転写部(定着手段)18から
構成されている。また、符号3は転写シート供給部、3
aは転写シート供給部3から転写シートを搬送する第1
搬送手段である。
【0010】ドラム状の感光体からなるトナー像保持体
1と加圧ローラ7の間には圧力を所定の状態に保持する
ため回転軸同士がバネ19で結合されている。又、ドラ
ム状の感光体からなるトナー像保持体1と加圧ローラ7
はシーケンスに応じて制御されるソレノイド20により
圧接したり分離したりすることが可能である。同様にし
て加圧ローラ7の表面に直接トナーが付着しないように
シーケンスに応じて圧接と切り離しが可能になってい
る。上記感光体は、比較的耐圧性や耐熱性に優れたドラ
ム状の有機物感光体である。レーザ光学系12は、半導
体レーザ、回転多面鏡、fθレンズなどからなり、レー
ザ変調回路が画像信号に応じて半導体レーザの発光を制
御する。
【0011】現像器6は、それぞれイエロートナー、マ
ゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーを収納す
るものが感光体の移動方向に対して直列に並んでいる。
現像器6に収納されている現像剤は高抵抗非磁性トナー
と磁性キャリアが混合された二成分現像剤である。トナ
ーは、解像力が高く、面積階調による階調再現性を良好
にし、重ね合わせによるトナー像の盛り上がりが小さい
ように、粒径5μm以下である。
【0012】図2において、現像器6は、その内部に磁
石21を有し、回転することによって現像剤を現像領域
に搬送する非磁性スリーブ22、上記非磁性スリーブ2
2上に搬送される現像剤の量を規制する現像剤規制板1
4などで構成される。内部の磁石21の移動により非磁
性スリーブ22上に形成される磁界が変化するようにな
っていて、現像領域に現像剤を供給するか否かを制御す
る。現像を行なうときは、非磁性スリーブ22上に現像
剤が供給されるような磁界が形成され、非磁性スリーブ
22が回転し、同時に非磁性スリーブ22に現像バイア
スが印加される。現像領域で形成される電界により、ト
ナーのみが感光体上の静電潜像に従って感光体に付着す
る。
【0013】非磁性のカラートナーのみからなる一成分
現像剤にて現像を行う方法もこの装置に採用できる。こ
の場合、磁石を内蔵するスリーブの代わりに導電性弾性
体やその表面に絶縁性物質をコーティングしたローラが
用いられる。トナーはブレードなどの帯電部材と接触し
て所定の極性と絶対値を有する電荷量に帯電される。こ
の現像方法によればエッジ効果の小さい比較的薄層のト
ナー像を得ることができ、この装置の特徴を活かすこと
ができる。加圧ローラ7は、中間転写シート2がドラム
状の感光体からなるトナー像保持体1に十分な接触巾を
もって均一な圧力で圧接するようにゴム弾性を有し、さ
らに転写バイアスが印加できるように表面が導電性か、
体積抵抗が低くなるように構成されている。
【0014】図3において、記録材重ね部15のところ
では、トナー像が転写されて下ガイド板16により案内
されて搬送されてきた中間転写シート2が下側に、上ガ
イド板(第2搬送手段)17に案内されてきた記録材4
が上側に、それぞれの先端がレジストローラ対8の手前
位置で停止するようになっている。停止状態において
は、中間転写シート2と記録材4は下ガイド板16と上
ガイド板17の存在により面接触しない。中間転写シー
ト2と記録材4の先端が揃った後、レジストローラ対8
が回転を開始して重なり合った状態でニップ部から送り
出される。
【0015】図4において、溶融転写部18は、熱ロー
ラ9と加圧ローラ10とで構成され、記録材4と重なり
合った中間転写シート2に対して熱ローラ9と加圧ロー
ラ10とのニップ部24で熱と圧力が印加され、中間転
写シート2のトナー像が記録材4に転写・熱定着され
る。熱ローラ9は中空の剛性ローラをシリコン樹脂など
の耐熱性を有する材料でコートしたもので、内部にハロ
ゲンランプなどのヒータ23が備えられ、ローラ全体が
50℃〜180℃に加熱される。加圧ローラ10は剛性
ローラの表面をシリコン樹脂でコートしたものが使用さ
れる。熱ローラ9と加圧ローラ10は、記録材4と中間
転写シート2とを、滑らせることなく送り出す必要があ
るので、摩擦係数の高いものが好ましい。加圧ローラ1
0側にもヒータ23を備えてもよい。
【0016】この実施例で使用される中間転写シート2
は、表面が粉体トナーに対して粘着性を有し、記録材4
へトナーが効率的に移行するように流動化したトナーに
対して離型性を有することが必要である。具体例として
は、厚さ10〜300μmのシリコン樹脂やテフロン樹
脂を主としたもである。更に、中間転写シート2の表面
は、密着性が崩れることによる転写抜けを防止するた
め、トナーの実質的な最小粒径よりも小さい凹凸を有す
ることが望ましい。即ち、トナーの実質的な最小粒径が
5μmのとき、中間転写体の凹凸は5μm以下である。
【0017】次に、本発明の画像形成装置における、画
像形成プロセスを説明する。 1.最初にトナー像保持体1は一定の線速度で図1の矢
印の方向に回転を始め、スコロトロンチャージャ11が
トナー像保持体1上の感光体表面を均一に帯電し、表面
電位を約−800Vにする。 2.レーザ光学系12により、画像信号に基づいて変調
されたレーザ光が、トナー像保持体1上の感光体表面を
走査し、静電潜像を形成する。上記静電潜像はレーザ光
の照射部分(表面電位は約−100V)をトナー付着部
とし、非照射部分(表面電位は約−800V)を背景部
とするように形成される。 3.上記静電潜像を現像器6のトナーで現像する。非磁
性スリーブ22に印加される現像バイアスは−600V
で、反転現像が行われる。
【0018】4.トナー像保持体1上の感光体表面のト
ナー像が適当な位置に転写されるように、中間転写シー
ト2が転写シート供給部3から搬送される。中間転写シ
ート2の先端が搬送されてくると、所定の転写条件が得
られるようなタイミングで加圧ローラ7がトナー像保持
体1上の感光体表面に圧接する。加圧ローラ7はトナー
像保持体1上の感光体表面と線速度が一致するように回
転する。加圧ローラ7による圧接力によって、トナー像
保持体1上の感光体表面と中間転写シート2の間には、
0.3kg/cm〜3.0kg/cmの圧力が加えられ
る。トナー像保持体1上の感光体表面と中間転写シート
2が密着する。トナー像保持体1上の感光体表面上のト
ナー像は中間転写シート2の粘着力によって中間転写シ
ート2に転写される。この時、加圧ローラ7に対して+
0.5kv〜5.0kvの転写バイアスを印加してもよ
い。このようにすれば、トナー像保持体1上の感光体表
面と中間転写シート2のニップ部(接触部分)には電界
が形成され、トナーがこれに応じて上記トナー像保持体
1上の感光体から中間転写シート2へ移転する。勿論、
トナー像保持体1上の感光体上でトナー像が多層になっ
ていても転写することが出来る。
【0019】5.転写後のトナー像保持体1上の感光体
をクリーニング装置13が清掃する。 6.転写後の中間転写シート2と記録材供給部5から搬
送された紙などの記録材4は、記録材重ね部15に搬送
されて、レジストローラ8で停止する。このとき中間転
写シート2と記録材4は非接合状態にある。
【0020】7.中間転写シート2と記録材4の先端が
一致した後、レジストローラ8が両者を重ね合わせて搬
送する。 8.重ね合わせて搬送された、中間転写シート2と記録
材4は、熱ローラ9と加圧ローラ10からなる溶融転写
部18に達する。溶融転写部18では中間転写シートと
記録材4は0.3kg/cm〜3.0kg/cmの圧力
で圧接され、熱ローラ9の熱によって、中間転写シート
2上のトナーは半溶融状態となり、記録材4上を流動
し、記録材4の紙などの繊維の中へ浸透する。同時に中
間転写シート2に対して離型性が働く。
【0021】9.溶融転写部18を通過した中間転写シ
ートは記録材4と分離される。トナーは記録材4に定着
され、中間転写シート2には、ほとんど残らない。この
ようにして記録材4上に形成されたトナー像は、コロナ
転写で発生するようなトナーの飛散がなく、解像力やシ
ャープネスに優れた画像である。中間転写シートはのぞ
ましくは、クリーニングした後、繰返し上記プロセスで
使用することができる。
【0022】10.図1の画像形成装置によって、記録
材4に直接転写して画像形成することも可能である。こ
の場合、中間転写シート2が搬送された経路を記録材4
が搬送される。転写部25では、記録材4の先端に合わ
せて加圧ローラ7がトナー像保持体1上の感光体に圧接
し、前述と同様の圧力0.3kg/cm〜3.0kg/
cmの圧力が加えられるとともに、この時、前述と同様
に、加圧ローラ7に対して+0.5kv〜5.0kvの
転写バイアスを印加してもよい。表面に粘着性を持たな
い記録材4にトナー像を転写する場合には、前記転写バ
イアスを印加することが不可欠である。トナー像の転写
後、記録材4は記録材重ね部15を通過し、溶融転写部
18に入る。溶融転写部18はこのとき熱ローラ式の定
着器として作用する。即ち、熱ローラ9でトナーが溶融
して記録材4の紙の繊維の中に流出し、定着する。この
ために、トナーと接触する熱ローラ9は溶融トナーに対
して、十分な離型性を有することが必要である。
【0023】なお、転写部25へ搬送されたものが中間
転写シート2であるか、記録材4であるかを識別し、そ
の結果によってシーケンスを切り替える方法が上記の画
像形成装置の使用環境では望ましい。図5はシート種類
の識別結果に応じて作像プロセスを異ならせる場合のフ
ローチャートであり、この場合、同フローチャートに示
すように、検出手段26を転写部25に至る前の搬送経
路に設け、中間転写シート2であるときには上記プロセ
スの1.〜9.のシーケンス(ステップ3〜11)を、
記録材4のときには、上記プロセス10.(ステップ2
0〜25)のシーケンスを実行するように制御部がプロ
グラムされていればよい。検出手段26は、光学的な反
射率を測定する光センサー、重さを測定する重量セン
サ、中間転写シート2の特定の形状を検出する光センサ
ーなどを使用すればよい。上記シーケンスでは、加圧ロ
ーラ7による転写部25での転写条件や溶融転写部18
での転写条件を変更することができる。例えば、感光体
から中間転写シート2に転写する場合は粘着性だけに依
存する転写方法をとり、記録材4に直接転写する場合
は、電気的バイアスを利用する等は可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、感光体上のトナー像を中間転写シートに転
写した後、中間転写シートに記録材を重ね合わせて熱と
圧力を加え溶融転写・定着するので、駆動系や支持機構
などの規模を大きくすることなく、トナー飛散のない解
像力やシャープネスに優れた画像を得ることができる。
検出手段を設ける以外は、特に大きな変更をすることな
く、中間転写シートの代わりに記録材を搬送することに
より、直接転写による画像の形成ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の作像部の概略
断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す画像形成装置の現像器の
断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す画像形成装置の記録材重
ね部の斜視図である。
【図4】本発明の実施例を示す画像形成装置の溶融転写
部の断面図である。
【図5】本発明の実施例を示す画像形成装置のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1・・・トナー像保持体、2・・・中間転写シート、3
・・・転写シート供給部、4・・・記録材、5・・・記
録材供給部、6・・・現像器、7・・・加圧ローラ、8
・・・レジストローラ、9・・・熱ローラ、10・・・
加圧ローラ、11・・・スコロトロンチャージャ、12
・・・レーザ光学系、13・・・クリーニング装置、1
4・・・現像剤規制板、15・・・記録材重ね部、16
・・・下ガイド板、17・・・上ガイド板、18・・・
溶融転写部、19・・・バネ、20・・・ソレノイド、
21・・・磁石、22・・・非磁性スリーブ、23・・
・ヒータ、24・・・ニップ部、25・・・転写部、2
6・・・検出手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するトナー像保持体と、トナー像保持
    体に潜像を形成する潜像形成手段と、トナー像保持体に
    形成された潜像を現像器で現像してトナー像を形成する
    現像手段と、転写シート供給部から中間転写シートを搬
    送する第1搬送手段と、転写シート供給部から搬送され
    た中間転写シートを加圧ローラによってトナー像保持体
    に圧接させてトナー像保持体のトナー像を中間転写シー
    トに転写させる加圧手段と、記録材供給部から記録材を
    搬送する第2搬送手段と、中間転写シートと記録材とを
    位置合わせして互いに重ね合わせる中間転写シート・記
    録材重ね手段と、重ね合わせた中間転写シートと記録材
    を熱ローラと加圧ローラで挟み、熱と圧力を加えること
    によりトナー像を中間転写シートから記録材へ転写と同
    時に定着する定着手段とから構成される画像形成装置に
    おいて、上記第2搬送手段と上記中間転写シート・記録
    重ね手段の動作を停止して、上記転写シート供給部か
    ら記録材を搬送し、その搬送された記録材だけを上記定
    着手段に作用させてトナー像を記録材に定着させること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、上
    記加圧手段に電気バイアスを印加する構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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