JP3190967B2 - アルカリ性水溶液及び感光性樹脂組成物のパターン形成方法 - Google Patents
アルカリ性水溶液及び感光性樹脂組成物のパターン形成方法Info
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Description
解像度のパターンを得るための感光性樹脂組成物のパタ
ーン形成方法に関するものである。
I等の超微細回路の作成、あるいは加工の必要なパッケ
ージ中の絶縁膜や保護膜にフォトレジストや感光性ポリ
イミド等の感光性樹脂が多用されている。感光性樹脂の
特徴は、比較的簡便な装置で高精度の樹脂パターンを得
ることができる点である。特に、ジアゾキノン等を感光
剤に用いたフェノールノボラック樹脂をベースとしたポ
ジ型のフォトレジストは、現像時に膨潤を起こさないた
め解像度に優れたパターンの形成が可能である。また現
像液がアルカリ性水溶液であるため安全面においても優
れるといった数々の特徴を有しているため、上記半導体
の微細回路等の製造に多用されている。一方、半導体の
絶縁膜や保護膜に用いる感光性ポリイミドのような感光
性耐熱性樹脂においても、高解像度や現像液の無公害性
等の特徴を有するポジ型の感光性耐熱性樹脂が、フォト
レジストと同様に開発され(例えば、特開昭64−60
630号公報、特公平1−46862号公報等)、高集
積化された半導体の絶縁膜や保護膜用樹脂として注目さ
れている。
カリ可溶性ポリマーに上述のようなジアゾキノン化合物
を感光剤として組み合わせることよりなる。未露光部に
おいては、これらジアゾキノン化合物はアルカリ性水溶
液に不溶であるが、露光によって化学変化を起こしアル
カリ性水溶液に可溶となる。従って、この露光/未露光
での溶解度差を利用し、露光部をアルカリ性水溶液で除
去することにより、未露光部のみの塗膜パターンの作成
が可能となる。現像液として用いるアリカリ性水溶液と
しては、一般的にはテトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド(以下、TMAHという)の水溶液である。通常の
フェノールノボラック樹脂をベースとしたフォトレジス
トを現像する場合、このTMAHの水溶液で良好に現像
できるが、例えば、特公平1−46862号公報に示さ
れているようなポリベンゾオキサゾール前駆体をベース
にした感光性樹脂組成物の場合、本来完全に溶解し除去
されるはずの露光部に現像残り(スカム)が発生し、解
像度が悪くなるという欠点があった。
評価する特性としては感度(いかに少ない露光エネルギ
ーでパターンを形成しうるか)、解像度(いかに微細な
形状のパターンを形成することができるか)と共にコン
トラスト(いかに露光部と未露光部の現像液に対する溶
解度の差が大きいか)があげられる。ここでこのコント
ラストに着目すると、この感光系においてはベースとな
るポリマー自体は露光/未露光にかかわらずアルカリ溶
液に可溶なため、現像時未露光部も溶解する。そのため
従来のアルカリ現像液を使用した現像では未露光部の膜
厚は減少し、良好なコントラストが得られなかった。こ
の欠点を改善するために、複素環化合物、環状酸無水物
等の溶解性調節剤を感光性樹脂組成物中に添加し、樹脂
の溶解度を抑制する方法が知られている(特公昭48−
12242号公報、特公昭56−30850号公報)。
ところが、これら添加剤は現像後も樹脂中に残る。その
ため、これら感光性樹脂の耐熱性、機械性能等がこれら
添加剤により低下し、感光性樹脂を半導体絶縁膜等の用
途への使用を困難なものとしていた。また特開平3−1
04053号公報に示されているような感光性樹脂用の
現像液を用いると膜減り率は向上するが、感度、解像度
が低下したりする問題があった。
り率に優れるのみならず、パターン加工工程におけるス
カムをなくし、高解像度が得られる感光性樹脂組成物の
パターン形成方法を提供するものである。
ンチウム及びバリウムの化合物から選ばれる1種以上の
化合物を含むアルカリ性水溶液であり、下記式(1)で
示されるポリアミド、
樹脂組成物の溶解除去用の現像液であるアルカリ性水溶
液であり、該ポジ型感光性樹脂組成物を基板等に塗布
し、プリベークを行い、光照射を行った後、アニオン性
界面活性剤並びにカルシウム、ストロンチウム及びバリ
ウムの化合物から選ばれる1種以上の化合物を含むアル
カリ性水溶液で露光部を溶解除去して、パターンを得る
ことを特徴とする感光性樹脂組成物のパターン形成方法
である。
造を有するビスアミノフェノールとYの構造を有するジ
カルボン酸からなり、このポリアミドを約300〜40
0℃で加熱すると閉環し、ポリベンゾオキサゾールとい
う耐熱性樹脂へと変化する。一般的にポジ型感光性樹脂
組成物は、アルカリ水溶液で現像を行う。例えばフォト
レジストは、そのベースのフェノールノボラック樹脂に
フェノール性の水酸基を有しているため現像が可能とな
る。同様に式(1)で表わされるポリアミドをベースと
したポジ型感光性樹脂もXの構造を有するビスアミノフ
ェノールにおけるフェノール性の水酸基によって現像が
可能となるが、フェノールノボラック樹脂をベースにし
たフォトレジストより、その現像性は劣り露光部にスカ
ムが発生し解像度が悪くなる。これは、ベンゼン環1個
に対し、水酸基が1個含まれるフェノールノボラック樹
脂に対して、式(1)に示されるポリアミドにおいて、
水酸基がアミン成分にしかないためと考えられる。Xの
構造を有するビスアミノフェノールの一部を密着性改良
のため、式(1)のZの構造を有するシリコーンジアミ
ンに置き換えたポリアミド等は樹脂の溶解性が、更に低
くなるため、より多くのスカムが発生し、解像度が非常
に悪くなる。しかし、本発明のアニオン性界面活性剤を
含むアルカリ水溶液で加工するとこのスカムは全く発生
しない。原因については明らかでないが、アニオン性界
面活性剤によって樹脂と現像液との親和性が向上するた
めと考えられる。
ば、
ない。また、式(1)のYは、例えば
ない。更に、式(1)のZは、例えば
ない。式(1)のZは、例えばシリコンウェハーのよう
な基板に対して、密着性が必要な時に用いるが、その使
用割合bについては最大40.0モル%まで使用するこ
とができる。40.0モル%を越えると樹脂の溶解性が
極めて低下し、本発明であるパターン形成方法を用いて
もスカムが発生し、パターン加工ができない。なお、こ
れらX、Y、Zの使用にあたっては、それぞれ1種類で
あっても2種類以上の混合物であってもかまわない。本
発明で用いるアニオン性界面活性剤の代表的なものとし
ては、アルキルベンゼンスルホン酸、ジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム、2−エチルヘキシル硫酸エステル
ナトリウム塩、アシルメチルタウリン酸ナトリウム、ス
ルホコハク酸ラウリル−2−ナトリウムがある。具体的
な例としては、ドデシルベンゼンスルホン酸、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。本発明の現像液であるア
ルカリ性水溶液中のアニオン性界面活性剤の含有量は、
全アルカリ性水溶液中に0.1〜10重量%であること
が好ましい。0.1重量%未満だとスカムが発生し易く
なり、逆に10重量%を越えると現像液のアルカリ濃度
を低下させ、感度が低下してしまう。
中にカルシウム、ストロンチウム、バリウムの化合物を
存在せしめることにある。それにより、現像後生成する
樹脂パターンのコントラストを著しく高めることが可能
となった。これらの金属化合物によるコントラスト増強
効果は、金属化合物が特に未露光部の樹脂塗膜を強く不
溶化することにより生じている。この詳細な機構につい
ては未だ不明であるが、おそらく金属陽イオンと未露光
部樹脂との間に何らかの相互作用が生じていることによ
ると考えられる。これらの金属化合物の例としては、酸
化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化ストロンチウ
ム、水酸化ストロンチウム、酸化バリウム、水酸化バリ
ウム等の塩基性化合物、塩化カルシウム、硝酸カルシウ
ム、酢酸カルシウム、塩化ストロンチウム、硝酸ストロ
ンチウム、酢酸ストロンチウム、塩化バリウム、硝酸バ
リウム、酢酸バリウム等の無機ないし有機塩類を挙げる
ことができるが、以上の化合物に限定されるものではな
いことはいうまでもない。
化合物の含量は、使用する金属の種類によって異なる
が、これら金属単体として現像液全体の0.1ppm以
上1ppm以下にするのがよい。0.1ppm未満の場
合、金属化合物の含量が少なすぎてコントラスト増強の
効果が得られない。逆に1ppmよりも多いと、未露光
部と共に露光部の溶解性も同時に著しく低下し、感度が
低下し、解像度も低くなる。本発明のアルカリ性水溶液
は、アルカリ可溶性ポリマーを溶解除去するものであ
り、アルカリ化合物を溶解した水溶液であることが必須
である。アルカリ化合物としては、例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウ
ム、メタ珪酸ナトリウム、アンモニア水等の無機アルカ
リ類、エチルアミン、n−プロピルアミン等の第一アミ
ン類、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン等の第
二アミン類、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン
等の第三アミン類、ジメチルエタノールアミン、トリエ
タノールアミン等のアルコールアミン類、テトラメチル
アンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウム
ヒドロキシド等の第四級アンモニウム塩等が挙げるられ
る。
アミド及びジアゾキノン化合物の他溶剤を主成分とする
が、必要に応じてポリアミド酸を添加してもよい。ポリ
アミド酸は、カルボキシル基を有しているため、溶解性
が増し現像時間の短縮化が可能となる。
ベンゾキノンジアジドあるいは1,2−ナフトキノンジ
アジド構造を有する化合物であり、米国特許明細書第
2,772,972号、第2,797,213号、第
3,669,658号により公知の物質である。例え
ば、
法は、まず該組成物を適当な支持体、例えばシリコンウ
エハーやセラミック、アルミ基板等に塗布する。塗布方
法は、スピンナーを用いた回転塗布、スプレーコーター
を用いた噴霧塗布、浸漬、印刷、ロールコーティング等
で行う。次に60〜180℃程度の温度で塗膜を乾燥す
る。乾燥法としてはオーブン、赤外炉、熱盤等があるが
効率面及び温度制御のし易すさから熱盤が好ましい。こ
の熱盤で乾燥する場合、80〜130℃で乾燥すること
が好ましい。80℃未満では、乾燥が不充分で好ましく
ない。又、130℃を越えると、乾燥が過度になるため
好ましくない。より好ましいのは、100〜120℃で
2〜4分である。次に所望のパターン形状に化学線を用
いて光照射する。化学線としては、X線、電子線、紫外
線、可視光線等を使用できるが、特に200〜500n
mの波長のものが好ましい。より高解像度のパターンを
得るためには、365nmの波長を利用したi線ステッ
パー又は436nmの波長を利用したg線ステッパーを
用いることがより好ましい。
する。 実施例1 ポリアミドの合成 ヘキサフルオロ−2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン33.6重量部(0.100
モル)をN,N−ジメチルアセトアミド150重量部及
びピリジン33.2(0.420モル)重量部に溶解し
た。次にシクロヘキサノン100重量部に溶解したテレ
フタル酸クロリド21.3重量部(0.105モル)を
−10〜−15℃で30分かけて滴下し、その後室温で
4時間撹拌し反応を終了した。反応混合物を濾過した
後、溶液を水中に投入し目的のポリマー(A)を沈殿さ
せた。沈殿物を濾集し水で充分洗浄した後、真空下80
℃で1昼夜乾燥させた。
するジアゾキノン(D)25重量部をN−メチル−2−
ピロリドン(以下、NMPという)200重量部に溶解
した後、0.2μmのテフロンフィルターで濾過し感光
性樹脂組成物を得た。
ートし、ホットプレート上において、120℃で3分加
熱し溶剤を蒸発させて、膜厚5μmの塗膜を形成した。
この塗膜上に凸版印刷(株)・製レチクル(テストチャー
トNo1;幅50〜0.88μmの残しパターン及び抜
きパターンが描かれている。)を通してg線ステッパに
より436nmの光を50〜500mJ/cm2照射し
た。得られた塗膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド1.20重量部、純水98.30重量部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸、0.50重量部、酢酸カルシウム
0.00005重量部(0.5ppm)からなる現像液
を用いて30秒間パドル法により現像し、露光部の塗膜
を溶解除去した後に水で10秒間現像液を洗い流した。
その結果、250mJ/cm2以上露光した部分は3μ
mまで解像したスカムのないパターンが得られた。現像
時の膜減り率(現像による厚み減少÷現像前の厚み×1
00(%);この値の小さい方が好ましい)は、10%
で良好であった。
ロキシフェニル)プロパン33.0重量部(0.090
モル)と1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサン2.5重量部
(0.010モル)とN,N−ジメチルアセトアミド1
50重量部に溶解した。次にシクロヘキサノン100重
量部に溶解したテレフタル酸クロリド21.3重量部
(0.105モル)を−10〜−15℃で30分かけて
滴下し、その後室温で4時間撹拌し反応を終了した。反
応混合物を濾過した後、溶液を水中に投入し目的のポリ
マー(B)を沈殿させた。沈殿物を濾集し水で充分洗浄
した後、真空下80℃で1昼夜乾燥させた。
するジアゾキノン(D)25重量部をNMP200重量
部に溶解した後、0.2μmのテフロンフィルターで濾
過し感光性樹脂組成物を得た。 感光性評価 実施例1と同様の条件で、スピンコート、プリベーク露
光まで行った後、テトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド1.20重量部、純水93.80重量部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸5.00重量部、酢酸カルシウム0.
00005重量部(0.5ppm)よりなる現像液を用
いて60秒間パドル法により現像し、露光部の塗膜を溶
解除去した後に水によって10秒間現像液を洗い流し
た。その結果、300mJ/cm2以上露光した部分は
5μmまで解像したスカムのないパターンが得られた。
この時の膜減り率は8%で良好であった。
−テトラメチルジシロキサン43.6重量部(0.17
5モル)とベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物5
7.5重量部(0.178モル)をNMP400重量部
に溶解し、室温で7時間撹拌した。反応溶液を水に投入
し沈殿を得、80℃で真空乾燥し下記構造のポリアミド
酸(C)を得た。
とポリアミド酸(C)20重量部にキノンジアジド
(D)30重量部を加え、溶解した後0.2μmのテフ
ロンフィルターで濾過し、感光性樹脂組成物を得た。 感光性評価 実施例1と同様の条件で、スピンコート、プリベーク、
露光まで行った後、テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド1.20重量部、純水98.50重量部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸0.30重量部、塩化ストロンチウ
ム0.00003重量部(0.3ppm)よりなる現像
液を用いて20秒間パドル法により現像し、露光部の塗
膜を溶解除去した後に水によって10秒間現像液を洗い
流した。その結果、230mJ/cm2以上露光した部
分は2μmまで解像したスカムのないパターンが得られ
た。この時の膜減り率は13%で良好であった。
のキノンジアジド(E)を用いて、実施例1と同様の評
価を行ったところ、280mJ/cm2以上露光した部
分は3μmまで解像したスカムのないパターンが得られ
た。この時の膜減り率は9%で良好であった。
0.00002重量部(0.2ppm)を用いて、実施
例1と同様の評価を行ったところ、210mJ/cm2
以上露光した部分は2μmまで解像したスカムのないパ
ターンが得られた。この時の膜減り率は15%で良好で
あった。
(0.9ppm)に替えて、実施例1と同様の評価を行
ったところ、350mJ/cm2以上露光した部分は5
μmまで解像したスカムのないパターンが得られた。こ
の時の膜減り率は8%で良好であった。
ヒドロキシド1.20重量部、純水98.80重量部、
酢酸カルシウム0.00005重量部(0.5ppm)
のみよりなるドデシルベンゼンスルホン酸を含まないも
のに変更して同様の評価を行った。 比較例2 実施例2において現像液をテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド2.00重量部、純水98.00重量部のみ
よりなるドデシルベンゼンスルホン酸を含まないものに
変更して同様の評価を行った。 比較例3 実施例1においての現像液をテトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド1.20重量部、純水86.80重量部、
ドデシルベンゼンスルホン酸12.00重量部よりなる
現像液に変更して同様の評価を行った。 比較例4 実施例1において現像液をテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド1.20重量部、純水98.75重量部、ド
デシルベンゼンスルホン酸0.05重量部よりなる現像
液に変更して同様の評価を行った。 比較例5 実施例1において現像液をテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド1.20重量部、純水98.30重量部、ド
デシルベンゼンスルホン酸0.5重量部のみよりなるア
ルカリ土類金属を含まない現像液に変更して同様の評価
を行った。 比較例6 実施例1において現像液をテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド1.20重量部、純水98.30重量部、ド
デシルベンゼンスルホン酸0.05重量部、酢酸カルシ
ウム0.001重量部(10ppm)よりなる現像液に
変更して同様の評価を行った。実施例、比較例の結果を
表1に示す。
カリ土類金属を含むアルカリ水溶液で現像すると、感
度、膜減り率が優れるのみならず現像残り(スカム)が
発生しない。従って、ポリアミドとキノンジアジド化合
物からなる感光性樹脂組成物は、非常に高解像度のパタ
ーン形成が可能となる。
Claims (8)
- 【請求項1】 アニオン性界面活性剤並びにカルシウ
ム、ストロンチウム及びバリウムの化合物から選ばれる
1種以上の化合物を含むアルカリ性水溶液であり、下記
式(1)で示されるポリアミド、 【化13】 ジアゾキノン化合物からなるポジ型感光性樹脂組成物の
溶解除去用の現像液であることを特徴とするアルカリ性
水溶液。 - 【請求項2】 アニオン性界面活性剤が、アルキルベン
ゼンスルホン酸である請求項1記載のアルカリ性水溶
液。 - 【請求項3】 全アルカリ性水溶液中のアニオン性界面
活性剤の含有量が、0.1〜10重量%である請求項1
記載のアルカリ性水溶液。 - 【請求項4】 カルシウム、ストロンチウム及びバリウ
ムの化合物から選ばれる1種以上の化合物の合計金属の
含有量が全アルカリ性水溶液に対し0.1ppm以上1
ppm以下である請求項1、2又は3記載のアルカリ水
溶液。 - 【請求項5】 下記式(1)で示されるポリアミド、 【化1】 ジアゾキノン化合物からなるポジ型感光性樹脂組成物を
基板等に塗布し、プリベークを行い、光照射を行った
後、アニオン性界面活性剤並びにカルシウム、ストロン
チウム及びバリウムの化合物から選ばれる1種以上の化
合物を含むアルカリ性水溶液で露光部を溶解除去して、
パターンを得ることを特徴とする感光性樹脂組成物のパ
ターン形成方法。 - 【請求項6】 アニオン性界面活性剤が、アルキルベン
ゼンスルホン酸である請求項5記載の感光性樹脂組成物
のパターン形成方法。 - 【請求項7】 全アルカリ性水溶液中のアニオン性界面
活性剤の含有量が、0.1〜10重量%である請求項5
又は6記載の感光性樹脂組成物のパターン形成方法。 - 【請求項8】 カルシウム、ストロンチウム及びバリウ
ムの化合物から選ばれる1種以上の化合物の合計金属の
含有量が全アルカリ性水溶液に対し0.1ppm以上1
ppm以下である請求項5、6又は7記載の感光性樹脂
組成物のパターン形成方法。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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