JP3180683B2 - 表面実装型アンテナ - Google Patents
表面実装型アンテナInfo
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- electrode
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- radiation
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q19/00—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
- H01Q19/005—Patch antenna using one or more coplanar parasitic elements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q5/00—Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
- H01Q5/30—Arrangements for providing operation on different wavebands
- H01Q5/378—Combination of fed elements with parasitic elements
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01Q5/385—Two or more parasitic elements
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- Details Of Aerials (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロストリッ
プアンテナに関し、詳しくは、複数の周波数帯域に対応
し、かつ、偏波の選択が可能なマイクロストリップアン
テナに関するものである。
プアンテナに関し、詳しくは、複数の周波数帯域に対応
し、かつ、偏波の選択が可能なマイクロストリップアン
テナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロストリップアンテナを図
8から図11を用いて説明する。図8,図9に示すマイ
クロストリップアンテナ100は、誘電体材料からなる
基板101と、基板101の一方主面に形成された放射
電極102と、基板101の他方主面に形成された接地
電極103とからなる。そして、基板101の放射電極
102に対応する箇所に給電用貫通孔104が設けられ
ている。この給電用貫通孔104に、基板101の他方
主面側から貫通するように、放射電極102に給電する
ためのコネクタ105が挿入される。コネクタ105は
ハンダ106aにより放射電極102と導通されるとと
もに、ハンダ106aおよびハンダ106bにより基板
101に固定される。そして、このマイクロストリップ
アンテナ100は、円偏波を受信するもので、放射電極
102には、図8に示すように、縮退分離部102aが
設けられている。
8から図11を用いて説明する。図8,図9に示すマイ
クロストリップアンテナ100は、誘電体材料からなる
基板101と、基板101の一方主面に形成された放射
電極102と、基板101の他方主面に形成された接地
電極103とからなる。そして、基板101の放射電極
102に対応する箇所に給電用貫通孔104が設けられ
ている。この給電用貫通孔104に、基板101の他方
主面側から貫通するように、放射電極102に給電する
ためのコネクタ105が挿入される。コネクタ105は
ハンダ106aにより放射電極102と導通されるとと
もに、ハンダ106aおよびハンダ106bにより基板
101に固定される。そして、このマイクロストリップ
アンテナ100は、円偏波を受信するもので、放射電極
102には、図8に示すように、縮退分離部102aが
設けられている。
【0003】次に、図10,図11に示すマイクロスト
リップアンテナ110は、誘電体材料からなる基板11
1と、基板111の一方主面に形成された放射電極11
2と、基板111の他方主面に形成された接地電極11
3とからなる。そして、基板111の放射電極112に
対応する箇所に給電用貫通孔114が設けられている。
この給電用貫通孔114に、基板111の他方主面側か
ら貫通するように、放射電極112に給電するためのコ
ネクタ115が挿入される。コネクタ115はハンダ1
16aにより放射電極112と導通されるとともに、ハ
ンダ116aおよびハンダ116bにより基板111に
固定される。そして、このマイクロストリップアンテナ
110は、直線偏波を受信するもので、マイクロストリ
ップアンテナ100の放射電極102とは異なり、図1
0に示すように、放射電極112に縮退分離部が設けら
れていない。
リップアンテナ110は、誘電体材料からなる基板11
1と、基板111の一方主面に形成された放射電極11
2と、基板111の他方主面に形成された接地電極11
3とからなる。そして、基板111の放射電極112に
対応する箇所に給電用貫通孔114が設けられている。
この給電用貫通孔114に、基板111の他方主面側か
ら貫通するように、放射電極112に給電するためのコ
ネクタ115が挿入される。コネクタ115はハンダ1
16aにより放射電極112と導通されるとともに、ハ
ンダ116aおよびハンダ116bにより基板111に
固定される。そして、このマイクロストリップアンテナ
110は、直線偏波を受信するもので、マイクロストリ
ップアンテナ100の放射電極102とは異なり、図1
0に示すように、放射電極112に縮退分離部が設けら
れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のマイクロストリップアンテナは、それぞれ受信す
る周波数帯域が離れており、また、受信する偏波も異な
る。このような離れた周波数帯域を同時に受信しようと
する場合、 2つのマイクロストリップアンテナを並
べて配置する、 1枚の基板に2つの放射電極パター
ンを形成し、それぞれの放射電極に給電するマイクロス
トリップアンテナを用いる、という方法が考えられる。
来例のマイクロストリップアンテナは、それぞれ受信す
る周波数帯域が離れており、また、受信する偏波も異な
る。このような離れた周波数帯域を同時に受信しようと
する場合、 2つのマイクロストリップアンテナを並
べて配置する、 1枚の基板に2つの放射電極パター
ンを形成し、それぞれの放射電極に給電するマイクロス
トリップアンテナを用いる、という方法が考えられる。
【0005】しかし、この、のどちらの場合も、異
なる周波数帯域に対応している2つの放射電極を、互い
に干渉しないように、十分な間隔を持って配置しなけれ
ばならず、また、放射電極それぞれにコネクタ等の給電
手段を設けなければならなかった。このため、アンテナ
の小型化の妨げとなっていた。
なる周波数帯域に対応している2つの放射電極を、互い
に干渉しないように、十分な間隔を持って配置しなけれ
ばならず、また、放射電極それぞれにコネクタ等の給電
手段を設けなければならなかった。このため、アンテナ
の小型化の妨げとなっていた。
【0006】したがって、本発明の目的は、複数の周波
数帯域に対応し、かつ、偏波の選択が可能で、小型化さ
れたマイクロストリップアンテナを提供することにあ
る。
数帯域に対応し、かつ、偏波の選択が可能で、小型化さ
れたマイクロストリップアンテナを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマイクロストリップアンテナにおいては、
厚み方向に隔てられて互いに平行な2つの主面と、該主
面間を連結する4つの側面とで構成される基板と、前記
基板の一方主面に形成される第1放射電極と、前記第1
放射電極の周辺部に位置し、前記第1放射電極の中心点
を基準として、互いに直交方向に形成される少なくとも
2つの第2放射電極と、前記基板の他方主面に形成され
る接地電極と、前記基板の2つの主面間で、前記基板の
前記第1放射電極に対応する箇所に形成される給電用貫
通孔と、前記基板の前記第2放射電極に対応する箇所に
形成される接地用貫通孔と、前記第1放射電極と前記第
2放射電極とを容量結合するための少なくとも2つの容
量結合部と、からなることを特徴とする。
に、本発明のマイクロストリップアンテナにおいては、
厚み方向に隔てられて互いに平行な2つの主面と、該主
面間を連結する4つの側面とで構成される基板と、前記
基板の一方主面に形成される第1放射電極と、前記第1
放射電極の周辺部に位置し、前記第1放射電極の中心点
を基準として、互いに直交方向に形成される少なくとも
2つの第2放射電極と、前記基板の他方主面に形成され
る接地電極と、前記基板の2つの主面間で、前記基板の
前記第1放射電極に対応する箇所に形成される給電用貫
通孔と、前記基板の前記第2放射電極に対応する箇所に
形成される接地用貫通孔と、前記第1放射電極と前記第
2放射電極とを容量結合するための少なくとも2つの容
量結合部と、からなることを特徴とする。
【0008】また、 厚み方向に隔てられて互いに平行
な2つの主面と、該主面間を連結する4つの側面とで構
成される基板と、前記基板の一方主面に形成される第1
放射電極と、前記第1放射電極の周辺部に位置し、前記
第1放射電極と間隔を持って 形成される略L字状の少な
くとも1つの第2放射電極と、前記基板の他方主面に形
成される接地電極と、前記基板の2つの主面間で、前記
基板の前記第1放射電極に対応する箇所に形成される給
電用貫通孔と、前記基板の前記第2放射電極に対応する
箇所に形成される接地用貫通孔と、前記第1放射電極と
前記第2放射電極とを容量結合するための少なくとも2
つの容量結合部と、からなることを特徴とする。
な2つの主面と、該主面間を連結する4つの側面とで構
成される基板と、前記基板の一方主面に形成される第1
放射電極と、前記第1放射電極の周辺部に位置し、前記
第1放射電極と間隔を持って 形成される略L字状の少な
くとも1つの第2放射電極と、前記基板の他方主面に形
成される接地電極と、前記基板の2つの主面間で、前記
基板の前記第1放射電極に対応する箇所に形成される給
電用貫通孔と、前記基板の前記第2放射電極に対応する
箇所に形成される接地用貫通孔と、前記第1放射電極と
前記第2放射電極とを容量結合するための少なくとも2
つの容量結合部と、からなることを特徴とする。
【0009】また、容量結合部は、第1放射電極から第
2放射電極方向に突出して形成される第1櫛歯状電極
と、第2放射電極から第1放射電極方向に突出して形成
される第2櫛歯状電極とが、互いに交差してなることを
特徴とする。
2放射電極方向に突出して形成される第1櫛歯状電極
と、第2放射電極から第1放射電極方向に突出して形成
される第2櫛歯状電極とが、互いに交差してなることを
特徴とする。
【0010】さらに、容量結合部は、チップ型コンデン
サからなることを特徴とする。
サからなることを特徴とする。
【0011】これにより、第1放射電極が1つの周波数
帯域に対応したマイクロストリップアンテナとして作用
するとともに、第1放射電極と第2放射電極が容量結合
して別のマイクロストリップ線路が形成されていること
になり、別の周波数帯域に対応したマイクロストリップ
アンテナとして作用する。よって、1枚の基板上に複数
の周波数帯域に対応したマイクロストリップアンテナが
得られ、また、給電も1つの給電用貫通孔で済むため、
小型化が達成される。
帯域に対応したマイクロストリップアンテナとして作用
するとともに、第1放射電極と第2放射電極が容量結合
して別のマイクロストリップ線路が形成されていること
になり、別の周波数帯域に対応したマイクロストリップ
アンテナとして作用する。よって、1枚の基板上に複数
の周波数帯域に対応したマイクロストリップアンテナが
得られ、また、給電も1つの給電用貫通孔で済むため、
小型化が達成される。
【0012】また、第2放射電極が略L字状に形成され
ており、マイクロストリップアンテナの実効面積が大き
くなるため、アンテナの利得も大きくなる。
ており、マイクロストリップアンテナの実効面積が大き
くなるため、アンテナの利得も大きくなる。
【0013】また、容量結合部が櫛歯状に形成されてお
り、電極パターンのみで高い容量が得られるため、低背
化が可能となり、トリミングなどの方法による容量値の
調整も容易となる。
り、電極パターンのみで高い容量が得られるため、低背
化が可能となり、トリミングなどの方法による容量値の
調整も容易となる。
【0014】また、容量結合部がチップコンデンサから
なる場合は、所望の容量値を有するチップコンデンサを
取り付ければよく、周波数帯域の精度が高く、また、偏
波の選択性の高いマイクロストリップアンテナが得られ
る。
なる場合は、所望の容量値を有するチップコンデンサを
取り付ければよく、周波数帯域の精度が高く、また、偏
波の選択性の高いマイクロストリップアンテナが得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1,図2において、1はマイク
ロストリップアンテナであり、誘電体材料からなり、厚
み方向に隔てられて互いに平行な2つの主面と、該主面
間を連結する4つの側面とで構成される基板11と、基
板11の一方主面に形成される第1放射電極12と、前
記第1放射電極の周辺部に位置し、前記第1放射電極の
中心点を基準として、互いに直交方向に形成される2つ
の第2放射電極13,14と、基板11の他方主面に形
成される接地電極15と、基板11の2つの主面間で、
基板11の第1放射電極12に対応する箇所に形成され
る給電用貫通孔16と、同じく基板11の2つの主面間
で、基板11の第2放射電極13に対応する箇所に形成
される複数の貫通孔17と、第1放射電極12と第2放
射電極13,14とを容量結合するための容量結合部1
8a,18bとから構成されている。
を参照して説明する。図1,図2において、1はマイク
ロストリップアンテナであり、誘電体材料からなり、厚
み方向に隔てられて互いに平行な2つの主面と、該主面
間を連結する4つの側面とで構成される基板11と、基
板11の一方主面に形成される第1放射電極12と、前
記第1放射電極の周辺部に位置し、前記第1放射電極の
中心点を基準として、互いに直交方向に形成される2つ
の第2放射電極13,14と、基板11の他方主面に形
成される接地電極15と、基板11の2つの主面間で、
基板11の第1放射電極12に対応する箇所に形成され
る給電用貫通孔16と、同じく基板11の2つの主面間
で、基板11の第2放射電極13に対応する箇所に形成
される複数の貫通孔17と、第1放射電極12と第2放
射電極13,14とを容量結合するための容量結合部1
8a,18bとから構成されている。
【0016】そして、給電用貫通孔16に、基板11の
他方主面側から、第1放射電極12に対して給電するた
めの同軸線路としてコネクタ19が挿入され、コネクタ
19はハンダ20aにより第1放射電極12と導通され
るとともに、ハンダ20aおよびハンダ20bにより基
板11に固定される。
他方主面側から、第1放射電極12に対して給電するた
めの同軸線路としてコネクタ19が挿入され、コネクタ
19はハンダ20aにより第1放射電極12と導通され
るとともに、ハンダ20aおよびハンダ20bにより基
板11に固定される。
【0017】また、第2放射電極13,14は貫通孔1
7により接地電極15と接続されている。
7により接地電極15と接続されている。
【0018】第1放射電極12は略正方形をなし、第1
放射電極12の2辺のそれぞれと対向するように略短冊
状の第2放射電極13,14が配置されている。そし
て、第1放射電極12から第2放射電極13,14方向
に櫛歯状に突出するように形成された第1櫛歯状電極2
1,22と、第2放射電極13,14それぞれから第1
放射電極12方向に櫛歯状に突出するように形成された
第2櫛歯状電極23,24とが、互いに交差するように
配置されて容量結合部18a,18bが構成される。こ
れにより、第1放射電極12と第2放射電極13,14
との間に容量が形成され、第1放射電極12と第2放射
電極13,14とは容量結合する。
放射電極12の2辺のそれぞれと対向するように略短冊
状の第2放射電極13,14が配置されている。そし
て、第1放射電極12から第2放射電極13,14方向
に櫛歯状に突出するように形成された第1櫛歯状電極2
1,22と、第2放射電極13,14それぞれから第1
放射電極12方向に櫛歯状に突出するように形成された
第2櫛歯状電極23,24とが、互いに交差するように
配置されて容量結合部18a,18bが構成される。こ
れにより、第1放射電極12と第2放射電極13,14
との間に容量が形成され、第1放射電極12と第2放射
電極13,14とは容量結合する。
【0019】第1放射電極12,第2放射電極13,1
4、および、接地電極15は、基板11の両主面に金属
膜が形成されているものをエッチングによりパターン形
成したり、基板11の両主面に導電ペーストを印刷・焼
成することにより形成される。
4、および、接地電極15は、基板11の両主面に金属
膜が形成されているものをエッチングによりパターン形
成したり、基板11の両主面に導電ペーストを印刷・焼
成することにより形成される。
【0020】このように構成されたマイクロストリップ
アンテナ1は、第1放射電極12が1つの周波数帯域
(高周波側)に対応したマイクロストリップアンテナと
して機能を奏するとともに、第1放射電極12および第
2放射電極13,14を含めた全体で他の周波数帯域
(低周波側)に対応したマイクロストリップアンテナと
して機能を奏する。
アンテナ1は、第1放射電極12が1つの周波数帯域
(高周波側)に対応したマイクロストリップアンテナと
して機能を奏するとともに、第1放射電極12および第
2放射電極13,14を含めた全体で他の周波数帯域
(低周波側)に対応したマイクロストリップアンテナと
して機能を奏する。
【0021】次に、第1の実施の形態について実験を行
った結果について説明する。図3(a)には、第1の実
施の形態におけるインピーダンス特性の実験結果を示す
スミスチャート、図3(b)にはリターンロス特性を示
す。この実験において、第1放射電極12の中心点Oと
給電用貫通孔16との距離をL1とし、第1放射電極1
2の1辺の長さをL12とする。ここで、給電用貫通孔1
6は、L1≒(1/6)×L12で表されるL1の長さだ
け中心点Oから第2放射電極13方向にシフトした位置
に配置され、その点で第1放射電極12に対して給電し
た。また、誘電体基板11の比誘電率は10.5のもの
を使用し、容量結合部18aの容量値は3.0pF,容
量結合部18bの容量値は2.5pFに設定した。ま
た、L12=λg1/2と設定し、第1放射電極12と第2
放射電極13の最遠端部間との距離をL13=λg2/2と
設定した。なお、λg1は高周波側の波長であり、λg2は
低周波側の波長を表す。
った結果について説明する。図3(a)には、第1の実
施の形態におけるインピーダンス特性の実験結果を示す
スミスチャート、図3(b)にはリターンロス特性を示
す。この実験において、第1放射電極12の中心点Oと
給電用貫通孔16との距離をL1とし、第1放射電極1
2の1辺の長さをL12とする。ここで、給電用貫通孔1
6は、L1≒(1/6)×L12で表されるL1の長さだ
け中心点Oから第2放射電極13方向にシフトした位置
に配置され、その点で第1放射電極12に対して給電し
た。また、誘電体基板11の比誘電率は10.5のもの
を使用し、容量結合部18aの容量値は3.0pF,容
量結合部18bの容量値は2.5pFに設定した。ま
た、L12=λg1/2と設定し、第1放射電極12と第2
放射電極13の最遠端部間との距離をL13=λg2/2と
設定した。なお、λg1は高周波側の波長であり、λg2は
低周波側の波長を表す。
【0022】図3(a)および図3(b)に示すよう
に、f1=1.57GHzおよびf2=2.56GHzで
共振する2共振特性が得られ、本発明のマイクロストリ
ップアンテナ1が複数の周波数帯域に対応することが確
認された。
に、f1=1.57GHzおよびf2=2.56GHzで
共振する2共振特性が得られ、本発明のマイクロストリ
ップアンテナ1が複数の周波数帯域に対応することが確
認された。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態に係るマ
イクロストリップアンテナ30を、図4を用いて説明す
る。なお、図1に示したマイクロストリップアンテナ1
と同一の構成箇所については同一番号を付しその説明を
省略する。
イクロストリップアンテナ30を、図4を用いて説明す
る。なお、図1に示したマイクロストリップアンテナ1
と同一の構成箇所については同一番号を付しその説明を
省略する。
【0024】このマイクロストリップアンテナ30がマ
イクロストリップアンテナ1と異なる点は、第1放射電
極の周辺部に位置し、第1放射電極12を囲むように略
L字状に形成された第2放射電極33が配置されている
ところである。
イクロストリップアンテナ1と異なる点は、第1放射電
極の周辺部に位置し、第1放射電極12を囲むように略
L字状に形成された第2放射電極33が配置されている
ところである。
【0025】このように、第2放射電極33を略L字状
に形成することにより、第1放射電極12および第2放
射電極33を含めた全体の実効面積が大きくなるため、
マイクロストリップアンテナ30の利得も向上する。
に形成することにより、第1放射電極12および第2放
射電極33を含めた全体の実効面積が大きくなるため、
マイクロストリップアンテナ30の利得も向上する。
【0026】次に、本発明の第3の実施の形態に係るマ
イクロストリップアンテナ40を、図5を用いて説明す
る。なお、図1に示したマイクロストリップアンテナ1
と同一の構成箇所については同一番号を付しその説明を
省略する。
イクロストリップアンテナ40を、図5を用いて説明す
る。なお、図1に示したマイクロストリップアンテナ1
と同一の構成箇所については同一番号を付しその説明を
省略する。
【0027】このマイクロストリップアンテナ40がマ
イクロストリップアンテナ1と異なる点は、略正方形状
に形成された第1放射電極12の4辺すべてを囲むよう
に、新たに第2放射電極43,44が形成され、第1放
射電極12と第2放射電極43,44との間にそれぞれ
容量結合部18c,18dが配置されているところであ
る。
イクロストリップアンテナ1と異なる点は、略正方形状
に形成された第1放射電極12の4辺すべてを囲むよう
に、新たに第2放射電極43,44が形成され、第1放
射電極12と第2放射電極43,44との間にそれぞれ
容量結合部18c,18dが配置されているところであ
る。
【0028】このマイクロストリップアンテナ40は、
第1放射電極12で1つの周波数帯域に、第1放射電極
12および第2放射電極13,14で他の1つの周波数
帯域に、第1放射電極12および第2放射電極43,4
4でさらに他の1つの周波数帯域に対応したマイクロス
トリップアンテナとして機能を奏する。
第1放射電極12で1つの周波数帯域に、第1放射電極
12および第2放射電極13,14で他の1つの周波数
帯域に、第1放射電極12および第2放射電極43,4
4でさらに他の1つの周波数帯域に対応したマイクロス
トリップアンテナとして機能を奏する。
【0029】尚、特に図示はしないが、このマイクロス
トリップアンテナ40においても、第2の実施の形態に
示したマイクロストリップアンテナ30と同様に、第2
放射電極13と14を結合して略L字状に形成してもよ
く、第2放射電極43,44を結合して略L字状に形成
してもよい。
トリップアンテナ40においても、第2の実施の形態に
示したマイクロストリップアンテナ30と同様に、第2
放射電極13と14を結合して略L字状に形成してもよ
く、第2放射電極43,44を結合して略L字状に形成
してもよい。
【0030】上述の第1から第3の実施の形態で示した
マイクロストリップアンテナにおいて、第1放射電極と
第2放射電極は容量結合部により容量結合されている
が、この容量結合部の形成位置をずらしたり、容量結合
部を形成している櫛歯状電極をトリミングすることによ
り、受信する低周波側の周波数帯域を簡単に調整するこ
とができるとともに、低周波側の偏波も選択することが
できる。
マイクロストリップアンテナにおいて、第1放射電極と
第2放射電極は容量結合部により容量結合されている
が、この容量結合部の形成位置をずらしたり、容量結合
部を形成している櫛歯状電極をトリミングすることによ
り、受信する低周波側の周波数帯域を簡単に調整するこ
とができるとともに、低周波側の偏波も選択することが
できる。
【0031】例えば、第1の実施の形態に示したマイク
ロストリップアンテナ1において、2つの容量結合部1
8a,18bの形成位置をずらしたり容量値に差をつけ
ることにより、容量結合部18aの容量結合による共振
と容量結合部18bの容量結合による共振との間に位相
差θが生じる。そして、θ=90゜に近くなると低周波
側の偏波は円偏波となり、θ=0゜に近くなると低周波
側の偏波は直線偏波となる。第1の実施の形態の実験結
果を表す図3(a)において、低周波側f1 のスミスチ
ャートの▽印で示した部分にくびれている箇所が確認で
きるが、これは、低周波側が円偏波になっている状態を
表している。つまり、容量結合部18aの容量結合によ
る共振と容量結合部18bの容量結合による共振との間
の位相差θが90゜付近となるように2つの容量結合部
18a,18bの形成位置および容量値が設定されてい
るマイクロストリップアンテナ1となっている。
ロストリップアンテナ1において、2つの容量結合部1
8a,18bの形成位置をずらしたり容量値に差をつけ
ることにより、容量結合部18aの容量結合による共振
と容量結合部18bの容量結合による共振との間に位相
差θが生じる。そして、θ=90゜に近くなると低周波
側の偏波は円偏波となり、θ=0゜に近くなると低周波
側の偏波は直線偏波となる。第1の実施の形態の実験結
果を表す図3(a)において、低周波側f1 のスミスチ
ャートの▽印で示した部分にくびれている箇所が確認で
きるが、これは、低周波側が円偏波になっている状態を
表している。つまり、容量結合部18aの容量結合によ
る共振と容量結合部18bの容量結合による共振との間
の位相差θが90゜付近となるように2つの容量結合部
18a,18bの形成位置および容量値が設定されてい
るマイクロストリップアンテナ1となっている。
【0032】この櫛歯状に形成された容量結合部は、第
1放射電極や第2放射電極と同時に形成することができ
るため、形成が容易であるとともに、厚みも第1放射電
極や第2放射電極と等しく低背化が達成できる。
1放射電極や第2放射電極と同時に形成することができ
るため、形成が容易であるとともに、厚みも第1放射電
極や第2放射電極と等しく低背化が達成できる。
【0033】また、容量結合部は、上述の第1から第3
の実施の形態では櫛歯状電極で形成されているが、図6
に示すように、チップ型コンデンサ38を用いて形成さ
れてもよい。この場合、一定の容量値を有するチップ型
コンデンサを選択して配置できるため、所望の周波数帯
域および所望の偏波に対応したアンテナを容易に且つ正
確に形成することができ、周波数の調整および偏波の再
選択の工程が不要となる。尚、図6において、チップ型
コンデンサ38以外の構成部分は、第2の実施の形態で
示したマイクロストリップアンテナ30と同一であるた
め、同一番号を付しその説明を省略する。
の実施の形態では櫛歯状電極で形成されているが、図6
に示すように、チップ型コンデンサ38を用いて形成さ
れてもよい。この場合、一定の容量値を有するチップ型
コンデンサを選択して配置できるため、所望の周波数帯
域および所望の偏波に対応したアンテナを容易に且つ正
確に形成することができ、周波数の調整および偏波の再
選択の工程が不要となる。尚、図6において、チップ型
コンデンサ38以外の構成部分は、第2の実施の形態で
示したマイクロストリップアンテナ30と同一であるた
め、同一番号を付しその説明を省略する。
【0034】なお、容量結合部は、上述の実施の形態に
限定されるものではなく、例えば、特に図示はしない
が、第1放射電極と第2放射電極の容量結合部に対応す
る位置で、第1放射電極と第2放射電極の間に誘電体層
を挟んだ積層構造の容量結合部としてもよく、マイクロ
ストリップアンテナの目的や用途などに応じて変形でき
るものである。
限定されるものではなく、例えば、特に図示はしない
が、第1放射電極と第2放射電極の容量結合部に対応す
る位置で、第1放射電極と第2放射電極の間に誘電体層
を挟んだ積層構造の容量結合部としてもよく、マイクロ
ストリップアンテナの目的や用途などに応じて変形でき
るものである。
【0035】また、各実施の形態で述べた第1放射電極
12は、図7に示すように縮体分離部12aを有する形
状として、第1放射電極12で受信する高周波側の偏波
を選択することもできる。尚、図7において、縮体分離
部12a以外の構成部分は、第1の実施の形態で示した
マイクロストリップアンテナ1と同一であるため、同一
番号を付しその説明を省略する。
12は、図7に示すように縮体分離部12aを有する形
状として、第1放射電極12で受信する高周波側の偏波
を選択することもできる。尚、図7において、縮体分離
部12a以外の構成部分は、第1の実施の形態で示した
マイクロストリップアンテナ1と同一であるため、同一
番号を付しその説明を省略する。
【0036】このように、本発明のマイクロストリップ
アンテナでは、1つの周波数帯域(高周波側)に対応し
ている第1放射電極において偏波の設定ができるととも
に、他の周波数帯域(低周波側)に対応している第1放
射電極および第2放射電極を含めた全体においても偏波
の選択が可能となる。
アンテナでは、1つの周波数帯域(高周波側)に対応し
ている第1放射電極において偏波の設定ができるととも
に、他の周波数帯域(低周波側)に対応している第1放
射電極および第2放射電極を含めた全体においても偏波
の選択が可能となる。
【0037】また、上述の実施の形態では、第1放射電
極が略正方形状であるが、略円形状に形成されてもよ
い。
極が略正方形状であるが、略円形状に形成されてもよ
い。
【0038】また、上記実施の形態で、第2放射電極と
接地電極は複数の貫通孔により接続されているが、第2
放射電極が高周波的に接地されていれば、貫通孔の個数
は適宜選択決定できるものである。
接地電極は複数の貫通孔により接続されているが、第2
放射電極が高周波的に接地されていれば、貫通孔の個数
は適宜選択決定できるものである。
【0039】なお、本発明に係るマイクロストリップア
ンテナは、前記実施の形態に限定するものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変形することができる。
ンテナは、前記実施の形態に限定するものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変形することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によるマイクロス
トリップアンテナでは、第1放射電極が1つの周波数帯
域に対応したマイクロストリップアンテナとして作用す
るとともに、第1放射電極と第2放射電極が容量結合し
て別のマイクロストリップ線路が形成されていることに
なり、別の周波数帯域に対応したマイクロストリップア
ンテナとしての機能を奏し、よって、1枚の基板上に複
数の周波数帯域に対応したマイクロストリップアンテナ
が得られ、また、給電も1つの給電用貫通孔で済むた
め、小型化が達成される。
トリップアンテナでは、第1放射電極が1つの周波数帯
域に対応したマイクロストリップアンテナとして作用す
るとともに、第1放射電極と第2放射電極が容量結合し
て別のマイクロストリップ線路が形成されていることに
なり、別の周波数帯域に対応したマイクロストリップア
ンテナとしての機能を奏し、よって、1枚の基板上に複
数の周波数帯域に対応したマイクロストリップアンテナ
が得られ、また、給電も1つの給電用貫通孔で済むた
め、小型化が達成される。
【0041】また、第2放射電極が略L字状に形成され
た場合、マイクロストリップアンテナの実効面積大きく
なるため、アンテナの利得も大きくなる。
た場合、マイクロストリップアンテナの実効面積大きく
なるため、アンテナの利得も大きくなる。
【0042】また、容量結合部が櫛歯状に形成された場
合、電極パターンのみで高い容量が得られるため、低背
化が可能となり、トリミングなどの方法による容量値の
調整も容易となり、受信する周波数帯域が高精度化し偏
波の選択も可能となる。
合、電極パターンのみで高い容量が得られるため、低背
化が可能となり、トリミングなどの方法による容量値の
調整も容易となり、受信する周波数帯域が高精度化し偏
波の選択も可能となる。
【0043】また、容量結合部がチップコンデンサから
なる場合は、所望の容量値を有するチップコンデンサを
取り付ければよく、周波数帯域の精度の高く、所望の偏
波が選択可能なマイクロストリップアンテナが得られ
る。
なる場合は、所望の容量値を有するチップコンデンサを
取り付ければよく、周波数帯域の精度の高く、所望の偏
波が選択可能なマイクロストリップアンテナが得られ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの構造を示す平面図である。
リップアンテナの構造を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの特性を示す、(a)スミスチャートで
あり、(b)リターンロス特性図である。
リップアンテナの特性を示す、(a)スミスチャートで
あり、(b)リターンロス特性図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの構造を示す平面図である。
リップアンテナの構造を示す平面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るマイクロスト
リップアンテナの構造を示す平面図である。
リップアンテナの構造を示す平面図である。
【図6】本発明のマイクロストリップアンテナにおける
容量結合部にチップ型アンテナを用いた場合の構造を示
す平面図である。
容量結合部にチップ型アンテナを用いた場合の構造を示
す平面図である。
【図7】本発明のマイクロストリップアンテナにおける
第1放射電極部分に縮体分離部を設けた構造を示す平面
図である。
第1放射電極部分に縮体分離部を設けた構造を示す平面
図である。
【図8】従来のマイクロストリップアンテナの構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図9】図8におけるB−B線断面図である。
【図10】従来のマイクロストリップアンテナの構造を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図11】図10におけるC−C線断面図である。
1,30,40 マイクロストリップアンテナ 11 基板 12 第1放射電極 13,14,33,43,44 第2放射電極 15 接地電極 16 給電用貫通孔 17 貫通孔 18a,18b,18c,18d 容量結合部 21,22 第1櫛歯状電極 23,24 第2櫛歯状電極 38 チップ型コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−357702(JP,A) 特開 平8−316726(JP,A) 特開 平7−38328(JP,A) 特開 平2−130005(JP,A) 特開 昭64−4101(JP,A) 特開 昭63−169103(JP,A) 特開 昭59−16402(JP,A) 特開 平8−316726(JP,A) 特公 昭60−36641(JP,B2) 米国特許4069483(US,A) 米国特許4370657(US,A) 国際公開96/34426(WO,A1) 1995年電子情報通信学会総合大会B− 10。 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 13/08 H01Q 5/01
Claims (4)
- 【請求項1】 厚み方向に隔てられて互いに平行な2
つの主面と、該主面間を連結する4つの側面とで構成さ
れる基板と、前記基板の一方主面に形成される第1放射
電極と、前記第1放射電極の周辺部に位置し、前記第1
放射電極の中心点を基準として、互いに直交方向に形成
される少なくとも2つの第2放射電極と、前記基板の他
方主面に形成される接地電極と、前記基板の2つの主面
間で、前記基板の前記第1放射電極に対応する箇所に形
成される給電用貫通孔と、前記基板の前記第2放射電極
に対応する箇所に形成される接地用貫通孔と、前記第1
放射電極と前記第2放射電極とを容量結合するための少
なくとも2つの容量結合部と、からなることを特徴とす
るマイクロストリップアンテナ。 - 【請求項2】 厚み方向に隔てられて互いに平行な2
つの主面と、該主面間を連結する4つの側面とで構成さ
れる基板と、前記基板の一方主面に形成される第1放射
電極と、前記第1放射電極の周辺部に前記第1放射電極
と間隔を持って形成される略L字状の少なくとも1つの
第2放射電極と、前記基板の他方主面に形成される接地
電極と、前記基板の2つの主面間で、前記基板の前記第
1放射電極に対応する箇所に形成される給電用貫通孔
と、前記基板の前記第2放射電極に対応する箇所に形成
される接地用貫通孔と、前記第1放射電極と前記第2放
射電極とを容量結合するための少なくとも2つの容量結
合部と、からなることを特徴とするマイクロストリップ
アンテナ。 - 【請求項3】 前記容量結合部は、前記第1放射電極か
ら前記第2放射電極方向に突出して形成される第1櫛歯
状電極と、前記第2放射電極から前記第1放射電極方向
に突出して形成される第2櫛歯状電極とが、互いに交差
してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のマイクロストリップアンテナ。 - 【請求項4】 前記容量結合部は、チップ型コンデンサ
からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のマイクロストリップアンテナ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25014096A JP3180683B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 表面実装型アンテナ |
NO19974187A NO319499B1 (no) | 1996-09-20 | 1997-09-11 | Mikrobandlederantenne |
EP19970116094 EP0831547B1 (en) | 1996-09-20 | 1997-09-16 | Microstrip antenna |
DE1997616850 DE69716850T2 (de) | 1996-09-20 | 1997-09-16 | Mikrostreifenleiterantenne |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25014096A JP3180683B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 表面実装型アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1098329A JPH1098329A (ja) | 1998-04-14 |
JP3180683B2 true JP3180683B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17203422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25014096A Expired - Fee Related JP3180683B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 表面実装型アンテナ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0831547B1 (ja) |
JP (1) | JP3180683B2 (ja) |
DE (1) | DE69716850T2 (ja) |
NO (1) | NO319499B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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FI20041455A (fi) | 2004-11-11 | 2006-05-12 | Lk Products Oy | Antennikomponentti |
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FI119009B (fi) | 2005-10-03 | 2008-06-13 | Pulse Finland Oy | Monikaistainen antennijärjestelmä |
FI118872B (fi) | 2005-10-10 | 2008-04-15 | Pulse Finland Oy | Sisäinen antenni |
FI118782B (fi) | 2005-10-14 | 2008-03-14 | Pulse Finland Oy | Säädettävä antenni |
FI119577B (fi) | 2005-11-24 | 2008-12-31 | Pulse Finland Oy | Monikaistainen antennikomponentti |
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