JP3148265U - 狭域通信(dsrc)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】コンビニエンスストアや大規模量販店のパーキングエリア、マンションの駐車場、あるいは道の駅等に今後設置され、普及が見込まれる電気自動車に充電を行う充電スタンドを提供する。【解決手段】電気自動車8等に電力を供給する充電スタンド5と狭域通信(DSRC)アンテナ6を接続すると共に、充電スタンド5の狭域通信(DSRC)アンテナ6と通信を行う電気自動車8に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末等の通信手段との間で情報提供と入手ができる電気自動車8に電力を供給する手段を備えるとともに、各充電スタンド5は、光ケーブル等の通信回線2を介して観光情報、渋滞、工事等の交通情報、充電スタンドマップ等の各種情報サーバを有した生活情報センター(集中局)に接続される。更に、前記生活情報センターへはインターネット等の各種通信ネットワークを介して、暮らしの情報、企業情報、お店情報、駐車場情報等の通信が行われる。【選択図】図1
Description
本考案は、コンビニエンスストアや大規模量販店のパーキングエリア、マンションの駐車場、あるいは道の駅等に今後設置され、普及が見込まれる電気自動車に充電を行う電気スタンド関する。
地球環境にやさしい電気自動車の実用化と普及が目前の状況にあり、このためにはこの電気自動車に充電を行う電気スタンドが、コンビニエンスストアや大規模量販店のパーキングエリア、マンションの駐車場、あるいは道の駅等に今後設置され、普及が見込まれる。しかしながら、電気自動車に充電を行うには急速充電を行っても15分程度を要する。この充電時間を利用し、有効活用すると多くの情報の取得、発信が可能となる。通信ネットワークと充電スタンドを結んだ従来技術の一例として、特開2007−148590がある。
前記の特開2007−148590には充電スタンドと充電スタンド情報提供サーバを通信ネットワークで結び、電気自動車用の充電スタンドの情報を抽出し電気自動車に情報を提供するようにしている。しかしながら、充電を行う電気スタンドでの充電時間は急速充電が行われたとしても15分程度はかかる。この電気スタンドでの充電中に車内で有益な情報の入手や発信等への有効活用ができていない。
本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、電気自動車等に電力を供給する充電スタンドと狭域通信(DSRC)アンテナを接続した、該狭域通信(DSRC)アンテナを有した充電スタンドとすると共に、該充電スタンドの前記狭域通信(DSRC)アンテナと通信を行う前記電気自動車に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末等の通信手段との間で情報提供と入手ができる電気自動車に電力を供給する手段を備えるとともに、前記各充電スタンドは、光ケーブル等の通信回線を介して観光情報、渋滞、工事等の交通情報、充電スタンドマップ等の各種情報サーバを有した生活情報センター(集中局)に接続される。更に、前記生活情報センターへはインターネット等の各種通信ネットワークを介して、暮らしの情報、企業情報、お店情報、駐車場情報等の通信が行われる。
本考案によれば、電気自動車等の充電スタンドに狭域通信(DSRC)アンテナを有したので、前記電気自動車等に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末と通信が行われ、充電中に車内で有益な情報の入手や発信等への有効活用ができる。また、前記電気自動車等に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末は車固有の情報(ID)を有しているので、車ごとに異なった、例えば充電量に応じた走行可能サービスや次の充電スタンドマップ等の情報の入手、あるいは車の特性に応じた最適な情報のサービスが得られる。また、充電量に応じた課金処理も前記狭域通信(DSRC)移動通信端末との間で済ますことができる。更に、前記狭域通信(DSRC)アンテナを有した充電スタンドは光ケーブル等の通信回線を介して観光情報、渋滞、工事等の交通情報、充電スタンドマップ等の各種情報サーバを有した生活情報センター(集中局)に接続されるので有益な情報の入手が充電中にできる。更に、前記生活情報センター(集中局)へはインターネット等の各種通信ネットワークを介して、暮らしの情報、企業情報、お店情報、駐車場情報等の通信が可能となる。
本考案の一実施形態を図−1に示す。図−1で示した狭域通信(DSRC)アンテナ6は、5.8MHzの電波で双方向通信を行うための平面パッチアンテナ等で構成され、通信エリアを限定した狭いエリアでの通信ができるようにしている。充電スタンド5は前記狭域通信(DSRC)アンテナ6を有して構成される。該充電スタンド5と前記狭域通信(DSRC)アンテナ6とは一体的であっても、狭域通信(DSRC)アンテナ支柱10が別に設けられ前記狭域通信(DSRC)アンテナ6が該狭域通信(DSRC)アンテナ支柱10に取り付けられていてもよい。前記狭域通信(DSRC)アンテナ6は電気自動車8に搭載された図−2、3に示す狭域通信(DSRC)移動通信端末27のDSRC車載アンテナ26との間で電波7を介して双方向の通信が行われる。前記各々の充電スタンド5には図示しないが、各種の動力源から必要な電力が供給されると共に、光ケーブル等の通信回線5を介して各種情報サーバを有する生活情報センター(集中局)1に接続される。該生活情報センター(集中局)1は、別の通信回線3を介してインターネット網等に接続されている。このため、あらゆる情報が前記生活情報センター(集中局)1を介して接続され、行政からの暮らしの情報、企業情報、各種広告、有料コンテンツ、天候・交通情報、目的地情報、観光地・物産販売情報等の入手と情報の発信が前記充電スタンド5で充電中の前記電気自動車8の中で得ることができる。
図−2に本考案の前記充電スタンド5の詳細を示すブロック図を示す。図−2で狭域通信(DSRC)アンテナ6、変復調を含んだ送信・受信回路22、CPU、メモリ等で構成された制御回路21、光入出力を有した通信インターフェース回路20で構成される狭域通信基地局が構成されている。なお、この通信基地局は前記充電スタンド5の中に内蔵されていなくてもよい。前記通信インターフェース回路20は光ケーブル等で構成される前記通信回線2に接続され、前記各種サーバを有する生活情報センター(集中局)1に接続される。前記制御回路21は充電制御手段23および決済サーバ機能を有した課金手段25に接続される。前記充電制御手段23は図示しないが、各種の動力源から必要な電力が供給されるとともに充電ケーブル9を介して前記電気自動車8の電池28に充電制御が行われる。タッチパネル等で構成されたディスプレイ等のヒューマンインターフェース手段24は前記充電制御手段23に接続され、急速充電等の充電方法の選択や決済方法の入力手段として使用される。また、前記充電手段23は前記電気自動車8への充電電力量を前記課金手段25に出力する。該課金手段25は決済金額を前記制御回路21が受取り、前記送信・受信回路22を経て前記狭域通信(DSRC)アンテナ6で通信が行われ、前記電気自動車8に搭載された前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27内のICカードリーダ32に装着されているクレジットカードに課金が行われる。
前記各種サーバを有する生活情報センター(集中局)1との通信は、前記通信回線2、前記充電スタンド5内の前記通信インターフェース回路20、前記制御回路21、前記送信・受信回路22、狭域通信(DSRC)アンテナ6を介して前記電気自動車8に搭載された前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27との間で行われる。
図−3に前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27の詳細を示すブロック図を示す。該狭域通信(DSRC)移動通信端末27は、車固有の情報(ID)を有しており、認証や充電電力量に応じた課金、あるいは車ごとに異なるサービス情報が得られる。前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27に接続されるDSRC車載アンテナ26は送信・受信回路30に接続される。CPU等で構成される制御回路31はICカードリーダ32と接続され、図示しないが挿入されたクレジットカード等のICカード情報の読み取り、書き込みを制御する。更に、該制御回路31は前記狭域通信(DSRC)アンテナ6からの5.8GHzの前記電波7を介して得られた情報をディスプレイ33に表示するようにしている。該ディスプレイ33は図示しないが、タッチパネル入力を具備しており、各種サービスを得るための入力操作を行えるようにしている。また、前記制御回路31を介して接続されたメモリ34には、前記DSRC車載アンテナ26を介して得られた各種サービス情報がダウンロードされるように構成されている。更に、前記制御回路31に接続されたインターフェース手段35は赤外線通信、またはブルートゥース(Bluetooth)の短距離無線インターフェースで構成される。該インターフェース手段35を介して、例えば観光地情報等を携帯電話に入れ、該携帯電話の携帯ナビに従って歩いて観光案内が得られる。なお、図示しないが、前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27は、カーナビゲーション機能も有しており、前記電気自動車8の得られた走行行動履歴等を送信できる。更に、前記車固有情報(ID)から得た前記電気自動車8の車種と前記充電電力量に応じた走行可能サービス情報、次の前記充電スタンド5のマップ情報等が送信される。
なお、本考案は電気自動車について説明をしたが、電気化された電気バイクや電気自転車であってもよい。
図−2に本考案の前記充電スタンド5の詳細を示すブロック図を示す。図−2で狭域通信(DSRC)アンテナ6、変復調を含んだ送信・受信回路22、CPU、メモリ等で構成された制御回路21、光入出力を有した通信インターフェース回路20で構成される狭域通信基地局が構成されている。なお、この通信基地局は前記充電スタンド5の中に内蔵されていなくてもよい。前記通信インターフェース回路20は光ケーブル等で構成される前記通信回線2に接続され、前記各種サーバを有する生活情報センター(集中局)1に接続される。前記制御回路21は充電制御手段23および決済サーバ機能を有した課金手段25に接続される。前記充電制御手段23は図示しないが、各種の動力源から必要な電力が供給されるとともに充電ケーブル9を介して前記電気自動車8の電池28に充電制御が行われる。タッチパネル等で構成されたディスプレイ等のヒューマンインターフェース手段24は前記充電制御手段23に接続され、急速充電等の充電方法の選択や決済方法の入力手段として使用される。また、前記充電手段23は前記電気自動車8への充電電力量を前記課金手段25に出力する。該課金手段25は決済金額を前記制御回路21が受取り、前記送信・受信回路22を経て前記狭域通信(DSRC)アンテナ6で通信が行われ、前記電気自動車8に搭載された前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27内のICカードリーダ32に装着されているクレジットカードに課金が行われる。
前記各種サーバを有する生活情報センター(集中局)1との通信は、前記通信回線2、前記充電スタンド5内の前記通信インターフェース回路20、前記制御回路21、前記送信・受信回路22、狭域通信(DSRC)アンテナ6を介して前記電気自動車8に搭載された前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27との間で行われる。
図−3に前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27の詳細を示すブロック図を示す。該狭域通信(DSRC)移動通信端末27は、車固有の情報(ID)を有しており、認証や充電電力量に応じた課金、あるいは車ごとに異なるサービス情報が得られる。前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27に接続されるDSRC車載アンテナ26は送信・受信回路30に接続される。CPU等で構成される制御回路31はICカードリーダ32と接続され、図示しないが挿入されたクレジットカード等のICカード情報の読み取り、書き込みを制御する。更に、該制御回路31は前記狭域通信(DSRC)アンテナ6からの5.8GHzの前記電波7を介して得られた情報をディスプレイ33に表示するようにしている。該ディスプレイ33は図示しないが、タッチパネル入力を具備しており、各種サービスを得るための入力操作を行えるようにしている。また、前記制御回路31を介して接続されたメモリ34には、前記DSRC車載アンテナ26を介して得られた各種サービス情報がダウンロードされるように構成されている。更に、前記制御回路31に接続されたインターフェース手段35は赤外線通信、またはブルートゥース(Bluetooth)の短距離無線インターフェースで構成される。該インターフェース手段35を介して、例えば観光地情報等を携帯電話に入れ、該携帯電話の携帯ナビに従って歩いて観光案内が得られる。なお、図示しないが、前記狭域通信(DSRC)移動通信端末27は、カーナビゲーション機能も有しており、前記電気自動車8の得られた走行行動履歴等を送信できる。更に、前記車固有情報(ID)から得た前記電気自動車8の車種と前記充電電力量に応じた走行可能サービス情報、次の前記充電スタンド5のマップ情報等が送信される。
なお、本考案は電気自動車について説明をしたが、電気化された電気バイクや電気自転車であってもよい。
本考案の実施形態によれば、電気自動車等の充電スタンドに狭域通信(DSRC)アンテナを有したので、前記電気自動車等に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末と通信が行われ、充電中に車内で有益な情報の入手や発信等への有効活用ができる。また、前記電気自動車等に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末は車固有の情報(ID)を有しているので、車ごとに異なった、例えば充電量に応じた走行可能サービスや次の充電スタンドマップ等の情報の入手、あるいは車の特性に応じた最適な情報のサービスが得られる。また、充電量に応じた課金処理も前記狭域通信(DSRC)移動通信端末との間で済ますことができる。更に、前記狭域通信(DSRC)アンテナを有した充電スタンドは光ケーブル等の通信回線を介して観光情報、渋滞、工事等の交通情報、充電スタンドマップ等の各種情報サーバを有した生活情報センター(集中局)に接続されるので有益な情報の入手が充電中にできる。更に、前記生活情報センターへはインターネット等の各種通信ネットワークを介して、暮らしの情報、企業情報、お店情報、駐車場情報等の通信が可能となる。
1 各種サーバを有する生活情報センター(集中局) 2 通信回線
3 通信回線 4 インターネット網 5 充電スタンド
6 狭域通信(DSRC)アンテナ 7 電波 8 電気自動車
9 充電ケーブル 10 狭域通信(DSRC)アンテナ支柱
20 通信インターフェース回路 21 制御回路 22 送信・受信回路
23 充電制御手段 24 ヒューマンインターフェース手段
25 課金手段 26 DSRC車載アンテナ
27 狭域通信(DSRC)移動通信端末 28 電池
30 送信・受信回路 31 制御回路 32 ICカードリーダ
33 ディスプレイ 34 メモリ 35 インターフェース手段
3 通信回線 4 インターネット網 5 充電スタンド
6 狭域通信(DSRC)アンテナ 7 電波 8 電気自動車
9 充電ケーブル 10 狭域通信(DSRC)アンテナ支柱
20 通信インターフェース回路 21 制御回路 22 送信・受信回路
23 充電制御手段 24 ヒューマンインターフェース手段
25 課金手段 26 DSRC車載アンテナ
27 狭域通信(DSRC)移動通信端末 28 電池
30 送信・受信回路 31 制御回路 32 ICカードリーダ
33 ディスプレイ 34 メモリ 35 インターフェース手段
Claims (6)
- 電気自動車等に充電電力を供給すると共に、狭域通信(DSRC)アンテナを有し、光ケーブル等の通信回線を介して各種サーバを有する生活情報センター(集中局)に接続されたことを特徴とする狭域通信(DSRC)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド。
- 電気自動車等に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末等の有している前記電気自動車固有の情報(ID)を、狭域通信(DSRC)アンテナを介して取得され、前記車ごとに異なる情報が前記狭域通信(DSRC)移動通信端末にえられることを特徴とする請求項1記載の狭域通信(DSRC)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド。
- 電気自動車等に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末等を介して観光情報、交通情報、天候情報等の生活情報がえられることを特徴とする請求項1記載の狭域通信(DSRC)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド。
- 電気自動車等に搭載されたETCあるいは狭域通信(DSRC)移動通信端末等の有した車固有の情報(ID)を、狭域通信(DSRC)アンテナを介して取得し、前記電気自動車への充電量に対する課金を行うことを特徴とする請求項1記載の狭域通信(DSRC)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド。
- 電気自動車に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末等を介して狭域通信(DSRC)を行い、前記電気自動車から該電気自動車の行動履歴情報、メンテナンス情報等を送信し、次の適切なメンテナンス内容、時期等の情報が得られることを特徴とする請求項1記載の狭域通信(DSRC)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド。
- 電気自動車に搭載された狭域通信(DSRC)移動通信端末に対して狭域通信(DSRC)を行い、車固有情報(ID)から得た車種と充電量に応じた走行可能サービス情報、あるいは前記電気自動車等に電力を供給する充電スタンドのマップ情報が得られることを特徴とする請求項1記載の狭域通信(DSRC)アンテナを有した電気自動車等に電力を供給する充電スタンド。
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- 2008-10-30 JP JP2008008279U patent/JP3148265U/ja not_active Expired - Fee Related
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