JP3037616B2 - スポイラーにおけるコネクタの仮保持構造 - Google Patents
スポイラーにおけるコネクタの仮保持構造Info
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- JP3037616B2 JP3037616B2 JP8172068A JP17206896A JP3037616B2 JP 3037616 B2 JP3037616 B2 JP 3037616B2 JP 8172068 A JP8172068 A JP 8172068A JP 17206896 A JP17206896 A JP 17206896A JP 3037616 B2 JP3037616 B2 JP 3037616B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装品を備えたス
ポイラーを車両ボディに組付けるとき、電装品から延び
るハーネスに設けたスポイラー側コネクタをスポイラー
側に仮保持するための仮保持構造に関する。
ポイラーを車両ボディに組付けるとき、電装品から延び
るハーネスに設けたスポイラー側コネクタをスポイラー
側に仮保持するための仮保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に設ける空気整流用スポイラ
ーにハイマウントストップランプ等の電装品を取付け、
この電装品から延びるハーネスに設けたスポイラー側コ
ネクタと、車両ボディ側から延びるハーネスに設けたボ
ディ側コネクタとを接続し、前記電装品に通電可能とし
た状態で前記スポイラーを車両ボディに組付けることが
行われている(例えば実開平4ー45188号公報)。
ーにハイマウントストップランプ等の電装品を取付け、
この電装品から延びるハーネスに設けたスポイラー側コ
ネクタと、車両ボディ側から延びるハーネスに設けたボ
ディ側コネクタとを接続し、前記電装品に通電可能とし
た状態で前記スポイラーを車両ボディに組付けることが
行われている(例えば実開平4ー45188号公報)。
【0003】そして、前記スポイラーを車両ボディに組
付けるに際しては、予めスポイラー側コネクタをスポイ
ラーに形成した貫通孔から外部に突出位置させた状態で
接着テープによりスポイラー側に仮保持し、斯かる状態
でスポイラーを車両ボディの組付位置へと持ち上げて、
前記スポイラー側コネクタにボディ側コネクタを片手作
業で接続し、この後前記接着テープを剥がして各コネク
タをスポイラー内に押し込んで、該スポイラーを車両ボ
ディに組付けるようにしている。
付けるに際しては、予めスポイラー側コネクタをスポイ
ラーに形成した貫通孔から外部に突出位置させた状態で
接着テープによりスポイラー側に仮保持し、斯かる状態
でスポイラーを車両ボディの組付位置へと持ち上げて、
前記スポイラー側コネクタにボディ側コネクタを片手作
業で接続し、この後前記接着テープを剥がして各コネク
タをスポイラー内に押し込んで、該スポイラーを車両ボ
ディに組付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
なスポイラーの車両ボディへの組付時に、スポイラー側
コネクタをスポイラーに接着テープを用いて仮保持する
場合、このスポイラー側コネクタが不安定となって、該
スポイラー側コネクタがボディ側コネクタへの接続作業
時に勝手に移動したりすることがあるため、これら各コ
ネクタの片手による接続作業が行い難く、しかも接着テ
ープを別途必要とするのでコスト的にも不利となる。
なスポイラーの車両ボディへの組付時に、スポイラー側
コネクタをスポイラーに接着テープを用いて仮保持する
場合、このスポイラー側コネクタが不安定となって、該
スポイラー側コネクタがボディ側コネクタへの接続作業
時に勝手に移動したりすることがあるため、これら各コ
ネクタの片手による接続作業が行い難く、しかも接着テ
ープを別途必要とするのでコスト的にも不利となる。
【0005】本発明の主な目的は、スポイラーの車両ボ
ディへの組付時に、接着テープを必要とすることなくコ
ストダウンを図ることができながら、スポイラー側コネ
クタを安定した状態で強固にスポイラー側に仮保持する
ことができて、スポイラー側コネクタと車両ボディ側コ
ネクタとの片手による接続作業を簡単かつ確実に行うこ
とができる仮保持構造を提供することにある。
ディへの組付時に、接着テープを必要とすることなくコ
ストダウンを図ることができながら、スポイラー側コネ
クタを安定した状態で強固にスポイラー側に仮保持する
ことができて、スポイラー側コネクタと車両ボディ側コ
ネクタとの片手による接続作業を簡単かつ確実に行うこ
とができる仮保持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、スポイラー本体1に備えた
電装品2から延びるハーネス3にスポイラー側コネクタ
4を設けて、このスポイラー側コネクタ4を、前記スポ
イラー本体1に設けた貫通孔14を介してスポイラー本
体1の外部に突出させた状態で、車両ボディB側に設け
たボディ側コネクタ6に接続し、前記スポイラー本体1
を車両ボディBに固定するようにしたスポイラーにおい
で、前記スボイラー本体1に、前記貫通孔14に連通し
て、前記スポイラー側コネクタ4を嵌合状態で仮保持可
能とする切欠部7を設け、しかも切欠部7をスポイラー
側コネクタ4の脚部41の相対向する両側面が圧入係止
されるような幅間隔に設定し、接続された各コネクタ
4、6は切欠部7から取外して貫通孔14からスポイラ
ー本体1内に押し込まれるように構成した。
め、請求項1記載の発明は、スポイラー本体1に備えた
電装品2から延びるハーネス3にスポイラー側コネクタ
4を設けて、このスポイラー側コネクタ4を、前記スポ
イラー本体1に設けた貫通孔14を介してスポイラー本
体1の外部に突出させた状態で、車両ボディB側に設け
たボディ側コネクタ6に接続し、前記スポイラー本体1
を車両ボディBに固定するようにしたスポイラーにおい
で、前記スボイラー本体1に、前記貫通孔14に連通し
て、前記スポイラー側コネクタ4を嵌合状態で仮保持可
能とする切欠部7を設け、しかも切欠部7をスポイラー
側コネクタ4の脚部41の相対向する両側面が圧入係止
されるような幅間隔に設定し、接続された各コネクタ
4、6は切欠部7から取外して貫通孔14からスポイラ
ー本体1内に押し込まれるように構成した。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1記載の発明によれば、
スポイラー本体1にスポイラー側コネクタ4を仮保持す
るとき、このコネクタ4をスポイラー本体1に設けた切
欠部7に圧入嵌合させることにより、スポイラー側コネ
クタ4をスポイラー本体1に安定した状態で強固に仮保
持させることができる。このため、スポイラー本体1を
車両ボディBの組付位置へと持ち上げて、該ボディB側
から延びるコネクタ6をスポイラー側コネクタ4に接続
するとき、このスポイラー側コネクタ4が勝手に移動し
たりすることなく、これら各コネクタ4,6の片手によ
る接続作業を簡単かつ確実に行うことができる。しか
も、スポイラー本体1にスポイラー側コネクタ4を仮保
持するにあたって、従来のように接着テープを別途必要
としないので、部品点数を軽減できてコストダウンを図
ることもできる。
スポイラー本体1にスポイラー側コネクタ4を仮保持す
るとき、このコネクタ4をスポイラー本体1に設けた切
欠部7に圧入嵌合させることにより、スポイラー側コネ
クタ4をスポイラー本体1に安定した状態で強固に仮保
持させることができる。このため、スポイラー本体1を
車両ボディBの組付位置へと持ち上げて、該ボディB側
から延びるコネクタ6をスポイラー側コネクタ4に接続
するとき、このスポイラー側コネクタ4が勝手に移動し
たりすることなく、これら各コネクタ4,6の片手によ
る接続作業を簡単かつ確実に行うことができる。しか
も、スポイラー本体1にスポイラー側コネクタ4を仮保
持するにあたって、従来のように接着テープを別途必要
としないので、部品点数を軽減できてコストダウンを図
ることもできる。
【0008】そして、以上のようにスポイラー及びボデ
ィ側コネクタ4,6を接続した後には、このスポイラー
側コネクタ4を前記切欠部7から取外し、各コネクタ
4,6を接続した状態でスポイラー本体1に設けた貫通
孔14からスポイラー本体1内に押し込んで、該スポイ
ラー本体1を車両ボディBの所定位置にボルト等で組付
けるのである。このとき、スポイラー側コネクタ4の仮
保持用切欠部7は、スポイラー本体1に設ける貫通孔1
4と連通状に形成されているので、スポイラー本体1の
車両ボディBへの組付時に、これらスポイラー本体1と
車両ボディBとの間にボディ側コネクタ6のハーネスを
噛み込んだりするのを未然に防止することもできる。
ィ側コネクタ4,6を接続した後には、このスポイラー
側コネクタ4を前記切欠部7から取外し、各コネクタ
4,6を接続した状態でスポイラー本体1に設けた貫通
孔14からスポイラー本体1内に押し込んで、該スポイ
ラー本体1を車両ボディBの所定位置にボルト等で組付
けるのである。このとき、スポイラー側コネクタ4の仮
保持用切欠部7は、スポイラー本体1に設ける貫通孔1
4と連通状に形成されているので、スポイラー本体1の
車両ボディBへの組付時に、これらスポイラー本体1と
車両ボディBとの間にボディ側コネクタ6のハーネスを
噛み込んだりするのを未然に防止することもできる。
【0009】つまり、前記ボディ側コネクタ6のハーネ
スは、このコネクタ6のスポイラー側コネクタ4への接
続作業を余裕をもって簡便に行えるようにするため予め
長尺に形成されているので、前記スポイラー本体1の車
両ボディBへの組付時に、該ボディB側から延びるハー
ネスの一部が撓んで、この撓み部分がスポイラー本体1
と車両ボディBとの間に噛み込まれたりする恐れがあっ
たのに対し、以上のように切欠部7を貫通孔14と連通
状に形成して、スポイラー本体1の車両ボディBへの組
付時に、ボディ側コネクタ6のハーネスを前記切欠部7
に介入させることにより、該ハーネスのスポイラー本体
1と車両ボディBとの間への噛み込みを未然に防止でき
る。
スは、このコネクタ6のスポイラー側コネクタ4への接
続作業を余裕をもって簡便に行えるようにするため予め
長尺に形成されているので、前記スポイラー本体1の車
両ボディBへの組付時に、該ボディB側から延びるハー
ネスの一部が撓んで、この撓み部分がスポイラー本体1
と車両ボディBとの間に噛み込まれたりする恐れがあっ
たのに対し、以上のように切欠部7を貫通孔14と連通
状に形成して、スポイラー本体1の車両ボディBへの組
付時に、ボディ側コネクタ6のハーネスを前記切欠部7
に介入させることにより、該ハーネスのスポイラー本体
1と車両ボディBとの間への噛み込みを未然に防止でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示す車両は、ボディBの後
部開口B1にバックドアDを上下開閉自由に取付け、こ
のバックドアDの上部側に、該バックドアDの車幅方向
にわたって空気整流用のスポイラーSを組付けている。
部開口B1にバックドアDを上下開閉自由に取付け、こ
のバックドアDの上部側に、該バックドアDの車幅方向
にわたって空気整流用のスポイラーSを組付けている。
【0011】前記スポイラーSは、図2〜図4に示すよ
うに、バックドアDの上部外面側に組付けられる組付壁
11と、該組付壁11から後方に連続状に延びる後部壁
12と、これら組付壁11及び後部壁12の上部側に連
続状に設けられる上部壁13とを備えた内部中空のスポ
イラー本体1から成り、このスポイラー本体1の内部に
電装品2としてハイマウントストップランプを組み込ん
でいる。
うに、バックドアDの上部外面側に組付けられる組付壁
11と、該組付壁11から後方に連続状に延びる後部壁
12と、これら組付壁11及び後部壁12の上部側に連
続状に設けられる上部壁13とを備えた内部中空のスポ
イラー本体1から成り、このスポイラー本体1の内部に
電装品2としてハイマウントストップランプを組み込ん
でいる。
【0012】また、前記スポイラー本体1の組付壁11
には、後述する各コネクタの挿通を許す大きさとした長
楕円形状の貫通孔14を形成して、この貫通孔14から
前記ハイマウントストップランプ2から延びるハーネス
3の先端部に結合した雌型のスポイラー側コネクタ4を
スポイラー本体1の外方側に突出位置させた状態で、該
スポイラー側コネクタ4と車両ボディB側から延びるハ
ーネス5の先端部に結合した雄型のボディ側コネクタ6
とを接続するようにしている。
には、後述する各コネクタの挿通を許す大きさとした長
楕円形状の貫通孔14を形成して、この貫通孔14から
前記ハイマウントストップランプ2から延びるハーネス
3の先端部に結合した雌型のスポイラー側コネクタ4を
スポイラー本体1の外方側に突出位置させた状態で、該
スポイラー側コネクタ4と車両ボディB側から延びるハ
ーネス5の先端部に結合した雄型のボディ側コネクタ6
とを接続するようにしている。
【0013】前記バックドアDは、アウタパネルD1と
インナパネルD2とから成り、これら各パネルD1,D
2には、車両ボディBにおける開口B1の上方部位に形
成した挿通孔B2から引出されたハーネス5を、各パネ
ルD1,D2の内部を経てアウタパネルD1の外方に案
内するための挿通孔D3,D4を形成している。
インナパネルD2とから成り、これら各パネルD1,D
2には、車両ボディBにおける開口B1の上方部位に形
成した挿通孔B2から引出されたハーネス5を、各パネ
ルD1,D2の内部を経てアウタパネルD1の外方に案
内するための挿通孔D3,D4を形成している。
【0014】尚、各図中、Hは前記バックドアDを上下
開閉するためのヒンジ部、15は前記スポイラー本体1
をバックドアDのアウタパネルD1にボルト等で固定す
るための固定孔である。
開閉するためのヒンジ部、15は前記スポイラー本体1
をバックドアDのアウタパネルD1にボルト等で固定す
るための固定孔である。
【0015】以上の構成において、前記スポイラー本体
1の組付壁11に、前記スポイラー側コネクタ4を圧入
状に嵌合して仮保持するための切欠部7を前記貫通孔1
4と連通状に形成する。
1の組付壁11に、前記スポイラー側コネクタ4を圧入
状に嵌合して仮保持するための切欠部7を前記貫通孔1
4と連通状に形成する。
【0016】具体的には、図5で明らかなように、前記
スポイラー側コネクタ4を、ボディ側コネクタ6が接続
される前記切欠部7よりも大きい矩形状の接続部40
と、該接続部40に一体状に設けた小形矩形状の脚部4
1とで形成する一方、前記切欠部7を前記貫通孔14の
長円形端部から後方に向かって連続状に延びる溝状に形
成して、この溝状切欠部7を前記脚部41の相対向する
両側面が圧入係止されるような幅間隔に形成する。
スポイラー側コネクタ4を、ボディ側コネクタ6が接続
される前記切欠部7よりも大きい矩形状の接続部40
と、該接続部40に一体状に設けた小形矩形状の脚部4
1とで形成する一方、前記切欠部7を前記貫通孔14の
長円形端部から後方に向かって連続状に延びる溝状に形
成して、この溝状切欠部7を前記脚部41の相対向する
両側面が圧入係止されるような幅間隔に形成する。
【0017】次に、以上の構成による作用について説明
する。
する。
【0018】スポイラー本体1をバックドアDの上部側
に組付ける場合で、前記スポイラー本体1内に組み込ん
だハイマウントストップランプ2から延びるハーネス3
の先端部に結合したスポイラー側コネクタ4をスポイラ
ー本体1に仮保持するときには、図3に示すように、ス
ポイラー側コネクタ4の接続部40をスポイラー本体1
の組付壁11から外方に突出させた状態で、脚部41を
貫通孔14から溝状切欠部7へと圧入して、この切欠部
7の両側端縁に脚部41の相対向する両側面を係止させ
ることにより、従来の接着テープを用いる場合に較べ、
部品点数を軽減してコストダウンを図ることができなが
ら、前記スポイラー側コネクタ4をスポイラー本体1に
安定した状態で強固に仮保持させることができる。
に組付ける場合で、前記スポイラー本体1内に組み込ん
だハイマウントストップランプ2から延びるハーネス3
の先端部に結合したスポイラー側コネクタ4をスポイラ
ー本体1に仮保持するときには、図3に示すように、ス
ポイラー側コネクタ4の接続部40をスポイラー本体1
の組付壁11から外方に突出させた状態で、脚部41を
貫通孔14から溝状切欠部7へと圧入して、この切欠部
7の両側端縁に脚部41の相対向する両側面を係止させ
ることにより、従来の接着テープを用いる場合に較べ、
部品点数を軽減してコストダウンを図ることができなが
ら、前記スポイラー側コネクタ4をスポイラー本体1に
安定した状態で強固に仮保持させることができる。
【0019】従って、前記スポイラー本体1をバックド
アDの組付位置へと持ち上げて、このスポイラー本体1
に仮保持されたスポイラー側コネクタ4に車両ボディB
側から延びるハーネス5に結合したボディ側コネクタ6
を接続するとき、前記スポイラー側コネクタ4が勝手に
移動したりすることなく、各コネクタ4,6の片手によ
る接続作業を簡単かつ確実に行うことができる。特に、
前記スポイラー側コネクタ4の接続部40は、前記切欠
部7よりも大きく形成され、該切欠部7の外方側に突出
状に係止位置されているので、前記接続部40にボディ
側コネクタ6を挿入して接続するとき、前記スポイラー
側コネクタ4がスポイラー本体1内に落ち込んだりする
こともなく、各コネクタ4,6の片手による接続作業を
確実に行うことができる。
アDの組付位置へと持ち上げて、このスポイラー本体1
に仮保持されたスポイラー側コネクタ4に車両ボディB
側から延びるハーネス5に結合したボディ側コネクタ6
を接続するとき、前記スポイラー側コネクタ4が勝手に
移動したりすることなく、各コネクタ4,6の片手によ
る接続作業を簡単かつ確実に行うことができる。特に、
前記スポイラー側コネクタ4の接続部40は、前記切欠
部7よりも大きく形成され、該切欠部7の外方側に突出
状に係止位置されているので、前記接続部40にボディ
側コネクタ6を挿入して接続するとき、前記スポイラー
側コネクタ4がスポイラー本体1内に落ち込んだりする
こともなく、各コネクタ4,6の片手による接続作業を
確実に行うことができる。
【0020】以上のようにして、前記各コネクタ4,6
の接続作業が終了した後には、図4に示すように、スポ
イラー側コネクタ4を前記切欠部7から取外し、各コネ
クタ4,6及び各ハーネス3,5をスポイラー本体1の
貫通孔14から内部に押し込んで、該スポイラー本体1
をバックドアDの上部側にボルト等で組付ける。このと
き、ボディ側コネクタ6のハーネス5は、該コネクタ6
のスポイラー側コネクタ4への接続作業を余裕をもって
簡便に行えるようにするため予め長尺に形成されている
にも拘らず、前記スポイラー側コネクタ4の仮保持用切
欠部7は、スポイラー本体1の組付壁11に貫通孔14
と連通状に形成されているので、スポイラー本体1のバ
ックドアDへの組付時に、ボディ側コネクタ6のハーネ
ス5を前記切欠部7に介入させることにより、スポイラ
ー本体1とバックドアDとの間に前記ハーネス5を噛み
込んだりするのを未然に防止することもできる。
の接続作業が終了した後には、図4に示すように、スポ
イラー側コネクタ4を前記切欠部7から取外し、各コネ
クタ4,6及び各ハーネス3,5をスポイラー本体1の
貫通孔14から内部に押し込んで、該スポイラー本体1
をバックドアDの上部側にボルト等で組付ける。このと
き、ボディ側コネクタ6のハーネス5は、該コネクタ6
のスポイラー側コネクタ4への接続作業を余裕をもって
簡便に行えるようにするため予め長尺に形成されている
にも拘らず、前記スポイラー側コネクタ4の仮保持用切
欠部7は、スポイラー本体1の組付壁11に貫通孔14
と連通状に形成されているので、スポイラー本体1のバ
ックドアDへの組付時に、ボディ側コネクタ6のハーネ
ス5を前記切欠部7に介入させることにより、スポイラ
ー本体1とバックドアDとの間に前記ハーネス5を噛み
込んだりするのを未然に防止することもできる。
【0021】尚、前記スポイラー側コネクタ4は、図6
に示すように、前記接続部40に一体形成される切欠部
7よりも小さい首部42と、該首部42の遊端側に接続
部40と対向状に一体に設けられる切欠部7よりも大き
い鍔部43とで形成して、これら接続部40と鍔部43
とをスポイラー本体1における切欠部7の上下部位に挟
圧させることにより、前記スポイラー側コネクタ4をス
ポイラー側本体1に仮保持させるようにしてもよい。
に示すように、前記接続部40に一体形成される切欠部
7よりも小さい首部42と、該首部42の遊端側に接続
部40と対向状に一体に設けられる切欠部7よりも大き
い鍔部43とで形成して、これら接続部40と鍔部43
とをスポイラー本体1における切欠部7の上下部位に挟
圧させることにより、前記スポイラー側コネクタ4をス
ポイラー側本体1に仮保持させるようにしてもよい。
【0022】以上の構成とする場合、前記スポイラー本
体1に形成した切欠部7にスポイラー側コネクタ4を仮
保持させるとき、このコネクタ4の首部42を貫通孔1
4から切欠部7へと挿入させて、該切欠部7の上下部位
に前記スポイラー側コネクタ4の接続部40と鍔部43
とを挟圧させることにより、このスポイラー側コネクタ
4をスポイラー本体1に一層安定した状態でより強固に
仮保持させることができ、このため、スポイラー側コネ
クタ4とボディ側コネクタ6との接続作業を一層確実に
行うことができる。
体1に形成した切欠部7にスポイラー側コネクタ4を仮
保持させるとき、このコネクタ4の首部42を貫通孔1
4から切欠部7へと挿入させて、該切欠部7の上下部位
に前記スポイラー側コネクタ4の接続部40と鍔部43
とを挟圧させることにより、このスポイラー側コネクタ
4をスポイラー本体1に一層安定した状態でより強固に
仮保持させることができ、このため、スポイラー側コネ
クタ4とボディ側コネクタ6との接続作業を一層確実に
行うことができる。
【0023】以上の実施形態では、スポイラーSをバッ
クドアDに組付ける場合について説明したが、本発明は
スポイラーSをバックドアD以外、例えばルーフに組付
ける場合にも適用することができる。
クドアDに組付ける場合について説明したが、本発明は
スポイラーSをバックドアD以外、例えばルーフに組付
ける場合にも適用することができる。
【図1】 スポイラーを組付けた車両を示す一部省略し
た斜視図。
た斜視図。
【図2】 本発明のコネクタ仮保持構造を備えたスポイ
ラー一部の底面図。
ラー一部の底面図。
【図3】 同仮保持構造を備えたスポイラーの車両ボデ
ィ側への組付過程を示す側断面図。
ィ側への組付過程を示す側断面図。
【図4】 同仮保持構造を備えたスポイラーの車両ボデ
ィ側への組付状態を示す側断面図。
ィ側への組付状態を示す側断面図。
【図5】 スポイラー側コネクタをスポイラーに仮保持
するときの一実施形態を示す斜視図。
するときの一実施形態を示す斜視図。
【図6】 スポイラー側コネクタをスポイラーに仮保持
するときの別の実施形態を示す斜視図。
するときの別の実施形態を示す斜視図。
1 スポイラー本体 14 貫通孔 2 電装品 3 ハーネス 4 スポイラー側コネクタ 6 ボディ側コネクタ 7 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 スポイラー本体(1)に備えた電装品
(2)から延びるハーネス(3)にスポイラー側コネク
タ(4)を設けて、このスポイラー側コネクタ(4)
を、前記スボイラー本体(1)に設けた貫通孔(14)
を介してスポイラー本体(1)の外部に突出させた状態
で、車両ボディ(B)側に設けたボディ側コネクタ
(6)に接続し、前記スポイラー本体(1)を車両ボデ
ィ(B)に固定するようにしたスポイラーにおいて、前
記スボイラー本体(1)に、前記貫通孔(14)に連通
して、前記スポイラー側コネクタ(4)を嵌合状態で仮
保持可能とする切欠部(7)を設け、しかも切欠部
(7)をスポイラー側コネクタ(4)の脚部(41)の
相対向する両側面が圧入係止されるような幅間隔に設定
し、接続された各コネクタ(4)、(6)は切欠部
(7)から取外して貫通孔(14)からスポイラー本体
(1)内に押し込まれるように構成したことを特徴とす
るスポイラーにおけるコネクタの仮保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8172068A JP3037616B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | スポイラーにおけるコネクタの仮保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8172068A JP3037616B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | スポイラーにおけるコネクタの仮保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016827A JPH1016827A (ja) | 1998-01-20 |
JP3037616B2 true JP3037616B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=15934949
Family Applications (1)
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1996
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