JP3016637U - 自動車のダッシュボード基枠上に設置されるエアバッグインフレータのサブアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗物ダッシュボード基枠上にエアバッグイン
フレータを設置する場合に、一個の完成したエアバッグ
インフレータユニットを形成可能にするエアバッグイン
フレータサブアセンブリを提供すること。 【構成】 本考案のエアバッグインフレータサブアセン
ブリの特徴は、インフレータ１２の胴体に複数個のフラ
ンジ１８を一体的に形成したことである。インフレータ
アセンブリには、エアバッグクッション部材４６と保持
カバー５２が取り付けられる。サブアセンブリはダッシ
ュボード基枠５４上に取り付けられる。 【効果】 分離して形成すべき容器としてのキャニスタ
ーの使用を不必要にすると共に、エアバッグインフレー
タユニットの設置方法を簡易化する。本考案のサブアセ
ンブリは、エアバッグキャニスターとして現存の自動車
のハードウェアを利用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一般に膨張可能な型のモジュールからなる乗り物のための乗員拘束 システムに関する。或いはもっと通俗的に言えば、エアバッグ拘束システムに関 する。更に詳細に述べると、本考案は、一個の完成されたエアバッグ拘束システ ムを形成するために、乗り物の計器パネルの基枠に取り付けることができるエア バッグモジュールのサブアセンブリに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

典型的なエアバッグ拘束システムは１個のキャニスターを含んでいる。該キャ ニスターは一個の開放側面を備えていると共に、１個のインフレータとエアバッ グの少なくとも一部を包囲し、かつカバーが設けられて、モジュールを外部から 見えないように隠蔽している。典型的な運転者側のエアバッグモジュールは、操 縦輪の中央における保護カバーの陰に設置される。エアバッグモジュールが乗り 物の乗客側に設定される場合には、その容器は丁度乗り物ダッシュボード、即ち 化粧カバー、又は乗客側計器パネル（以後ダッシュボードと呼ぶ）及び乗り物ダ ッシュボードと一体的に形成されるかも知れない部分の後方に配置されることが できる。

【０００３】 乗り物が衝突事故に巻込まれたとき、衝突信号がインフレータの作動を開始さ せてエアバッグを展開膨張せしめる。インフレータは不活性ガス（例えば、窒素 ガス）を供給し、該不活性ガスはエアバッグ内に向けて圧力を加えて供給され、 エアバッグはモジュールとして組込まれたキャニスターから押出され、更に乗り 物の客室内部に向って張り出される。エアバッグはモジュールの外部へ強制的に 押し出されるので、運転者側保護カバー又はダッシュボード上に働らく圧力は、 所定の態様に従って、化粧カバーの選択された部分を引裂継目又は破断継目（以 下これを「引裂継目」という）に沿って分離させて、エアバッグを乗客側車室内 に向けて張り出させる。

【０００４】 完成されたユニットとしての典型的なエアバッグインフレータアセンブリは、 ウェバー（Ｗｅｂｂｅｒ）その他に付与された米国特許第５，２６３，７３９号 や、関（Ｓｅｋｉ）その他に付与された米国特許第５，０８７，０６７号に図示 されているように、乗り物のダッシュボードの内側に取り付けられる。これらの エアバッグモジュールアセンブリはインフレータ及びエアバッグクッション部材 の少なくとも一部を内包するキャニスターを含む。自動車用エアバッグ拘束シス テムの設計は、その寸法サイズと複雑性を減少させることによって再評価される ので、エアバッグアセンブリの一部に現存の乗り物の構成部分を利用することは エアバッグ拘束システムを簡単化するものとして注目すべきである。従って、エ アバッグ拘束システムを製造するために、現存の自動車のハードウェアに関連し て作動するエアバッグ拘束システムを設置することは好ましいことである。これ らの事例において、分離したエアバッグキャニスターを使用する必要もなく、エ アバッグモジュールアセンブリを形成するために、ダッシュボード基枠に容易に 取付けることができるエアバッグインフレータアセンブリを具備するのが好まし いことが確認された。この場合の「基枠」とはダッシュボードを支持する構造部 分を意味する。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、自動車のダッシュボード基枠上に取り付けられたときに、完 成された乗員拘束ユニットを形成するようなサブアセンブリを提供することにあ る。本考案のこの主要目的並びに他の付加的目的は、下記の説明から明らかにさ れよう。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案の目的は新規なエアバッグサブアセンブリによって達成された。このエ アバッグサブアセンブリはインフレータを備えており、そのインフレータがその 胴体に一体的に形成された複数個のフランジを有しており、更にエアバッグクッ ション部材がそのインフレータに取り付けられる。ここに使用する「一体の」又 は「一体的に」という表現は、インフレータとフランジとが一個の連続したワン ピース部材として形成されていることを意味する。インフレータの胴体の一側面 に形成された開口群は、該インフレータが作動するときガスをインフレータから エアバッグクッション部材内に向けて放出できるように形成される。エアバッグ クッション部材は、完全なエアバッグインフレータサブアセンブリを形成するた めに、インフレータに取付けられた保持カバーにより折り畳んだ状態で保持され る。サブアセンブリは一つのエアバッグアセンブリを構成するために乗り物のダ ッシュボード基枠に取り付けられる。

【０００７】

【実施例】

本考案の説明には、添付図面を参照して詳細な解説がなされ、添付図面は本考 案明細書の一部を構成するものであるが、それらの図面における同一部分には同 一の参照符号が付与される。 好ましい実施例は次のとおりである。 図１、図２、図３を参照すると、本考案のインフレータサブアセンブリは一般 に符号１０で示されている。図２に示す如く、インフレータ１２は長い筒状の胴 体１４を含んでおり、該胴体１４には複数個の開口１６が形成される。また複数 個の第１フランジ１８がインフレータ１２に一体のものとして形成され、そのフ ランジ内に第１の開口２０を複数個備えている。ここで言う「一体の」又は「一 体的に」という用語は、インフレータとフランジが一つの連続した物体片として 形成されることを意味しており、溶接又は他の一体化加工方法を利用していない ことを意味する。数個から成る第１フランジ１８はインフレータの表面２２を複 数個の円弧部分に分割する。この場合は２個の円弧部分、即ち第１円弧部分２４ と第２円弧部分２６とに分割する。エアバッグクッション部材４６の通常の膨張 のための開口１６は第１円弧部分２４にのみ設けられている。しかしながら、付 加的な開口を第２円弧部分に形成して過剰圧力に対する安全機構としてもよい。 第１フランジ１８は、図３に示すように２個のフランジ面が同一平面に含まれる ように形成されることができる。しかしながら、ダッシュボード基枠の設計に応 じて、前述のものとは異なる方向配置として形成することもできる。インフレー タの第１端部３０は、第１端部閉鎖部材又は板３２によって封鎖されると共に、 第２端部３４は、締結具３８により第２端部閉鎖部材又は板３６により閉鎖され る。この場合、締結具３８は板３２及び３６に明けた締結孔４０に挿入され、長 い筒状胴体１４と一体の複数のリブ４４の中に形成されたチャンネル４２に係合 して、各板３２及び３６を胴体の端面に締結する。

【０００８】 インフレータ第１フランジ１８にエアバッグクッション部材のガス入口開口４ ８を固着することにより、エアバッグクッション部材４６はインフレータ１２に 取り付けられる。ダッシュボード基枠５４上にインフレータアセンブリ１０を装 着するのに先立って、エアバッグクッション部材４６を折り畳んだ状態で保持す るために、保持ブラケット５０と保持カバー５２が使用されてもよい。

【０００９】 インフレータサブアセンブリ１０を装着するため、該サブアセンブリはダッシ ュボード基枠５４の底部に固定され、次いで、図１と図４に示すように、複数個 のナット６０により固定される第２締結具５８によって第２フランジ５６に固定 されることができる。基枠端部パネル６２ａと６２ｂは、図１、図４及び図６に 示すように、基枠５４と５４′の各端部を封止する。ダッシュボード基枠５４は 当該技術において知られるように、可動カバー６６により封鎖される。

【００１０】 インフレータアセンブリを設置するための別の方法が図５の（ａ）と（ｂ）並 びに図６に示されている。これらの図面は、保持ブラケット（５０′）、ダッシ ュボード基枠（５４′）及び第２フランジ（５６′）という別の形式であること を表示するためのダッシュ記号「′」を付加して、前述の実施例において使用さ れたものと同じ参照符号を使用している。この点に関してアセンブリは上方から ダッシュボードの基枠５４の中に挿入されて、前述のように固定される。

【００１１】 本考案のインフレータ１２は、例えばシュナイダー（Ｓｃｈｎｅｉｄｅｒ）に 付与された米国特許第４，２９６，０８４号に示されているような標準型のイン フレータであってもよい。この特許は本考案の譲受人へ譲渡されたものである。 この特許は本考案の説明に参照される。そのインフレータはここに開示したよう に変形されてインフレータに一体成形された複数個のフランジを形成する。好ま しくは、長い筒状胴体１４はアルミニウムの押出加工により前述のような形態に 成形される。インフレータの開口１６は、機械的なドリル穴明け加工やパンチに よる穴明け加工により長い筒状胴体１４に形成される。この長い筒状胴体１４内 には、発火導火線、ガス発生剤、並びにスクリーンとフィルタアセンブリが充填 される。次いで端部板が前述のように取り付けられる。本考案は、当技術分野に おいて公知のハイブリッドインフレータ又は貯蔵ガス型インフレータと結合して 使用することができる。これら別種のインフレータは、前述のようにインフレー タの胴体と一体に形成されたフランジをもつように変形される。

【００１２】 エアバッグクッション部材４６は、典型的なものとして、例えば、被覆を施す か又は被覆しないポリエステル、又はナイロン６又はナイロン６，６のようなポ リアミド繊維から成る織物素材から製作される。しかしながら、本考案の実施は 特定の素材又は特定の方法により製作されたエアバッグの使用に限定されないこ とを認識すべきである。

【００１３】 エアバッグクッション部材４６は、保持カバーによって折り畳まれた状態でイ ンフレータ上に保持される。この保持カバー５２はタイベック（商品名、Ｔｙｖ ｅｋ）、ナイロン６或いはナイロン６，６のような織成されたポリアミド繊維、 又はエアバッグクッション部材の膨張展開作用を容易にするために形成される破 断継目を備えている半硬質の高分子材料から形成することができる。保持カバー ５２は、典型的には鋼板又はアルミニウムから形成されている保持ブラケット５ ０によってインフレータ１２に取付けられる。

【００１４】 本考案に係るエアバッグサブアセンブリ１０は前述のように自動車内に取り付 けられる。適宜の電気的接続部材を用いてインフレータがセンサー及び適切な点 火システムに連結される。衝突センサーからの信号はインフレータ１２を始動さ せて、乗り物の乗員を保護するために、図７に示すようにエアバッグクッション 部材４６を展開膨張させるためのガスを供給させる。膨張状態にあるエアバッグ クッション部材４６は、乗り物の乗員に対面して膨張し展開する第１部分６８を 有する。該第１部分６８はエアバッグクッション部材４６の第２部分７０又は胴 体部分に結合され、この部分はガス入口開口４８を形成する第３の部分内で終っ ている。

【００１５】

【考案の効果】

このようにして、本考案によれば、ダッシュボード基枠上にエアバッグモジュ ールを迅速かつ容易に設置することのできるインフレータアセンブリが提供され る。このエアバッグアセンブリは分離したキャニスターの使用を不要とし、それ によって製造に要する全体的な製造原価と時間が節約される。

【００１６】 上記の記載は本考案の好ましい実施例について説明されているが、本考案はそ の主たる請求項並びにその従属請求項の公正な解釈を逸脱することなく改変と変 化が可能であることに留意すべきである。

【図面の簡単な説明】

【図１】ダッシュボード基枠に取り付けられる本考案に
係るインフレータの分解側面図である。

【図２】本考案のインフレータを示す破断された上面図
である。

【図３】図２に示すインフレータの側面図である。

【図４】ダッシュボードの基枠上に取付けられたサブア
センブリの側面図である。

【図５】（ａ）及び（ｂ）共に別の実施例を示す側面図
である。

【図６】図５と同じく別の実施例を示すもので、ダッシ
ュボード基枠と本考案に係るエアバッグサブアセンブリ
の相関的配置関係を図解する分解等角写像図である。

【図７】ダッシュボード基枠に固着された本考案のエア
バッグサブアセンブリの膨張展開状態を描いた図であ
る。

【符号の説明】

１０…インフレータサブアセンブリ １２…インフレータ １４…長い筒状胴体 １６…ガス開口 １８…第１フランジ ２０…開口 ２２…インフレータの表面 ２４…第１円弧部分 ２６…第２円弧部分 ３０…インフレータの第１端部 ３４…インフレータの第２端部 ３２…第１端部閉鎖板 ３６…第２端部閉鎖板 ３８…締結具 ４４…リブ ４６…エアバッグクッション部材 ４８…入口開口 ５０…支持ブラケット ５２…保持カバー ５４，５４′…ダッシュボード基枠 ５６…第２フランジ ５８…第２締結具 ６８…クッション部材の第１部分 ７０…クッション部材の第２部分

フロントページの続き (72)考案者 ラリー ディー．ローズ アメリカ合衆国，ユタ 48040，レイトン, イースト 1433 ノース 2500

Claims (11)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 下記要件（ａ）及び（ｂ）の組み合わせ
   構造、（ａ）下記のものを含むエアバッグインフレータ
   アセンブリ、 下記のものを有する長い円筒状のインフレータ、 外部表面と、第１端部及び第２端部とをもつ筒状の外側
   壁、 密封された筒状室を形成するために、前記第１端部に取
   付けられる第１端部閉鎖部材と、前記第２端部に取付け
   られる第２端部閉鎖部材、 前記インフレータの作動時に密封された前記筒状室から
   ガスを導く筒状の前記外側壁のガス排出開口、 筒状の前記外側壁の外部表面と一体に前記インフレータ
   の長手方向に延びており、それに第１の開口が形成され
   ている少なくとも２個の第１フランジ、 収納された時に折り畳まれた状態となり、少なくとも２
   個の前記第１フランジに取り付けられているガスの入口
   開口を定める部分を有していて、それによって、前記ガ
   ス排出開口がエアバッグクッション部材の通常の膨張作
   用のためにガスをエアバッグクッション部材内へ排出す
   るエアバッグクッション部材、及び、 前記エアバッグクッション部材が収納されているとき
   に、折り畳まれた状態を保持しているエアバッグ保持カ
   バー、及び（ｂ）下記のものを有する乗り物のダッシュ
   ボード、 内側表面と外側表面、 前記内側表面に対し空間を距てた配置関係にあり、下記
   のものを含んでいる基枠、 第１端部と第２端部を含む少なくとも一対の相対面する
   側壁、 前記側壁の第２端部に取り付けられ、第２開口を有する
   第２フランジ、 前記第２フランジの第２開口と前記第１フランジの第１
   開口を通って、前記乗り物のダッシュボードに前記エア
   バッグインフレータアセンブリを固着すると共に、その
   場合に前記乗り物のダッシュボードが前記エアバッグ保
   持カバー上に横たわる可動の展開カバーを形成する第１
   締結手段。
2. 【請求項２】 前記インフレータの筒状外側壁は慣用の
   押出成型加工により形成されている請求項１の組み合わ
   せ構造。
3. 【請求項３】 前記インフレータの外側壁に一体的でか
   つ、該インフレータの長手方向に延び内部に中心開口を
   有する複数個のチャンネルが形成されたインフレータを
   具備する請求項１の組み合わせ構造。
4. 【請求項４】 前記エアバッグ保持カバーが繊維強化紙
   又は織成されたポリアミド繊維から形成されている請求
   項１の組み合わせ構造。
5. 【請求項５】 前記第１フランジが平坦面状でかつ前記
   インフレータの外表面から垂直に突出して形成されてい
   る請求項１の組み合わせ構造。
6. 【請求項６】 前記エアバッグインフレータアセンブリ
   が前記ダッシュボード基枠の底部側又は頂部側のいずれ
   か一方に取付可能に設けられた請求項１の組み合わせ構
   造。
7. 【請求項７】 前記エアバッグインフレータアセンブリ
   が前記ダッシュボード基枠の底部側に取付けられている
   請求項１の組み合わせ構造。
8. 【請求項８】 前記エアバッグインフレータアセンブリ
   が前記ダッシュボード基枠の頂部側に取付けられている
   請求項１の組み合わせ構造。
9. 【請求項９】 下記構造を含んでいる自動車のダッシュ
   ボード基枠に設置するための簡単なワンピースエアバッ
   グインフレータアセンブリ、 下記のものを有する圧力ガスを供給するための長い円筒
   状インフレータ、 一つの外部表面と共に第１端部と第２端部を形成する筒
   状外側壁、 一つの密封筒状室を形成するために、前記インフレータ
   の第１端部に取り付けられる第１端部閉鎖部材、 前記インフレータの第２端部に取り付けられる第２端部
   閉鎖部材、 その場合に、前記第１と第２の各端部閉鎖部材は、第２
   締結手段によって前記各インフレータ端部に取付けられ
   る実質的に偏平な板部材であり、 前記密封筒状室から発生したガスを導くために前記イン
   フレータの外側壁に形成されたインフレータ開口、 前記インフレータの外部表面と一体的に形成され、前記
   インフレータの長手方向に延びている少なくとも２個の
   第１フランジ、 前記第１フランジに形成された第１開口、 前記第１フランジの各々が前記インフレータの表面を分
   割することによって形成された第１円弧部分と第２円弧
   部分、 その場合に、前記インフレータの開口が前記円弧部分の
   一方の内部に含まれており、 前記インフレータが、更に、その外側壁と一体でかつ長
   手方向に延びるように含んでいる数個のチャンネル、 これらの各チャンネルが一つの中心開孔を限定してお
   り、 前記第２締結手段が前記チャンネルの中心開孔に係合す
   る緊締具、 収納時に折り畳んだ状態にあるエアバッグクッション部
   材、 前記エアバッグクッション部材がその展開膨張時に乗り
   物の乗員に相対面して配置されるように備えている第１
   部分、 前記第１部分に取り付けられる第２部分、 前記第２部分がそこで終るように前記エアバッグクッシ
   ョン部材のためのガス入口開口を形成し、前記インフレ
   ータの少なくとも２個の分離した第１フランジに取り付
   けられ、通常の膨張展開作用のために前記インフレータ
   のガス開口がガスを前記エアバッグクッション部材の内
   部へ排出できるようになっている第３部分、及び、 前記エアバッグクッション部材が収納されているとき
   に、前記エアバッグクッション部材を折り畳んだ状態に
   保持するエアバッグ保持手段。
10. 【請求項１０】 前記インフレータが押出成形加工によ
    り成形されている請求項９のエアバッグインフレータア
    センブリ。
11. 【請求項１１】 前記第１フランジのうちの２個が一平
    面を形成している請求項９のエアバッグインフレータア
    センブリ。