JP3012614B1 - 移動通信システム及びこれに用いる移動端末及び再接続方法 - Google Patents
移動通信システム及びこれに用いる移動端末及び再接続方法Info
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- JP3012614B1 JP3012614B1 JP10295188A JP29518898A JP3012614B1 JP 3012614 B1 JP3012614 B1 JP 3012614B1 JP 10295188 A JP10295188 A JP 10295188A JP 29518898 A JP29518898 A JP 29518898A JP 3012614 B1 JP3012614 B1 JP 3012614B1
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/20—Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 無線基地局を増設する従来システムは、無線
基地局を設置するオペレータにとって経済的負担が大き
い。また、不意の通信切断が発生すると、端末利用者は
その後の情報伝達手段の確保に苦慮することが多い。 【解決手段】 再接続先電話番号格納用メモリ部108
は、自端末で定めた再接続先電話番号を格納する第1の
エリアと相手端末が定めた再接続先電話番号を格納する
第2のエリアとからなる。制御部101は、無線基地局
との呼接続の際に上記第1のエリアから読み出した再接
続先電話番号を送信し、相手端末との回線接続完了後に
相手端末から送信された相手端末の再接続先電話番号を
上記第2のエリアに格納した後、相手端末との間で通話
状態に遷移させる。制御部101は、無線基地局から相
手端末の切断が正常切断以外の切断であることを通知さ
れた時は、上記相手端末の再接続先電話番号への発呼を
促す情報を報知する。
基地局を設置するオペレータにとって経済的負担が大き
い。また、不意の通信切断が発生すると、端末利用者は
その後の情報伝達手段の確保に苦慮することが多い。 【解決手段】 再接続先電話番号格納用メモリ部108
は、自端末で定めた再接続先電話番号を格納する第1の
エリアと相手端末が定めた再接続先電話番号を格納する
第2のエリアとからなる。制御部101は、無線基地局
との呼接続の際に上記第1のエリアから読み出した再接
続先電話番号を送信し、相手端末との回線接続完了後に
相手端末から送信された相手端末の再接続先電話番号を
上記第2のエリアに格納した後、相手端末との間で通話
状態に遷移させる。制御部101は、無線基地局から相
手端末の切断が正常切断以外の切断であることを通知さ
れた時は、上記相手端末の再接続先電話番号への発呼を
促す情報を報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信システム及
びこれに用いる移動端末及び再接続方法に係り、特に無
線回線を介して端末相互が保有する情報を授受し合うこ
とにより多様な機能を実現する移動通信システム及びこ
れに用いる移動端末及び再接続方法に関する。
びこれに用いる移動端末及び再接続方法に係り、特に無
線回線を介して端末相互が保有する情報を授受し合うこ
とにより多様な機能を実現する移動通信システム及びこ
れに用いる移動端末及び再接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、簡易型携帯無線電話システム
に代表されるような無線回線を介して端末相互が保有す
る情報を授受し合うことにより多様な機能を実現する移
動通信システムでは、移動端末と無線基地局間における
通信電波の状態は絶えず変化するため、常に確実な通信
状態を確保することは物理的に不可能であり、最悪の場
合は通信が切断される。そのため、従来の移動通信シス
テムでは、無線基地局の増設をすることで、電波状態の
悪いエリアをできるだけ減らすようにしている。
に代表されるような無線回線を介して端末相互が保有す
る情報を授受し合うことにより多様な機能を実現する移
動通信システムでは、移動端末と無線基地局間における
通信電波の状態は絶えず変化するため、常に確実な通信
状態を確保することは物理的に不可能であり、最悪の場
合は通信が切断される。そのため、従来の移動通信シス
テムでは、無線基地局の増設をすることで、電波状態の
悪いエリアをできるだけ減らすようにしている。
【0003】また、都市部におけるビルの谷間、高速道
路のトンネル等のように、サービスエリア内であっても
局所的に著しく電界の弱い場所通過時の移動端末と無線
基地局間の一時的通信不能状態となった後、再接続処理
をした場合、移動端末と相手局のどちらが呼び出しを行
うかで迷い、同時に再接続処理を行うとどちらも通話中
となってしまい、なかなか繋がりにくいという問題があ
る。そこで、従来より、弱電界地域を抜け出した時点で
直ちに自機から再呼び出しを行う旨の特定情報を送出す
る処理を、相手方に対して呼出を掛ける際の呼出処理又
はその後の任意の処理に予め含めるようにした移動通信
システムも知られている(特開平5−284091号公
報)。
路のトンネル等のように、サービスエリア内であっても
局所的に著しく電界の弱い場所通過時の移動端末と無線
基地局間の一時的通信不能状態となった後、再接続処理
をした場合、移動端末と相手局のどちらが呼び出しを行
うかで迷い、同時に再接続処理を行うとどちらも通話中
となってしまい、なかなか繋がりにくいという問題があ
る。そこで、従来より、弱電界地域を抜け出した時点で
直ちに自機から再呼び出しを行う旨の特定情報を送出す
る処理を、相手方に対して呼出を掛ける際の呼出処理又
はその後の任意の処理に予め含めるようにした移動通信
システムも知られている(特開平5−284091号公
報)。
【0004】更に、移動端末と無線基地局との間の電波
断が発生した時、これを移動網交換局に通知することに
より、網側での呼の保留を行っておき、その間に移動端
末又は基地局が所定のメッセージを送出し続けることに
より、基地局又は移動端末が所定メッセージを検出した
ときこれを知らされた移動網交換局が呼の再接続を行う
ことにより、移動端末不感地帯を通過した後にこの再接
続を迅速に行うようにした移動通信システムも知られて
いる(特開平6−315006号公報)。
断が発生した時、これを移動網交換局に通知することに
より、網側での呼の保留を行っておき、その間に移動端
末又は基地局が所定のメッセージを送出し続けることに
より、基地局又は移動端末が所定メッセージを検出した
ときこれを知らされた移動網交換局が呼の再接続を行う
ことにより、移動端末不感地帯を通過した後にこの再接
続を迅速に行うようにした移動通信システムも知られて
いる(特開平6−315006号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の移動通信システムのうち、無線基地局を増設すること
で電波状態の悪いエリアを減らす従来システムは、無線
基地局を設置するオペレータにとって経済的負担が大き
く、また電波状態を様々な外部要因により変化するもの
であって、無線基地局の増設は通信状態を確保する確実
な方法とはいえない。また、不意の通信切断が発生する
と、端末利用者はその後の情報伝達手段の確保に苦慮す
ることも多く、不都合が生じている。
の移動通信システムのうち、無線基地局を増設すること
で電波状態の悪いエリアを減らす従来システムは、無線
基地局を設置するオペレータにとって経済的負担が大き
く、また電波状態を様々な外部要因により変化するもの
であって、無線基地局の増設は通信状態を確保する確実
な方法とはいえない。また、不意の通信切断が発生する
と、端末利用者はその後の情報伝達手段の確保に苦慮す
ることも多く、不都合が生じている。
【0006】また、特開平5−284091号公報記載
の従来の移動通信システムは、弱電界地域を抜け出した
時点で直ちに自機から再呼び出しを行う旨の特定情報を
送出する処理を、相手方に対して呼出を掛ける際の呼出
処理又はその後の任意の処理に予め含めるようにしてい
るが、その移動端末が弱電界地域を抜け出さない限り通
信が確保できない。特開平6−315006号公報記載
の従来の移動通信システムも、基地局又は移動端末が所
定メッセージを検出しない限り、通信が確保できない。
更に、上記の2つの公報記載の従来の移動通信システム
では無線基地局と移動端末との間の無線回線が良好な状
態に復帰しない限り、通信ができない。
の従来の移動通信システムは、弱電界地域を抜け出した
時点で直ちに自機から再呼び出しを行う旨の特定情報を
送出する処理を、相手方に対して呼出を掛ける際の呼出
処理又はその後の任意の処理に予め含めるようにしてい
るが、その移動端末が弱電界地域を抜け出さない限り通
信が確保できない。特開平6−315006号公報記載
の従来の移動通信システムも、基地局又は移動端末が所
定メッセージを検出しない限り、通信が確保できない。
更に、上記の2つの公報記載の従来の移動通信システム
では無線基地局と移動端末との間の無線回線が良好な状
態に復帰しない限り、通信ができない。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
無線による通信が困難な状況が発生した場合において、
他のインフラへ再接続するための再接続先電話番号を端
末間で授受し、またその発信操作を簡略化することによ
り、移動通信端末利用者に対して情報伝達手段の確保を
容易とする移動通信システム及びこれに用いる移動端末
及び再接続方法を提供することを目的とする。
無線による通信が困難な状況が発生した場合において、
他のインフラへ再接続するための再接続先電話番号を端
末間で授受し、またその発信操作を簡略化することによ
り、移動通信端末利用者に対して情報伝達手段の確保を
容易とする移動通信システム及びこれに用いる移動端末
及び再接続方法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、無線基地局と
移動端末との間の無線回線が良好な状態に復帰しなくて
も、移動通信端末利用者に対して情報伝達手段の確保を
容易とする移動通信システム及びこれに用いる移動端末
及び再接続方法を提供することにある。
移動端末との間の無線回線が良好な状態に復帰しなくて
も、移動通信端末利用者に対して情報伝達手段の確保を
容易とする移動通信システム及びこれに用いる移動端末
及び再接続方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の移動通信システムは、第1の移動端末が無
線回線を介して接続される第1の無線基地局と、この第
1の無線基地局が接続される制御局を介して移動通信網
の第2の移動端末又は公衆回線網の固定端末との間で通
信する移動通信システムにおいて、第1の移動端末が第
1の無線基地局との間で呼設定する時に、第1の移動端
末で任意に定めた第1の再接続先電話番号を通知する手
段と、第1の無線基地局から通知された第1の再接続先
電話番号を記憶する、制御局に設けられた記憶手段と、
第1の移動端末と相手端末である第2の移動端末又は固
定端末との通信中に、第1の移動端末と第1の無線基地
局との回線が断となったことを検出した時、制御局に回
線断を通知する、第1の無線基地局に設けられた第1の
通知手段と、回線断の通知を受けた制御局の制御に基づ
き、第1の再接続先電話番号への発呼を促すメッセージ
を表示又は発音する、相手端末に設けられた第1の報知
手段と、第1の報知手段による報知に基づき、第1の再
接続先電話番号への発呼があった時は、その第1の再接
続先電話番号に回線接続する第1の回線接続手段とを有
する構成としたものである。
め、本発明の移動通信システムは、第1の移動端末が無
線回線を介して接続される第1の無線基地局と、この第
1の無線基地局が接続される制御局を介して移動通信網
の第2の移動端末又は公衆回線網の固定端末との間で通
信する移動通信システムにおいて、第1の移動端末が第
1の無線基地局との間で呼設定する時に、第1の移動端
末で任意に定めた第1の再接続先電話番号を通知する手
段と、第1の無線基地局から通知された第1の再接続先
電話番号を記憶する、制御局に設けられた記憶手段と、
第1の移動端末と相手端末である第2の移動端末又は固
定端末との通信中に、第1の移動端末と第1の無線基地
局との回線が断となったことを検出した時、制御局に回
線断を通知する、第1の無線基地局に設けられた第1の
通知手段と、回線断の通知を受けた制御局の制御に基づ
き、第1の再接続先電話番号への発呼を促すメッセージ
を表示又は発音する、相手端末に設けられた第1の報知
手段と、第1の報知手段による報知に基づき、第1の再
接続先電話番号への発呼があった時は、その第1の再接
続先電話番号に回線接続する第1の回線接続手段とを有
する構成としたものである。
【0010】この発明では、第1の移動端末と相手端末
との通信中に、第1の移動端末と第1の無線基地局との
回線が断となったことを検出した時、第1の再接続先電
話番号への発呼を促すメッセージを相手端末に報知させ
るようにしたため、第1の移動端末と相手端末との通信
が途絶えた時は、第1の再接続先電話番号への発呼によ
り第1の再接続先電話番号の端末と相手端末との回線接
続ができる。
との通信中に、第1の移動端末と第1の無線基地局との
回線が断となったことを検出した時、第1の再接続先電
話番号への発呼を促すメッセージを相手端末に報知させ
るようにしたため、第1の移動端末と相手端末との通信
が途絶えた時は、第1の再接続先電話番号への発呼によ
り第1の再接続先電話番号の端末と相手端末との回線接
続ができる。
【0011】ここで、相手端末が、制御局に接続された
第2の無線基地局との間で無線回線を介して接続される
第2の移動端末であるときは、第2の移動端末が第2の
無線基地局との間で呼設定する時に、第2の移動端末で
任意に定めた第2の再接続先電話番号を通知する手段
と、第1の移動端末と第2の移動端末との通信中に、第
2の移動端末と第2の無線基地局との回線が断となった
ことを検出した時、制御局に回線断を通知する、第2の
無線基地局に設けられた第2の通知手段と、回線断の通
知を受けた制御局の制御に基づき、第2の再接続先電話
番号への発呼を促すメッセージを表示又は発音する、第
1の移動端末に設けられた第2の報知手段と、第2の報
知手段による報知に基づき、第2の再接続先電話番号へ
の発呼があった時は、その第2の再接続先電話番号に回
線接続する第2の回線接続手段とを更に有し、制御局に
設けられた記憶手段は第2の無線基地局から通知された
第2の再接続先電話番号も記憶し、第1及び第2の移動
端末のそれぞれは、自己の第1の再接続先電話番号又は
第2の再接続先電話番号と、相手側の第2の再接続先電
話番号又は第1の再接続先電話番号を記憶する記憶部を
有する。
第2の無線基地局との間で無線回線を介して接続される
第2の移動端末であるときは、第2の移動端末が第2の
無線基地局との間で呼設定する時に、第2の移動端末で
任意に定めた第2の再接続先電話番号を通知する手段
と、第1の移動端末と第2の移動端末との通信中に、第
2の移動端末と第2の無線基地局との回線が断となった
ことを検出した時、制御局に回線断を通知する、第2の
無線基地局に設けられた第2の通知手段と、回線断の通
知を受けた制御局の制御に基づき、第2の再接続先電話
番号への発呼を促すメッセージを表示又は発音する、第
1の移動端末に設けられた第2の報知手段と、第2の報
知手段による報知に基づき、第2の再接続先電話番号へ
の発呼があった時は、その第2の再接続先電話番号に回
線接続する第2の回線接続手段とを更に有し、制御局に
設けられた記憶手段は第2の無線基地局から通知された
第2の再接続先電話番号も記憶し、第1及び第2の移動
端末のそれぞれは、自己の第1の再接続先電話番号又は
第2の再接続先電話番号と、相手側の第2の再接続先電
話番号又は第1の再接続先電話番号を記憶する記憶部を
有する。
【0012】この発明では、第2の移動端末が第2の無
線基地局との回線が断になった時は、第2の再接続先電
話番号への発呼を促すメッセージを第1の移動端末に報
知させるようにしたため、第1の移動端末と第2の移動
端末との通信が途絶えた時は、第2の再接続先電話番号
への発呼により第2の再接続先電話番号の端末と第1の
移動端末との回線接続ができる。
線基地局との回線が断になった時は、第2の再接続先電
話番号への発呼を促すメッセージを第1の移動端末に報
知させるようにしたため、第1の移動端末と第2の移動
端末との通信が途絶えた時は、第2の再接続先電話番号
への発呼により第2の再接続先電話番号の端末と第1の
移動端末との回線接続ができる。
【0013】また、本発明移動端末は、自端末で定めた
再接続先電話番号を格納する第1のエリアと相手端末が
定めた再接続先電話番号を格納する第2のエリアとから
なる再接続先電話番号格納用メモリ部と、無線基地局と
の呼接続の際に再接続先電話番号格納用メモリ部の第1
のエリアから読み出した再接続先電話番号を送信し、相
手端末との回線接続完了後に相手端末から送信された相
手端末の再接続先電話番号を再接続先電話番号格納用メ
モリ部の第2のエリアに格納するメモリ制御手段と、メ
モリ制御手段による第2のエリアへの相手端末の再接続
先電話番号の格納後に、相手端末との間で通話状態に遷
移させるように端末内部を制御する通話制御手段と、無
線基地局からの受信信号の所定時間以上の連続スロット
エラーが生じた時は、無線基地局への送信を一時停止す
る送信停止手段と、無線基地局から相手端末の切断が正
常切断以外の切断であることを通知された時は、再接続
先電話番号格納用メモリ部の第2のエリアに格納されて
いる相手端末の再接続先電話番号への発呼を促す情報を
報知する報知手段とを有する構成としたものである。
再接続先電話番号を格納する第1のエリアと相手端末が
定めた再接続先電話番号を格納する第2のエリアとから
なる再接続先電話番号格納用メモリ部と、無線基地局と
の呼接続の際に再接続先電話番号格納用メモリ部の第1
のエリアから読み出した再接続先電話番号を送信し、相
手端末との回線接続完了後に相手端末から送信された相
手端末の再接続先電話番号を再接続先電話番号格納用メ
モリ部の第2のエリアに格納するメモリ制御手段と、メ
モリ制御手段による第2のエリアへの相手端末の再接続
先電話番号の格納後に、相手端末との間で通話状態に遷
移させるように端末内部を制御する通話制御手段と、無
線基地局からの受信信号の所定時間以上の連続スロット
エラーが生じた時は、無線基地局への送信を一時停止す
る送信停止手段と、無線基地局から相手端末の切断が正
常切断以外の切断であることを通知された時は、再接続
先電話番号格納用メモリ部の第2のエリアに格納されて
いる相手端末の再接続先電話番号への発呼を促す情報を
報知する報知手段とを有する構成としたものである。
【0014】また、本発明の移動端末は、報知手段によ
る相手端末の再接続先電話番号への発呼を促す情報の報
知後、一定時間無操作の時は、相手端末の再接続先電話
番号へ自動発呼する発呼手段を更に有する。
る相手端末の再接続先電話番号への発呼を促す情報の報
知後、一定時間無操作の時は、相手端末の再接続先電話
番号へ自動発呼する発呼手段を更に有する。
【0015】 更に、上記の目的を達成するため、本発
明再接続方法は、移動端末が無線回線を介して接続され
る無線基地局と、この無線基地局が接続される制御局を
介して移動通信網又は公衆回線網の相手端末との間で通
信する移動通信システムにおいて、移動端末が無線基地
局との間で呼設定する時に、移動端末で任意に定めた第
1の再接続先電話番号を無線基地局を介して制御局に通
知して一時記憶させ、相手端末の呼設定時に制御局に一
時記憶されている第1の再接続先電話番号を相手端末に
通知し、移動端末と相手端末との回線接続完了後に相手
端末から制御局及び無線基地局を介して移動端末へ送信
された相手端末の第2の再接続先電話番号を移動端末の
メモリ部に格納した後、移動端末と相手端末との間で通
話状態に遷移し、移動端末と相手端末との通信中に、移
動端末と無線基地局との回線が断となったことを無線基
地局が検出した時、無線基地局が制御局を介して相手端
末に回線断を通知することにより、相手端末は切断シー
ケンス後に第1の再接続先電話番号への発呼を促すメッ
セージを報知し、相手端末から第1の再接続先電話番号
への発呼があった時は、その第1の再接続先電話番号に
移動端末を回線接続することを特徴とする。
明再接続方法は、移動端末が無線回線を介して接続され
る無線基地局と、この無線基地局が接続される制御局を
介して移動通信網又は公衆回線網の相手端末との間で通
信する移動通信システムにおいて、移動端末が無線基地
局との間で呼設定する時に、移動端末で任意に定めた第
1の再接続先電話番号を無線基地局を介して制御局に通
知して一時記憶させ、相手端末の呼設定時に制御局に一
時記憶されている第1の再接続先電話番号を相手端末に
通知し、移動端末と相手端末との回線接続完了後に相手
端末から制御局及び無線基地局を介して移動端末へ送信
された相手端末の第2の再接続先電話番号を移動端末の
メモリ部に格納した後、移動端末と相手端末との間で通
話状態に遷移し、移動端末と相手端末との通信中に、移
動端末と無線基地局との回線が断となったことを無線基
地局が検出した時、無線基地局が制御局を介して相手端
末に回線断を通知することにより、相手端末は切断シー
ケンス後に第1の再接続先電話番号への発呼を促すメッ
セージを報知し、相手端末から第1の再接続先電話番号
への発呼があった時は、その第1の再接続先電話番号に
移動端末を回線接続することを特徴とする。
【0016】本発明方法では、移動通信システム内で互
いに授受した再接続先電話番号を回線を移動端末内に格
納し、予期しない回線切断発生時に再接続先電話番号に
発呼することにより、移動通信システムをよりシステム
マティックに利用できる。
いに授受した再接続先電話番号を回線を移動端末内に格
納し、予期しない回線切断発生時に再接続先電話番号に
発呼することにより、移動通信システムをよりシステム
マティックに利用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明になる移動通信シス
テムの一実施の形態のシステム構成図を示す。この実施
の形態は通信システムを簡易型携帯電話(PHS)端末
間の通信に適用した例である。すなわち、移動端末1及
び2はそれぞれPHSで、無線回線を介して無線基地局
3、5と通信データの送受信を行う。通信可能エリア6
は無線基地局3が移動端末1と通信可能な範囲を示す。
無線基地局3と無線基地局5は制御局4を介して接続さ
れる。
テムの一実施の形態のシステム構成図を示す。この実施
の形態は通信システムを簡易型携帯電話(PHS)端末
間の通信に適用した例である。すなわち、移動端末1及
び2はそれぞれPHSで、無線回線を介して無線基地局
3、5と通信データの送受信を行う。通信可能エリア6
は無線基地局3が移動端末1と通信可能な範囲を示す。
無線基地局3と無線基地局5は制御局4を介して接続さ
れる。
【0018】制御局4は無線基地局3と無線基地局5と
の間の通信データの中継を行うと共に無線基地局3と無
線基地局5の制御を行い、また通信端末間で授受される
再接続先電話番号を記憶する機能を具備する。移動端末
2は無線回線を介して無線基地局5と通信データの送受
信を行う。通信可能エリア7は無線基地局5が移動端末
2と通信可能な範囲を示す。固定端末8はアナログの公
衆回線網(PSTN網)9に接続された一般加入電話で
ある。制御局4はPSTN網9に接続されており、移動
端末と固定端末8との間は、無線基地局と制御局4とP
STN網9を介して回線接続することができる。
の間の通信データの中継を行うと共に無線基地局3と無
線基地局5の制御を行い、また通信端末間で授受される
再接続先電話番号を記憶する機能を具備する。移動端末
2は無線回線を介して無線基地局5と通信データの送受
信を行う。通信可能エリア7は無線基地局5が移動端末
2と通信可能な範囲を示す。固定端末8はアナログの公
衆回線網(PSTN網)9に接続された一般加入電話で
ある。制御局4はPSTN網9に接続されており、移動
端末と固定端末8との間は、無線基地局と制御局4とP
STN網9を介して回線接続することができる。
【0019】移動端末1及び2はそれぞれ同一構成であ
るので、移動端末1について代表してその構成について
説明する。図2は移動端末1の一実施の形態の内部構成
のブロック図を示す。同図中、制御部101は、移動端
末1を構成する各構成要素全てを統括的に制御する。ア
ンテナ102は移動端末1が無線基地局3と無線による
通信を行うためのアンテナであり無線部103に接続さ
れる。無線部103はべースバンド部104から入力さ
れるベースバンド信号を無線周波数帯の信号に変換し、
アンテナ102を介して無線基地局3に対して無線電波
を送信する。また、無線基地局3から送信された無線電
波はアンテナ102を介して無線部103で受信され、
ベースバンド部104でベースバンド信号に変換され
る。
るので、移動端末1について代表してその構成について
説明する。図2は移動端末1の一実施の形態の内部構成
のブロック図を示す。同図中、制御部101は、移動端
末1を構成する各構成要素全てを統括的に制御する。ア
ンテナ102は移動端末1が無線基地局3と無線による
通信を行うためのアンテナであり無線部103に接続さ
れる。無線部103はべースバンド部104から入力さ
れるベースバンド信号を無線周波数帯の信号に変換し、
アンテナ102を介して無線基地局3に対して無線電波
を送信する。また、無線基地局3から送信された無線電
波はアンテナ102を介して無線部103で受信され、
ベースバンド部104でベースバンド信号に変換され
る。
【0020】送受話部105は、音声による通話を行う
際に使用する一般に知られているハンドセットの機能を
有するものであり、移動端末1の使用者から入力された
音声を音響−電気変換により電気信号である音声信号に
変換して制御部101に供給して必要に応じた信号フォ
ーマットに変換させ、制御部101から取り出された受
信音声信号は電気−音響変換して音声として発音させ
る。表示部106は、一般に知られている液晶表示素子
(LCD)等を用いて移動端末1の状態およびキー入力
された文字等の表示を行う。キー入力部107は、複数
の入力キーを備えた入力インタフェースであり、使用者
による任意の入力キー押下により対応した信号が制御部
101に入力されると、移動端末1の電源のオン/オ
フ、ダイヤル入力、文字入力および各種機能等が実行さ
れる。
際に使用する一般に知られているハンドセットの機能を
有するものであり、移動端末1の使用者から入力された
音声を音響−電気変換により電気信号である音声信号に
変換して制御部101に供給して必要に応じた信号フォ
ーマットに変換させ、制御部101から取り出された受
信音声信号は電気−音響変換して音声として発音させ
る。表示部106は、一般に知られている液晶表示素子
(LCD)等を用いて移動端末1の状態およびキー入力
された文字等の表示を行う。キー入力部107は、複数
の入力キーを備えた入力インタフェースであり、使用者
による任意の入力キー押下により対応した信号が制御部
101に入力されると、移動端末1の電源のオン/オ
フ、ダイヤル入力、文字入力および各種機能等が実行さ
れる。
【0021】再接続先電話番号格納用メモリ部108
は、この実施の形態の要部をなす再接続先電話番号を格
納するメモリ部であり、制御部101からの指示により
データの記憶及び読み出しを行う。再接続先電話番号格
納用メモリ部108は、自端末情報を格納するエリアと
相手端末情報を格納するエリアで構成される。自端末情
報は端末使用者が予めキー入力部107の操作により入
力するか、あるいは外部インタフェース部111を介し
て登録する。
は、この実施の形態の要部をなす再接続先電話番号を格
納するメモリ部であり、制御部101からの指示により
データの記憶及び読み出しを行う。再接続先電話番号格
納用メモリ部108は、自端末情報を格納するエリアと
相手端末情報を格納するエリアで構成される。自端末情
報は端末使用者が予めキー入力部107の操作により入
力するか、あるいは外部インタフェース部111を介し
て登録する。
【0022】相手端末情報は無線回線を介し相手端末か
ら受信した情報であり、アンテナ102、無線部10
3、ベースバンド部104、および制御部101を経
て、再接続先電話番号格納用メモリ部108の相手端末
情報を格納するエリアに記憶される。
ら受信した情報であり、アンテナ102、無線部10
3、ベースバンド部104、および制御部101を経
て、再接続先電話番号格納用メモリ部108の相手端末
情報を格納するエリアに記憶される。
【0023】ここでいう「自端末情報」とは、通話中に
自端末側における無線品質が悪化し不意な回線切断が発
生した場合に、相手端末に対する再接続先として接続を
促すための電話番号のことである。また、「相手端末情
報」とは、通話中に相手端末側における無線品質が悪化
し不意な回線切断が発生した場合に、自端末に対する再
接続先として接続を促される電話番号のことである。自
端末情報および相手端末情報として用いられる再接続先
電話番号の例として、PSTN網9に接続されている固
定端末8の電話番号などが考えられる。
自端末側における無線品質が悪化し不意な回線切断が発
生した場合に、相手端末に対する再接続先として接続を
促すための電話番号のことである。また、「相手端末情
報」とは、通話中に相手端末側における無線品質が悪化
し不意な回線切断が発生した場合に、自端末に対する再
接続先として接続を促される電話番号のことである。自
端末情報および相手端末情報として用いられる再接続先
電話番号の例として、PSTN網9に接続されている固
定端末8の電話番号などが考えられる。
【0024】プログラム格納用メモリ部109は、制御
部101の動作を司るメインプログラムを格納する、リ
ード・オンリ・メモリ(ROM)等を用いたメモリであ
る。ワークエリア用メモリ部110は、制御部101が
ワークエリア用として使用する、ランダム・アクセス・
メモリ(RAM)等を用いた書き込み及び読み出しの両
方が可能なメモリである。外部インタフェース部111
は、移動端末1と任意の外部機器との間でデータの授受
を行うためのインタフェースとして具備するものであ
り、自端末情報をパーソナルコンピュータ等のデータ処
理端末上で作成し、移動端末1に取り込む際にも利用す
る事ができる。リンガ鳴音部112は、着呼が有った場
合に制御部101からの制御により鳴音し、端末使用者
に着信を通知するとともにオフフック操作を促す。
部101の動作を司るメインプログラムを格納する、リ
ード・オンリ・メモリ(ROM)等を用いたメモリであ
る。ワークエリア用メモリ部110は、制御部101が
ワークエリア用として使用する、ランダム・アクセス・
メモリ(RAM)等を用いた書き込み及び読み出しの両
方が可能なメモリである。外部インタフェース部111
は、移動端末1と任意の外部機器との間でデータの授受
を行うためのインタフェースとして具備するものであ
り、自端末情報をパーソナルコンピュータ等のデータ処
理端末上で作成し、移動端末1に取り込む際にも利用す
る事ができる。リンガ鳴音部112は、着呼が有った場
合に制御部101からの制御により鳴音し、端末使用者
に着信を通知するとともにオフフック操作を促す。
【0025】次に、この実施の形態の動作について、図
2、図3、図5及び図4と共に説明する。図3は、本発
明における移動端末間での再接続先電話番号の授受シー
ケンスの一実施の形態を示す。図5は、本発明における
不慮の回線断発生後の再接続シーケンスの一実施の形態
を示す。図4は、通常の回線切断シーケンスを示す。
2、図3、図5及び図4と共に説明する。図3は、本発
明における移動端末間での再接続先電話番号の授受シー
ケンスの一実施の形態を示す。図5は、本発明における
不慮の回線断発生後の再接続シーケンスの一実施の形態
を示す。図4は、通常の回線切断シーケンスを示す。
【0026】いま、図1における全てのシステム要素、
つまり無線基地局3と制御局4と無線基地局5とPST
N網9が接続され、PSTN網9には固定端末8が接続
され、また移動端末1が無線回線を介して無線基地局3
と通信可能な範囲、つまり通信可能エリア6内にあり、
また移動端末2が無線回線を介して無線基地局5と通信
可能な範囲、つまり通信可能エリア7内にあるとする。
つまり無線基地局3と制御局4と無線基地局5とPST
N網9が接続され、PSTN網9には固定端末8が接続
され、また移動端末1が無線回線を介して無線基地局3
と通信可能な範囲、つまり通信可能エリア6内にあり、
また移動端末2が無線回線を介して無線基地局5と通信
可能な範囲、つまり通信可能エリア7内にあるとする。
【0027】図2の移動端末1の再接続先電話番号格納
用メモリ部108には移動端末1の使用者が予め再接続
先電話番号を登録しておき、同様に移動端末2の再接続
先電話番号格納用メモリ部108には移動端末2の使用
者が予め再接続先電話番号を登録しておく。
用メモリ部108には移動端末1の使用者が予め再接続
先電話番号を登録しておき、同様に移動端末2の再接続
先電話番号格納用メモリ部108には移動端末2の使用
者が予め再接続先電話番号を登録しておく。
【0028】以下に、移動端末1を発信側、移動端末2
を着信側とした場合の一実施の形態の動作を説明する。
移動端末1のキー入力部107を用いて移動端末2の電
話番号を入力すると、図3に示すシーケンスのように移
動端末1の制御部101の制御のもとに移動端末1から
無線基地局3へリンクチャネル確立要求信号が送信され
る(ステップA1)。無線基地局3はリンクチャネル確
立要求信号を受信すると、移動端末1に対してリンクチ
ャネル割当信号を送信し(ステップA2)、移動端末1
と無線基地局3間のリンクチャネルが確立する。
を着信側とした場合の一実施の形態の動作を説明する。
移動端末1のキー入力部107を用いて移動端末2の電
話番号を入力すると、図3に示すシーケンスのように移
動端末1の制御部101の制御のもとに移動端末1から
無線基地局3へリンクチャネル確立要求信号が送信され
る(ステップA1)。無線基地局3はリンクチャネル確
立要求信号を受信すると、移動端末1に対してリンクチ
ャネル割当信号を送信し(ステップA2)、移動端末1
と無線基地局3間のリンクチャネルが確立する。
【0029】次に、移動端末1から無線基地局3へ同期
バースト信号が送信され(ステップA3)、これを受信
した無線基地局3から移動端末1に対して同期バースト
信号が送信され(ステップA4)、移動端末1と無線基
地局3間の同期が確立する。次に、移動端末1から無線
基地局3へSABM(論理リンク設定要求)信号が送信
され(ステップA5)、これを受信した無線基地局3か
ら移動端末1に対してUA(論理リンク設定確認)信号
が送信され(ステップA6)、移動端末1と無線基地局
3間の論理リンクが確立する。
バースト信号が送信され(ステップA3)、これを受信
した無線基地局3から移動端末1に対して同期バースト
信号が送信され(ステップA4)、移動端末1と無線基
地局3間の同期が確立する。次に、移動端末1から無線
基地局3へSABM(論理リンク設定要求)信号が送信
され(ステップA5)、これを受信した無線基地局3か
ら移動端末1に対してUA(論理リンク設定確認)信号
が送信され(ステップA6)、移動端末1と無線基地局
3間の論理リンクが確立する。
【0030】次に、移動端末1から無線基地局3へ呼設
定信号が送信され(ステップA7)、これを受信した無
線基地局3から移動端末1に対して呼設定受付信号が送
信され(ステップA8)、移動端末1と無線基地局3間
の呼設定が完了する。ここで、移動端末1から無線基地
局3へ送信される呼設定信号の中には、発サブアドレス
情報要素が含まれる。通常、発サブアドレス情報は発信
側のサブアドレスを識別するために用いられる情報(2
0バイト)であるが、この実施の形態の特徴として再接
続先電話番号を通知するためのデータエリアとして使用
する。
定信号が送信され(ステップA7)、これを受信した無
線基地局3から移動端末1に対して呼設定受付信号が送
信され(ステップA8)、移動端末1と無線基地局3間
の呼設定が完了する。ここで、移動端末1から無線基地
局3へ送信される呼設定信号の中には、発サブアドレス
情報要素が含まれる。通常、発サブアドレス情報は発信
側のサブアドレスを識別するために用いられる情報(2
0バイト)であるが、この実施の形態の特徴として再接
続先電話番号を通知するためのデータエリアとして使用
する。
【0031】この再接続先電話番号は、移動端末1内の
再接続先電話番号格納用メモリ部108の自端末情報格
納エリアに記憶されているデータであり、制御部101
の制御によって発サブアドレス情報エリアに挿入され
る。また、発サブアドレス情報エリアが再接続先電話番
号を通知するためのデータエリアとして使用されている
ことをシステム内で識別するために、発サブアドレス情
報に含まれるサブアドレス種別ビット(3ビット)にて
ユーザ特有サブアドレスを指定する。このサブアドレス
種別ビットは、通常の発サブアドレス情報通知の場合
が”000”であるのに対して、ユーザ特有サブアドレ
スを指定する場合は”010”を用いる。
再接続先電話番号格納用メモリ部108の自端末情報格
納エリアに記憶されているデータであり、制御部101
の制御によって発サブアドレス情報エリアに挿入され
る。また、発サブアドレス情報エリアが再接続先電話番
号を通知するためのデータエリアとして使用されている
ことをシステム内で識別するために、発サブアドレス情
報に含まれるサブアドレス種別ビット(3ビット)にて
ユーザ特有サブアドレスを指定する。このサブアドレス
種別ビットは、通常の発サブアドレス情報通知の場合
が”000”であるのに対して、ユーザ特有サブアドレ
スを指定する場合は”010”を用いる。
【0032】次に、移動端末1から無線基地局3へ秘匿
鍵設定信号が送信され(ステップA9)、これを受信し
た無線基地局3から移動端末1に認証要求信号が送信さ
れる(ステップA10)。これを受信した移動端末1か
ら無線基地局3へ認証応答信号が送信され(ステップA
11)、移動端末1と無線基地局3間の認証が完了す
る。
鍵設定信号が送信され(ステップA9)、これを受信し
た無線基地局3から移動端末1に認証要求信号が送信さ
れる(ステップA10)。これを受信した移動端末1か
ら無線基地局3へ認証応答信号が送信され(ステップA
11)、移動端末1と無線基地局3間の認証が完了す
る。
【0033】以上のシーケンスが正常に完了すると、無
線基地局3から制御局4へ、シーケンスの正常終了通知
と、移動端末1から受信した再接続先電話番号が通知さ
れる(ステップA12)。この再接続先電話番号は制御
局4内の記憶手段に一時的に記憶される。次に、制御局
4により無線基地局5が移動端末2との間で以下のシー
ケンスを実行するように制御される(ステップA1
3)。
線基地局3から制御局4へ、シーケンスの正常終了通知
と、移動端末1から受信した再接続先電話番号が通知さ
れる(ステップA12)。この再接続先電話番号は制御
局4内の記憶手段に一時的に記憶される。次に、制御局
4により無線基地局5が移動端末2との間で以下のシー
ケンスを実行するように制御される(ステップA1
3)。
【0034】まず、無線基地局5から移動端末2へ着呼
信号が送信され(ステップA14)、これを受信した移
動端末2から無線基地局5へリンクチャネル確立要求信
号が送信される(ステップA15)。これを受信した無
線基地局5から移動端末2に対してリンクチャネル割当
信号が送信され(ステップA16)、移動端末2と無線
基地局5間のリンクチャネルが確立する。次に、移動端
末2から無線基地局5へ同期バースト信号が送信され
(ステップA17)、これを受信した無線基地局5から
移動端末2に対して同期バースト信号が送信され(ステ
ップA18)、移動端末2と無線基地局5間の同期が確
立する。
信号が送信され(ステップA14)、これを受信した移
動端末2から無線基地局5へリンクチャネル確立要求信
号が送信される(ステップA15)。これを受信した無
線基地局5から移動端末2に対してリンクチャネル割当
信号が送信され(ステップA16)、移動端末2と無線
基地局5間のリンクチャネルが確立する。次に、移動端
末2から無線基地局5へ同期バースト信号が送信され
(ステップA17)、これを受信した無線基地局5から
移動端末2に対して同期バースト信号が送信され(ステ
ップA18)、移動端末2と無線基地局5間の同期が確
立する。
【0035】次に、移動端末2から無線基地局5へSA
BM(論理リンク設定要求)信号が送信され(ステップ
A19)、これを受信した無線基地局5から移動端末2
に対してUA(論理リンク設定確認)信号が送信され
(ステップA20)、移動端末2と無線基地局5間の論
理リンクが確立する。移動端末2と無線基地局5間の論
理リンクが確立すると、移動端末2から無線基地局5へ
着呼応答信号が送信される(ステップA21)。
BM(論理リンク設定要求)信号が送信され(ステップ
A19)、これを受信した無線基地局5から移動端末2
に対してUA(論理リンク設定確認)信号が送信され
(ステップA20)、移動端末2と無線基地局5間の論
理リンクが確立する。移動端末2と無線基地局5間の論
理リンクが確立すると、移動端末2から無線基地局5へ
着呼応答信号が送信される(ステップA21)。
【0036】次に、無線基地局5から移動端末2へ呼設
定信号が送信され(ステップA22)、これを受信した
移動端末2から無線基地局5に対して呼設定受付信号が
送信され(ステップA23)、移動端末2と無線基地局
5間の呼設定が完了する。ここで、無線基地局5から移
動端末2へ送信される呼設定信号の中には発サブアドレ
ス情報が含まれる。この発サブアドレス情報には制御局
4内の記憶手段に一時的に記憶されていた、移動端末1
から無線基地局3を介して制御局4へ通知された再接続
先電話番号データおよびサブアドレス種別ビットが包含
されている。
定信号が送信され(ステップA22)、これを受信した
移動端末2から無線基地局5に対して呼設定受付信号が
送信され(ステップA23)、移動端末2と無線基地局
5間の呼設定が完了する。ここで、無線基地局5から移
動端末2へ送信される呼設定信号の中には発サブアドレ
ス情報が含まれる。この発サブアドレス情報には制御局
4内の記憶手段に一時的に記憶されていた、移動端末1
から無線基地局3を介して制御局4へ通知された再接続
先電話番号データおよびサブアドレス種別ビットが包含
されている。
【0037】本実施の形態の特徴として、着信側である
移動端末2において、受信したサブアドレス種別ビット
が”010”であることからユーザ特有サブアドレスが
指定されていると識別され、これにより発サブアドレス
情報エリアが再接続先電話番号を通知するためのデータ
エリアとして使用されていると判断され、発サブアドレ
ス情報エリアのデータは発信側である移動端末1の再接
続先電話番号として、移動端末2内の再接続先電話番号
格納用メモリ部108の相手端末情報格納エリアに記憶
される。また、このとき移動端末2は、移動端末1がユ
ーザ特有サブアドレスで指定した発サブアドレス情報
を、再接続先電話番号として受信可能な端末であると判
断する。
移動端末2において、受信したサブアドレス種別ビット
が”010”であることからユーザ特有サブアドレスが
指定されていると識別され、これにより発サブアドレス
情報エリアが再接続先電話番号を通知するためのデータ
エリアとして使用されていると判断され、発サブアドレ
ス情報エリアのデータは発信側である移動端末1の再接
続先電話番号として、移動端末2内の再接続先電話番号
格納用メモリ部108の相手端末情報格納エリアに記憶
される。また、このとき移動端末2は、移動端末1がユ
ーザ特有サブアドレスで指定した発サブアドレス情報
を、再接続先電話番号として受信可能な端末であると判
断する。
【0038】次に、移動端末2から無線基地局5へ秘匿
鍵設定信号が送信され(ステップA24)、これを受信
した無線基地局5から移動端末2に認証要求信号が送信
される(ステップA25)。更に、この認証要求信号を
受信した移動端末2から無線基地局5へ認証応答信号が
送信され(ステップA26)、移動端末2と無線基地局
5間の認証が完了する。以上のシーケンスが完了する
と、移動端末2は制御部101からの制御によりリンガ
鳴音部112を鳴音し、使用者に着信を知らせ、オフフ
ック操作を促す。
鍵設定信号が送信され(ステップA24)、これを受信
した無線基地局5から移動端末2に認証要求信号が送信
される(ステップA25)。更に、この認証要求信号を
受信した移動端末2から無線基地局5へ認証応答信号が
送信され(ステップA26)、移動端末2と無線基地局
5間の認証が完了する。以上のシーケンスが完了する
と、移動端末2は制御部101からの制御によりリンガ
鳴音部112を鳴音し、使用者に着信を知らせ、オフフ
ック操作を促す。
【0039】また、このとき移動端末2から無線基地局
5へ呼出信号が送信され(ステップA27)、移動端末
2がリンガ鳴音を開始し呼出中であることが通知され
る。呼出信号を受信した無線基地局5は制御局4に通知
し(ステップA28)、制御局4は無線基地局3から移
動端末1に呼出信号を送信するよう制御する(ステップ
A29、A30)。移動端末1は無線基地局3から呼出
信号を受信すると応答信号受信待ち状態となる。このと
き無線基地局3から移動端末1へRBT(リングバック
トーン)が送信され(ステップA31)、移動端末1の
使用者は送受話部105からRBTを聞くことにより、
移動端末2が呼出中であることを認知できる。
5へ呼出信号が送信され(ステップA27)、移動端末
2がリンガ鳴音を開始し呼出中であることが通知され
る。呼出信号を受信した無線基地局5は制御局4に通知
し(ステップA28)、制御局4は無線基地局3から移
動端末1に呼出信号を送信するよう制御する(ステップ
A29、A30)。移動端末1は無線基地局3から呼出
信号を受信すると応答信号受信待ち状態となる。このと
き無線基地局3から移動端末1へRBT(リングバック
トーン)が送信され(ステップA31)、移動端末1の
使用者は送受話部105からRBTを聞くことにより、
移動端末2が呼出中であることを認知できる。
【0040】その後、移動端末2の使用者がキー入力部
107を用いてオフフック操作を行ったことが制御部1
01に通知されると、移動端末2の制御部101はリン
ガ鳴音部112を鳴音停止するよう制御する。このとき
移動端末2から無線基地局5へ応答信号が送信され(ス
テップA32)、これを受信した無線基地局5から移動
端末2へ応答確認信号が送信されると(ステップA3
3)、移動端末2は通話可能状態に遷移する。また、こ
のとき移動端末2から送信された応答信号は、無線基地
局5から制御局4を介して無線基地局3へ送られ、無線
基地局3から移動端末1へ送信され(ステップA34、
A35、A36)、移動端末1も通話可能状態に遷移す
る。
107を用いてオフフック操作を行ったことが制御部1
01に通知されると、移動端末2の制御部101はリン
ガ鳴音部112を鳴音停止するよう制御する。このとき
移動端末2から無線基地局5へ応答信号が送信され(ス
テップA32)、これを受信した無線基地局5から移動
端末2へ応答確認信号が送信されると(ステップA3
3)、移動端末2は通話可能状態に遷移する。また、こ
のとき移動端末2から送信された応答信号は、無線基地
局5から制御局4を介して無線基地局3へ送られ、無線
基地局3から移動端末1へ送信され(ステップA34、
A35、A36)、移動端末1も通話可能状態に遷移す
る。
【0041】移動端末1と移動端末2間の回線接続が完
了すると、まず、移動端末1と移動端末2はTCH(通
話チャネル)を一時的にスチールして行うFACCH
(高速付随制御チャネル)を利用し、移動端末2から移
動端末1へ再接続先電話番号を送信する(ステップA3
7)。この再接続先電話番号は移動端末2内の再接続先
電話番号格納用メモリ部108の自端末情報格納エリア
に記憶されているデータであり、制御部101の制御に
よってFACCHの情報ビットエリアに挿入される。F
ACCHの情報ビットは136ビットであり、これは発
サブアドレス情報量(20バイト=160ビット)とほ
ほ同等であり、1バイト文字(いわゆる半角文字)で1
7文字、つまり1フレームのFACCHで17桁までの
電話番号が扱うことが可能である。
了すると、まず、移動端末1と移動端末2はTCH(通
話チャネル)を一時的にスチールして行うFACCH
(高速付随制御チャネル)を利用し、移動端末2から移
動端末1へ再接続先電話番号を送信する(ステップA3
7)。この再接続先電話番号は移動端末2内の再接続先
電話番号格納用メモリ部108の自端末情報格納エリア
に記憶されているデータであり、制御部101の制御に
よってFACCHの情報ビットエリアに挿入される。F
ACCHの情報ビットは136ビットであり、これは発
サブアドレス情報量(20バイト=160ビット)とほ
ほ同等であり、1バイト文字(いわゆる半角文字)で1
7文字、つまり1フレームのFACCHで17桁までの
電話番号が扱うことが可能である。
【0042】通信開始直後に移動端末2から移動端末1
へ送信された上記FACCHの情報ビットのデータは、
着信側である移動端末2の再接続先電話番号として、移
動端末1内の再接続先電話番号格納用メモリ部108の
相手端末情報格納エリアに記憶される。上記のシーケン
スが完了すると、移動端末1および移動端末2はTCH
(通話チャネル)による通常の通話状態へ遷移する(ス
テップA38)。
へ送信された上記FACCHの情報ビットのデータは、
着信側である移動端末2の再接続先電話番号として、移
動端末1内の再接続先電話番号格納用メモリ部108の
相手端末情報格納エリアに記憶される。上記のシーケン
スが完了すると、移動端末1および移動端末2はTCH
(通話チャネル)による通常の通話状態へ遷移する(ス
テップA38)。
【0043】この通話中は、送話音声は図2の送受話部
105により音声信号に変換された後、ベースバンド部
104において所定フォーマットのベースバンド信号に
変換され、更に無線部103において、所定の無線周波
数帯の信号に変換された後、アンテナ102を介し無線
電波として無線基地局へ送信される。逆に、アンテナ1
02を介し無線部103で受信された無線周波数帯の信
号はベースバンド信号に変換され、ベースバンド部10
4において制御部101が処理できる信号レベルに変換
され、制御部101にて必要に応じた信号フォーマット
に変換された後、送受話部105へ入力され受話音声に
変換されて発音される。
105により音声信号に変換された後、ベースバンド部
104において所定フォーマットのベースバンド信号に
変換され、更に無線部103において、所定の無線周波
数帯の信号に変換された後、アンテナ102を介し無線
電波として無線基地局へ送信される。逆に、アンテナ1
02を介し無線部103で受信された無線周波数帯の信
号はベースバンド信号に変換され、ベースバンド部10
4において制御部101が処理できる信号レベルに変換
され、制御部101にて必要に応じた信号フォーマット
に変換された後、送受話部105へ入力され受話音声に
変換されて発音される。
【0044】次に、通常の通話終了後に意図的な回線切
断を行う場合の動作について、図4に示すシーケンス図
と共に説明する。図4は発信側端末から切断を行った例
である。移動端末1と移動端末2間で正常な通話が行わ
れているとする。正常な通話中状態において(ステップ
B1)、移動端末1が切断信号を無線基地局3に対して
送信すると(ステップB2)、無線基地局3が解放信号
を移動端末1へ送信し(ステップB3)、これに応答し
て移動端末1が無線基地局3へ解放完了信号を送信する
(ステップB4)。
断を行う場合の動作について、図4に示すシーケンス図
と共に説明する。図4は発信側端末から切断を行った例
である。移動端末1と移動端末2間で正常な通話が行わ
れているとする。正常な通話中状態において(ステップ
B1)、移動端末1が切断信号を無線基地局3に対して
送信すると(ステップB2)、無線基地局3が解放信号
を移動端末1へ送信し(ステップB3)、これに応答し
て移動端末1が無線基地局3へ解放完了信号を送信する
(ステップB4)。
【0045】次に、移動端末1から無線基地局3へDI
SC(呼切断)信号が送信され(ステップB5)、これ
を受信した無線基地局3から移動端末1に対してUA
(論理リンク設定確認)信号が送信され(ステップB
6)、移動端末1と無線基地局3間の論理リンクが切断
される。続いて、無線基地局3から移動端末1へ無線チ
ャネル切断信号が送信され(ステップB7)、これを受
信した移動端末1から無線基地局3に対して無線チャネ
ル切断完了信号が送信され(ステップB8)、移動端末
1と無線基地局3間の呼切断が完了する。
SC(呼切断)信号が送信され(ステップB5)、これ
を受信した無線基地局3から移動端末1に対してUA
(論理リンク設定確認)信号が送信され(ステップB
6)、移動端末1と無線基地局3間の論理リンクが切断
される。続いて、無線基地局3から移動端末1へ無線チ
ャネル切断信号が送信され(ステップB7)、これを受
信した移動端末1から無線基地局3に対して無線チャネ
ル切断完了信号が送信され(ステップB8)、移動端末
1と無線基地局3間の呼切断が完了する。
【0046】無線基地局3は呼切断の完了を制御局4に
通知すると(ステップB9)、制御局4は無線基地局5
に対し呼切断を行うように指令する(ステップB1
0)。無線基地局5はこの呼切断指令に基づき、前記ス
テップB2〜B8と同様のシーケンスに従い移動端末1
と無線基地局3間の呼切断がなされる(ステップB11
〜B17)。
通知すると(ステップB9)、制御局4は無線基地局5
に対し呼切断を行うように指令する(ステップB1
0)。無線基地局5はこの呼切断指令に基づき、前記ス
テップB2〜B8と同様のシーケンスに従い移動端末1
と無線基地局3間の呼切断がなされる(ステップB11
〜B17)。
【0047】次に、通話中に不慮の回線切断が発生した
場合の動作を説明する。通話中に無線回線に異常が起こ
り不慮の回線切断が発生した場合は、図4に示すような
通常の回線切断シーケンスは実行不可能であるため、図
5に示す再接続シーケンスが実行される。
場合の動作を説明する。通話中に無線回線に異常が起こ
り不慮の回線切断が発生した場合は、図4に示すような
通常の回線切断シーケンスは実行不可能であるため、図
5に示す再接続シーケンスが実行される。
【0048】図5は発信側端末と基地局の間の無線区間
において通信中に圏外状態が発生した場合の例であり、
発信側端末を図1の移動端末1、また発信側端末と通信
する基地局を図1の無線基地局3として以下に説明す
る。いま、移動端末1と移動端末2間で正常な通話が行
われているとする(ステップC1)。正常な通話中状態
において、移動端末1と無線基地局3は無線区間で互い
に送受信される無線信号の有効スロット中のスロットエ
ラーを観測することにより、連続的な回線監視を行って
いる。
において通信中に圏外状態が発生した場合の例であり、
発信側端末を図1の移動端末1、また発信側端末と通信
する基地局を図1の無線基地局3として以下に説明す
る。いま、移動端末1と移動端末2間で正常な通話が行
われているとする(ステップC1)。正常な通話中状態
において、移動端末1と無線基地局3は無線区間で互い
に送受信される無線信号の有効スロット中のスロットエ
ラーを観測することにより、連続的な回線監視を行って
いる。
【0049】ここで、移動端末1が無線基地局3の通信
可能エリア6の外に移動すると(ステップC2)、移動
端末1において連続的にスロットエラーが観測される。
この時、移動端末1は予め定められた時間以上の連続ス
ロットエラーを観測すると、その状態が回復するまで無
線基地局3への送信を一時停止する(ステップC3)。
無線基地局3は、移動端末1からの送信電波が絶たれた
ことを感知すると、有線側(制御局4側)の通話を一時
終端し移動端末2側への影響を絶つと同時に、移動端末
1に対して同期バースト信号を送信開始し移動端末1と
のTCH再設定、つまり通話の復旧を試みる(ステップ
C4)。
可能エリア6の外に移動すると(ステップC2)、移動
端末1において連続的にスロットエラーが観測される。
この時、移動端末1は予め定められた時間以上の連続ス
ロットエラーを観測すると、その状態が回復するまで無
線基地局3への送信を一時停止する(ステップC3)。
無線基地局3は、移動端末1からの送信電波が絶たれた
ことを感知すると、有線側(制御局4側)の通話を一時
終端し移動端末2側への影響を絶つと同時に、移動端末
1に対して同期バースト信号を送信開始し移動端末1と
のTCH再設定、つまり通話の復旧を試みる(ステップ
C4)。
【0050】無線基地局3は、移動端末1からの送信電
波断状態が予め定めておいた一定時間以上継続すると復
旧不可能と判断し、回線切断シーケンスを開始する。す
なわち、まず、無線基地局3は制御局4へ呼の切断解放
を通知するとともに、移動端末1との間で圏外状態が一
定時間以上継続されたことを理由に切断を行うことを通
知する(ステップC5)。
波断状態が予め定めておいた一定時間以上継続すると復
旧不可能と判断し、回線切断シーケンスを開始する。す
なわち、まず、無線基地局3は制御局4へ呼の切断解放
を通知するとともに、移動端末1との間で圏外状態が一
定時間以上継続されたことを理由に切断を行うことを通
知する(ステップC5)。
【0051】この通知を受けた制御局4は、無線基地局
5に対し回線切断制御および切断理由の通知を行う(ス
テップC6)。これにより、無線基地局5は移動端末2
との間で、図4と共に説明した公知の回線切断シーケン
スと同様の回線切断シーケンスを開始する(ステップC
7〜C13)。この回線切断シーケンスの中では無線基
地局5から移動端末2へ切断理由の通知も行われる。
5に対し回線切断制御および切断理由の通知を行う(ス
テップC6)。これにより、無線基地局5は移動端末2
との間で、図4と共に説明した公知の回線切断シーケン
スと同様の回線切断シーケンスを開始する(ステップC
7〜C13)。この回線切断シーケンスの中では無線基
地局5から移動端末2へ切断理由の通知も行われる。
【0052】移動端末2は、通知された切断理由が正常
切断以外であった場合、無線基地局5との回線切断シー
ケンス完了後、本実施の形態の特徴である再接続先への
発呼準備状態へと遷移する。すなわち、移動端末2の制
御部101は切断理由を示すデータをもとに正常切断
か、あるいはそれ以外の理由による切断かを解析し、正
常切断以外の理由による切断であると判断すると、再接
続先電話番号格納用メモリ部108の相手端末情報エリ
アに格納しておいた再接続先電話番号データを読み出
し、表示部106に再接続先電話番号を表示すると同時
に、送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発
信を促す音声メッセージを送出し、またキー入力部10
7の発信操作キーと発信中止操作キーの入力待ち状態と
なる(ステップC14)。
切断以外であった場合、無線基地局5との回線切断シー
ケンス完了後、本実施の形態の特徴である再接続先への
発呼準備状態へと遷移する。すなわち、移動端末2の制
御部101は切断理由を示すデータをもとに正常切断
か、あるいはそれ以外の理由による切断かを解析し、正
常切断以外の理由による切断であると判断すると、再接
続先電話番号格納用メモリ部108の相手端末情報エリ
アに格納しておいた再接続先電話番号データを読み出
し、表示部106に再接続先電話番号を表示すると同時
に、送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発
信を促す音声メッセージを送出し、またキー入力部10
7の発信操作キーと発信中止操作キーの入力待ち状態と
なる(ステップC14)。
【0053】この発信を促す音声メッセージはプログラ
ム格納用メモリ109に格納されているデータである。
音声メッセージ内容の例としては、「お話中の相手の電
話が電波の届かない場所に移動したか、電源不足の為、
通話ができなくなりました。**−***−****に
接続することができます。(留守番センターにメッセー
ジを残すことができます。)接続しますか?接続する場
台は通話ボタンを押すか、そのままお待ち下さい。接続
しない場合は通話切りボタンを押して電話をお切り下さ
い。」等である。
ム格納用メモリ109に格納されているデータである。
音声メッセージ内容の例としては、「お話中の相手の電
話が電波の届かない場所に移動したか、電源不足の為、
通話ができなくなりました。**−***−****に
接続することができます。(留守番センターにメッセー
ジを残すことができます。)接続しますか?接続する場
台は通話ボタンを押すか、そのままお待ち下さい。接続
しない場合は通話切りボタンを押して電話をお切り下さ
い。」等である。
【0054】このときキー入力部107の発信中止操作
キー(通話切りボタン)の入力があった場合には、制御
部101は、表示部106への再接続先電話番号表示お
よび送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発
信を促す音声メッセージ送出を中止するとともに、再接
続先電話番号への発呼準備状態を解除し、いわゆる着信
待ち受け状態に移行する。
キー(通話切りボタン)の入力があった場合には、制御
部101は、表示部106への再接続先電話番号表示お
よび送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発
信を促す音声メッセージ送出を中止するとともに、再接
続先電話番号への発呼準備状態を解除し、いわゆる着信
待ち受け状態に移行する。
【0055】一方、キー入力部107の発信操作キー
(通話ボタン)の入力があった場合、あるいは一定時間
以上の無操作が継続すると、制御部101は、表示部1
06へ再接続先電話番号への発呼開始を示す表示制御を
すると同時に、再接続先電話番号へ発呼動作を開始す
る。再接続先電話番号が図1に示したPSTN網9に接
続された固定端末8の電話番号である場合の、この後の
発呼シーケンスの一例を図5に示す。すなわち、移動端
末2の制御部101の制御のもとに移動端末2から無線
基地局5へリンクチャネル確立要求信号が送信される
(ステップC15)。無線基地局5はリンクチャネル確
立要求信号を受信すると、移動端末2に対してリンクチ
ャネル割当信号を送信し(ステップC16)、移動端末
2と無線基地局5間のリンクチャネルが確立する。
(通話ボタン)の入力があった場合、あるいは一定時間
以上の無操作が継続すると、制御部101は、表示部1
06へ再接続先電話番号への発呼開始を示す表示制御を
すると同時に、再接続先電話番号へ発呼動作を開始す
る。再接続先電話番号が図1に示したPSTN網9に接
続された固定端末8の電話番号である場合の、この後の
発呼シーケンスの一例を図5に示す。すなわち、移動端
末2の制御部101の制御のもとに移動端末2から無線
基地局5へリンクチャネル確立要求信号が送信される
(ステップC15)。無線基地局5はリンクチャネル確
立要求信号を受信すると、移動端末2に対してリンクチ
ャネル割当信号を送信し(ステップC16)、移動端末
2と無線基地局5間のリンクチャネルが確立する。
【0056】次に、移動端末2から無線基地局5へ同期
バースト信号が送信され(ステップC17)、これを受
信した無線基地局5から移動端末2に対して同期バース
ト信号が送信され(ステップC18)、移動端末2と無
線基地局5間の同期が確立する。次に、移動端末2から
無線基地局5へSABM(論理リンク設定要求)信号が
送信され(ステップC19)、これを受信した無線基地
局5から移動端末2に対してUA(論理リンク設定確
認)信号が送信され(ステップC20)、移動端末2と
無線基地局5間の論理リンクが確立する。
バースト信号が送信され(ステップC17)、これを受
信した無線基地局5から移動端末2に対して同期バース
ト信号が送信され(ステップC18)、移動端末2と無
線基地局5間の同期が確立する。次に、移動端末2から
無線基地局5へSABM(論理リンク設定要求)信号が
送信され(ステップC19)、これを受信した無線基地
局5から移動端末2に対してUA(論理リンク設定確
認)信号が送信され(ステップC20)、移動端末2と
無線基地局5間の論理リンクが確立する。
【0057】次に、移動端末2から無線基地局5へ呼設
定信号が送信され(ステップC21)、これを受信した
無線基地局5から移動端末2に対して呼設定受付信号が
送信され(ステップC22)、移動端末2と無線基地局
5間の呼設定が完了する。次に、移動端末2から無線基
地局5へ秘匿鍵設定信号が送信され(ステップC2
3)、これを受信した無線基地局5から移動端末2に認
証要求信号が送信される(ステップC24)。これを受
信した移動端末2から無線基地局5へ認証応答信号が送
信され(ステップC25)、移動端末2と無線基地局5
間の認証が完了する。
定信号が送信され(ステップC21)、これを受信した
無線基地局5から移動端末2に対して呼設定受付信号が
送信され(ステップC22)、移動端末2と無線基地局
5間の呼設定が完了する。次に、移動端末2から無線基
地局5へ秘匿鍵設定信号が送信され(ステップC2
3)、これを受信した無線基地局5から移動端末2に認
証要求信号が送信される(ステップC24)。これを受
信した移動端末2から無線基地局5へ認証応答信号が送
信され(ステップC25)、移動端末2と無線基地局5
間の認証が完了する。
【0058】以上のシーケンスが正常に完了すると、無
線基地局5から制御局4へ、シーケンスの正常終了通知
と発呼通知信号が送出される(ステップC26)。する
と、制御局4はPSTN網9へ該当電話番号(再接続先
電話番号)への接続要求信号を送出する(ステップC2
7)。すると、PSTN網9は固定端末8へ呼出信号を
送出し、固定端末8への着呼が行われる(ステップC2
8)。
線基地局5から制御局4へ、シーケンスの正常終了通知
と発呼通知信号が送出される(ステップC26)。する
と、制御局4はPSTN網9へ該当電話番号(再接続先
電話番号)への接続要求信号を送出する(ステップC2
7)。すると、PSTN網9は固定端末8へ呼出信号を
送出し、固定端末8への着呼が行われる(ステップC2
8)。
【0059】一方、移動端末1は、無線基地局3からの
同期バースト信号を継続して受信しスロットエラーを観
測し、連続スロットエラー状態が予め定めておいた一定
時間以上(無線基地局3が、移動端末1からの送信電波
断状態検出から通信が復旧不可能と判断するまでの一定
時間以上の時間)継続すると、復旧不可能と判断し通話
動作を終了する。この後、移動端末1の制御部101は
再接続先電話番号格納用メモリ部108の自端末情報エ
リアに格納しておいた再接続先電話番号データを読み出
し、表示部106に再接続先電話番号を表示すると同時
に、送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発
信を促す音声メッセージを送出し、またキー入力部10
7の発信操作キーと発信中止操作キーの入力待ち状態と
なる。
同期バースト信号を継続して受信しスロットエラーを観
測し、連続スロットエラー状態が予め定めておいた一定
時間以上(無線基地局3が、移動端末1からの送信電波
断状態検出から通信が復旧不可能と判断するまでの一定
時間以上の時間)継続すると、復旧不可能と判断し通話
動作を終了する。この後、移動端末1の制御部101は
再接続先電話番号格納用メモリ部108の自端末情報エ
リアに格納しておいた再接続先電話番号データを読み出
し、表示部106に再接続先電話番号を表示すると同時
に、送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発
信を促す音声メッセージを送出し、またキー入力部10
7の発信操作キーと発信中止操作キーの入力待ち状態と
なる。
【0060】この発信を促す音声メッセージはプログラ
ム格納用メモリ109に格納されているデータである。
音声メッセージ内容の例としては、「電波の届かない所
に移動した為、通話ができなくなりました。相手の電話
が**−***−****に接続される(留守番センタ
ーにメッセージが残される)可能性があります。接続し
ますか?接続する場合はそのままお待ち下さい。接続し
ない場合は通話切りボタンを押して電話をお切り下さ
い。」等である。
ム格納用メモリ109に格納されているデータである。
音声メッセージ内容の例としては、「電波の届かない所
に移動した為、通話ができなくなりました。相手の電話
が**−***−****に接続される(留守番センタ
ーにメッセージが残される)可能性があります。接続し
ますか?接続する場合はそのままお待ち下さい。接続し
ない場合は通話切りボタンを押して電話をお切り下さ
い。」等である。
【0061】移動端末1の利用者が、移動端末2の利用
者からのメッセージが残されているかを確認するために
発呼を希望する場合には、無操作状態で一定時間を経過
させることにより制御部101は発呼制御を開始する。
これは移動端末2が固定端末8へ発呼し、メッセージを
登録する時間が必要であることを考慮したものである。
者からのメッセージが残されているかを確認するために
発呼を希望する場合には、無操作状態で一定時間を経過
させることにより制御部101は発呼制御を開始する。
これは移動端末2が固定端末8へ発呼し、メッセージを
登録する時間が必要であることを考慮したものである。
【0062】また、キー入力部107の発信中止操作キ
ー(通話切りボタン)の入力があった場合には制御部1
01は、表示部106への再接続先電話番号表示および
送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発信を
促す音声メッセージ送出を中止するとともに、再接続先
電話番号への発呼準備状態を解除し、いわゆる着信待ち
受け状態に移行する。このように、この実施の形態によ
れば、移動端末1と移動端末2の間の通話中に不意の回
線切断が発生した場合でも、無線基地局を増設すること
なく、また移動端末1と移動端末2との回線が復帰しな
くても、着信側移動端末2の用件を固定端末8を介して
知ることができる。つまり、回線状態が良好である端末
側において、予め通知された再接続先電話番号に端末利
用者の手間を省いたスムーズな発呼ができる。
ー(通話切りボタン)の入力があった場合には制御部1
01は、表示部106への再接続先電話番号表示および
送受話部105の受話手段へ再接続電話番号への発信を
促す音声メッセージ送出を中止するとともに、再接続先
電話番号への発呼準備状態を解除し、いわゆる着信待ち
受け状態に移行する。このように、この実施の形態によ
れば、移動端末1と移動端末2の間の通話中に不意の回
線切断が発生した場合でも、無線基地局を増設すること
なく、また移動端末1と移動端末2との回線が復帰しな
くても、着信側移動端末2の用件を固定端末8を介して
知ることができる。つまり、回線状態が良好である端末
側において、予め通知された再接続先電話番号に端末利
用者の手間を省いたスムーズな発呼ができる。
【0063】なお、上記の実施の形態では、移動端末1
と無線基地局3の間において回線断が発生した場合を説
明したが、再接続先電話番号情報を相互に通知し合って
いるため、移動端末2と無線基地局5間において回線断
発生した場合は移動端末1側において同様の再接続シー
ケンスによる再接続動作が可能である。
と無線基地局3の間において回線断が発生した場合を説
明したが、再接続先電話番号情報を相互に通知し合って
いるため、移動端末2と無線基地局5間において回線断
発生した場合は移動端末1側において同様の再接続シー
ケンスによる再接続動作が可能である。
【0064】また、上記の実施の形態において、再接続
先を固定端末8とした場合を示したが、この固定端末8
としていわゆる留守番機能付き電話を用いることによ
り、着信先である固定端末8の利用者が手動で応答しな
くとも、移動端末2の使用者は固定端末8へメッセージ
情報を残すことが可能となる。これにより、移動端末1
の利用者が移動端末1以外の固定端末などから、あるい
は通話可能エリア6内に戻り通信可能な状態に復帰した
時点で固定端末8へ発呼し、通信回線を介して遠隔操作
を行うことにより、移動端末2の利用者からのメッセー
ジ情報を受け取ることができ、端末利用者間の情報伝達
の確実性を向上することが可能となる。
先を固定端末8とした場合を示したが、この固定端末8
としていわゆる留守番機能付き電話を用いることによ
り、着信先である固定端末8の利用者が手動で応答しな
くとも、移動端末2の使用者は固定端末8へメッセージ
情報を残すことが可能となる。これにより、移動端末1
の利用者が移動端末1以外の固定端末などから、あるい
は通話可能エリア6内に戻り通信可能な状態に復帰した
時点で固定端末8へ発呼し、通信回線を介して遠隔操作
を行うことにより、移動端末2の利用者からのメッセー
ジ情報を受け取ることができ、端末利用者間の情報伝達
の確実性を向上することが可能となる。
【0065】また、本発明は、移動通信システム事業者
が端末利用者に提供している利用者からの音声メッセー
ジを預かる、いわゆる留守番電話サービスを利用可能な
状況でも適用可能であり、これについて以下に説明す
る。
が端末利用者に提供している利用者からの音声メッセー
ジを預かる、いわゆる留守番電話サービスを利用可能な
状況でも適用可能であり、これについて以下に説明す
る。
【0066】いま、図1における移動端末1が留守番電
話サービスの利用契約をし、利用可能な状況であり、か
つ再接続先電話番号として自端末の電話番号を図2の再
接続先電話番号格納用メモリ部108の自端末情報エリ
アに登録してあるものとする。この場合、移動端末1と
移動端末2とが回線接続され通話開始した後、移動端末
1が無線基地局3の通話可能エリア6から外に移動し圏
外状態となり通話が切断されると、移動端末2は再接続
先として移動端末1の電話番号に発呼する。
話サービスの利用契約をし、利用可能な状況であり、か
つ再接続先電話番号として自端末の電話番号を図2の再
接続先電話番号格納用メモリ部108の自端末情報エリ
アに登録してあるものとする。この場合、移動端末1と
移動端末2とが回線接続され通話開始した後、移動端末
1が無線基地局3の通話可能エリア6から外に移動し圏
外状態となり通話が切断されると、移動端末2は再接続
先として移動端末1の電話番号に発呼する。
【0067】この時、移動端末1が着呼不可能な状態
(圏外状態)を継続していると、移動端末2からの呼は
移動端末1が契約している留守番電話サービスセンター
に転送、接続され、移動端末2の利用者は留守番電話サ
ービスセンターに音声メッセージを残すことができる。
また、この場合、移動端末2の利用者は従来のリダイヤ
ル、あるいはコールバック操作の手間を省略することが
できる。
(圏外状態)を継続していると、移動端末2からの呼は
移動端末1が契約している留守番電話サービスセンター
に転送、接続され、移動端末2の利用者は留守番電話サ
ービスセンターに音声メッセージを残すことができる。
また、この場合、移動端末2の利用者は従来のリダイヤ
ル、あるいはコールバック操作の手間を省略することが
できる。
【0068】また、本発明は、移動通信システムの簡易
型携帯電話システムへの適用に限定されるものではな
く、発信側あるいは着信側のいずれかかPSTN網に接
続される固定端末である場合にも適用できるものであ
る。この場合、図1における固定端末8とPSTN網9
間の再接続先電話番号データ送受信シーケンスは、移動
端末1と無線基地局3間におけるシーケンスとは異な
り、いわゆる電話番号ディスプレイサービスで用いられ
る方式と同様に、PSTN網9と固定端末8間でモデム
を利用したデータ送受信方式により、再接続先電話番号
データの授受を実現する。
型携帯電話システムへの適用に限定されるものではな
く、発信側あるいは着信側のいずれかかPSTN網に接
続される固定端末である場合にも適用できるものであ
る。この場合、図1における固定端末8とPSTN網9
間の再接続先電話番号データ送受信シーケンスは、移動
端末1と無線基地局3間におけるシーケンスとは異な
り、いわゆる電話番号ディスプレイサービスで用いられ
る方式と同様に、PSTN網9と固定端末8間でモデム
を利用したデータ送受信方式により、再接続先電話番号
データの授受を実現する。
【0069】更に、本発明は、再接続先電話番号の通知
への適用に限定されるものではなく、通信事業者から端
末利用者の保有する移動端末へ発呼し、回線を介して移
動端末内のデータを遠隔操作する方法としても適用でき
るものである。ただし、この場合、移動端末内の構成は
図2に示したものとは異なり、通信事業者から端末利用
者の保有する移動端末へ発呼し、回線を介して移動端末
内のデータを遠隔操作する方法に適応した構成とする。
への適用に限定されるものではなく、通信事業者から端
末利用者の保有する移動端末へ発呼し、回線を介して移
動端末内のデータを遠隔操作する方法としても適用でき
るものである。ただし、この場合、移動端末内の構成は
図2に示したものとは異なり、通信事業者から端末利用
者の保有する移動端末へ発呼し、回線を介して移動端末
内のデータを遠隔操作する方法に適応した構成とする。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動端末と相手端末との通信中に、移動端末と無線基地
局との回線が断となったことを検出した時、再接続先電
話番号への発呼を促すメッセージを相手端末に報知させ
ることにより、移動端末と相手端末との通信が途絶えた
時は、再接続先電話番号への発呼により再接続先電話番
号の端末と相手端末との回線接続ができるようにしたた
め、移動端末と相手端末との回線が復帰しなくても、着
信側移動端末の用件を固定端末を介して知ることができ
る。つまり、回線状態が良好である端末側において、予
め通知された再接続先電話番号に端末利用者の手間を省
いたスムーズな発呼ができる。
移動端末と相手端末との通信中に、移動端末と無線基地
局との回線が断となったことを検出した時、再接続先電
話番号への発呼を促すメッセージを相手端末に報知させ
ることにより、移動端末と相手端末との通信が途絶えた
時は、再接続先電話番号への発呼により再接続先電話番
号の端末と相手端末との回線接続ができるようにしたた
め、移動端末と相手端末との回線が復帰しなくても、着
信側移動端末の用件を固定端末を介して知ることができ
る。つまり、回線状態が良好である端末側において、予
め通知された再接続先電話番号に端末利用者の手間を省
いたスムーズな発呼ができる。
【0071】また、本発明によれば、無線基地局を増設
することなく、システムのオペレータの経済的負担を増
加させることなく、無線を利用した通信システムにおけ
る端末利用者間の情報伝達の確実性を向上することがで
きる。
することなく、システムのオペレータの経済的負担を増
加させることなく、無線を利用した通信システムにおけ
る端末利用者間の情報伝達の確実性を向上することがで
きる。
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成図であ
る。
る。
【図2】図1における移動端末1の内部構成の一実施の
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図3】本発明における移動端末間での再接続先電話番
号の授受シーケンスの一実施の形態を示す図である。
号の授受シーケンスの一実施の形態を示す図である。
【図4】通常の回線切断シーケンスを示す図である。
【図5】本発明における不慮の回線断発生後の再接続シ
ーケンスの一実施の形態を示す図である。
ーケンスの一実施の形態を示す図である。
1、2 移動端末 3、5 無線基地局 4 制御局 6、7 通信可能エリア 8 固定端末 9 PSTN網 101 制御部 102 アンテナ 103 無線部 104 ベースバンド部 105 送受話部 106 表示部 107 キー入力部 108 再接続先電話番号格納用メモリ部 109 プログラム格納用メモリ部 110 ワークエリア用メモリ部 111 外部インタフェ−ス部 112 リンガ鳴音部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/26 7/30
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の移動端末が無線回線を介して接続
される第1の無線基地局と、この第1の無線基地局が接
続される制御局を介して移動通信網の第2の移動端末又
は公衆回線網の固定端末との間で通信する移動通信シス
テムにおいて、 前記第1の移動端末が前記第1の無線基地局との間で呼
設定する時に、該第1の移動端末で任意に定めた第1の
再接続先電話番号を通知する手段と、 前記第1の無線基地局から通知された前記第1の再接続
先電話番号を記憶する、前記制御局に設けられた記憶手
段と、 前記第1の移動端末と相手端末である前記第2の移動端
末又は前記固定端末との通信中に、前記第1の移動端末
と前記第1の無線基地局との回線が断となったことを検
出した時、前記制御局に回線断を通知する、前記第1の
無線基地局に設けられた第1の通知手段と、 前記回線断の通知を受けた前記制御局の制御に基づき、
前記第1の再接続先電話番号への発呼を促すメッセージ
を表示又は発音する、前記相手端末に設けられた第1の
報知手段と、 前記第1の報知手段による報知に基づき、前記第1の再
接続先電話番号への発呼があった時は、その第1の再接
続先電話番号に回線接続する第1の回線接続手段とを有
することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項2】 前記相手端末は、前記制御局に接続され
た第2の無線基地局との間で無線回線を介して接続され
る前記第2の移動端末であり、前記第2の移動端末が前
記第2の無線基地局との間で呼設定する時に、該第2の
移動端末で任意に定めた第2の再接続先電話番号を通知
する手段と、前記第1の移動端末と該第2の移動端末と
の通信中に、該第2の移動端末と前記第2の無線基地局
との回線が断となったことを検出した時、前記制御局に
回線断を通知する、前記第2の無線基地局に設けられた
第2の通知手段と、前記回線断の通知を受けた前記制御
局の制御に基づき、前記第2の再接続先電話番号への発
呼を促すメッセージを表示又は発音する、前記第1の移
動端末に設けられた第2の報知手段と、前記第2の報知
手段による報知に基づき、前記第2の再接続先電話番号
への発呼があった時は、その第2の再接続先電話番号に
回線接続する第2の回線接続手段とを更に有し、前記制
御局に設けられた記憶手段は前記第2の無線基地局から
通知された前記第2の再接続先電話番号も記憶し、前記
第1及び第2の移動端末のそれぞれは、自己の第1の再
接続先電話番号又は第2の再接続先電話番号と、相手側
の第2の再接続先電話番号又は第1の再接続先電話番号
を記憶する記憶部を有することを特徴とする請求項1記
載の移動通信システム。 - 【請求項3】 前記第1の再接続先電話番号は、前記第
1の移動端末及び前記相手端末以外の固定端末の電話番
号であることを特徴とする請求項1記載の移動通信シス
テム。 - 【請求項4】 前記第1の再接続先電話番号の端末は、
前記相手端末からのメッセージを録音する留守番機能付
き電話であることを特徴とする請求項1又は3記載の移
動通信システム。 - 【請求項5】 前記第1の移動端末は、留守番電話サー
ビスの利用契約をした加入者であり、前記第1の再接続
先電話番号は、前記第1の移動端末の電話番号であり、
前記第1の回線接続手段は留守番電話サービスセンター
に回線接続して、前記相手端末からの音声メッセージを
録音させることを特徴とする請求項1記載の移動通信シ
ステム。 - 【請求項6】 前記第1の移動端末は、前記第1の無線
基地局との回線が断となったことを検出したときは、一
定時間経過後、無操作で前記第1の再接続先電話番号に
自動発呼する手段を有することを特徴とする請求項1記
載の移動通信システム。 - 【請求項7】 無線基地局との間で無線通信を行うと共
に、この無線基地局が接続される制御局を介して移動通
信網又は公衆回線網の相手端末との間で通信する移動通
信システムに用いる移動端末において、 自端末で定めた再接続先電話番号を格納する第1のエリ
アと相手端末が定めた再接続先電話番号を格納する第2
のエリアとからなる再接続先電話番号格納用メモリ部
と、 前記無線基地局との呼接続の際に前記再接続先電話番号
格納用メモリ部の第1のエリアから読み出した再接続先
電話番号を送信し、相手端末との回線接続完了後に前記
相手端末から送信された該相手端末の再接続先電話番号
を前記再接続先電話番号格納用メモリ部の第2のエリア
に格納するメモリ制御手段と、 前記メモリ制御手段による前記第2のエリアへの前記相
手端末の再接続先電話番号の格納後に、前記相手端末と
の間で通話状態に遷移させるように端末内部を制御する
通話制御手段と、 前記無線基地局からの受信信号の所定時間以上の連続ス
ロットエラーが生じた時は、前記無線基地局への送信を
一時停止する送信停止手段と、 前記無線基地局から前記相手端末の切断が正常切断以外
の切断であることを通知された時は、前記再接続先電話
番号格納用メモリ部の第2のエリアに格納されている相
手端末の再接続先電話番号への発呼を促す情報を報知す
る報知手段とを有することを特徴とする移動端末。 - 【請求項8】 前記報知手段による前記相手端末の再接
続先電話番号への発呼を促す情報の報知後、一定時間無
操作の時は、該相手端末の再接続先電話番号へ自動発呼
する発呼手段を更に有することを特徴とする請求項7記
載の移動端末。 - 【請求項9】 前記メモリ制御手段は、前記再接続先電
話番号格納用メモリ部の第1のエリアから読み出した再
接続先電話番号を、呼設定信号中の発サブアドレス情報
中に挿入し、かつ、該発サブアドレス情報が再接続先電
話番号の通知エリアとして使用されていることを識別さ
せるためのユーザ特有サブアドレスをサブアドレス種別
ビットで指定して送信し、受信した高速付随制御チャネ
ルの情報ビットから前記再接続先電話番号を取り出して
前記再接続先電話番号格納用メモリ部の第2のエリアに
格納することを特徴とする請求項7記載の移動端末。 - 【請求項10】 移動端末が無線回線を介して接続され
る無線基地局と、この無線基地局が接続される制御局を
介して移動通信網又は公衆回線網の相手端末との間で通
信する移動通信システムにおいて、 前記移動端末が前記無線基地局との間で呼設定する時
に、該移動端末で任意に定めた第1の再接続先電話番号
を前記無線基地局を介して前記制御局に通知して一時記
憶させ、前記相手端末の呼設定時に前記制御局に一時記
憶されている前記第1の再接続先電話番号を該相手端末
に通知し、前記移動端末と前記相手端末との回線接続完
了後に前記相手端末から前記制御局及び前記無線基地局
を介して該移動端末へ送信された該相手端末の第2の再
接続先電話番号を該移動端末のメモリ部に格納した後、
該移動端末と前記相手端末との間で通話状態に遷移し、
該移動端末と前記相手端末との通信中に、該移動端末と
前記無線基地局との回線が断となったことを該無線基地
局が検出した時、該無線基地局が前記制御局を介して前
記相手端末に回線断を通知することにより、該相手端末
は切断シーケンス後に前記第1の再接続先電話番号への
発呼を促すメッセージを報知し、該相手端末から前記第
1の再接続先電話番号への発呼があった時は、その第1
の再接続先電話番号に前記移動端末を回線接続すること
を特徴とする再接続方法。
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