JP3065408B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents
電子内視鏡装置Info
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- processing unit
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Description
れたビデオ信号をモニタに表示する電子内視鏡装置の構
成に関する。
CCD(ChargeCoupled Device )で、消化管等の体腔
内あるいは構造物の細管内等を観察する電子内視鏡が周
知であり、この種の電子内視鏡では上記CCDにて撮像
された被観察体内の画像がモニタ上に表示される。従っ
て、モニタ上に表示された画像を観察することにより、
医療分野では診断や各種の処置が行われ、また工業分野
では細管内の状態等が検査できることになる。
る電子内視鏡装置は、電子内視鏡(電子スコープ)が外
部プロセッサ装置に接続され、この外部プロセッサ装置
にモニタが接続される構成となっている。この外部プロ
セッサ装置は、比較的大きい装置となっており、従って
容易に携帯することはできず、医療分野では手術室又は
検査室以外で行う簡易な検査あるいは集団検診の場合に
は、装置の搬入、セッティング等を簡単に行うことがで
きなかった。他方、工業分野では検査対象自体を動かす
ことができない場合も多く、携帯し易い装置が求められ
ている。
有しており、例えば簡易な検査に用いられる場合もあ
り、詳細な検査・処置に用いられる場合もあり、しかも
詳細な検査・処置にあっては画像をフリーズし、あるい
はカラー表示状態を変化させて観察したりする必要が生
じる。しかし、この装置は目的に応じて使い方が異なる
ことに対応して構成されておらず、汎用性に欠けるとい
う問題もある。
装置に組み込まれているビデオ信号処理回路や被観察体
内を照す光源装置が故障することもあり、この場合には
外部プロセッサ装置を一体として修理しなければなら
ず、電子内視鏡の使用が不可能となる。
用いられているが、このIC部品は時代の推移により新
しいものに置き換えられており、近年ではそのスピード
も速くなっている。一方、光源装置を含むIC以外の部
品は上記IC部品よりも長期間使用することが可能であ
り、使用寿命が異なる部品が一つの装置に混在すること
による無駄が生じている。
であり、その目的は、携帯性を有することができ、かつ
汎用性があり、また特に光源装置等が故障した場合でも
内視鏡の使用が可能で、更に構成部品を寿命に応じて有
効に使用することができる電子内視鏡装置を提供するこ
とにある。
に、第1請求項の発明に係る電子内視鏡装置は、固体撮
像素子を先端部に配設した電子内視鏡と、この電子内視
鏡に接続可能に構成され、少なくとも画像用メモリを有
するプロセッサ装置と、上記電子内視鏡に着脱自在に取
り付けられる駆動/処理ユニットとを備え、上記駆動/
処理ユニットには、上記固体撮像素子を駆動する駆動回
路及び固体撮像素子で得られたビデオ信号について上記
画像用メモリ前段までの処理をする処理回路を有する回
路部と、この回路部で形成されたビデオ信号を上記プロ
セッサ装置に出力するためのコネクタ部と、上記回路部
において同時化処理されたビデオ信号をモニタへ出力す
るためのコネクタ部とを設けたことを特徴とする。ま
た、第2請求項に係る発明は、上記駆動/処理ユニット
を電子内視鏡の操作部に着脱自在に配設したことを特徴
とする。
トが光源装置、メモリ、オプション回路等が配設された
外部プロセッサ装置に対して、あるいは操作部に対して
着脱自在となるので、駆動/処理ユニットと外部プロセ
ッサ装置とを分離して取り扱うことができ、互に他の装
置と組合わせて使用することが可能となる。また、駆動
/処理ユニット自体で処理したビデオ信号に基づいて画
像表示させることができ、上記の外部プロセッサ装置に
替えて簡易な光源装置のみを用いるだけで、簡易な画像
形成が可能となる。
の構成が示されており、図(a)は全体図、図(b)は
駆動/処理ユニットの構成図である。図(a)におい
て、電子内視鏡10には先端部にCCD11が配設さ
れ、中間部に操作部12が設けられており、この操作部
12の操作によって先端部が曲げ操作されると共に、撮
影あるいは処置のための操作が可能となる。この電子内
視鏡10は、コネクタ13によって駆動/処理ユニット
14に接続され、この駆動/処理ユニット14は他の装
置と独立(別体)させ、かつ着脱自在に形成し、コネク
タ15によって外部プロセッサ装置16に接続される。
また、電子内視鏡10へ光を供給するファイバケーブル
17が途中から分岐し、コネクタ18によって外部プロ
セッサ装置16に接続されている。
処理ユニット14には、CCD11を駆動するCCD駆
動回路20、同期信号発生回路21、そしてユニット全
体の制御を行うCPU(中央処理部)22が設けられ、
またCCD11から伝送されるビデオ信号を処理するた
めに、A/D変換器23、デジタル信号処理回路24、
D/A変換器25が設けられる。上記デジタル信号処理
回路24は、信号増幅、ガンマ補正、クランプ、ブラン
キング等の信号処理を行っており、同時式タイプの装置
ではこの処理回路24の出力で画像表示が可能な状態と
なる。
サ装置16には、光源部27,光量制御回路28が設け
られ、この光量制御回路28によって制御された光源部
27の光がファイバケーブル17を介して内視鏡先端に
供給される。面順次式タイプの内視鏡では、光源部27
にカラーフィルタを有しており、このカラーフィルタに
てRGBの各光が被観察体内へ順次出力されることにな
る。更に、上記駆動/処理ユニット14からの出力を入
力するアイソレーションデバイスとしてのパルストラン
ス(フォトカプラ等でも良い)29、画像データを記憶
するメモリ30、表示カラーの色条件の設定や面順次タ
イプにおいては色ずれの補正等を行うオプション回路3
1、出力部32が設けられている。上記パルストランス
29は、電子内視鏡10側(患者回路側)と外部プロセ
ッサ装置16側(出力回路側)とを電気的に遮断し、電
子内視鏡10において体内に挿入される患者側回路と二
次側回路と分離して電気的安全性を確保すると共に、所
定の絶縁耐圧を維持する役目をしている。
ずれのタイプでも適用することができ、このような構成
によれば、まず操作部12によって内視鏡10の先端部
が所望の場所へ導入されると共に、光源部27から出力
された光(面順次式ではRGB光)がフィルタケーブル
17を介して先端部から被観察体内へ出射される。そう
すると、被観察体像はCCD11で捉えられることにな
り、このCCD11の出力は、駆動/処理ユニット14
へ供給される。そして、この駆動/処理ユニット14で
は、CCD11の出力がデジタル信号に変換され、この
デジタルビデオ信号についてデジタル信号処理回路24
にて増幅処理、ガンマ処理、クランプ処理、ホワイトバ
ランス処理等が行われ、この後にアナログ信号に変換さ
れて出力される。
部プロセッサ装置16内のパルストランス29を介して
メモリ30へ入力されることになり、このメモリ30内
の画像データを読み出し、出力部32を介してモニタに
出力することによって画像表示が行われる。この場合、
メモリ30に画像データが記憶されているので、所望の
画像をフリーズして観察することができるし、後段のオ
プション回路31によって、色表示状態を変えて観察し
たり、面順次方式では色ずれ等を防いだりすることが可
能となる。
内の画像を得ることができるが、本発明では駆動/処理
ユニット14を別体とし、かつ着脱自在としたので、駆
動/処理ユニット14と外部プロセッサ装置16を分離
して取り扱うことができ、例えばいずれかが故障等した
場合には、代りのユニット及び装置と交換することがで
きるという利点がある。また、近年ではIC部品が激し
く変化しているため、駆動/処理ユニット14内のIC
部品の構成を変更する必要が生じる場合があるが、この
ような場合でも外部プロセッサ装置16を替えることな
く、駆動/処理ユニット14のみの交換によって新しい
部品構成に対応することが可能となる。更に、電子内視
鏡10自体が変る場合にも変更された電子内視鏡10に
対応して、駆動/処理ユニット14を変更して使用する
こともできることになる。
のビデオ信号処理部の他の構成が示されており、このよ
うな構成に置き換えることができる。すなわち、図2
(a)はアナログ処理する場合であり、端子14aと端
子15aとの間に増幅器19、アナログ信号処理回路3
3を設けた例である。この例では、ビデオ信号をアナロ
グ処理しており、上記アナログ信号処理回路33は上記
デジタル信号処理回路24と同様に、ガンマ補正、クラ
ンプ処理等を行うものである。また、図2(b)は上記
第1実施例のビデオ信号処理部のD/A変換器25をな
くした例であり、この場合は外部プロセッサ装置16内
のアイソレーションデバイスとしてのパルストランス2
9をフォトカプラとする必要があり、これによって外部
プロセッサ装置16の後の処理もデジタル処理すること
ができる。
り、第2実施例は駆動/処理ユニットから直接モニタに
入力できるビデオ信号が取り出せるようにしたものであ
る。すなわち、図3(a)に示されるように、駆動/処
理ユニット34には上記第1実施例の駆動/処理ユニッ
ト14の構成に加えて、同時化されたビデオ信号を出力
するための専用コード35a,35b及びコネクタ36
a,36bと、電源を入力するための電源コード37及
びコネクタ38が設けられる。そして、図3(b)に示
されるように、内部には第1実施例と同様の構成のCP
U39、同期信号発生回路40、CCD駆動回路41、
A/D変換器42、デジタル信号処理回路43、D/A
変換器44が設けられ、これに加えてアイソレーション
デバイスとしてのパルストランス45が設けられる。こ
のパルストランス45には、少なくともD/A変換器4
4及び同期信号発生回路40の出力が供給され、専用コ
ード35a,35bからビデオ信号を出力できる構成と
されている。
でき、上記駆動/処理ユニット34の信号処理により、
同時化されたビデオ信号、例えばY(輝度)/C(色
差)信号、コンポジット信号、RGB信号、同期信号等
が出力されることになる。
セッサ装置16がなくても簡易な画像表示等を行うこと
ができる。すなわち、図4に示されるように、簡易な光
源装置47にファイバケーブル17及び電源コード37
をそれぞれのコネクタ18,38で接続し、モニタ48
に専用コード35a,35bをコネクタ36a,36b
で接続する。上記光源装置47は、電源回路49、制御
回路50及び光源部51を有し、観察光の供給のみを目
的としたものであり、光学的手段のみにて観察する従来
の内視鏡で用いられている簡易なものを利用することが
できる。このような接続状態とすれば、電子内視鏡10
の先端に観察光を供給することができ、この光によって
照射された被観察体像は、駆動/処理ユニット34で処
理されることになる。そうすると、同時化されたビデオ
信号が専用線35a,35bを介してモニタ48に出力
されるので、フリーズ、色調整などをすることはできな
いが、被観察体内の観察が可能となる。なお、上記モニ
タ48においては写真撮影することもでき、更に専用コ
ード35a,35bをビデオ装置に接続すれば、録画も
可能である。
団検診等の簡易な検査、工業分野の通常の細管内検査に
使用することができ、この場合には外部プロセッサ装置
16を用いる必要がないので、携帯性のある装置とする
ことができる。また、外部プロセッサ装置16自体が故
障等によって使用できない時には、上記簡易な光源装置
47によって電子内視鏡10の使用が可能である。更
に、光量がある程度得られるような場所等を観察する場
合は、光源装置がなくとも観察可能となる。
り、この第3実施例は駆動/処理ユニットを操作部に配
設したものである。図5に示されるように、電子内視鏡
10の操作部12には内視鏡先端を上下・左右に曲げ操
作するアングルツマミ53が設けられ、その他にも撮影
シャッタ54等が設けられる。そして、駆動/処理ユニ
ット55は小型化された状態で、操作部12の後端部に
コネクタ56によって着脱自在に取り付けられる構成と
なっている。また、上記駆動/処理ユニット55に接続
される形で専用コード57a,57b、コネクタ36
a,36bと、電源コード58、コネクタ38が配設さ
れる。
な光源装置47にファイバケーブル17、電源コード5
8を接続し、モニタ48に専用コード57a,57bを
接続することによって、外部プロセッサ装置16を用い
ることなく、被観察体内の画像を表示することができ
る。この第3実施例によれば、第2実施例よりも更に携
帯性が向上することになる。
固体撮像素子を駆動する駆動回路及び固体撮像素子で得
られたビデオ信号についてメモリ前段までの処理をする
回路を駆動/処理ユニットとして別体にし、この駆動/
処理ユニットを着脱自在に形成したので、外部プロセッ
サ装置と駆動/処理ユニットとを別個に取り扱うことが
でき、IC部品の推移又は電子内視鏡の種類等に応じて
駆動/処理ユニットのみを交換することが容易となり、
内視鏡の構成部品を寿命に応じて有効に使用することが
可能となる。
処理されたビデオ信号をモニタへ出力するためのコネク
タ部を配設したので、外部プロセッサ装置がなくても画
像表示が可能となり、内視鏡の携帯性を向上させること
ができる。しかも、外部プロセッサ装置内の部品が故障
した場合でも内視鏡の使用が可能となり、汎用性を向上
させることができるという利点がある。
成を示すブロック図であり、図(a)は全体図、図
(b)は駆動/処理ユニット内の構成を示す図である。
信号処理部の他の構成を示すブロック図である。
(a)は全体図、図(b)は駆動/処理ユニットの構成
を示す図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 固体撮像素子を先端部に配設した電子内
視鏡と、 この電子内視鏡に接続可能に構成され、少なくとも画像
用メモリを有するプロセッサ装置と、 上記電子内視鏡に着脱自在に取り付けられる駆動/処理
ユニットとを備え、 上記駆動/処理ユニットには、 上記固体撮像素子を駆動
する駆動回路及び固体撮像素子で得られたビデオ信号に
ついて上記画像用メモリ前段までの処理をする処理回路
を有する回路部と、この回路部で形成されたビデオ信号
を上記プロセッサ装置に出力するためのコネクタ部と、
上記回路部において同時化処理されたビデオ信号をモニ
タへ出力するためのコネクタ部とを設けた電子内視鏡装
置。 - 【請求項2】 上記駆動/処理ユニットは、電子内視鏡
の操作部に着脱自在に配設したことを特徴とする上記第
1請求項記載の電子内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336211A JP3065408B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 電子内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336211A JP3065408B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 電子内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05146400A JPH05146400A (ja) | 1993-06-15 |
JP3065408B2 true JP3065408B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=18296786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336211A Expired - Lifetime JP3065408B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 電子内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065408B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6257174B2 (ja) | 2013-05-31 | 2018-01-10 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3336211A patent/JP3065408B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05146400A (ja) | 1993-06-15 |
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