JP3064981B2 - 送信電力自動制御回路 - Google Patents
送信電力自動制御回路Info
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- JP3064981B2 JP3064981B2 JP9232846A JP23284697A JP3064981B2 JP 3064981 B2 JP3064981 B2 JP 3064981B2 JP 9232846 A JP9232846 A JP 9232846A JP 23284697 A JP23284697 A JP 23284697A JP 3064981 B2 JP3064981 B2 JP 3064981B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線送信機の送信電
力自動制御回路(TPC)に関し、特に送信周波数を広
い範囲で任意に設定でき、かつ送信電力を自動で制御で
きる送信電力自動制御回路に関する。
力自動制御回路(TPC)に関し、特に送信周波数を広
い範囲で任意に設定でき、かつ送信電力を自動で制御で
きる送信電力自動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線送信機における送信電力自動
制御回路の構成を図3に示す。
制御回路の構成を図3に示す。
【0003】本図において、送信出力は分岐器5におい
て分岐された信号を検波器6にて検波し、検波電圧を抵
抗及びコンデンサ等で構成されるループフィルタ7を介
して、差動増幅器8に入力される。差動増幅器は、基準
電圧VR とループフィルタ7からの電圧との差を増幅
し、可変減衰器4の制御電圧として出力する。差動増幅
器の2つの入力電圧の差が無くなるように制御電圧で可
変減衰器4の減衰量が制御されるため、入力信号のレベ
ルが変動しても送信出力信号のレベルは一定に保たれ
る。
て分岐された信号を検波器6にて検波し、検波電圧を抵
抗及びコンデンサ等で構成されるループフィルタ7を介
して、差動増幅器8に入力される。差動増幅器は、基準
電圧VR とループフィルタ7からの電圧との差を増幅
し、可変減衰器4の制御電圧として出力する。差動増幅
器の2つの入力電圧の差が無くなるように制御電圧で可
変減衰器4の減衰量が制御されるため、入力信号のレベ
ルが変動しても送信出力信号のレベルは一定に保たれ
る。
【0004】しかし図3に示す送信電力自動制御回路で
は、送信出力の周波数は、IF信号を局発周波数発振器
2とミキサー3で周波数変換されて得られる周波数であ
る。そして、局発周波数発振器2の周波数は、外部より
入力されたfset の値に従って、周波数設定回路1によ
って制御されている。このように、送信出力の周波数が
変更された場合に、検波器6の検波電圧が検波器の検波
感度が周波数特性を持っているため周波数を変更するこ
とにより誤差を生じ送信電力が使用する周波数により変
動する問題があった。特に、送信出力周波数がマイクロ
波帯等の高周波信号においては、検波器の検波感度の周
波数特性が大きく、所要伝送帯域幅が約40MHzと広
帯域である場合には、数dB以上もの送信電力変動とな
る場合もある。
は、送信出力の周波数は、IF信号を局発周波数発振器
2とミキサー3で周波数変換されて得られる周波数であ
る。そして、局発周波数発振器2の周波数は、外部より
入力されたfset の値に従って、周波数設定回路1によ
って制御されている。このように、送信出力の周波数が
変更された場合に、検波器6の検波電圧が検波器の検波
感度が周波数特性を持っているため周波数を変更するこ
とにより誤差を生じ送信電力が使用する周波数により変
動する問題があった。特に、送信出力周波数がマイクロ
波帯等の高周波信号においては、検波器の検波感度の周
波数特性が大きく、所要伝送帯域幅が約40MHzと広
帯域である場合には、数dB以上もの送信電力変動とな
る場合もある。
【0005】このような問題を解決する手段には、例え
ば、特開平4−275721号公報に記載された技術が
知られている。
ば、特開平4−275721号公報に記載された技術が
知られている。
【0006】図4は、上記特開平4−275721号公
報の送信電力自動制御回路の構成を示すブロック図であ
る。本図において使用周波数をfset にて入力する。デ
ータ記憶回路13には、設定可能な全ての周波数の補正
値を予め記憶されており、周波数設定信号fset が入力
されると、入力された周波数の補正値を出力しD/A変
換器12にてアナログ値に変換した後、加算器11にて
検波電圧に補正値を加算して差動増幅器8に入力する。
報の送信電力自動制御回路の構成を示すブロック図であ
る。本図において使用周波数をfset にて入力する。デ
ータ記憶回路13には、設定可能な全ての周波数の補正
値を予め記憶されており、周波数設定信号fset が入力
されると、入力された周波数の補正値を出力しD/A変
換器12にてアナログ値に変換した後、加算器11にて
検波電圧に補正値を加算して差動増幅器8に入力する。
【0007】これにより、周波数変更による送信電力の
変動を抑圧していた。
変動を抑圧していた。
【0008】尚、上記図4では、周波数変換に関わる構
成は省略している。
成は省略している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した無線送信
機の送信電力自動制御回路の従来技術では、広い範囲で
周波数の変更を行うと検波器6の検波感度の周波数特性
により、出力レベルが変化しなくても検波電圧が変化し
てしまいその結果出力レベルが変化してしまう。また、
他の従来技術として特開平4−275721号公報で
は、製造段階に於いて検波器6の検波感度の周波数特性
を測定し全設定可能な周波数に対しての補正値を計算
し、データ記憶回路13に記憶させる必要性があるた
め、製造上の問題を有していた。また検波器の特性のバ
ラツキを考慮するとある程度時間が経過すると定期的な
補正データの見直しの必要性も必要となる問題を有して
いた。
機の送信電力自動制御回路の従来技術では、広い範囲で
周波数の変更を行うと検波器6の検波感度の周波数特性
により、出力レベルが変化しなくても検波電圧が変化し
てしまいその結果出力レベルが変化してしまう。また、
他の従来技術として特開平4−275721号公報で
は、製造段階に於いて検波器6の検波感度の周波数特性
を測定し全設定可能な周波数に対しての補正値を計算
し、データ記憶回路13に記憶させる必要性があるた
め、製造上の問題を有していた。また検波器の特性のバ
ラツキを考慮するとある程度時間が経過すると定期的な
補正データの見直しの必要性も必要となる問題を有して
いた。
【0010】以上説明したように本発明の目的は、検波
器の検波感度に基づく補正値を予めデータ入力するよう
な製造上の困難性を解決し、より簡単な構成で送信周波
数が変動しても送信電力を一定に保つことのできる無線
送信機の送信電力自動制御回路を提供することにある。
器の検波感度に基づく補正値を予めデータ入力するよう
な製造上の困難性を解決し、より簡単な構成で送信周波
数が変動しても送信電力を一定に保つことのできる無線
送信機の送信電力自動制御回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の送信電力自動制御回路は、送信出力レベルの
検波電圧と出力設定電圧と比較して前記送信出力レベル
を一定にする送信出力電力制御ループを有する無線送信
機の送信電力自動制御回路において、基準周波数におけ
る送信出力レベルを検波した基準電圧と使用周波数にお
ける送信出力レベルを検波した検波電圧との差電圧に基
づく補正電圧を所要の送信出力レベルを得る設定電圧に
加算して前記出力設定電圧とし、前記補正電圧は、送信
周波数の変更の度に前記差電圧をサンプル、ホールドす
ることを特徴とする。
の本発明の送信電力自動制御回路は、送信出力レベルの
検波電圧と出力設定電圧と比較して前記送信出力レベル
を一定にする送信出力電力制御ループを有する無線送信
機の送信電力自動制御回路において、基準周波数におけ
る送信出力レベルを検波した基準電圧と使用周波数にお
ける送信出力レベルを検波した検波電圧との差電圧に基
づく補正電圧を所要の送信出力レベルを得る設定電圧に
加算して前記出力設定電圧とし、前記補正電圧は、送信
周波数の変更の度に前記差電圧をサンプル、ホールドす
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明の送信電力自動制御回路は、
送信信号の出力レベルを制御する可変減衰器と、前記可
変減衰器の出力を分岐し検波する検波器と、前記検波器
の出力を入力し、基準電圧との差電圧を出力する第1の
差動増幅器と、前記第1の差動増幅器の出力を周波数変
更の度に前記差電圧をサンプル・ホールドするホールド
回路と、前記ホールド回路の出力と出力レベル設定電圧
とを加算する加算器と、前記検波器の出力をループフィ
ルタを介して入力して前記加算器の出力との差電圧を検
出し、前記差電圧に基づき前記可変減衰器の減衰量を制
御する第2の差動増幅器とからなることを特徴とする。
送信信号の出力レベルを制御する可変減衰器と、前記可
変減衰器の出力を分岐し検波する検波器と、前記検波器
の出力を入力し、基準電圧との差電圧を出力する第1の
差動増幅器と、前記第1の差動増幅器の出力を周波数変
更の度に前記差電圧をサンプル・ホールドするホールド
回路と、前記ホールド回路の出力と出力レベル設定電圧
とを加算する加算器と、前記検波器の出力をループフィ
ルタを介して入力して前記加算器の出力との差電圧を検
出し、前記差電圧に基づき前記可変減衰器の減衰量を制
御する第2の差動増幅器とからなることを特徴とする。
【0013】上記構成に基づいて、本発明は、周波数変
更による補正値を検出するため基準となる周波数を設定
し、この時の検波電圧と実際に使用する周波数での検波
電圧の差を検出することにより、あらかじめ補正電圧を
算出し、データとして保存することなく補正電圧を生成
できる。
更による補正値を検出するため基準となる周波数を設定
し、この時の検波電圧と実際に使用する周波数での検波
電圧の差を検出することにより、あらかじめ補正電圧を
算出し、データとして保存することなく補正電圧を生成
できる。
【0014】かつ周波数設定信号をトリガーとすること
で周波数変更時の変更分のみから補正電圧をサンプリン
グし出力する。また次の周波数変更時までホールド回路
にて、その値を保持することにより周波数変更時以外で
の検波電圧の変動に補正電圧が左右されないようにして
いる。
で周波数変更時の変更分のみから補正電圧をサンプリン
グし出力する。また次の周波数変更時までホールド回路
にて、その値を保持することにより周波数変更時以外で
の検波電圧の変動に補正電圧が左右されないようにして
いる。
【0015】上述により、あらかじめ検波の検波感度の
周波数特性を測定し全設定可能な周波数に対しての補正
値を計算し、データ記憶回路に記憶させる作業を行うこ
となく送信周波数が変動しても送信電力を一定に保つこ
とができる。
周波数特性を測定し全設定可能な周波数に対しての補正
値を計算し、データ記憶回路に記憶させる作業を行うこ
となく送信周波数が変動しても送信電力を一定に保つこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の実施の形態を示す送信電
力自動制御回路を含む無線送信機のブロック図である。
して説明する。図1は本発明の実施の形態を示す送信電
力自動制御回路を含む無線送信機のブロック図である。
【0017】IF信号は、周波数設定回路1により設定
された局発周波数発振器2の局発周波数で、ミキサー3
により搬送周波数に設定される。搬送周波数に設定され
た送信信号は、可変減衰器4を通って分岐器5により分
岐された送信信号の一方は送信出力に、他の一方は検波
器6に入力される。検波器6にて検波された検波電圧
(Vd )はループフィルタ7を通り差動増幅器8に入力
される。また、検波器6の出力Vd は、差動増幅器9に
入力する。
された局発周波数発振器2の局発周波数で、ミキサー3
により搬送周波数に設定される。搬送周波数に設定され
た送信信号は、可変減衰器4を通って分岐器5により分
岐された送信信号の一方は送信出力に、他の一方は検波
器6に入力される。検波器6にて検波された検波電圧
(Vd )はループフィルタ7を通り差動増幅器8に入力
される。また、検波器6の出力Vd は、差動増幅器9に
入力する。
【0018】差動増幅器9は、あらかじめ設定された基
準となる搬送波周波数(f0 )での検波電圧(Vf0)と
Vd との誤差電圧ΔV=±(Vf0−Vd )を増幅した補
正電圧を生成する。図2は、この補正電圧について説明
する図である。
準となる搬送波周波数(f0 )での検波電圧(Vf0)と
Vd との誤差電圧ΔV=±(Vf0−Vd )を増幅した補
正電圧を生成する。図2は、この補正電圧について説明
する図である。
【0019】本図において、検波器6の検波特性は、2
1に示すような周波数特性をもつものとする。ここで、
基準搬送波周波数f0 ′では、検波電圧Vf0が得られ、
使用する搬送波周波数fでは、検波電圧Vd が得られ
る。図1で説明した補正電圧ΔVは、本図に示されるよ
うにΔV=Vf0−Vd で与えられる電圧である。本発明
では、この補正電圧を送信電力制御ループの基準電圧に
加算して、周波数fにおいて等価的にVf0と同一の検波
電圧が得られるように制御している。
1に示すような周波数特性をもつものとする。ここで、
基準搬送波周波数f0 ′では、検波電圧Vf0が得られ、
使用する搬送波周波数fでは、検波電圧Vd が得られ
る。図1で説明した補正電圧ΔVは、本図に示されるよ
うにΔV=Vf0−Vd で与えられる電圧である。本発明
では、この補正電圧を送信電力制御ループの基準電圧に
加算して、周波数fにおいて等価的にVf0と同一の検波
電圧が得られるように制御している。
【0020】再び、図1にもどって、本発明の送信電力
制御ループの動作について説明する。前述した補正電圧
は、ホールド回路10に入力される。ホールド回路10
では、検波電圧の変動を補正電圧として生成しているた
め周波数変更時以外での変動分を検出しないため周波数
設定信号fset をトリガーとして差動増幅器9の出力を
サンプリングして出力する。また次の周波数変更時まで
は、その値を保持している。ホールド回路10より出力
された補正電圧は、送信出力を設定する基準電圧VR と
加算器11で加算される。加算器11の出力は、周波数
変更による検波電圧の変動を補正するための出力設定電
圧となる。この出力設定電圧は、差動増幅器8の比較電
圧として入力される。
制御ループの動作について説明する。前述した補正電圧
は、ホールド回路10に入力される。ホールド回路10
では、検波電圧の変動を補正電圧として生成しているた
め周波数変更時以外での変動分を検出しないため周波数
設定信号fset をトリガーとして差動増幅器9の出力を
サンプリングして出力する。また次の周波数変更時まで
は、その値を保持している。ホールド回路10より出力
された補正電圧は、送信出力を設定する基準電圧VR と
加算器11で加算される。加算器11の出力は、周波数
変更による検波電圧の変動を補正するための出力設定電
圧となる。この出力設定電圧は、差動増幅器8の比較電
圧として入力される。
【0021】差動増幅器8では検波電圧と出力設定電圧
とが一致するように制御電圧を出力して可変減衰器4の
減衰量を制御する。
とが一致するように制御電圧を出力して可変減衰器4の
減衰量を制御する。
【0022】これにより周波数変更時でも送信電力は一
定レベルに保つことができる。
定レベルに保つことができる。
【0023】なお、本実施の形態では、可変減衰器4の
減衰量を制御する構成で説明したが、高周波増幅器の利
得。
減衰量を制御する構成で説明したが、高周波増幅器の利
得。
【0024】
【発明の効果】本発明は、従来技術で説明したようにあ
らかじめ検波器の検波感度の周波数特性を測定し全設定
可能な周波数に対しての補正値を計算し、データ記憶回
路に記憶させる作業を行うことなく、送信周波数が変動
しても送信電力を一定に保つことができる効果を有して
いる。
らかじめ検波器の検波感度の周波数特性を測定し全設定
可能な周波数に対しての補正値を計算し、データ記憶回
路に記憶させる作業を行うことなく、送信周波数が変動
しても送信電力を一定に保つことができる効果を有して
いる。
【0025】その理由は、周波数変更による補正値を検
出するため基準となる周波数を設定し、この時の検波電
圧と実際に使用する周波数での検波電圧の差を検出する
ことにより、あらかじめ補正電圧を算出しデータとして
保存することなく補正電圧を生成できるからである。
出するため基準となる周波数を設定し、この時の検波電
圧と実際に使用する周波数での検波電圧の差を検出する
ことにより、あらかじめ補正電圧を算出しデータとして
保存することなく補正電圧を生成できるからである。
【図1】本発明の実施の形態を示す無線送信機の送信電
力自動制御回路のブロック図である。
力自動制御回路のブロック図である。
【図2】図1の動作を説明する図である。
【図3】従来技術の無線送信機の送信電力自動制御回路
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】他の従来技術の無線送信機の送信電力自動制御
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
1 周波数設定回路 2 局発周波数発振器 3 ミキサー 4 可変減衰器 5 分岐器 6 検波器 7 ループフィルタ 8 差動増幅器 9 差動増幅器 10 ホールド回路 11 加算器 12 D/A変換器 13 データ記憶回路
Claims (4)
- 【請求項1】 送信出力レベルの検波電圧と出力設定電
圧とを比較して前記送信出力レベルを一定にする送信電
力制御ループを有する無線送信機の送信電力自動制御回
路において、 基準周波数における送信出力レベルを検波した基準電圧
と使用周波数における送信出力レベルを検波した検波電
圧との差電圧に基づく補正電圧を所要の送信出力レベル
を得る設定電圧に加算して前記出力設定電圧とし、 前記補正電圧は、送信周波数の変更の度に前記差電圧を
サンプル、ホールド することを特徴とする送信電力自動
制御回路。 - 【請求項2】 送信出力レベルの検波電圧と出力設定電
圧とを比較して前記送信出力レベルを一定にする送信電
力制御ループを有する無線送信機の送信電力自動制御回
路において、 基準周波数における送信出力レベルを検波した基準電圧
と使用周波数における送信出力レベルを検波した検波電
圧との差電圧に基づく補正電圧を所要の送信出力レベル
を得る設定電圧に加算して前記出力設定電圧とし、 前記補正電圧は、送信周波数設定信号をトリガーとして
サンプリングし、次の送信周波数設定信号を受けるまで
ホールドすることを特徴とする送信電力自動制御回路。 - 【請求項3】 送信信号の出力レベルを制御する可変減
衰器と、 前記可変減衰器の出力を分岐し検波する検波器と、 前記検波器の出力を入力し、基準電圧との差電圧を出力
する第1の差動増幅器と、 前記第1の差動増幅器の出力を周波数変更の度に前記差
電圧をサンプル・ホールドするホールド回路と、 前記ホールド回路の出力と出力レベル設定電圧とを加算
する加算器と、 前記検波器の出力をループフィルタを介して入力して前
記加算器の出力との差電圧を検出し、前記差電圧に基づ
き前記可変減衰器の減衰量を制御する第2の差動増幅器
とからなることを特徴とする送信電力自動制御回路。 - 【請求項4】 前記基準電圧は、前記検波器の検波感度
の周波数特性を補正するための基準となる送信周波数に
おける検波電圧であることを特徴とする請求項1乃至3
のうち、いずれか1項に記載の送信電力自動制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9232846A JP3064981B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 送信電力自動制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9232846A JP3064981B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 送信電力自動制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174803A JPH1174803A (ja) | 1999-03-16 |
JP3064981B2 true JP3064981B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16945729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9232846A Expired - Fee Related JP3064981B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 送信電力自動制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064981B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9232846A patent/JP3064981B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1174803A (ja) | 1999-03-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000411 |
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