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JP2976519B2 - シート用表層材の製造装置 - Google Patents

シート用表層材の製造装置

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JP2976519B2
JP2976519B2 JP2303249A JP30324990A JP2976519B2 JP 2976519 B2 JP2976519 B2 JP 2976519B2 JP 2303249 A JP2303249 A JP 2303249A JP 30324990 A JP30324990 A JP 30324990A JP 2976519 B2 JP2976519 B2 JP 2976519B2
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JP
Japan
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mold
peripheral
skin material
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headrest
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JP2303249A
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邦彦 坂本
輝美 赤澤
義章 松尾
明巳 末廣
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TOYO SHIITO KK
Chugoku Kasei Kogyo KK
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TOYO SHIITO KK
Chugoku Kasei Kogyo KK
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両のシートもしくは家具のソファー等を
構成するシートであって、背もたれ部の上端部にヘッド
レストが一体に設けられてなるシートの表面に設置され
るシート用表層材の製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記シート用表層材は、布地等の表皮およびその裏面
に裏打ちされた発泡ポリウレタン等のワディング材から
なる表皮材と、発泡樹脂材料からなるパッド材とによっ
て構成され、例えば実開平2−31710号公報に示される
ように、シートの背もたれ部およびヘッドレスト部を覆
う表皮材が装着される下型と、この下型の上方に昇降自
在に設置された上型と、この上型と下型との間に形成さ
れたキャビティ内に発泡樹脂材料を注入する注入機構と
を備えた製造装置により、上記表皮材の内面にパッド材
を一体に発泡成形することによって形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように構成された従来の製造装置は、シートの
ヘッドレスト部を覆う表皮材の上部、つまり袋状のアン
ダーカット部が取付けられるアンダーカット成形面が下
型の奥まった位置に形成されているため、このアンダー
カット成形面に沿わせて表皮材のアンダーカット部を適
正状態で止着することが困難であるという問題がある。
また、上記従来装置は、シートのヘッドレスト部にフレ
ーム材挿入用の空間部を形成するための中子型を、上記
上型と下型との間に配設するとともに、この中子型を上
下動可能かつ水平移動不能な状態で支持する支持手段
と、中子型の上動位置を規制する位置決め手段と、中子
型を上動位置に保持する保持手段とを設けることによ
り、上記中子型をアンダーカット成形面内に適正状態で
挿入して止着するように構成されており、発泡成形型の
構造が複雑であるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、簡単な構成で表皮材を発泡成形型に正確に位置
決めして装着することができるとともに、ヘッドレスト
部の適正位置にフレーム材挿入用の開口部を容易に形成
することができるシート用表皮材の製造装置を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、シートの背もたれ部およびヘッドレスト部
の前面を覆う前面部と、上記背もたれ部の側面および底
面を覆う周面部と、上記ヘッドレスト部の背面を覆う背
面部とからなる表皮材の内面に、パッド材を一体に発泡
成形するシート用表層材の製造装置であって、発泡成形
用のキャビティの下壁部を構成する下型と、キャビティ
の上壁部を構成する上型とを備え、上記下型に、表皮材
の前面部が裏返し状態で載置される上壁部と、その下面
に突設された側壁部と、その下端部に配設された基板と
を設け、上記上型に、型閉じ状態において上記前面部の
周辺部を下型の上面部に圧着させる段部と、下型の側壁
部の外周部を囲繞して表皮材の周壁部および背面部が収
容される空間部を構成する周壁部とを設けるとともに、
シートのヘッドレスト部にフレーム材挿入用の開口部を
形成する中子型を着脱自在に装着し、かつ下型の基板
と、上型の周壁部との間に、上記空間部をシールするシ
ール材を配設したものである。
〔作 用〕
上記構成の本発明によれば、下型の上壁部に裏返し状
態の表皮材の前面部を装着した状態で上型を下降させて
型閉じすると、上型の段部と下型の上壁部とによって上
記前面部の周縁部が挟持されて表皮材が位置決め状態で
固定されるとともに、表皮材の周面部および背面部が、
下型の周壁部および基板と上型の側壁部とによって形成
された空間部内に収容され、かつ上記空間部がシール材
によってシールされることになる。また、上記上型の上
壁部に中子型を装着した状態で、キャビティ内に発泡樹
脂材料を充填することにより、シート用表層材のヘッド
レスト部にフレーム挿入用の開口部が形成されることに
なる。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係るシート用表層材の製造装置の
実施例を示し、このシート用表層材の製造装置は、発泡
成形用のキャビティKを形成する下型1と、上型2とを
備えている。上記下型1は、キャビティKの下面部を構
成する上壁部3と、この上壁部3の下面に突設された側
壁部4と、この側壁部4の下方に配設された基板5とを
備えている。上型2は、上記キャビティKの上面部を構
成する上壁部6と、この上壁部6の周縁部から下方に突
設された周壁部7とを有している。また、上型2の上壁
部6には、発泡樹脂材料の注入管となるノズル8が取付
けられるとともに、シートのヘッドレスト部にフレーム
材挿入用の空間部を形成するための中子型9が着脱自在
に取付けられている。
上記下型1および上型2に装着される表皮材10は、第
2図に示すように、シートの背もたれ部11およびヘッド
レスト部12の前面を覆う前面部13と、上記背もたれ部11
の側面および底面を覆う周面部14と、上記ヘッドレスト
部12の背面を覆う背面部15とを備え、上記前面部13の周
縁部に上記周面部14および背面部15が縫着もしくは接着
等の手段で連結されている。上記表皮材10は、通常モケ
ット等の織物または合成皮革等からなる表皮と、その裏
面にフレームラミネート法もしくは接着等の手段によっ
て固着された発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン、発
泡ポリプロピレンあるいは発泡ABS等からなるワディン
グ材とによって構成されている。
そして上記表皮材10は、周面部14および背面部15が前
面部13との連結部16を支点に、第2図の矢印で示す方向
に折り返されて表裏が反転され、第1図に示すように、
裏返し状態で下型1に装着されることによって位置決め
されるように構成されている。すなわち、上記下型1の
上壁部3は、表裏反転状態にある上記表皮材10の前面部
13に対応した大きさおよび形状に形成され、上記上壁部
3の周辺部には、所定幅の平坦面からなる位置決め部3a
が形成されている。そして上記上壁部3を覆うように表
皮材10を装着することにより、表皮材10の連結部16が上
記位置決め部3aの外周辺部に当接して位置決めされるよ
うになっている。
上記上型2の周壁部7は、第3図に示すように、型閉
じ状態において下型1の側壁部4を囲繞するように配設
されるとともに、下端部が下型1の基板5上に設置され
たシール部材18に当接するようにその長さが設定され、
この周壁7と、下型1の側壁部4および基板5とによっ
て表皮材10の周面部14および背面部15が収容される空間
部17を構成するようになっている。上記上型2の上壁部
6に設けられたノズル8は、下部8aが所定角度で傾斜す
るように屈曲形成されている。また、上型2に取付けら
れた中子型9は、キャビティKのヘッドレスト部に挿入
される中子本体19と、上型2の上壁部6に形成された挿
通孔9aに装着される基端部20とからなり、この基端部20
と上記上壁部6との外面との間には、シール部材21が配
設されている。
また、上型2の上壁部6と周壁部7との間には、下型
1の上壁部3の周縁部に形成された上記位置決め部3aと
対向する段部22が形成され、この段部22によって表皮材
10の前面部13の周縁部を上記上壁部3上に圧接させるよ
うになっている。すなわち、上記下型1と上型2との型
閉じ状態において、上型2の段部22の下面と、下型1の
位置決め部3aとの間に、表皮材10の厚みよりも小さな間
隙、例えば1mm程度の間隙が形成されるように上記段部2
2が設置され、この段部22によって上記前面部13の周縁
部を下方に押圧して下型1の位置決め部3aの上面に止着
するように構成されている。また、上記段部22の内周部
には、第4図に示すように、下型1の位置決め部3aの内
方側に突出して表皮材10の上面を覆う被覆部23が形成さ
れている。
上記構成の製造装置を用いてシート用表層材を製造す
る場合には、まず、第1図に示すように、下型1の上壁
部3を覆うように裏返し状態の表皮材10の前面部13を載
置し、上記位置決め部3aの周辺部に、表皮材10の前面部
13と、周面部14および背面部15との連結部16を当接させ
ることにより、表皮材10を位置決めした状態で下型1に
取付ける。
そして上型2の上壁部6に中子型9を装着した状態
で、第3図に示すように、上型2を下型1上に下降させ
て型閉じする。この結果、下型1の上部壁3と、上型2
の上部壁6とによって発泡成形用のキャビティKが形成
される。また、上記表皮材10の前面部13が上型2の段部
22によって下型1の上壁部3上に圧接されて表皮材10が
係止され、かつ上記のように折り返された表皮材10の周
面部14および裏面部15が、下型1の周側部4および基板
5と、上型2の側壁部7とによって構成された空間部17
内に収納されるとともに、この空間部17がシール材18に
よってシールされることになる。
次に上型2のノズル8に、図外の発泡成形機に連通す
る供給管24を接続し、この供給管24からノズル8を介し
て上記キャビティK内にパッド材成形用の発泡樹脂材料
を注入する。この注入時に発泡樹脂材料は、その進路が
上記ノズル8の屈曲部において変化するとともに、その
変動抵抗の増大に応じて流動速度が低下するため、拡散
状態となってキャビティK内に供給される。このように
して供給された発泡樹脂材料により、パッド材25が表皮
材10の前面部13上に一体に発泡成形される。つまり、上
記発泡樹脂材料の一部が上記前面部13のワディング材に
含浸されることによってパッド材25が上記前面部13に一
体に接合された状態で発泡成形される。
このようにしてパッド材25を発泡成形した後、上型2
の上壁部6から中子型9を取外し、次いで上型2を上昇
させて表皮材10を下型1および上型2から離型させると
ともに、表皮材10の周面部14および背面部15を元の状態
に下り返してパッド材25の周面に添わせることにより、
第6図に示すように、ヘッドレスト部12にフレーム挿入
用の開口部26が設けられたシート用表層材を形成する。
そして上記シート用表層材を図外のシートフレーム等に
取付けることにより、車両用のシート等を構成する。
上記のように、下型1の上壁部3を覆うように、裏返
し状態の表皮材10を装着し、この上壁部3の周縁部に設
けられた位置決め部3aの外周部に、表皮材10の連結部16
を当接させて位置決めするように構成したため、上記表
皮材10を下型1に対して容易かつ正確に位置決めした状
態で設置することができる。そして型閉じ時に、発泡成
形型の上型2に設けた段部22によって上記前面部13の周
辺部を下型1の上壁部3上に圧接させるように構成した
ため、型閉じ作業と同時に表皮材10を下型1に固定し、
表皮材10のずれを防止した状態でパッド材成形用の発泡
樹脂材料を注入することができる。
また上記型閉じ時に、下型1の側壁部4および基板5
と、上型2の周壁部7とによって、表皮材10の周面部14
および背面部15を収納する空間部17を形成するととも
に、上記空間部17をシール材18によってシールするよう
に構成したため、上記キャビティK内に発泡樹脂材料を
注入する際に、上記空間部17の内部圧力が上昇すること
により、上記空間部17内に発泡樹脂材料が流入するのを
効果的に防止することができる。したがって、上記空間
部17内に流入した発泡樹脂材料によって上記周面部14お
よび背面部15が汚損されるのを防止することができる。
また、上記空間部17内の圧力上昇に応じてキャビティK
内の圧力が早期に上昇するため、発泡樹脂材料が過度に
供給されることが防止され、上記キャビティK内に位置
する前面部13のワディング材に含浸される発泡樹脂材料
が多くなるのを防止し、これによって表皮材10の硬度が
高くなり過ぎるのを防止することができる。
また、上記上型2の上壁部6に設けた挿通孔9aに、中
子型9を着脱自在に装着したしたため、この中子型9を
上記挿通孔9aに装着した状態でパッド材25を発泡成形す
ることにより、シート用表層材のヘッドレスト部12の適
正位置に、フレーム挿入用の開口部26を容易に形成する
ことができる。また、上記基端部20を外方に引っ張るこ
とにより、中子型9を上型2の上壁部6から簡単に取外
すことができるため、上記シート用表層材を離型作業を
容易化することができる。
上記実施例では、上型2に設けられたノズル8の下部
8aを所定角度で傾斜させ、この屈曲部において発泡樹脂
材料の進路を変化させるとともに、流動速度を低下させ
ることにより、上記発泡樹脂材料が拡散状態で上記キャ
ビティK内に供給されるように構成したため、上記発泡
樹脂材料が表皮材10の一個所に集中して吹き付けられる
のを防止することができる。このため、キャビティK内
に位置するワディング材の略全面に亘って発泡樹脂材料
を均等に吹き付け、この発泡樹脂材料の含浸量を均一化
して表皮材10の硬度を適正化することができるという利
点がある。
また上記実施例では、上型2の段部22の内周部に、下
型1の位置決め部3aの内方側に突出する被覆部23を設
け、この被覆部23によって上記位置決め部3aの近傍に位
置する表皮材10の上面を覆った状態で、キャビティK内
にパッド材形成用の発泡樹脂材料を充填するように構成
したため、上記段部22と位置決め部3aとによって挟持さ
れた表皮材10の被挟持部27の近傍に、上記発泡樹脂材料
が含浸するのを阻止し、これによって成形不良が生じる
のを防止することができる。すなわち、上記被覆部23を
省略し、第7図に示すように、段部22の内端部を下型1
の位置決め部3aと同じ位置に配設することも考えられる
が、この場合には、上記段部22と位置決め部3aとによっ
て挟持された表皮材10の被挟持部27に隣接する部分に形
成された隆起部28の上部に発泡樹脂材料が浸入すること
により、外方に向けて突出する含浸部29が形成されるこ
とになる。このため、成形後に第8図に示すように、上
記パッド材25の周面に沿わせるように表皮材10の周面部
14を反転させた場合に、上記含浸部29の存在により、表
皮材10の表面に膨出部30が形成されて外観が損なわれる
とともに、この部分における表皮材10の感触に違和感が
生じることになる。
これに対し、上記のように上型2の段部22に設けた被
覆部23によって表皮材の被挟持部27に隣接する部分を覆
うように構成した場合には、上記被挟持部27の近傍に隆
起部が形成されるのを防止することができるため、上記
表皮材10の被挟持部27の近傍に、外向きに突出する発泡
樹脂材料の含浸部が形成されるのを防止することができ
る。したがって表皮材10の表面に上記のような膨出部が
形成されることがなく、第5図に示すように、表皮材10
の表面を適正に湾曲させて優れた外観を呈することがで
きるとともに、上記違和感が生じるのを防止することが
できる。
なお、上記実施例では、布地等からなる表皮と、ワデ
ィング材とによって表皮材10を構成した例について説明
したが、上記表皮と、その裏面に形成されたウレタンフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ムもしくはホットメルトフィルム等からなるフィルム材
あるいはポリエチレンもしくはポリプロピレン等からな
るコート層とで表皮材を構成してもよい。また、上記ワ
ディング材の裏面に、不織布、ウレタンフィルム、ポリ
エチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロン
ハーフもしくは綿布等からなる裏打ち材を設けてもよ
く、この場合には、上記裏打ち材によって発泡樹脂材料
の含浸量を調節できるため、表皮材10の硬度を、より適
正に設定できるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、表皮材の前面部を下型
の上壁部に、容易かつ正確に位置決めした状態で固定す
るとともに、キャビティ外に導出された上記表皮材の周
面部および背面部を、シール材によってシールされた空
間部内に収容した状態で、発泡樹脂材料をキャビティ内
に注入するようにしたため、簡単かつ適正状態で、表皮
材上にパッド材を一体に発泡成形することができる。ま
た、上型の上壁部に中子型を着脱自在に設置したため、
発泡成形型の構造を複雑化することなく、ヘッドレスト
部にフレーム挿入用の開口部を形成することができる等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート用表層材の製造装置の実施
例を示す断面図、第2図は表皮材の全体構成を示す斜視
図、第3図はパッド材の成形状態を示す断面図、第4図
は第3図の部分拡大図、第5図は第6図の部分拡大図、
第6図はシート用表皮材の構成を示す断面図、第7図は
本発明の別の実施例を示す第4図相当図、第8図は第7
図に示す製造装置によって製造されたシート用表層材を
示す第5図相当図である。 1……下型、2……上型、3……下型の上壁部、4……
下型の側壁部、5……下型の基板、6……上型の上壁
部、7……上型の周壁部、10……表皮材、11……背もた
れ部、12……ヘッドレスト部、13……前面部、14……周
面部、15……背面部、17……空間部、18……シール材、
22……段部、K……キャビティ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 義章 広島県安芸郡海田町国信1丁目6番25号 株式会社東洋シート広島工場内 (72)発明者 末廣 明巳 広島県賀茂郡黒瀬町大字乃美尾119番地 中国化成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−167711(JP,A) 実開 平2−95613(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 33/00 - 33/76 B29C 39/00 - 39/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの背もたれ部およびヘッドレスト部
    の前面を覆う前面部と、上記背もたれ部の側面および底
    面を覆う周面部と、上記ヘッドレスト部の背面を覆う背
    面部とからなる表皮材の内面に、パッド材を一体に発泡
    成形するシート用表層材の製造装置であって、発泡成形
    用のキャビティの下壁部を構成する下型と、キャビティ
    の上壁部を構成する上型とを備え、上記下型に、表皮材
    の前面部が裏返し状態で載置される上壁部と、その下面
    に突設された側壁部と、その下端部に配設された基板と
    を設け、上記上型に、型閉じ状態において上記前面部の
    周辺部を下型の上面部に圧着させる段部と、下型の側壁
    部の外周部を囲繞して表皮材の周面部および背面部が収
    容される空間部を構成する周壁部とを設けるとともに、
    シートのヘッドレスト部にフレーム材挿入用の開口部を
    形成する中子型を着脱自在に装着し、かつ下型の基板
    と、上型の周壁部との間に、上記空間部をシールするシ
    ール材を配設したことを特徴とするシート用表層材の製
    造装置。
JP2303249A 1990-11-07 1990-11-07 シート用表層材の製造装置 Expired - Lifetime JP2976519B2 (ja)

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JP2014019071A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Inoac Corp シートパッドの製造方法

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