JP2965849B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- lamp
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- lamp body
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0064—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
- B60Q1/007—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb via a removable cap
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/29—Attachment thereof
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
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- F21S41/40—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
- F21S41/47—Attachment thereof
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/50—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/30—Ventilation or drainage of lighting devices
- F21S45/33—Ventilation or drainage of lighting devices specially adapted for headlamps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/50—Waterproofing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用灯具に関し、特に
灯具ボディ内に内装する電球ソケットを挿通させるため
に灯具ボディに設けた開口を防水するための防水カバー
を有する車両用灯具に関する。
灯具ボディ内に内装する電球ソケットを挿通させるため
に灯具ボディに設けた開口を防水するための防水カバー
を有する車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に照射光の配光特性を調整するため
に、光軸方向を調整可能に構成した所謂エイミング調整
機構を備える車両用の灯具は、図11に示すように、灯
具ボディ101の前面開口にレンズ102を取着して灯
室103を画成し、この灯室103内にリフレクタ10
4を上下、左右に傾動可能に内装し、かつこのリフレク
タ104に電球ソケット105を用いて電球106を支
持している。また、灯具ボディ101の背面には比較的
に大径の電球挿通穴107を開口し、この電球挿通穴1
07を通して前記リフレクタの電球ソケット取付部10
8や電球ソケット105(以下、電球ソケット等と称す
る)を灯具ボディの外側に露呈させ、図外のコネクタ等
により電気接続を行っている。このように、灯具ボディ
101に電球ソケット105等よりも大径の電球挿通穴
107を設ける理由は、エイミング調整によってリフレ
クタ104が傾動される際に、これと共に傾動される電
球ソケット105等が灯具ボディ101と干渉しないよ
うな余裕を確保するためである。
に、光軸方向を調整可能に構成した所謂エイミング調整
機構を備える車両用の灯具は、図11に示すように、灯
具ボディ101の前面開口にレンズ102を取着して灯
室103を画成し、この灯室103内にリフレクタ10
4を上下、左右に傾動可能に内装し、かつこのリフレク
タ104に電球ソケット105を用いて電球106を支
持している。また、灯具ボディ101の背面には比較的
に大径の電球挿通穴107を開口し、この電球挿通穴1
07を通して前記リフレクタの電球ソケット取付部10
8や電球ソケット105(以下、電球ソケット等と称す
る)を灯具ボディの外側に露呈させ、図外のコネクタ等
により電気接続を行っている。このように、灯具ボディ
101に電球ソケット105等よりも大径の電球挿通穴
107を設ける理由は、エイミング調整によってリフレ
クタ104が傾動される際に、これと共に傾動される電
球ソケット105等が灯具ボディ101と干渉しないよ
うな余裕を確保するためである。
【0003】そして、この電球ソケット105等と電球
挿通穴107との間の防水を行うために防水カバー10
9を取着している。この防水カバー109は、図12
(a)にその半径部分を拡大図示するように、例えばゴ
ム等のような液密性のある弾性材により円環状の板材と
して形成され、その内縁部110と外縁部111を厚肉
に形成し、これらを断面が波状をした中帯部112で連
結した構成とされる。そして、内縁部110を電球ソケ
ット105等の外周面に密接させ、その外縁部111を
電球挿通穴107の筒状の壁部113に嵌合させて密接
している。この場合、特に壁部113と外縁部111と
の嵌合は、壁部113の外側から外縁部111を防水カ
バー109の弾性力をもって嵌合させている。また、こ
の場合、壁部113の外周面に環状の係合突条113a
を突設し、かつ外縁部111の内面にはこの係合突条1
13aに嵌合する環状の凹部111aを設けて両者の嵌
合力を高める構成が取られることもある。
挿通穴107との間の防水を行うために防水カバー10
9を取着している。この防水カバー109は、図12
(a)にその半径部分を拡大図示するように、例えばゴ
ム等のような液密性のある弾性材により円環状の板材と
して形成され、その内縁部110と外縁部111を厚肉
に形成し、これらを断面が波状をした中帯部112で連
結した構成とされる。そして、内縁部110を電球ソケ
ット105等の外周面に密接させ、その外縁部111を
電球挿通穴107の筒状の壁部113に嵌合させて密接
している。この場合、特に壁部113と外縁部111と
の嵌合は、壁部113の外側から外縁部111を防水カ
バー109の弾性力をもって嵌合させている。また、こ
の場合、壁部113の外周面に環状の係合突条113a
を突設し、かつ外縁部111の内面にはこの係合突条1
13aに嵌合する環状の凹部111aを設けて両者の嵌
合力を高める構成が取られることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の防水カバー
では、外縁部111を灯具ボディ101の電球挿通穴1
07に設けた壁部113の外側に嵌合させているが、こ
の際には防水カバー109の弾性を利用して外縁部11
1を外径方向に変形させて嵌合させている。このため、
嵌合後における防水カバーの弾性復元力によって、図1
2(b)に示すように、外縁部111が変形された状態
となり、壁部113の外周面との密接部分の面積が低減
され、外縁部111と壁部113との間の防水効果が低
下されるという問題がある。
では、外縁部111を灯具ボディ101の電球挿通穴1
07に設けた壁部113の外側に嵌合させているが、こ
の際には防水カバー109の弾性を利用して外縁部11
1を外径方向に変形させて嵌合させている。このため、
嵌合後における防水カバーの弾性復元力によって、図1
2(b)に示すように、外縁部111が変形された状態
となり、壁部113の外周面との密接部分の面積が低減
され、外縁部111と壁部113との間の防水効果が低
下されるという問題がある。
【0005】また、防水カバー109の装着に際して
は、外縁部111を弾性力に抗して拡径させながら壁部
113に係合させる必要があるため、大きな力が必要と
なり、係合作業が困難になる。特に、防水性を高めるべ
く外縁部111を壁部113に強固に密接させるために
防水カバー109の弾性力を大きく設定したときには、
拡径作業が更に困難となり、防水カバーの装着が一層困
難なものになる。また、壁部113に前記した係合突条
113aを設けている場合には、この係合突条113a
を乗り越える程度まで外縁部111を外径方向に弾性変
形させる必要があり、その操作が更に困難なものにな
る。
は、外縁部111を弾性力に抗して拡径させながら壁部
113に係合させる必要があるため、大きな力が必要と
なり、係合作業が困難になる。特に、防水性を高めるべ
く外縁部111を壁部113に強固に密接させるために
防水カバー109の弾性力を大きく設定したときには、
拡径作業が更に困難となり、防水カバーの装着が一層困
難なものになる。また、壁部113に前記した係合突条
113aを設けている場合には、この係合突条113a
を乗り越える程度まで外縁部111を外径方向に弾性変
形させる必要があり、その操作が更に困難なものにな
る。
【0006】更に、図12(c)に示すように、防水カ
バー109を電球挿通穴107に装着した後において、
エイミング調整によってリフレクタ104を傾動したと
きに、これと一体に電球ソケット105等が傾動される
が、その際に防水カバー109の中帯部112が厚さ方
向に変形されるため、場合によっては同図の点Pに示す
ように、電球ソケット105の一部が防水カバー109
に接触されることがあり、電球ソケット105及びリフ
レクタ104の傾動動作が干渉され、エイミング調整を
スムーズに行なうことができなくなるおそれが生じる。
バー109を電球挿通穴107に装着した後において、
エイミング調整によってリフレクタ104を傾動したと
きに、これと一体に電球ソケット105等が傾動される
が、その際に防水カバー109の中帯部112が厚さ方
向に変形されるため、場合によっては同図の点Pに示す
ように、電球ソケット105の一部が防水カバー109
に接触されることがあり、電球ソケット105及びリフ
レクタ104の傾動動作が干渉され、エイミング調整を
スムーズに行なうことができなくなるおそれが生じる。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、灯具ボディの電球ソケ
ット挿通用の開口における防水性を高めた防水カバーを
備える車両用灯具を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、防水カバーの装着を容易にする一方で、
防水性を高めることができる車両用灯具を提供すること
にある。更に、本発明の目的は、防水カバーが変形され
たときにも電球ソケットとの干渉を防止し、エイミング
調整等をスムーズに行うことを可能にした車両用灯具を
提供することにある。
ット挿通用の開口における防水性を高めた防水カバーを
備える車両用灯具を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、防水カバーの装着を容易にする一方で、
防水性を高めることができる車両用灯具を提供すること
にある。更に、本発明の目的は、防水カバーが変形され
たときにも電球ソケットとの干渉を防止し、エイミング
調整等をスムーズに行うことを可能にした車両用灯具を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用灯具は、
灯具ボディ内に設けた電球ソケット等を挿通させるため
の開口の周縁に沿って筒状の立壁を設け、またこの開口
を防水する防水カバーは環状の液密性弾性材で形成さ
れ、その内縁部で電球ソケット等の周面に密接され、そ
の外縁部において立壁を内外から挟み込むように嵌合さ
れて立壁に密接される構成とする。
灯具ボディ内に設けた電球ソケット等を挿通させるため
の開口の周縁に沿って筒状の立壁を設け、またこの開口
を防水する防水カバーは環状の液密性弾性材で形成さ
れ、その内縁部で電球ソケット等の周面に密接され、そ
の外縁部において立壁を内外から挟み込むように嵌合さ
れて立壁に密接される構成とする。
【0009】ここで、前記防水カバーの外縁部は内径部
と外径部を連結部で連結した断面がコ字状に形成され、
これら内径部と外径部との間に前記立壁を挟持するよう
に嵌合され、さらに、前記立壁の内周面のみに内径方向
に突出されるフランジ状の係合突条が設けられ、前記防
水カバーの外縁部の内径部には前記係合突条に係合され
る係止部が設けられ、これら係合突条と係止部とが開口
の軸穴方向に係合される構成とする。
と外径部を連結部で連結した断面がコ字状に形成され、
これら内径部と外径部との間に前記立壁を挟持するよう
に嵌合され、さらに、前記立壁の内周面のみに内径方向
に突出されるフランジ状の係合突条が設けられ、前記防
水カバーの外縁部の内径部には前記係合突条に係合され
る係止部が設けられ、これら係合突条と係止部とが開口
の軸穴方向に係合される構成とする。
【0010】
【作用】防水カバーの外縁部では、開口に設けた立壁を
内外から挟み込むように嵌合されるため、取着後の防水
カバーが弾性復帰されたときにも外縁部の変形が抑制さ
れ、立壁と外縁部との密接状態が確保され、高い防水性
を得ることが可能となる。また、防水カバーの外縁部は
断面コ字状に形成され、このコ字状の内部に立壁を挟持
するように嵌合させて外縁部の取着が可能とされるの
で、立壁を三方から包囲することによって防水性を更に
高めることができるとともに、外縁部はコ字状部に立壁
を嵌入させるだけでよいため、防水カバーの装着が容易
となる。
内外から挟み込むように嵌合されるため、取着後の防水
カバーが弾性復帰されたときにも外縁部の変形が抑制さ
れ、立壁と外縁部との密接状態が確保され、高い防水性
を得ることが可能となる。また、防水カバーの外縁部は
断面コ字状に形成され、このコ字状の内部に立壁を挟持
するように嵌合させて外縁部の取着が可能とされるの
で、立壁を三方から包囲することによって防水性を更に
高めることができるとともに、外縁部はコ字状部に立壁
を嵌入させるだけでよいため、防水カバーの装着が容易
となる。
【0011】更に、立壁に設けた係合突条と、防水カバ
ーに設けた係止部とが開口の軸線方向に係合されること
で、防水カバーの外縁部が立壁から脱落され、或いは両
者の嵌合状態が阻害されることがなく、更に高い防水性
を得ることが可能となる。特に、係合突条と係止部とを
開口の内部側のみに位置されるように形成することで、
中帯部を開口の内部側に配設することが可能となり、防
水カバーと電球ソケット等との干渉を防止し、スムーズ
なエイミング動作を可能とするとともに、防水カバーの
外縁部を立壁に嵌合する際には、外縁部の内径部を内径
方向に向けて弾性変形させれば係合突条と係止部とを直
ちに係合状態にすることができ、防水カバーの装着が容
易となる。
ーに設けた係止部とが開口の軸線方向に係合されること
で、防水カバーの外縁部が立壁から脱落され、或いは両
者の嵌合状態が阻害されることがなく、更に高い防水性
を得ることが可能となる。特に、係合突条と係止部とを
開口の内部側のみに位置されるように形成することで、
中帯部を開口の内部側に配設することが可能となり、防
水カバーと電球ソケット等との干渉を防止し、スムーズ
なエイミング動作を可能とするとともに、防水カバーの
外縁部を立壁に嵌合する際には、外縁部の内径部を内径
方向に向けて弾性変形させれば係合突条と係止部とを直
ちに係合状態にすることができ、防水カバーの装着が容
易となる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明を自動車のコンビネーション型前照
灯に適用した一実施例の正面図、図2はその一部を破断
した拡大平面図である。灯具ボディ10は黒色樹脂を成
形して横長に形成されており、その前面開口には透明樹
脂を成形したレンズ11が取着され、灯具ボディ10と
で灯室12が画成される。前記レンズ11の周縁部に
は、後方に突出するようにシール脚部11aが一体形成
されており、このシール脚部11aは前記灯具ボディ1
0の周縁部に形成されたシール溝10aに内挿され、ホ
ットメルト等のシール剤13により固定され、前記灯室
12内を封止する。また、灯具ボディ10の背面には複
数本のスタッドピン14が立設され、図外の車体に灯具
を取着する際に利用される。
する。図1は本発明を自動車のコンビネーション型前照
灯に適用した一実施例の正面図、図2はその一部を破断
した拡大平面図である。灯具ボディ10は黒色樹脂を成
形して横長に形成されており、その前面開口には透明樹
脂を成形したレンズ11が取着され、灯具ボディ10と
で灯室12が画成される。前記レンズ11の周縁部に
は、後方に突出するようにシール脚部11aが一体形成
されており、このシール脚部11aは前記灯具ボディ1
0の周縁部に形成されたシール溝10aに内挿され、ホ
ットメルト等のシール剤13により固定され、前記灯室
12内を封止する。また、灯具ボディ10の背面には複
数本のスタッドピン14が立設され、図外の車体に灯具
を取着する際に利用される。
【0013】前記灯具ボディ10内の灯室12は、左右
方向に並んだ3個のランプ部に区画されており、この実
施例では図1の右側からハイビームランプ(走行ラン
プ)HL、ロービームランプ(すれ違いランプ)LL、
サイドマーカランプ(クリアランスランプ)SLとして
構成されている。そして、前記灯具ボディ10の背面に
は、前記ハイビームランプHLとロービームランプLL
に対応する位置にそれぞれ大径の、サイドマーカランプ
に対応する位置に小径のそれぞれ電球挿通穴15が開口
されており、各電球挿通穴15にはそれぞれ後述するよ
うに電球16H,16L,16Sが挿通されて各ランプ
部の灯室内に支持される。
方向に並んだ3個のランプ部に区画されており、この実
施例では図1の右側からハイビームランプ(走行ラン
プ)HL、ロービームランプ(すれ違いランプ)LL、
サイドマーカランプ(クリアランスランプ)SLとして
構成されている。そして、前記灯具ボディ10の背面に
は、前記ハイビームランプHLとロービームランプLL
に対応する位置にそれぞれ大径の、サイドマーカランプ
に対応する位置に小径のそれぞれ電球挿通穴15が開口
されており、各電球挿通穴15にはそれぞれ後述するよ
うに電球16H,16L,16Sが挿通されて各ランプ
部の灯室内に支持される。
【0014】また、前記灯室12内には、前記ハイビー
ムランプHLとロービームランプLLの各ランプ部にわ
たってリフレクタ20が延設配置され、かつこのリフレ
クタ20にそれぞれ前記したハイビームランプとロービ
ームランプの各電球16H,16Lが保持される。即
ち、前記リフレクタ20はハイビームランプHLとロー
ビームランプLLのそれぞれに対応する位置に略回転放
物面形状をした反射面部20H,20Lを有し、かつこ
れらの反射面部20H,20Lを互いに隣接させて一体
形成したものである。また、各反射面部20H,20L
の前面にはアルミニウムが塗布或いは蒸着されて光反射
面として構成される。そして、各反射面部20H,20
Lでは、その背面側の頂部にソケット挿通穴21が開設
され、このソケット挿通穴21に臨んで円筒状のソケッ
ト取付部22が一体的に設けられている。
ムランプHLとロービームランプLLの各ランプ部にわ
たってリフレクタ20が延設配置され、かつこのリフレ
クタ20にそれぞれ前記したハイビームランプとロービ
ームランプの各電球16H,16Lが保持される。即
ち、前記リフレクタ20はハイビームランプHLとロー
ビームランプLLのそれぞれに対応する位置に略回転放
物面形状をした反射面部20H,20Lを有し、かつこ
れらの反射面部20H,20Lを互いに隣接させて一体
形成したものである。また、各反射面部20H,20L
の前面にはアルミニウムが塗布或いは蒸着されて光反射
面として構成される。そして、各反射面部20H,20
Lでは、その背面側の頂部にソケット挿通穴21が開設
され、このソケット挿通穴21に臨んで円筒状のソケッ
ト取付部22が一体的に設けられている。
【0015】図3に図1のA−A線拡大断面図を示すよ
うに、前記ソケット挿通穴21には電球ソケット23
(23H,23L)が挿通されて前記ソケット取付部2
2に固定されており、この電球ソケット23により前記
各反射面部20L内に電球16Lが保持される。前記電
球ソケット23には円形フランジ23aが設けられ、こ
の円形フランジ23aが前記ソケット取付部22の背面
に当接され、更にその背後から固定リング24がソケッ
ト取付部22に嵌合されることにより、ソケット取付部
22と固定リング24との間に前記円形フランジ23a
が挟持された状態で電球ソケット23がリフレクタ20
に固定される。この実施例では、前記固定リング24は
円周複数箇所にランス状の係合部24aが形成されてお
り、この係合部24aをソケット取付部22の周縁に設
けた同数の鍔部22aにそれぞれ係脱させることで電球
ソケット23の着脱を可能としている。なお、電球ソケ
ット23の後部は略直角に曲げられて電極が内装された
コネクタ部25として構成されており、このコネクタ部
25に図外の電気コードに接続されたコネクタが嵌合さ
れて電球ソケット23に対して電気接続が行われ、電球
16Lへの通電を行うように構成されることは言うまで
もない。
うに、前記ソケット挿通穴21には電球ソケット23
(23H,23L)が挿通されて前記ソケット取付部2
2に固定されており、この電球ソケット23により前記
各反射面部20L内に電球16Lが保持される。前記電
球ソケット23には円形フランジ23aが設けられ、こ
の円形フランジ23aが前記ソケット取付部22の背面
に当接され、更にその背後から固定リング24がソケッ
ト取付部22に嵌合されることにより、ソケット取付部
22と固定リング24との間に前記円形フランジ23a
が挟持された状態で電球ソケット23がリフレクタ20
に固定される。この実施例では、前記固定リング24は
円周複数箇所にランス状の係合部24aが形成されてお
り、この係合部24aをソケット取付部22の周縁に設
けた同数の鍔部22aにそれぞれ係脱させることで電球
ソケット23の着脱を可能としている。なお、電球ソケ
ット23の後部は略直角に曲げられて電極が内装された
コネクタ部25として構成されており、このコネクタ部
25に図外の電気コードに接続されたコネクタが嵌合さ
れて電球ソケット23に対して電気接続が行われ、電球
16Lへの通電を行うように構成されることは言うまで
もない。
【0016】また、前記ソケット取付部22の周面と、
灯具ボディ10に設けた開口である前記電球挿通穴15
との間に生じる環状の隙間を封止するために、円環板状
のゴム或いは樹脂からなる防水カバー30を嵌合させて
いる。図4(a)はこの防水カバー30の一部を破断し
た斜視図であり、その内縁部31をソケット取付部22
の外径に略等しい内径の厚肉の円筒状に形成し、その内
周面には複数の環状溝32が軸方向に並んで形成され、
前記ソケット取付部22の周面に弾性力を持って嵌合さ
れるように構成される。これにより、内縁部31は環状
溝32によってソケット取付部22の周面との密接性が
向上され、その防水効果を高めることが可能となる。
灯具ボディ10に設けた開口である前記電球挿通穴15
との間に生じる環状の隙間を封止するために、円環板状
のゴム或いは樹脂からなる防水カバー30を嵌合させて
いる。図4(a)はこの防水カバー30の一部を破断し
た斜視図であり、その内縁部31をソケット取付部22
の外径に略等しい内径の厚肉の円筒状に形成し、その内
周面には複数の環状溝32が軸方向に並んで形成され、
前記ソケット取付部22の周面に弾性力を持って嵌合さ
れるように構成される。これにより、内縁部31は環状
溝32によってソケット取付部22の周面との密接性が
向上され、その防水効果を高めることが可能となる。
【0017】また、中帯部33は断面形状が波型に形成
され、防水カバー30に厚さ方向及び径方向の可撓性を
与えている。この中帯部33の内縁は内縁部31の外側
端部に連結され、外縁は外縁部34の後述する内径部3
5の略中間端部に連結されている。更に、外縁部34は
共に厚肉に形成した内径部35と外径部36とを薄肉の
連結部37で連結して断面形状がコ字状となるように形
成され、その内径部35の外周面の先端縁には全周にわ
たってランスが形成され係止部38として構成される。
また外径部36の内周面には複数の環状溝39が軸方向
に並んで形成されている。
され、防水カバー30に厚さ方向及び径方向の可撓性を
与えている。この中帯部33の内縁は内縁部31の外側
端部に連結され、外縁は外縁部34の後述する内径部3
5の略中間端部に連結されている。更に、外縁部34は
共に厚肉に形成した内径部35と外径部36とを薄肉の
連結部37で連結して断面形状がコ字状となるように形
成され、その内径部35の外周面の先端縁には全周にわ
たってランスが形成され係止部38として構成される。
また外径部36の内周面には複数の環状溝39が軸方向
に並んで形成されている。
【0018】この外縁部34は、図4(b)に一部を拡
大した断面図に示すように、灯具ボディ10の電球挿通
穴15の周縁に設けられた環状の立壁17に弾性力を持
って嵌合される。前記立壁17には内周面に内径方向に
向けた環状の突起からなる係合突条17aが一体に形成
されている。そして、前記外縁部34は、内径部35、
外径部36、及び連結部37で構成されるコ字状の間隙
内に前記立壁17を挟み込むようにして嵌合されてお
り、このとき立壁17の外周面に前記外径部36の環状
溝39が密接され、また立壁17の内周面に設けた前記
係合突条17aに前記内径部35の係止部38が軸線方
向に係合される。この内径部35での係止部38と係合
突条17aとの係合により、内径部35が立壁17から
脱落されることが防止され、これと共に外径部36が立
壁17から脱落されることも防止され、結果として外縁
部34における立壁17との係合状態を確保し、外径部
36の環状溝39と立壁17の外周面との密接性を高め
て防水効果の信頼性を高めることができる。
大した断面図に示すように、灯具ボディ10の電球挿通
穴15の周縁に設けられた環状の立壁17に弾性力を持
って嵌合される。前記立壁17には内周面に内径方向に
向けた環状の突起からなる係合突条17aが一体に形成
されている。そして、前記外縁部34は、内径部35、
外径部36、及び連結部37で構成されるコ字状の間隙
内に前記立壁17を挟み込むようにして嵌合されてお
り、このとき立壁17の外周面に前記外径部36の環状
溝39が密接され、また立壁17の内周面に設けた前記
係合突条17aに前記内径部35の係止部38が軸線方
向に係合される。この内径部35での係止部38と係合
突条17aとの係合により、内径部35が立壁17から
脱落されることが防止され、これと共に外径部36が立
壁17から脱落されることも防止され、結果として外縁
部34における立壁17との係合状態を確保し、外径部
36の環状溝39と立壁17の外周面との密接性を高め
て防水効果の信頼性を高めることができる。
【0019】また、この外縁部34の構成では、立壁1
7を内径部35、外径部36、及び連結部37により三
方から包囲するため、外縁部34と立壁17との密接面
積を大きくとることができ、防水性を高めることができ
る。したがって、防水カバー30の弾性力を大きくしな
くとも、外縁部34における防水性が高くできるので、
外縁部34を立壁17に装着する際に防水カバー30を
弾性変形させる際の力が小さくて済むようになり、防水
カバー30の装着を容易に行うことが可能となる。ま
た、係止部38に係合される係合突条17aが立壁17
の内側に形成されているため、外縁部34を立壁17に
係合させる際には、外径部36は外径方向に弾性変形さ
せるが、内径部35は内径方向に弾性変形させればよい
ため、防水カバー30が円環状に近い形状であることか
ら特に内径部35の内径方向の弾性変形を容易に行うこ
とができ、防水カバー30の装着を容易に行うことがで
きる。
7を内径部35、外径部36、及び連結部37により三
方から包囲するため、外縁部34と立壁17との密接面
積を大きくとることができ、防水性を高めることができ
る。したがって、防水カバー30の弾性力を大きくしな
くとも、外縁部34における防水性が高くできるので、
外縁部34を立壁17に装着する際に防水カバー30を
弾性変形させる際の力が小さくて済むようになり、防水
カバー30の装着を容易に行うことが可能となる。ま
た、係止部38に係合される係合突条17aが立壁17
の内側に形成されているため、外縁部34を立壁17に
係合させる際には、外径部36は外径方向に弾性変形さ
せるが、内径部35は内径方向に弾性変形させればよい
ため、防水カバー30が円環状に近い形状であることか
ら特に内径部35の内径方向の弾性変形を容易に行うこ
とができ、防水カバー30の装着を容易に行うことがで
きる。
【0020】また、この実施例では、係合突条17aが
立壁17の内面において、立壁開口縁から灯具ボディ1
0の内方の部分に位置されているため、これに係合され
る係止部38、即ち内径部35の内側端も内方に位置さ
れることになり、更にこれに連結される中帯部33を寸
法Lだけ外縁部34の後端よりも電球挿通穴15の内方
に位置させることができる。このため、エイミング調整
によってリフレクタ20及び電球ソケット23が傾動さ
れた場合でも、電球ソケット23のコネクタ部25が防
水カバー30に干渉されることは少なくなり、リフレク
タ20や電球ソケット23のスムーズな動作が可能とな
る。
立壁17の内面において、立壁開口縁から灯具ボディ1
0の内方の部分に位置されているため、これに係合され
る係止部38、即ち内径部35の内側端も内方に位置さ
れることになり、更にこれに連結される中帯部33を寸
法Lだけ外縁部34の後端よりも電球挿通穴15の内方
に位置させることができる。このため、エイミング調整
によってリフレクタ20及び電球ソケット23が傾動さ
れた場合でも、電球ソケット23のコネクタ部25が防
水カバー30に干渉されることは少なくなり、リフレク
タ20や電球ソケット23のスムーズな動作が可能とな
る。
【0021】ここで、図4(c)のように、内径部35
の軸方向の長さを外径部36よりも短くし、係止部38
の開口内方への位置寸法を短くしてもよい。したがっ
て、これに対応して立壁17に設ける係合突条17aは
立壁17の開口縁に設けられることになる。この構成で
は、内径部35を立壁17に嵌合させて係止部38を係
合突条17aに係合させるために必要とされる長さを短
くすることができるため、防水カバー30を立壁17に
装着する際に、内径部35を弾性変形させながら外縁部
34を立壁17に嵌合させるという装着作業を容易に行
うことが可能となる。
の軸方向の長さを外径部36よりも短くし、係止部38
の開口内方への位置寸法を短くしてもよい。したがっ
て、これに対応して立壁17に設ける係合突条17aは
立壁17の開口縁に設けられることになる。この構成で
は、内径部35を立壁17に嵌合させて係止部38を係
合突条17aに係合させるために必要とされる長さを短
くすることができるため、防水カバー30を立壁17に
装着する際に、内径部35を弾性変形させながら外縁部
34を立壁17に嵌合させるという装着作業を容易に行
うことが可能となる。
【0022】一方、図3に断面構造を示したロービーム
ランプLLにおいては、図5に要部の部分分解斜視図を
示すように、保持した電球16Lの直上に位置される部
分のリフレクタ20の反射面部20Lに、一対のレール
26が前後方向に向けて一体に形成されており、かつこ
のレール26を利用してシェード40が取着されてい
る。また、リフレクタ20の前記レール26の基部に相
当する個所には、左右方向に並んで一対のスリット開口
27が設けられている。前記シェード40は前記電球1
6Lからの光が直接前方に照射されることを防止するた
めに設けられており、耐熱性の高い金属材によって前記
電球の前側を覆うキャップ部41として構成される。
ランプLLにおいては、図5に要部の部分分解斜視図を
示すように、保持した電球16Lの直上に位置される部
分のリフレクタ20の反射面部20Lに、一対のレール
26が前後方向に向けて一体に形成されており、かつこ
のレール26を利用してシェード40が取着されてい
る。また、リフレクタ20の前記レール26の基部に相
当する個所には、左右方向に並んで一対のスリット開口
27が設けられている。前記シェード40は前記電球1
6Lからの光が直接前方に照射されることを防止するた
めに設けられており、耐熱性の高い金属材によって前記
電球の前側を覆うキャップ部41として構成される。
【0023】このキャップ部41の上縁部には細幅の連
結部42が一体に延設され、かつこの連結部42は上方
に延長されるとともに、その上端部は取着部43として
前記レール26の間隔寸法に対応して幅広に形成され
る。この取着部43は前記連結部42の上縁を逆L字状
に前方に折り曲げた上で微小間隔で後方に折り返され、
更にその折返された先端縁の左右位置には一対の舌片4
4が突出形成されている。
結部42が一体に延設され、かつこの連結部42は上方
に延長されるとともに、その上端部は取着部43として
前記レール26の間隔寸法に対応して幅広に形成され
る。この取着部43は前記連結部42の上縁を逆L字状
に前方に折り曲げた上で微小間隔で後方に折り返され、
更にその折返された先端縁の左右位置には一対の舌片4
4が突出形成されている。
【0024】そして、図3に示したように、取着部43
の折り返し部分をレール26間に挿入させることで、取
着部43の両側部はリフレクタ20とレール26間に上
下に挟持された状態で保持される。そして、先端縁の舌
片44をリフレクタ20のスリット開口27に挿通させ
てリフレクタ20の背面側に突出させ、更にその舌片4
4を上方に曲げてリフレクタ20に係止させることで、
シェード40をリフレクタ20に保持させている。な
お、前記キャップ部41の内面は光の反射を抑制するた
めに黒色とされ、キャップ部41から連結部42ないし
取着部43にわたる部分の表面はリフレクタ20と同様
にアルミニウムを塗布或いは蒸着した構成とされ、灯具
を外部から見たときにシェード40とリフレクタ20が
渾然一体となって観察されるように構成される。
の折り返し部分をレール26間に挿入させることで、取
着部43の両側部はリフレクタ20とレール26間に上
下に挟持された状態で保持される。そして、先端縁の舌
片44をリフレクタ20のスリット開口27に挿通させ
てリフレクタ20の背面側に突出させ、更にその舌片4
4を上方に曲げてリフレクタ20に係止させることで、
シェード40をリフレクタ20に保持させている。な
お、前記キャップ部41の内面は光の反射を抑制するた
めに黒色とされ、キャップ部41から連結部42ないし
取着部43にわたる部分の表面はリフレクタ20と同様
にアルミニウムを塗布或いは蒸着した構成とされ、灯具
を外部から見たときにシェード40とリフレクタ20が
渾然一体となって観察されるように構成される。
【0025】このシェード40を設けることにより、電
球16Lが点灯されたときに発生する熱は直上のリフレ
クタ20の反射面部20Lに輻射されるが、この部分に
はレール26によって支持された金属材からなるシェー
ド40の取着部43が幅広く存在しているため、この取
着部43によりリフレクタ20に対する直接的な輻射は
回避され、その遮熱効果によってリフレクタ20が過熱
されることが防止され、リフレクタの耐熱性が高められ
る。また、電球16Lの熱によってキャップ部41が加
熱されるが、その熱は連結部42を介して取着部43に
まで伝達され、幅広に形成することによって放熱面積が
増大されている取着部43から効果的に放熱される。な
お、連結部42は細幅に形成されているため、電球16
Lからの光がリフレクタ20で反射されて前方に照射さ
れる際の障害になることは殆どない。
球16Lが点灯されたときに発生する熱は直上のリフレ
クタ20の反射面部20Lに輻射されるが、この部分に
はレール26によって支持された金属材からなるシェー
ド40の取着部43が幅広く存在しているため、この取
着部43によりリフレクタ20に対する直接的な輻射は
回避され、その遮熱効果によってリフレクタ20が過熱
されることが防止され、リフレクタの耐熱性が高められ
る。また、電球16Lの熱によってキャップ部41が加
熱されるが、その熱は連結部42を介して取着部43に
まで伝達され、幅広に形成することによって放熱面積が
増大されている取着部43から効果的に放熱される。な
お、連結部42は細幅に形成されているため、電球16
Lからの光がリフレクタ20で反射されて前方に照射さ
れる際の障害になることは殆どない。
【0026】一方、前記リフレクタ20は取着されてい
る各ビームランプHL,LLの各電球16H,16Lの
光軸を調整し得るように、前記灯具ボディ10内におい
て、その上下、左右方向に傾動可能に支持されている。
図1に示した前照灯の正面から見て、リフレクタの背面
の右下位置O、その直上の右上位置Y、更に水平方向に
並ぶ左下位置Xには、図6にリフレクタの背面形状を示
すように、それぞれ後方に向けて断面形状が略L字型を
したブラケット50,51,52がそれぞれ突出形成さ
れる。そして、図7(a)に図1のB−B線拡大断面図
を併せて示すように、前記右下位置のブラケット51に
は先端の曲げ部分に穴51aが開設され、この穴51a
にはクリップピン61が嵌入支持される。このクリップ
ピン61は、径方向に弾性変形可能な一対のクリップ片
を有するクリップ部61aと、このクリップ部61aの
先端に設けられた球状部61bとが一体に形成されてい
る。
る各ビームランプHL,LLの各電球16H,16Lの
光軸を調整し得るように、前記灯具ボディ10内におい
て、その上下、左右方向に傾動可能に支持されている。
図1に示した前照灯の正面から見て、リフレクタの背面
の右下位置O、その直上の右上位置Y、更に水平方向に
並ぶ左下位置Xには、図6にリフレクタの背面形状を示
すように、それぞれ後方に向けて断面形状が略L字型を
したブラケット50,51,52がそれぞれ突出形成さ
れる。そして、図7(a)に図1のB−B線拡大断面図
を併せて示すように、前記右下位置のブラケット51に
は先端の曲げ部分に穴51aが開設され、この穴51a
にはクリップピン61が嵌入支持される。このクリップ
ピン61は、径方向に弾性変形可能な一対のクリップ片
を有するクリップ部61aと、このクリップ部61aの
先端に設けられた球状部61bとが一体に形成されてい
る。
【0027】前記ブラケット51の穴51aにクリップ
部61aを挿入することより、クリップ片が穴51aの
内縁に嵌合され、クリップピン61がブラケット51に
固定支持される。また、クリップピン61に対応する位
置の灯具ボディ10の内面には、ピボット受部62が一
体に形成されており、このピボット受部62に形成され
た球状凹部62aに前記クリップピン61の球状部61
bが嵌入される。このピボット受部62は周方向に分割
された複数の受片で構成されており、各受片を径方向に
弾性変形させることでクリップピン61の球状部61b
をピボット受部62に嵌合させることができる。このク
リップピン61とピボット受部62との嵌合により、リ
フレクタ20は前記球状部61bを支点として上下、左
右に傾動可能とされる。
部61aを挿入することより、クリップ片が穴51aの
内縁に嵌合され、クリップピン61がブラケット51に
固定支持される。また、クリップピン61に対応する位
置の灯具ボディ10の内面には、ピボット受部62が一
体に形成されており、このピボット受部62に形成され
た球状凹部62aに前記クリップピン61の球状部61
bが嵌入される。このピボット受部62は周方向に分割
された複数の受片で構成されており、各受片を径方向に
弾性変形させることでクリップピン61の球状部61b
をピボット受部62に嵌合させることができる。このク
リップピン61とピボット受部62との嵌合により、リ
フレクタ20は前記球状部61bを支点として上下、左
右に傾動可能とされる。
【0028】また、前記右上位置のブラケット52にも
先端の曲げ部分に穴52aが開設され、この穴52aに
はクリップナット63が嵌入支持される。このクリップ
ナット63は、径方向に弾性変形される一対のクリップ
片を有するクリップ部63aを有しており、かつその内
部に設けたられた軸穴にはねじ条が形成されて雌ネジ6
3bとして構成されている。そして、ブラケット52の
穴52aにクリップ部63aを挿入することにより、ク
リップ片が穴の内縁に嵌合されてクリップナット63が
ブラケット52に固定支持される。そして、前記クリッ
プナット63に対応する位置の灯具ボディ10の背面に
は透孔64が開設され、この透孔64には背面側から上
下エイミングボルト65が挿入される。
先端の曲げ部分に穴52aが開設され、この穴52aに
はクリップナット63が嵌入支持される。このクリップ
ナット63は、径方向に弾性変形される一対のクリップ
片を有するクリップ部63aを有しており、かつその内
部に設けたられた軸穴にはねじ条が形成されて雌ネジ6
3bとして構成されている。そして、ブラケット52の
穴52aにクリップ部63aを挿入することにより、ク
リップ片が穴の内縁に嵌合されてクリップナット63が
ブラケット52に固定支持される。そして、前記クリッ
プナット63に対応する位置の灯具ボディ10の背面に
は透孔64が開設され、この透孔64には背面側から上
下エイミングボルト65が挿入される。
【0029】前記上下エイミングボルト65は、灯具ボ
ディ10の内面側において嵌挿されるスナップワッシャ
66等により灯具ボディ10からの離脱が防止された状
態で軸転可能に軸支され、かつそのネジ部65aは前記
クリップナット63に螺合される。このため、上下エイ
ミングボルト65を灯具ボディ10の背面側から軸転操
作することで、これに螺合されるクリップナット63及
びブラケット52を上下エイミングボルト65の軸方向
に螺進させ、これによりリフレクタ20を前記クリップ
ピン61を支点にして垂直面内で上下に傾動させ、かつ
その傾動角度を調整することが可能となる。
ディ10の内面側において嵌挿されるスナップワッシャ
66等により灯具ボディ10からの離脱が防止された状
態で軸転可能に軸支され、かつそのネジ部65aは前記
クリップナット63に螺合される。このため、上下エイ
ミングボルト65を灯具ボディ10の背面側から軸転操
作することで、これに螺合されるクリップナット63及
びブラケット52を上下エイミングボルト65の軸方向
に螺進させ、これによりリフレクタ20を前記クリップ
ピン61を支点にして垂直面内で上下に傾動させ、かつ
その傾動角度を調整することが可能となる。
【0030】更に、図7(b)に図1のC−C線拡大断
面図を併せて示すように、前記左下位置のブラケット5
3にも穴53aが開設され、この穴53aにはクリップ
ナット67が嵌入支持される。このクリップナット67
の構成は前記クリップナット63と同じであり、このク
リップナット67には前記上下エイミングボルト65と
同様にスナップワッシャ等66により灯具ボディ10に
軸転支持された左右エイミングボルト68が螺合され
る。したがって、この左右エイミングボルト68を軸転
操作することで、これに螺合されるクリップナット67
及びブラケット53を左右エイミングボルト68の軸方
向に螺進させ、これによりリフレクタ20を前記クリッ
プピン61を支点にして水平面内で左右に傾動させ、か
つその傾動角度を調整することが可能となる。なお、本
実施例では、左右エイミングボルト68が配設された灯
具ボディ10の背面には、左右エイミングボルト68の
軸移動量を確認するための目盛板69が設けられてお
り、リフレクタ20の左右方向の基準位置とその偏位量
を目視で確認することができる。
面図を併せて示すように、前記左下位置のブラケット5
3にも穴53aが開設され、この穴53aにはクリップ
ナット67が嵌入支持される。このクリップナット67
の構成は前記クリップナット63と同じであり、このク
リップナット67には前記上下エイミングボルト65と
同様にスナップワッシャ等66により灯具ボディ10に
軸転支持された左右エイミングボルト68が螺合され
る。したがって、この左右エイミングボルト68を軸転
操作することで、これに螺合されるクリップナット67
及びブラケット53を左右エイミングボルト68の軸方
向に螺進させ、これによりリフレクタ20を前記クリッ
プピン61を支点にして水平面内で左右に傾動させ、か
つその傾動角度を調整することが可能となる。なお、本
実施例では、左右エイミングボルト68が配設された灯
具ボディ10の背面には、左右エイミングボルト68の
軸移動量を確認するための目盛板69が設けられてお
り、リフレクタ20の左右方向の基準位置とその偏位量
を目視で確認することができる。
【0031】また、図6に示されているように、前記リ
フレクタ20の前記ブラケット52に近接する部分に
は、リフレクタ20の光軸に沿って後方に向けてステム
54が延出され、このステム54の後端部上には図示を
省略したホルダとネジ等によって水準器55が支持され
る。この水準器55は従来から用いられているものであ
り、円弧状でかつ長さ方向に目盛りが付された密封ガラ
ス管内に着色液体を入れ、その一部に生じている気泡の
移動位置を目盛りによって読み取ることによってその傾
動角度、即ちリフレクタ20の上下方向の傾動角度を検
出するものである。図8に図1のD−D線拡大断面図を
示すように、灯具ボディ10にはこの水準器55が内装
される位置の直上部に円形の窓10bが開口され、この
窓10bを透明なキャップ56で塞ぎ、この透明キャッ
プ56を透して水準器55を灯具ボディ10の外部から
観察できるように構成される。
フレクタ20の前記ブラケット52に近接する部分に
は、リフレクタ20の光軸に沿って後方に向けてステム
54が延出され、このステム54の後端部上には図示を
省略したホルダとネジ等によって水準器55が支持され
る。この水準器55は従来から用いられているものであ
り、円弧状でかつ長さ方向に目盛りが付された密封ガラ
ス管内に着色液体を入れ、その一部に生じている気泡の
移動位置を目盛りによって読み取ることによってその傾
動角度、即ちリフレクタ20の上下方向の傾動角度を検
出するものである。図8に図1のD−D線拡大断面図を
示すように、灯具ボディ10にはこの水準器55が内装
される位置の直上部に円形の窓10bが開口され、この
窓10bを透明なキャップ56で塞ぎ、この透明キャッ
プ56を透して水準器55を灯具ボディ10の外部から
観察できるように構成される。
【0032】更に、前記灯具ボディ10の背面には、図
9(a)に斜視図を、図9(b)にその拡大縦断面図を
それぞれ示すように、灯具ボディ10の内外を通気させ
るための通気口70が設けられる。この通気口70は灯
具ボディ10の背面から後方に円筒部71が突出され、
かつこの円筒部71の内部を円筒部よりも短い長さの隔
板部72により上下に区画している。そして、隔板部7
2によって区画された上部空間においては、灯具ボディ
10の内外を連通させる窓73が灯具ボディ10に開設
されており、かつこの窓73はその中央部に設けた桟7
4によって四分の一円弧状の2つの窓として構成されて
いる。そして、この上部空間内にはフィルタ75を挿入
し、これらの窓73を通気する空気を清浄化するように
構成される。このフィルタ75としては、合成樹脂繊維
にゴムの微粒子をしみ込ませた構造のものが使用され、
自動車の排気ガスに含まれる汚染微粒子を吸着すること
で、これらの汚染微粒子が灯具ボディ内に侵入すること
を防止する。このフィルタ75は前記桟74によって窓
73を通して灯具ボディ10内側に脱落されることが防
止される。
9(a)に斜視図を、図9(b)にその拡大縦断面図を
それぞれ示すように、灯具ボディ10の内外を通気させ
るための通気口70が設けられる。この通気口70は灯
具ボディ10の背面から後方に円筒部71が突出され、
かつこの円筒部71の内部を円筒部よりも短い長さの隔
板部72により上下に区画している。そして、隔板部7
2によって区画された上部空間においては、灯具ボディ
10の内外を連通させる窓73が灯具ボディ10に開設
されており、かつこの窓73はその中央部に設けた桟7
4によって四分の一円弧状の2つの窓として構成されて
いる。そして、この上部空間内にはフィルタ75を挿入
し、これらの窓73を通気する空気を清浄化するように
構成される。このフィルタ75としては、合成樹脂繊維
にゴムの微粒子をしみ込ませた構造のものが使用され、
自動車の排気ガスに含まれる汚染微粒子を吸着すること
で、これらの汚染微粒子が灯具ボディ内に侵入すること
を防止する。このフィルタ75は前記桟74によって窓
73を通して灯具ボディ10内側に脱落されることが防
止される。
【0033】また、隔板部72によって区画された下部
空間においては、円筒部71の円周一部が長さ方向に切
除されたスリット76が設けられる。そして、円筒部7
1の開口には円筒キャップ77が被せられ、前記上下の
各区画された空間がそれぞれ円筒部71の開口を透して
外部に露呈されることを防止している。更に、円筒部7
1の上方個所には、門型をした上カバー78が灯具ボデ
ィ10の背面と一体に形成され、上方からの水滴が円筒
部71に直接付着しないように構成される。また、円筒
部71の下側個所には、屋根型をした下カバー79が灯
具ボディ10の背面と一体に形成され、下方からの水滴
が円筒部71に直接付着し、あるいはスリット76を通
して円筒部71内に侵入することを防止する。
空間においては、円筒部71の円周一部が長さ方向に切
除されたスリット76が設けられる。そして、円筒部7
1の開口には円筒キャップ77が被せられ、前記上下の
各区画された空間がそれぞれ円筒部71の開口を透して
外部に露呈されることを防止している。更に、円筒部7
1の上方個所には、門型をした上カバー78が灯具ボデ
ィ10の背面と一体に形成され、上方からの水滴が円筒
部71に直接付着しないように構成される。また、円筒
部71の下側個所には、屋根型をした下カバー79が灯
具ボディ10の背面と一体に形成され、下方からの水滴
が円筒部71に直接付着し、あるいはスリット76を通
して円筒部71内に侵入することを防止する。
【0034】この通気口70を設けることによって灯室
の内外が通気され、灯室内への水滴の侵入を防止する一
方で灯室内での結露等を防止する。この場合、空気は窓
73,フィルタ75,スリット76を通して通気される
が、このとき隔壁部72によって窓73とスリット76
はラビリング構造とされるため、水分がスリット76か
ら窓73を通して灯具ボディ10内に侵入することを有
効に防止する。また、このときフィルタ75によって汚
染微粒子が灯具ボディ10内に侵入されることも防止さ
れる。
の内外が通気され、灯室内への水滴の侵入を防止する一
方で灯室内での結露等を防止する。この場合、空気は窓
73,フィルタ75,スリット76を通して通気される
が、このとき隔壁部72によって窓73とスリット76
はラビリング構造とされるため、水分がスリット76か
ら窓73を通して灯具ボディ10内に侵入することを有
効に防止する。また、このときフィルタ75によって汚
染微粒子が灯具ボディ10内に侵入されることも防止さ
れる。
【0035】一方、前記灯具ボディ10とレンズ11と
で画成された灯室12内には、エクステンションリフレ
クタ80が配設される。このエクステンションリフレク
タ80は図10に斜視図を示すように、樹脂を一体成形
した上で、その表面にアルミニウムを塗布し、或いは蒸
着した構成とされる。また、下面には取付片81を一体
に突設し、上面には係止片82を一体に突設している。
そして、このエクステンションリフレクタ80は灯具ボ
ディ内の灯室12内に内装され、図3に示したように、
取付片81をネジ83によりレンズ11に固定し、係止
片82をレンズ11の一部に設けた係止部11bに係止
させることで、レンズ11に一体的に取着する。
で画成された灯室12内には、エクステンションリフレ
クタ80が配設される。このエクステンションリフレク
タ80は図10に斜視図を示すように、樹脂を一体成形
した上で、その表面にアルミニウムを塗布し、或いは蒸
着した構成とされる。また、下面には取付片81を一体
に突設し、上面には係止片82を一体に突設している。
そして、このエクステンションリフレクタ80は灯具ボ
ディ内の灯室12内に内装され、図3に示したように、
取付片81をネジ83によりレンズ11に固定し、係止
片82をレンズ11の一部に設けた係止部11bに係止
させることで、レンズ11に一体的に取着する。
【0036】前記エクステンションリフレクタ80は、
前記した3個のランプの全域にわたって設けられてお
り、そのうちロービームランプとハイビームランプの領
域に相当する部分80H,80Lは枠状に形成されてお
り、これらの枠状部80H,80Lは前記リフレクタ2
0とレンズ11との間に延在され、リフレクタ20の周
囲部分に黒色の灯具ボディ10の内面がレンズ11を通
して灯具の外部から露見されないように、この部分を覆
い隠すように配置される。この場合、エクステンション
リフレクタ80は、前記したようにリフレクタ20がエ
イミング調整機構によって上下、左右にそれぞれ傾動さ
れた場合でも、リフレクタ20とエクステンションリフ
レクタ80が相互に干渉されることがないように形状、
寸法、配設位置が設定される。
前記した3個のランプの全域にわたって設けられてお
り、そのうちロービームランプとハイビームランプの領
域に相当する部分80H,80Lは枠状に形成されてお
り、これらの枠状部80H,80Lは前記リフレクタ2
0とレンズ11との間に延在され、リフレクタ20の周
囲部分に黒色の灯具ボディ10の内面がレンズ11を通
して灯具の外部から露見されないように、この部分を覆
い隠すように配置される。この場合、エクステンション
リフレクタ80は、前記したようにリフレクタ20がエ
イミング調整機構によって上下、左右にそれぞれ傾動さ
れた場合でも、リフレクタ20とエクステンションリフ
レクタ80が相互に干渉されることがないように形状、
寸法、配設位置が設定される。
【0037】また、エクステンションリフレクタ80の
サイドマーカランプSLの領域に相当する部分80S
は、図2に示したように、この部分においてサイドマー
カランプSLのリフレクタ84として構成されている。
即ち、サイドマーカランプSLにおいては、エクステン
ションリフレクタ80が所要の配光特性となるようなリ
フレクタ84として形成されており、その一部85は隣
接するロービームランプLLとの区画を行うための隔壁
部としてレンズ内面に近接される位置にまで延長され、
他の部分86は灯具ボディ10の内面に沿って延設され
る。そして、このリフレクタ84の一部において灯具ボ
ディ10及びリフレクタ84を通して電球取付穴87が
開口され、ここに電球ソケット23Sを取着している。
この取着構造としては、例えば図示は省略するが、電球
取付穴87をバヨネット穴とし、電球ソケット23Sに
バヨネット片を一体に設け、これらバヨネット穴とバヨ
ネット片との係合により電球ソケット23Sを電球取付
穴87に対して着脱可能に取着する構成がとられる。そ
して、この電球ソケット23Sにより電球16Sをサイ
ドマーカランプ部内に支持している。
サイドマーカランプSLの領域に相当する部分80S
は、図2に示したように、この部分においてサイドマー
カランプSLのリフレクタ84として構成されている。
即ち、サイドマーカランプSLにおいては、エクステン
ションリフレクタ80が所要の配光特性となるようなリ
フレクタ84として形成されており、その一部85は隣
接するロービームランプLLとの区画を行うための隔壁
部としてレンズ内面に近接される位置にまで延長され、
他の部分86は灯具ボディ10の内面に沿って延設され
る。そして、このリフレクタ84の一部において灯具ボ
ディ10及びリフレクタ84を通して電球取付穴87が
開口され、ここに電球ソケット23Sを取着している。
この取着構造としては、例えば図示は省略するが、電球
取付穴87をバヨネット穴とし、電球ソケット23Sに
バヨネット片を一体に設け、これらバヨネット穴とバヨ
ネット片との係合により電球ソケット23Sを電球取付
穴87に対して着脱可能に取着する構成がとられる。そ
して、この電球ソケット23Sにより電球16Sをサイ
ドマーカランプ部内に支持している。
【0038】この構造では、3個のランプHL,LL,
SLを一体化しているのにもかかわらず、ハイビームラ
ンプHLとロービームランプLLとで共通の1つのリフ
レクタ20と、サイドマーカランプSLのリフレクタと
各ランプのエクステンションリフレクタとで共通の1つ
のエクステンションリフレクタ80の、結果として2つ
の部品で前照灯の全てのリフレクタ及びエクステンショ
ンリフレクタを構成することができる。そして、サイド
マーカランプSLのリフレクタ84を灯具ボディ10に
組み付けたときには、これは即ちエクステンションリフ
レクタ80を灯具ボディ10に組み付けることになる。
したがって、その後には単に各ビームランプHL,LL
の共通リフレクタ20を灯具ボディ10内に組み付ける
ことで、各リフレクタ20,80の組み付けが完了で
き、組付作業を簡略なものにできる。また、サイドマー
カランプSLのリフレクタ84とエクステンションリフ
レクタ80の成形、アルミニウム塗装等は全て同時に行
われるため、製造工程を削減し、製造の容易化も実現で
きる。
SLを一体化しているのにもかかわらず、ハイビームラ
ンプHLとロービームランプLLとで共通の1つのリフ
レクタ20と、サイドマーカランプSLのリフレクタと
各ランプのエクステンションリフレクタとで共通の1つ
のエクステンションリフレクタ80の、結果として2つ
の部品で前照灯の全てのリフレクタ及びエクステンショ
ンリフレクタを構成することができる。そして、サイド
マーカランプSLのリフレクタ84を灯具ボディ10に
組み付けたときには、これは即ちエクステンションリフ
レクタ80を灯具ボディ10に組み付けることになる。
したがって、その後には単に各ビームランプHL,LL
の共通リフレクタ20を灯具ボディ10内に組み付ける
ことで、各リフレクタ20,80の組み付けが完了で
き、組付作業を簡略なものにできる。また、サイドマー
カランプSLのリフレクタ84とエクステンションリフ
レクタ80の成形、アルミニウム塗装等は全て同時に行
われるため、製造工程を削減し、製造の容易化も実現で
きる。
【0039】また、前記サイドマーカランプSLのリフ
レクタ84の一部を構成する隔壁部85の内面には断面
形状が鋸歯状をした複数本の突条85aが形成されてお
り、これらで特定反射部88が形成される。そして、電
球16Sから射出された光の一部をこの特定反射部88
により側方、即ち車体の側部にまで延長されている所謂
レンズ11の回込部11Aに相当するレンズ領域に向け
て反射させるように構成される。
レクタ84の一部を構成する隔壁部85の内面には断面
形状が鋸歯状をした複数本の突条85aが形成されてお
り、これらで特定反射部88が形成される。そして、電
球16Sから射出された光の一部をこの特定反射部88
により側方、即ち車体の側部にまで延長されている所謂
レンズ11の回込部11Aに相当するレンズ領域に向け
て反射させるように構成される。
【0040】これにより、電球16Sが点灯されたとき
には、電球16Sから射出された光の一部は特定反射部
88においてレンズの側方、即ち電球16Sから遠い側
に位置される回込部のレンズ領域11Aに投射されるよ
うになる。したがって、レンズ領域11Aは光エネルギ
によって温度が上昇される状態となり、電球に近い他の
レンズ領域に比較して相対的に温度低下されることが防
止され、この回込部のレンズ領域11Aにおいて灯室内
の空気が冷却されてレンズ表面に結露してレンズが曇る
ことが防止される。これにより、結露によってサイドマ
ーカランプの光透過量が低下されて、その配光特性が劣
化されることはなく、また灯具の外観上の見栄えの低下
も防止される。
には、電球16Sから射出された光の一部は特定反射部
88においてレンズの側方、即ち電球16Sから遠い側
に位置される回込部のレンズ領域11Aに投射されるよ
うになる。したがって、レンズ領域11Aは光エネルギ
によって温度が上昇される状態となり、電球に近い他の
レンズ領域に比較して相対的に温度低下されることが防
止され、この回込部のレンズ領域11Aにおいて灯室内
の空気が冷却されてレンズ表面に結露してレンズが曇る
ことが防止される。これにより、結露によってサイドマ
ーカランプの光透過量が低下されて、その配光特性が劣
化されることはなく、また灯具の外観上の見栄えの低下
も防止される。
【0041】なお、前記実施例では、防水カバーをリフ
レクタに設けたソケット支持部の外周面と灯具ボディの
開口とを防水する構成の例を示しているが、リフレクタ
に取着した電球ソケットの外周面と灯具ボディの開口と
の間を防水する構成にも本発明を適用することができ、
この場合には防水カバーの内縁部は電球ソケットの外周
面に密接される構成となる。
レクタに設けたソケット支持部の外周面と灯具ボディの
開口とを防水する構成の例を示しているが、リフレクタ
に取着した電球ソケットの外周面と灯具ボディの開口と
の間を防水する構成にも本発明を適用することができ、
この場合には防水カバーの内縁部は電球ソケットの外周
面に密接される構成となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、防水カバ
ーの内縁部が電球ソケット等の周面に密接され、その外
縁部が灯具ボディに設けた立壁を内外から挟み込むよう
に嵌合されて立壁に密接されるので、取着後の防水カバ
ーが弾性復帰されたときにも外縁部の変形が抑制され、
立壁と外縁部との密接状態が確保され、高い防水性を得
ることが可能となる。また、防水カバーの外縁部は内径
部と外径部を連結部で連結した断面がコ字状に形成さ
れ、これら内径部と外径部との間に立壁を挟持するよう
に嵌合させて外縁部を取着するので、防水カバーの装着
が容易となり、かつ立壁の三方が外縁部により包囲され
ることになり、防水性が更に高められる。
ーの内縁部が電球ソケット等の周面に密接され、その外
縁部が灯具ボディに設けた立壁を内外から挟み込むよう
に嵌合されて立壁に密接されるので、取着後の防水カバ
ーが弾性復帰されたときにも外縁部の変形が抑制され、
立壁と外縁部との密接状態が確保され、高い防水性を得
ることが可能となる。また、防水カバーの外縁部は内径
部と外径部を連結部で連結した断面がコ字状に形成さ
れ、これら内径部と外径部との間に立壁を挟持するよう
に嵌合させて外縁部を取着するので、防水カバーの装着
が容易となり、かつ立壁の三方が外縁部により包囲され
ることになり、防水性が更に高められる。
【0043】更に、立壁の内周面の一部に設けた係合突
条と、外縁部の内径部に設けた係止部とを開口の軸線方
向に係合されるため、防水カバーの外縁部が立壁から脱
落されることや両者の嵌合状態が阻害されることがな
く、防水性を更に高めることができる。特に、係合突条
と係止部とを開口の内部側のみに位置されるように形成
することで、中帯部を開口の内部側に配設することが可
能となり、エイミング調整によってリフレクタと共に電
球ソケットが傾動された場合でも、電球のコネクタ部が
防水カバーに干渉され難くなり、スムーズな動作を確保
することができるとともに、防水カバーの外縁部を立壁
に嵌合する際には、外縁部の内径部を内径方向に向けて
弾性変形させれば係合突条と係止部とを直ちに係合状態
にすることができ、防水カバーの装着が容易となる。
条と、外縁部の内径部に設けた係止部とを開口の軸線方
向に係合されるため、防水カバーの外縁部が立壁から脱
落されることや両者の嵌合状態が阻害されることがな
く、防水性を更に高めることができる。特に、係合突条
と係止部とを開口の内部側のみに位置されるように形成
することで、中帯部を開口の内部側に配設することが可
能となり、エイミング調整によってリフレクタと共に電
球ソケットが傾動された場合でも、電球のコネクタ部が
防水カバーに干渉され難くなり、スムーズな動作を確保
することができるとともに、防水カバーの外縁部を立壁
に嵌合する際には、外縁部の内径部を内径方向に向けて
弾性変形させれば係合突条と係止部とを直ちに係合状態
にすることができ、防水カバーの装着が容易となる。
【図1】本発明の車両用灯具の一実施例の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の一部を破断した平面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】防水カバーの一部破断斜視図とその要部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図5】シェードの部分分解斜視図である。
【図6】リフレクタの背面の要部の部分分解斜視図であ
る。
る。
【図7】図1のB−B線、C−C線の各拡大断面図であ
る。
る。
【図8】図1のD−D線拡大断面図である。
【図9】通気口の斜視図とその拡大縦断面図である。
【図10】エクステンションリフレクタの斜視図であ
る。
る。
【図11】従来の防水カバーを有するランプの一例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図12】従来の防水カバーの嵌合部の一例を示す断面
図とその不具合を示す断面図である。
図とその不具合を示す断面図である。
10 灯具ボディ 11 レンズ 15 開口 17 立壁 17a 係合突条 20 リフレクタ 22 ソケット取付部 23 電球ソケット 30 防水カバー 31 内縁部 33 中帯部 34 外縁部 35 内径部 36 外径部 37 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−95703(JP,U) 実開 昭59−84703(JP,U) 実開 昭63−23707(JP,U) 実開 昭54−128237(JP,U) 実開 平5−75909(JP,U) 実開 平6−68212(JP,U) 実開 昭63−4003(JP,U) 実開 昭60−26108(JP,U) 実開 昭59−84702(JP,U) 実開 昭59−173902(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21M 7/00 F21M 3/02 F21Q 1/00 F21V 31/00
Claims (1)
- 【請求項1】 灯具ボディ内にリフレクタを内装し、か
つこの灯具ボディには前記リフレクタに支持された電球
ソケットを挿通させるための開口を有し、この開口を防
水するための防水カバーを備える車両用灯具において、
前記開口の周縁に沿って筒状の立壁を設け、前記防水カ
バーは環状の液密性弾性材で形成され、その内縁部で前
記リフレクタ或いは電球ソケットの周面に密接され、そ
の外縁部において前記立壁を内外から挟み込むように嵌
合されて前記立壁に密接される構成とされ、かつ前記防
水カバーの前記外縁部は内径部と外径部を連結部で連結
した断面がコ字状に形成され、前記内径部と外径部との
間に前記立壁を挟持するように嵌合され、前記立壁の内
周面のみに内径方向に突出される環状の係合突条が設け
られ、前記防水カバーの外縁部の内径部には前記係合突
条に係合される係止部が設けられ、これら係合突条と係
止部とが開口の軸穴方向に係合されることを特徴とする
車両用灯具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6064413A JP2965849B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 車両用灯具 |
US08/399,464 US5611612A (en) | 1994-03-09 | 1995-03-07 | Vehicular lamp having waterproof cover |
CN95103296A CN1079929C (zh) | 1994-03-09 | 1995-03-09 | 带防水罩的车灯 |
DE19508471A DE19508471C2 (de) | 1994-03-09 | 1995-03-09 | Fahrzeugscheinwerfer mit einer wasserdichten Abdeckung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6064413A JP2965849B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07249305A JPH07249305A (ja) | 1995-09-26 |
JP2965849B2 true JP2965849B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13257591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6064413A Expired - Fee Related JP2965849B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 車両用灯具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5611612A (ja) |
JP (1) | JP2965849B2 (ja) |
CN (1) | CN1079929C (ja) |
DE (1) | DE19508471C2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE19519654A1 (de) * | 1995-05-30 | 1996-12-05 | Bosch Gmbh Robert | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
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US6210014B1 (en) | 1997-01-21 | 2001-04-03 | Gore Enterprise Holdings, Inc. | System for reducing condensation in enclosed lamp housings |
US6062709A (en) * | 1997-01-30 | 2000-05-16 | North American Lighting, Inc. | Bulb retainer for adjustable lamp assembly |
EP0859188A3 (de) * | 1997-02-12 | 1999-09-08 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Scheinwerferbetauungsschutz |
DE59814113D1 (de) * | 1997-08-22 | 2007-12-13 | Automotive Lighting Reutlingen | Beleuchtungseinrichtung für Fahrzeuge |
JP3308474B2 (ja) | 1997-09-02 | 2002-07-29 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP3245099B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2002-01-07 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP3256473B2 (ja) | 1997-09-04 | 2002-02-12 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP3128623B2 (ja) * | 1997-10-01 | 2001-01-29 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用ヘッドランプ |
JP3961652B2 (ja) * | 1997-12-03 | 2007-08-22 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用前照灯 |
JP2000149639A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-05-30 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用前照灯 |
JP2000149638A (ja) | 1998-11-16 | 2000-05-30 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用前照灯 |
US6206546B1 (en) * | 1999-01-27 | 2001-03-27 | Greenlee Lighting | Light fixture with improved sealing features |
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US6637922B2 (en) * | 2001-10-26 | 2003-10-28 | Demax Enterprise Co., Ltd. | Brightness enhanced head lamp apparatus |
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DE10342168B4 (de) * | 2003-09-12 | 2015-11-19 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Befestigungsvorrichtung für ein in einer Mulde eines Karosserieteiles aufgenommenes Bauteil |
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