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JP2724388B2 - スピンドルモータのロータの加工方法 - Google Patents

スピンドルモータのロータの加工方法

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JP2724388B2
JP2724388B2 JP2228076A JP22807690A JP2724388B2 JP 2724388 B2 JP2724388 B2 JP 2724388B2 JP 2228076 A JP2228076 A JP 2228076A JP 22807690 A JP22807690 A JP 22807690A JP 2724388 B2 JP2724388 B2 JP 2724388B2
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JP
Japan
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rotor
yoke
mounting surface
spindle motor
peripheral surface
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JP2228076A
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智志 中島
和人 宮嶋
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Nidec Corp
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Nidec Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スピンドルモータのロータの加工方法に関
する。
従来技術及びその課題 従来、主としてディスク(磁気ディスク、光ディス
ク)等を回転させるために使用される一般にスピンドル
モータと呼ばれるモータがある。
このスピンドルモータ(図示省略)は、スピンドルモ
ータ全体を磁気又は光ディスク装置(図示省略)に支持
する固定フレームと、ディスク(図示省略)が装着され
るディスク装着面を有し固定フレームに軸を介して回転
自在に具えられたロータと、固定フレームに具えられた
電機子と対向してロータの内周に設けられた磁石とを有
している。磁石は鉄製のヨークを介してロータの内周に
具えられている。ヨークは磁石の磁気漏洩防止の役目を
している。
このロータは、全体がアルミ鍛造によって成形された
後、切削機械(例えば、旋盤)のチャックの3本の爪に
チャッキングされ、外周に切削加工が施され、所望の寸
法に仕上げられるようになっている。
ところが、スピンドルモータを軽量、小型にするた
め、ロータは、肉厚が薄くなっており、チャッキングさ
せられたとき、3本の爪のチャッキング力によって変形
させられた状態で切削されることがある。このため、デ
ィスク装着面は第8図のグラフに示すように波状の凹凸
面になることがある。第8図は、平面度を測定する測定
器の測定子をディスク装着面に接触させたままの状態で
ロータを1回転させて測定した、ディスク装着面の凹凸
状態を示すグラフである。
この結果、このようなロータを具えたスピンドルモー
タは、ディスク装着面に装着されたディスクが凹凸状の
ディスク装着面に倣って変形しディスク装置の書込、読
取りが不正確になるという問題点を有している。特に、
最近のディスクの厚みは薄くなる傾向にあり、ディスク
の変形が顕著に現われる。
そこで、このような問題点に対処するロータの加工方
法として、ロータに捨てボスを設け、チャッキング力に
よる影響を少なくした次の加工順序による加工方法があ
る。
先ず、ロータ11(第5図参照)の捨ボス12を、切削機
械(例えば、旋盤)の爪13,13(爪は、通常3本ある
が、便宜的に2本のみ図示)にチャッキングさせる。
ロータ11の外周面14,15,16と、ディスク装着面17とを
平坦に切削する。
ロータ11を爪13,13から外し、向きを変えてから、孔1
8を他の切削機械の爪23,23の外周にチャッキングさせる
(第6図参照)。
捨ボス12を切除する。
最後に、ロータ内周面19に鉄製のヨーク20を圧入又は
接着剤によって固定する(第7図参照)。
この様な加工方法によれば、ディスク装着面を比較的
平坦に仕上げることができるが、次の様な別の問題点を
有している。
捨ボス12を設けるため、アルミ素材の有効利用を図る
ことができない。
切削機械が2台必要である。
課題を解決するための手段 本発明は、ディスク装着面を有し固定フレームに軸を
介して回転自在に具えられたロータの内周面にリング状
のヨークが固定されたスピンドルモータのロータの加工
方法を提供するもので、前記ロータの内周面に前記ヨー
クを固定した後、前記ヨークの内周面又はヨークが装着
されたロータの外周面をチャッキングして前記ディスク
装着面に切削加工を施すことを特徴とする加工方法であ
る。
作用 ロータの内周面に固定したヨークの内周面又はヨーク
が装着されたロータの外周面がチャッキングされた状態
で、ロータのディスク装着面は切削加工される。
従って、チャッキングされるロータの部分がヨークに
よって補強されているため、チャッキングによる変形が
ロータに生じるようなことはない。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
磁気ディスクスピンドルモータ30(第1図参照)は、
磁気ディスク装置Aに取付けられる固定フレーム31と、
磁気ディスクD,Dが装着されるロータ32と、固定フレー
ム31に圧入された軸33と、軸33に対してロータ32を回転
自在に支持する一対のボールベアリング34,35とを有し
ている。
ロータ32の内周面40と磁石37との間には磁石の磁気漏
洩防止用のヨーク41が設けられている。ヨーク41は、鉄
製であり、全体的にはリング形状をしており、断面はL
字形状になっている。
磁気ディスクDは、ねじ60,60によってクランパー61
を介してロータ32に設けられている。2枚の磁気ディス
クD,D間にはスペーサ62が具えられている。
モータ30は、固定フレーム31に具えられた電機子36
と、ロータ32の内側に設けられた磁石37との磁気作用に
よって、ロータ32のディスク装着面に装着された磁気デ
ィスクD,Dをロータ32とともに回転させることができ
る。
ロータ32の加工は、次の順序によって行なわれる。
全体をアルミ鍛造によって成形されたロータ32の内周
面40に、ヨーク41を圧入又は接着剤によって固定する
(第2図参照)。
ヨーク41の内周面42を切削機械(例えば、旋盤)の3
本の爪50,50,50(1本は図示省略)でチャッキングする
(第3図参照)。なお、ロータ32のヨーク装着部の外周
面47をチャッキングさせてもよい。
ロータ32の外周面43,44,45、ディスク装着面39、ベア
リング34,35が圧入される孔46の内周をそれぞれ切削す
る。
従って、以上の加工方法によると、ロータ32のチャッ
キングされる部分が、鉄製のヨーク41によって補強され
るため、ディスク装着面39の肉厚が薄くても、チャッキ
ングによる歪みがディスク装着面39に生じるようなこと
がなく、ディスク装着面39を平坦且つ滑らかに加工する
ことができる(第4図参照)。
第4図は、平面度を測定する測定器の測定子をディス
ク装着面39に接触させたままの状態でロータ32を1回転
させて測定した、ディスク装着面39の凹凸状態を示すグ
ラフである。(もし、ディスク装着面が完全に平坦でう
ねりがない場合は、真円になる。)。
なお、ヨーク41は断面がL字形状になっているため、
チャッキングによる歪みが生じにくくなっている。
又、ヨークの内周面42をチャッキングしてロータ32に
加工を施した場合は、ヨーク41の内周面42を基準面にし
た切削加工を行なうことになり、ロータ32を軸33に組込
んだとき、磁石37と電機子36との間の隙間Sを全周に渡
って均一にすることができ、ロータ32に回転むらが生じ
ないという利点もある。
発明の効果 本発明のスピンドルモータのロータの加工方法による
と次の効果を奏する。
ディスク装着面の肉厚は薄くても、鉄製のヨークによ
って補強されるため、ロータをチャッキングした際、デ
ィスク装着面に殆ど歪みが生じることがない。この結
果、ディスク装着表面を平坦、且つ、うねりが生じない
ように加工することができる。
捨ボス部を設ける必要がなくなり、素材の有効利用を
図ることができる。
ロータを切削機械に一度チャッキングさせると、その
ままの状態で最後まで加工できるため、従来と異なっ
て、加工の途中において、ロータを切削機械から外し、
他の切削機械にチャッキングする必要がなくなる。従っ
て、加工能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加工方法によって加工されたロータを
有するスピンドルモータの軸に沿った断面図、第2図、
第3図はロータの加工方法の説明図、第4図はロータの
ディスク装着面の凹凸状態を示すグラフである。さら
に、第5図乃至第7図はロータの従来の加工方法の説明
図、第8図はロータのディスク装着面の凹凸状態を示す
グラフである。 D……磁気ディスク(ディスク) 30……磁気ディスクスピンドルモータ(スピンドルモー
タ)、31……固定フレーム 32……ロータ、33……軸 39……ディスク装着面 40……ロータの内周面 41……ヨーク、42……ヨークの内周面 47……ロータの外周面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク装着面を有し固定フレームに軸を
    介して回転自在に具えられたロータの内周面にリング状
    のヨークが固定されたスピンドルモータの加工方法であ
    って、 前記ロータの内周面に前記ヨークを固定した後、前記ヨ
    ークの内周面又はヨークが装着されたロータの外周面を
    チャッキングして前記ディスク装着面に切削加工を施す
    ことを特徴とする、 スピンドルモータのロータの加工方法。
JP2228076A 1990-08-31 1990-08-31 スピンドルモータのロータの加工方法 Expired - Fee Related JP2724388B2 (ja)

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