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JP2721134B2 - 回転式扉の開放状態保持装置 - Google Patents

回転式扉の開放状態保持装置

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Publication number
JP2721134B2
JP2721134B2 JP7155050A JP15505095A JP2721134B2 JP 2721134 B2 JP2721134 B2 JP 2721134B2 JP 7155050 A JP7155050 A JP 7155050A JP 15505095 A JP15505095 A JP 15505095A JP 2721134 B2 JP2721134 B2 JP 2721134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
case
holding device
open state
rotary door
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7155050A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH094306A (ja
Inventor
圓藏 出向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DOAACHETSUKU SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON DOAACHETSUKU SEIZO KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP7155050A priority Critical patent/JP2721134B2/ja
Publication of JPH094306A publication Critical patent/JPH094306A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上端が床面と面一状と
なるように床に埋設され回転式扉を開放させた状態にお
いて床面から回転子を突出させて回転式扉の閉動を止め
るようにした回転式扉の開放状態保持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種回転式扉の開放状態保持装
置としては例えば図6〜図10に示すように構成されたも
のが知られている。
【0003】以下、この従来の回転式扉の開放状態保持
装置について説明すると、ケース1に対して水平軸2に
より枢支されケース1内に収まった状態とケース1から
上方に突出する状態との間で180度の範囲で回転自在
なほぼ半円形の回転子3を備え、前記ケース1を外ケー
ス4に収納した状態でこの回転式扉の開放状態保持装置
を床5の所定位置に埋め込んでおき、回転式扉6を開放
状態にさせたいときに開かれた回転式扉6の下端外面に
前記回転子3が当接するように回転子3を回転させてケ
ース1および床5面から上方に突出させるようになって
いる。
【0004】さらに詳しくは、前記回転子3をケース1
内に収まった状態とケース1から上方に突出する状態と
の間で回転させる操作は手で行ない、回転子3の突出始
端側である一端側を重くしていることから回転子3を1
80度回転させてケース1から上方に突出させたときに
その姿勢を保持し得るようになっている。なお、ケース
1内に収まった回転子3をケース1から突出させる際、
回転子3の他端側の軽くなっている上面を指で押さえる
ことにより回転子3の一端側がケース1から上方に突出
し、その部分を指でつまんで回転子3を回転させるので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回転式扉の開放状態保持装置にあっては、回転子3
がケース1内に収まった状態において、回転子3の他端
側の軽くなっている上面にハイヒールの踵が載ると、ハ
イヒールの踵がケース1内に入り込み、踵が切損した
り、さらには足をくじったりするなどの問題があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、回転子がケース内に収まった状態において、回転子
の他端側上面にハイヒールの踵が載っても、ハイヒール
の踵がケース内に入り込むようなことなく、安全性の高
い回転式扉の開放状態保持装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、上端が床面と面一状となるように床に埋設
され回転式扉を開放させた状態において床面からほぼ半
円形の回転子を突出させて回転式扉の閉動を止めるよう
にした回転式扉の開放状態保持装置であって、回転子の
ほぼ半円形の外周面の両端部は切除されて段部が形成さ
れ、回転子を水平軸により枢支して収納するケース内に
は下端が水平軸により枢支されてなるロック部材を設け
るとともに、このロック部材は爪が前記回転子の一端側
または他端側の段部に係止する方向にばねにより付勢さ
れ、前記回転子がケース内に収まり突出しない状態にお
いて回転子の一端側の段部が前記ケース内に設けられた
ロック部材の爪に係止するとともに、回転子の他端側の
段部が前記ケースの上端内面に形成された段部に係止し
て回転子の回転を止め、また前記回転子がケースから上
方に完全に突出した状態において回転子の他端側の段部
がロック部材の爪に係止するとともに、回転子の一端側
の段部が前記ケースの上端に当接して回転子の回転を止
めるように構成してなる回転式扉の開放状態保持装置を
要旨とするものである。
【0008】
【作用】この構成により、回転子がケース内に収まった
状態において一端側の段部にロック部材の爪が係止して
いるので、回転子の他端側上面にハイヒールの踵が載っ
ても、ハイヒールの踵がケース内に入り込むようなこと
なく、安全性の高い回転式扉の開放状態保持装置を提供
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図5において、11はケース12上
端部においてケース12に水平軸13により枢支されケース
12内に収まった状態とケース12から上方に突出する状態
との間で180度の範囲で回転自在なほぼ半円形の回転
子である。前記回転子11は突出始端側である一端側を重
くしていることから回転子11を180度回転させてケー
ス12から上方に突出させたときにその姿勢を保持し得る
ようになっている。また、回転子11のほぼ半円形の外周
面の両端部は薄い厚みで切除されて段部14,15が形成さ
れている。
【0010】前記ケース12内には前記回転子11がケース
12内に収まった状態およびケース12から上方に完全に突
出した状態とにおいて回転子11の一端側の段部14および
他端側の段部15に係止する爪16を備え、回転子11の回転
を止めるロック部材17が設けられている。このロック部
材17は下端が水平軸18により枢支され、ケース12内面と
の間に介在されたコイルばね19により前記爪16が段部14
や段部15と係止する方向に付勢されている。従って、回
転子11がケース12内に収まった状態において一端側の段
部14にロック部材17の爪16が係止し、また回転子11がケ
ース12から上方に完全に突出した状態において他端側の
段部15にロック部材17の爪16が係止して、ロックを解除
しないかぎりそれぞれの姿勢を保持するようになってい
る。なお、回転子11がケース12内に収まり一端側の段部
14にロック部材17の爪16が係止した状態において他端側
の段部15はケース12の上端内面の段部20に係止する。ま
た、回転子11がケース12から上方に完全に突出し他端側
の段部15にロック部材17の爪16が係止した状態において
一端側の段部14はケース12の上端に当接する。
【0011】前記ケース12は外ケース21に収納された状
態でこの回転式扉の開放状態保持装置は床22の所定位置
に埋め込まれ、回転式扉23を開放状態にさせたいときに
開かれた回転式扉23の下端外面に前記回転子11が当接す
るように回転子11を回転させてケース12および床22面か
ら上方に突出させて使用するようになっている。
【0012】なお、前記回転子11の一側面、即ち前記回
転式扉23の下端外面との当接面にはゴムなどの弾性材24
が装着されている。ロック部材17の上端にはロック解除
時に使用されるコインなどを差し込むための凹部25が形
成されている。
【0013】上記構成において、回転子11をケース12お
よび床21面から上方に突出させるときは、ロック部材17
の上端の凹部25にコインなどを差し込んで回転子11の一
端側の段部14に対するロック部材17の爪16の係止を解除
し、その状態で回転子11の他端側上面を指で押さえるこ
とにより回転子11の一端側がケース12から上方に突出
し、その部分を指でつまんで回転子11を180度回転さ
せれば良い。ケース12から上方に突出している回転子11
をケース12内に収めるときも、ロック部材17の上端の凹
部25にコインなどを差し込み、回転子11の他端側の段部
15に対するロック部材17の爪16の係止を解除し、回転子
11を指でつまんで180度回転させれば良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転子が
ケース内に収まった状態において一端側の段部にロック
部材の爪が係止しているので、回転子の他端側上面にハ
イヒールの踵が載っても、ハイヒールの踵がケース内に
入り込むようなことなく、安全性の高い回転式扉の開放
状態保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転式扉の開放状態
保持装置の分解斜視図である。
【図2】同回転式扉の開放状態保持装置の完成状態を示
す斜視図である。
【図3】同回転式扉の開放状態保持装置を床に埋め込ん
だ状態を示す断面図である。
【図4】同回転式扉の開放状態保持装置を床に埋め込み
回転子をケースから上方に突出させた状態を示す断面図
である。
【図5】同回転式扉の開放状態保持装置の回転子に回転
式扉の下端外面が当接した状態を示す斜視図である。
【図6】従来例における回転式扉の開放状態保持装置の
分解斜視図である。
【図7】同回転式扉の開放状態保持装置の完成状態を示
す斜視図である。
【図8】同回転式扉の開放状態保持装置を床に埋め込ん
だ状態を示す断面図である。
【図9】同回転式扉の開放状態保持装置を床に埋め込み
回転子をケースから上方に突出させた状態を示す断面図
である。
【図10】同回転式扉の開放状態保持装置の回転子に回
転式扉の下端外面が当接した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 回転子 12 ケース 13 水平軸 14,15 段部 16 爪 17 ロック部材 18 水平軸 19 コイルばね 20 段部 23 回転式扉 24 弾性材 25 凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が床面と面一状となるように床に埋
    設され回転式扉を開放させた状態において床面からほぼ
    半円形の回転子を突出させて回転式扉の閉動を止めるよ
    うにした回転式扉の開放状態保持装置であって、回転子
    のほぼ半円形の外周面の両端部は切除されて段部が形成
    され、回転子を水平軸により枢支して収納するケース内
    には下端が水平軸により枢支されてなるロック部材を設
    けるとともに、このロック部材は爪が前記回転子の一端
    側または他端側の段部に係止する方向にばねにより付勢
    され、前記回転子がケース内に収まり突出しない状態に
    おいて回転子の一端側の段部が前記ケース内に設けられ
    たロック部材の爪に係止するとともに、回転子の他端側
    の段部が前記ケースの上端内面に形成された段部に係止
    して回転子の回転を止め、また前記回転子がケースから
    上方に完全に突出した状態において回転子の他端側の段
    部がロック部材の爪に係止するとともに、回転子の一端
    側の段部が前記ケースの上端に当接して回転子の回転を
    止めるように構成してなることを特徴とする回転式扉の
    開放状態保持装置。
JP7155050A 1995-06-22 1995-06-22 回転式扉の開放状態保持装置 Expired - Lifetime JP2721134B2 (ja)

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JP7155050A JP2721134B2 (ja) 1995-06-22 1995-06-22 回転式扉の開放状態保持装置

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JP7155050A JP2721134B2 (ja) 1995-06-22 1995-06-22 回転式扉の開放状態保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH094306A JPH094306A (ja) 1997-01-07
JP2721134B2 true JP2721134B2 (ja) 1998-03-04

Family

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JP7155050A Expired - Lifetime JP2721134B2 (ja) 1995-06-22 1995-06-22 回転式扉の開放状態保持装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4958716B2 (ja) * 2007-10-10 2012-06-20 千蔵工業株式会社 回転式扉の開放保持装置
CN109113469A (zh) * 2018-07-20 2019-01-01 上海华力微电子有限公司 门开启固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608353U (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 株式会社長谷工コーポレーション 建具の引手
JPS6159751U (ja) * 1984-09-26 1986-04-22

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JPH094306A (ja) 1997-01-07

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