JP2711572B2 - 型枠建込み工法 - Google Patents
型枠建込み工法Info
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- JP2711572B2 JP2711572B2 JP20882589A JP20882589A JP2711572B2 JP 2711572 B2 JP2711572 B2 JP 2711572B2 JP 20882589 A JP20882589 A JP 20882589A JP 20882589 A JP20882589 A JP 20882589A JP 2711572 B2 JP2711572 B2 JP 2711572B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特にRC(鉄筋コンクリート)造またはSRC
(鉄骨鉄筋コンクリート)造の躯体の、特に柱のような
角部を有するコンクリート躯体を打設するための型枠の
建込み工法に関するものである。
(鉄骨鉄筋コンクリート)造の躯体の、特に柱のような
角部を有するコンクリート躯体を打設するための型枠の
建込み工法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の型枠の建込みは、第5図に示すよう
に、柱筋15並びにフープ16等を配筋した後、その周囲に
合板パネル等の型枠17を建込み、該型枠17の外側に丸パ
イプ等から成る横端太材18並びに縦端太材17を取付ける
と共に、相い対する型枠17,17の間にセパレータ20を配
置して、該セパレータ20の両端部に連結したコーン21、
型枠締付杆22、丸パイプ用リブ座金23、締付ナット24等
により緊締し、型枠17を組み付けていた。また、上記横
端太材18が交差する角部には角材等の端太材25を添え付
けて、チエーン26等により角締めして堅固に組み付けて
いた。
に、柱筋15並びにフープ16等を配筋した後、その周囲に
合板パネル等の型枠17を建込み、該型枠17の外側に丸パ
イプ等から成る横端太材18並びに縦端太材17を取付ける
と共に、相い対する型枠17,17の間にセパレータ20を配
置して、該セパレータ20の両端部に連結したコーン21、
型枠締付杆22、丸パイプ用リブ座金23、締付ナット24等
により緊締し、型枠17を組み付けていた。また、上記横
端太材18が交差する角部には角材等の端太材25を添え付
けて、チエーン26等により角締めして堅固に組み付けて
いた。
しかしながら、上記のような従来方法では、角締め用
の端太材25を特別に必要とし、チエーン26等により緊締
する必要があるばかりでなく、セパレータ20の取付け作
業も必要とし、建込みが繁雑で手間がかかる等の問題点
があった。
の端太材25を特別に必要とし、チエーン26等により緊締
する必要があるばかりでなく、セパレータ20の取付け作
業も必要とし、建込みが繁雑で手間がかかる等の問題点
があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、角締め用の端太材
およびセパレータが不用で、角締め等を行う必要がな
く、確実かつ迅速に型枠角部を組み付けることができる
型枠建込み工法を提供するものである。
たもので、その目的とするところは、角締め用の端太材
およびセパレータが不用で、角締め等を行う必要がな
く、確実かつ迅速に型枠角部を組み付けることができる
型枠建込み工法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の型枠建込み工法は、所定の角度で接合する両
型枠の角部内側に支持杆を配置し、該支持杆の両端部に
配したボルトに螺着しているボルト付袋ナットにコーン
を外挿固定して、該ボルト付袋ナットのボルト部に螺着
せしめた型枠締付杆との間で上記両型枠を各々挟持せし
めることを特徴とするものである。
型枠の角部内側に支持杆を配置し、該支持杆の両端部に
配したボルトに螺着しているボルト付袋ナットにコーン
を外挿固定して、該ボルト付袋ナットのボルト部に螺着
せしめた型枠締付杆との間で上記両型枠を各々挟持せし
めることを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図において、1は支持杆であって、帯鋼材の両端
部を折曲げてコーン取付部1aを形成している。
部を折曲げてコーン取付部1aを形成している。
第2図からも明らかなように、上記コーン取付部1aに
はボルト穴があけられていて、内側からボルト2が挿設
され溶接等により固着されている。該ボルト2にはボル
ト付袋ナット3が外側から螺着されている。該ボルト付
袋ナット3にはプラスチック等から成るコーン4が外挿
して固定されている。
はボルト穴があけられていて、内側からボルト2が挿設
され溶接等により固着されている。該ボルト2にはボル
ト付袋ナット3が外側から螺着されている。該ボルト付
袋ナット3にはプラスチック等から成るコーン4が外挿
して固定されている。
本実施例では、上記2つのボルト2,2の中心線を相互
に直交せしめて、型枠の角部が直交状態で接合するよう
にしているが、本発明はこれに限定するものではなく、
打設するコンクリート躯体の角部の角度に応じて、中心
線が適宜角度で交差するようにボルト2,2を取付けてあ
ればよい。
に直交せしめて、型枠の角部が直交状態で接合するよう
にしているが、本発明はこれに限定するものではなく、
打設するコンクリート躯体の角部の角度に応じて、中心
線が適宜角度で交差するようにボルト2,2を取付けてあ
ればよい。
尚、上記支持杆1も上記実施例のものに限定するもの
ではなく、鉄筋等の棒材を折り曲げて形成してもよい。
支持杆1を棒材により構成した場合には、その両端部を
折曲げてボルト2,2を一体的に形成することができる。
また、支持杆1の折曲げ態様も、上記実施例のものに限
定するものではなく、要するに、特に角部の柱筋を避け
ながら、その両端部のボルト2,2を上記所定角度でもっ
て配向するものであればよい。該支持杆1に相当の剛性
を持たせるために、補強リブ等の補強手段を設けてもよ
い。
ではなく、鉄筋等の棒材を折り曲げて形成してもよい。
支持杆1を棒材により構成した場合には、その両端部を
折曲げてボルト2,2を一体的に形成することができる。
また、支持杆1の折曲げ態様も、上記実施例のものに限
定するものではなく、要するに、特に角部の柱筋を避け
ながら、その両端部のボルト2,2を上記所定角度でもっ
て配向するものであればよい。該支持杆1に相当の剛性
を持たせるために、補強リブ等の補強手段を設けてもよ
い。
次に、上記治具による型枠建込み方法について説明す
る。
る。
まず、第3図に示すように、柱筋5並びにフープ6等
を配筋した後、一側の型枠7を建込む。この型枠7の端
部内側には、予め上記治具を取り付けておく。即ち、型
枠7の端部にあけた穴に一方のボルト付袋ナット3のボ
ルト部3aを挿通せしめて、外側から型枠締付杆8により
型枠7を締付け固定する。該型枠締付杆8には丸パイプ
用リブ座金11を取り付けて、横端太材9および縦端太材
10を締め付け挟持する。
を配筋した後、一側の型枠7を建込む。この型枠7の端
部内側には、予め上記治具を取り付けておく。即ち、型
枠7の端部にあけた穴に一方のボルト付袋ナット3のボ
ルト部3aを挿通せしめて、外側から型枠締付杆8により
型枠7を締付け固定する。該型枠締付杆8には丸パイプ
用リブ座金11を取り付けて、横端太材9および縦端太材
10を締め付け挟持する。
続いて、別の型枠12の端部にあけた穴に他方のボルト
付袋ナット3のボルト部3aを挿通せしめて、第4図に示
すように、2枚の型枠7,7が相互に直交する状態で取り
付ける。
付袋ナット3のボルト部3aを挿通せしめて、第4図に示
すように、2枚の型枠7,7が相互に直交する状態で取り
付ける。
柱の周囲の型枠の建込みが完了したら、コンクリート
を打ち込み、硬化後、従来と同様にして脱型する。
を打ち込み、硬化後、従来と同様にして脱型する。
尚、上記支持杆1の中間部には剥離防止片1bを突設し
ておき、角部C(第4図参照)のコンクリートの剥離を
防止するようにするとよい。
ておき、角部C(第4図参照)のコンクリートの剥離を
防止するようにするとよい。
[発明の効果] 両型枠の角部を強固に連結するので、角締めのための
端太材が不用となり、角締め作業が不要となるばかりで
なく、セパレータも不用となって、型枠の組み付け作業
を迅速かつ確実に行うことができる。
端太材が不用となり、角締め作業が不要となるばかりで
なく、セパレータも不用となって、型枠の組み付け作業
を迅速かつ確実に行うことができる。
第1図は本発明工法に使用する治具の一実施例を示す斜
視図、第2図はその一部を断面にした平面図、第3図は
角部の型枠建込みの途中の状態を示す断面図、第4図は
角部型枠の組付け完了状態を示す断面図、第5図は従来
の角部の型枠建込み状態の断面図である。 1……支持杆、1a……両端部、1b……剥離防止片、2…
…ボルト、3……ボルト付袋ナット、3a……ボルト部、
4……コーン、5……柱筋、6……フープ、7……型
枠、8……型枠締付杆、9……横端太材、10……縦端太
材、11……丸パイプ用リブ座金、12……型枠。
視図、第2図はその一部を断面にした平面図、第3図は
角部の型枠建込みの途中の状態を示す断面図、第4図は
角部型枠の組付け完了状態を示す断面図、第5図は従来
の角部の型枠建込み状態の断面図である。 1……支持杆、1a……両端部、1b……剥離防止片、2…
…ボルト、3……ボルト付袋ナット、3a……ボルト部、
4……コーン、5……柱筋、6……フープ、7……型
枠、8……型枠締付杆、9……横端太材、10……縦端太
材、11……丸パイプ用リブ座金、12……型枠。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の角度で接合する両型枠の角部内側に
支持杆を配置し、該支持杆の両端部に配したボルトに螺
着しているボルト付袋ナットにコーンを外挿固定して、
該ボルト付袋ナットのボルト部に螺着せしめた型枠締付
杆との間で上記両型枠を各々挟持せしめることを特徴と
する型枠建込み工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20882589A JP2711572B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 型枠建込み工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20882589A JP2711572B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 型枠建込み工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372164A JPH0372164A (ja) | 1991-03-27 |
JP2711572B2 true JP2711572B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16562736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20882589A Expired - Fee Related JP2711572B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 型枠建込み工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2711572B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018028202A (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 株式会社国元商会 | コンクリート型枠組立て用具 |
CN111456429A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-07-28 | 中国五冶集团有限公司 | 一种风井墙体构造柱模板施工方法 |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP20882589A patent/JP2711572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372164A (ja) | 1991-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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