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JP2790186B2 - 文字出力方法及びその装置 - Google Patents

文字出力方法及びその装置

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JP2790186B2
JP2790186B2 JP1053620A JP5362089A JP2790186B2 JP 2790186 B2 JP2790186 B2 JP 2790186B2 JP 1053620 A JP1053620 A JP 1053620A JP 5362089 A JP5362089 A JP 5362089A JP 2790186 B2 JP2790186 B2 JP 2790186B2
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恒昭 来見田
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文字出力方法及びその装置、特にベクトルフ
ォントやストロークフォントなどの拡大縮小が容易なフ
ォントとビットマップフォントとを扱うことが可能な文
字出力方法及びその装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、印刷装置においてベクトルフオントやストロー
クフオント等を使用する場合、各データの入力毎にドツ
トパターンに展開していると極端に印刷速度が遅くな
る。このため、一度使用した文字や使用頻度の高い文字
を、ビツトマツプフオントとして一時的に記憶しておく
“キヤツシング”という方法がとられる。この、キヤツ
シング手法は、あくまでベクトルフオントやストローク
フオントの補助として用いられるため、ビツトマツプフ
オントと同一の動作を行うものではない。例えば、キヤ
ツシングされた文字パターンは、通常メモリが不足した
り使用頻度が下ると削除されるが、再び使用されるとき
にはベクトルフオントやストロークフオントから新ため
て作り出される。
これに対し、ある文字セツト(例えば書体単位)か
ら、文字セツトを作成するときにコピーという方法を行
う。従来技術では、コピーを行う場合、ビツトマツプフ
オントはビツトマツプフオントとして、拡大縮小容易な
フオントは拡大縮小容易なフオントとしてコピーを行
う。これらコピーについては、ビツトマツプフオントに
関してキヤノン株式会社製FBP−8 IIプログラマズマニ
ユアルに、拡大縮小容易なフオントについてはポストス
クリプトLanguage Reference Manual(Adobe System In
c.著)に示されている。
なお、コピーには、パターン情報のコピーもしくはパ
ターン又は情報の格納場所を指すポインタのコピー等が
存在する。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では拡大縮小容易なフオン
トはそのまま拡大縮小容易な形でコピーを行うように動
作するため、特定の大きさで印刷する場合にも、まず拡
大や縮小を行つてドツトに展開してから印刷を行う必要
があるため、時間がかかつてしまう。これを避けるため
に、キヤツシング等の手法がとられるが、通常キヤツシ
ングはメモリによる制限により一度作成されても消去さ
れる場合があり、ビツトマツプフオントと完全に同一に
扱うことはできない。また、作成するサイズを先に指定
してビツトマツプフオントを作り出す方法があるが、こ
の場合任意サイズの印刷を行うためには予め大量のビツ
トマツプフオントを作成しておかねばならず、速度及び
メモリ容量の点から非常に効率が悪い。
本発明は、前記従来の欠点を除去し、フォントのコピ
ー命令をフォントの種類に応じて実行することにより、
特に、コピーすべき文字セットがベクトルフォントであ
る場合、ベクトルフォントをビットマップフォントに展
開して、ビットマップフォントの文字セットを作成する
ことにより、ビットマップフォントの文字セットとして
コピーできる文字出力方法及びその装置を提供する。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の文字出力装置
は、入力されたコピー命令に基づき、コピーすべき文字
セットがベクトルフォントであるか否かを判別する判別
手段と、前記判別手段によりコピーすべき文字セットが
ベクトルフォントであると判別された場合、そのベクト
ルフォントを指定されているサイズでビットマップフォ
ントに展開して、ビットマップフォントの文字セットを
作成し、前記判別手段によりコピーすべき文字セットが
ビットマップフォントであると判別された場合、そのビ
ットマップフォントをコピーして、ビットマップフォン
トの文字セットを作成する作成手段と、前記作成手段に
より作成されたビットマップフォントの文字セットを用
いて文字を出力する出力手段とを有することを特徴とす
る。ここで、前記出力手段は印刷手段である。
又、本発明の文字出力方法は、入力されたコピー命令
に基づき、コピーすべき文字セットがベクトルフォント
であるか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステ
ップによりコピーすべき文字セットがベクトルフォント
であると判別された場合、そのベクトルフォントを指定
されているサイズでビットマップフォントに展開して、
ビットマップフォントの文字セットを作成し、前記判別
ステップによりコピーすべき文字セットがビットマップ
フォントであると判別された場合、そのビットマップフ
ォントをコピーして、ビットマップフォントの文字セッ
トを作成する作成ステップと、前記作成ステップにより
作成されたビットマップフォントの文字セットを用いて
文字を出力手段に出力する出力ステップとを有すること
を特徴とする。ここで、前記出力手段は印刷手段であ
る。
[実施例] 第1図は本実施例の印刷装置の構成を示すブロツク図
である。同図において、1はデータを受信するところの
入力部、2は制御用ROM8に格納されたプログラムに従つ
て本印刷装置の制御及び処理を行うCPUであり、フオン
トのコピーもこのCPUにより行われる。3はベクトルフ
オントをビツトマツプに展開するパターン展開部、4は
ベクトルフオントデータを格納するベクトルフオントデ
ータ格納部、5はコピーにより作成されたビツトマツプ
フオントや他のデータを格納し、またワークに用いるRA
M、6は印刷されるデータを符号もしくはビツトマツプ
の状態で一時的に記憶するページバツフア、7はページ
バツフア6の内容を印刷する印刷部、8は以上の制御手
順を記憶する制御用ROMでCPU2の命令及びデータを記憶
する。
第2図は第1図の印刷装置の制御手順を表わしたフロ
ーチヤートであり、本図を用いて本実施例の印刷装置の
動作を説明する。
ステツプS101で図示しない外部装置より、入力部1で
データを受信する。ステツプS102では受信したデータが
第3図に203で示すようなコピー命令か否かを判断し、
コピー命令であればステツプS103に進み、コピー命令で
ない場合はステツプS107に進む。ステツプS103では、現
在選択されているフオントがベクトルフオントか否か
(例えば、装置において“Courier"という書体がドツト
フオントで供給されるのかベクトルフオントで供給され
るのか)を判断し、ベクトルフオントであればステツプ
S104に進み、ベクトルフオントでなければステツプS106
に進む。
ステツプS104では、コピーするベクトルフオントをビ
ツトマツプフオントに展開する。このときの文字の大き
さの指定や書体の選択は、ステツプS109の通常処理の一
部として既に実行されている。ステツプS105ではステツ
プS104で展開されたベクトルフオントをRAM5上に識別可
能にビツトマツプフオントとして格納する。ステツプS1
04のフオント展開は、ベクトルフオントデータ格納部4
に格納されたフオントデータをパターン展開部3におい
てビツトイメージに展開する。またステツプS105のフオ
ントの格納はパターン展開部3で展開されたフオントを
CPU2を通してRAM5上へ格納することにより行われる。
一方、ステツプS106では現在のフオントをそのまま識
別可能にRAM5上に格納する。ここでいう現在のフオント
としては、ダウンロード等により作成されたビツトマツ
プフオントや、制御用ROM8に一緒に内蔵されているビツ
トマツプフオントがある。一旦コピー処理が行われる
と、以降は特定のサイズ及び書体の文字は自動的にRAM5
のビツトマツプフオントより読み出される。
コピー命令でない場合は、ステツプS107で印刷を行う
か否かを判断し、印刷を行うときはステツプS108で印刷
を実行し、印刷を行わない場合はステツプS109で通常処
理を行う。フオントの選択は通常処理のステツプS109に
おいて行われる。ステツプS108では、ページバツフア6
の内容を印刷部7に送出する。ステツプS109で行う通常
の処理内容としては、書体の選択,文字サイズの指定,
印字位置の決定,印字処理等があり、データの内容に従
つて印刷データをページバツフア6上に形成する。
ステツプS110では、印刷終了か否かの判断を行い、印
刷を続ける場合はステツプS101に戻つて以上の処理を繰
り返す。
第3図は本実施例の印刷装置におけるコピー処理の制
御用の命令の例を示す。命令201は書体名“Courier"を
選択する命令である。このとき“Courier"がベクトルフ
オントであれば、文字サイズを指定する必要がある。命
令202は現在のフオントを100ユニツトに拡大または縮小
する命令である。命令201,202により現在ベクトルフオ
ント“Courier"が選択され、その大きさは100ユニツト
となる。命令203では現在のフオントを“Courier100"と
いう名称をつけてコピーする。これにより書体が“Cour
ier"でサイズが100ユニツトの“Courier100"という名称
を持つビツトマツプフオントがRAM5上に作成される。命
令204では“Courier100"を選択している。そして、これ
らの処理以降は、書体が“Courier"で大きさが100ユニ
ツトの印刷の場合は、RAM5上のビツトマツプフオントで
ある“Courier100"を選択して印刷を行えばよい。
上記実施例の効果として、ベクトルフオントをサイズ
を固定してコピーすることによつて得られたビツトマツ
プフオントは、RAM5上にビツトマツプフオントとして作
成されるため、ビツトマツプフオントを使用した時と同
等の速度が得られるという利点があげられる。また、こ
のビツトマツプフオントはキヤツシユフオントと違い削
除されないので、一度展開してしまうと二度と展開する
必要がなく、かつベクトルフオントも自由に使うことが
できるという利点がある。
尚、RAM上に更にキヤツシユエリアを作成して、よく
使う文字はコピーすることによりRAM上にビツトマツプ
フオントとして格納してキヤツシユエリアには入れず、
コピーしなかつたフオントのうちでよく使われるフオン
トのみがキヤツシユに残るようにする。このようにすれ
ば、高速に印刷が出来、又キヤツシユ領域を小さくして
も効率が落ちず、メモリの効率良く使用できる。キヤツ
シユの手法としてはFIFO,頻度等によりキヤツシユに入
れる方法などがあるが、いずれも一般的に行われており
ここでの説明は省略する。
以上説明したようにベクトルフオントのコピーをサイ
ズを固定して行うことにより以下のような効果がある。
1)良く使うフオント文字をコピーしておくことによ
り、全体のパフオーマンスが向上する。かつ、このフオ
ントはキヤツシユのようにメモリ使用状態により消され
ることがないため、キヤツシユの効率をあげることが可
能である。
2)ベクトルフオントとビツトマツプフオントの混在の
システムで、予め使用する全フオントをビツトマツプに
展開しておく必要がなく、最も良く使用するフオントを
コピーしておけば、最も良く使うフオントをビツトマツ
プフオントと同じ速度で印字でき、かつあまり使用され
ないフオントはベクトルフオントからダイナミツクに作
成すれば良く、メモリの効率的な使用が可能になる。
[発明の効果] 本発明により、フォントのコピー命令をフォントの種
類に応じて実行することにより、特に、コピーすべき文
字セットがベクトルフォントである場合、ベクトルフォ
ントをビットマップフォントに展開して、ビットマップ
フォントの文字セットを作成することにより、ビットマ
ップフォントの文字セットとしてコピーできる文字出力
方法及びその装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の印刷装置のブロツク図、 第2図は本実施例の印刷装置の制御手順を表わすフロー
チヤート、 第3図は本実施例の印刷装置における命令の一例を表わ
した図である。 図中、1……入力部、2……CPU、3……パターン展開
部、4……ベクトルフオントデータ格納部、5……RA
M、6……ページバツフア、7……印刷部である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/485 B41J 5/30 D41J 5/44 G06F 3/12 G09G 5/24 620

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたコピー命令に基づき、コピーす
    べき文字セットがベクトルフォントであるか否かを判別
    する判別手段と、 前記判別手段によりコピーすべき文字セットがベクトル
    フォントであると判別された場合、そのベクトルフォン
    トを指定されているサイズでビットマップフォントに展
    開して、ビットマップフォントの文字セットを作成し、
    前記判別手段によりコピーすべき文字セットがビットマ
    ップフォントであると判別された場合、そのビットマッ
    プフォントをコピーして、ビットマップフォントの文字
    セットを作成する作成手段と、 前記作成手段により作成されたビットマップフォントの
    文字セットを用いて文字を出力する出力手段とを有する
    ことを特徴とする文字出力装置。
  2. 【請求項2】前記出力手段は印刷手段であることを特徴
    とする請求項1記載の文字出力装置。
  3. 【請求項3】入力されたコピー命令に基づき、コピーす
    べき文字セットがベクトルフォントであるか否かを判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップによりコピーすべき文字セットがベク
    トルフォントであると判別された場合、そのベクトルフ
    ォントを指定されているサイズでビットマップフォント
    に展開して、ビットマップフォントの文字セットを作成
    し、前記判別ステップによりコピーすべき文字セットが
    ビットマップフォントであると判別された場合、そのビ
    ットマップフォントをコピーして、ビットマップフォン
    トの文字セットを作成する作成ステップと、 前記作成ステップにより作成されたビットマップフォン
    トの文字セットを用いて文字を出力手段に出力する出力
    ステップとを有することを特徴とする文字出力方法。
  4. 【請求項4】前記出力手段は印刷手段であることを特徴
    とする請求項3記載の文字出力方法。
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JPS6313115A (ja) * 1986-07-02 1988-01-20 Nec Corp 磁気記録体及びその製造方法
JPS6416664A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Ricoh Kk Printer

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