JP2740539B2 - 拡大再生画像情報作成方法および装置 - Google Patents
拡大再生画像情報作成方法および装置Info
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- JP2740539B2 JP2740539B2 JP1068577A JP6857789A JP2740539B2 JP 2740539 B2 JP2740539 B2 JP 2740539B2 JP 1068577 A JP1068577 A JP 1068577A JP 6857789 A JP6857789 A JP 6857789A JP 2740539 B2 JP2740539 B2 JP 2740539B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像を拡大して提示する場合に用いる拡大再
生画像情報作成方法および装置に関する。
生画像情報作成方法および装置に関する。
今日においては、任意の画像をそのまま再生したり、
所定の拡大率で拡大して再生することが各種の産業分野
において盛んに行なわれている。
所定の拡大率で拡大して再生することが各種の産業分野
において盛んに行なわれている。
例えば、ワイヤドットヘッド、サーマルヘッド、イン
クジェットヘッド等を用いたシリアルプリンタや、光書
込系を用いたページプリンタ等の電子写真装置や、X−
Yプロッタや、CAD−CAMのCRTへの画像表示および実際
の加工等や、画像に沿って被切断物を切断する各種のカ
ッタ等において、それぞれ画像の同一大の再生並びに拡
大が必要に応じて行なわれている。
クジェットヘッド等を用いたシリアルプリンタや、光書
込系を用いたページプリンタ等の電子写真装置や、X−
Yプロッタや、CAD−CAMのCRTへの画像表示および実際
の加工等や、画像に沿って被切断物を切断する各種のカ
ッタ等において、それぞれ画像の同一大の再生並びに拡
大が必要に応じて行なわれている。
特に、画像の拡大についてみると、その画像をアナロ
グ的に拡大するものと、ディジタル的に拡大するものと
に分類される。
グ的に拡大するものと、ディジタル的に拡大するものと
に分類される。
近年では、画像をより精度良く再生できる利点に着目
されてディジタル的に画像を拡大する試みが為されてい
る。すなわち、画像を平面座標上において画素単位ごと
に画像部分の有無を「1」,「0」の2値とした画像デ
ータとして把握し、その画像の外側の輪郭と内側の輪郭
との座標値の差に拡大率を乗じて拡大された再生画像の
画像データを平面座標をもって作成し、その画像データ
に基づいて拡大再生画像を形成していた。
されてディジタル的に画像を拡大する試みが為されてい
る。すなわち、画像を平面座標上において画素単位ごと
に画像部分の有無を「1」,「0」の2値とした画像デ
ータとして把握し、その画像の外側の輪郭と内側の輪郭
との座標値の差に拡大率を乗じて拡大された再生画像の
画像データを平面座標をもって作成し、その画像データ
に基づいて拡大再生画像を形成していた。
前記した従来の拡大方法によれば、第5図(a)に示
すように、画像1の全体に亘って2画素以上の幅があれ
ば、外側および内側の各輪郭の座標値の差が単位画素以
上となるため、同図(b)に示すように全体がX方向お
よびY方向にバランス良く拡大された拡大再生画像1aと
なる。
すように、画像1の全体に亘って2画素以上の幅があれ
ば、外側および内側の各輪郭の座標値の差が単位画素以
上となるため、同図(b)に示すように全体がX方向お
よびY方向にバランス良く拡大された拡大再生画像1aと
なる。
しかしながら、第6図(a)に示すように、画像2の
少なくとも一部分(同図ではa部分)において、その幅
(同図ではX方向の幅)が単位画素によって形成されて
いる場合には、外側および内側の各輪郭のX方向の座標
値の差が0となり、拡大率を乗じてもX方向の拡大部分
が得られないため、同図(b)に示すように、拡大され
たA部分はX方向には単位画素からなる最細線状のまま
であり、拡大再生画像2aの全体のバランスが非常に悪い
ものであった。
少なくとも一部分(同図ではa部分)において、その幅
(同図ではX方向の幅)が単位画素によって形成されて
いる場合には、外側および内側の各輪郭のX方向の座標
値の差が0となり、拡大率を乗じてもX方向の拡大部分
が得られないため、同図(b)に示すように、拡大され
たA部分はX方向には単位画素からなる最細線状のまま
であり、拡大再生画像2aの全体のバランスが非常に悪い
ものであった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、拡
大すべき画像にその拡大方向に単位画素で形成される部
分があっても、全体的にバランス良く拡大された拡大再
生画像を得ることができる拡大再生画像情報作成方法お
よび装置を提供することを目的とする。
大すべき画像にその拡大方向に単位画素で形成される部
分があっても、全体的にバランス良く拡大された拡大再
生画像を得ることができる拡大再生画像情報作成方法お
よび装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の拡大再生画像情
報作成方法は、拡大すべき画像を画素単位で表示する平
面座標データより前記画像の輪郭を示す輪郭座標データ
を作成し、この輪郭座標データより輪郭の内側のみが前
記画像部分である外側ループ座標データと、輪郭の外側
のみが前記画像部分である内側ループ座標データとを作
成し、前記外側ループ座標データとこの外側ループ座標
データに対応する内側ループ座標データとの拡大方向の
差およびまたは当該外側ループ座標データに対応する複
数の内側ループ座標データ同志の拡大方向の差が単位画
素以上である場合には、その差に拡大率を乗じて前記各
ループ座標データ間の間隔を拡大して拡大外側ループ座
標データおよび拡大内側ループ座標データを作成し、前
記差が0の場合には互いに差を求め合う前記各ループ座
標データの少なくとも一方を両ループ座標データ間の拡
大方向の差が単位画素となるように拡大方向に移動させ
て両ループ座標データ間の間隔を拡大率に応じて拡大し
て拡大外側ループ座標データおよび拡大内側ループ座標
データを作成し、その後前記拡大外側ループ座標データ
および拡大内側ループ座標データより拡大された再生画
像の平面座標データを作成することを特徴とする。
報作成方法は、拡大すべき画像を画素単位で表示する平
面座標データより前記画像の輪郭を示す輪郭座標データ
を作成し、この輪郭座標データより輪郭の内側のみが前
記画像部分である外側ループ座標データと、輪郭の外側
のみが前記画像部分である内側ループ座標データとを作
成し、前記外側ループ座標データとこの外側ループ座標
データに対応する内側ループ座標データとの拡大方向の
差およびまたは当該外側ループ座標データに対応する複
数の内側ループ座標データ同志の拡大方向の差が単位画
素以上である場合には、その差に拡大率を乗じて前記各
ループ座標データ間の間隔を拡大して拡大外側ループ座
標データおよび拡大内側ループ座標データを作成し、前
記差が0の場合には互いに差を求め合う前記各ループ座
標データの少なくとも一方を両ループ座標データ間の拡
大方向の差が単位画素となるように拡大方向に移動させ
て両ループ座標データ間の間隔を拡大率に応じて拡大し
て拡大外側ループ座標データおよび拡大内側ループ座標
データを作成し、その後前記拡大外側ループ座標データ
および拡大内側ループ座標データより拡大された再生画
像の平面座標データを作成することを特徴とする。
また、前記目的を達成するために、本発明の拡大再生
画像情報作成装置は、拡大すべき画像を画素単位で表示
する平面座標データより前記画像の輪郭を示す輪郭座標
データを作成する輪郭座標データ作成手段と、この輪郭
座標データより輪郭の内側のみが前記画像部分である外
側ループ座標データと、輪郭の外側のみが前記画像部分
である内側ループ座標データとを作成するループ座標デ
ータ作成手段と、前記外側ループ座標データとこの外側
ループ座標データに対応する内側ループ座標データとの
拡大方向の差およびまたは当該外側ループ座標データに
対応する複数の内側ループ座標データ同志の拡大方向の
差が単位画素以上である場合には、その差に拡大率を乗
じて前記各ループ座標データ間の間隔を拡大して拡大外
側ループ座標データおよび拡大内側ループ座標データを
作成し、前記差が0の場合には互いに差を求め合う前記
各ループ座標データの少なくとも一方を両ループ座標デ
ータ間の拡大方向の差が単位画素となるように拡大方向
に移動させて両ループ座標データ間の間隔を拡大率に応
じて拡大して拡大外側ループ座標データおよび拡大内側
ループ座標データを作成する拡大ループ座標データ作成
手段と、その後前記拡大外側ループ座標データおよび拡
大内側ループ座標データより拡大された再生画像の平面
座標データを作成する再生画像データ作成手段とをもっ
て形成したことを特徴とする。
画像情報作成装置は、拡大すべき画像を画素単位で表示
する平面座標データより前記画像の輪郭を示す輪郭座標
データを作成する輪郭座標データ作成手段と、この輪郭
座標データより輪郭の内側のみが前記画像部分である外
側ループ座標データと、輪郭の外側のみが前記画像部分
である内側ループ座標データとを作成するループ座標デ
ータ作成手段と、前記外側ループ座標データとこの外側
ループ座標データに対応する内側ループ座標データとの
拡大方向の差およびまたは当該外側ループ座標データに
対応する複数の内側ループ座標データ同志の拡大方向の
差が単位画素以上である場合には、その差に拡大率を乗
じて前記各ループ座標データ間の間隔を拡大して拡大外
側ループ座標データおよび拡大内側ループ座標データを
作成し、前記差が0の場合には互いに差を求め合う前記
各ループ座標データの少なくとも一方を両ループ座標デ
ータ間の拡大方向の差が単位画素となるように拡大方向
に移動させて両ループ座標データ間の間隔を拡大率に応
じて拡大して拡大外側ループ座標データおよび拡大内側
ループ座標データを作成する拡大ループ座標データ作成
手段と、その後前記拡大外側ループ座標データおよび拡
大内側ループ座標データより拡大された再生画像の平面
座標データを作成する再生画像データ作成手段とをもっ
て形成したことを特徴とする。
本発明によれば、本発明装置を本発明方法に従って動
作させることにより、拡大方向に単位画素で形成されて
いる部分を含む画像をもバランスよく拡大させて良好な
拡大再生画像を得ることができる。
作させることにより、拡大方向に単位画素で形成されて
いる部分を含む画像をもバランスよく拡大させて良好な
拡大再生画像を得ることができる。
すなわち、輪郭座標データ作成手段によって拡大すべ
き画像の平面座標データより画像の輪郭座標データを作
成し、その後ループ座標データ作成手段によって前記輪
郭座標データから外側ループ座標データと内側ループ座
標データとを作成する。その後、拡大ループ座標データ
作成手段により、画像の拡大方向に対する外側ループ座
標データと内側ループ座標データの差およびまたは複数
の内側ループ座標データ間の差に対して、その差が単位
画素以上の場合には拡大率を乗じて拡大外側ループ座標
データおよび拡大内側ループ座標データを作成する。一
方、前記データの差が0の場合には、互いに差を求め合
う各ループ座標データの少なくとも一方を拡大方向に座
標を移動させて、両ループ座標データの差が単位画素と
なるようにして前記拡大率を乗じて拡大外側ループ座標
データおよび拡大内側ループ座標データを作成する。そ
の後、再生画像データ作成手段によって、前記のように
して作成された両拡大ループ座標データより拡大された
再生画像の平面座標データを作成する。これにより再生
すべき画像に拡大方向に単位画素で形成されている部分
が有っても、極めて良好にバランスよく拡大された拡大
再生画像が得られる。
き画像の平面座標データより画像の輪郭座標データを作
成し、その後ループ座標データ作成手段によって前記輪
郭座標データから外側ループ座標データと内側ループ座
標データとを作成する。その後、拡大ループ座標データ
作成手段により、画像の拡大方向に対する外側ループ座
標データと内側ループ座標データの差およびまたは複数
の内側ループ座標データ間の差に対して、その差が単位
画素以上の場合には拡大率を乗じて拡大外側ループ座標
データおよび拡大内側ループ座標データを作成する。一
方、前記データの差が0の場合には、互いに差を求め合
う各ループ座標データの少なくとも一方を拡大方向に座
標を移動させて、両ループ座標データの差が単位画素と
なるようにして前記拡大率を乗じて拡大外側ループ座標
データおよび拡大内側ループ座標データを作成する。そ
の後、再生画像データ作成手段によって、前記のように
して作成された両拡大ループ座標データより拡大された
再生画像の平面座標データを作成する。これにより再生
すべき画像に拡大方向に単位画素で形成されている部分
が有っても、極めて良好にバランスよく拡大された拡大
再生画像が得られる。
以上本発明の実施例を第1図から第4図について説明
する。
する。
第1図は本発明装置の概略を示し、第2図は(a),
(b)はそれぞれ本発明によってX方向およびY方向に
拡大する画像10および拡大した拡大再生画像10aを示
し、第3図は第2図(a)の画像10をアウトラインフォ
ントを用いてシリアルドットプリンタにより拡大する場
合のフローチャートを示している。
(b)はそれぞれ本発明によってX方向およびY方向に
拡大する画像10および拡大した拡大再生画像10aを示
し、第3図は第2図(a)の画像10をアウトラインフォ
ントを用いてシリアルドットプリンタにより拡大する場
合のフローチャートを示している。
第1図に示すように、本発明の拡大再生画像情報作成
装置11は、画像10等の画像の平面座標データを記憶する
平面座標データメモリ12を有している。この平面座標デ
ータメモリ12には、画像10等の形状に合わせて予め2値
データとして作成された座標データを記憶させておいた
り、図示しない画像読取り装置によって読取って2値デ
ータに変換された座標データが記憶させられるようにな
っている。この平面座標データメモリ12には、記憶され
ている画像10の平面座標データを読み出して、その画像
10の輪郭を示す座標データからなる輪郭座標データを作
成する輪郭座標データ作成手段13が接続されている。こ
の輪郭座標データ作成手段13には、そこで作成された輪
郭座標データに基づいて、輪郭の内側のみが前記画像10
の部分(第2図(a)の斜線部)である外側ループ座標
データd0(第2図(a)の時計回り矢印部分)を作成す
るとともに、輪郭の外側のみが画像10の部分である内側
ループ座標データdi(第2図(a)の反時計回り矢印部
分)を作成するループ座標データ作成手段14が接続され
ている。このようにして画像10の輪郭を把握して、画像
10に対する画像処理を行なうことをアウトラインフォン
ト方式という。このループ座標データ作成手段14には、
前記外側ループ座標データd0および内側ループ座標デー
タdiの状態に基づいて、適正な拡大再生画像10aを得る
拡大外側ループ座標データD0および拡大内側ループ座標
データDiを作成する拡大ループ座標データ作成手段15が
接続されている。本実施例においては、拡大ループ座標
データ作成手段15で作成された拡大外側ループ座標デー
タD0および拡大内側ループ座標データDiはアウトライン
フォントデータとされる。更に拡大ループ座標データ作
成手段15について説明すると、画像10の外側ループ座標
データd0と、画像10の外側ループ座標データd0に対応す
る内側ループ座標データdiとの拡大方向(X方向および
Y方向)の差が単位画素以上の部分(第2図(a)にお
いて形状が単位画素のみからなるa部分以外の部分)に
ついては、その差に所定の拡大率を乗じた値だけ各ルー
プ座標データ間の間隔が開くようにした拡大外側ループ
座標データD0と拡大内側ループ座標データDiとを作成す
る。一方、前記外側ループ座標データd0と内側ループ座
標データdiとの拡大方向の差が0の部分(第2図(a)
におけるa部分)については、先ず互いに差を求め合う
外側ループ座標データd0と内側ループ座標データdiとの
少なくとも一方を、外側ループ座標データd0と内側ルー
プ座標データdiとの間の拡大方向の差が単位画素となる
ように拡大方向(本実施例ではX方向)に移動させる。
すなわち、本実施例においては、一方の外側ループ座標
データd0を第2図(a)の左方向に0.5画素分だけ移動
した座標データとし、他方の内側ループ座標データdiを
同図右方向に0.5画素分だけ移動した座標データとして
いる。その次に、移動させた座標データ間の差(単位画
素の大きさとなる)に拡大率を乗じた値だけ各ループ座
標データ間の間隙が開くようにした拡大外側ループ座標
データD0と拡大内側ループ座標データDiとを作成する。
前記各手段によって作成された輪郭座標データ、外側ル
ープ座標データd0、内側ループ座標データdi、拡大外側
ループ座標データD0および拡大内側ループ座標データDi
はそれぞれ共通若しくは個別の図示しないメモリに記憶
されるようになっている。そして、拡大ループ座標デー
タ作成手段15で作成された拡大外側ループ座標データD0
および拡大内側ループ座標データDiはそれぞれ第2図
(b)の外側の輪郭(同図時計回り矢印部分)および内
側の輪郭(同図反時計回り矢印部分)に相当する。更
に、両座標データD0,Diに基づいて同図斜線部分からな
る拡大再生画像10a部分の全体を印字するための当該拡
大再生画像10aの平面座標データを作成する再生画像デ
ータ作成手段16が拡大ループ座標データ作成手段15に接
続されている。この再生画像データ作成手段16によって
作成された拡大再生画像10aの平面座標データはヘッド
駆動回路17部分に送給され、そのヘッド駆動回路17から
プリンタヘッドの各印字素子の駆動信号として発信され
るようになっている。また、拡大再生画像情報作成装置
11には前記した各内部手段を関連動作させるCPU18が設
けられている。
装置11は、画像10等の画像の平面座標データを記憶する
平面座標データメモリ12を有している。この平面座標デ
ータメモリ12には、画像10等の形状に合わせて予め2値
データとして作成された座標データを記憶させておいた
り、図示しない画像読取り装置によって読取って2値デ
ータに変換された座標データが記憶させられるようにな
っている。この平面座標データメモリ12には、記憶され
ている画像10の平面座標データを読み出して、その画像
10の輪郭を示す座標データからなる輪郭座標データを作
成する輪郭座標データ作成手段13が接続されている。こ
の輪郭座標データ作成手段13には、そこで作成された輪
郭座標データに基づいて、輪郭の内側のみが前記画像10
の部分(第2図(a)の斜線部)である外側ループ座標
データd0(第2図(a)の時計回り矢印部分)を作成す
るとともに、輪郭の外側のみが画像10の部分である内側
ループ座標データdi(第2図(a)の反時計回り矢印部
分)を作成するループ座標データ作成手段14が接続され
ている。このようにして画像10の輪郭を把握して、画像
10に対する画像処理を行なうことをアウトラインフォン
ト方式という。このループ座標データ作成手段14には、
前記外側ループ座標データd0および内側ループ座標デー
タdiの状態に基づいて、適正な拡大再生画像10aを得る
拡大外側ループ座標データD0および拡大内側ループ座標
データDiを作成する拡大ループ座標データ作成手段15が
接続されている。本実施例においては、拡大ループ座標
データ作成手段15で作成された拡大外側ループ座標デー
タD0および拡大内側ループ座標データDiはアウトライン
フォントデータとされる。更に拡大ループ座標データ作
成手段15について説明すると、画像10の外側ループ座標
データd0と、画像10の外側ループ座標データd0に対応す
る内側ループ座標データdiとの拡大方向(X方向および
Y方向)の差が単位画素以上の部分(第2図(a)にお
いて形状が単位画素のみからなるa部分以外の部分)に
ついては、その差に所定の拡大率を乗じた値だけ各ルー
プ座標データ間の間隔が開くようにした拡大外側ループ
座標データD0と拡大内側ループ座標データDiとを作成す
る。一方、前記外側ループ座標データd0と内側ループ座
標データdiとの拡大方向の差が0の部分(第2図(a)
におけるa部分)については、先ず互いに差を求め合う
外側ループ座標データd0と内側ループ座標データdiとの
少なくとも一方を、外側ループ座標データd0と内側ルー
プ座標データdiとの間の拡大方向の差が単位画素となる
ように拡大方向(本実施例ではX方向)に移動させる。
すなわち、本実施例においては、一方の外側ループ座標
データd0を第2図(a)の左方向に0.5画素分だけ移動
した座標データとし、他方の内側ループ座標データdiを
同図右方向に0.5画素分だけ移動した座標データとして
いる。その次に、移動させた座標データ間の差(単位画
素の大きさとなる)に拡大率を乗じた値だけ各ループ座
標データ間の間隙が開くようにした拡大外側ループ座標
データD0と拡大内側ループ座標データDiとを作成する。
前記各手段によって作成された輪郭座標データ、外側ル
ープ座標データd0、内側ループ座標データdi、拡大外側
ループ座標データD0および拡大内側ループ座標データDi
はそれぞれ共通若しくは個別の図示しないメモリに記憶
されるようになっている。そして、拡大ループ座標デー
タ作成手段15で作成された拡大外側ループ座標データD0
および拡大内側ループ座標データDiはそれぞれ第2図
(b)の外側の輪郭(同図時計回り矢印部分)および内
側の輪郭(同図反時計回り矢印部分)に相当する。更
に、両座標データD0,Diに基づいて同図斜線部分からな
る拡大再生画像10a部分の全体を印字するための当該拡
大再生画像10aの平面座標データを作成する再生画像デ
ータ作成手段16が拡大ループ座標データ作成手段15に接
続されている。この再生画像データ作成手段16によって
作成された拡大再生画像10aの平面座標データはヘッド
駆動回路17部分に送給され、そのヘッド駆動回路17から
プリンタヘッドの各印字素子の駆動信号として発信され
るようになっている。また、拡大再生画像情報作成装置
11には前記した各内部手段を関連動作させるCPU18が設
けられている。
次に、本実施例の拡大再生画像情報作成装置11の作用
を第3図に基づいて説明する。
を第3図に基づいて説明する。
拡大画像の再生がスタートすると、先ずステップST1
において、平面座標データメモリ12に記憶されている拡
大再生すべき画像10の平面座標データが読み出されて認
定される。次に、ステップST2において、輪郭座標デー
タ作成手段13により画像10の平面座標データから画像10
の輪郭部分の輪郭座標データを作成する輪郭線抽出が行
なわれる。次に、ループ座標データ作成手段14によりス
テップST3、ST4の順に従って、画像10の外側ループ座標
データd0と内側ループ座標データdiとが作成される。す
なわち、ステップST3においては、前のステップST2にお
いて作成された輪郭座標データに画像10の画素幅の情
報、例えばどの部分が単位画素で形成されているかを付
加される。本実施例においては、画像10のa部分がX方
向に単位画素で形成されている内容の情報が付加され
る。そして、ステップST4において画像10の外側の輪郭
と内側の輪郭に対して1周を単位とする外側ループ座標
データd0と内側ループ座標データdiとが作成される。次
に、ステップST5からステップST10の順に従って、拡大
再生画像10aについての拡大外側ループ座標データD0と
拡大内側ループ座標データDiとが作成される。すなわ
ち、ステップST5において画像10の各外側ループ座標デ
ータd0、内側ループ座標データdiに対して拡大処理を施
す範囲を細分化する近似区間分割が行なわれる。次に、
ステップST6において、拡大処理すべき1つの近似区間
に対して、当該区間に画像の拡大方向(X方向およびY
方向)について単位画素部分があるか否かを判断され
る。具体的には、外側ループ座標データd0と内側ループ
座標データdiとの差が0か単位画素以上であるかの判断
が行なわれる。その差が0の場合には、ステップST6の
判断はYESとされてステップST7へ進む。本実施例におい
ては、画像10のa部分のX方向について、外側ループ座
標データd0と内側ループ座標データdiとの差が0でX方
向には単位画素しかないと判断され、ステップST7へ進
行する。このステップST7においては、拡大方向の画素
幅が単位画素幅であって、外側ループ座標データd0と内
側ループ座標データdiとの差が0の場合に、外側ループ
座標データd0および内側ループ座標データdiの少なくと
も一方の座標データを両座標データ間の差が1すなわち
単位画素幅となるように拡大方向に移動させる座標デー
タ修正が行なわれる。本実施例においては、画像10のa
部分の外側ループ座標データd0のX座標を左方向に0.5
移動させ、内側ループ座標データdiのX座標を右方向に
0.5移動させ、次のステップST8へ進行する。一方、ステ
ップST6において外側ループ座標データd0と内側ループ
座標データdiとの差が単位画素以上である場合にはONと
判断されて直接ステップST8へ進行する。本実施例にお
いては、画像10のa部分以外に対するステップST6の判
断がONとされ、ステップST8へ進行する。このステップS
T8においては、画像10の外側ループ座標データd0と内側
ループ座標データdiとの拡大方向の差に対して所定の拡
大率を乗じて得られた積に相当する間隔だけ、前記外側
ループ座標データd0と内側ループ座標データdiとの拡大
方向の間隔を拡大するようにして、拡大外側ループ座標
データD0と拡大内側ループ座標データDiとを算出する。
本実施例においては、X方向およびY方向に拡大するも
のであり、画像10のa部分以外については、実際の外側
ループ座標データd0と内側ループ座標データdiとのX方
向およびY方向の差にそれぞれ拡大率を乗じ、得られた
積を加算等することにより拡大外側ループ座標データD0
および拡大内側ループ座標データDiを作成する。一方、
画像10のa部分に対しては、Y方向については実際の外
側ループ座標データd0および内側ループ座標データdiに
基づいて同様に拡大するが、X方向については、ステッ
プST7において座標データ修正を受けた修正後の外側ル
ープ座標データd0および内側ループ座標データdiのX方
向の差すなわち1に対して拡大率を乗じ得られた積を加
算等することにより拡大外側ループ座標データD0および
拡大内側ループ座標データDiを作成する。これにより画
像10のa部分は、拡大再生画像10aのA部分に示すよう
にX方向に拡大率に応じた幅を有するように拡大され
る。更に、このステップST8においては、前記のように
して拡大外側ループ座標データD0および拡大内側ループ
座標データDiを演算する際に、演算結果より予想される
仮の拡大再生画像の形状が画像10との対比において良好
に拡大された形状となるように、若干の画素を拡大再生
画像に含めたり除去したりする補正も同時に行なわれ
る。このようなステップST6からST8までの処理は、ステ
ップST5において分割された各近似区間に対してそれぞ
れ行なわれるものである。そして、1つの近似区間に対
する処理が終了するとステップST9において全近似区間
に対して処理が行なわれたかを判断され、終了していな
い場合にはONと判断され、ステップST6に戻って次の近
似区間に対して同様の処理が行なわれる。その後、全部
の近似区間に対する処理が終了すると、ステップST9に
おいてYESと判断されてステップST10に進行し、拡大再
生画像10aの外側の輪郭および内側の輪郭の座標データ
を示す拡大外側ループ座標データD0および拡大内側ルー
プ座標データDiがアウトラインフォントとして作成され
る。次に、再生画像データ作成手段16においてステップ
ST11およびST12に従って拡大再生画像10aを印字するた
めに必要な平面座標データが作成される。すなわち、ス
テップST11においては、拡大外側ループ座標データD0お
よびび拡大内側ループ座標データDiで囲まれている拡大
再生画像10a部分(本実施例では第2図(b)の斜線部
分)を拡大印字すべき拡大再生画像10aの平面座標デー
タとするように再生演算し、ステップST12において、そ
の平面座標データの全体を拡大再生画像10aを印字する
ための文字フォントとして作成する。
において、平面座標データメモリ12に記憶されている拡
大再生すべき画像10の平面座標データが読み出されて認
定される。次に、ステップST2において、輪郭座標デー
タ作成手段13により画像10の平面座標データから画像10
の輪郭部分の輪郭座標データを作成する輪郭線抽出が行
なわれる。次に、ループ座標データ作成手段14によりス
テップST3、ST4の順に従って、画像10の外側ループ座標
データd0と内側ループ座標データdiとが作成される。す
なわち、ステップST3においては、前のステップST2にお
いて作成された輪郭座標データに画像10の画素幅の情
報、例えばどの部分が単位画素で形成されているかを付
加される。本実施例においては、画像10のa部分がX方
向に単位画素で形成されている内容の情報が付加され
る。そして、ステップST4において画像10の外側の輪郭
と内側の輪郭に対して1周を単位とする外側ループ座標
データd0と内側ループ座標データdiとが作成される。次
に、ステップST5からステップST10の順に従って、拡大
再生画像10aについての拡大外側ループ座標データD0と
拡大内側ループ座標データDiとが作成される。すなわ
ち、ステップST5において画像10の各外側ループ座標デ
ータd0、内側ループ座標データdiに対して拡大処理を施
す範囲を細分化する近似区間分割が行なわれる。次に、
ステップST6において、拡大処理すべき1つの近似区間
に対して、当該区間に画像の拡大方向(X方向およびY
方向)について単位画素部分があるか否かを判断され
る。具体的には、外側ループ座標データd0と内側ループ
座標データdiとの差が0か単位画素以上であるかの判断
が行なわれる。その差が0の場合には、ステップST6の
判断はYESとされてステップST7へ進む。本実施例におい
ては、画像10のa部分のX方向について、外側ループ座
標データd0と内側ループ座標データdiとの差が0でX方
向には単位画素しかないと判断され、ステップST7へ進
行する。このステップST7においては、拡大方向の画素
幅が単位画素幅であって、外側ループ座標データd0と内
側ループ座標データdiとの差が0の場合に、外側ループ
座標データd0および内側ループ座標データdiの少なくと
も一方の座標データを両座標データ間の差が1すなわち
単位画素幅となるように拡大方向に移動させる座標デー
タ修正が行なわれる。本実施例においては、画像10のa
部分の外側ループ座標データd0のX座標を左方向に0.5
移動させ、内側ループ座標データdiのX座標を右方向に
0.5移動させ、次のステップST8へ進行する。一方、ステ
ップST6において外側ループ座標データd0と内側ループ
座標データdiとの差が単位画素以上である場合にはONと
判断されて直接ステップST8へ進行する。本実施例にお
いては、画像10のa部分以外に対するステップST6の判
断がONとされ、ステップST8へ進行する。このステップS
T8においては、画像10の外側ループ座標データd0と内側
ループ座標データdiとの拡大方向の差に対して所定の拡
大率を乗じて得られた積に相当する間隔だけ、前記外側
ループ座標データd0と内側ループ座標データdiとの拡大
方向の間隔を拡大するようにして、拡大外側ループ座標
データD0と拡大内側ループ座標データDiとを算出する。
本実施例においては、X方向およびY方向に拡大するも
のであり、画像10のa部分以外については、実際の外側
ループ座標データd0と内側ループ座標データdiとのX方
向およびY方向の差にそれぞれ拡大率を乗じ、得られた
積を加算等することにより拡大外側ループ座標データD0
および拡大内側ループ座標データDiを作成する。一方、
画像10のa部分に対しては、Y方向については実際の外
側ループ座標データd0および内側ループ座標データdiに
基づいて同様に拡大するが、X方向については、ステッ
プST7において座標データ修正を受けた修正後の外側ル
ープ座標データd0および内側ループ座標データdiのX方
向の差すなわち1に対して拡大率を乗じ得られた積を加
算等することにより拡大外側ループ座標データD0および
拡大内側ループ座標データDiを作成する。これにより画
像10のa部分は、拡大再生画像10aのA部分に示すよう
にX方向に拡大率に応じた幅を有するように拡大され
る。更に、このステップST8においては、前記のように
して拡大外側ループ座標データD0および拡大内側ループ
座標データDiを演算する際に、演算結果より予想される
仮の拡大再生画像の形状が画像10との対比において良好
に拡大された形状となるように、若干の画素を拡大再生
画像に含めたり除去したりする補正も同時に行なわれ
る。このようなステップST6からST8までの処理は、ステ
ップST5において分割された各近似区間に対してそれぞ
れ行なわれるものである。そして、1つの近似区間に対
する処理が終了するとステップST9において全近似区間
に対して処理が行なわれたかを判断され、終了していな
い場合にはONと判断され、ステップST6に戻って次の近
似区間に対して同様の処理が行なわれる。その後、全部
の近似区間に対する処理が終了すると、ステップST9に
おいてYESと判断されてステップST10に進行し、拡大再
生画像10aの外側の輪郭および内側の輪郭の座標データ
を示す拡大外側ループ座標データD0および拡大内側ルー
プ座標データDiがアウトラインフォントとして作成され
る。次に、再生画像データ作成手段16においてステップ
ST11およびST12に従って拡大再生画像10aを印字するた
めに必要な平面座標データが作成される。すなわち、ス
テップST11においては、拡大外側ループ座標データD0お
よびび拡大内側ループ座標データDiで囲まれている拡大
再生画像10a部分(本実施例では第2図(b)の斜線部
分)を拡大印字すべき拡大再生画像10aの平面座標デー
タとするように再生演算し、ステップST12において、そ
の平面座標データの全体を拡大再生画像10aを印字する
ための文字フォントとして作成する。
このようにして作成された文字フォントは再生画像デ
ータ作成手段16からヘッド駆動回路17へ送給され、この
ヘッド駆動回路17によって印字ヘッドの各印字素子を文
字フォントに従って駆動して、第2図(b)の拡大再生
画像10aが印字される。
ータ作成手段16からヘッド駆動回路17へ送給され、この
ヘッド駆動回路17によって印字ヘッドの各印字素子を文
字フォントに従って駆動して、第2図(b)の拡大再生
画像10aが印字される。
このようにして本実施例により拡大して印字された拡
大再生画像10aは、画像10の全体を所定の拡大率をもっ
て拡大した画素幅を有するものとなる。従って、画像10
のa部分のように拡大方向の画素幅が単位画素である部
分を含む画像であっても、バランスよく全体を良好に拡
大することができる。
大再生画像10aは、画像10の全体を所定の拡大率をもっ
て拡大した画素幅を有するものとなる。従って、画像10
のa部分のように拡大方向の画素幅が単位画素である部
分を含む画像であっても、バランスよく全体を良好に拡
大することができる。
なお、前記実施例においては、画像10をX方向および
Y方向の両方向に拡大するようにしたものであるが、こ
の拡大方向はX方向およびY方向のいずれか一方とした
り、両方向に対して回転した方向に拡大するようにした
り、異なる方向への拡大率を相違させるようにしてもよ
い。また、第2図(a)の画像10をY方向だけに拡大さ
せる場合には、第3図におけるステップST7の座標デー
タ修正は省かれることとなる。
Y方向の両方向に拡大するようにしたものであるが、こ
の拡大方向はX方向およびY方向のいずれか一方とした
り、両方向に対して回転した方向に拡大するようにした
り、異なる方向への拡大率を相違させるようにしてもよ
い。また、第2図(a)の画像10をY方向だけに拡大さ
せる場合には、第3図におけるステップST7の座標デー
タ修正は省かれることとなる。
また、第4図に示すように、拡大すべき画像20には、
1つの外側の輪郭内に複数の内側の輪郭が含まれるもの
があり、この場合には各内側の輪郭同志についても前記
実施例と同様にステップST1からステップST12までの処
理を施すことにより、全体をバランスよく拡大させた拡
大再生画像を得ることができる。
1つの外側の輪郭内に複数の内側の輪郭が含まれるもの
があり、この場合には各内側の輪郭同志についても前記
実施例と同様にステップST1からステップST12までの処
理を施すことにより、全体をバランスよく拡大させた拡
大再生画像を得ることができる。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて種々変更することができる。
く、必要に応じて種々変更することができる。
このように本発明の拡大再生画像情報作成方法および
装置は構成され作用するものであるから、拡大すべき画
像に拡大方向に単位画素で形成される部分があっても、
全体的にバランス良く拡大された拡大再生画像を得るこ
とができるなどの効果を奏する。
装置は構成され作用するものであるから、拡大すべき画
像に拡大方向に単位画素で形成される部分があっても、
全体的にバランス良く拡大された拡大再生画像を得るこ
とができるなどの効果を奏する。
第1図は本発明の拡大再生画像情報作成方法および装置
の一実施例を示すブロック図、第2図(a)および
(b)はそれぞれ本発明による拡大対象となる画像およ
び拡大再生画像を示す線図、第3図は本発明方法により
第2図(a)の画像をアウトラインフォントを用いて拡
大印字する場合のフローチャート、第4図は拡大対象と
なる画像の他の例を示す線図、第5図(a)および
(b)はそれぞれ従来方法による拡大対象となる画像お
よび拡大再生画像を示す線図、第6図(a)および
(b)は従来方法による他の拡大例を示す第5図と同様
の図である。 10……画像、11……拡大再生画像情報作成装置、12……
平面座標データメモリ、13……輪郭座標データ作成手
段、14……ループ座標データ作成手段、15……拡大ルー
プ座標データ作成手段、16……再生画像データ作成手
段、17……ヘッド駆動回路、d0……外側ループ座標デー
タ、di……内側ループ座標データ、D0……拡大外側ルー
プ座標データ、Di……拡大内側ループ座標データ。
の一実施例を示すブロック図、第2図(a)および
(b)はそれぞれ本発明による拡大対象となる画像およ
び拡大再生画像を示す線図、第3図は本発明方法により
第2図(a)の画像をアウトラインフォントを用いて拡
大印字する場合のフローチャート、第4図は拡大対象と
なる画像の他の例を示す線図、第5図(a)および
(b)はそれぞれ従来方法による拡大対象となる画像お
よび拡大再生画像を示す線図、第6図(a)および
(b)は従来方法による他の拡大例を示す第5図と同様
の図である。 10……画像、11……拡大再生画像情報作成装置、12……
平面座標データメモリ、13……輪郭座標データ作成手
段、14……ループ座標データ作成手段、15……拡大ルー
プ座標データ作成手段、16……再生画像データ作成手
段、17……ヘッド駆動回路、d0……外側ループ座標デー
タ、di……内側ループ座標データ、D0……拡大外側ルー
プ座標データ、Di……拡大内側ループ座標データ。
Claims (2)
- 【請求項1】拡大すべき画像を画素単位で表示する平面
座標データより前記画像の輪郭を示す輪郭座標データを
作成し、この輪郭座標データより輪郭の内側のみが前記
画像部分である外側ループ座標データと、輪郭の外側の
みが前記画像部分である内側ループ座標データとを作成
し、前記外側ループ座標データとこの外側ループ座標デ
ータに対応する内側ループ座標データとの拡大方向の差
およびまたは当該外側ループ座標データに対応する複数
の内側ループ座標データ同志の拡大方向の差が単位画素
以上である場合には、その差に拡大率を乗じて前記各ル
ープ座標データ間の間隔を拡大して拡大外側ループ座標
データおよび拡大内側ループ座標データを作成し、前記
差が0の場合には互いに差を求め合う前記各ループ座標
データの少なくとも一方を両ループ座標データ間の拡大
方向の差が単位画素となるように拡大方向に移動させて
両ループ座標データ間の間隔を拡大率に応じて拡大して
拡大外側ループ座標データおよび拡大内側ループ座標デ
ータを作成し、その後前記拡大外側ループ座標データお
よび拡大内側ループ座標データより拡大された再生画像
の平面座標データを作成することを特徴とする拡大再生
画像情報作成方法。 - 【請求項2】拡大すべき画像を画素単位で表示する平面
座標データより前記画像の輪郭を示す輪郭座標データを
作成する輪郭座標データ作成手段と、この輪郭座標デー
タより輪郭の内側のみが前記画像部分である外側ループ
座標データと、輪郭の外側のみが前記画像部分である内
側ループ座標データとを作成するループ座標データ作成
手段と、前記外側ループ座標データとこの外側ループ座
標データに対応する内側ループ座標データと拡大方向の
差およびまたは当該外側ループ座標データに対応する複
数の内側ループ座標データ同志の拡大方向の差が単位画
素以上である場合には、その差に拡大率を乗じて前記各
ループ座標データ間の間隔を拡大して拡大外側ループ座
標データおよび拡大内側ループ座標データを作成し、前
記差が0の場合には互いに差を求め合う前記各ループ座
標データの少なくとも一方を両ループ座標データ間の拡
大方向の差が単位画素となるように拡大方向に移動させ
て両ループ座標データ間の間隔を拡大率に応じて拡大し
て拡大外側ループ座標データおよび拡大内側ループ座標
データを作成する拡大ループ座標データ作成手段と、そ
の後前記拡大外側ループ座標データおよび拡大内側ルー
プ座標データより拡大された再生画像の平面座標データ
を作成する再生画像データ作成手段とを有することを特
徴とする拡大再生画像情報作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1068577A JP2740539B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 拡大再生画像情報作成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1068577A JP2740539B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 拡大再生画像情報作成方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02245983A JPH02245983A (ja) | 1990-10-01 |
JP2740539B2 true JP2740539B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13377770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1068577A Expired - Fee Related JP2740539B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 拡大再生画像情報作成方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2740539B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP1068577A patent/JP2740539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02245983A (ja) | 1990-10-01 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |