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JP2611450B2 - 半導体集積回路及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路及びその製造方法

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JP2611450B2
JP2611450B2 JP1226073A JP22607389A JP2611450B2 JP 2611450 B2 JP2611450 B2 JP 2611450B2 JP 1226073 A JP1226073 A JP 1226073A JP 22607389 A JP22607389 A JP 22607389A JP 2611450 B2 JP2611450 B2 JP 2611450B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路及びその製造方法に関し、特
にバイポーラトランジスタとCMOSトランジスタとを同一
基板上に形成するBi−CMOSトランジスタの埋込層の構造
及び形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のP+型埋込層とN+型埋込層をセルフアラインに形
成した場合のBi−CMOSトランジスタの縦断面図を第5図
に示す。
P型シリコン基板1とN型エピタキシャル層5の間に
N+型埋込層3とP+型埋込層4がセルフアラインに形成さ
れており互いに接した構造となっている。P+型埋込層3
の存在するエピタキシャル層の一部の領域に、Pチャネ
ルMOSトランジスタが形成されるNウェル領域7が設け
られ、P+型埋込層4の存在するエピタキシャル層の一部
の領域にバイポーラトランジスタの絶縁分離領域及びN
チャネルMOSトランジスタが形成されるPウェル領域6
が設けられている。またP+型埋込層3の存在するエピタ
キシャル層の他の一部の領域には、NPNバイポーラトラ
ンジスタが形成される。そしてフィールド絶縁層8、ゲ
ート酸化膜9、NチャネルMOSトランジスタのゲート電
極10、PチャネルMOSトランジスタのゲート電極11、N
チャネルソース・ドレイン領域13、Pチャネルソース・
ドレイン領域14が設けられ、それぞれNチャネルMOSト
ランジスタ及びPチャネルMOSトランジスタが形成され
ている。更にN+コレクタ電極引き出し領域12、外部ベー
ス領域15、ベース領域16、エミッタ領域17が形成され、
N型エピタキシャル領域5とともにNPNトランジスタが
形成されている。NPNトランジスタのまわりのP+型埋込
層4及びPウェル領域6はバイポーラトランジスタ間の
絶縁分離の役目をはたしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のP+型とN+型の埋込層が接した構造をも
つBi−CMOSトランジスタでは、P+型埋込層とN+型埋込層
を1回のフォトリソグラフィ工程(以下PR工程という)
で形成することができるという利点がある。以下第6図
を用いて説明する。
まず、第6図(A)に示すように、P型シリコン基板
1上に熱酸化膜101を300〜1000Å形成しその上にシリコ
ン窒化膜102を1000〜3000Å成長させる。
次に第6図(B)に示すように、PR工程を経てシリコ
ン窒化膜102の一部を異方性エッチングする。このとき
熱酸化膜101はエッチングのストッパーとなる。次に残
ったシリコン窒化膜102をマスクとしてN型の不純物、
例えばヒ素をエネルギー40〜80KeVドーズ量1013〜5×1
04cm-2の条件でイオン注入する。
次に第6図(C)に示すように、熱酸化を行い酸化膜
105を4000〜10000Å形成し、その後シリコン窒化膜102
及び熱酸化膜101をエッチングして取り除く。その後酸
化膜105をマスクとしてP型の不純物、たとえばボロン
をエネルギー30〜80keV、ドーズ量1×1013〜5×1014c
m-2の条件でイオン注入する。
次に第6図(D)に示すように酸化膜105をエッチン
グして取り除く。
次に第6図(E)に示すように、エピタキシャル成長
してエピタキシャル層5を形成することによりN+型埋込
層3と及びP+型埋込層4が形成される。
しかしながら、上述した従来の埋込層を有するBi−CM
OSトランジスタではN+型埋込層3とP+型埋込層4が接し
ているため、その間の耐圧が低くなってしまうという欠
点がある。またバイポーラトランジスタのコレクタ・基
板間の側面容量は、N+型埋込層3とP+型埋込層4の空乏
層が広がりにくいため、大きくなってしまうという欠点
がある。一方、高速化するためのコレクタ抵抗低減のた
め、N+型埋込層の濃度を高くする必要がある。またラッ
チアップに強くするためにN+型埋込層及びP+型埋込層の
濃度を高くする必要がある。そのときP+型埋込層とN+
埋込層が従来の構造の様に直接接している場合、たとえ
ばP+型埋込層の濃度が1×1018cm-3程度、N+型埋込層の
濃度が5×1019cm-3程度になると埋込層間の耐圧は4〜
5Vと極めて小さくなり、微細化がさまたげられるととも
に、バイポーラトランジスタのコレクタ・基板間の側面
容量が大きくなり高速化のさまたげとなる。
また第6図(B)及び(C)に示したように、高濃度
の不純物たとえばヒ素を70keV、1×1016cm2の条件でイ
オン注入した領域を熱酸化した場合、酸化膜105とシリ
コン窒化膜の境界A部にストレスがかかり欠陥を生じや
すく、P+型埋込層とN+型埋込層間のリークが問題とな
る。またエピタキシャル層の成長時にも欠陥が悪影響を
及ぼす。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明の半導体集積回路は、第1導電型の半導体
基板上に形成され所定の導電型の不純物分布がほぼ均一
な半導体層と、この半導体層内に設けられたバイポーラ
トランジスタ領域及び第1導電チャネル型MOSトランジ
スタ領域の下部の前記半導体基板に形成された濃度の高
い第2導電型の第1の埋込層と、バイポーラトランジス
タの絶縁分離領域及び第2導電チャネル型MOSトランジ
スタ領域の下部の前記半導体基板に形成された濃度の高
い第1導電型の第2の埋込層とを有する半導体集積回路
において、前記第1及び第2の埋込層間の前記半導体基
板に濃度の低い第2導電型の第3の埋込層を設けたこと
を特徴とするものである。
第2の発明の半導体集積回路の製造方法は、第1導電
型の半導体基板上に耐酸化性の絶縁膜を形成する工程
と、この絶縁膜を選択的に除去したのち第2導電型の不
純物を導入し絶縁膜が除去された前記半導体基板に濃度
の低い第2導電型埋込層を形成する工程と、前記絶縁膜
の側面に多結晶シリコン膜からなるサイドウォールを形
成したのち第2導電型の不純物を導入しサイドウォール
の下部を除く前記第2導電型埋込層に濃度の高い第2導
電型の第1の埋込層を形成する工程と、前記サイドウォ
ールを除去したのち前記絶縁膜をマスクとし前記第2導
電型埋込層及び前記第1の埋込層上に酸化膜を形成する
工程と、マスクとした前記絶縁膜を除去したのち前記酸
化膜をマスクとし第1導電型の不純物を導入して前記半
導体基板に濃度の高い第1導電型の第2の埋込層を形成
する工程と、マスクとした前記酸化膜を除去したのち全
面に所定の導電型の半導体層を形成する工程とを含むこ
とを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の断面図である。
第1図においてP型シリコン基板1とその上に形成さ
れたN型エピタキシャル領域5との間には、N+型埋込層
3とP+型埋込層4がシリコン基板1に形成されており、
更にその境界領域にはN+型埋込層3よりも不純物濃度の
低いN-型埋込層2がシリコン基板1に形成されている。
N+型埋込層3の存在するエピタキシャル層の一部の領域
にはPチャネルMOSトランジスタが形成されるNウェル
領域7が設けられており、またN+型埋込層3の存在する
エピタキシャル層の他の一部の領域にはバイポーラトラ
ンジスタが形成される。P+型埋込層4の存在するエピタ
キシャル層の一部の領域にはバイポーラトランジスタの
絶縁分離領域及びNチャネルMOSトランジスタが形成さ
れるPウェル領域6が設けられている。そして、これら
エピキシャル層上には、フィールド絶縁層8、ゲート酸
化膜9、NチャネルMOSトランジスタのゲート電極10,P
チャネルMOSトランジスタのゲート電極11,Nチャネルソ
ース・ドレイン領域13,Pチャネルソース・ドレイン領域
14が設けられ、NチャネルMOSトランジスタ及びPチャ
ネルMOSトランジスタが形成されている。更にN+コレク
タ電極引き出し領域12,P+型外部ベース領域15,P型ベー
ス領域16,N+エミッタ領域17が形成され、N型エピタキ
シャル領域5とともにNPNトランジスタが形成されてい
る。NPNトランジスタのまわりのP+型埋込層4及びPウ
ェル領域6は、バイポーラトランジスタ間の絶縁分離の
役目をはたしている。
このように構成された第1の実施例においては、N+
埋込層3とP+型埋込層4の間にN-型埋込層2が存在する
ため、N+型埋込層3とP+型埋込層4の間のシリコン基板
1にかかる電界を緩和し、埋込層間の耐圧の上昇をもた
らす。またN-型埋込層2に空乏層が広がりやすくなるた
め、バイポーラトランジスタのコレクタ・基板間の側面
容量を小さくすることができる。
次に本第1の実施例の特徴である埋込層の形成方法を
第2の実施例として第2図を用いて説明する。
まず第2図(A)に示すように、P型シリコン基板1
上に熱酸化膜101を300〜1500Å形成し、その上にシリコ
ン窒化膜102を1000〜4000Å成長させる。
次に第2図(B)に示すように、PR工程を経てパター
ニングし、シリコン窒化膜102の一部を異方性エッチン
グする。このとき熱酸化膜101はエッチングのストッパ
ーとなる。次に残ったシリコン窒化膜102及びその下の
熱酸化膜101をマスクとしてN型の不純物、例えばリン
をエネルギー30〜50keV、ドーズ量1×1013〜1×1014c
m-2の条件でイオン注入しN-型埋込層2を形成する。
次に第2図(C)に示すように、多結晶シリコン膜10
3を2000〜4000Åの厚さに成長する。
次に第2図(D)に示すように、多結晶シリコン膜を
エッチングしてシリコン窒化膜102の側壁にサイドウォ
ール104を形成する。このとき熱酸化膜101はエッチバッ
クのストッパーとなりP型シリコン基板1にダメージを
あたえることはない。次でシリコン窒化膜102及びサイ
ドウォール104をマスクとしてN型の不純物、たとえば
ヒ素をエネルギー40〜80keV、ドーズ量1×1015〜1×1
016cm-2の条件でイオン注入しN+型埋込層3を形成す
る。
次に第2図(E)に示すように、多結晶シリコンで形
成したサイドウォール104をエッチングで取り除く。
次に第2図(F)に示すように、熱酸化を行い酸化膜
105を4000〜10000Å形成し、その後シリコン窒化膜102
及び熱酸化膜101をエッチングして取り除く。その後酸
化膜105をマスクとしてP型の不純物、たとえばボロン
をエネルギー30〜80keV、ドーズ量1×1013〜5×1014c
m-2の条件でイオン注入しP+型埋込層4を形成する。
次に第2図(G)に示すように、酸化膜105をエッチ
ングして取り除き、次で第2図(H)に示すように、エ
ピタキシャル成長してN型エピタキシャル層5を形成す
る。
以上の方法によりN+型埋込層3及びP+型埋込層4及び
その間にはさまれた不純物濃度の低いN-型埋込層2をそ
れぞれセルファラインに形成することができる。
このようにして製造された第2の実施例によれば、P+
型埋込層とN+型埋込層間の耐圧を10〜15Vと従来のもの
より2〜3倍に高くすることができる。
また第2図(B)〜(F)に示したように、酸化膜10
5を形成するときにシリコン窒化膜との境界部分には従
来例よりも低エネルギーで低濃度のイオン注入がされて
いるため、従来例に比較してストレスによる欠陥が生じ
にくく、P+型埋込層とN+型埋込層間のリークを起りにく
くできる。従ってトランジスタ歩留りを向上させること
ができる。
第3図は本発明の第3の実施例の断面図である。
第3図においてP型シリコン基板1とその上に形成さ
れたN型エピタキシャル領域5との間におけるPチャネ
ルMOSトランジスタ領域及びバイポーラトランジスタ領
域の下には、N+型埋込層3が、そしてNチャネルMOSト
ランジスタ領域及びバイポーラトランジスタの絶縁領域
の下には、P+型埋込層4とN-型埋込層2Aが存在してい
る。N-型埋込層2AはP+型埋込層4とN+型埋込層3の間及
びP+型埋込層4の下部に延在して形成されており、P+
埋込層4をP型シリコン基板1から電気的に分離してい
る。また、P+型埋込層4、N-型埋込層2A、N+型埋込層3
は、それぞれセルファラインで形成された構造となって
いる。
この第3の実施例では、N+型埋込層3とP+型埋込層4
との間の耐圧を高くするだけでなく、α線ソフトエラー
に強い構造となっている。たとえばBi−CMOSでSRAMを形
成する場合、α線がP型シリコン基板1に入り、発生す
る電子がメモリーセルを構成するNチャネルMOSトラン
ジスタのN+ドレイン領域13に収集されたソフトエラーを
起す。本第3の実施例の場合は、N-型埋込層2AとP+型埋
込層4との間に空乏層が広がりポテンシャルが生じる。
このためα線によって発生した電子がNチャネルMOSト
ランジスタのN+ドレイン領域13に達するためには、この
ポテンシャルを越えるためのエネルギーが必要となるこ
とと、空乏層内での電子とホール再結合とにより、N+
レイン領域13に収集される電子は大きく減少しソフトエ
ラーを起しにくくなる。N-型埋込層2Aが存在する構造は
従来のN-型埋込層のない構造に比べ、α線によるソフト
エラーに対し1.5〜3倍の強度となる。
次に第4の実施例として第4図を用いてこの第3の実
施例の製造方法を説明する。
まず第4図(A)に示すように、P型シリコン基板1
上に熱酸化膜101を300〜1500Å形成し、次でその上にシ
リコン窒化膜102を1000〜4000Å成長する。
次に第4図(B)に示すように、PR工程を経てパター
ニングし、シリコン窒化膜102の一部を異方性エッチン
グする。このとき熱酸化膜101はエッチングのストッパ
ーとなる。次に残ったシリコン窒化膜102及びその下の
熱酸化膜101をマスクとしてN型の不純物、例えばリン
をエネルギー50〜150keV、ドーズ量1×1012〜5×1013
cm-2の条件でイオン注入する。
次に第4図(C)に示すように、1000℃〜1100℃の高
温の熱処理を行って注入したN型不純物を深くおしこ
み、N-型埋込層2Aを形成する。次に多結晶シリコン膜10
3を2000〜4000Åの厚さに成長させる。
次に第4図(D)に示すように、多結晶シリコン膜を
エッチングしてシリコン窒化膜102の側壁にサイドウォ
ール104を形成する。このとき熱酸化膜101はエッチング
のストッパーとなり、シリコン基板1にダメージを与え
ることはない。次でシリコン窒化膜102及びサイドウォ
ール104をマスクとしてP型の不純物、たとえばボロン
をエネルギー30〜80keV、ドーズ量1×1013〜5×1014c
m-2の条件でイオン注入しP+型埋込層4を形成する。
次に第4図(E)に示すように、多結晶シリコンで形
成したサイドウォール104をエッチングして取り除く。
次に第4図(F)に示すように、熱酸化を行い酸化膜
105を4000〜10000Åの厚さに形成し、その後シリコン窒
化膜102及び熱酸化膜101をエッチングして取り除く。そ
の後酸化膜105をマスクとしてN型の不純物、たとえば
ヒ素をエネルギー40〜80keV、ドーズ量1×1015〜1×1
016cm-2の条件でイオン注入しN+型埋込層3を形成す
る。
次に第4図(G)に示すように、酸化膜105をエッチ
ングして取り除き、次で第4図(H)に示すように、エ
ピタキシャル成長してN型エピタキシャル層5を形成す
る。
以上の方法により、N+型埋込層3、P+型埋込層4及び
N-型埋込層2を1つのマスクでセルアラインに形成する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、バイポーラトランジス
タ領域及び第1導電チャネル型MOSトランジスタ領域の
下部の半導体基板に形成された濃度の高い第2導電型の
第1の埋込層と、バイポーラトランジスタの絶縁分離領
域及び第2導電チャネル型MOSトランジスタ領域の下部
の半導体基板に形成された濃度の高い第1導電型の第2
の埋込層との間の半導体基板に濃度の低い第2導電型の
第3の埋込層を設けることにより、第1の埋込層と第2
の埋込層間にかかる電界を緩和し、耐圧を高くすること
ができるという効果がある。また、第3の埋込層に空乏
層が広がり易くなるため、コレクタ・基板間の側面容量
を小さくできるという効果もある。更に熱酸化時のスト
レスによる欠陥の発生が少くなり、第1の埋込層と第2
の埋込層間のリークが起りにくくなるため、半導体集積
回路の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の断面図、第2図の第2
の実施例の製造方法を説明するための半導体チップの断
面図、第3図は第3の実施例の断面図、第4図は第4の
実施例の製造方法を説明するための半導体チップ断面
図、第5図は従来例の断面図、第6図は従来例の製造方
法を説明するための半導体チップの断面図である。 1……P型シリコン基板、2,2A……N+型埋込層、3……
N+型埋込層、4……P+型埋込層、5……N型エピタキシ
ャル層、6……Pウェル領域、7……Nウェル領域、8
……フィールド絶縁層、9……ゲート酸化膜、10……ゲ
ート電極、11……ゲート電極、12……N+コレクタ電極引
き出し領域、13……NチャネルMOSソース・ドレイン領
域、14……PチャネルMOSソース・ドレイン領域、15…
…P+型外部ベース領域、16……P型ベース領域、17……
N+型エミッタ領域。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板上に形成され所定
    の導電型の不純物分布がほぼ均一な半導体層と、この半
    導体層内に設けられたバイポーラトランジスタ領域及び
    第1導電チャネル型MOSトランジスタ領域の下部の前記
    半導体基板に形成された濃度の高い第2導電型の第1の
    埋込層と、バイポーラトランジスタの絶縁分離領域及び
    第2導電チャネル型MOSトランジスタ領域の下部の前記
    半導体基板に形成された濃度の高い第1導電型の第2の
    埋込層とを有する半導体集積回路において、前記第1及
    び第2の埋込層間の前記半導体基板に濃度の低い第2導
    電型の第3の埋込層を設けたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】前記第3の埋込層は前記第2の埋込層の下
    部に延在して設けられている請求項(1)記載の半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】第1導電型の半導体基板上に耐酸化性の絶
    縁膜を形成する工程と、この絶縁膜を選択的に除去した
    のち第2導電型の不純物を導入し絶縁膜が除去された前
    記半導体基板に濃度の低い第2導電型埋込層を形成する
    工程と、前記絶縁膜の側面に多結晶シリコン膜からなる
    サイドウォールを形成したのち第2導電型の不純物を導
    入しサイドウォールの下部を除く前記第2導電型埋込層
    に濃度の高い第2導電型の第1の埋込層を形成する工程
    と、前記サイドウォールを除去したのち前記絶縁膜をマ
    スクとし前記第2導電型埋込層及び前記第1の埋込層上
    に酸化膜を形成する工程と、マスクとした前記絶縁膜を
    除去したのち前記酸化膜をマスクとし第1導電型の不純
    物を導入して前記半導体基板に濃度の高い第1導電型の
    第2の埋込層を形成する工程と、マスクとした前記酸化
    膜を除去したのち全面に所定の導電型の半導体層を形成
    する工程とを含むことを特徴とする半導体集積回路の製
    造方法。
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