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JP2601047Y2 - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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Publication number
JP2601047Y2
JP2601047Y2 JP1993069826U JP6982693U JP2601047Y2 JP 2601047 Y2 JP2601047 Y2 JP 2601047Y2 JP 1993069826 U JP1993069826 U JP 1993069826U JP 6982693 U JP6982693 U JP 6982693U JP 2601047 Y2 JP2601047 Y2 JP 2601047Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inside air
air
temperature
vehicle
evaporator
Prior art date
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Application number
JP1993069826U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0740217U (ja
Inventor
康文 倉橋
孝則 西田
文生 須川
亮 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Climate Systems Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
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Publication date
Application filed by Japan Climate Systems Corp filed Critical Japan Climate Systems Corp
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Publication of JPH0740217U publication Critical patent/JPH0740217U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用空調制御装置、特
に、その内気センサが故障した場合に内気温度を推測す
ることのできる車両用空調制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調制御装置では、内気温
度、外気温度、日射量等の各パラメータを検出し、これ
らに基づいてブロアの回転数、エアミックスダンパの回
動量、選択する送風モード等を制御して車内を所望状態
に空調するようにしている。この場合、前記各パラメー
タは対応する内気センサ、外気センサ、日射センサ等に
基づいて検出するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記空調制
御装置では、内気センサが故障した場合、車内温度を一
律に、例えば、25℃に設定することにより空調制御を
行なうようにしている。したがって、車内温度が高く、
乗員が暑いと感じる場合であっても、ブロアの回転数が
小さくなり送風量が抑えられたり、送風温度が低くなら
なかったりという問題が発生していた。本考案は前記問
題点に鑑み、内気センサが故障した場合でも所望の空調
制御を行なうことの可能な車両用空調装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するため、内外諸条件に基づいてブロア、コンプレッ
サ、エアミックスダンパ等を駆動制御することにより車
内を空調制御するようにした車両用空調制御装置におい
て、内気センサの故障を検出する内気センサ故障検出手
段と、該内気センサ故障検出手段からの故障検出信号に
基づいてコンプレッサをオフ状態とすると共に内気循環
モードに設定し、ユニット内のエバポレータの下流に設
けたエバセンサでの検出温度の変化から内気温度を推測
する内気温度推測手段とを設けたものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例について添付図面に従
って説明する。図1に示す車両用空調制御装置では、ユ
ニット1内に上流側からインテークダンパ2、ブロア
3、エバポレータ4、エアミックスダンパ(MIX)
5、ヒータコア6等が順次配設されている。前記エバポ
レータ4の下流にはエバセンサ7が取り付けられ、車内
前方部の足元には内気センサ8が配設されている。両セ
ンサ7,8の外、日射センサ9、外気センサ10からの
検出信号はCPU11に入力されるようになっている。
CPU11は、所定の演算処理を行い、ブロアモータ1
2、コンプレッサ13、アクチュエータ14,15にそ
れぞれ制御信号を発することにより、ブロア3の回転
数、エバポレータ4への冷媒の循環量、インテークダン
パ2,エアミックスダンパ5の回動角度を制御する。
【0006】ところで、前記内気センサ8には内気セン
サ故障検出部16が接続されている。この内気センサ故
障検出部16は、前記内気センサ8からの入力信号に基
づいてその故障状態を検出するものである。例えば、内
気センサ8にサーミスタを使用した場合、抵抗が切断す
れば、入力電圧が最大となるので、この入力電圧に基づ
いて故障を検出する。
【0007】また、前記内気センサ故障検出部16には
内気温度推測部17が接続されている。この内気温度推
測部17は、前記内気センサ故障検出部16からの故障
検出信号及びCPU11からのエバセンサ7の検出温度
に基づいて下記するように内気温度を推測する。
【0008】すなわち、図2のフローチャートに示すよ
うに、ステップS1で内気センサ故障検出部16から故
障検出信号があるかどうかを判断し、内気センサ8が故
障していると判断すればステップS2に移行し、故障し
ていないと判断すればステップS6に移行する。
【0009】ステップS2では、コンプレッサ13をオ
フすることにより冷媒の循環を停止し、コンプレッサ1
3での冷却を一旦中止する。また、インテークドア2
を、図1中実線で示すように、内気循環モード(RE
C)に切り替えて内気を循環させる。そして、この直後
にエバセンサ7によりエバポレータ4の下流側近傍の温
度(以下、エバ温度という。)を検出する。そして、ス
テップS3で所定時間経過すれば、ステップS4で再び
エバ温度を検出する。
【0010】続いて、ステップS5では、前記両エバ温
度に基づいてその温度勾配を算出し、内気温度を推測す
る。ここでは、前述のように、エバ温度が、エバポレー
タ4での冷却の停止及び内気循環により内気温度の影響
を強く受けることになるので、このエバ温度の変化(温
度勾配)から内気温度を推測する。
【0011】具体的には、ブロア3の回転数、ユニット
1の断面積等によりエバポレータ4を通過する空気量が
決まり、エバポレータ4の大きさ等によりエバ温度への
影響度が決まるので、これらに基づいて前記所定時間内
での温度変化に対して何秒後に内気温度に近い値となる
かを予め設定しておき、エバ温度の変化にこの時間を乗
じるようにする。
【0012】このようにして内気温度の推測がなされれ
ば、ステップS6で他のセンサ9,10からの入力信号
を受け、ステップS7で、従来と同様にしてこれらの入
力信号からブロア3の回転数、エアミックスダンパ5の
回動角度、選択する送風モード等を決定し、ステップS
8で制御信号を出力する。なお、前記内気センサ8の故
障が検出された場合、内気温度の推測を所定時間毎に行
なわせると共に、この故障を運転者等にランプ等で報知
するのが好ましい。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
に係る車両用空調装置によれば、内気センサが故障して
も、内気温度推測手段により、コンプレッサを停止して
エバポレータによる冷却を停止した状態で内気を循環
し、エバセンサでの検出温度の変化に基づいて内気温度
を推測するようにしたので、従来に比べて適切な空調状
態を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る車両用空調装置の概略図であ
る。
【図2】 図1の車両用空調装置に於ける空調制御を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…ユニット、4…エバポレータ、7…エバセンサ、1
3…コンプレッサ、16…内気センサ故障検出部(内気
センサ故障検出手段)、17…内気温度推測部(内気温
度推測手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 須川 文生 広島県東広島市八本松町大字吉川5658番 株式会社日本クライメイトシステムズ 内 (72)考案者 石原 亮 広島県東広島市八本松町大字吉川5658番 株式会社日本クライメイトシステムズ 内 (56)参考文献 実開 昭63−64508(JP,U) 特公 昭60−27905(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60H 1/00 F25D 49/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外諸条件に基づいてブロア、コンプレ
    ッサ、エアミックスダンパ等を駆動制御することにより
    車内を空調制御するようにした車両用空調制御装置にお
    いて、内気センサの故障を検出する内気センサ故障検出
    手段と、該内気センサ故障検出手段からの故障検出信号
    に基づいてコンプレッサをオフ状態とすると共に内気循
    環モードに設定し、ユニット内のエバポレータの下流に
    設けたエバセンサでの検出温度の変化から内気温度を推
    測する内気温度推測手段とを設けたことを特徴とする車
    両用空調制御装置。
JP1993069826U 1993-12-27 1993-12-27 車両用空調制御装置 Expired - Fee Related JP2601047Y2 (ja)

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JPH0740217U JPH0740217U (ja) 1995-07-18
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