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JP2669906B2 - 1―アダマンタン誘導体の製造法 - Google Patents

1―アダマンタン誘導体の製造法

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JP2669906B2
JP2669906B2 JP1232678A JP23267889A JP2669906B2 JP 2669906 B2 JP2669906 B2 JP 2669906B2 JP 1232678 A JP1232678 A JP 1232678A JP 23267889 A JP23267889 A JP 23267889A JP 2669906 B2 JP2669906 B2 JP 2669906B2
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methyl
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acyloxyadamantane
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concentrated sulfuric
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ウィリアムス・ロベール・ピリグリム
ジョエル・ラジール
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サントル・アンテルナショナル・ド・ルシェルシュ・デルマトロジック・セ.イ.エール.デ.
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1−アダマンタン誘導体の新規製造方法を
提供する。
[従来の技術] 1−アダマンチル基は、特に芳香族化合物における置
換基として、数々の治療活性をもつ活性化合物に存在す
る。上記化合物を製造することのできる既知合成方法
は、出発原料としてハロアダマンタン、特に1−クロロ
アダマンタンまたは1−ブロモアダマンタンを使用す
る。
上記方法の主な欠点は、塩酸または臭化水素酸を大量
に放出することである。しかしながら、上記放出を金属
ナトリウムまたは反応媒体に充分な高アミン含量の塩基
を加えることにより除去することができるが、この場合
には副産物が生じる。
触媒または溶媒なしで、過剰の1−アダマントールト
リフルオロ酢酸エステルを使用することがが提案された
が、本合成方法は必ずしも再現性がよくなく、一般にそ
の使用は芳香族化合物の他の型に適用されない。
さらに、ハロアダマンタン類を用いる方法と同様に、
副産物が形成され、特に1,3−二置換アダマンタン型の
ものが形成される。
上記副産物の存在は、上記合成方法を工業規模で実施
することを困難にしている。
実際的に、クロマトグラフィーによる副産物の除去は
考慮することができず、同様に再結晶による精製方法が
使用する必要があり、結果として生産費用にかなりの影
響が生じた。
さらに、上記再結晶は必ずしも副産物すべてを除去す
ることができるわけではない。
[発明の記載] 本発明は、1−アダマンタン誘導体の製造の新規方法
および特に芳香族化合物のアダマンチル化方法でり、反
応は危険なガスの放出なしで室温でおこる。さらに、本
新規方法は反応回数を減少させ、副産物の形成を最小限
にし、時には全く生成させないという大きな利点をも
つ。
本発明による新規方法は、工業的レベルの単離を水酸
化有機溶媒の添加、つづいて濾過および水洗により達成
できるという程、1−アダマンタン誘導体が良い収率と
極めて純粋な形で得られる。
本発明の方法は、芳香族化合物のアダマンチル化に強
く奨められるが、1−アダマンタン系の他の化合物の製
造にも適用される。
本発明の目的は、1−アダマンタン誘導体の製造方法
である。本方法は、1−アシルオキシアダマンタン(そ
のアシル基は炭素原子1−4個を含む)とレセプター化
合物の反応をひきおこし、反応は、線状脂肪族またはシ
クロ脂肪族型溶媒中の溶液として、室温で、濃硫酸の存
在下生じる。
本発明によると、1−アシルオキシアダマンタンとし
ては、1−ホルミルオキシアダマンタン、1−アセトキ
シアダマンタンまたは1−プロピルオキシアダマンタン
が好ましい。
線状脂肪族溶媒としては、ヘキサン、ヘプタンまたは
オクタンが好ましく、シクロ脂肪族溶媒としては、シク
ロペンタン、シクロヘキサンまたはシクロオクタンが好
ましい。
本発明の方法を実施するに必要な溶媒の割合は、一般
的には反応に使用する1−アシルオキシアダマンタンの
量の5から100倍で、濃硫酸の割合は、一般には1−ア
シルオキシアダマンタン一部に対し0.1から0.5部/部で
ある。
本発明の好ましい実施方法によれば、1−アシルオキ
シアダマンタンは、触媒として濃硫酸を使用し、酸無水
物で1−ヒドロキシアダマンタンまたは1−アダマンタ
ノールをエステル化することより製造される。
エステル化反応時に放出されるカルボン酸は、本発明
方法操作に不利な影響を与えない。
本発明による方法は、芳香族化合物のアダマンチル化
を特に意図するが、上記の場合レセプター化合物は、例
えば、アニソール、フェノール、トルエン、ナフタレ
ン、チオフェンまたはフランおよびそれらの置換誘導体
である。
実施の好ましい型によると、芳香族レセプター化合物
は、 4−ブロモアニソール 4−ブロモフェノール 4−メトキシ安息香酸 4−メトキシ安息香酸メチル 2−フルオロ−4−メトキシ安息香酸メチル 2−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸アリル 6−(4−ヒドロキシフェニル)−2−ナフトエ酸メチ
ル 6−(4−メトキシフェニル)−2−ナフトエ酸メチル 6−ヒドロキシ−2−ブロモナフタレン 6−メトキシ−2−ブロモナフタレン。
レセプター化合物は、チオールでもよいが、その場合
本発明の方法でアダマンチルチオエステルを形成する。
チオール類では、特にいえば4−メトキシベンゼンチオ
ールである。
レセプター化合物は、アセトニトリルのようなニトリ
ルでもよい。
上記の場合、本発明の方法はアミドを生成し、これ
は、常法条件下で1−アミノアダマンタン(または1−
アダマンタンアミン)に変換することができる。
次に本発明による方法の実施を説明するいくつかの実
施例を示すが、限定されるものではない。
実施例1 2−(1−アダマンチル)−4−ブロモ−1−メトキシ
ベンゼンの製造 (a)1−アセトキシアダマンタンから 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下、1−アセトキ
シアダマンタン5gおよびn−ヘプタン10mlを加える。全
部溶解後、濃硫酸1.26gを一滴ずつ加える。20℃で4−
ブロモアニソール4.82gを注ぎ、混合物を24時間撹拌す
る。その後、変性エタノール60ml加え、2時間撹拌しつ
づける。固体をガラスフィルターを使用して濾過し、20
℃24時間真空オーブンで乾燥する。所望の生成物5.67g
が得られた(融点:144−145℃)。
(b)1−アダマンタノールから 撹拌装置および冷却器を装備した10フラスコに1−
アダマントール750gおよびn−ヘプタン2.4を窒素下
に置く。よく撹拌して、濃硫酸18.3gをゆっくり加え、
無水酢酸を573.5g加える。添加する間に、温度を21℃か
らおよそ37℃に上がる。15時間およそ21℃で撹拌つづ
け、濃硫酸241.5gを加える。温度は21℃から28℃に上が
る。温度を21℃にもどし、4−ブロモアニソール921.3g
を加え、撹拌を24時間つづける。変性エタノールを3
加え、1時間撹拌する。固体生成物を濾過により集め、
無水エタノール1でフィルターを洗浄する。真空オー
ブンで25℃24時間乾燥し、所望生成物1.015kgを得た
(融点:142−145℃)。
実施例2 2−(1−アダマンチル)−4−ブロモフェノールの製
造 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下で1−アセトキ
シアダマンタン1gおよびn−ヘプタン10mlをおく。全部
溶解後、濃硫酸0.25gを一滴ずつ20℃に保ちながら加
え、4−ブロモフェノール0.886gをゆっくり注ぐ。24時
間激しく撹拌し、20℃に温度を保ちながら変性エタノー
ル20mlを加える。次に、溶媒を減圧下で蒸発乾燥させ、
白色の生成物が得られる。生成物をおよそ60℃で水に再
溶解させ、pH6および24時間25℃で真空オーブンで乾燥
させる。所望の生成物1.24gが集められる(融点:140−1
41℃)。
実施例3 3−(1−アダマンチル)−4−メトキシ安息香酸の製
造 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下で、1−アセト
キシアダマンタン1gおよびn−ヘプタン50mlを置いた。
溶解後、濃硫酸0.25gを一滴ずつおよび22℃の温度で加
え、4−メトキシ安息香酸をゆっくり注ぐ。混合物を48
時間よく撹拌した後、変性エタノールを50ml加え、不溶
物質を濾過する。濾液を4分の3まで濃縮し固体白色沈
澱物が得られ、ガラスフィルターで濾過する。24時間30
℃で真空オーブンで乾燥し、所望の生成物0.680gが集め
られる(融点:245−246℃)。
実施例4 3−(1−アダマンチル)−4−メトキシ安息香酸メチ
ルの製造 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下で、1−アセト
キシアダマンタン2gおよびn−ヘプタン20mlを置いた。
全部溶解後、濃硫酸を一滴ずつ加えた。およそ20℃の温
度で、メチル−4−メトキシ安息香酸をゆっくり加え、
48時間撹拌する。得られた固体をガラスフィルターで濾
過し、中性になるまで水で洗浄する。24時間25℃真空オ
ーブンで乾燥後、所望の生成物2gを得た(融点:136−13
7℃)。
実施例5 5−(1−アダマンチル)−2−フルオロメトキシ安息
香酸メチルの製造 フラスコ(100ml)に、窒素下で、1−アダマントー
ル2.48gおよびn−ヘプタン10mlを置いた。濃硫酸0.034
mlおよび無水酢酸1.76mlを一滴ずつ加えた。1時間撹拌
後、濃硫酸0.87mlおよびシクロヘキサン10ml中の2−フ
ルオロ−4−メトキシ安息香酸メチルの懸濁液を加え
た。室温で16時間反応した後、撹拌を止めて上層を分離
する。ヘプタンおよびシクロヘキサンの溶媒を蒸発さ
せ、生成物をジクロロメタンで抽出する。有機相を水性
重炭酸塩溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、
ブフナー漏斗で濾過する。40℃減圧下で溶媒を蒸発後、
生成物をジクロロメタン:ヘキサン=50:50混合物に溶
解し、シリカカラムを用いて濾過により精製した。ジク
ロロメタン:ヘキサン=50:50溶離剤1に通した後、3
0℃減圧下溶媒を蒸発させ、50℃24時間オーブンで生成
物を乾燥させた。融点が82−88℃である純生成物3gを得
た。
実施例6 3−(1−アダマンチル)−2−フルオロ−4−ヒドロ
キシ安息香酸アリルの製造 三つ口フラスコ(250ml)に、窒素下、1−アダマン
タノール3.04g、n−ヘプタン10mlおよび濃硫酸63μ
をいれる。さらに無水酢酸2.16mlを加え、室温で3時間
撹拌する。さらに濃硫酸を540μ加え、2−フルオロ
−4−ヒドロキシ安息香酸アリル3.92gを加える。添加
後、ジクロロメタン25mlを加え、室温で24時間撹拌し
た。真空乾燥後、固体を水にとり、炭酸水素ナトリウム
でpH7に中性化し、エチルエーテルで抽出する。有機層
を水で洗浄し、濃水性塩化ナトリウム溶液で洗浄する。
硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過および濾過物を蒸発さ
せ、粗生成物7gを得、シリカカラムクロマトグラフィー
およびジクロロメタンで抽出する。ヘキサンで粉砕、濾
過および50℃オーブンで乾燥後、所望生成物3.86g、融
点219−222℃が得られた。
実施例7 6−[3−(1−アダマンチル)−4−ヒドロキシフェ
ニル]−2−ナフトエ酸メチルの製造 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下、1−アセトキ
シアダマンタン1gおよびn−ヘプタン40mlを置いた。全
部溶解後、濃硫酸を一滴ずつ加えた。20℃で、6−(4
−ヒドロキシフェニル)−2−ナフトエ酸メチル1.43g
をゆっくり注ぎ、混合物を48時間激しく撹拌する。変性
エタノール40mlを加え2時間撹拌後、固体を濾過しヘプ
タンで乾燥し、24時間30℃で真空オーブンで乾燥させ
る。所望の粗生成物1.47g得られる(融点:255−256
℃)。
実施例8 6−[3−(1−アダマンチル)−4−メトキシフェニ
ル]−2−ナフトエ酸メチルの製造 三つ口フラスコ(100ml)に、1−アセトキシアダマ
ンタン1gおよびシクロヘキサン50mlを窒素下に置いた。
全部溶解後、濃硫酸0.25gを一滴ずつ加え、6−(4−
メトキシフェニル)−2−ナフトエ酸メチル1gをゆっく
り加えた。48時間激しく撹拌後、変性エタノール20mlを
加え、混合物を2時間撹拌する。得られた固体をガラス
フィルターで濾過し、中性になるまで水で充分に洗浄す
る。真空オーブンで30℃24時間乾燥後、所望の生成物1g
が得られた(融点:221−227℃)。
実施例9 7−(1−アダマンチル)−6−ヒドロキシ−2−ブロ
モナフタレンの製造 フラスコ(100ml)に、窒素下、1−アセトキシアダ
マンタン2gおよびn−ヘプタン20mlを置き、濃硫酸0.5g
を一滴ずつ入れた。約22℃の温度で、6−ヒドロキシ−
2−ブロモナフタレン2.3gをゆっくり加え、混合物を激
しく撹拌する。溶媒を濾過して除き、水で懸濁して固体
残留物を集めた。残留物を濾過し、中性になるまで洗浄
する。生じる赤色固体を、無色の濾液が得られるまでヘ
キサンで再度洗浄する。24時間30℃で真空オーブンで乾
燥後、生成物が得られ、酢酸エチル:ヘキサン=1:9混
合物溶離剤を使用してシリカカラムでカラムクロマトグ
ラフした。溶媒の蒸発後、所望生成物1.3gが得られた
(融点:218−224℃)。
実施例10 7−(1−アダマンチル)−6−メトキシ−2−ブロモ
ナフタレンの製造 フラスコ(100ml)に、窒素下、1−アセトキシアダ
マンタン1gおよびn−ヘプタン30mlを置き、濃硫酸0.25
gを入れた。約20℃の温度で、2−ブロモ−6−メトキ
シナフタレン1.22gをゆっくり注ぎ、混合物を48時間激
しく撹拌する。次に、変性エタノール20mlを入れ、混合
物を減圧下蒸発乾燥させる。生成物を変性エタノールに
とり、沈澱物をガラスフィルターで濾過する。24時間30
℃真空オーブンで生成物を乾燥後、シリカクロマトグラ
フィーで精製する。所望の生成物0.4gが得られる(融
点:164−168℃)。
実施例11 2−(1−アダマンチル)−1−ヒドロキシナフタレン
の製造 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下、1−アセトキ
シアダマンタン2.7gおよびシクロヘキサン5mlを入れ
る。完全に溶解後、濃硫酸1.4gを入れる。一定割合で、
シクロヘキサン15ml中1−ナフトール2gの懸濁物を加
え、45分間撹拌する。エタノール20mlを加え、混合物を
濾過する。残留物をエタノールおよび水で洗浄し、フィ
ルター上で乾燥させる。シクロヘキサンからの再結晶
後、所望の生成物0.8gが融点209.2−209.6℃で得られ
る。
実施例12 (1−アダマンチル−4−メトキシフェニルスルフィド
の製造 三つ口フラスコ(100ml)に、窒素下、1−アセトキ
シアダマンタン1gおよびn−ヘプタン20mlを置いた。全
部溶解後、濃硫酸0.25gを一滴ずついれた。約22℃の温
度で、4−メトキシベンゼンチオール0.63mlをシリンジ
を使用して加え、24時間激しく撹拌する。その後、変性
エタノール20mlを入れ、混合物を減圧下40℃で濃縮し、
生成物が得られ、水にとった。生成物をジクロロメタン
を使用して抽出し、有機相を中性になるまで水で洗浄し
た。有機相を蒸発した後、残留物をシリカカラム上およ
び溶離剤としてジクロロメタン:ヘキサン=1:4混合物
を使用してクロマトグラフィーした。溶媒の蒸発後、所
望生成物1gを得た(融点:70−72℃)。
実施例13 1−アダマンチル−n−アセタミドの製造 窒素下、フラスコ(50ml)に、1−アセトキシアダマ
ンタンおよびn−ヘプタン10mlを入れた。完全に溶解
後、濃硫酸0.2mlを一滴ずつ加えた。およそ20℃でアセ
トニトリル0.27mlを一滴ずつ加え、24時間撹拌した。ガ
ラスフィルターフィルターで濾過後、白色固体が得ら
れ、これを脱塩水20mlに懸濁した。室温で1時間撹拌
後、生成物を濾過し60℃24時間オーブンで乾燥する。所
望生成物450mgが融点148−150℃で得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 67/343 C07C 67/343 69/76 69/76 A 69/88 69/88 69/92 69/92 231/06 9547−4H 231/06 231/10 9547−4H 231/10 233/08 9547−4H 233/08 319/14 7419−4H 319/14 323/20 7419−4H 323/20 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1−アシルオキシアダマンタン(ここで、
    アシル基は1−4個の炭素原子を含む)を、線状脂肪族
    またはシクロ脂肪族タイプの溶媒中、濃硫酸の存在下に
    室温で置換または非置換芳香族化合物および有機ニトリ
    ル化合物から選択されたレセプター化合物と反応させる
    ことからなる、1−アダマンタン誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】1−アシルオキシアダマンタンが1−ホル
    ミルオキシアダマンタン、1−アセトキシアダマンタン
    または1−プロピオニルオキシアダマンタンである、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】線状脂肪族タイプの溶媒がヘキサン、ヘプ
    タンまたはオクタンである、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】溶媒がヘプタンである、請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】シクロ脂肪族タイプの溶媒がシクロペンタ
    ン、シクロヘキサンまたはシクロオクタンである、請求
    項1記載の方法。
  6. 【請求項6】溶媒を1−アシルオキシアダマンタンの5
    −100倍量の割合で使用する、請求項1−5の何れか1
    項記載の方法。
  7. 【請求項7】濃硫酸を1−アシルオキシアダマンタンの
    量に対して0.1:1−0.5:1の割合で使用する、請求項1−
    6の何れか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】レセプター化合物がアニソール、フェノー
    ル、トルエン、ナフタレン、チオフエンおよびフランな
    らびにそれらの置換誘導体から選択されたものである、
    請求項1−7の何れか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】レセプター化合物が 4−ブロモアニソール、 4−ブロモフェノール、 4−メトキシ安息香酸、 4−メトキシ安息香酸メチル、 2−フルオロ−4−メトキシ安息香酸メチル、 2−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸アリル、 6−(4−ヒドロキシフェニル)−2−ナフトエ酸メチ
    ル、 6−(4−メトキシフェニル)−2−ナフトエ酸メチ
    ル、 6−ヒドロキシ−2−ブロモナフタレンおよび 2−ブロモ−6−メトキシナフタレン から選択されたものである、請求項1−7の何れか1項
    記載の方法。
  10. 【請求項10】レセプター化合物が4−メトキシベンゼ
    ンチオールである、請求項1−7の何れか1項記載の方
    法。
  11. 【請求項11】レセプター化合物がアセトニトリルであ
    る、請求項1−7の何れか1項記載の方法。
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