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JP2665724B2 - パネル取付コネクタ - Google Patents

パネル取付コネクタ

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Publication number
JP2665724B2
JP2665724B2 JP9138794A JP9138794A JP2665724B2 JP 2665724 B2 JP2665724 B2 JP 2665724B2 JP 9138794 A JP9138794 A JP 9138794A JP 9138794 A JP9138794 A JP 9138794A JP 2665724 B2 JP2665724 B2 JP 2665724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
mounting
stopper
connector
projection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9138794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07296903A (ja
Inventor
宣寧 尾入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP9138794A priority Critical patent/JP2665724B2/ja
Publication of JPH07296903A publication Critical patent/JPH07296903A/ja
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Publication of JP2665724B2 publication Critical patent/JP2665724B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに関し、特に
取付パネルに形成された取付穴にロック状態で取り付け
られるパネル取付コネクタに関し、更に詳しくは、取付
パネルに取り付けた状態における振動等によるがたつき
を防止すると共に、厚さの異なる複数の取付パネルに対
してもがたつきなく取り付けることができるパネル取付
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来のパネル取付コ
ネクタ3は、そのインシュレータ30の両側部に設けら
れ、取付パネル1に形成された取付穴11に嵌合した時
に、取付パネル1の前面に当接するパネル受け部34
と、取付穴11の側壁面に弾性接触するロックバネ片3
6を有しており、このロックバネ片36にロック突起3
8が形成されており、このパネル受け部34とロック突
起38との間の寸法をパネル1の板厚寸法より大きく設
定してある。これらパネル受け部34と、ロックバネ片
36と、ロック突起38とで、ロック機構が構成されて
いる。そして、パネル取付コネクタ3を取付パネル1の
取付穴11に嵌合した時、パネル受け部34とロック突
起38との間に取付パネル1を挟み込んでパネル取付コ
ネクタ3を取付パネル1にロック状態で取付けるもので
あった。
【0003】ところで、図6に示すように、パネル受け
部34とロック突起38との間の寸法は、取付パネル1
の厚さ寸法によって決定されるものであり、取付パネル
1への取付時に生じる取付パネル1との隙間Cが小さく
なるように設定し、パネル取付コネクタ3のがたつきを
防止するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
ネル取付コネクタ3においては、パネル受け部34とロ
ックバネ片36に形成されたロック突起38との間に、
取付パネル1を挟み込む構造であるため、複数の異なる
板厚の取付パネル1に対してがたつきなくパネル取付コ
ネクタ3を取り付けようとする場合には、取付パネル1
の板厚寸法に合せてパネル受け部34とロック突起38
との間の寸法を設定しておかなければならず、このた
め、複数種類のパネル取付コネクタを用意しておかなけ
ればならず、コストアップの要因となっていた。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みて開発
されたもので、一つのパネル取付コネクタで色々な厚さ
の取付パネルに対応でき、しかも、がたつきなく取付パ
ネルへ取り付けることができるパネル取付コネクタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、取付パ
ネルに形成された取付穴に嵌入されるインシュレータを
含むパネル取付コネクタにおいて、前記インシュレータ
にストッパー機構が設けられ、該ストッパー機構は、ス
トッパーバネ片と、該ストッパーバネ片に設けられ、前
記取付パネルの裏側面に当接するストッパー突起と、前
記取付パネルの表側面及び板厚方向に対して傾斜し且つ
前記ストッパーバネ片によって前記取付穴の表側縁部に
圧接する傾斜面を有し、前記ストッパーバネ片に設けら
れた傾斜突起とを有していることを特徴とするパネル取
付コネクタが得られる。
【0007】
【作用】本発明のパネル取付コネクタを、取付パネルの
取付穴に嵌入すると、ストッパー機構が取付パネルと係
合する。この時、ストッパー突起が、取付パネルの裏側
面と当接し、傾斜突起の傾斜面が、取付パネルの取付穴
の表側縁部と係合し、取付パネルは、これらストッパー
突起及び傾斜突起とで挟持される。これと同時に、傾斜
突起の傾斜面は、ストッパーバネ片により取付穴の表側
縁部に圧接しているので、パネル取付コネクタが所定の
位置からずれると、この傾斜面により所定位置に戻され
るので、がたつきが生じない。また、傾斜突起の傾斜面
は、取付パネルの表側面及び板圧方向に対して傾斜して
いるので、取付パネルの厚みが異なっても、取付穴の表
側縁部と傾斜面とはどこかしらで当接するので、厚みが
異なっても取付パネルは、ストッパー突起と傾斜突起と
で確実に挟持される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例について添付の図面
を参照しながら説明する。
【0009】図1に示すように、パネル取付コネクタ3
は、そのインシュレータ30の両側面部に、取付パネル
1の取付穴11に嵌合した後に取付パネル1の表側面に
当接するパネル受け部34と、取付穴11の側壁面に弾
性接触するロックバネ片36を有している。このロック
バネ片36には、ロック突起38が形成されている。こ
れらパネル受け部34、ロックバネ片36、及びロック
突起38で、ロック機構が構成されている。パネル受け
部34とロック突起38との間の寸法は、取付パネル1
の板厚寸法より大きく設定してあり、異なる板厚の取付
パネル1に対応できるようになっている。このようなロ
ック機構は、前述の従来技術で説明したものと同様であ
り、本実施例のパネル取付コネクタ3においても、パネ
ル取付コネクタ3を取付穴11に嵌合した時、パネル受
け部34とロック突起38との間に取付パネル1を挟み
込んでパネル取付コネクタ3を取付パネル1に対してロ
ック状態となるように構成してある。
【0010】インシュレータ30の上下面の両端の4ヵ
所(図示においては下面側の2ヵ所は隠れて見えない)
には、取付パネル1側でインシュレータ30に一体的に
接続され、この部分からパネル取付コネクタ3の前面に
向けて延在する舌片状のストッパーバネ片7が設けられ
ている。このストッパーバネ片7には、その基部側にス
トッパー突起71が、また、その自由端部側に傾斜突起
73が設けられている。
【0011】ストッパー突起71の前面は、取付パネル
1の裏側面と当接し、またその後面は、自由端側に行く
に従ってインシュレータ30の側面から離れるように傾
斜した傾斜面となっている。
【0012】傾斜突起73も、傾斜面73aを有し、こ
の傾斜面73aは、取付パネル1の表側面及び取付パネ
ル1の板厚方向に対して傾斜した面であり、パネル取付
コネクタ3が取付パネル1に取り付けられた状態におい
て、ストッパーバネ片7により、取付穴11の表側縁部
に押圧され、接触している。
【0013】上述のストッパーバネ片7と、ストッパー
突起71と、傾斜突起73とでストッパー機構が構成さ
れている。
【0014】図1において、32はガイド突起であり、
取付パネル1に形成されたガイド穴12に対応する位置
に設けられており、パネル取付コネクタ3の取付パネル
1への取付け時に、パネル取付コネクタ3の向きを規制
するものである。
【0015】次に、パネル取付コネクタ3の取付パネル
1への取付け工程について説明する。
【0016】先ず、図1に示す状態から、パネル取付コ
ネクタ3を取付パネル1の取付穴11へ向けて挿入す
る。この時、パネル取付コネクタ3の上下面において、
取付パネル1の取付穴11とストッパーバネ片7の関係
は図2(a)に示すようになっている。また、パネル取
付コネクタ3の側面において、取付穴11とロックバネ
片36との関係は図2(b)に示すようになっている。
即ち、この状態では、ストッパーバネ片7とロックバネ
片36はいずれも撓んでいない状態を維持している。
【0017】この状態から、更にパネル取付コネクタ3
を取付穴11に押込むと、取付穴11の上下壁面によっ
てストッパー突起71の傾斜面が押圧された状態とな
り、ストッパーバネ片7は図2(c)に示すように撓み
ながら取付穴11内を進行する。この時、パネル取付コ
ネクタ3の両側面側のロックバネ片36も、ロック突起
38が押圧されながら取付穴11内を進行するので、図
2(d)に示すように、撓んだ状態となっている。
【0018】更に、パネル取付コネクタ3を押込むと、
図2(e)に示すように、取付パネル1の取付穴11を
画定する上下壁面がストッパー突起71の傾斜面を乗り
越えて、ストッパー突起71と傾斜突起73との間に入
り込む。この時、図2(f)に示すように、パネル取付
コネクタ3の両側においても同様に、取付穴11の両側
壁面がロック突起38とパネル受け部34との間に入り
込み、パネル取付コネクタ3の取付パネル1への取付け
が終了する。この状態の時、図2(f)に示すように、
取付パネル1は、パネル取付コネクタ3の両側面におい
て、ロック突起38とパネル受け部34との間に隙間C
が残されるものとなっているが、パネル取付コネクタ3
は上下面において図2(e)に示すようにストッパー突
起71と傾斜突起73とで挟持された状態となってい
る。
【0019】ところで、上述のようにして取付パネル1
に取り付けられたパネル取付コネクタ3に振動等が加わ
ってパネル取付コネクタ3が、がたつこうとすると、図
3に示すように、傾斜突起73の傾斜面73aと取付パ
ネル1との間の接触位置がずれ、これにより取付パネル
1がストッパーバネ片7を内側へ押し込むことになり、
これによりストッパーバネ片7に反力が生じる。この反
力は、傾斜突起73の傾斜面73aを外側に押し戻すの
で、この傾斜面73aと取付パネル1との間の接触位置
が元に位置に戻される。このようにしてパネル取付コネ
クタ3のがたつきが抑えられる。
【0020】また、ストッパー突起71と傾斜突起73
との間に挟持される取付パネル1は、表側面において、
傾斜突起73の傾斜面73aによって保持されているの
で、取付パネル1の厚さが異なったとしても、図4
(a)及び(b)に示すように、取付パネル1をストッ
パー突起71と傾斜突起73との間に挟持させておくこ
とができる。
【0021】尚、本実施例では、ストッパー突起71と
傾斜突起73が設けられたストッパーバネ片7をパネル
取付コネクタ3の上下面の4隅に設けることとしたが、
設置場所及び設置個数は、これに限定されるものではな
く、例えば、上下面の一方、或いは両側面の一方に設け
るようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明のパネル取付コネクタは、ストッ
パー機構を有するので、このストッパー機構により一つ
のパネル取付コネクタで色々な厚さの取付パネルに対応
することができ、しかも、がたつきなく取付パネルへ取
り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるパネル取付コネクタの
斜視図である。
【図2】図1に示すパネル取付コネクタの組込み工程を
示す説明図である。
【図3】図1に示すパネル取付コネクタの作用を示す説
明図である。
【図4】図1に示すパネル取付コネクタの作用を示す説
明図である。
【図5】従来のパネル取付コネクタの斜視図である。
【図6】図5に示すパネル取付コネクタの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 取付パネル 3 パネル取付コネクタ 7 ストッパーバネ片 11 取付穴 30 インシュレータ 36 ロックバネ片 38 ロック突起 71 ストッパー突起 73 傾斜突起 73a 傾斜面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付パネルに形成された取付穴に嵌入さ
    れるインシュレータを含むパネル取付コネクタにおい
    て、前記インシュレータにストッパー機構が設けられ、
    該ストッパー機構は、ストッパーバネ片と、該ストッパ
    ーバネ片に設けられ、前記取付パネルの裏側面に当接す
    るストッパー突起と、前記取付パネルの表側面及び板厚
    方向に対して傾斜し且つ前記ストッパーバネ片によって
    前記取付穴の表側縁部に圧接する傾斜面を有し、前記ス
    トッパーバネ片に設けられた傾斜突起とを有しているこ
    とを特徴とするパネル取付コネクタ。
JP9138794A 1994-04-28 1994-04-28 パネル取付コネクタ Expired - Lifetime JP2665724B2 (ja)

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JPH07296903A JPH07296903A (ja) 1995-11-10
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US5807125A (en) * 1997-02-19 1998-09-15 Molex Incorporated System for mounting an electrical connector in a support structure
JP6441278B2 (ja) * 2016-09-13 2018-12-19 矢崎総業株式会社 係止機構、コネクタ、及び、ワイヤハーネス
JP2019139833A (ja) * 2018-02-06 2019-08-22 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7316174B2 (ja) * 2019-09-30 2023-07-27 株式会社内田洋行 配線接続装置

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