JP2500543Y2 - コンパクト - Google Patents
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- JP2500543Y2 JP2500543Y2 JP1988104800U JP10480088U JP2500543Y2 JP 2500543 Y2 JP2500543 Y2 JP 2500543Y2 JP 1988104800 U JP1988104800 U JP 1988104800U JP 10480088 U JP10480088 U JP 10480088U JP 2500543 Y2 JP2500543 Y2 JP 2500543Y2
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 5
- 239000000341 volatile oil Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクトに係り、特に化粧料を収容するも
のに関する。
のに関する。
一般に、揮発油成分を含むファンデーション等の化粧
料は、不使用時には外気との接触を遮断する必要があ
る。
料は、不使用時には外気との接触を遮断する必要があ
る。
したがってこの種の化粧料を収容するコンパクトには
化粧料と外気との遮断に工夫が凝らされており、例とし
て下記に示すコンパクトが提案されている。
化粧料と外気との遮断に工夫が凝らされており、例とし
て下記に示すコンパクトが提案されている。
まず、実開昭60−57318号公報に記載されているもの
は第11図に示すように、化粧料の表面に多孔の押え板30
を配置し、多数の孔31を介して化粧料を浸出させパフ等
に付着させるようになっている。
は第11図に示すように、化粧料の表面に多孔の押え板30
を配置し、多数の孔31を介して化粧料を浸出させパフ等
に付着させるようになっている。
一方、実開昭62−152970号公報に記載されているもの
は第12図に示すように、化粧料20を密閉袋21に充填し、
この密閉袋21内に化粧料20を排出するポンプ22を設けた
ものである。このポンプ22は密閉袋21の対向する腹部を
連結するようになっており、一方の腹部にシリンダ23が
設けられ、他方の腹部にピストン24が設けられている。
は第12図に示すように、化粧料20を密閉袋21に充填し、
この密閉袋21内に化粧料20を排出するポンプ22を設けた
ものである。このポンプ22は密閉袋21の対向する腹部を
連結するようになっており、一方の腹部にシリンダ23が
設けられ、他方の腹部にピストン24が設けられている。
そしてシリンダ23とピストン24との間にはコイルスプ
リング25が設けられ、両者を離反方向に付勢している。
リング25が設けられ、両者を離反方向に付勢している。
使用に際しては、密閉袋21の対向する腹部を押してシ
リンダ内を負圧にした後、これを解除してシリンダ内に
化粧料20を充満させ、再度腹部を押してシリンダ内の化
粧料20を弁26から排出するようになっている。
リンダ内を負圧にした後、これを解除してシリンダ内に
化粧料20を充満させ、再度腹部を押してシリンダ内の化
粧料20を弁26から排出するようになっている。
ところが、前記した従来のものにおいては、夫々の方
式特有の問題がある。
式特有の問題がある。
即ち、第11図に示すものでは構造が簡単であるという
利点はあるものの化粧料は孔を介して常時空気に触れて
いるため硬化してしまう虞れがある。
利点はあるものの化粧料は孔を介して常時空気に触れて
いるため硬化してしまう虞れがある。
そして第12図に示すものでは、化粧料は密閉されてい
るが、弁26が露出しているためその部分の化粧料20が硬
化して弁の動きが妨げられ、化粧料20が円滑に注出され
なくなる虞れがある。
るが、弁26が露出しているためその部分の化粧料20が硬
化して弁の動きが妨げられ、化粧料20が円滑に注出され
なくなる虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、密閉が良
好であるのは勿論、化粧料が硬化する虞れがなく常に円
滑に注出することができるようにしたコンパクトを提供
することを技術的課題とする。
好であるのは勿論、化粧料が硬化する虞れがなく常に円
滑に注出することができるようにしたコンパクトを提供
することを技術的課題とする。
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
うな構成とした。
即ち、コンパクト容器1内に平板2を揺動可能に軸止
し、この平板2の下面に、化粧料3を充填すべき密閉袋
4を設ける。
し、この平板2の下面に、化粧料3を充填すべき密閉袋
4を設ける。
この密閉袋4内に前記化粧料3を排出するポンプ5を
設け、このポンプ5の排出弁5bの下流に連なる排出孔6
を前記平板2に設ける。
設け、このポンプ5の排出弁5bの下流に連なる排出孔6
を前記平板2に設ける。
そして、この平板2の上面に前記排出孔6を覆うカバ
ー7を張設するとともに、このカバー7に前記排出孔6
に連通する一本のスリット8を設けてコンパクトとし
た。
ー7を張設するとともに、このカバー7に前記排出孔6
に連通する一本のスリット8を設けてコンパクトとし
た。
また、前記スリット8はカバー7の厚さ方向に対し斜
めに形成する。
めに形成する。
この他、以下の構成のものを含む。
即ち、コンパクト容器1内に平板2を揺動可能に軸止
し、この平板2の下面に、化粧料3を充填すべき密閉袋
4を設ける。
し、この平板2の下面に、化粧料3を充填すべき密閉袋
4を設ける。
この密閉袋4内に前記化粧料3を排出するポンプ5を
設け、このポンプ5の排出弁5bの下流に連なる排出孔6
を前記平板2に設けて、この平板2の上面に前記排出孔
6を覆うカバー7を張設する。
設け、このポンプ5の排出弁5bの下流に連なる排出孔6
を前記平板2に設けて、この平板2の上面に前記排出孔
6を覆うカバー7を張設する。
このカバー7に前記排出孔6に連通する一本のスリッ
ト8をカバー7の厚さ方向に対し少し斜めに設ける。
ト8をカバー7の厚さ方向に対し少し斜めに設ける。
前記ポンプ5を平板2の止軸から水平方向に外れた位
置に配置し、さらに、前記ポンプ5のピストン部9をコ
ンパクト容器1の受皿10側に揺動可能に支持する。
置に配置し、さらに、前記ポンプ5のピストン部9をコ
ンパクト容器1の受皿10側に揺動可能に支持する。
また、コンパクト容器1の蓋体11と平板2との間に、
蓋体11の閉じ動作を平板2の水平姿勢復帰揺動動作に変
換する押圧部11aを設ける。
蓋体11の閉じ動作を平板2の水平姿勢復帰揺動動作に変
換する押圧部11aを設ける。
そして、平板2を揺動運動せしめることによりポンプ
5のピストン部9をシリンダ部5aに対して進退動させて
ポンプ5のリセット動作及び排出動作がなされるように
構成する。
5のピストン部9をシリンダ部5aに対して進退動させて
ポンプ5のリセット動作及び排出動作がなされるように
構成する。
ポンプ5を操作すると密閉袋4内は一旦負圧となって
ポンプ5内に化粧料3が導入され、その後化粧料3が排
出孔6から流出する。この排出孔6が形成されている平
板2の上面にはカバー7が張設されているため、流出し
た化粧料3は平板2とカバー7との間を通って一本のス
リット8から排出される。化粧料3の排出が終了する
と、ポンプの排出弁5bが閉じるとともに、スリット8が
閉じる。
ポンプ5内に化粧料3が導入され、その後化粧料3が排
出孔6から流出する。この排出孔6が形成されている平
板2の上面にはカバー7が張設されているため、流出し
た化粧料3は平板2とカバー7との間を通って一本のス
リット8から排出される。化粧料3の排出が終了する
と、ポンプの排出弁5bが閉じるとともに、スリット8が
閉じる。
また、前記スリット8をその断面において斜めに、か
つ、一本に、形成することにより、スリット8の閉時の
密閉性はさらに良好となる。
つ、一本に、形成することにより、スリット8の閉時の
密閉性はさらに良好となる。
さらに、前記平板2を揺動可能に軸止するとともに、
前記ポンプ5を平板2の止軸から水平方向に外れた位置
に配置し、さらに、前記ポンプ5のピストン部9をコン
パクト容器1の受皿10側に固定し、コンパクト容器1の
蓋体11と平板2との間に、蓋体11の閉じ動作を平板2の
水平姿勢復帰揺動動作に変換する押圧部11aを設けるこ
とによって、平板2を揺動運動させるとポンプ5のピス
トン部9をシリンダ部5aに対して進退動させることがで
きる。このためコンパクトの蓋体の開閉と平板2のシー
ソー運動とを連動させることによってポンプ5を容易に
リセットすることができる。
前記ポンプ5を平板2の止軸から水平方向に外れた位置
に配置し、さらに、前記ポンプ5のピストン部9をコン
パクト容器1の受皿10側に固定し、コンパクト容器1の
蓋体11と平板2との間に、蓋体11の閉じ動作を平板2の
水平姿勢復帰揺動動作に変換する押圧部11aを設けるこ
とによって、平板2を揺動運動させるとポンプ5のピス
トン部9をシリンダ部5aに対して進退動させることがで
きる。このためコンパクトの蓋体の開閉と平板2のシー
ソー運動とを連動させることによってポンプ5を容易に
リセットすることができる。
本考案の実施例を第1図ないし第10図に基づいて説明
する。
する。
〈第1実施例〉 コンパクト容器1は受皿10と蓋体11とからなってお
り、受皿10の前縁に形成した突起1aと蓋体11の前縁に垂
設した突起1bとが係脱自在に係合するようになってい
る。蓋体11の前縁裏側には押圧部11a,11aが形成されて
いる。
り、受皿10の前縁に形成した突起1aと蓋体11の前縁に垂
設した突起1bとが係脱自在に係合するようになってい
る。蓋体11の前縁裏側には押圧部11a,11aが形成されて
いる。
受皿10の内側壁部には係合凹部1d、1dが形成されてい
る。そしてこの受皿10には内皿13が装着されるようにな
っており、この内皿13の底部には係合孔13aが形成され
ている。
る。そしてこの受皿10には内皿13が装着されるようにな
っており、この内皿13の底部には係合孔13aが形成され
ている。
前記受皿10には揺動枠12が装着されており、この揺動
枠12の側壁部からは前記係合凹部1d、1dに係合する軸突
起12a,12aが垂設してある。これにより揺動枠12は揺動
可能に軸止されている。揺動枠12の前縁は蓋体11の閉時
に前記押圧部11a,11aで押圧されるようになっている。
枠12の側壁部からは前記係合凹部1d、1dに係合する軸突
起12a,12aが垂設してある。これにより揺動枠12は揺動
可能に軸止されている。揺動枠12の前縁は蓋体11の閉時
に前記押圧部11a,11aで押圧されるようになっている。
この揺動枠12には平板2が載置されるようになってお
り、この平板2の下面にはファンデーション等の化粧料
3を充填すべき密閉袋4が設けられている。この密閉袋
4は薄いアルミラミネートシートで形成され、化粧料3
の揮発油分が蒸散したり、変質したりしないように保護
している。
り、この平板2の下面にはファンデーション等の化粧料
3を充填すべき密閉袋4が設けられている。この密閉袋
4は薄いアルミラミネートシートで形成され、化粧料3
の揮発油分が蒸散したり、変質したりしないように保護
している。
この密閉袋4内には前記化粧料3を排出するポンプ5
が設けられている。このポンプ5は、前記平板2の下面
に固定されたシリンダ部5a、内皿13の係合孔13aに揺動
可能に支持されたピストン部9、シリンダ部5aの頂部に
設けられた排出弁5b、ピストン部9の頂部に設けられた
吸入弁5c、からなっている。平板2と内皿13との距離を
変化させるとシリンダ部5a内に嵌合された吸入弁5cが作
動し化粧料3を外部に押し出すようになっている。この
ポンプ5は前記軸突起12a,12aを軸とする軸線から水平
方向に外れた位置、即ち、軸線よりも後方(矢示F側)
に配置してあり、前記ピストン部9の底部は係合孔13a
に嵌合せしめてある。
が設けられている。このポンプ5は、前記平板2の下面
に固定されたシリンダ部5a、内皿13の係合孔13aに揺動
可能に支持されたピストン部9、シリンダ部5aの頂部に
設けられた排出弁5b、ピストン部9の頂部に設けられた
吸入弁5c、からなっている。平板2と内皿13との距離を
変化させるとシリンダ部5a内に嵌合された吸入弁5cが作
動し化粧料3を外部に押し出すようになっている。この
ポンプ5は前記軸突起12a,12aを軸とする軸線から水平
方向に外れた位置、即ち、軸線よりも後方(矢示F側)
に配置してあり、前記ピストン部9の底部は係合孔13a
に嵌合せしめてある。
前記平板2には化粧料3を排出する排出孔6が設けら
れており、この排出孔6は前記排出弁5bの下流に連通し
ている。そして前記平板2の上面には前記排出孔6を覆
うカバー7が張設されている。
れており、この排出孔6は前記排出弁5bの下流に連通し
ている。そして前記平板2の上面には前記排出孔6を覆
うカバー7が張設されている。
このカバー7には前記排出孔6に連通する一本のスリ
ット8が設けられており、このスリット8は第9図に示
すようにその断面において斜めに(即ち、カバー7の厚
さ方向に対し斜めに)形成してある。
ット8が設けられており、このスリット8は第9図に示
すようにその断面において斜めに(即ち、カバー7の厚
さ方向に対し斜めに)形成してある。
次に前記ポンプ5の構造を第4図ないし第7図により
説明する。第4図は第3図におけるポンプ部の拡大断面
図、第5図及び第6図は第2図におけるポンプ部の拡大
断面図、第7図はピストン部9の底面図を夫々示す。
説明する。第4図は第3図におけるポンプ部の拡大断面
図、第5図及び第6図は第2図におけるポンプ部の拡大
断面図、第7図はピストン部9の底面図を夫々示す。
ピストン部9の底面には係合突起9a,9aが形成されて
おり、係合孔13aに緩く嵌合せしめてある。これにより
第5図及び第6図に示すようにピストン部9に自由度が
持たせてある。
おり、係合孔13aに緩く嵌合せしめてある。これにより
第5図及び第6図に示すようにピストン部9に自由度が
持たせてある。
ここで蓋体11の閉時には、前記押圧部11a,11aで揺動
枠12の前縁が押圧され、平板2は水平状態となる。この
状態でポンプ5は第5図に示すようにシリンダ部5aが上
死点にありポンプ5内に化粧料3が導入された状態とな
る。
枠12の前縁が押圧され、平板2は水平状態となる。この
状態でポンプ5は第5図に示すようにシリンダ部5aが上
死点にありポンプ5内に化粧料3が導入された状態とな
る。
ここで蓋体11を開けてパフPにより平板2を押圧する
と(第8図)、平板2の後端はシーソー運動により押し
下げられ、シリンダ部5aが下動する。するとポンプ5内
で化粧料3が圧縮され排出弁5bを介して排出孔6から流
出する。
と(第8図)、平板2の後端はシーソー運動により押し
下げられ、シリンダ部5aが下動する。するとポンプ5内
で化粧料3が圧縮され排出弁5bを介して排出孔6から流
出する。
なお、吸入弁5cはこの場合の逆流を防止している。排
出孔6から流出した化粧料3はスリット8を押し広げ外
部に押し出される。
出孔6から流出した化粧料3はスリット8を押し広げ外
部に押し出される。
使用後蓋体11を閉じると再びシリンダ部5aが上死点に
移動しポンプ5内に化粧料3が導入された状態となる。
このように、蓋体11が閉じるだけで平板2を揺動運動せ
しめることととなりポンプ5を伸縮せしめてリセット及
び排出がなされるためポンプ5に戻りバネ等を設ける必
要はない。
移動しポンプ5内に化粧料3が導入された状態となる。
このように、蓋体11が閉じるだけで平板2を揺動運動せ
しめることととなりポンプ5を伸縮せしめてリセット及
び排出がなされるためポンプ5に戻りバネ等を設ける必
要はない。
〈第2実施例〉 第10図に示す第2実施例を説明する。
コンパクト容器1の受皿10の底面には係合孔1cが形成
されており、受皿10の内側壁部には係合凹部1d、1dが形
成されている。この受皿10には揺動枠12が装着されてお
り、この揺動枠12の側壁部からは前記係合凹部1d、1dに
係合する軸突起12a,12aが突設されている。
されており、受皿10の内側壁部には係合凹部1d、1dが形
成されている。この受皿10には揺動枠12が装着されてお
り、この揺動枠12の側壁部からは前記係合凹部1d、1dに
係合する軸突起12a,12aが突設されている。
この揺動枠12には平板2が載置されるようになってお
り、この平板2の下面にはファンデーション等の化粧料
3を充填すべき密閉袋4が設けられている。
り、この平板2の下面にはファンデーション等の化粧料
3を充填すべき密閉袋4が設けられている。
この密閉袋4内には前記化粧料3を排出するポンプ5
が設けられており、このポンプ5は前記第1実施例と同
様の構造になっている。このポンプ5におけるピストン
部9の底部は係合孔1cに嵌合されている。その他の構成
は第1実施例と同様であるため同一符号を付してその説
明を省略する。
が設けられており、このポンプ5は前記第1実施例と同
様の構造になっている。このポンプ5におけるピストン
部9の底部は係合孔1cに嵌合されている。その他の構成
は第1実施例と同様であるため同一符号を付してその説
明を省略する。
以上要するにこの実施例では中皿13を有せずピストン
部9の底部を受皿10に直接固定したものである。
部9の底部を受皿10に直接固定したものである。
動作についても前記実施例と同様のため省略する。
本考案によれば、コンパクト容器1内に平板2を設
け、この平板2の下面に化粧料3を排出するポンプ5を
設け、このポンプ5の排出孔6を覆うようカバー7を張
設し、このカバー7に前記排出孔6に連通するスリット
8を一本設けたので、化粧料の排出側がポンプ5の排出
孔5bとカバー7のスリット8によって2重に密閉され
る。また、スリットが一本であるので、長期に渡る密閉
性の維持に貢献している。それゆえ、化粧料が外気に触
れ化粧料が硬化する虞れがなく、常に円滑に排出するこ
とができる。
け、この平板2の下面に化粧料3を排出するポンプ5を
設け、このポンプ5の排出孔6を覆うようカバー7を張
設し、このカバー7に前記排出孔6に連通するスリット
8を一本設けたので、化粧料の排出側がポンプ5の排出
孔5bとカバー7のスリット8によって2重に密閉され
る。また、スリットが一本であるので、長期に渡る密閉
性の維持に貢献している。それゆえ、化粧料が外気に触
れ化粧料が硬化する虞れがなく、常に円滑に排出するこ
とができる。
また、前記ポンプ5のピストン部9をコンパクト容器
1の受皿10側に固定し、揺動可能に配置した平板2を揺
動運動せしめることにより ポンプ5のピストン部9をシリンダ部5aに対して進退
動させて、ポンプのリセット及び排出がなされるように
構成したのでポンプ操作が簡単となり、容易に使用でき
る。
1の受皿10側に固定し、揺動可能に配置した平板2を揺
動運動せしめることにより ポンプ5のピストン部9をシリンダ部5aに対して進退
動させて、ポンプのリセット及び排出がなされるように
構成したのでポンプ操作が簡単となり、容易に使用でき
る。
第1図ないし第10図は本考案の実施例を示し、第1図は
第1実施例の分解斜視図、第2図及び第3図は断面図、
第4図は第3図の部分的拡大断面図、第5図及び第6図
は第2図の部分的拡大断面図、第7図はピストン部の底
面図、第8図は使用態様の断面図、第9図はスリット部
分の拡大断面図、第10図は第2実施例の分解斜視図、第
11図および第12図は従来のコンパクトを示し、第11図は
斜視図、第12図は断面図である。 1……コンパクト容器、2……平板、3……化粧料、4
……密閉袋、5……ポンプ、5a……シリンダ部、5b……
排出弁、6……排出孔、7……カバー、8……スリッ
ト、9……ピストン部、10……受皿、11……蓋体、11a
……押圧部。
第1実施例の分解斜視図、第2図及び第3図は断面図、
第4図は第3図の部分的拡大断面図、第5図及び第6図
は第2図の部分的拡大断面図、第7図はピストン部の底
面図、第8図は使用態様の断面図、第9図はスリット部
分の拡大断面図、第10図は第2実施例の分解斜視図、第
11図および第12図は従来のコンパクトを示し、第11図は
斜視図、第12図は断面図である。 1……コンパクト容器、2……平板、3……化粧料、4
……密閉袋、5……ポンプ、5a……シリンダ部、5b……
排出弁、6……排出孔、7……カバー、8……スリッ
ト、9……ピストン部、10……受皿、11……蓋体、11a
……押圧部。
Claims (2)
- 【請求項1】コンパクト容器1内に平板2を揺動可能に
軸止し、この平板2の下面に、化粧料3を充填すべき密
閉袋4を設け、この密閉袋4内に前記化粧料3を排出す
るポンプ5を設け、このポンプ5の排出弁5bの下流に連
なる排出孔6を前記平板2に設けて、この平板2の上面
に前記排出孔6を覆うカバー7を張設するとともに、こ
のカバー7に前記排出孔6に連通する一本のスリット8
をカバー7の厚さ方向に対し斜めに設けたことを特徴と
するコンパクト。 - 【請求項2】コンパクト容器1内に平板2を揺動可能に
軸止し、この平板2の下面に、化粧料3を充填すべき密
閉袋4を設け、この密閉袋4内に前記化粧料3を排出す
るポンプ5を設け、このポンプ5の排出孔5bの下流に連
なる排出孔6を前記平板2に設けて、この平板2の上面
に前記排出孔6を覆うカバー7を張設するとともに、こ
のカバー7に前記排出孔6に連通する一本のスリット8
をカバー7の厚さ方向に対し斜めに設けてあり、前記ポ
ンプ5を平板2の止軸から水平方向に外れた位置に配置
し、さらに、前記ポンプ5のピストン部9をコンパクト
容器1の受皿10側に揺動可能に支持し、コンパクト容器
1の蓋体11と平板2との間に、蓋体11の閉じ動作を平板
2の水平姿勢復帰揺動動作に変換する押圧部11aを設
け、平板2を揺動運動せしめることによりポンプ5のピ
ストン部9をシリンダ部5aに対して進退動させて、ポン
プ5のリセット動作及び排出動作がなされるように構成
したことを特徴とするコンパクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988104800U JP2500543Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988104800U JP2500543Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | コンパクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225921U JPH0225921U (ja) | 1990-02-20 |
JP2500543Y2 true JP2500543Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31336841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988104800U Expired - Lifetime JP2500543Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500543Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5730695B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2015-06-10 | 株式会社雅精工 | 血液分離シリンダ |
FR3026623B1 (fr) * | 2014-10-07 | 2020-02-07 | Chanel Parfums Beaute | Article de maquillage comprenant un applicateur et un distributeur de produit de maquillage |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0443502Y2 (ja) * | 1986-02-28 | 1992-10-14 |
-
1988
- 1988-08-08 JP JP1988104800U patent/JP2500543Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0225921U (ja) | 1990-02-20 |
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