JP2597176Y2 - エンジンの吸気絞り装置 - Google Patents
エンジンの吸気絞り装置Info
- Publication number
- JP2597176Y2 JP2597176Y2 JP1993070806U JP7080693U JP2597176Y2 JP 2597176 Y2 JP2597176 Y2 JP 2597176Y2 JP 1993070806 U JP1993070806 U JP 1993070806U JP 7080693 U JP7080693 U JP 7080693U JP 2597176 Y2 JP2597176 Y2 JP 2597176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- way solenoid
- valve
- solenoid valve
- nipple
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はエンジンの吸気絞り装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、軽油やアルコールなどを燃料と
するエンジンの吸気通路に絞り弁を介装し、その開度を
エンジン運転状態に応じて制御することにより、低負荷
域でも良好な燃焼状態が得られるようにしたものが知ら
れている(実開昭62ー52247号公報,実開昭62
ー95144号公報など)。
するエンジンの吸気通路に絞り弁を介装し、その開度を
エンジン運転状態に応じて制御することにより、低負荷
域でも良好な燃焼状態が得られるようにしたものが知ら
れている(実開昭62ー52247号公報,実開昭62
ー95144号公報など)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では吸気通路の絞り弁を駆動するアクチュエータ
としてダイヤフラム式が良く採用される。その場合、絞
り弁に吸気の脈動などが作用するので、その入力振動で
ダイヤフラムが早期に破損するのを防ぐなどの目的か
ら、アクチュエータの作動圧通路にオリフィスが形成さ
れるが、オリフィスの絞りでダイヤフラムの負圧が抜け
るのにも時間がかかるため、絞り弁の応答性を大きく損
なうという問題点があった。
従来例では吸気通路の絞り弁を駆動するアクチュエータ
としてダイヤフラム式が良く採用される。その場合、絞
り弁に吸気の脈動などが作用するので、その入力振動で
ダイヤフラムが早期に破損するのを防ぐなどの目的か
ら、アクチュエータの作動圧通路にオリフィスが形成さ
れるが、オリフィスの絞りでダイヤフラムの負圧が抜け
るのにも時間がかかるため、絞り弁の応答性を大きく損
なうという問題点があった。
【0004】この考案はこのような問題点を有効に解決
することを目的とする。
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、エンジン吸気
通路の絞り弁を開閉する流体圧式アクチュエータを備え
る吸気絞り装置において、アクチュエータの圧力室を第
1と第2のニップルを介して流体圧供給源に配管接続す
ると共に、絞り弁の半開き位置を越えるアクチュエータ
のストローク領域で第2のニップルを閉じるメカニカル
なバルブを設け、アクチュエータの配管途中に第1のニ
ップル側への供給ポートに上流側の導入ポートと大気開
放側の排出ポートを選択的に連通する第1の三方電磁弁
と、第1の三方電磁弁側への供給ポートと第2ニップル
側への供給ポートに上流側の導入ポートを選択的に連通
する第2の三方電磁弁と、第2の三方電磁弁側への供給
ポートに上流側の導入ポートと大気開放側の排出ポート
を選択的に連通する第3の三方電磁弁を介装する一方、
これらの電磁弁をエンジン運転状態に応じて制御するコ
ントロールユニットを設ける。
通路の絞り弁を開閉する流体圧式アクチュエータを備え
る吸気絞り装置において、アクチュエータの圧力室を第
1と第2のニップルを介して流体圧供給源に配管接続す
ると共に、絞り弁の半開き位置を越えるアクチュエータ
のストローク領域で第2のニップルを閉じるメカニカル
なバルブを設け、アクチュエータの配管途中に第1のニ
ップル側への供給ポートに上流側の導入ポートと大気開
放側の排出ポートを選択的に連通する第1の三方電磁弁
と、第1の三方電磁弁側への供給ポートと第2ニップル
側への供給ポートに上流側の導入ポートを選択的に連通
する第2の三方電磁弁と、第2の三方電磁弁側への供給
ポートに上流側の導入ポートと大気開放側の排出ポート
を選択的に連通する第3の三方電磁弁を介装する一方、
これらの電磁弁をエンジン運転状態に応じて制御するコ
ントロールユニットを設ける。
【0006】
【作用】したがって、リニアな開度特性を持つ高価な制
御弁でなく、単純な三方電磁弁を使用することで、エン
ジン運転状態に応じて絞り弁の開度を全開と半開と全閉
の2段階に制御することが可能になる。絞り弁の全開へ
の切り替えに際しては、第1のニップルを第1の三方電
磁弁から大気開放するのに加えて、第2のニップルを第
2の三方電磁弁および第3の三方電磁弁を介して大気開
放することで、第1のニップルにオリフィスを形成して
も、圧力室の負圧が速やかに抜けるため、急発進や急加
速時などにも良好な応答性を確保することができる。
御弁でなく、単純な三方電磁弁を使用することで、エン
ジン運転状態に応じて絞り弁の開度を全開と半開と全閉
の2段階に制御することが可能になる。絞り弁の全開へ
の切り替えに際しては、第1のニップルを第1の三方電
磁弁から大気開放するのに加えて、第2のニップルを第
2の三方電磁弁および第3の三方電磁弁を介して大気開
放することで、第1のニップルにオリフィスを形成して
も、圧力室の負圧が速やかに抜けるため、急発進や急加
速時などにも良好な応答性を確保することができる。
【0007】
【実施例】図1において、エンジン1には排気通路2と
吸気通路3を連絡するEGR通路4と、そのEGR量を
制御するEGR弁5が設けられる。6はEGR弁5を駆
動するダイヤフラム式アクチュエータで、その圧力室は
後述する第3の三方電磁弁20を介して車両のバキュー
ムポンプに配管接続される。エンジン吸気通路3の途中
(EGR通路4との接続部上流)には絞り弁8が介装さ
れ、絞り弁8のアウタレバーにロッドを介して連結する
ダイヤフラム式アクチュエータ9が設けられる。
吸気通路3を連絡するEGR通路4と、そのEGR量を
制御するEGR弁5が設けられる。6はEGR弁5を駆
動するダイヤフラム式アクチュエータで、その圧力室は
後述する第3の三方電磁弁20を介して車両のバキュー
ムポンプに配管接続される。エンジン吸気通路3の途中
(EGR通路4との接続部上流)には絞り弁8が介装さ
れ、絞り弁8のアウタレバーにロッドを介して連結する
ダイヤフラム式アクチュエータ9が設けられる。
【0008】アクチュエータ9はその圧力室に開口する
第1と第2のニップル10,11を備え、図2のように
絞り弁8の半開き位置を越えるストローク領域で第2の
ニップル11を閉じるメカニカルなバルブ12が収装さ
れる。13はダイヤフラム14のリターンスプリング、
15はバルブ12のリターンスプリング、16はバルブ
12を摺動自由に支持するガイド(ダイヤフラム14に
第2のニップル11へ向けて形成される)、17は吸気
脈動などに伴うダイヤフラム14の入力振動を減衰する
オリフィス(バルブ12の安定化に役立つ)を示す。
第1と第2のニップル10,11を備え、図2のように
絞り弁8の半開き位置を越えるストローク領域で第2の
ニップル11を閉じるメカニカルなバルブ12が収装さ
れる。13はダイヤフラム14のリターンスプリング、
15はバルブ12のリターンスプリング、16はバルブ
12を摺動自由に支持するガイド(ダイヤフラム14に
第2のニップル11へ向けて形成される)、17は吸気
脈動などに伴うダイヤフラム14の入力振動を減衰する
オリフィス(バルブ12の安定化に役立つ)を示す。
【0009】アクチュエータ9の圧力室は第1と第2の
ニップル10,11からバキュームポンプ側に配管接続
される。その配管途中には通電のオンで第1のニップル
10側への供給ポートを上流側の導入ポートに、通電の
オフで供給ポートを大気開放側の排出ポートに連通する
1の三方電磁弁18と、通電のオンで第2ニップル11
側への供給ポートを上流側の導入ポートに、通電のオフ
で導入ポートを第1の三方電磁弁18側に連通する第2
の三方電磁弁19と、通電のオンで第2の三方電磁弁1
9側への供給ポートをバキュームポンプ側の導入ポート
に、通電のオフで供給ポートを大気開放側の排出ポート
に連通する第3の三方電磁弁20が介装される。
ニップル10,11からバキュームポンプ側に配管接続
される。その配管途中には通電のオンで第1のニップル
10側への供給ポートを上流側の導入ポートに、通電の
オフで供給ポートを大気開放側の排出ポートに連通する
1の三方電磁弁18と、通電のオンで第2ニップル11
側への供給ポートを上流側の導入ポートに、通電のオフ
で導入ポートを第1の三方電磁弁18側に連通する第2
の三方電磁弁19と、通電のオンで第2の三方電磁弁1
9側への供給ポートをバキュームポンプ側の導入ポート
に、通電のオフで供給ポートを大気開放側の排出ポート
に連通する第3の三方電磁弁20が介装される。
【0010】各三方電磁弁18〜20をエンジン運転状
態に応じて制御するのがコントロールユニット21で、
エンジン冷却水温とエンジン回転速度とアクセル開度の
検出信号が入力される。そして、コントロールユニット
21はこれらの検出信号に基づいて、図3のようにEG
R弁5および絞り弁8を開閉するようになっている。
態に応じて制御するのがコントロールユニット21で、
エンジン冷却水温とエンジン回転速度とアクセル開度の
検出信号が入力される。そして、コントロールユニット
21はこれらの検出信号に基づいて、図3のようにEG
R弁5および絞り弁8を開閉するようになっている。
【0011】すなわち、低負荷域では動作モード1に基
づいて、第1と第3の三方電磁弁18,20をオン、第
2の三方電磁19をオフする。これにより、バキューム
ポンプから第3の三方電磁弁20を介してEGR弁5の
アクチュエータ6と絞り弁8のアクチュエータ9側へ負
圧が供給される。そのため、アクチュエータ6がEGR
弁5を開いて、エンジン1からの排気の一部を排気通路
2からEGR通路4を通して吸気通路3へと還流させ
る。
づいて、第1と第3の三方電磁弁18,20をオン、第
2の三方電磁19をオフする。これにより、バキューム
ポンプから第3の三方電磁弁20を介してEGR弁5の
アクチュエータ6と絞り弁8のアクチュエータ9側へ負
圧が供給される。そのため、アクチュエータ6がEGR
弁5を開いて、エンジン1からの排気の一部を排気通路
2からEGR通路4を通して吸気通路3へと還流させ
る。
【0012】また、アクチュエータ9は第3の三方電磁
弁20から第2と第1の三方電磁弁19,18を介して
第1のニップル10へ供給される負圧で絞り弁8を吸気
通路3の閉じ方向へ回動させる。そのストローク途中で
第2のニップル11にバルブ12が突き当たるが、第1
のニップル10が負荷を供給するので、ダイヤフラム1
4はバルブ12のリターンスプリング15を圧縮しなが
ら、絞り弁8の全閉位置(吸気通路3の最小開度)まで
さらに圧力室を縮小させる。
弁20から第2と第1の三方電磁弁19,18を介して
第1のニップル10へ供給される負圧で絞り弁8を吸気
通路3の閉じ方向へ回動させる。そのストローク途中で
第2のニップル11にバルブ12が突き当たるが、第1
のニップル10が負荷を供給するので、ダイヤフラム1
4はバルブ12のリターンスプリング15を圧縮しなが
ら、絞り弁8の全閉位置(吸気通路3の最小開度)まで
さらに圧力室を縮小させる。
【0013】低負荷と中負荷の中間域へ移行すると動作
モード2に基づいて、第3と第2の三方電磁弁20,1
9をオン、第1の三方電磁弁18をオフする。これによ
り、アクチュエータ6が第3の三方電磁弁20からの負
圧でEGR弁5を開く。また、アクチュエータ9は第2
の三方電磁弁19から第2のニップル11への負荷を受
けながら、第1のニップル10から第1の三方電磁弁1
8を介して大気開放されるため、バルブ12が第2のニ
ップル11を開閉するストローク位置へとダイヤフラム
14が変位するので、絞り弁8は吸気通路3を半開状態
に保持する。
モード2に基づいて、第3と第2の三方電磁弁20,1
9をオン、第1の三方電磁弁18をオフする。これによ
り、アクチュエータ6が第3の三方電磁弁20からの負
圧でEGR弁5を開く。また、アクチュエータ9は第2
の三方電磁弁19から第2のニップル11への負荷を受
けながら、第1のニップル10から第1の三方電磁弁1
8を介して大気開放されるため、バルブ12が第2のニ
ップル11を開閉するストローク位置へとダイヤフラム
14が変位するので、絞り弁8は吸気通路3を半開状態
に保持する。
【0014】中負荷域では動作モード3に基づいて、第
3の三方電磁弁20をオン、第2と第1の三方電磁弁1
9,18をオフする。これにより、アクチュエータ6が
第3の三方電磁弁20からの負圧でEGR弁5を開くと
共に、アクチュエータ9は第1のニップル10から第1
の三方電磁弁18を介して大気開放される(第2の三方
電磁弁19は第1の三方電磁弁18側に切り替わる)た
め、リターンスプリング13で絞り弁8を吸気通路3の
全開位置へと回動させる。
3の三方電磁弁20をオン、第2と第1の三方電磁弁1
9,18をオフする。これにより、アクチュエータ6が
第3の三方電磁弁20からの負圧でEGR弁5を開くと
共に、アクチュエータ9は第1のニップル10から第1
の三方電磁弁18を介して大気開放される(第2の三方
電磁弁19は第1の三方電磁弁18側に切り替わる)た
め、リターンスプリング13で絞り弁8を吸気通路3の
全開位置へと回動させる。
【0015】高負荷域へ移行すると動作モード5に基づ
いて絞り弁8を全開すると共に、EGR弁5を閉じるた
め、各三方電磁弁81〜20をオフする。これにより、
アクチュエータ6が第3の三方電磁弁20を介して、ア
クチュエータ9は第1の三方電磁弁18を介して大気開
放される。
いて絞り弁8を全開すると共に、EGR弁5を閉じるた
め、各三方電磁弁81〜20をオフする。これにより、
アクチュエータ6が第3の三方電磁弁20を介して、ア
クチュエータ9は第1の三方電磁弁18を介して大気開
放される。
【0016】車両の急発進および急加速時などで絞り弁
8の全開へ切り替えるに際しては動作モード5の実行に
先立ち、動作モード4に基づいて第1の三方電磁弁18
をオフすると共に、第2の三方電磁弁19を所定時間だ
けオンする。これにより、ダイヤフラム14の負圧は第
1のニップル10側から第1の三方電磁弁18を介して
大気開放されるのに加えて、第2のニップル11から第
2と第3の三方電磁弁19,20を介して大気開放され
るため、第1のニップル10内に形成のオリフィス17
に拘わらず、圧力室から負圧が速やかに抜けるため、絞
り弁8は応答性良く全開位置へと回動する。
8の全開へ切り替えるに際しては動作モード5の実行に
先立ち、動作モード4に基づいて第1の三方電磁弁18
をオフすると共に、第2の三方電磁弁19を所定時間だ
けオンする。これにより、ダイヤフラム14の負圧は第
1のニップル10側から第1の三方電磁弁18を介して
大気開放されるのに加えて、第2のニップル11から第
2と第3の三方電磁弁19,20を介して大気開放され
るため、第1のニップル10内に形成のオリフィス17
に拘わらず、圧力室から負圧が速やかに抜けるため、絞
り弁8は応答性良く全開位置へと回動する。
【0017】このような構成により、リニアな開度特性
を持つ高価な制御弁でなく、単純な三方電磁弁を使用す
ることで、エンジン運転状態に応じて絞り弁8の開度を
全開と半開と全閉の2段階に制御することが可能にな
る。また、車両の急発進および急加速時などで絞り弁8
を全閉または半開から全開へ切り替えるに際しては、動
作モード4を一時的に行うので、オリフィス17を備え
る第1のニップル10側に加えて、第2のニップル11
側からも大気開放されるため、絞り弁8の良好な応答性
を確保することができる。
を持つ高価な制御弁でなく、単純な三方電磁弁を使用す
ることで、エンジン運転状態に応じて絞り弁8の開度を
全開と半開と全閉の2段階に制御することが可能にな
る。また、車両の急発進および急加速時などで絞り弁8
を全閉または半開から全開へ切り替えるに際しては、動
作モード4を一時的に行うので、オリフィス17を備え
る第1のニップル10側に加えて、第2のニップル11
側からも大気開放されるため、絞り弁8の良好な応答性
を確保することができる。
【0018】なお、第3の三方電磁弁20はEGR弁5
のアクチュエータ6へ負圧と大気圧を選択的に供給する
制御バルブとしても機能するので、当然のことながらE
GRと吸気絞りを行う装置において三方電磁弁の個数を
削減できることになる。
のアクチュエータ6へ負圧と大気圧を選択的に供給する
制御バルブとしても機能するので、当然のことながらE
GRと吸気絞りを行う装置において三方電磁弁の個数を
削減できることになる。
【0019】
【考案の効果】以上要するにこの考案によれば、エンジ
ン吸気通路の絞り弁を開閉する流体圧式アクチュエータ
を備える吸気絞り装置において、アクチュエータの圧力
室を第1と第2のニップルを介して流体圧供給源に配管
接続すると共に、絞り弁の半開き位置を越えるアクチュ
エータのストローク領域で第2のニップルを閉じるメカ
ニカルなバルブを設け、アクチュエータの配管途中に第
1のニップル側への供給ポートに上流側の導入ポートと
大気開放側の排出ポートを選択的に連通する第1の三方
電磁弁と、第1の三方電磁弁側への供給ポートと第2ニ
ップル側への供給ポートに上流側の導入ポートを選択的
に連通する第2の三方電磁弁と、第2の三方電磁弁側へ
の供給ポートに上流側の導入ポートと大気開放側の排出
ポートを選択的に連通する第3の三方電磁弁を介装する
一方、これらの電磁弁をエンジン運転状態に応じて制御
するコントロールユニットを設けたので、単純な三方電
磁弁でエンジン運転状態に応じて絞り弁の開度を全開と
半開と全閉の2段階に制御することができる。また、車
両の急発進および急加速時などで絞り弁を応答性良く全
開へ切り替えることも可能という効果が得られる。
ン吸気通路の絞り弁を開閉する流体圧式アクチュエータ
を備える吸気絞り装置において、アクチュエータの圧力
室を第1と第2のニップルを介して流体圧供給源に配管
接続すると共に、絞り弁の半開き位置を越えるアクチュ
エータのストローク領域で第2のニップルを閉じるメカ
ニカルなバルブを設け、アクチュエータの配管途中に第
1のニップル側への供給ポートに上流側の導入ポートと
大気開放側の排出ポートを選択的に連通する第1の三方
電磁弁と、第1の三方電磁弁側への供給ポートと第2ニ
ップル側への供給ポートに上流側の導入ポートを選択的
に連通する第2の三方電磁弁と、第2の三方電磁弁側へ
の供給ポートに上流側の導入ポートと大気開放側の排出
ポートを選択的に連通する第3の三方電磁弁を介装する
一方、これらの電磁弁をエンジン運転状態に応じて制御
するコントロールユニットを設けたので、単純な三方電
磁弁でエンジン運転状態に応じて絞り弁の開度を全開と
半開と全閉の2段階に制御することができる。また、車
両の急発進および急加速時などで絞り弁を応答性良く全
開へ切り替えることも可能という効果が得られる。
【図1】この考案の実施例を示す構成図である。
【図2】絞り弁のアクチュエータを表す断面図である。
【図3】コントロールユニットの制御内容を説明する動
作モード表である。
作モード表である。
3 エンジン吸気通路 8 絞り弁 9 ダイヤフラム式アクチュエータ 10 第1のニップル 11 第2のニップル 12 バルブ 14 ダイヤフラム 17 オリフィス 18 第1の三方電磁弁 19 第2の三方電磁弁 20 第3の三方電磁弁
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン吸気通路の絞り弁を開閉する流
体圧式アクチュエータを備える吸気絞り装置において、
アクチュエータの圧力室を第1と第2のニップルを介し
て流体圧供給源に配管接続すると共に、絞り弁の半開き
位置を越えるアクチュエータのストローク領域で第2の
ニップルを閉じるメカニカルなバルブを設け、アクチュ
エータの配管途中に第1のニップル側への供給ポートに
上流側の導入ポートと大気開放側の排出ポートを選択的
に連通する第1の三方電磁弁と、第1の三方電磁弁側へ
の供給ポートと第2ニップル側への供給ポートに上流側
の導入ポートを選択的に連通する第2の三方電磁弁と、
第2の三方電磁弁側への供給ポートに上流側の導入ポー
トと大気開放側の排出ポートを選択的に連通する第3の
三方電磁弁を介装する一方、これらの電磁弁をエンジン
運転状態に応じて制御するコントロールユニットを設け
たことを特徴とするエンジンの吸気絞り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070806U JP2597176Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | エンジンの吸気絞り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070806U JP2597176Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | エンジンの吸気絞り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742410U JPH0742410U (ja) | 1995-08-04 |
JP2597176Y2 true JP2597176Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=13442178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070806U Expired - Fee Related JP2597176Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | エンジンの吸気絞り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597176Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993070806U patent/JP2597176Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742410U (ja) | 1995-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0243891B2 (ja) | ||
KR950701409A (ko) | 내연기관(internal combustion engines) | |
JPH045813B2 (ja) | ||
JP2597176Y2 (ja) | エンジンの吸気絞り装置 | |
JPH0567770B2 (ja) | ||
JPS5888451A (ja) | 内燃機関の排気還流制御装置 | |
JP2606055Y2 (ja) | エンジンの吸気絞り装置 | |
JP2713803B2 (ja) | 水冷式egrバルブを用いた排ガス再循環装置 | |
JPS58131339A (ja) | デイ−ゼルエンジンの停止方法 | |
US4222357A (en) | Exhaust gas recirculation system for an internal combustion engine | |
JP2524058Y2 (ja) | 排気ブレーキ装置 | |
JPH0240283Y2 (ja) | ||
JPH0318661Y2 (ja) | ||
JP2008050959A (ja) | バルブ開閉制御装置 | |
JPS61123718A (ja) | タ−ボ過給機の可変ノズル制御装置 | |
JPH08261021A (ja) | 排気ブレーキ装置用シリンダ | |
JPH0236916Y2 (ja) | ||
JPH03246362A (ja) | ディーゼルエンジンのegr負圧発生制御法及びegr制御装置 | |
JPH0720355Y2 (ja) | 排気絞り装置 | |
JP2984705B2 (ja) | エンジンの吸気制御弁装置 | |
JPS5918112Y2 (ja) | 絞り弁閉速度制御用ダツシユポツト | |
JPH0536993Y2 (ja) | ||
JPS624663Y2 (ja) | ||
JPS63150421A (ja) | 可変容量タ−ボチヤ−ジヤの可動ベ−ン作動装置 | |
JPH0216331A (ja) | ターボチャージャの制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |