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JP2588953B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2588953B2
JP2588953B2 JP26756688A JP26756688A JP2588953B2 JP 2588953 B2 JP2588953 B2 JP 2588953B2 JP 26756688 A JP26756688 A JP 26756688A JP 26756688 A JP26756688 A JP 26756688A JP 2588953 B2 JP2588953 B2 JP 2588953B2
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JP
Japan
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controller
interface
numerical
data
numerical controller
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JP26756688A
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Inventor
英昭 川村
幸仁 長岡
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は数値制御装置に係り、特にプログラマブルコ
ントローラ(PCという)の処理とは別の処理を実行する
FAコントローラとのインタフェースを備えた数値制御装
置に関する。
<従来技術> 数値制御装置においては、数値制御部からの指令に基
づいてPCが所定のシーケンス処理を実行し、該シーケン
ス処理結果に基づいて工作機械の各機械要素が動作し、
機械要素の動作完了を待って数値制御部が次の数値制御
を実行するようになっている。第2図はかかる従来の数
値制御装置のブロック図であり、1は数値制御部(CN
C)、2はプログラマブルコントローラ(PC)、3は数
値制御部とPC間のデータ授受を司どるNC−PCインタフェ
ース、4は工作機械である。
NC−PCインタフェース3は数値制御部とPCとにバス接
続されており、両方のプロセッサからアクセスされる共
有RAM3aとバス切り換えを行うバスアービタ3bを備えて
いる。
PCは通常ラダープログラムに従ってシーケンス制御を
行い、数値制御部からの指令を工作機械に出力して該工
作機械を制御したり、工作機械の状態を数値制御部に通
知する。
ところで、数値制御工作機械をホストコンピュータに
接続してFAシステムを構築したり、あるいは数値制御工
作機械にアダプティブコントロールや工具破損監視等の
新機能を組み込む場合がある。尚、第2図において、5
はホストコンピュータ、6はLAN接続用アダプタ、7,8は
工具破損制御やアダプティブコントロールを行うための
計測器、センサである。
<発明が解決しようとする課題> かかる場合、従来はPCのラダープログラム等に前記FA
システムを構築するための変更や追加、あるいは新機能
を実行するための変更や追加を行う必要があり、ラダー
プログラムの修正作業が大変となり、しかも実現できる
機能やシステムに制限があるという問題があった。
又、FAシステム、工具破損監視システム、アダプティ
ブコントロールシステム等は、機械がユーザに納入され
た後に追加されたり、技術の進歩に応じてレベルアップ
されたりすることが多く、本来工作機械を制御するPCと
は独立して制御することが好ましい。
以上から本発明の目的は新規機能の追加に際してPCの
プログラム(ラダープログラム等)を変更する必要がな
く、しかも新機能を容易に追加できる数値制御装置を提
供することである。
<課題を解決するための手段> 第1図は本発明の数値制御装置のブロック図であり、
1は数値制御部、2はPC、3はPC−NCインタフェース
(第1インタフェース)、11はFAコントローラ(FA
C)、12はNC−FACインタフェース(第2インタフェー
ス)である。
<作用> 数値制御部1とPC2間のデータ授受を司どる第1のイ
ンタフェース3に加えて、数値制御部1とFAコントロー
ラ11間のデータ授受を司どる第2のインタフェース12を
設け、FAコントローラ11によりPCが行う処理とは別の処
理(工具破損監視処理、アダプティブコントロール処理
等)を実行し、処理結果を第2のインタフェース12を介
して数値制御部1に入力し、数値制御部1はFAコントロ
ーラからのデータに基づいて工具交換や最適主軸回転速
度を指令する。
<実施例> 第1図は本発明の数値制御装置を含むシステムのブロ
ック図であり、第2図の従来システムと同一部分には同
一符号を付している。
1は数値制御部、2はPC、3はPC−NCインタフェース
(第1インタフェース)、4は工作機械、5はホストコ
ンピュータ、6はLAN接続用アダプタ、7は計測器、8
はセンサである。
又、11はプログラマブル・FAコントローラ(FAC)で
あり、PCが行う処理とは別の処理(工具破損監視処理、
アダプティブコントロール処理等)を実行するもの、12
はFAコントローラ11と数値制御部1間のデータ授受を司
どるNC−FACインタフェース(第2インタフェース)で
ある。尚、数値制御部1と各インタフェース3,12により
数値制御装置10が構成されている。
第1、第2インタフェース3,12は図示しないが、共に
共有RAMとバスアービタを有した構成になっており、各
インタフェースを介して数値制御部1、PC2、FAコント
ローラ11間で相互にデータ授受ができるようになってい
る。尚、第2インタフェース12は、数値制御工作機械を
FAシステムに組み入れる場合には、LAN接続用アダプタ
6とも接続され、上記各ユニット、アダプタ間で相互に
データ授受ができるように構成される。
各インタフェースを介してのデータ授受の仕方は、デ
ータ送信側が共有RAMにおける相手先の記憶領域にコマ
ンドとデータを書き込み、受信側(相手先)が該コマン
ドとデータを読み込むことにより行われる。そして、共
有RAMのアクセスをどのユニットに許可するかはバスア
ービタの周知のバス制御機能により行う。
FAコントローラ11は前記各インタフェースに接続され
ると共に、工作機械4に接続され、又必要に応じて所定
の計測器7やセンサ8に接続され、計測データや検出デ
ータを取り込めるようになっている。
以下アダプティブコントロールにおける主軸回転速度
制御についてFAコントローラ11の動作を説明する。
FAコントローラ11は周期的に計測器あるいはセンサか
らデータを取り込み、刃物にかゝる負荷を計算し、該負
荷が過度なオーバロードとなっているかを監視する。
過度なオーバロードであればFAコントローラ12は非常
停止データを第2インタフェース12の共有RAMに記憶す
る。
数値制御部1は周期的に共有RAMの自分の領域を読み
取るようになっているから、所定のタイミングで該非常
停止データを読み取る。これにより数値制御部は、直ち
に第1インタフェース3を介してPC2に非常停止信号を
送り、PCをして工作機械4を非常停止させる。尚、FAコ
ントローラ11が直接工作機械を非常停止させるように構
成することもでき、又、第2インタフェース12にセット
された非常停止データをPCが読み取って工作機械に非常
停止を掛けるように構成することもできる。
一方、FAコントローラ11は刃物にかゝる負荷が過度な
オーバロードでなく、あるいはオーバロード以下であれ
ば、最適の切削が行われるように主軸オーバライド量を
決定し、前述と同様に第2インタフェース12を介して数
値制御部1に送る。
数値制御部1は該オーバライド量に基づいて主軸回転
速度を変更し、図示しないスピンドルモータの回転速度
を変更する。
以上では、数値制御部1と第1インタフェース3と第
2インタフェース12とで数値制御装置が構成される場合
が示されているが、PC2及びFAコントローラ11は適宜数
値制御装置に内蔵され、あるいは外付けすることができ
る。
又、以上では第2インタフェース12を介して授受され
るデータについて詳述しなかったが、たとえば以下に示
すデータが考えられる。すなわち、 (i)送り速度オーバライド、 オーバライドキャンセル、 主軸速度オーバライド、 (ii)サイクルスタート、フィードホールド、 リセット、非常停止等 (iii)ミラーイメージ、ブロックデリート、 (iv)NCステータス、 (v)機械側ステータス、 (vi)スケーリング、座標回転データ、 (vii)工具データテーブル (viii)主軸モータ負荷、速度、 サーボモータ負荷、偏差、速度 主軸、サーボモータのコントロールリミット 主軸モータ制御信号、 (ix)加工プログラム選択・消去/アップロード・ダウ
ンロード/デイレクトリ (x)パレット/ワーク取り付け具/ワーク等に関する
データ メッセージ表示/送信等 <発明の効果> 以上本発明によれば、数値制御部とPC間のデータ授受
を司どる第1のインタフェースと独立に、数値制御部と
FAコントローラ間のデータ授受を司どる第2のインタフ
ェースを設け、適宜FAコントローラを内蔵あるいは外付
けして数値制御装置を構成したから、新規機能の追加に
際してPCのプログラム(ラダープログラム等)を変更す
る必要がない。そして、新機能の追加、変更はFAコント
ローラを接続することにより、あるいはそのプログラム
を変更することにより、容易にかつ短時間ででき、更に
は処理能力(プログラムサイズ、実行時間)を大幅に改
善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御装置を含むシステムのブロッ
ク図、 第2図は従来の数値制御装置を含むシステムの構成図で
ある。 1……数値制御部、 2……プログラマブルコントローラ(PC)、 3……PC−NCインタフェース、 11……FAコントローラ、 12……NC−FACインタフェース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数値制御部とシーケンス処理を実行して工
    作機械を制御するプログラマブルコントローラ(PC)間
    のデータ授受を司どる第1のインタフェースとを備えた
    数値制御装置において、 PCが行う処理とは別の処理を実行して処理結果を数値制
    御部に入力するFAコントローラと数値制御部間のデータ
    授受を司どる第2のインタフェースを備えたことを特徴
    とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】前記FAコントローラを内蔵することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の数値制御装置。
JP26756688A 1988-10-24 1988-10-24 数値制御装置 Expired - Fee Related JP2588953B2 (ja)

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JPH06314110A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Fanuc Ltd 数値制御機能を実行するコンピュータシステム部分と他のコンピュータシステムとの結合方式
JP6527127B2 (ja) 2016-12-15 2019-06-05 ファナック株式会社 数値制御装置

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