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JP2543304B2 - アタッチメント付端子台 - Google Patents

アタッチメント付端子台

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JP2543304B2
JP2543304B2 JP5067688A JP6768893A JP2543304B2 JP 2543304 B2 JP2543304 B2 JP 2543304B2 JP 5067688 A JP5067688 A JP 5067688A JP 6768893 A JP6768893 A JP 6768893A JP 2543304 B2 JP2543304 B2 JP 2543304B2
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JP
Japan
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terminal block
terminal
test
connection
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JP5067688A
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雅史 植主
敏幸 永井
隆文 大西
中島  茂
隆弘 邑川
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Mitsubishi Electric Corp
Fuji Electric Devices Industries Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Fuji Electric Devices Industries Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御機器などの配線に
使用する電線を接続する端子台で、特に、試験用治具を
装着できるアタッチメントを備えたアタッチメント付端
子台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御器などの配線に使用する電線を接続
する端子台では、その端子台が高電圧に耐えるかの耐圧
試験やシーケンス試験が行われる。端子台の一例とし
て、図12に示す端子台101 がある。端子板102 にコイル
スプリングにより上方に付勢された座金103 に螺着され
た端子ネジ104 が設けられ、端子板102 と座金103 との
間で電線の先端の圧着端子を挟持し、端子ネジ104 を締
め込んで固定する。この端子台101 の耐圧を試験するた
めに、耐圧試験用治具111 が用いられ、その耐圧試験用
治具111 は金属プレート112の前記端子ネジ104に対向す
る箇所に金属ピン113 をコイルスプリング114 で付勢さ
せて起立させている。
【0003】また、端子台のシーケンスを試験するシー
ケンス治具として図13に示すようなものがある。このシ
ーケンス試験治具211 は端子ネジ204 に対向する箇所
に、絶縁成形体212 からコイルスプリング214 で付勢さ
れた金属ピン213 を起立させたものである。この絶縁成
形体212 には内部にリード線215 を配線し、シーケンス
自動検査装置に接続してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で述
べた端子台101 の耐圧試験用治具111 では金属ピン113
や金属プレート112 の導体部分が露出しているため至極
危険である。また、図13で述べた端子台201 のシーケン
ス試験装置211 では端子台への201へのシーケンス試験
装置211 の取付けが必ずしも容易でない。
【0005】また、同一のアタッチメントで耐圧試験と
シーケンス試験とはできなかった。さらに端子台に、耐
圧試験用アタッチメントやシーケンス試験用アタッチメ
ントを取付けた複数個のものを簡単に接続できるものは
なかった。さらにその上に、端子台に使用していた文字
板を端子台に装着した試験用アタッチメントにそのまま
使用できるようにしたものは存在しない。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、同一のアタッチメントで耐圧試験とシー
ケンス試験とができるようにすべく、電線を接続する端
子台であって、端子台に、アダプタを接続可能なコネク
タ型のアタッチメントを着脱自在に設けてなるアタッチ
メント付端子台とした。
【0007】また、端子台に耐圧試験用アダプタやシー
ケンス試験用アダプタを取付けた複数個のものを簡単に
接続できるようにすべく、端子台への一つの端子接続部
からアダプタへの複数の接続部を分岐させるタブ端子を
備えたアタッチメントとした。さらに、端子台に使用し
ていた文字板を、端子台に装着した試験用アタッチメン
トにそのまま使用できるようにすべく、端子台に着脱自
在に設けた文字板を、アタッチメントを端子台に装着す
る際、端子台から取り外し、アタッチメントに文字板を
装着可能とした。
【0008】
【作用】本発明は、端子台の耐圧試験やシーケンス試験
が必要な場合は、アタッチメントがコネクタ型であるの
で、端子台にアタッチメントを差し込み、このアタッチ
メントにアダプタを差し込んで試験装置への連結が完了
するので、端子台の試験装置への連結が容易で、同一の
アタッチメントで耐圧試験とシーケンス試験とができ
る。
【0009】また、本発明は、端子台への一つの端子接
続部からアダプタへの複数の接続部を分岐させるタブ端
子を備えたアタッチメントであるので、端子台に耐圧試
験用アダプタやシーケンス試験用アダプタを取付けた複
数個のものを簡単に接続できる。さらに、本発明は、端
子台に着脱自在に設けた文字板を、アタッチメントを端
子台に装着する際、端子台から取り外し、アタッチメン
トに文字板を装着可能とした。
【0010】
【実施例】本発明を、添付する図面に示す具体的な実施
例に基づいて、以下詳細に説明する。図1は、全体の概
要を示す斜視図であって、端子板1とコイルスプリング
により付勢された座金2との間に電線3の先端の圧着端
子を挟持し、座金2に螺着した端子ネジ4をネジ込んで
固定したネジアップ方式の端子台5に、コネクタ型の試
験用アタッチメント6を差し込み、この試験用アタッチ
メント6に、耐電圧試験用短絡アダプタ7とシーケンス
試験アダプタ8とを各々独立であるいは個別ごとに差し
込み接続できる。
【0011】この試験用アタッチメント6は、端子台5
への一つの端子接続部からアダプタ7・8への複数の接
続部を分岐させたタブ端子9を備えている。また、端子
台5に耐電圧試験用短絡アダプタ7あるいはシーケンス
試験アダプタ8の何れかを個別に差し込み接続した複数
個のものを、接続できるようにする一端子接続アダプタ
10も備える。
【0012】さらに、端子台5には端子を示す短冊状の
文字板11が使用されているが、試験用アタッチメント6
を端子台5に差し込み接続する際は、文字板11を取り外
し、その文字板11を試験用アタッチメント6に装着でき
るようにする。安全カバー12は端子台5を覆い安全を期
するために使用する。図2には、端子台5に試験用アタ
ッチメント6が差し込まれて接続し、試験用アタッチメ
ント6に耐電圧試験用短絡アダプタ7が差し込まれて接
続された状態を示す。
【0013】この端子台5は、図1および図2から分か
るように、概略直方体状で、所定間隔へだてて複数個の
絶縁隔壁21を起立させ、この絶縁隔壁21間に電線3を接
続する端子板1を配置している。ネジ孔を刻設した端子
板1は、図2で中央部に水平状に設けられ、端子ネジ4
を螺着したL字状の座金2は端子板1により上下方向に
案内され、コイルスプリング22により上方に付勢され、
端子板1上と端子ネジ4下端との隙間に電線3先端の圧
着端子23が挿入できるようにされている。電線3の端子
台5への接続は、電線3の圧着端子23を端子ネジ4の下
で端子板1上に載置し、端子ネジ4をコイルスプリング
22の付勢力に抗してネジ込んで行う。
【0014】一方、試験用アタッチメント6は、端子台
5にコネクタ型で着脱自在となるように形成されてい
る。試験用アタッチメント6は、図3に示すように、概
略直方体状の絶縁性のソケット24下面から前記端子台5
の各端子板1の中央部に穿設した四角状の窓孔25に挿入
して弾性的に接触するタブ端子9を起立させる。
【0015】タブ端子9は、図4に示すように、板金成
形体で、基体部分27を四角枠のほぼ閉断面に形成し、こ
の基体部分27にはソケット24に係合するための切り起こ
し状の係合爪28が両面に膨出されており、基体部分27の
両面から脚状の接触片29を垂下し、その下端を当接させ
弾性を有するように形成し、端子板1の窓孔25に差し込
んだ際、十分当接し接触するように配慮してある。符号
26は端子板1のネジ孔を示す。
【0016】また、基体部分27の両端面からそれぞれ上
方に向け接続片30を延出する。試験用アタッチメント6
は、図2および図3からも分かるように、各タブ端子9
の接触片29が各端子板1の窓孔25に差し込まれるように
設定してあって、その上、ソケット24は端子台5に結合
できるように、両側面から抱持片31を延出させ抱持片31
を端子台5の絶縁隔壁21の上部の係合溝32に弾着させ
る。
【0017】また、各タブ端子9の上方へ延出した接続
片30は、後述のアダプタ7・8のプラグや一端子接続ア
ダプタ10を差し込むための接続用四角穴33の中央に位置
させてある。耐電圧試験用短絡アダプタ7は、図5に示
すようになっている。耐電圧試験用短絡アダプタ7は、
ケース41の前記試験用アタッチメント6の接続用四角穴
33に対向する箇所から接続用四角穴33に嵌まる四角柱状
のプラグ42を垂下させ、このプラグ42を接続用四角穴33
に嵌め込むと、図2に示すように、プラグ42は接続片30
を受け入れる構造となっており、電気回路上は各端子板
1を短絡するように構成されている。
【0018】また、シーケンス試験アダプタ8は、図1
からも分かるように、前記の耐電圧試験用短絡アダプタ
7と同様に試験用アタッチメント6の接続用四角穴33に
嵌まり接続片30と接触できるように、ケース51からプラ
グ42を延出させてある。ただ電気回路的には、前記の耐
電圧試験用短絡アダプタ7と異なり、リード線53を介し
てシーケンス自動試験装置に接続してある。
【0019】次に、本発明の作動について述べる。耐電
圧試験を行う時は、図6に示すように、端子台5に試験
用アタッチメント6を嵌め込み、その試験用アタッチメ
ント6に耐電圧試験用アダプタ7を嵌め込んで行う。端
子台5のシーケンス試験を行う時は、図7に示すよう
に、端子台5に同一の試験用アタッチメント6を嵌め込
んだ状態で、その試験用アタッチメント6にシーケンス
試験アダプタ8を嵌め込んで行う。
【0020】それで、同一の試験用アタッチメント6を
用いて、アダプタを交換するだけで耐圧試験とシーケン
ス試験とが行える。また、試験用アタッチメント6は2
方向に分岐させ2接続片30を持つタブ端子9と2列の接
続用四角穴33を有するので、端子台5に耐電圧試験用ア
ダプタ7あるいはシーケンス試験用アダプタ8を取付け
た状態でも、さらに、一端子接続アダプタ10を接続でき
る。
【0021】次に、本試験用アタッチメント6を用いる
と図8に示すような使用ができる。試験用アタッチメン
ト6には2方向に分岐した2接続片30を持つタブ端子9
を有するから、端子台5にシーケンス試験アダプタ8を
取付けた複数個を、一端子接続アダプタ10を用いて直列
に接続し、シーケンス自動試験装置に接続できる。符号
61はリード線である。
【0022】端子台5においては、電線3の端子板1へ
の取付けを確認するため、結線No.(通常数字の場合が多
い) を記載した短冊状の文字板11が、図9に示すように
使用されている。文字板11は絶縁隔壁21の中央部に嵌め
込まれている。本試験用アタッチメント6を使用する際
は、図10に示すように、端子台5に装着されていた文字
板11を端子台5から取り外してから試験用アタッチメン
ト6を端子台5に取付ける。
【0023】次に図11に示すように、試験用アタッチメ
ント6の2列の接続用四角穴33に平行状に設けた文字板
取付箇所71に文字板11を嵌め込む。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述のように、電線を接続す
る端子台であって、端子台にアダプタを接続可能なコネ
クタ型のアタッチメントを着脱自在に設けてなるアタッ
チメント付端子台であるので、端子台にアタッチメント
を差し込みこのアタッチメントにアダプタを差し込んで
試験装置の連結が完了するので、端子台の試験装置への
連結が容易で、また、同一のアタッチメントで耐圧試験
とシーケンス試験とができる。
【0025】また、端子台への一つの端子接続部からア
ダプタへの複数への接続部を分岐させるタブ端子を備え
たアタッチメントであるので、端子台に耐圧試験用・シ
ーケンス試験用アダプタを取付けた複数個のものを簡単
に接続できる。さらに、端子台に着脱自在に設けた文字
板をアタッチメントを端子台に接続する際端子台から取
り外し、アタッチメントに文字板を装着可能としたアタ
ッチメント付端子台であるので、試験の際でも文字板を
容易に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の概要を示す斜視図である。
【図2】端子台に試験用アタッチメントが差し込まれて
接続され、試験用アタッチメントに耐電圧試験用短絡ア
ダプタが差し込まれて接続された状態を示す縦断面図で
ある。
【図3】試験用アタッチメントの平面・正面・側面の3
面図である。
【図4】タブ端子の正面・底面・右側面の3面図であ
る。
【図5】耐電圧試験用短絡アダプタの正面・側面の2面
図である。
【図6】端子台に試験用アタッチメントを取付け、その
試験用アタッチメントに耐電圧試験用アダプタを取付け
る状態を示す斜視図である。
【図7】端子台に試験用アタッチメントを取付け、その
試験用アタッチメントにシーケンス試験用アダプタを取
付ける状態を示す斜視図である。
【図8】端子台に試験用アタッチメントを取付け試験用
アタッチメントにアダプタを取付け複数個のものを接続
用アダプタを用いて直列接続した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】端子台に文字板を取付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図10】試験用アタッチメントを端子台に取付ける際、
文字板を端子台から取り外した状態を示す斜視図であ
る。
【図11】端子台に試験用アタッチメントを取付けその試
験用アタッチメントにアダプタを取付け文字板を試験用
アタッチメントに装着した状態を示す斜視図である。
【図12】従来の耐圧試験用治具の平面と正面の2面図
と、端子台の正面図である。
【図13】従来のシーケンス試験治具の平面と正面の2面
と、端子台の正面の3面図である。
【符号の説明】
3…電線 5…端子台 6…アタッチメント 9…タブ端子 11…文字板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 隆文 香川県丸亀市蓬莱町8番地 三菱電機株 式会社 丸亀製作所内 (72)発明者 中島 茂 滋賀県草津市野村3丁目4の1 不二電 機工業株式会社 草津製作所内 (72)発明者 邑川 隆弘 滋賀県草津市野村3丁目4の1 不二電 機工業株式会社 草津製作所内 (56)参考文献 実開 昭61−129405(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔へだてて複数個の絶縁隔壁21を
    起立させ、絶縁隔壁21間に窓孔25を穿設し電線3を接続
    する端子板1を配置した端子台5と、上部に複数個の接
    続用穴33を凹設したソケット24下面から前記端子台5の
    各端子板1の窓孔25に弾性的に接触する接触片29を垂下
    させると共に上方に向けて前記接続用穴33内に位置する
    接続片30を延出させるタブ端子9を設けたアタッチメン
    ト6と、ケース41の前記アタッチメント6の接続用穴33
    に対向する箇所から接続用穴33に嵌まり接続片30を受け
    入れる柱状のプラグ42を垂下させ、各端子板1を短絡す
    るように構成されたアダプタ7と、ケース51のアタッチ
    メント6の接続用穴33に対向する箇所から接続用穴33に
    嵌まり接続片30を受け入れる柱状のプラグ42を垂下さ
    せ、リード線53を介して試験装置に接続するアダプタ8
    とを備えたアタッチメント付端子台。
  2. 【請求項2】 端子台5への一つの端子接続部からアダ
    プタ7・8への複数の接続部を分岐させるタブ端子9を
    備えたアタッチメント6である請求項1のアタッチメン
    ト付端子台。
  3. 【請求項3】 端子台5に着脱自在に設けた文字板11
    を、アタッチメントを端子台5に装着する際、端子台5
    から取り外し、アタッチメント6に文字板11を装着可能
    とした請求項1のアタッチメント付端子台。
JP5067688A 1993-03-26 1993-03-26 アタッチメント付端子台 Expired - Lifetime JP2543304B2 (ja)

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JPH06283224A JPH06283224A (ja) 1994-10-07
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