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JP2023001974A - シート剥離装置およびシート剥離方法 - Google Patents

シート剥離装置およびシート剥離方法 Download PDF

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JP2023001974A JP2021102918A JP2021102918A JP2023001974A JP 2023001974 A JP2023001974 A JP 2023001974A JP 2021102918 A JP2021102918 A JP 2021102918A JP 2021102918 A JP2021102918 A JP 2021102918A JP 2023001974 A JP2023001974 A JP 2023001974A
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sheet
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peeling
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陽太 青木
Yota Aoki
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Abstract

【課題】接着シートを被着体から剥離できなくなる剥離不良が発生することを防止することができるシート剥離装置およびシート剥離方法を提供すること。【解決手段】被着体WKに貼付された接着シートASに剥離用テープPTを貼付し、当該剥離用テープPTを介して接着シートASを保持する保持手段10と、接着シートASに貼付した剥離用テープPTに張力を付与して被着体WKから接着シートASを剥離する張力付与手段20と、被着体WKから剥離する接着シートASを加熱する加熱手段30とを備えたシート剥離装置EAにおいて、被着体WKから剥離した接着シートASを冷却する冷却手段40をさらに備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、シート剥離装置およびシート剥離方法に関する。
従来、被着体に貼付された接着シートを剥離するシート剥離装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたシート剥離装置は、ヒーター33によって半導体ウエハ11を加熱して、保護テープ15を剥離しやすい温度まで半導体ウエハ11を昇温する。そして、剥離テープ16を保護テープ15上に貼り付け、保護テープ15に張力を付与して保護テープ15を半導体ウエハ11から剥離する構成とされている。
特開2003-273200号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート剥離装置では、加熱した保護テープ15(接着シート)に張力を付与して半導体ウエハ11(被着体)から剥離する構成なので、剥離した接着シートが伸びてしまい、被着体に貼付された接着シートに当該接着シートを剥離する張力が適切に付与されず、接着シートを被着体から剥離できなくなる剥離不良を発生する。
本発明の目的は、接着シートを被着体から剥離できなくなる剥離不良が発生することを防止することができるシート剥離装置およびシート剥離方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、剥離した接着シートを冷却するので、剥離した接着シートが伸びてしまうのを抑制することができ、接着シートを被着体から剥離できなくなる剥離不良が発生することを防止することができる。
なお、本発明における接着または接着剤は、粘着または粘着剤を含む。
本発明の一実施形態に係るシート剥離装置の説明図および同装置の動作説明図。 シート剥離装置の説明図および同装置の動作説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明のシート剥離装置EAは、被着体WKに貼付された接着シートASに剥離用テープPTを貼付し、当該剥離用テープPTを介して接着シートASを保持する保持工程を実施する保持手段10と、接着シートASに貼付した剥離用テープPTに張力を付与して被着体WKから接着シートASを剥離する張力付与工程を実施する張力付与手段20と、被着体WKから剥離する接着シートASを加熱する加熱工程を実施する加熱手段30と、被着体WKから剥離した接着シートASを冷却する冷却工程を実施する冷却手段40とを備えている。
なお、剥離用テープPTにおける接着シートASに当接する面側には、押圧されて接着力を生じる感圧接着性の接着剤を有する接着剤層HAに基材シートBSが積層されている。
保持手段10は、巻回された剥離用テープPTを回転可能に支持するテープ支持手段11と、テープ支持手段11に支持された剥離用テープPTを当該テープ支持手段11とで挟み込み、当該剥離用テープPTに繰出力を付与する繰出手段12と、剥離用テープPTのリード端部を保持するリード保持手段13と、リード保持手段13が剥離用テープPTを保持することを補助する保持補助手段14と、接着シートASに剥離用テープPTを押圧する押圧手段15と、剥離用テープPTを切断する切断手段16とを備えている。
テープ支持手段11は、軸11Aを中心に回動可能な回動アーム11Bと、その自由端側に支持され、巻回された剥離用テープPTを支持する支持ローラ11Cと、回動アーム11Bを繰出手段12方向に付勢する付勢手段としてのばね11Dとを備えている。
繰出手段12は、駆動機器としての回動モータ12Aと、その図示しない出力軸に支持され、支持ローラ11Cに支持された剥離用テープPTに回転力を付与する繰出ローラ12Bとを備えている。
リード保持手段13は、駆動機器としての直動モータ13Aの出力軸13Bに支持された収容手段13Cと、収容手段13Cの底面である吸着面13Dに形成された吸引孔13Eを介して吸着保持が可能な減圧ポンプや真空エジェクタ等の支持手段としての吸引手段13Fとを備えている。
保持補助手段14は、駆動機器としての直動モータ14Aと、その出力軸14Bに支持され、剥離用テープPTを吸着面13Dに当接させる補助ローラ14Cとを備えている。
押圧手段15は、収容手段13C内に収容された駆動機器としてのリニアモータ15Aと、そのスライダ15Bに支持され、剥離用テープPTを接着シートASに当接させる当接部材15Cとを備えている。
切断手段16は、収容手段13C内に収容された駆動機器としてのリニアモータ16Aと、そのスライダ16Bに支持され、剥離用テープPTを切断可能な切断刃16Cとを備えている。
張力付与手段20は、保持手段10と被着体WKとを相対移動させる移動手段21と、被着体WKから剥離された接着シートASを所定方向に誘導する誘導手段22とを備えている。
移動手段21は、駆動機器としてのリニアモータ21Aと、そのスライダ21Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な支持面21Cを有する支持部材としてのテーブル21Dとを備えている。
誘導手段22は、駆動機器としてのリニアモータ22Aと、そのスライダ22Bに支持され、被着体WKから剥離した接着シートASが掛け回される誘導ローラ22Cとを備えている。
加熱手段30は、テーブル21D内に設けられたヒータ31を備えている。
冷却手段40は、駆動機器としてのリニアモータ41と、そのスライダ41Aに支持された駆動機器としての回動モータ42と、その出力軸42Aに支持され、剥離した接着シートASに当接するプレート43と、当該プレート43内に設けられたペルティエ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却機器44を備えている。
以上のシート剥離装置EAの動作を説明する。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート剥離装置EAに対し、当該シート剥離装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように剥離用テープPTをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して自動運転開始の信号を入力すると、保持手段10が吸引手段13Fを駆動し、吸着面13Dでの剥離用テープPTの吸着保持を開始する。次いで、作業者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段によって、接着シートASが上方となる状態で被着体WKが支持面21C上に載置されると、張力付与手段20が図示しない減圧手段を駆動し、支持面21Cでの被着体WKの吸着保持を開始するとともに加熱手段30がヒータ31を駆動し、被着体WKを加熱する。その後、被着体WKが所定温度以上となったことを図示しない温度測定器が検知すると、張力付与手段20がリニアモータ21Aを駆動し、テーブル21Dを右方向に移動させ、図1中二点鎖線で示すように、接着シートASの左端部を当接部材15Cの直下に位置させる。
次に、保持手段10が直動モータ14Aを駆動し、図1中二点鎖線で示すように、補助ローラ14Cを収容手段13Cの下方から退避させた後、回動モータ12Aおよび直動モータ13Aを駆動し、剥離用テープPTを繰り出しながら収容手段13Cを接着シートASの直上所定位置まで下降させる。そして、保持手段10がリニアモータ15Aを駆動し、図2(A)に示すように、当接部材15Cを下降させ、剥離用テープPTを接着シートASの左端部に押圧して接着シートASに接着する。
次いで、保持手段10がリニアモータ15Aを駆動し、当接部材15Cを剥離用テープPT上から退避させる。その後、保持手段10が吸引手段13Fの駆動を停止した後、直動モータ13Aを駆動し、収容手段13Cを初期位置に復帰させる。
次に、張力付与手段20がリニアモータ21A、22Aを駆動し、テーブル21Dを左方向に移動させるとともに、誘導ローラ22Cを右方向に移動させることで、ウエハWFの左端部から所定長さ接着シートASを被着体WKから剥離する。そして、ウエハWFの左端部から所定長さ(例えば3mm)接着シートASが剥離されたことが図示しない光学センサや撮像手段等の検知手段に検知されると、冷却手段40がリニアモータ41、回動モータ42および冷却機器44を駆動し、図2(B)に示すように、プレート43を接着シートASに向かって移動させ、剥離用テープPTを介して剥離された接着シートASに当接させて当該接着シートASを冷却し、剥離された接着シートASを冷却しながら剥離動作を継続する。これにより、剥離された接着シートASが張力付与手段20の張力によって伸びてしまうことが抑制され、被着体WKに貼付された接着シートASを被着体WKから剥離することができる。次いで、被着体WKから接着シートAS全体が剥離され、テーブル21Dが所定の位置に到達すると、張力付与手段20がリニアモータ21A、22Aの駆動を停止し、冷却手段40がリニアモータ41、回動モータ42および冷却機器44の駆動を停止した後、保持手段10が直動モータ14Aおよび吸引手段13Fを駆動し、補助ローラ14Cを初期位置に復帰させ、吸着面13Dでの剥離用テープPTの吸着保持を開始する。その後、保持手段10がリニアモータ16Aを駆動し、図2(C)に示すように、切断刃16Cを昇降させて剥離用テープPTを切断し、作業者または図示しない移送手段が接着シートASを回収する。次に、張力付与手段20が図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面21Cでの被着体WKの吸着保持を解除した後、作業者または図示しない搬送手段が被着体WKを次工程に搬送すると、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、剥離した接着シートASを冷却するので、剥離した接着シートASが伸びてしまうのを抑制することができ、接着シートASを被着体WKから剥離できなくなる剥離不良が発生することを防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、保持手段は、被着体に貼付された接着シートに剥離用シートを貼付し、当該剥離用シートを介して接着シートを保持可能なものであればどんなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
保持手段10は、枚葉の剥離用テープPTを接着シートASに貼付する構成でもよいし、収容手段13Cを接着シートASの直上所定位置まで下降させた際、吸着面13Dで吸着保持している剥離用テープPTのリード端部を接着シートASに当接させてもよい。この場合、リード保持手段13は、剥離用テープPTを接着シートASに当接させる当接部材として機能し、吸着面13Dで吸着保持している剥離用テープPTのリード端部を接着シートASに押圧して接着剤層HAを接着シートASに接着させてもよい。
テープ支持手段11は、繰出手段12方向に付勢されることなく剥離用テープPTを支持してもよく、この場合、繰出手段12は、繰出ローラ12Bとで剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ等を採用すればよいし、本発明のシート剥離装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
保持補助手段14は、補助ローラ14Cに代えてまたは併用して、棒状部材、板状部材、エアの吹き付け等で剥離用テープPTを吸着面13Dに当接させる構成を採用してもよいし、接着シートAS剥離後の剥離用テープPTをリード保持手段13のみで保持可能であれば、本発明のシート剥離装置EAに備わっていなくてもよい。
押圧手段15は、当接部材15Cに代えてまたは併用して、気体を吹き付けて剥離用テープPTを接着シートASに押圧する構成を採用してもよい。
押圧手段15および切断手段16の少なくとも一方は、収容手段13Cに収容されていなくてもよいし、収容手段13Cがなくてもよい。
押圧手段15は、本発明のシート剥離装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
切断手段16は、剥離用テープPTを切断しなくてもよいし、他の装置で剥離用テープPTを切断する場合、本発明のシート剥離装置EAに備わっていなくてもよい。
張力付与手段20は、テーブル21Dを移動させずにまたは移動させつつ保持手段10を移動させ、接着シートASに貼付された剥離用テープPTに張力を付与して被着体WKから接着シートASを剥離する構成としてもよいし、繰出手段12の駆動、リニアモータ21Aの駆動およびリニアモータ22Aの駆動のうち、少なくとも1つの駆動で、接着シートASに貼付された剥離用テープPTに張力を付与して被着体WKから接着シートASを剥離する構成としてもよいし、接着シートASが貼付された被着体WKを他の装置で支持する場合、他の装置で支持した被着体WKを移動させずにまたは移動させつつ保持手段10を移動させ、接着シートASに貼付された剥離用テープPTに張力を付与して被着体WKから接着シートASを剥離する構成としてもよい。
誘導手段22は、誘導ローラ22Cに代えてまたは併用して、棒状部材、板状部材、エアの吹き付け等で接着シートASを誘導してもよいし、本発明のシート剥離装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
加熱手段30は、テーブル21と別体に設けられていてもよいし、ヒータ31に代えてまたは併用して、加熱した大気やガス等の気体を被着体WKや接着シートASに吹き付けて当該被着体WKを直接または間接的に加熱してもよい。
冷却手段40は、プレート43や冷却機器44に代えてまたは併用して、各図中二点鎖線で示すように、冷却した大気やガス等の気体ARを剥離した接着シートASに吹き付けるノズル45を採用し、図2(B)に示すように、剥離した接着シートASを冷却してもよい。
剥離用テープPTは、感熱接着性の接着剤を有する接着剤層に基材シートBSが積層されたものでもよく、この場合、押圧手段15は、当該剥離用テープPTを加熱する剥離用テープ加熱手段を備えていてもよい。
シート剥離装置EAは、接着シートASに貼付された枚葉の剥離用テープに張力を付与して被着体から接着シートASを剥離する構成であってもよく、例えば、特許第42046653号公報や特許第5238390号公報に記載されたように、保持手段で帯状の剥離用テープを把持して所定長さ引き出し、当該引き出した帯状の剥離用テープを切断して切断手段で枚葉の剥離用テープを形成した後、被着体WKと保持手段とを相対移動させて接着シートASに貼付された枚葉の剥離用テープPTに張力を付与して被着体WKから接着シートASを剥離する構成であってもよい。
本発明における接着シートAS、剥離用テープPTおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、剥離用テープPTおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASや剥離用テープPTは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層とが積層された2層のもの、基材と接着剤層との間に1または複数の中間層が積層された3層または3層以上のもの、基材の上面に1または複数のカバー層が積層された3層または3層以上のもの、基材、中間層またはカバー層が剥離可能に設けられたもの、接着剤層のみからなる単層の両面接着シート、1または複数の中間層の両最外面に接着剤層が積層された両面接着シート等、どのようなものでもよい。さらに、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等のゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂または駆動機器等で構成してもよい。
EA…シート剥離装置
10…保持手段
20…張力付与手段
30…加熱手段
40…冷却手段
AS…接着シート
PT…剥離用テープ(剥離用シート)
WK…被着体

Claims (2)

  1. 被着体に貼付された接着シートに剥離用シートを貼付し、当該剥離用シートを介して前記接着シートを保持する保持手段と、
    前記接着シートに貼付した前記剥離用シートに張力を付与して前記被着体から前記接着シートを剥離する張力付与手段と、
    前記被着体から剥離する前記接着シートを加熱する加熱手段とを備えたシート剥離装置において、
    前記被着体から剥離した前記接着シートを冷却する冷却手段をさらに備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 被着体に貼付された接着シートに剥離用シートを貼付し、当該剥離用シートを介して前記接着シートを保持する保持工程と、
    前記接着シートに貼付した前記剥離用シートに張力を付与して前記被着体から前記接着シートを剥離する張力付与工程と、
    前記被着体から剥離する前記接着シートを加熱する加熱工程とを実施するシート剥離方法において、
    前記被着体から剥離した前記接着シートを冷却する冷却工程をさらに実施することを特徴とするシート剥離方法。
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