JP2021520559A - アプリケーションまたはアプリケーション機能を迅速に開くための方法、および端末 - Google Patents

Abstract

本出願の実施形態は端末の分野に関し、端末のロック画面インターフェースが豊富になり、ユーザと端末との間のインタラクションがより効率的になるように、アプリケーションまたはアプリケーション機能を迅速に開くための方法、および端末を開示する。具体的な解決策は以下のとおりである。端末はホーム画面を表示する。ユーザによる端末をロックする操作を受け取った後、端末はロックされる。端末がロック画面状態にある場合、端末がユーザによる画面を点灯する操作を受け取ると、端末は、画面を点灯し、第1のロック画面インターフェースを表示し得る。端末がロック画面状態にある場合、端末がタッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取ると、端末は、指紋認識器を使用してユーザの指紋情報を取り込み得る。指紋認証に成功した後、端末は、第1のロック画面インターフェースと異なる第2のロック画面インターフェースを表示し得る。この場合、端末が第2のロック画面インターフェース上で第4の操作を受け取ると、端末はホーム画面を表示する。

Description

本出願の実施形態は、端末の分野に関し、特に、アプリケーションまたはアプリケーション機能を迅速に開くための方法、および端末に関する。

今日、携帯電話などの端末は、人々の日常生活や仕事に欠かせないコミュニケーションツールとなっている。加えて、科学技術の急速な発展とともに、人々の生活のペースもますます速くなりつつあり、人々は、人と端末との間のインタラクションがますます効率的になることを期待している。現在、端末の消費電力を削減するために、ユーザが携帯電話などの端末を使用しないとき、携帯電話はロックされる。携帯電話がロックされた後に、携帯電話の画面が点灯された場合、携帯電話はロック画面インターフェースを表示し得る。

本出願の実施形態は、端末のロック画面インターフェースが豊富になり、ユーザと端末との間のインタラクションがより効率的になるような、表示方法および端末を提供する。

前述の目的を達成するために、本出願の実施形態では以下の技術的解決策が使用される。

本出願の実施形態の第1の態様によれば、表示方法が提供される。本表示方法は端末に適用されてもよく、端末はタッチスクリーンを含んでいてもよく、タッチスクリーンには指紋認識器が構成されており、本表示方法は以下を含み得る。

端末がホーム画面を表示する。端末がユーザによって行われた第1の操作を受け取る。第1の操作に応答して端末がロックされる。端末がロック画面状態にあるときに、端末がユーザの第2の操作を受け取った場合、端末は第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示し得る。端末がロック画面状態にあるときに、端末がタッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取った場合、第3の操作に応答して、端末は指紋認識器を使用してユーザの指紋情報を取り込み得る。端末は、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示し得る。第2のロック画面インターフェースは第1のロック画面インターフェースと異なる。端末が第2のロック画面インターフェース上でユーザの第4の操作を受け取る。端末は第4の操作に応答してホーム画面を表示し得る。

本出願の本実施形態で提供される表示方法によれば、端末がロック画面状態にあるときに、端末が、ユーザによって行われた、画面を点灯する操作などの第2の操作を受け取った場合、端末は第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示し得る。端末がユーザの第3の操作、例えば、タッチスクリーンに構成された指紋認識器をトリガしてユーザの指紋情報を取り込ませる操作を受け取った場合、端末は、ユーザの指紋情報を取り込み、ユーザの指紋認証に成功したことに応答して、第1のロック画面インターフェースと異なる第2のロック画面インターフェースを表示し得る。端末のロック画面インターフェースが豊富化される。加えて、複数のロック画面インターフェースが提供されるので、ロック画面状態の端末はユーザにより豊富で便利なアクセスの入口を提供することができる。したがって、端末とユーザとの間のインタラクションがより効率的である。

第1の態様に関連して、1つの可能な実施態様において、第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含んでいてもよく、ナビゲーションメニューは少なくとも1つのコントロールを含んでいてもよく、コントロールは、アプリケーションのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、およびロック解除アイコンのうちの少なくとも1つであり得る。このようにして、端末がナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示するので、ユーザはロック画面インターフェース上でナビゲーションメニューに含まれるコントロールを直接操作し得る。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、ナビゲーションメニューがロック解除アイコンを含む場合、端末が、第4の操作に応答してホーム画面を表示するステップは、具体的には、第4の操作がロック解除アイコンに対してユーザによって行われるクリック操作であるか、または第4の操作がスライド操作であり、スライド操作の停止点がロック解除アイコンである場合、端末が、第4の操作に応答してホーム画面を表示するステップを含み得る。このようにして、端末がナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示した後、ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれるロック解除アイコンを開くことによって端末のホーム画面を開くことができる。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、本方法は、第4の操作がナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールに対してユーザによって行われるクリック操作であるか、または第4の操作がスライド操作であり、スライド操作の停止点がナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールである場合、第4の操作に応答して、端末が、第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示するステップをさらに含み得る。このようにして、ロック画面インターフェース上でナビゲーションメニューに含まれるコントロールに対してユーザによって行われた操作を受け取った後、ユーザによって行われた操作に応答して、端末は、ユーザによって操作されたコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを直接開くことができる。ユーザの操作の複雑さが低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、第4の操作がスライド操作である場合、第3の操作および第4の操作はタッチスクリーンを離れないユーザの指の連続操作であり得る。このようにして、ユーザは、連続操作を行うことによって、操作されたコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを開くことができ、それによってユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、端末がタッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るとき、端末は画面オフ状態にあり得る。画面オフ状態で、タッチスクリーンは指紋パターンを表示してもよく、指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられている。この場合、端末が、タッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップは、具体的には、端末が、指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップを含み得る。このようにして、端末が画面オフ状態にあるときに、指紋パターンを表示することによってユーザにタッチスクリーンにおける指紋認識器の位置が案内される。これはユーザが指紋情報を入力するのに好都合であり、それによってユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、第1のロック画面インターフェースは指紋パターンを含んでいてもよく、指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられており、端末が、タッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップは、具体的には、端末が、第1のロック画面インターフェースに含まれる指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップを含み得る。このようにして、指紋パターンを表示することによってユーザにタッチスクリーンにおける指紋認識器の位置が案内される。これはユーザが指紋情報を入力するのに好都合であり、それによってユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、端末が、タッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップの前に、本方法は、端末が、通知メッセージを受信するステップと、端末が、タッチスクリーンを点灯し、タッチスクリーン上に第1のロック画面インターフェースを表示するステップであって、第1のロック画面インターフェースが指紋パターンを含んでいてもよく、指紋パターンの位置が指紋認識器と関連付けられている、ステップとをさらに含んでいてもよく、端末が、タッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップは、具体的には、端末が、第1のロック画面インターフェースに含まれる指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップを含み得る。このようにして、端末が通知メッセージを受信すると、端末は、タッチスクリーンを点灯し、指紋パターンを含むロック画面インターフェースを表示して、ユーザにタッチスクリーンにおける指紋認識器の位置を案内する。これはユーザが指紋情報を入力するのに好都合であり、それによってユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、未読の通知メッセージがある場合、端末は、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示するか、または未読の通知メッセージがない場合、端末は、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答してホーム画面を表示する。このようにして、未読の通知メッセージがある場合、第2のロック画面インターフェースが表示されて、ユーザに未読の通知メッセージを迅速に閲覧できる入口が提供されるので、端末によって表示されたロック画面インターフェースが、ユーザの使用要件により近づき、それによってユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、本方法は、端末が、取り込まれた指紋情報の認証に失敗したことに応答してパスワードログインインターフェースを表示するステップと、端末が、パスワードログインインターフェース上でユーザによって入力されたログインパスワードを受け取るステップと、端末が、ログインパスワードの認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示するステップとをさらに含み得る。このようにして、指紋認証に失敗した場合、パスワードログインインターフェースが自動的に表示されて、別の認証方法で端末をロック解除するようユーザを誘導する。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、アプリケーションの機能は支払機能であり、アプリケーションの機能の識別子は支払機能の有効な支払コードである。あるいは、第1のコントロールが支払機能の識別子ある場合、第1のコントロールに対応する端末機能の機能インターフェースを表示するステップは、具体的には、端末が、支払機能の機能インターフェースを表示するステップであって、機能インターフェースが支払機能の有効な支払コードを含む、ステップを含み得る。このようにして、有効な支払コードが端末のロック画面インターフェース上に表示されるか、またはユーザがナビゲーションメニューに含まれる支払機能の識別子を操作した後、端末がユーザによって行われた操作に応答して支払機能の機能インターフェースを直接開くことができるので、端末は、ユーザが一連の操作を行うことなく、別のユーザがスキャンするための、支払機能の有効な支払コードを表示して、支払機能を実施し得る。操作の複雑さがさらに低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施され、ユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、通知メッセージの識別子はプロンプトボックスであってもよく、指紋認証の前、プロンプトボックスは暗号化して表示された通知メッセージを含んでいてもよく、取り込まれた指紋情報の認証に成功した後、プロンプトボックスは通知メッセージのコンテンツを含み得る。このようにして、ユーザのプライバシーが保護され、ユーザがロック画面インターフェース上で通知メッセージを前もって知ることがさらに可能になり、それによってユーザの使用体験が改善され得る。第1のコントロールが通知メッセージの識別子である場合、第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示するステップは、具体的には、端末が、通知メッセージの詳細インターフェースを表示するステップであって、詳細インターフェースが通知メッセージのコンテンツを含み得る、ステップを含み得る。このようにして、ユーザがナビゲーションメニューに含まれる通知メッセージの識別子を操作した後、端末がユーザの操作に応答して通知メッセージの詳細インターフェースを直接開くことができるので、端末は、ユーザが一連の操作を行うことなく通知メッセージの詳細なコンテンツを確認することができる。操作の複雑さがさらに低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施され、ユーザ体験が改善される。

第1の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、事前に定義され得るか、または端末によって推奨され得るか、またはユーザによって設定され得る。このようにして、ユーザが、個人の好みに基づいて、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールを設定するか、または端末が、シナリオに基づいて、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールを推奨する。これは、ユーザが対応するコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを迅速に見つけて開く助けとなり、それによってユーザの使用体験がさらに改善される。

本出願の実施形態の第2の態様によれば、表示装置が提供される。本表示装置は端末に適用されてもよく、端末はタッチスクリーンを含んでいてもよく、タッチスクリーンには指紋認識器が構成されており、本表示装置は、表示部と、入力部と、ロック部と、取り込み部とを含んでいてもよく、表示部は、ホーム画面を表示するように構成されてもよく、入力部は、ユーザによって行われた第1の操作を受け取るように構成されてもよく、ロック部は、入力部によって受け取られた第1の操作に応答して端末をロックするように構成されてもよく、入力部は、端末がロック画面状態にあるときに、ユーザの第2の操作を受け取るようにさらに構成されてもよく、表示部は、入力部によって受け取られた第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成されてもよく、入力部は、端末がロック画面状態にあるときに、タッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るようにさらに構成されてもよく、取り込み部は、入力部によって受け取られた第3の操作に応答して、指紋認識器を使用してユーザの指紋情報を取り込むように構成されてもよく、表示部は、取り込み部によって取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示し、第2のロック画面インターフェースが第1のロック画面インターフェースと異なる、ようにさらに構成されてもよく、入力部は、表示部によって表示された第2のロック画面インターフェース上でユーザの第4の操作を受け取るようにさらに構成されてもよく、表示部は、入力部によって受け取られた第4の操作に応答してホーム画面を表示するようにさらに構成され得る。

第2の態様に関連して、1つの可能な実施態様において、表示部によって表示された第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含んでいてもよく、ナビゲーションメニューは少なくとも1つのコントロールを含んでいてもよく、コントロールは、アプリケーションのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、およびロック解除アイコンのうちの少なくとも1つであり得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、ナビゲーションメニューがロック解除アイコンを含む場合、表示部は、第4の操作がロック解除アイコンに対してユーザによって行われるクリック操作であるか、または第4の操作がスライド操作であり、スライド操作の停止点がロック解除アイコンである場合、第4の操作に応答してホーム画面を表示するように特に構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、表示部は、第4の操作がナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールに対してユーザによって行われるクリック操作であるか、または第4の操作がスライド操作であり、スライド操作の停止点がナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールである場合、第4の操作に応答して、第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示するようにさらに構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、第4の操作がスライド操作である場合、第3の操作および第4の操作はタッチスクリーンを離れないユーザの指の連続操作であり得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、入力部がタッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るとき、端末は画面オフ状態にある。画面オフ状態で、タッチスクリーンは指紋パターンを表示し、指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられており、入力部は、指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るように特に構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、第1のロック画面インターフェースは指紋パターンを含んでいてもよく、指紋パターンは指紋認識器と関連付けられており、入力部は、第1のロック画面インターフェースに含まれる指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るように特に構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、本表示装置は、受信部と制御部とをさらに含んでいてもよく、受信部は、通知メッセージを受信するように構成されてもよく、制御部は、タッチスクリーンを点灯し、表示部がタッチスクリーン上に第1のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成されてもよく、第1のロック画面インターフェースが指紋パターンを含んでいてもよく、指紋パターンの位置が指紋認識器と関連付けられる、ように構成されてもよく、入力部は、第1のロック画面インターフェースに含まれる指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るように特に構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、表示部は、未読の通知メッセージがある場合、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示するように特に構成されてもよく、表示部は、未読の通知メッセージがない場合、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答してホーム画面を表示するようにさらに構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、表示部は、取り込まれた指紋情報の認証に失敗したことに応答してパスワードログインインターフェースを表示するようにさらに構成されてもよく、入力部は、表示部によって表示されたパスワードログインインターフェース上でユーザによって入力されたログインパスワードを受け取るようにさらに構成されてもよく、表示部は、ログインパスワードの認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成され得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、アプリケーションの機能は支払機能であり、アプリケーションの機能の識別子は支払機能の有効な支払コードであるか、または第1のコントロールが支払機能の識別子である場合、表示部は、支払機能の機能インターフェースを表示するように特に構成されてもよく、機能インターフェースは支払機能の有効な支払コードを含む。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、通知メッセージの識別子はプロンプトボックスであってもよく、指紋認証の前、プロンプトボックスは暗号化して表示された通知メッセージを含んでいてもよく、取り込まれた指紋情報の認証に成功した後、プロンプトボックスは通知メッセージのコンテンツを含み得るか、または第1のコントロールが通知メッセージの識別子である場合、表示部は、通知メッセージの詳細インターフェースを表示するように特に構成されてもよく、詳細インターフェースは通知メッセージのコンテンツを含み得る。

第2の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、事前に定義され得るか、または端末によって推奨され得るか、またはユーザによって設定され得る。

本出願の実施形態の第3の態様によれば、端末が提供される。本端末は、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、タッチスクリーンと、1つまたは複数のコンピュータプログラムとを含んでいてもよく、これらの構成要素は1つまたは複数の通信バスを使用して接続され得る。タッチスクリーンは、タッチセンシティブ面とディスプレイとを含み得る。1つまたは複数のコンピュータプログラムはメモリに格納され、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、1つまたは複数のコンピュータプログラムは命令を含み、1つまたは複数のプロセッサが命令を実行すると、タッチスクリーンは、プロセッサによって指示されるようにホーム画面を表示するように構成されてもよく、タッチスクリーンは、ユーザによって行われた第1の操作を受け取り、プロセッサによって指示されるように第1の操作に応答して端末をロックする、ようにさらに構成されてもよく、タッチスクリーンは、端末がロック画面状態にあるとき、ユーザの第2の操作を受け取り、プロセッサによって指示されるように第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示する、ようにさらに構成されてもよく、タッチスクリーンは、端末がロック画面状態にあるとき、タッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取り、プロセッサによって指示されるように第3の操作に応答して、指紋認識器を使用してユーザの指紋情報を取り込む、ようにさらに構成されてもよく、タッチスクリーンは、プロセッサによって指示されるように、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示し、第2のロック画面インターフェースが第1のロック画面インターフェースと異なる、ようにさらに構成されてもよく、タッチスクリーンは、第2のロック画面インターフェース上でユーザの第4の操作を受け取り、プロセッサによって指示されるように第4の操作に応答してホーム画面を表示する、ようにさらに構成され得る。

第3の態様に関連して、1つの可能な実施態様において、第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含んでいてもよく、ナビゲーションメニューは少なくとも1つのコントロールを含んでいてもよく、コントロールは、アプリケーションのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、およびロック解除アイコンのうちの少なくとも1つであり得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、ナビゲーションメニューがロック解除アイコンを含む場合、タッチスクリーンは、第4の操作がロック解除アイコンに対してユーザによって行われるクリック操作であるか、または第4の操作がスライド操作であり、スライド操作の停止点がロック解除アイコンである場合、プロセッサによって指示されるように第4の操作に応答してホーム画面を表示するように特に構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、タッチスクリーンは、第4の操作がナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールに対してユーザによって行われるクリック操作であるか、または第4の操作がスライド操作であり、スライド操作の停止点がナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールである場合、プロセッサによって指示されるように第4の操作に応答して、第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示するようにさらに構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、第4の操作がスライド操作である場合、第3の操作および第4の操作はタッチスクリーンを離れないユーザの指の連続操作であり得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、タッチスクリーンがタッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取るとき、端末は画面オフ状態にある。画面オフ状態で、タッチスクリーンは指紋パターンを表示し、指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられており、タッチスクリーンは、指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るように特に構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、第1のロック画面インターフェースは指紋パターンを含んでいてもよく、指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられており、タッチスクリーンは、第1のロック画面インターフェースに含まれる指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るように特に構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、プロセッサは、通知メッセージを受信し、タッチスクリーンを点灯する、ようにさらに構成されてもよく、タッチスクリーンは、プロセッサによって指示されるようにタッチスクリーン上に第1のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成されてもよく、第1のロック画面インターフェースは指紋パターンを含んでいてもよく、指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられており、タッチスクリーンは、第1のロック画面インターフェースに含まれる指紋パターンが表示された位置でユーザによって行われた第3の操作を受け取るように特に構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、タッチスクリーンは、未読の通知メッセージがある場合、プロセッサによって指示されるように、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示するように特に構成されてもよく、タッチスクリーンは、未読の通知メッセージがない場合、プロセッサによって指示されるように、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答してホーム画面を表示するようにさらに構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、タッチスクリーンは、プロセッサによって指示されるように、取り込まれた指紋情報の認証に失敗したことに応答してパスワードログインインターフェースを表示し、パスワードログインインターフェース上でユーザによって入力されたログインパスワードを受け取り、プロセッサによって指示されるように、ログインパスワードの認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示する、ようにさらに構成され得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、アプリケーションの機能は支払機能であり、アプリケーションの機能の識別子は支払機能の有効な支払コードであるか、または第1のコントロールが支払機能の識別子である場合、タッチスクリーンは、プロセッサによって指示されるように支払機能の機能インターフェースを表示するように特に構成されてもよく、機能インターフェースは支払機能の有効な支払コードを含む。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、通知メッセージの識別子はプロンプトボックスであってもよく、指紋認証の前、プロンプトボックスは暗号化して表示された通知メッセージを含んでいてもよく、取り込まれた指紋情報の認証に成功した後、プロンプトボックスは通知メッセージのコンテンツを含み得るか、または第1のコントロールが通知メッセージの識別子である場合、タッチスクリーンは、プロセッサによって指示されるように通知メッセージの詳細インターフェースを表示するように特に構成されてもよく、詳細インターフェースは通知メッセージのコンテンツを含み得る。

第3の態様または前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様において、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、事前に定義され得るか、または端末によって推奨され得るか、またはユーザによって設定され得る。

本出願の実施形態の第4の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。本コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータ命令を含み、コンピュータ命令が端末上で実行されると、端末は、第1の態様または第1の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる表示方法を行うことができるようになる。

本出願の実施形態の第5の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる表示方法を行うことができるようになる。

本出願の実施形態の第6の態様によれば、表示方法が提供される。本表示方法は端末に適用されてもよく、端末はタッチスクリーンを含んでいてもよく、タッチスクリーンには指紋認識器が構成されており、本表示方法は以下を含み得る。

端末がホーム画面を表示する。端末がユーザによって行われた第1の操作を受け取る。第1の操作に応答して端末がロックされる。端末がロック画面状態にあるときに、端末がユーザの第2の操作を受け取った場合、端末は第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示し得る。端末がロック画面状態にあるときに、端末がタッチスクリーン上でユーザによって行われた第3の操作を受け取った場合、第3の操作に応答して、端末は指紋認識器を使用してユーザの指紋情報を取り込み得る。端末は、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示し得る。第2のロック画面インターフェースは第1のロック画面インターフェースと異なる。第2のロック画面インターフェースはアプリケーションの支払機能の有効な支払コードを含む。このようにして、有効な支払コードが端末のロック画面インターフェース上に表示されるので、端末は、ユーザが一連の操作を行うことなく、別のユーザがスキャンするための、支払機能の有効な支払コードを表示して、支払機能を実施することができる。操作の複雑さが低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施され、ユーザ体験が改善される。

本出願の実施形態の第7の態様によれば、表示方法が提供される。本表示方法は端末に適用されてもよく、端末はタッチスクリーンを含んでいてもよく、タッチスクリーンには指紋認識器が構成されており、本表示方法は以下を含み得る。

端末がロックされると、端末が通知メッセージを受信する。端末が、第1のロック画面インターフェースを表示する。第1のロック画面インターフェースは、暗号化して表示された通知メッセージを含む。端末がユーザの第3の操作を受け取る。第3の操作に応答して、端末は、指紋認識器を使用してユーザの指紋情報を取り込んでもよく、端末は、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示してもよく、第2のロック画面インターフェースは、平文で表示された通知メッセージを含む。平文で表示された通知メッセージは、通知メッセージのコンテンツの一部または全部であり得る。端末が第2のロック画面インターフェース上でユーザの第4の操作を受け取る。第4の操作に応答して、端末が、通知メッセージと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示し、機能インターフェースが、通知メッセージのすべてのコンテンツを含む。このようにして、通知メッセージを受信すると、端末は、ロック画面インターフェース上に暗号化して受信した通知メッセージを表示するので、ユーザのプライバシーが保護される。ユーザの指紋情報の認証に成功した後、通知メッセージの一部または全部がロック画面インターフェース上に表示される。これは、ユーザが通知メッセージを前もって知る助けとなるので、ユーザは、受信した通知メッセージが閲覧される必要があるかどうかを判断する。ユーザのプライバシーが保護され、端末をよりインテリジェントにすることが可能になる。

本出願における技術的特徴、技術的解決策、有益な効果、または同様の表現の説明は、すべての特徴および利点をいずれか1つの実施形態で実施できることを含意するものではないことを理解されたい。それよりはむしろ、それらの特徴または有益な効果の説明は、少なくとも1つの実施形態が特定の技術的特徴、技術的解決策、または有益な効果を含むことを意味することが理解されよう。したがって、本明細書における技術的特徴、技術的解決策、または有益な効果の説明は、必ずしも、同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、実施形態に記載される技術的特徴、技術的解決策、および有益な効果は、代替として、任意の適切な方法で組み合わされてもよい。当業者であれば、実施形態が特定の実施形態の1つまたは複数の特定の技術的特徴、技術的解決策、または有益な効果なしでも実施され得ることを理解できよう。他の実施形態では、その他の技術的特徴および有益な効果が、すべての実施形態を具体化するものではない特定の実施形態においてさらに識別され得る。

本出願の一実施形態による携帯電話のハードウェアの概略的構造図である。 本出願の一実施形態による端末におけるAndroid（登録商標）オペレーティングシステムのソフトウェアの概略的アーキテクチャ図である。 本出願の一実施形態による表示方法の概略的流れ図である。 本出願のいくつかの実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による表示方法の概略的流れ図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による端末上に表示された、いくつかのグラフィカルユーザインターフェースの概略図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による表示方法の概略的流れ図である。 本出願のいくつかの他の実施形態による表示方法の概略的流れ図である。 本出願の一実施形態による表示装置の1つの可能な概略的構造図である。 本出願の一実施形態による表示装置の別の可能な概略的構造図である。 本出願の一実施形態による端末の概略的構造図である。

後述される「第1」および「第2」という用語は、単に説明を目的としたものであり、相対的重要度の指示もしくは含意であるとも、指示される技術的特徴の数の暗黙的指示であるとも理解されるものではない。したがって、「第1」または「第2」によって限定される特徴は、1つまたは複数の特徴を明示的または暗黙的に含み得る。本出願の実施形態の説明においては、特に断りのない限り、「複数の」とは、2つ以上を意味する。

本出願の実施形態は表示方法を提供し、本表示方法は端末に適用され得る。本出願の実施形態で提供される方法によれば、端末のロック画面インターフェースを豊富化することができる。

加えて、現在、ユーザが携帯電話などの端末を使用するプロセスでは、ユーザがアプリケーションを開きたい場合、携帯電話がロック画面状態にあるとき、ユーザは、携帯電話をロック解除する必要があり、次いで携帯電話のデスクトップでアプリケーションのアイコンを見つけ、最後に、ユーザがアプリケーションのアイコンに対するクリック操作を行った後でようやく携帯電話がアプリケーションを開くと考えられる。ユーザが、WeChat（ウィーチャット）の支払および受領機能などの、アプリケーションの機能を開きたい場合、ユーザはより多くの操作を行う必要がある。本出願の実施形態は、アプリケーションまたはアプリケーション機能を迅速に開くための方法をさらに提供し、本方法は端末に適用され得る。本出願の実施形態で提供される方法によれば、ユーザは、一連の操作を行わずに、アプリケーション、アプリケーションの機能、フォルダ、またはその他の端末機能を開くことができる。このようにして、ユーザの操作の複雑さが低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施される。

本出願の実施形態における端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（Ultra-mobile Personal Computer、UMPC）、ノートブック、セルラー電話、またはパーソナルデジタルアシスタント（Personal Digital Assistant、PDA）などの機器であり得ることに留意されたい。機器の具体的な種類については本出願の実施形態では特に限定されない。

図1を参照すると、端末が携帯電話100である例が、本出願の一実施形態において本出願の実施形態で提供される端末を説明するために使用されている。図1に示される携帯電話100は単なる一例であり、携帯電話100に対する限定を構成するものではなく、携帯電話100が図示されているよりも多い構成要素もしくは少ない構成要素を含む場合もあり、または2つ以上の構成要素が組み合わされる場合もあり、または異なる構成要素配置が使用される場合もあることを当業者は理解できよう。図1に示される構成要素は、1つもしくは複数の信号処理および／もしくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して実施され得る。

図1に示されるように、携帯電話100は、具体的には、プロセッサ101、無線周波数（Radio Frequency、RF）回路102、メモリ103、タッチスクリーン104、ブルートゥース（登録商標）装置105、1つまたは複数のセンサ106、ワイヤレスフィデリティ（Wireless Fidelity、Wi-Fi）装置107、測位装置108、オーディオ回路109、周辺インターフェース110、電源システム111、および指紋認識器112などの構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数の通信バスまたは信号ケーブル（図1には示されていない）を使用して互いに通信し得る。

携帯電話100の構成要素を、図1を参照して以下で具体的に説明する。

プロセッサ101は、携帯電話100のコントロールセンタであり、様々なインターフェースおよび線を使用して携帯電話100の様々な部分に接続されている。メモリ103に格納されたアプリケーション（Application、App）を動作させ、もしくは実行し、メモリ103に格納されたデータおよび命令を呼び出すことによって、プロセッサ101は、携帯電話100の様々な機能およびデータ処理を行う。いくつかの実施形態では、プロセッサ101は1つまたは複数の処理装置を含んでいてもよく、プロセッサ101は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサとをさらに統合し得る。アプリケーションプロセッサは、オペレーティングシステム、ユーザインターフェース、アプリケーションプログラムなどを主に処理する。モデムプロセッサは、無線通信を主に処理する。前述のモデムプロセッサは代替としてプロセッサ101に統合されない場合もあることが理解されよう。例えば、プロセッサ101は、Huawei Technologies Co., Ltdによって製造されるKirin 960チップであり得る。

無線周波数回路102は、情報送受信プロセスまたは通話プロセス中に無線信号を送受信するように構成され得る。具体的には、基地局から下りデータを受信した後、無線周波数回路102はその下りデータを処理のためにプロセッサ101に渡し得る。加えて、無線周波数回路102は基地局に関連上りデータを送信する。通常、無線周波数回路102は、これに限定されないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、送受信機、結合器、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含む。加えて、無線周波数回路102は、無線通信を介して別の機器とさらに通信し得る。無線通信は、これに限定されないが、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ、汎用パケット無線サービス、符号分割多元接続、広帯域符号分割多元接続、ロングタームエボリューション、電子メール、ショートメッセージサービスなどを含む、任意の通信規格またはプロトコルを使用し得る。

メモリ103は、アプリケーションおよびデータを格納するように構成される。プロセッサ101は、メモリ103に格納されたアプリケーションおよびデータを実行して、携帯電話100の様々な機能およびデータ処理を実施する。メモリ103は、プログラム記憶域とデータ記憶域とを主に含む。プログラム記憶域は、オペレーティングシステムと、少なくとも1つの機能（音声再生機能や画像表示機能など）が必要とするアプリケーションプログラムとを格納し得る。データ記憶域は、携帯電話100の使用に基づいて作成されたデータ（オーディオデータやアドレス帳など）を格納し得る。加えて、メモリ103は、高速ランダムアクセスメモリを含んでいてもよく、磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイスなどの不揮発性メモリ、別の揮発性固体記憶デバイスなどをさらに含み得る。メモリ103は、様々なオペレーティングシステム、例えば、Apple Inc.によって開発されたiOS（登録商標）オペレーティングシステムや、Google Inc.によって開発されたAndroid（登録商標）オペレーティングシステムを格納し得る。

タッチスクリーン104は、タッチセンシティブ面104-1とディスプレイ104-2とを含み得る。タッチセンシティブ面104-1（タッチパネルなど）は、タッチセンシティブ面104-1上またはその近くでの携帯電話100のユーザのタッチイベント（例えば、指やスタイラスなどの任意の適切なオブジェクトを使用したタッチセンシティブ面104-1上またはその近くでのユーザの操作）を収集し、取り込まれたタッチ情報をプロセッサ101などの別の構成要素に送り得る。タッチセンシティブ面104-1の近くでのユーザのタッチイベントは、フローティングタッチと呼ばれ得る。フローティングタッチとは、予期される機能を行う際に、ユーザが、ターゲット（アイコンなど）を選択、移動、またはドラッグするためにタッチパネルに直接接触することなく端末の近くに位置しさえすればよいことを意味し得る。フローティングタッチの適用シナリオでは、「タッチ」、「接触」などの用語は、タッチスクリーンに直接接触することを含意せずにタッチスクリーンの近くでの、またはタッチスクリーンに接近したコンタクトを指示する。フローティングタッチを実施できるタッチセンシティブ面104-1は、静電容量式、赤外光検知式、または超音波型のタッチセンシティブ面などであり得る。タッチセンシティブ面104-1は、2つの部分、タッチ検出装置とタッチコントローラとを含み得る。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置を検出し、タッチ操作によって生成された信号を検出し、信号をタッチコントローラに送る。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受け取り、タッチ情報をタッチ点座標に変換し、タッチ点座標をプロセッサ101に送る。タッチコントローラは、プロセッサ101によって送られた命令をさらに受け取り、実行することができる。加えて、タッチセンシティブ面104-1は、抵抗膜式、静電容量式、赤外線方式、または表面音波型のタッチセンシティブ表面であってもよい。ディスプレイ（表示画面とも呼ばれ得る））104-2は、ユーザが入力した情報またはユーザに提供された情報、および携帯電話100の様々なメニューを表示するように構成され得る。ディスプレイ104-2は、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどを使用して構成され得る。タッチセンシティブ面104-1はディスプレイ104-2を覆っていてもよい。タッチセンシティブ面104-1上またはその近くでのタッチイベントを検出した後、タッチセンシティブ面104-1はタッチイベントのタイプを決定するためにタッチイベントをプロセッサ101に送る。次いで、プロセッサ101は、タッチイベントのタイプに基づいてディスプレイ104-2上で対応する視覚出力を提供し得る。図1では、タッチセンシティブ面104-1と表示画面104-2とが携帯電話100の入力機能と出力機能とを実施する2つの別々の構成要素として使用されているが、いくつかの実施形態では、タッチセンシティブ面104-1と表示画面104-2とは、携帯電話100の入力機能および出力機能を実施するように一体化され得る。タッチスクリーン104は、複数の材料層を積層することによって形成されることが理解されよう。本出願の実施形態にはタッチセンシティブ面（層）および表示画面（層）のみが示されており、本出願の実施形態には他の層が記録されていない。加えて、本出願のいくつかの他の実施形態では、タッチセンシティブ面104-1がディスプレイ104-2を覆っていてもよく、タッチセンシティブ面104-1のサイズが表示画面104-2のサイズより大きく、表示画面104-2がタッチセンシティブ面104-1の下に完全に覆われているか、またはタッチセンシティブ面104-1が携帯電話100の前面にフルパネル形式で配置されていてもよく、具体的には、携帯電話100が携帯電話100の前面でのユーザのタッチを感知することができる。したがって、携帯電話100の前面に対するフルタッチ体験を実現することができる。いくつかの他の実施形態では、タッチセンシティブ面104-1がフルパネル形式で携帯電話100の前面に配置され、表示画面104-2もフルパネル形式で携帯電話100の前面に配置され得る。したがって、携帯電話100の前面にフレームレス構造を実現することができる。

携帯電話100は、携帯電話100と別の短距離端末（携帯電話やスマートウォッチなど）との間でデータを交換するように構成された、ブルートゥース装置105をさらに含み得る。本出願の実施形態におけるブルートゥース装置は、集積回路、ブルートゥースチップなどであり得る。

携帯電話100は、光センサ、動きセンサ、および別のセンサなどの少なくとも1つのセンサ106をさらに含み得る。具体的には、光センサは、周囲光センサおよび近接センサを含み得る。周囲光センサは、周囲光の明るさに基づいてタッチスクリーン104のディスプレイの明るさを調整でき、近接センサは、携帯電話100が耳に移動されるとディスプレイの電源を切ることができる。動きセンサの一種として、加速度センサは、（通常は3軸上の）様々な方向の加速度の大きさを検出し、静止時の重力の大きさおよび方向を検出し、携帯電話100の姿勢（例えば、横向きと縦向きとの切り替え、関連したゲーム、および磁力計姿勢校正）、振動認識に関連した機能（歩数計やノックなど）などを認識する用途に適用され得る。携帯電話100ではジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサといった他のセンサがさらに構成されてもよく、ここでは詳細を述べない。

本出願の様々な実施形態において、携帯電話100は、指紋認識機能をさらに有し得る。例えば、指紋認識器112は携帯電話100の背面に（例えば、背面カメラの下に）配置され得るか、または指紋認識器112は携帯電話100の前面に（例えば、タッチスクリーン104の下や、別の例では、携帯電話100のホーム画面ボタン上に）配置され得る。加えて、指紋認識機能は代替として、タッチスクリーン104に指紋認識器112を構成することによって実施されてもよく、具体的には、携帯電話100の指紋認識機能は、指紋認識器112とタッチスクリーン104とを一体化することによって実施され得る。この場合、指紋認識器112は、タッチスクリーン104に配置され得るか、またはタッチスクリーン104の一部であり得るか、または別の方法でタッチスクリーン104に配置され得る。加えて、指紋認識器112は代替として、フルパネル指紋認識器として実施されてもよい。したがって、タッチスクリーン104は、どの位置でも指紋取り込みを行えるパネルとみなされ得る。いくつかの実施形態では、指紋認識器112は取り込まれた指紋を処理し得る。例えば、指紋認識器112は、取り込まれた指紋の指紋認証などの処理を行い得る。指紋認識器112は、指紋認証の処理結果（例えば、指紋認証に成功したかどうか）をプロセッサ101にさらに送り得るので、プロセッサ101は受け取った指紋認証結果に基づいて対応する応答を行う。いくつかの他の実施形態では、指紋認識器112は代替として、取り込まれた指紋をプロセッサ101に送り得るので、プロセッサ101は指紋を処理する（例えば、指紋認証）。本出願の実施形態における指紋認識器112の主な構成要素は指紋センサである。指紋認識器では任意のタイプの感知技術を使用することができ、この技術には、これに限定されないが、光学、静電容量、圧電、超音波の感知技術などが含まれる。

Wi-Fi装置107は、携帯電話100にWi-Fi関連の標準プロトコルに準拠したネットワークアクセスを提供するように構成される。携帯電話100は、ユーザが電子メールを送受信したり、ウェブページを閲覧したり、ストリーミングメディアにアクセスしたりするのを助けるために、ユーザに無線広帯域インターネットアクセスを提供するWi-Fi装置107を使用してWi-Fiアクセスポイントにアクセスし得る。いくつかの他の実施形態では、Wi-Fi装置107は代替として、Wi-Fi無線アクセスポイントを提供してもよく、別の端末へのWi-Fiネットワークアクセスを提供し得る。

測位装置108は、携帯電話100に地理的位置を提供するように構成される。測位装置108は、具体的には、全地球測位システム（Global Positioning System、GPS）や北斗航行衛星システムなどの測位システムの受信機であり得ることが理解されよう。前述の測位システムによって送信された地理的位置を受信した後、測位装置108は、その情報を処理のためにプロセッサ101に送るか、またはその情報を格納するためにメモリ103に送る。いくつかの他の実施形態では、測位装置108は、補助全地球測位システム（Assisted Global Positioning System、AGPS）の受信機であり得る。AGPSは、補助的に協調してGPSを行うための動作モードである。AGPSは、基地局の信号とGPS衛星信号とを使用して、携帯電話100がより高速で測位することを可能にし得る。AGPSシステムでは、測位装置108は、補助測位サーバ（例えば、携帯電話100の測位サーバ）と通信することによって測位支援を得ることができる。AGPSシステムは、補助サーバとして機能され、測位装置108が測距および測位サービスを実施するのを支援する。この場合、補助的な測位サーバは、無線通信ネットワークを使用して携帯電話100などの端末の測位装置108（すなわち、GPS受信機）と通信することによって測位支援を提供する。

オーディオ回路109、スピーカ113、およびマイクロフォン114は、ユーザと携帯電話100との間のオーディオインターフェースを提供し得る。オーディオ回路109は、受け取ったオーディオデータを電気信号に変換し、その電気信号をスピーカ114に送り得る。スピーカ113は、電気信号を出力のための音声信号に変換する。加えて、マイクロフォン114は集められた音声信号を電気信号に変換する。オーディオ回路109は、電気信号を受け取り、電気信号をオーディオデータに変換し、次いで、オーディオデータを例えば別の携帯電話に送信するためにオーディオデータをRF回路102に出力するか、またはさらに処理するためにオーディオデータをメモリ103に出力する。

周辺インターフェース110は、外部入力／出力装置（キーボード、マウス、外付けディスプレイ、外付けメモリ、および加入者識別モジュールなど）への様々なインターフェースを提供するように構成される。例えば、周辺インターフェース110は、ユニバーサルシリアルバスインターフェースを使用してマウスに接続され、周辺インターフェース110は、電気通信事業者によって提供される加入者識別モジュール（Subscriber Identity Module、SIM）カードに接続される。周辺インターフェース110は、外部入力／出力周辺機器をプロセッサ101およびメモリ103に結合するように構成され得る。

携帯電話100は、構成要素に電力を供給するための電源装置111（電池や電源管理チップなど）をさらに含み得る。電池は、電源管理チップを使用してプロセッサ101に論理的に接続されてもよく、それによって、電源装置111を使用した充電、放電、および消費電力管理などの機能が実施される。

図1には示されていないが、携帯電話100は、カメラ（前面カメラおよび／または背面カメラ）、フラッシュ、マイクロプロジェクション装置、近距離無線通信（Near Field Communication、NFC）装置などをさらに含んでいてもよく、ここでは詳細を述べない。

例えば、携帯電話100のメモリ103にはAndroidオペレーティングシステムが格納され得る。このオペレーティングシステムは、Linux（登録商標）ベースのモバイル機器オペレーティングシステムであり、携帯電話100内の前述のハードウェアを組み合わせることによって様々な機能を実施する。格納されたAndroidオペレーティングシステムのソフトウェアアーキテクチャを以下で詳細に説明する。本出願の実施形態では、Androidオペレーティングシステムは単に、実施形態の技術的解決策を実施するために端末が必要とするソフトウェア環境を説明するための一例として使用されており、本出願の実施形態が代替として別のオペレーティングシステムを使用して実施されてもよいことを当業者は理解し得ることに留意されたい。

例えば、図2は、前述の端末上で動作させることができるAndroidオペレーティングシステムのソフトウェアの概略的アーキテクチャ図である。このソフトウェアアーキテクチャは3つの層に分割されてもよく、これら3つの層は、それぞれ、アプリケーション層201、アプリケーションフレームワーク層202、およびLinuxカーネル層203である。

アプリケーション（Applications）層201は、オペレーティングシステムの最上層であり、オペレーティングシステムのネイティブアプリケーション、例えば、電子メールクライアント、SMSメッセージ、通話、カレンダー、ブラウザ、または連絡先を含む。当然ながら、開発者がアプリケーションを著し、アプリケーションをこの層にインストールし得る。通常、アプリケーションはJava（登録商標）言語を使用して開発され、開発は、アプリケーションフレームワーク層202によって提供されるアプリケーションプログラミングインターフェース（application programming interface、API）を呼び出すことによって実施される。本出願のいくつかの実施形態では、アプリケーション層201は、ユーザの指紋情報を取り込む役割を担い得る。アプリケーション層201は、ナビゲーションメニューを表示するために、アプリケーションフレームワーク層202によって提供される対応するインターフェースを呼び出す役割をさらに担い得る。ナビゲーションメニューは、アプリケーションのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、ロック解除アイコンなどのコントロールのうちの1つまたは複数を含み得る。ユーザは、ナビゲーションメニュー内のコントロールを操作することによって、コントロールと関連付けられたアプリケーションを迅速に開くことができる。コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースがさらに表示され得る。例えば、ユーザは、ナビゲーションメニュー内のアプリケーションのアイコンを操作することによってアプリケーションのアイコンと関連付けられたアプリケーションを開くことができる。端末は、アプリケーションのアイコンと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェース、例えば、アプリケーションのメインインターフェースをさらに表示し得る。別の例では、ユーザは、端末がホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示できるように、ナビゲーションメニュー内のロック解除アイコンを操作する。

アプリケーションフレームワーク（Application Framework）層202は主に、開発者に、アプリケーションにアクセスするために使用される様々なAPIを提供する。開発者は、アプリケーションフレームワークを使用してオペレーティングシステムの最下層（例えば、Linuxカーネル）とやり取りすることによって開発者のアプリケーションを開発し得る。アプリケーションフレームワークは主に、Androidオペレーティングシステムの一連のサービスおよび管理システムである。本出願のいくつかの実施形態では、アプリケーションフレームワーク層202は、アプリケーション層201に、取り込まれた指紋情報を最下層に送るように構成された第1のAPIを提供し得る。アプリケーションフレームワーク層202は、アプリケーション層201に、ナビゲーションメニューを表示するように構成された第2のAPIをさらに提供し得る。

Linuxカーネル（Linux Kernel）層203は、オペレーティングシステムのコアシステムサービスを提供する。例えば、セキュリティ、メモリ管理、プロセス管理、ネットワークプロトコルスタック、およびドライバモデルはすべてLinuxカーネルに基づくものである。Linuxカーネルは、ハードウェアとソフトウェアスタックとの間の抽象化層としても使用される。本出願のいくつかの実施形態では、Linuxカーネル層203は、端末の指紋認識器に、上位層によって送られた受け取った指紋情報を送って、指紋認識器が取り込まれた指紋情報を認証するように構成され得る。Linuxカーネル層203は、アプリケーションフレームワーク層202を使用してアプリケーション層201に、指紋認識器によって返された認証結果を送るようにさらに構成され得る。アプリケーション層201は、対応するコンテンツを表示するために、最下層によって返された認証結果に基づいて対応するインターフェースを呼び出し得る。

以下の実施形態におけるすべての技術的解決策は、前述のハードウェアアーキテクチャおよびソフトウェアアーキテクチャを有する端末（携帯電話100など）で実施され得る。

現在、ユーザは個人のプライバシーの保護により注意を払っており、科学技術の急速な発展とともに、生体特徴に基づく身元認証技術として、指紋認識技術が基本的に端末の標準技術になっている。本出願の実施形態では、ユーザの個人のプライバシーの保護を考慮して、本出願では、本出願で提供される技術的解決策を、指紋認識機能を有する端末を例として主に使用して詳細に説明する。

本出願のいくつかの実施形態では、端末は指紋認識機能を有する。具体的には、指紋認識機能を実施するために端末のタッチスクリーンに指紋認識器が構成され得る。例えば、指紋認識器は、指紋認識機能を実施するために端末のタッチスクリーンの下にインストールされ得る。本出願のいくつかの他の実施形態では、指紋認識機能は代替として、論理回路を使用して端末のタッチスクリーンを制御することによって実施され得る。本出願のいくつかの他の実施形態では、指紋認識機能は代替として、端末の背面またはホーム画面ボタン上に指紋認識器をインストールすることによって実施され得る。これについては本出願の実施形態では特に限定されない。

本出願の実施形態で提供されるアプリケーションまたはアプリケーション機能を迅速に開くための方法を、添付の図面および適用シナリオを参照して以下で詳細に説明する。

本出願のいくつかの実施形態では、端末は、ナビゲーションメニューを表示することによってアプリケーションまたはアプリケーション機能を迅速に開くことができる。ナビゲーションメニューは、アプリケーションのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、ロック解除アイコンなどのコントロールのうちの1つまたは複数を含み得る。フォルダは、端末のホーム画面上の、複数のアプリケーションのアイコンを含むフォルダであり得る。このようにして、ユーザがフォルダのアイコンを操作すると、端末は、複数のアプリケーションのアイコンを含むフォルダを開くことができる。アプリケーションの機能は、WeChatの支払および受領機能、WeChatの新しい友だち追加機能、Taobao（タオバオ）のショッピングカート機能などであり得る。ユーザがロック解除アイコンを操作すると、端末は、ホーム画面または端末がロックされる前に表示したインターフェースを表示し得る。

第1の適用シナリオ：端末はロック画面状態にあるものとする。ナビゲーションメニューはアプリケーションのアイコンおよびロック解除アイコンを含む。ナビゲーションメニューは第2のロック画面インターフェースに含まれ得る。第2のロック画面インターフェースは第1のロック画面インターフェースと異なる。第1のロック画面インターフェースは、端末がロック画面状態にあるときに受け取られたユーザの第2の操作に応答して表示されるインターフェースであり得る。例えば、第2の操作は、ユーザが画面を点灯する操作であり得る。ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれるアプリケーションのアイコンを操作することによってアプリケーションを迅速に開くことができる。第1のロック画面インターフェースと第2のロック画面インターフェースとはどちらも、端末がロックされた後に携帯電話がロック画面状態にあるときに表示されるインターフェースである。ナビゲーションメニューは、ユーザの指紋認証に成功した後に表示される。

加えて、本出願のいくつかの実施形態では、端末の指紋認識機能は、端末のタッチスクリーンの下に指紋認識器をインストールすることによって実施されるものとする。

第1の適用シナリオでは、図3に示されるように、本発明の実施形態の方法はS301からS306を含み得る。

S301：端末がロック画面状態にあるとき、端末がユーザの第3の操作を受け取る。

第3の操作は、端末のタッチスクリーンの下に配置された指紋認識器をトリガして、ユーザの指紋情報を取り込ませるために使用される。例えば、第3の操作は、端末のタッチスクリーン上でユーザによって行われる、クリック操作などの第3の操作であり得る。

例えば、本出願のいくつかの実施形態では、端末がロック画面状態にあるときに、端末が画面オン状態にある場合、図4Aの（a）に示されるように、端末によって現在表示されているインターフェースはロック画面インターフェース401である。ロック画面インターフェース401は、本出願における第1のロック画面インターフェースであり得る。ユーザは、タッチスクリーン上の指紋取り込み領域で第3の操作を行い得る。指紋取り込み領域は、タッチスクリーン上の指紋認識器の投影領域であり得る。ユーザは、投影領域内で指紋情報を入力し得る。指紋認識器は、指紋認証を行うために、投影領域内でユーザによって入力された指紋情報を検出することができる。ロック画面インターフェース401は、タッチスクリーン上の指紋取り込み領域の位置を指示するために使用される、指紋パターン402を含み得る。指紋パターン402の位置は指紋認識器と関連付けられている。ユーザは、指紋パターン402が表示された位置で第3の操作を行い得る。指紋認識機能が、端末のタッチスクリーンの下に指紋認識器をインストールすることによって実施されるシナリオでは、タッチスクリーンの下にインストールされた指紋認識器の位置は通常固定されていることに留意されたい。タッチスクリーンの下にインストールされた指紋認識器の位置が固定されている場合、タッチスクリーン上の指紋取り込み領域の位置も固定されている。したがって、ロック画面インターフェース401は代替として、指紋パターン402を含まない場合もある。

本出願のいくつかの他の実施形態では、端末が画面オフ状態にある場合、S301の前に、端末は、ユーザによって行われた、画面を点灯する操作などの第2の操作を受け取り得る。例えば、画面を点灯する操作は、電源ボタンに対してユーザによって行われる押し操作であり得る。別の例では、画面を点灯する操作は代替として、タッチスクリーン上でユーザによって行われるクリック操作であり得る。画面を点灯する操作は代替として、タッチスクリーン上でユーザによって行われるダブルクリック操作であってもよい。画面を点灯する操作は、本出願の実施形態では特に限定されない。画面を点灯する操作に応答して、端末はタッチスクリーンを点灯し、タッチスクリーン上のロック画面インターフェース401を表示する。加えて、端末が画面オフ状態にある場合、端末が通知メッセージを受け取ると、端末はやはりタッチスクリーンを点灯し、タッチスクリーン上にロック画面インターフェース401を表示する。

本出願のいくつかの他の実施形態では、端末が画面オフ状態にある場合、端末は、画面オフ状態でタッチスクリーン上に指紋パターンを表示し得る。指紋パターンの位置は指紋認識器と関連付けられている。ユーザは、画面オフ状態で指紋パターンが表示された位置で第3の操作を行い得る。

本出願のいくつかの他の実施形態では、端末がロックされる前に、端末はホーム画面を表示し得る。この場合、ユーザは第1の操作を行い得る。例えば、第1の操作は、電源ボタンに対してユーザによって行われる押し操作であり得る。第1の操作に応答して端末がロックされる。加えて、端末がホーム画面を表示した後、端末は、ユーザによって行われた操作が受け取られたかどうかを判断し得る。端末がユーザによって行われた操作を受け取らない場合、端末は画面オン状態のままであり得る。端末は引き続きホーム画面を表示し得る。端末は、端末が画面オン状態のままであるプロセスにおいてユーザが操作を行うかどうかをさらに判断し得る。ユーザがいかなる操作も行わない場合、画面オン状態はタイムアウトし、端末はロックされる。端末はさらに画面を消灯し得る。

S302：端末が第3の操作に応答してユーザの指紋情報を取り込む。

ユーザが第3の操作を行うプロセスでは、ユーザの指が端末のタッチスクリーンにタッチする。ユーザの指が端末のタッチスクリーンにタッチすると、端末のタッチスクリーンの下に配置された指紋認識器は、ユーザの指紋情報を取り込み得る。

S303：端末が指紋情報の指紋認証を行う。

S304：指紋認証に成功した場合、端末が第2のロック画面インターフェースを表示する。第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。

ユーザの指紋情報を取り込んだ後、端末は取り込まれた指紋情報を事前に格納された指紋情報と比較し得る。取り込まれた指紋情報が事前に格納された指紋情報と一致する場合、指紋認証に成功する。指紋認証に成功した場合、端末は第2のロック画面インターフェースを表示し得る。第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。例えば、端末は、第1のロック画面インターフェース上にナビゲーションメニューを表示し得る。例えば、図4Aの（b）に示されるように、端末はロック画面インターフェース401上にナビゲーションメニューを表示する。ナビゲーションメニューは4つのコントロールを含み、これらはそれぞれ、Taobaoアイコン403、WeChatアイコン404、ロック解除アイコン405、および電話アイコン406である。加えて、S301で、ユーザが画面オフ状態で第3の操作を行う場合、指紋認証に成功した後、端末は、タッチスクリーンを点灯し、第2のロック画面インターフェースを直接表示してもよく、第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。

本出願のいくつかの実施形態では、指紋認証に成功した後、端末は、指紋認証に成功したことをユーザに知らせるために、指紋パターン402の表示効果をさらに変更し得る。例えば、指紋パターン402はグレーから赤などの別の色に変更される。別の例では、指紋認証の前、指紋パターン402は静的に表示される。指紋認証に成功した後、指紋パターン402は、点滅効果、アニメーション効果などを使用して動的に表示される。別の例では、指紋パターン402の明るさ、コントラスト、濃淡などが変更される。これについては本出願の実施形態では特に限定されない。

本出願のいくつかの他の実施形態では、ユーザについて端末によって行われた指紋認証に成功した後、端末は、未読の通知メッセージがあるかどうかをまず判断してもよく、未読の通知メッセージがある場合、指紋認証の後、端末は第2のロック画面インターフェースを表示する。未読の通知メッセージがない場合、取り込まれた指紋情報の認証に成功したことに応答して、端末はホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示する。

取り込まれた指紋情報が事前に格納された指紋情報と一致しない場合、指紋認証に失敗する。指紋認証に失敗した場合、端末は画面オン状態のままであり得る。端末は、端末が画面オン状態のままであるプロセスにおいてユーザが操作を行うかどうかをさらに判断し得る。ユーザがいかなる操作も行わない場合、画面オン状態がタイムアウトすると、端末は画面を消灯する。いくつかの実施形態では、指紋認証に失敗したとき、端末は代替として、指紋認証に失敗したことをユーザに知らせるために、振動するか、またはプロンプト情報を表示し得る。本出願のいくつかの実施形態では、指紋認証に失敗したとき、端末は代替として、指紋認証を別の認証方法に自動的に切り替え得る。例えば、指紋認証に失敗したとき、端末は、指紋認証をパスワード認証に自動的に切り替え、パスワードログインインターフェースを表示して、パスワードを入力するようユーザを誘導する。あるいは、指紋認証に失敗したとき、ユーザは代替として、指紋認証を別の認証方法に手動で切り替えてもよい。別の認証方法での認証に成功すると、端末はやはり第2のロック画面インターフェースを表示し得る。例えば、第1のロック画面インターフェースにナビゲーションメニューが表示される。例えば、端末は、パスワードログインインターフェース上でユーザによって入力されたログインパスワードを受け取り、ログインパスワード認証に成功した後、端末は第2のロック画面インターフェースを表示する。第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。

S305：端末が第2のロック画面インターフェース上でユーザの第4の操作を受け取る。

第4の操作は、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールに対するクリック操作であり得る。第4の操作は代替として、スライド操作であってもよい。スライド操作の停止点が、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールである。あるいは、スライド操作の開始点が、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールである。

例えば、ユーザが端末のダイヤル機能を使用したい場合、ユーザは第4の操作を行い、具体的には、図4Bの（c）に示されるように、電話アイコン406をクリックし得る。

本出願のいくつかの実施形態では、第4の操作がスライド操作である場合、ユーザがスライド操作を行うプロセスでは、ユーザの指が移動するにつれて、端末がスライド操作の開始点の位置に対応するコントロールを移動させる。例えば、スライド操作の停止点は、ナビゲーションメニューに含まれる、電話アイコンなどの任意のコントロールである。スライド操作の開始点は指紋取り込み領域であるものとする。図5に示されるように、ユーザがスライド操作を行うプロセスでは、指紋取り込み領域に対応する指紋アイコン501がユーザの指の移動と一緒に移動される。ユーザの指が電話アイコン502の位置にとどまる場合、指紋パターン501の移動も停止され、電話アイコン502の位置にとどまる。このようにして、ユーザに提供される視覚効果は、指紋パターン501が電話アイコン502の位置までドラッグされることである。例えば、スライド操作の開始点は、ナビゲーションメニューに含まれる、電話アイコンなどの任意のコントロールである。スライド操作の停止点は指紋取り込み領域であるものとする。図6に示されるように、ユーザがスライド操作を行うプロセスでは、電話アイコン601がユーザの指の移動と一緒に移動される。ユーザの指が指紋取り込み領域に対応する指紋アイコン602の位置にとどまる場合、電話アイコン601の移動も停止され、指紋アイコン602の位置にとどまる。このようにして、ユーザに提供される視覚効果は、電話アイコン601が指紋パターン602の位置までドラッグされることである。本出願のいくつかの実施形態では、第4の操作がスライド操作である場合、端末は代替として、ユーザの指の移動と一緒にスライド操作の開始点の位置に対応するコントロールを移動させない場合もある。これについては本出願の実施形態では限定されない。

S306：第4の操作に応答して、端末がコントロールと関連付けられたアプリケーションを開き、端末がコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示する。

例えば、S305の例に関連して、電話アイコン406に対してユーザによって行われたクリック操作に応答して、端末は、電話アイコン406と関連付けられた電話アプリケーションを開く。図4Bの（d）に示されるように、端末は電話アプリケーションのダイヤル機能インターフェース407を表示する。いくつかの実施形態では、端末がコントロールと関連付けられたアプリケーションを開き、コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示した後、端末はユーザによる現在の機能インターフェースを終了する操作をさらに受け取り得る。例えば、端末が電話アプリケーションを開き、電話アプリケーションのダイヤル機能インターフェースを表示した後、図7Aの（a）に示されるように、ユーザはナビゲーションバー701に含まれるホーム（Home）ボタン702をクリックする。いくつかの実施形態では、クリック操作に応答して、図7Bの（b）に示されるように、端末はロック画面インターフェース703を表示し得る。ロック画面インターフェース703はナビゲーションメニューを含む場合もあり、またはナビゲーションメニューを含まない場合もある。具体的には、ロック画面インターフェース703は、第1のロック画面インターフェースであり得るか、または第2のロック画面インターフェースであり得る。図7Bの（b）は、ナビゲーションメニューが含まれる例を使用して、具体的には、第2のロック画面インターフェースを例に使用して示されている。あるいは、いくつかの他の実施形態では、クリック操作に応答して、図7Bの（c）に示されるように、端末はホーム画面（home screen）704を表示し得る。あるいは、クリック操作に応答して、端末は、端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示し得る。例えば、端末がロックされる前に表示されたインターフェースは、Weiboのメインインターフェースである。端末は、クリック操作に応答してWeiboのメインインターフェースを表示する。

本出願のいくつかの他の実施形態では、ユーザによって行われた第4の操作がナビゲーションメニューに含まれるロック解除アイコン405のためのものである場合、第4の操作に応答して、端末は、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示する。本出願のいくつかの他の実施形態では、端末が第2のロック画面インターフェースを表示した後に端末がユーザのいかなる操作も受け取らない場合、端末は画面オン状態のままであり得る。端末は、現在のインターフェース、すなわち、第2のロック画面インターフェースを引き続き表示し得る。第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。端末は、端末が画面オン状態のままであるプロセスにおいてユーザが操作を行うかどうかをさらに判断し得る。ユーザがいかなる操作も行わない場合、画面オン状態がタイムアウトすると、端末は画面を消灯する。

本出願のいくつかの他の実施形態では、端末の指紋認識機能は代替として、端末の背面またはホーム画面ボタン上に指紋認識器をインストールすることによって実施され得る。この場合の本出願の実施形態における方法は図3に示される方法と同様である。しかしながら、2つの方法間には以下の2つの差異がある。

差異1：S301の第3の操作は、端末の背面またはホーム画面ボタン上に配置された指紋認識器をトリガしてユーザの指紋情報を取り込ませるために使用される。指紋認識器が端末のホーム画面ボタン上にインストールされている例を使用すると、端末が画面オン状態にあるとき、第3の操作はホーム画面ボタンに対してユーザによって行われるクリック操作であり得る。端末が画面オフ状態にあるとき、第3の操作はホーム画面ボタンに対してユーザによって行われる押し操作またはクリック操作であり得る。

ナビゲーションメニューがフォルダのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、およびロック解除アイコンを含む例を使用し、アプリケーションの機能の識別子はWeChatの支払および受領機能である。端末がロック画面状態にあるときに、端末が画面オン状態にある場合、図8Aの（a）に示されるように、端末によって現在表示されているインターフェースはロック画面インターフェース801である。ロック画面インターフェース801は、本出願における第1のロック画面インターフェースであり得る。ユーザはホーム画面ボタン802にタッチすることができる。ユーザの指が端末のホーム画面ボタン802にタッチすると、ホーム画面ボタン802に配置された指紋認識器は、ユーザの指紋情報を取り込み得る。ユーザの指紋情報を取り込んだ後、端末は取り込まれた指紋情報を事前に格納された指紋情報と比較し得る。取り込まれた指紋情報が事前に格納された指紋情報と一致する場合、指紋認証に成功する。指紋認証に成功した場合、図8Aの（b）に示されるように、端末は第2のロック画面インターフェースを表示し得る。例えば、端末は、ロック画面インターフェース801上にナビゲーションメニューを表示し得る。例えば、ナビゲーションメニューは4つのコントロールを含み、これらはそれぞれ、フォルダのアイコン803、WeChatの支払および受領機能の識別子804、ロック解除アイコン805、および電話アイコン806である。

WeChatの支払および受領機能の識別子804は、WeChatの支払および受領機能の有効な支払コード、例えば、有効なクイックレスポンスコードであり得る。有効なクイックレスポンスコードは、WeChatアプリケーションによって生成され得る。例えば、指紋認証に成功した後、端末はバックグラウンドでWeChatを開くことができる。端末は、WeChatアプリケーションの支払および受領機能の有効なクイックレスポンスコードを生成し得る。有効なクイックレスポンスコードを生成した後、端末は、スクリーンショットを使用するか、または別の方法でロック画面インターフェース801上に生成された有効なクイックレスポンスコードを表示し得る。有効なクイックレスポンスコードは、ダイナミッククイックレスポンスコードであり得る。有効なクイックレスポンスコードは代替として、スタティッククイックレスポンスコードであってもよい。このようにして、ユーザの指紋認証に成功した後、別のユーザが、別のユーザの端末を使用して、端末の第2のロック画面インターフェースに含まれるナビゲーションメニューに含まれるクイックレスポンスコードを直接スキャンすることによって支払および受領を実施してもよい。あるいは、WeChatの支払および受領機能の識別子804は、支払および受領機能の有効なクイックレスポンスコードの代わりに、WeChatの支払および受領機能を開くために使用されるアイコンであってもよい（アイコンがクイックレスポンスコードである例が図8Aおよび図8Bで使用されている）。このようにして、ユーザの指紋認証に成功した後、ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれるWeChatの支払および受領機能のアイコンを操作し得る。WeChatの支払および受領機能のアイコンに対してユーザによって行われた操作に応答して、端末は、WeChatの支払および受領機能のアイコンと関連付けられたWeChatの支払および受領機能を開くことができる。端末は、支払および受領機能インターフェース上で有効なクイックレスポンスコードを表示し得る。この場合、別のユーザが、支払および受領を実施するために、別のユーザの端末を使用して、支払および受領機能インターフェース上に表示された有効なクイックレスポンスコードをスキャンしてもよい。

差異2：S305の第4の操作は、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールに対するクリック操作であり得る。例えば、ユーザがWeChatの支払および受領機能を使用したい場合に、WeChatの支払および受領機能の識別子804はWeChatの支払および受領機能のアイコンであるものとする。図8Bの（c）に示されるように、ユーザはWeChatの支払および受領機能の識別子804をクリックし得る。WeChatの支払および受領機能の識別子804に対してユーザによって行われたクリック操作に応答して、端末はWeChatの支払および受領機能を開く。図8Bの（d）に示されるように、端末はWeChatの支払および受領機能インターフェース807を表示する。支払および受領機能インターフェースは、WeChatの支払および受領機能の有効なクイックレスポンスコードを含む。

他の内容の具体的な説明については、図3に示される実施形態の対応する内容の説明を参照されたく、ここでは詳細を1つ1つ繰り返し説明しない。

いくつかの実施形態では、端末の指紋認識機能が端末のタッチスクリーンの下に指紋認識器をインストールすることによって実施されるときに、ナビゲーションメニューがロック解除アイコンを含まない場合、端末は、ユーザによって行われる異なる操作に基づき、受け取った操作に応答して、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースが表示されるか、それともナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースが表示されるかを判断し得ることに留意されたい。

端末をトリガしてナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示させる操作は、第3の操作、例えば、タッチスクリーン上でユーザによって行われるクリック操作であり得る。端末をトリガしてホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示させる操作は、第3の操作と異なる操作、例えば、タッチスクリーン上でユーザによって行われるダブルクリック操作、またはタッチスクリーン上でユーザによって行われる長押し操作であり得る。

例えば、端末はS301で第3の操作を受け取る。指紋認証に成功した後、第3の操作に応答して、端末は、ナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示する。端末は、タッチスクリーンの指紋取り込み領域でユーザによって行われたダブルクリック操作を受け取る。指紋認証に成功した後、ダブルクリック操作に応答して、端末は、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示する。

あるいは、ユーザによって第3の操作（第3の操作はタッチスクリーン上のクリック操作であるものとする）などの同じ操作が行われる場合、端末は代替として、ユーザが端末のタッチスクリーンにタッチする異なる持続時間に基づき、受け取った操作に応答して、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースが表示されるか、それともナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースが表示されるかを判断してもよい。

例えば、端末はユーザによって行われたクリック操作を受け取り、ユーザが端末のタッチスクリーンにタッチする持続時間は第1の持続時間である。指紋認証に成功した後、クリック操作に応答して、端末は、ナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示する。端末はユーザによって行われたクリック操作を受け取り、ユーザが端末のタッチスクリーンにタッチする持続時間は第2の持続時間である。指紋認証に成功した後、クリック操作に応答して、端末は、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースを表示する。

当然ながら、本出願の実施形態では、第1の持続時間を有する第3の操作はクリック操作と呼ばれてもよく、第2の持続時間を有する第3の操作は長押し操作と呼ばれてもよい。

いくつかの他の実施形態では、端末の指紋認識機能が端末の背面またはタッチスクリーンボタン上に指紋認識器をインストールすることによって実施されるときに、ナビゲーションメニューがロック解除アイコンを含まない場合、端末は代替として、ユーザによって行われる異なる操作に基づき、受け取った操作に応答して、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースが表示されるか、それともナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースが表示されるかを判断してもよい。あるいは、ユーザによって同じ操作が行われる場合、端末は、ユーザが端末の背面またはホーム画面ボタンにタッチする異なる持続時間に基づき、ホーム画面または端末がロックされる前に表示されたインターフェースが表示されるか、それともナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースが表示されるかを判断してもよい。具体的な説明は、指紋認識器が端末のタッチスクリーンの下にインストールされる具体的な実施態様の説明と同様であり、ここでは詳細を繰り返し説明しない。

本出願の実施形態で提供される方法によれば、端末がロック画面状態にあるときに、端末が、ユーザによって行われた、画面を点灯する操作などの第2の操作を受け取った場合、端末は、第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示し得る。端末がユーザの第3の操作、例えば、タッチスクリーンに構成された指紋認識器をトリガしてユーザの指紋情報を取り込ませる操作を受け取った場合、端末は、ユーザの指紋情報を取り込み、ユーザの指紋認証に成功したことに応答して、第1のロック画面インターフェースと異なる第2のロック画面インターフェースを表示し得る。加えて、端末がナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示するので、ユーザは、ロック画面インターフェース上でナビゲーションメニューに含まれるコントロールを直接操作し得る。ユーザの操作に応答して、端末は、ユーザによって操作されたコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを直接開くことができる。ユーザの操作の複雑さが低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施される。

第2の適用シナリオ：端末はロック画面状態にあるものとする。ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、アプリケーションのアイコン、通知メッセージの識別子、およびロック解除アイコンである。ナビゲーションメニューは第2のロック画面インターフェースに含まれ得る。第2のロック画面インターフェースは第1のロック画面インターフェースと異なる。第1のロック画面インターフェースは、端末がロック画面状態にあるときに受け取られたユーザの第2の操作に応答して表示されるインターフェースであり得る。例えば、第2の操作は、ユーザが画面を点灯する操作であり得る。ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールを操作することによって、コントロールと関連付けられたアプリケーションを迅速に開くことができる。コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースが表示される。ナビゲーションメニューは、端末が画面オン状態にあるときに表示される。

加えて、本出願のいくつかの実施形態では、端末の指紋認識機能は、端末のタッチスクリーンの下に指紋認識器をインストールすることによって実施されるものとする。

第2の適用シナリオでは、図9に示されるように、本発明の実施形態の方法はS901からS906を含み得る。

S901：端末が第2のロック画面インターフェースを表示し、第2のロック画面インターフェースがナビゲーションメニューを含む。

端末がロック画面状態にあるときに、端末が画面オン状態にある場合、図10Aの（a）に示されるように、端末によって現在表示されているインターフェースはロック画面インターフェース1001である。ロック画面インターフェース1001は、本出願における第2のロック画面インターフェースであり得る。ロック画面インターフェース1001はナビゲーションメニューを含む。図10Aの（a）に示されるように、ナビゲーションメニューは4つのコントロールを含み、これらはそれぞれ、Weiboアイコン1002、招商銀行モバイルバンク（China Merchants Bank Mobile Bank）アイコン1003、ロック解除アイコン1004、および通知メッセージの識別子1005である。いくつかの実施形態では、図10Aの（a）に示されるように、ロック画面インターフェース1001は指紋パターン1006をさらに含み得る。指紋パターン1006の具体的な説明については、本出願の図3に示される実施形態の指紋パターンの説明を参照されたく、本出願の実施形態では詳細を繰り返し説明しない。

本出願のいくつかの他の実施形態では、端末が画面オフ状態にある場合、S901の前に、端末は、ユーザによって行われた、画面を点灯する操作などの第2の操作を受け取り得る。

S902：端末がユーザの第3の操作を受け取る。

第3の操作は、端末のタッチスクリーンの下に配置された指紋認識器をトリガして、ユーザの指紋情報を取り込ませるために使用される。第3の操作は、端末のタッチスクリーン上でユーザによって行われたクリック操作であり得る。例えば、図10Aの（b）に示されるように、ユーザは、タッチスクリーンの指紋取り込み領域で第3の操作を行い得る。

S903：端末が第3の操作に応答してユーザの指紋情報を取り込む。

S904：端末が指紋情報の指紋認証を行う。

指紋認証に成功した場合、本出願のいくつかの実施形態では、ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールの表示効果を変更することによって、ユーザの指紋認証に成功したことを知らされ得る。例えば、ナビゲーションメニューに含まれる4つのコントロールのうちの1つまたは複数がグレーから赤などの別の色に変更される。別の例では、指紋認証の前、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは静的に表示される。指紋認証に成功した後、ナビゲーションメニューに含まれる4つのコントロールのうちの1つまたは複数が、点滅効果、アニメーション効果などを使用して動的に表示される。別の例では、ナビゲーションメニューに含まれる4つのコントロールのうちの1つまたは複数の明るさ、コントラスト、濃淡などが変更される。これについては本出願の実施形態では特に限定されない。

指紋認証に失敗した場合、本出願のいくつかの実施形態では、端末は、指紋認証に失敗したことをユーザに知らせるために、振動するか、またはプロンプト情報を表示し得る。あるいは、指紋認証に失敗したとき、端末は、指紋認証に成功したときに表示される効果と異なる表示効果を使用してナビゲーションメニューに含まれるコントロールを表示する。あるいは、指紋認証に失敗したとき、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは非動作状態にある。例えば、ユーザがナビゲーションメニュー内のコントロールをクリックしたときに端末が応答しないか、または端末が振動し、他の応答をしない。別の例では、ユーザがナビゲーションメニュー内のコントロールをドラッグできない。

S905：端末が第2のロック画面インターフェース上でユーザの第4の操作を受け取る。

第4の操作は、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールに対するクリック操作であり得る。第4の操作は代替として、スライド操作であってもよい。スライド操作の停止点が、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールである。あるいは、スライド操作の開始点が、ナビゲーションメニューに含まれる任意のコントロールである。

S906：指紋認証に成功した場合、第4の操作に応答して、端末がコントロールと関連付けられたアプリケーションを開き、端末がコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示する。

端末が第4の操作を受け取った後、S904でユーザの指紋情報の指紋認証に成功した場合、第4の操作に応答して、端末はコントロールと関連付けられたアプリケーションを開く。例えば、図10Bの（c）に示されるように、ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれる招商銀行モバイルバンクアイコン1003に対してクリック操作を行う。ユーザのために端末によって行われた指紋認証に成功した場合、クリック操作に応答して、端末は、招商銀行モバイルバンクアイコン1003と関連付けられた招商銀行モバイルバンクを開く。図10Bの（d）に示されるように、端末は、招商銀行モバイルバンクのログインインターフェース1007を表示する。ログインインターフェース1007は、（図10Bの（d）に示されるように）ユーザによってユーザ名およびパスワードを入力するために使用されるプロンプトウィンドウ1008を含んでいてもよく、かつ／またはログインインターフェース1007は、ユーザに指紋認証を行ってアプリケーションにログインするよう促すために、ユーザに指紋認証を行うよう促すために使用されるプロンプトボックス（図示されていない）を含んでいてもよい。本出願のいくつかの他の実施形態では、ログイン後に初めて使用できるアプリケーションは、端末のシステムアプリケーションであり得るか、または第三者アプリケーション、例えば、招商銀行モバイルバンクであってもよく、ユーザが指紋ログインを行った場合、S904で取り込まれた指紋情報の認証に成功した後、第4の操作に応答して、端末は、招商銀行モバイルバンクアイコン1003と関連付けられた招商銀行モバイルバンクを直接開き、ログインに成功した後でメインインターフェースを表示し得る。

本出願のいくつかの他の実施形態では、第4の操作がスライド操作であり、ユーザがスライド操作を行うときにユーザが指紋取り込み領域を通過する場合、第3の操作および第4の操作はタッチスクリーンを離れないユーザの指の連続操作であり得る。これは、ユーザが第3の操作を行う必要なく第4の操作を行うこととして単純に理解され得る。ユーザが第4の操作を行うプロセスでは、ユーザが指紋取り込み領域にタッチすると、端末はユーザの指紋情報を取り込む。端末は指紋情報の指紋認証を行う。指紋認証に成功した後、第4の操作に応答して、端末はコントロールと関連付けられたアプリケーションを開く。端末は、コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースをさらに表示し得る。例えば、第4の操作はスライド操作である。スライド操作の停止点は、ナビゲーションメニューに含まれる、通知メッセージの識別子などの任意のコントロールである。スライド操作の開始点は指紋取り込み領域であるものとする。図11Aの（a）に示されるように、端末によって現在表示されているインターフェースはロック画面インターフェース1101である。ロック画面インターフェース1101はナビゲーションメニューを含む。ナビゲーションメニューは4つのコントロールを含み、これらはそれぞれ、Weiboアイコン1102、招商銀行モバイルバンクアイコン1103、ロック解除アイコン1104、および通知メッセージの識別子1105である。通知メッセージは、WeChatで受信され、別のユーザによって送信されるチャットメッセージであるものとする。ロック画面インターフェース1101は指紋パターン1106をさらに含む。ユーザが通知メッセージを見たい場合、ユーザは、指紋取り込み領域、すなわち指紋アイコン1106からスライド操作を行い始めることができる。図11Aの（b）に示されるように、スライド操作の停止点は通知メッセージの識別子1105である。ユーザがスライド操作を行うプロセスでは、ユーザが指紋パターン1106にタッチすると、端末のタッチスクリーンの下に配置された指紋認識器はユーザの指紋情報を取り込み得る。端末は指紋情報の指紋認証を行う。指紋認証に成功した後、スライド操作に応答して、図11Aの（c）に示されるように、端末はチャット詳細インターフェース1107を開く。

本出願のいくつかの他の実施形態では、ナビゲーションメニューに含まれる通知メッセージの識別子はプロンプトボックスであり得る。指紋認証の前、プロンプトボックスは暗号化して表示された通知メッセージを含む。例えば、図11Aの（a）に示されるように、プロンプトボックスは、「WeChatの未読メッセージ」という言葉を含む。指紋認証に成功した後、通知メッセージのコンテンツの全部または一部がプロンプトボックスに表示され得る。例えば、図11Aの（b）を参照すると、「Aimi：在宅していますか？」という言葉がプロンプトボックスに表示され得る。「Aimi：在宅していますか？」は通知メッセージに含まれるコンテンツの一部である。端末がユーザの第4の操作を受け取った後、端末は第4の操作に応答してWeChatを開くことができる。チャット詳細インターフェース1107は通知メッセージのコンテンツを表示する。

前述の例では、タッチスクリーン上でナビゲーションメニューに含まれるコントロールの表示位置が固定されている例が説明に使用されている。本出願のいくつかの他の実施形態では、タッチスクリーン上のナビゲーションメニューに含まれるコントロールの表示位置は動的に変更され得る。例えば、図11B-a、図11B-b、および図11B-cを参照すると、第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。ナビゲーションメニューが、それぞれ、Jingdong（ジンドン）アイコン1101-b、招商銀行モバイルバンクアイコン1102-b、ロック解除アイコン1103-b、および通知メッセージの識別子1104-bである、4つのコントロールを含む例を使用する。図11B-aおよび図11B-bの（a）から（d）に示されるように、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、指紋取り込み領域に自動的に順次に表示され得る。このシナリオでは、ユーザは、指紋認証を実施し、コントロールと関連付けられたアプリケーションを開くために、クリック操作などの1つの操作を行い得る。図11B-bの（d）に示されるように、通知メッセージの識別子1104-bが指紋取り込み領域上に表示されると、ユーザは、タッチスクリーンの指紋取り込み領域に対してクリック操作を行い得る。ユーザがクリック操作を行うプロセスでは、端末はユーザの指紋情報を取り込み得る。指紋認証に成功した後、図11B-cの（e）に示されるように、端末はチャット詳細インターフェース1105-bを開く。指紋取り込み領域でナビゲーションメニューに含まれるコントロールを表示する順序は、事前に定義されるか、またはユーザによって設定されるか、またはシナリオに基づくマッチングによって取得され得る。例えば、ユーザが現在Jingdongコンビニエンスストアに位置している場合、Jingdongアイコンが指紋取り込み領域上に優先的に表示され得る。

本出願の実施形態におけるS901からS906の関連内容の具体的な説明は、本出願のいくつかの他の実施形態におけるS301からS306の対応する内容の関連説明と同様であることに留意されたい。S901からS906の関連内容の具体的な説明については、いくつかの他の実施形態におけるS301からS306の対応する内容の関連説明を参照されたく、本出願の実施形態では詳細を1つ1つ繰り返し説明しない。

本出願の実施形態で提供される方法によれば、端末がナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースを表示するので、ユーザは、ロック画面インターフェース上でナビゲーションメニューに含まれるコントロールを直接操作し得る。ユーザの操作に応答して、端末は、ユーザによって操作されたコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを直接開くことができる。ユーザの操作の複雑さが低減され、端末の使用効率が改善され、端末とユーザとの間の効率的なインタラクションが実施される。

第3の適用シナリオ：端末はロック解除状態にあるものとする。ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、アプリケーションのアイコン、アプリケーションの機能の識別子、および金庫識別子である。アプリケーションの機能がWeChatの支払および受領機能である例を使用して、ナビゲーションメニューが任意の非ロック画面インターフェース上に表示され得る。例えば、ナビゲーションメニューは、ホーム画面、またはアプリケーションのメインインターフェース、またはアプリケーションの機能インターフェース上に表示され得る。ユーザは、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールを操作することによって、コントロールと関連付けられたアプリケーションを迅速に開くことができる。コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースが表示される。加えて、本出願のいくつかの実施形態では、端末の指紋認識機能は、端末のホーム画面ボタン上に指紋認識器をインストールすることによって実施されるものとされている。

この適用シナリオでは、本出願の実施形態の方法に含まれるステップは、上述したS301からS306と同様である。本出願では詳細を1つ1つ繰り返し説明しない。当業者の理解を容易にするためにこの適用シナリオにおける本出願の実施形態の具体的な方法を、図12A、図12B、および図12Cに示される例を参照して説明する。

例えば、ユーザはAmazonアプリケーションを使用している。図12Aの（a）に示されるように、端末によって現在表示されているインターフェースはAmazonのメインインターフェース1201である。この場合、ユーザはWeChatの支払および受領機能を使用したい。ユーザは、端末をトリガして、Amazonのメインインターフェース1201上でユーザの指紋情報を取り込ませる操作を行い得る。この操作は、現在表示されているインターフェース上での通常の操作、例えば、メインインターフェース1201上でのリンクのクリック操作と異なる。ユーザは第3の操作を行う。図12Bの（b）に示されるように、第3の操作は、端末のタッチスクリーンの指紋取り込み領域でユーザによって行われるクリック操作である。このようにして、端末がユーザの第3の操作を受け取ると、端末のタッチスクリーンの下にインストールされた指紋認識器は、ユーザの指紋情報を取り込み得る。ユーザの指紋情報を取り込んだ後、端末は、取り込まれた指紋情報の指紋認証を行い得る。指紋認証に成功した場合、端末は、Amazonのメインインターフェース1201上にナビゲーションメニューを表示し得る。例えば、図12Cの（c）に示されるように、ナビゲーションメニューは3つのコントロールを含み、これらはそれぞれ、Alipay（アリペイ）アイコン1202、WeChatの支払および受領機能の識別子1203、および金庫識別子1204である。WeChatの支払および受領機能の識別子1203がWeChatの支払および受領機能の有効なクイックレスポンスコードである場合、別のユーザが、支払および受領を実施するために、別のユーザの端末を直接使用してナビゲーションメニューに含まれるクイックレスポンスコードをスキャンし得る。WeChatの支払および受領機能の識別子1203がWeChatの支払および受領機能を開くために使用されるアイコンである場合、ユーザは第4の操作を行い得る。第4の操作に応答して、端末がWeChatの支払および受領機能を開き、支払および受領機能インターフェース上に有効なクイックレスポンスコードを表示し得るので、別のユーザが、支払および受領を実施するために、別のユーザの端末を使用して、支払および受領機能インターフェース上に表示された有効なクイックレスポンスコードをスキャンし得る。金庫は、端末の組み込みアプリケーション、すなわち、端末のシステムアプリケーションであり得る。このアプリケーションは、ログイン後に初めて使用できる。例えば、金庫は、ユーザのものである、プライバシーレベルが比較的高い写真などのデータを含む。本出願の実施形態では、ユーザの指紋認証に成功した後、ユーザがナビゲーションメニューを使用して金庫を開く場合、ユーザは、ユーザがユーザ名およびパスワードを再度入力することなく金庫内のデータに直接アクセスし得る。本出願のいくつかの他の実施形態では、Amazon、Taobao、またはJingdongなどの買い物タイプのアプリケーションでは、現在表示されているインターフェースは対象物の詳細インターフェースである。ユーザはこの対象物を購入したい。ユーザは、端末をトリガして、対象物の詳細インターフェース上でユーザの指紋情報を取り込ませる操作を行い得る。この操作は、現在表示されているインターフェース上での通常の操作と異なる。ユーザは第3の操作を行う。第3の操作は、端末のタッチスクリーンの指紋取り込み領域でユーザによって行われるクリック操作である。このようにして、端末がユーザの第3の操作を受け取ると、端末のタッチスクリーンの下にインストールされた指紋認識器は、ユーザの指紋情報を取り込み得る。ユーザの指紋情報を取り込んだ後、端末は、取り込まれた指紋情報の指紋認証を行い得る。指紋認証に成功した場合、端末は決済ページに直接入り、それによってワンクリック注文が実施される。

第1の適用シナリオ、第2の適用シナリオ、および第3の適用シナリオにおいて、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、事前に定義され得るか、またはユーザによって設定され得るか、またはシステムによって推奨され得る。ナビゲーションメニューに含まれるコントロールがシステムによって推奨される場合、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは、ユーザがアプリケーションやアプリケーション機能などの端末機能を使用する時刻、位置、および頻度などの情報に基づいてリアルタイムで変更され得る。ナビゲーションメニューがユーザによって設定される例を使用する。例えば、図13に示されるように、ユーザは設定インターフェース1301上のナビゲーションメニューに含まれるコントロールを追加または削除し得る。あるいは、設定インターフェース1301でナビゲーションメニュー内の各コントロールの位置が編集されてもよい。例えば、図13に示される設定インターフェース1301で、ボタン1302を使用してナビゲーションメニューから対応するコントロールが削除される。ボタン1303は、ナビゲーションメニューに対応するコントロールを追加するために使用される。ボタン1304は、ナビゲーションメニュー内の対応するコントロールの位置を編集するために使用される。加えて、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールの数は、本出願の実施形態では特に限定されない。

本出願のいくつかの他の実施形態では、第1の適用シナリオ、第2の適用シナリオ、および第3の適用シナリオにおいて、端末は代替としてナビゲーションメニューを表示しない場合もある。しかしながら、ユーザの指紋認証に成功し、第4の操作が受け取られた後、端末は、コントロールと関連付けられたアプリケーションを直接開き、コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示する。例えば、図14A、図14B、および図14Cを参照すると、端末の指紋認識機能は、端末のホーム画面ボタン上に指紋認識器をインストールすることによって実施されるものとされている。図14Aの（a）に示されるように、端末によって現在表示されているインターフェースはロック画面インターフェース1401である。ロック画面インターフェース1401は、本出願における第1のロック画面インターフェースであり得る。ロック画面インターフェース1401は指紋パターン1402を含む。指紋パターン1402は、ユーザに、端末のタッチスクリーン上の指紋取り込み領域の位置を知らせるために使用される。ユーザが指紋パターン1402にタッチすると、端末はユーザの指紋情報を取り込み得る。指紋情報を取り込んだ後、端末は指紋情報を認証し得る。Taobaoを迅速に開始し、ホーム画面を表示し、WeChatを開始し、または通話を開始するために、指紋取り込み領域を中心とする十字の線上に4つの方向、上、下、左、および右が事前に定義され得るものとする。ユーザがTaobaoを開始したい場合、図14Bの（b）に示されるように、ユーザは上方スライド操作を行い得る。ユーザがスライド操作を行うと、指が指紋取り込み領域を通過する。スライド操作の開始点は指紋取り込み領域であるものとする。端末がユーザのスライド操作を受け取るときに、指紋認証に成功した場合、端末はTaobaoを開くことができる。図14Cの（c）に示されるように、端末はTaobaoのメインインターフェース1403を表示する。

本出願のいくつかの他の実施形態では、ユーザのプライバシーをさらに保護するために、第1の適用シナリオ、第2の適用シナリオ、および第3の適用シナリオにおいて、ユーザの顔認識がさらに行われ得る。顔認識と指紋認証の両方に成功した後、ユーザがナビゲーションメニュー内のコントロールに対して第4の操作を行うと、端末は、コントロールと関連付けられたアプリケーションを開き、コントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示する。第1の適用シナリオに顔認識が追加される例を使用すると、図15Aおよび図15Bに示されるように、S304は、具体的には、以下のステップであり得る。

S1501：ユーザの指紋情報に対して端末によって行われた指紋認証に成功した後、端末が顔認識機能を使用可能にし得る。

S1502：端末がユーザの顔情報を取り込む。

S1503：端末が取り込まれた顔情報を認証する。

S1504：取り込まれた顔情報の認証に成功した後、端末が第2のロック画面インターフェースを表示する。第2のロック画面インターフェースはナビゲーションメニューを含む。

本出願のいくつかの実施形態では、顔情報によって異なるコントロールを含むナビゲーションメニューが表示され得る。例えば、端末によって取り込まれた顔情報が、ユーザが子供であることを指示する場合、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは小さいゲームアイコンなどであり得る。例えば、端末によって取り込まれた顔情報が、ユーザが若者であることを指示する場合、ナビゲーションメニューに含まれるコントロールは音楽アイコン、WeChatアイコンなどであり得る。

別のプロセスおよびコンテンツの具体的な説明については、図3に示される実施形態を参照されたく、本出願では詳細を1つ1つ繰り返し説明しない。

本出願の実施形態で提供される方法によれば、ユーザの取り込まれた指紋情報に対して端末によって行われた指紋認証に成功した後、端末はユーザの顔認識を行い得る。顔認識と指紋認証の両方に成功した後、ユーザのプライバシーをさらに保護するために、ナビゲーションメニューを含む第2のロック画面インターフェースが表示される。

本出願における技術的特徴、技術的解決策、または同様の表現の説明は、すべての特徴をいずれか1つの実施形態で実施できることを含意するものではないことを理解されたい。実施形態に記載される技術的特徴および技術的解決策は、代替として、任意の適切な方法で組み合わされてもよい。加えて、本出願の実施形態では、ユーザのプライバシーを保護するために、指紋認証に置き換えて、顔認識、声紋認識、または虹彩認識などの別の形認証方法も代替として使用され得ることに留意されたい。

前述の機能を実施するために、端末は、これらの機能を行うための対応するハードウェア構造および／またはソフトウェアモジュールを含むことが理解できる。本明細書で開示される実施形態に記載される例と組み合わせて、ユニット、アルゴリズム、およびステップが、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせを使用して実現され得ることを、当業者は容易に理解するはずである。機能が行われるのがハードウェアによってかそれともコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによってかは、技術的解決策の個々の用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、個々の用途ごとに様々な方法を使用して記載の機能を実施し得るが、その実施態様は本出願の実施形態の範囲を超えるとみなされるべきではない。

本出願の一実施形態は、前述の方法実施形態を実施するための端末をさらに提供する。具体的には、端末の機能モジュールが分割され得る。例えば、機能モジュールは、機能に対応して分割され得るか、または2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合され得る。統合モジュールはハードウェアの形態で実現され得るか、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実現され得る。本出願の本実施形態では、モジュールの分割は一例であり、単なる論理機能分割であることに留意されたい。実際の実施態様では、別の分割方法も使用され得る。

機能モジュールが機能に対応して分割される場合、図16が本出願の一実施形態による表示装置1600の1つの可能な概略的構造図である。表示装置1600は、前述の実施形態における端末に適用され得る。表示装置1600は、表示部1601と、入力部1602と、ロック部1603と、取り込み部1604とを含み得る。

表示部1601は、端末が、S1504、ならびに前述の方法実施形態のS304、S306、S901、およびS906においてコントロールと関連付けられたアプリケーションの機能インターフェースを表示する動作を行うのを支援するように構成され、かつ／または本明細書に記載される技術の別のプロセスで使用される。表示部は、タッチスクリーン、または他のハードウェア、またはハードウェアとソフトウェアの統合であり得る。

入力部1602は、端末の表示インターフェースに対するユーザの、タッチ入力、音声入力、ジェスチャー入力、またはフローティング操作などの入力を受け取るように構成される。入力部1602は、端末が、前述の方法実施形態においてS301、S305、S902、およびS905を行うのを支援するように構成され、かつ／または本明細書に記載される技術の別のプロセスで使用される。入力部は、タッチスクリーン、または他のハードウェア、またはハードウェアとソフトウェアの統合であり得る。

ロック部1603は、端末が、前述の方法実施形態において端末をロックする動作を行うのを支援するように構成され、かつ／または本明細書に記載される技術の別のプロセスで使用される。

取り込み部1604は、端末が、前述の方法実施形態においてS302、S903、およびS1502を行うのを支援するように構成され、かつ／または本明細書に記載される技術の別のプロセスで使用される。

本出願の本実施形態では、さらに、図16に示されるように、表示装置1600は、受信部1605と制御部1606とをさらに含み得る。

受信部1605は、端末が、前述の方法実施形態において、通知メッセージを受信するなどの受信動作を行うのを支援するように構成され、かつ／または本明細書に記載される技術の別のプロセスで使用される。

制御部1606は、端末が、前述の方法実施形態において、画面を点灯するなどの制御動作を行うのを支援するように構成され、かつ／または本明細書に記載される技術の別のプロセスで使用される。

前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連内容については、対応する機能モジュールの機能の説明を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。

当然ながら、表示装置1600は、前述のユニットモジュールを含むが、これに限定されない。例えば、本表示装置は、別の機器にデータまたは信号を送信するように構成される送信部、指紋情報および／またはユーザの顔情報を認証するように構成された認証部などをさらに含み得る。加えて、前述の機能部によって特に実装され得る機能には、前述の例における方法ステップ対応する機能も含まれるが、これに限定されない。表示装置1600内の別のユニットの詳細な説明については、別のユニットに対応する対応する方法ステップの詳細な説明を参照されたく、本実施形態では詳細を繰り返し説明しない。

統合ユニットが使用される場合、図17が、本出願の一実施形態による表示装置1700の別の可能な概略的構造図である。表示装置1700は、前述の実施形態における端末に適用され得る。表示装置1700は、処理モジュール1701と、記憶モジュール1702と、表示モジュール1703とを含み得る。処理モジュール1701は、端末の動作を制御および管理するように構成される。表示モジュール1703は、処理モジュール1701によって指示されるようにコンテンツを表示するように構成される。記憶モジュール1702は、端末のプログラムコードおよびデータを格納するように構成される。さらに、表示装置1700は、入力モジュールと通信モジュールとをさらに含み得る。通信モジュールは、端末が、通話、データ交換、および端末のInternetアクセスなどの機能を実施するために、別のネットワークエンティティと通信するのを支援するように構成される。

処理モジュール1701は、プロセッサまたはコントローラであり得る。通信モジュールは、送受信機、RF回路、通信インターフェースなどであり得る。記憶モジュール1702はメモリであり得る。表示モジュールは、画面またはディスプレイであり得る。入力モジュールは、タッチスクリーン、音声入力装置、指紋認識器などであり得る。

処理モジュール1701がプロセッサである場合、通信モジュールはRF回路であり、記憶モジュール1702はメモリであり、表示モジュール1703はタッチスクリーンであり、本出願の本実施形態で提供される表示装置1700は、図1に示される携帯電話であり得る。通信モジュールは、RF回路を含み得るのみならず、Wi-Fiモジュール、NFCモジュール、およびブルートゥースモジュールも含み得る。RF回路、NFCモジュール、Wi-Fiモジュール、およびブルートゥースモジュールなどの通信モジュールは、通信インターフェースと総称され得る。プロセッサ、RF回路、タッチスクリーン、およびメモリは、バスを使用して相互に結合され得る。

図18に示されるように、本出願のいくつかの他の実施形態は端末1800をさらに提供する。端末1800は、1つまたは複数のプロセッサ1801と、メモリ1802と、タッチスクリーン1803と、1つまたは複数のコンピュータプログラム1804とを含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数の通信バス1805を使用して接続され得る。タッチスクリーン1803は、タッチセンシティブ面1806とディスプレイ1807とを含み得る。1つまたは複数のコンピュータプログラム1804はメモリ1802に格納され、1つまたは複数のプロセッサ1801によって実行されるように構成される。1つまたは複数のコンピュータプログラム1804は命令を含んでいてもよく、命令は、図3および対応する実施形態におけるステップを行うために使用され得る。本出願のいくつかの他の実施形態では、命令は代替として、図9および対応する実施形態におけるステップを行うように構成されてもよい。本出願のいくつかの他の実施形態では、命令は代替として、図15Aおよび図15Bならびに対応する実施形態におけるステップを行うように構成されてもよい。当然ながら、端末1800は、前述の構成要素を含むが、これに限定されない。例えば、端末1800は、無線周波数回路、測位装置、センサなどをさらに含み得る。端末1800が他の構成要素を含む場合、端末1800は図1に示される携帯電話であり得る。

本出願のいくつかの他の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。本コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムコードを格納し、前述のプロセッサがコンピュータプログラムコードを実行すると、端末は、前述の実施形態における方法を実施するために、図3、図9、または図15Aおよび図15Bのいずれか1つにおける関連する方法ステップを行う。

本出願のいくつかの他の実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、本コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の実施形態における方法を実施するために、図3、図9、または図15Aおよび図15Bのいずれか1つにおける関連する方法ステップを行うことができるようになる。

本出願のいくつかの他の実施形態は、制御装置をさらに提供する。本制御装置はプロセッサとメモリとを含み、メモリはコンピュータプログラムコードを格納するように構成され、コンピュータプログラムコードはコンピュータ命令を含む。プロセッサがコンピュータ命令を実行すると、本制御装置は、前述の実施形態における方法を実施するために、図3、図9、または図15Aおよび図15Bのいずれか1つにおける関連する方法ステップを行う。本制御装置は、集積回路ICであり得るか、またはシステムオンチップSOCであり得る。集積回路は、ユニバーサル集積回路であり得るか、またはフィールドプログラマブルゲートアレイFPGAであり得るか、または特定用途向け集積回路ASICであり得る。

本出願の実施形態で提供されるすべての端末、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品、または制御装置は、上記の対応する方法を行うように構成される。したがって、これらの端末、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品、または制御装置が達成できる有益な効果については、上記の対応する方法における有益な効果を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。

実施態様に関する以上の説明を読めば、当業者は、説明を簡便にすることを目的とした前述の機能モジュールの分割が例示とみなされるものであることを理解することができる。実際の適用においては、前述の各機能を異なる機能モジュールに割り振り、要件に従って実装することができ、具体的には、装置の内部構造が、上述した機能の全部または一部を実装する異なる機能モジュールに分割される。前述のシステム、装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。

本出願で提供されるいくつかの実施形態においては、開示のシステム、装置、および方法が他のやり方で実現され得ることを理解されたい。例えば、記載の装置実施形態は単なる例にすぎない。例えば、モジュールまたはユニットの分割は単なる論理的機能分割にすぎず、実際の実装においては他の分割も可能である。例えば、複数のユニットもしくはコンポーネントが別のシステムに結合もしくは統合される場合もあり、またはいくつかの特徴が無視されるかもしくは実行されない場合もある。加えて、図示または記載の相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用して実現されてもよい。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、またはその他の形態で実現されてもよい。

別々の部品として記載されたユニットは物理的に分離している場合もそうではない場合もあり、ユニットとして図示された部品は物理的ユニットである場合もそうではない場合もあり、一箇所に位置する場合もあり、複数のネットワークユニット上に分散されている場合もある。ユニットの一部または全部が、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されてもよい。

加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、またはユニットの各々が物理的に独立して存在していてもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットはハードウェアの形態で実施されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。

統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、その統合ユニットはコンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そうした理解に基づき、本出願の実施形態の技術的解決策が本質的に、または先行技術に寄与する部分が、または技術的解決策の全部もしくは一部が、ソフトウェア製品の形態で実現され得る。ソフトウェア製品は記憶媒体に格納されており、コンピュータデバイス（パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る）に、本出願の各実施形態に記載されている方法のステップの全部または一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、フラッシュメモリ、取り外し可能ハードディスク、読取り専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。

以上の説明は本出願の実施形態の具体的な実施態様にすぎず、本出願の実施形態の保護範囲を限定するためのものではない。本出願の実施形態で開示された技術範囲内の変形または置換は、本出願の実施形態の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の実施形態の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

100 携帯電話
101 プロセッサ
102 無線周波数回路
103 メモリ
104 タッチスクリーン
104-1 タッチセンシティブ面
104-2 ディスプレイ
105 ブルートゥース装置
106 センサ
107 ワイヤレスフィデリティ（Wi-Fi）装置
108 測位装置
109 オーディオ回路
110 周辺インターフェース
111 電源システム
112 指紋認識器
113 スピーカ
114 マイクロフォン
201 アプリケーション層
202 アプリケーションフレームワーク層
203 Linuxカーネル層
401 ロック画面インターフェース
402 指紋パターン
403 Taobaoアイコン
404 WeChatアイコン
405 ロック解除アイコン
406 電話アイコン
407 ダイヤル機能インターフェース
501 指紋アイコン
502 電話アイコン
601 電話アイコン
602 指紋アイコン
701 ナビゲーションバー
702 ホームボタン
703 ロック画面インターフェース
704 ホーム画面
801 ロック画面インターフェース
802 ホーム画面ボタン
803 フォルダのアイコン
804 WeChatの支払および受領機能の識別子
805 ロック解除アイコン
806 電話アイコン
807 WeChatの支払および受領機能インターフェース
1001 ロック画面インターフェース
1002 Weiboアイコン
1003 招商銀行モバイルバンクアイコン
1004 ロック解除アイコン
1005 通知メッセージの識別子
1006 指紋パターン
1007 ログインインターフェース
1008 プロンプトウィンドウ
1101 ロック画面インターフェース
1101-b Jingdongアイコン
1102 Weiboアイコン
1102-b 招商銀行モバイルバンクアイコン
1103 招商銀行モバイルバンクアイコン
1103-b ロック解除アイコン
1104 ロック解除アイコン
1104-b 通知メッセージの識別子
1105 通知メッセージの識別子
1105-b チャット詳細インターフェース
1106 指紋パターン
1107 チャット詳細インターフェース
1201 Amazonのメインインターフェース
1202 Alipayアイコン
1203 WeChatの支払および受領機能の識別子
1204 金庫識別子
1301 設定インターフェース
1302 ボタン
1303 ボタン
1304 ボタン
1401 ロック画面インターフェース
1402 指紋パターン
1403 Taobaoのメインインターフェース
1600 表示装置
1601 表示部
1602 入力部
1603 ロック部
1604 取り込み部
1605 受信部
1606 制御部
1700 表示装置
1701 処理モジュール
1702 記憶モジュール
1703 表示モジュール
1800 端末
1801 プロセッサ
1802 メモリ
1803 タッチスクリーン
1804 コンピュータプログラム
1805 通信バス
1806 タッチセンシティブ面
1807 ディスプレイ

Claims (29)

1. 端末に適用される表示方法であって、前記端末がタッチスクリーンを含み、前記タッチスクリーンに指紋認識器が構成されており、前記方法が、
   前記端末により、ホーム画面を表示するステップと、
   前記端末により、ユーザによって行われた第1の操作を受け取るステップと、
   前記第1の操作に応答して前記端末をロックするステップと、
   前記端末がロック画面状態にあるとき、前記端末により、前記ユーザの第2の操作を受け取るステップと、
   前記端末により、前記第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示するステップと、
   前記端末が前記ロック画面状態にあるとき、前記端末により、前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われた第3の操作を受け取るステップと、
   前記第3の操作に応答して、前記端末により、前記指紋認識器を使用して前記ユーザの指紋情報を取り込むステップと、
   前記端末により、取り込まれた前記指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示するステップであって、前記第2のロック画面インターフェースが前記第1のロック画面インターフェースと異なる、ステップと、
   前記端末により、前記第2のロック画面インターフェース上で前記ユーザの第4の操作を受け取るステップと、
   前記端末により、前記第4の操作に応答して前記ホーム画面を表示するステップと
   を含む、方法。
2. 前記第2のロック画面インターフェースがナビゲーションメニューを含み、前記ナビゲーションメニューが少なくとも1つのコントロールを含み、
   前記コントロールが、アプリケーションのアイコン、前記アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、およびロック解除アイコンのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
3. 前記ナビゲーションメニューが前記ロック解除アイコンを含む場合、前記端末により、前記第4の操作に応答して前記ホーム画面を表示する前記ステップが、
   前記第4の操作が前記ロック解除アイコンに対して前記ユーザによって行われるクリック操作であるか、または前記第4の操作がスライド操作であり、前記スライド操作の停止点が前記ロック解除アイコンである場合、前記端末により、前記第4の操作に応答して前記ホーム画面を表示するステップ
   を含む、請求項2に記載の方法。
4. 前記方法が、
   前記第4の操作が前記ナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールに対して前記ユーザによって行われるクリック操作であるか、または前記第4の操作がスライド操作であり、前記スライド操作の停止点が前記ナビゲーションメニューに含まれる前記第1のコントロールである場合、前記第4の操作に応答して、前記端末により、前記第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示するステップ
   をさらに含む、請求項2または3に記載の方法。
5. 前記第4の操作がスライド操作である場合、前記第3の操作および前記第4の操作が前記タッチスクリーンを離れない前記ユーザの指の連続操作である、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記端末が前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われる前記第3の操作を受け取るとき、前記端末が画面オフ状態にあり、前記画面オフ状態で、前記タッチスクリーンが指紋パターンを表示し、前記指紋パターンの位置が前記指紋認識器と関連付けられており、
   前記端末により、前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われた第3の操作を受け取る前記ステップが、
   前記端末により、前記指紋パターンが表示された前記位置で前記ユーザによって行われた前記第3の操作を受け取るステップ
   を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記第1のロック画面インターフェースが指紋パターンを含み、前記指紋パターンの位置が前記指紋認識器と関連付けられており、
   前記端末により、前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われた第3の操作を受け取る前記ステップが、
   前記端末により、前記第1のロック画面インターフェースに含まれる前記指紋パターンが表示された前記位置で前記ユーザによって行われた前記第3の操作を受け取るステップ
   を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記端末により、前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われた第3の操作を受け取る前記ステップの前に、前記方法が、
   前記端末により、通知メッセージを受け取るステップと、
   前記端末により、前記タッチスクリーンを点灯し、前記タッチスクリーン上に前記第1のロック画面インターフェースを表示するステップであって、前記第1のロック画面インターフェースが指紋パターンを含み、前記指紋パターンの位置が前記指紋認識器と関連付けられている、ステップと
   をさらに含み、
   前記端末により、前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われた第3の操作を受け取る前記ステップが、
   前記端末により、前記第1のロック画面インターフェースに含まれる前記指紋パターンが表示された前記位置で前記ユーザによって行われた前記第3の操作を受け取るステップ
   を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記方法が、
   未読の通知メッセージがある場合、前記端末により、取り込まれた前記指紋情報に対する前記認証に成功したことに応答して前記第2のロック画面インターフェースを表示するステップ、または
   未読の通知メッセージがない場合、前記端末により、取り込まれた前記指紋情報に対する前記認証に成功したことに応答して前記ホーム画面を表示するステップ
   をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記方法が、
    前記端末により、取り込まれた前記指紋情報の認証に失敗したことに応答してパスワードログインインターフェースを表示するステップと、
    前記端末により、前記パスワードログインインターフェース上で前記ユーザによって入力されたログインパスワードを受け取るステップと、
    前記端末により、前記ログインパスワードの認証に成功したことに応答して前記第2のロック画面インターフェースを表示するステップと
    をさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記アプリケーションの前記機能が支払機能であり、
    前記アプリケーションの前記機能の前記識別子が前記支払機能の有効な支払コードであるか、または
    前記第1のコントロールが前記支払機能の識別子である場合、前記第1のコントロールに対応する端末機能の機能インターフェースを表示する前記ステップが、前記端末により、前記支払機能の機能インターフェースを表示するステップであって、前記機能インターフェースが前記支払機能の前記有効な支払コードを含む、ステップを含む、
    請求項4に記載の方法。
12. 前記通知メッセージの前記識別子がプロンプトボックスであり、前記指紋情報の前記認証の前、前記プロンプトボックスが暗号化して表示された前記通知メッセージを含み、取り込まれた前記指紋情報の前記認証に成功した後、前記プロンプトボックスが前記通知メッセージのコンテンツを含むか、または
    前記第1のコントロールが前記通知メッセージの前記識別子である場合、前記第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示する前記ステップが、前記端末により、前記通知メッセージの詳細インターフェースを表示するステップであって、前記詳細インターフェースが前記通知メッセージのコンテンツを含む、ステップを含む、
    請求項4または11に記載の方法。
13. 前記ナビゲーションメニューに含まれる前記コントロールが、事前に定義されるか、または前記端末によって推奨されるか、または前記ユーザによって設定される、請求項2から12のいずれか一項に記載の方法。
14. 表示装置であって、前記表示装置が端末に適用され、前記端末がタッチスクリーンを含み、前記タッチスクリーンに指紋認識器が構成されており、前記表示装置が、表示部と、入力部と、ロック部と、取り込み部とを含み、
    前記表示部が、ホーム画面を表示するように構成され、
    前記入力部が、ユーザによって行われた第1の操作を受け取るように構成され、
    前記ロック部が、前記入力部によって受け取られた前記第1の操作に応答して前記端末をロックするように構成され、
    前記入力部が、前記端末がロック画面状態にあるときに、前記ユーザの第2の操作を受け取るようにさらに構成され、
    前記表示部が、前記入力部によって受け取られた前記第2の操作に応答して第1のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成され、
    前記入力部が、前記端末が前記ロック画面状態にあるときに、前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われた第3の操作を受け取るようにさらに構成され、
    前記取り込み部が、前記入力部によって受け取られた前記第3の操作に応答して、前記指紋認識器を使用して前記ユーザの指紋情報を取り込むように構成され、
    前記表示部が、前記取り込み部によって取り込まれた前記指紋情報の認証に成功したことに応答して第2のロック画面インターフェースを表示し、前記第2のロック画面インターフェースが前記第1のロック画面インターフェースと異なる、ようにさらに構成され、
    前記入力部が、前記表示部によって表示された前記第2のロック画面インターフェース上で前記ユーザの第4の操作を受け取るようにさらに構成され、
    前記表示部が、前記入力部によって受け取られた前記第4の操作に応答して前記ホーム画面を表示するようにさらに構成される、表示装置。
15. 前記表示部によって表示された前記第2のロック画面インターフェースがナビゲーションメニューを含み、前記ナビゲーションメニューが少なくとも1つのコントロールを含み、
    前記コントロールが、アプリケーションのアイコン、前記アプリケーションの機能の識別子、フォルダのアイコン、通知メッセージの識別子、およびロック解除アイコンのうちの少なくとも1つである、請求項14に記載の表示装置。
16. 前記ナビゲーションメニューが前記ロック解除アイコンを含み、前記表示部が、
    前記第4の操作が前記ロック解除アイコンに対して前記ユーザによって行われるクリック操作であるか、または前記第4の操作がスライド操作であり、前記スライド操作の停止点が前記ロック解除アイコンである場合、前記第4の操作に応答して前記ホーム画面を表示する
    ように特に構成される、請求項15に記載の表示装置。
17. 前記表示部が、前記第4の操作が前記ナビゲーションメニューに含まれる第1のコントロールに対して前記ユーザによって行われるクリック操作であるか、または前記第4の操作がスライド操作であり、前記スライド操作の停止点が前記ナビゲーションメニューに含まれる前記第1のコントロールである場合、前記第4の操作に応答して、前記第1のコントロールと関連付けられた第1のアプリケーションの機能インターフェースを表示するようにさらに構成される、請求項15または16に記載の表示装置。
18. 前記第4の操作がスライド操作である場合、前記第3の操作および前記第4の操作が前記タッチスクリーンを離れない前記ユーザの指の連続操作である、請求項15から17のいずれか一項に記載の表示装置。
19. 前記入力部が前記タッチスクリーン上で前記ユーザによって行われる前記第3の操作を受け取るとき、前記端末が画面オフ状態にあり、前記画面オフ状態で、前記タッチスクリーンが指紋パターンを表示し、前記指紋パターンの位置が前記指紋認識器と関連付けられており、
    前記入力部が、前記指紋パターンが表示された前記位置で前記ユーザによって行われた前記第3の操作を受け取るように特に構成される、請求項14から18のいずれか一項に記載の表示装置。
20. 前記第1のロック画面インターフェースが指紋パターンを含み、前記指紋パターンの位置が前記指紋認識器と関連付けられており、
    前記入力部が、前記第1のロック画面インターフェースに含まれる前記指紋パターンが表示された前記位置で前記ユーザによって行われた前記第3の操作を受け取るように特に構成される、請求項14から18のいずれか一項に記載の表示装置。
21. 前記表示装置が、受信部と、制御部とをさらに含み、
    前記受信部が、通知メッセージを受信するように構成され、
    前記制御部が、前記タッチスクリーンを点灯し、前記表示部が前記タッチスクリーン上に前記第1のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成され、前記第1のロック画面インターフェースが指紋パターンを含み、前記指紋パターンの位置が前記指紋認識器と関連付けられる、ように構成され、
    前記入力部が、前記第1のロック画面インターフェースに含まれる前記指紋パターンが表示された前記位置で前記ユーザによって行われた前記第3の操作を受け取るように特に構成される、請求項14から18のいずれか一項に記載の表示装置。
22. 前記表示部が、未読の通知メッセージがある場合、取り込まれた前記指紋情報の前記認証に成功したことに応答して前記第2のロック画面インターフェースを表示するように特に構成され、
    前記表示部が、未読の通知メッセージがない場合、取り込まれた前記指紋情報の前記認証に成功したことに応答して前記ホーム画面を表示するようにさらに構成される、請求項14から18のいずれか一項に記載の表示装置。
23. 前記表示部が、取り込まれた前記指紋情報の認証に失敗したことに応答してパスワードログインインターフェースを表示するようにさらに構成され、
    前記入力部が、前記表示部によって表示された前記パスワードログインインターフェース上で前記ユーザによって入力されたログインパスワードを受け取るようにさらに構成され、
    前記表示部が、前記ログインパスワードの認証に成功したことに応答して前記第2のロック画面インターフェースを表示するようにさらに構成される、請求項14から22のいずれか一項に記載の表示装置。
24. 前記アプリケーションの機能が支払機能であり、
    前記アプリケーションの前記機能の前記識別子が前記支払機能の有効な支払コードであるか、または
    前記第1のコントロールが前記支払機能の識別子である場合、前記表示部が、前記支払機能の機能インターフェースを表示するように特に構成され、前記機能インターフェースが前記支払機能の前記有効な支払コードを含む、
    請求項17に記載の表示装置。
25. 前記通知メッセージの前記識別子がプロンプトボックスであり、前記指紋情報の前記認証の前、前記プロンプトボックスが暗号化して表示された前記通知メッセージを含み、取り込まれた前記指紋情報の前記認証に成功した後、前記プロンプトボックスが前記通知メッセージのコンテンツを含むか、または
    前記第1のコントロールが前記通知メッセージの前記識別子である場合、前記表示部が、前記通知メッセージの詳細インターフェースを表示するように特に構成され、前記詳細インターフェースが前記通知メッセージのコンテンツを含む、
    請求項17または24に記載の表示装置。
26. 前記ナビゲーションメニューに含まれる前記コントロールが、事前に定義されるか、または前記端末によって推奨されるか、または前記ユーザによって設定される、請求項15から25のいずれか一項に記載の表示装置。
27. 1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、タッチスクリーンと、1つまたは複数のコンピュータプログラムとを含む端末であって、前記1つまたは複数のプロセッサ、前記メモリ、前記タッチスクリーン、および前記1つまたは複数のコンピュータプログラムが1つまたは複数の通信バスを使用して接続され、前記タッチスクリーンがタッチ面とディスプレイとを含み、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムが、前記メモリに格納され、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、前記1つまたは複数のコンピュータプログラムが命令を含み、前記命令が、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行するために使用される、端末。
28. コンピュータ命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ命令が端末上で実行されると、前記端末が請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行可能となる、コンピュータ可読記憶媒体。
29. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータが請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行可能となる、コンピュータプログラム製品。

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