JP2020121636A - Vehicle lighting device and vehicle lamp fitting - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。 Embodiments of the present invention relate to a vehicle lighting device and a vehicle lamp.
一対の口金と、口金と口金の間に設けられ、フィラメントが封入された気密容器と、を備えた車両用照明装置がある。近年においては、省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを備えた車両用照明装置は、発光ダイオードを備えた車両用照明装置に置き換えられるようになってきている。
そのため、円筒部と円錐部とが一体に形成された一対の口金と、口金と口金の間に設けられ、発光ダイオードを有する基板とを備えた車両用照明装置が提案されている。
BACKGROUND There is a vehicle lighting device including a pair of bases and an airtight container provided between the bases and containing a filament. In recent years, from the viewpoint of energy saving and long life, a vehicle lighting device including a filament has been replaced by a vehicle lighting device including a light emitting diode.
Therefore, there has been proposed a vehicle lighting device including a pair of bases in which a cylindrical portion and a conical portion are integrally formed, and a substrate provided between the bases and having a light emitting diode.
この様な車両用照明装置は、口金を車両用灯具に設けられた端子に接触させることで、電源などと電気的に接続される。例えば、円錐部を端子に設けられた孔に挿入し、円錐部の側面と、孔の内壁とを接触させる様にしている。 Such a vehicle lighting device is electrically connected to a power supply or the like by bringing the base into contact with a terminal provided on the vehicle lamp. For example, the conical portion is inserted into the hole provided in the terminal, and the side surface of the conical portion is brought into contact with the inner wall of the hole.
ところが、円錐部の側面と、孔の内壁とは線接触あるいは点接触となるので、電気抵抗がばらついたり、走行に伴う振動により位置がズレたりして電気的な接続に対する信頼性が低下するおそれがある。
そこで、電気的な接続に対する信頼性を向上させることができる技術の開発が望まれていた。
However, since the side surface of the conical portion makes line contact or point contact with the inner wall of the hole, there is a risk that the electrical resistance will fluctuate or the position will be displaced due to vibration during travel, and the reliability of the electrical connection will decrease. There is.
Therefore, it has been desired to develop a technique capable of improving the reliability of electrical connection.
本発明が解決しようとする課題は、電気的な接続に対する信頼性を向上させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a vehicle lighting device and a vehicle lamp that can improve the reliability of electrical connection.
実施形態に係る車両用照明装置は、第1の口金と;第2の口金と;前記第1の口金と、前記第2の口金と、の間に設けられ、少なくとも1つの発光素子を有する発光部と;を具備している。前記第1の口金は、前記発光部が電気的に接続される第1の端子部と;前記第1の端子部の、前記発光部側とは反対側の第1の端面の一部の領域に設けられた第1の凸部と;を有する。前記第2の口金は、前記発光部が電気的に接続される第2の端子部と;前記第2の端子部の、前記発光部側とは反対側の第2の端面の一部の領域に設けられた第2の凸部と;を有する。 A vehicle lighting device according to an embodiment includes a first base, a second base, a first base, and a second base, and has at least one light emitting element. Sections and; The first base has a first terminal portion to which the light emitting portion is electrically connected; a region of a part of a first end surface of the first terminal portion opposite to the light emitting portion side. A first convex portion provided on the. The second base has a second terminal portion to which the light emitting portion is electrically connected; a region of a part of a second end surface of the second terminal portion opposite to the light emitting portion side. A second convex portion provided on the.
本発明の実施形態によれば、電気的な接続に対する信頼性を向上させることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。 According to the embodiments of the present invention, it is possible to provide a vehicle lighting device and a vehicle lighting device that can improve the reliability of electrical connection.
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本実施の形態に係る車両用照明装置1としては、例えば、自動車や鉄道車両などに設けられるルームランプ、メーターランプ、読書灯などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
Hereinafter, embodiments will be exemplified with reference to the drawings. In the drawings, the same components are designated by the same reference numerals, and detailed description thereof will be appropriately omitted.
Examples of the
(車両用照明装置)
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、車両用照明装置1の模式側面図である。
図1および図2に示すように、車両用照明装置1には、発光部10、カバー20、および口金30(第1の口金、第2の口金の一例に相当する)を設けることができる。
発光部10には、基板11、発光素子12、抵抗13、およびダイオード14を設けることができる。
(Vehicle lighting device)
FIG. 1 is a schematic perspective view for illustrating a
FIG. 2 is a schematic side view of the
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
基板11は、一方の口金30と、他方の口金30との間に設けることができる。基板11は、板状を呈したものとすることができる。基板11の平面形状は、四角形とすることができる。図1および図2に例示をした基板11の平面形状は、長方形である。基板11の幅寸法W1は、口金30の幅寸法W2よりも短くすることができる。なお、幅寸法は、一対の口金30が対峙する方向と直交する方向の寸法である。従来のフィラメントを備えた車両用照明装置との置き換えを容易にするために、基板11の幅寸法W1は、20mm以下、例えば、6.4mm程度とすることが好ましい。
The
ただし、基板11の平面形状や幅寸法W1は、例示をしたものに限定されるわけではない。例えば、基板11の、発光素子12が設けられる部分の幅寸法が、基板11の両端部の幅寸法よりも長くなるようにすることができる。この場合、基板11の、発光素子12が設けられる部分の幅寸法は、口金30の幅寸法W2よりも長くすることができる。このような場合には、後述するカバー20を設けないようにしたり、カバー20の形状および寸法を基板11の形状および寸法の合わせたりすればよい。基板11の、発光素子12が設けられる部分の幅寸法を長くすれば、発光素子12の数や配置を変更するのが容易となる。また、基板11に幅寸法が長い部分を設ければ、車両用照明装置1を車両用灯具100のホルダ103に着脱する際に指を掛けることができる。そのため、車両用照明装置1のホルダ103への着脱が容易となる。
However, the planar shape and the width dimension W1 of the
基板11と口金30との機械的な接続には特に限定はない。例えば、図1に例示をしたように、端子部30a(第1の端子部および第2の端子部の一例に相当する)の凸部30bが設けられた側とは反対側の端面に溝や孔を設け、溝や孔の内部に基板11の端部を接着したり、圧入したりすることができる。また、例えば、端子部30aの凸部30bが設けられた側とは反対側の端面にL字状の保持部を設け、基板11に設けられた孔の内部に、L字状の保持部の先端を接着したり、圧入したりすることができる。
The mechanical connection between the
基板11は、絶縁性材料から形成することができる。基板11は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板11は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
The
発光素子12の発熱量が多い場合には、放熱の観点から、熱伝導率の高い材料を用いて基板11を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、酸化アルミニウムや炭素(カーボン)などからなるフィラーを混合させたものとすることができる。
When the
基板11の厚みは、0.8mm以上、2.2mm以下、例えば、1.6mm程度とすることができる。ただし、基板11の厚みは、例示をしたものに限定されるわけではない。また、基板11は、単層構造を有するものであってもよいし、多層構造を有するものであってもよい。
The thickness of the
基板11の一方の面には配線パターン11aを設けることができる。配線パターン11aは、導電性材料から形成することができる。配線パターン11aは、例えば、銀、銅、アルミニウムなどの低抵抗金属から形成することができる。
A
配線パターン11aには、実装パッド11a1、および接続パッド11a2を設けることができる。実装パッド11a1は、基板11の中央領域に設けることができる。接続パッド11a2は、基板11の、口金30側の端部の近傍に設けることができる。実装パッド11a1には発光素子12を電気的に接続することができる。また、抵抗13、およびダイオード14などが設けられる場合には、これらと配線パターン11aとを電気的に接続するための実装パッドを設けることができる。接続パッド11a2には、口金30を電気的に接続することができる。この場合、半田や導電性接着剤などを用いて接続パッド11a2と口金30を電気的に接続することもできるし、配線などを介して接続パッド11a2と口金30を電気的に接続することもできる。
A mounting pad 11a1 and a connection pad 11a2 can be provided on the
また、配線パターン11aは、基板11の他方の面(発光素子12側とは反対側の面)にも設けることができる。基板11の一方の面に設けられた配線パターン11aと、基板11の他方の面に設けられた配線パターン11aとは、基板11の厚み方向を貫通する導電ビアなどにより電気的に接続することができる。
The
配線パターン11aが基板11の他方の面にも設けられていれば、基板11の他方の面に抵抗13やダイオード14などの素子を実装することができる。そのため、実装する素子の種類や数を多くすることができるので、車両用照明装置1の保護を図ったり、多機能化を図ったりするのが容易となる。
If the
発光素子12は、基板11の上に少なくとも1つ設けることができる。発光素子12は、配線パターン11aと電気的に接続することができる。発光素子12は、実装パッド11a1に実装することができる。発光素子12は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
At least one
発光素子12の形式には特に限定はない。
発光素子12は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子とすることができる。なお、図1および図2に例示をした発光素子12は、表面実装型の発光素子である。
発光素子12は、例えば、砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。
The type of the
The
The
また、発光素子12は、COB(Chip On Board)により実装されるものとすることもできる。COBにより実装される発光素子12とする場合には、チップ状の発光素子12と、発光素子12と配線パターン11aを電気的に接続する配線と、発光素子12と配線を囲む枠状の部材と、枠状の部材の内側に設けられ発光素子12と配線を覆う封止部などを基板11の一方の面に設けることができる。また、封止部には、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)とすることができる。なお、蛍光体の種類は、例示をしたものに限定されるわけではない。蛍光体の種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所望の発光色が得られるように適宜変更することができる。
Further, the
発光素子12の光の出射面は、基板11の面と略平行とすることができる。発光素子12は、主に、基板11の面に垂直な方向に向けて光を出射することができる。基板11の一方の面に発光素子12を設ければ、偏った配光特性となりやすくなる。ただし、車両用照明装置1が車室内灯(例えば、ルームランプ、メーターランプ、読書灯など)に用いられるものの場合には、車両用照明装置1の一方の側に光を照射すれば良い。そのため、車両用照明装置1が車室内灯に用いられるものの場合には、この様な配光特性とすることが好ましい。
The light emitting surface of the
発光素子12の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。なお、複数の発光素子12が設けられる場合には、複数の発光素子12を直列接続することができる。
The number, size, arrangement, etc. of the
抵抗13は、基板11の一方の面、および他方の面の少なくともいずれかに設けることができる。図2に例示をした車両用照明装置1の場合には、抵抗13は、基板11の他方の面に設けられている。なお、基板11の一方の面に発光素子12を設け、基板11の他方の面に抵抗13を設ければ、発光素子12から出射した光が抵抗13に吸収されたり、抵抗13により遮られたりするのを抑制することができる。
The
抵抗13は、配線パターン11aと電気的に接続することができる。抵抗13は、配線パターン11aに設けられた実装パッドに実装することができる。抵抗13は、配線パターン11aを介して発光素子12と直列接続することができる。
抵抗13は、電流制限抵抗とすることができる。
また、抵抗13は、発光素子12の明るさを調整するものとすることもできる。発光素子12の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子と、グランド端子と、の間の印加電圧を一定にすると、発光素子12の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる場合がある。そのため、発光素子12の明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗13により、発光素子12に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗13の抵抗値を変化させることで、発光素子12に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにすることができる。
The
The
Further, the
抵抗13は、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図2に例示をした抵抗13は、表面実装型の抵抗器である。抵抗13の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子12の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
The
なお、膜状の抵抗器は、抵抗値の調整が容易である。そのため、抵抗値の調整を行う場合には、膜状の抵抗器とすることが好ましい。この場合、抵抗値の調整は、以下の様にして行うことができる。まず、スクリーン印刷法などを用いて、基板11の面に膜状の抵抗器を形成する。次に、膜状の抵抗器にレーザ光を照射して、膜状の抵抗器の一部を除去する。そして、除去した部分の大きさなどにより、膜状の抵抗器の抵抗値を変化させる。この場合、膜状の抵抗器の一部を除去すれば、抵抗値を増加させることができる。
It should be noted that the resistance of the film resistor is easy to adjust. Therefore, when adjusting the resistance value, it is preferable to use a film-shaped resistor. In this case, the resistance value can be adjusted as follows. First, a film-shaped resistor is formed on the surface of the
ダイオード14は、基板11の一方の面および他方の面の少なくともいずれかに設けることができる。図2に例示をした車両用照明装置1の場合には、ダイオード14は、基板11の他方の面に設けられている。なお、基板11の一方の面に発光素子12を設け、基板11の他方の面にダイオード14を設ければ、発光素子12から出射した光がダイオード14に吸収されたり、ダイオード14により遮られたりするのを抑制することができる。ダイオード14は、配線パターン11aと電気的に接続することができる。ダイオード14は、実装パッドに実装することができる。ダイオード14は、配線パターン11aを介して発光素子12と直列接続することができる。
The
ダイオード14は、逆方向電圧が発光素子12に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子12に印加されないようにするために設けることができる。
The
また、必要に応じて、トランジスタ、コンデンサ、集積回路などの電気部品を基板11に設けることができる。また、配線パターン11aの一部や膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、白色のソルダーレジストを含む膜、ガラス材料を含む膜などとすることができる。
In addition, electrical components such as transistors, capacitors, and integrated circuits can be provided on the
なお、抵抗13、ダイオード14、および電気部品は、必ずしも基板11に設ける必要はない。例えば、抵抗13、ダイオード14、および電気部品は、車両用灯具100に設けられた回路基板などに設けることもできる。ただし、抵抗13、ダイオード14、および電気部品が基板11に設けられていれば、既存の車両用灯具100を改造することなく、車両用照明装置1の保護や多機能化を図ることができる。
It should be noted that the
カバー20は、一方の口金30と、他方の口金30との間に設けることができる。カバー20は、筒状を呈するものとすることができる。カバー20は、例えば、両端が開口した円筒とすることができる。カバー20は、基板11、抵抗13、ダイオード14、および電気部品などを覆うものとすることができる。カバー20は、透光性を有する材料から形成することができる。カバー20は、例えば、ガラス、または、ポリカーボネートなどの透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー20は、例えば、口金30に接着することができる。なお、カバー20は必ずしも必要ではなく省くこともできる。ただし、カバー20が設けられていれば、作業者が、基板11、配線パターン11a、抵抗13、およびダイオード14などに触れたり、水分やガスなどがこれらに接触したりするのを抑制することができる。
The
口金30は、一対設けることができる。発光部10(基板11)は、口金30と口金30との間に設けることができる。
口金30には、端子部30aおよび凸部30bを設けることができる。
端子部30aには発光部10(配線パターン11a)が電気的に接続される。端子部30aの内部には空間を設けることもできるし、空間を設けないようにすることもできる。端子部30aの内部に空間が設けられていれば、口金30の軽量化、ひいては車両用照明装置1の軽量化を図ることができる。
A pair of
The base 30 can be provided with a
The light emitting portion 10 (
端子部30aの外観形状には、特に限定はない。端子部30aの外観形状は、例えば、柱状などとすることができる。図1および図2に例示をした端子部30aの外観形状は、円柱である。なお、端子部30aの外観形状は、例えば、円柱の一部、四角柱などの角柱などとしてもよい。
The external shape of the
凸部30bは、端子部30aの、発光部10側とは反対側の端面30a1(第1の端面および第2の端面の一例に相当する)に設けることができる。凸部30bは、端面30a1の一部の領域に設けられている。端面30a1の、凸部30bの周辺は平坦面とすることができる。凸部30bは、端面30a1から、一対の口金30が対峙する方向に突出している。後述するように、車両用照明装置1を車両用灯具100のホルダ103に取り付ける際には、凸部30bが、ホルダ103に設けられた位置決め部103aの内部に設けられる。この際、端面30a1の平坦な領域とホルダ103とが接触する。また、ホルダ103の弾性力により、車両用照明装置1が、一対のホルダ103の間に挟み込まれる。
The
そのため、凸部30bが設けられていれば、車両用照明装置1が、一対の口金30が対峙する方向と直交する方向に動いたり、車両用照明装置1がホルダ103から脱落するのを抑制することができる。また、凸部30bが、一対の端子部30aのそれぞれに設けられていれば、車両用照明装置1の姿勢を安定させることができる。
Therefore, if the
凸部30bの形状には特に限定はない。例えば、一対の口金30が対峙する方向と直交する方向において、凸部30bの先端の寸法は、凸部30bの端子部30aに設けられた部分の寸法よりも小さくすることができる。例えば、図1および図2に例示をしたように、凸部30bの形状は円錐とすることができる。ただし、凸部30bの形状は、円錐台、角錐、角錐台、半球などの球の一部、段付きの突起、側面の一部が斜面となっている突起、先端部分にテーパが設けられた突起などとすることができる。
The shape of the
なお、凸部30bの形状は、円柱、四角柱などの角柱であってもよい。ただし、先端側が細い形状を有する凸部30bとすれば、凸部30bを位置決め部103aに挿入するのが容易となる。
The shape of the
図3(a)〜(e)は、凸部30bの、一対の口金30が対峙する方向と直交する方向の断面形状を例示するための模式図である。
図3(a)に示すように、凸部30b1の断面形状は、正方形とすることができる。
図3(b)に示すように、凸部30b2の断面形状は、長方形とすることができる。
図3(c)に示すように、凸部30b3の断面形状は、三角形とすることができる。
すなわち、凸部30bの断面形状は、多角形とすることができる。
図3(d)に示すように、凸部30b4の断面形状は、円の一部とすることができる。 図3(e)に示すように、凸部30b5の断面形状は、直線を組み合わせた任意の形状とすることができる。なお、凸部30b5の断面形状は、円や楕円などの曲線のみからなる形状、曲線を組み合わせた任意の形状、直線と曲線を組み合わせた任意の形状などとすることもできる。
3A to 3E are schematic views for illustrating the cross-sectional shape of the
As shown in FIG. 3A, the cross-sectional shape of the convex portion 30b1 can be square.
As shown in FIG. 3B, the cross-sectional shape of the convex portion 30b2 can be rectangular.
As shown in FIG. 3C, the cross-sectional shape of the convex portion 30b3 can be triangular.
That is, the cross-sectional shape of the
As shown in FIG. 3D, the cross-sectional shape of the convex portion 30b4 can be a part of a circle. As shown in FIG. 3E, the cross-sectional shape of the convex portion 30b5 can be an arbitrary shape that is a combination of straight lines. Note that the cross-sectional shape of the convex portion 30b5 may be a shape including only curves such as a circle and an ellipse, an arbitrary shape combining curves, an arbitrary shape combining straight lines and curves, and the like.
凸部30bの断面形状が円以外であれば、車両用照明装置1が、中心軸1aの周りを回転方向に動くのを抑制することができる。前述したように、車両用照明装置1は、偏った配光特性となりやすくなる。そのため、車両の走行に伴う振動などにより、車両用照明装置1が、中心軸1aの周りを回転方向に動くと、光が意図した位置に照射されなくなるおそれがある。凸部30bの断面形状が円以外であれば、車両用照明装置1が、中心軸1aの周りを回転方向に動くのを抑制することができるので、車両用照明装置1に振動が加わったとしても、光を意図した位置に照射することができる。
If the cross-sectional shape of the
また、図1および図2に例示をしたように、一方の端子部30aに設けられた凸部30bの大きさおよび形状は、他方の端子部30aに設けられた凸部30bの大きさおよび形状と同じとすることもできるし、大きさおよび形状の少なくともいずれかが異なるようにすることもできる。
Further, as illustrated in FIGS. 1 and 2, the size and shape of the
例えば、車両用照明装置1の仕様によっては、一方の口金30が正極に接続され、他方の口金30が負極に接続される場合がある。そのため、一対の口金30において、凸部30bの大きさおよび形状の少なくともいずれかが異なっていれば、車両用照明装置1の取付方向を限定することができるので、誤組み付けを防止することができる。
なお、車両用照明装置1にブリッジ回路などが設けられ、口金30が正極または負極のいずれにも接続可能とされている場合には、一対の口金30において、凸部30bの大きさおよび形状を同じとすることが好ましい。この様にすれば、車両用照明装置1の取付に関する作業性を向上させることができる。
For example, one
In the case where the
端子部30aおよび凸部30bは、例えば、ダイキャスト法、プレス成形法、板金法などにより一体に形成することができる。また、端子部30aおよび凸部30bは、溶接やロー付けなどにより接合してもよい。
口金30(端子部30a、凸部30b)は、導電性材料から形成することができる。口金30は、例えば、銅合金やアルミニウム合金などの低抵抗金属から形成することができる。また、口金30の表面には、ニッケルやクロムなどからなるメッキ層を設けることができる。
The
The base 30 (
本実施の形態に係る車両用照明装置1とすれば、端子部30aの端面30a1とホルダ103とを面接触させることができるので、電気抵抗がばらつくのを抑制することができる。また、ホルダ103に設けられた孔などの内部に、凸部30bを設けることができるので、走行などに伴う振動により車両用照明装置1がズレたり、脱落したりするのを抑制することができる。そのため、本実施の形態に係る車両用照明装置1とすれば、電気的な接続に対する信頼性を向上させることができる。
With the
(車両用灯具)
図4は、本実施の形態に係る車両用灯具100を例示するための模式側面図である。 なお、以下においては、一例として、前述した車両用照明装置1が1つ設けられる場合を例示するが、車両用照明装置1は、少なくとも1つ設けられていればよい。
図4に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、およびホルダ103を設けることができる。
(Vehicle lamp)
FIG. 4 is a schematic side view for illustrating the
As shown in FIG. 4, the
筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈するものとすることができる。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐように設けることができる。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有するものとしたり、グレアを抑制するものとしたりすることができる。また、カバー102は、筐体101に開閉可能に設けたり、着脱可能に設けたりすることができる。
The
The
ホルダ103は、筐体101の内部に設けることができる。例えば、ホルダ103は、筐体101の底面に固定することができる。ホルダ103は、1つの車両用照明装置1に対して一対設けることができる。ホルダ103は、例えば、リン青銅などの金属から形成することができる。ホルダ103は、例えば、プレス成形法、板金法などにより形成することができる。
The
ホルダ103は、口金30に設けられた凸部30bを設けるための位置決め部103aを有することができる。位置決め部103aは、例えば、孔などとすることができる。この場合、位置決め部103aをホルダ103の側面などに開口する孔とすれば、車両用照明装置1の着脱を容易とすることができる。ただし、走行などに伴う振動が加えられることを考慮すると、位置決め部103aは、ホルダ103の厚み方向を貫通し、側面などに開口しない孔とすることが好ましい。
The
ホルダ103に車両用照明装置1を装着することで、車両用照明装置1とホルダ103が機械的および電気的に接続される。一対のホルダ103には、車両用灯具100の外部に設けられた電源などを電気的に接続することができる。なお、筐体101の内部および外面の少なくともいずれかに回路基板を設け、回路基板を介して一対のホルダ103と電源などとが電気的に接続されるようにしてもよい。
By mounting the
車両用照明装置1をホルダ103に取り付けた際には、弾性力により、ホルダ103が端子部30aの端面30a1に接触する。そのため、ホルダ103と口金30とを面接触させることができるので接触部における電気抵抗のばらつきを抑制することができる。また、車両用照明装置1は、弾性力により、ホルダ103に保持されるので、走行などに伴う振動により、車両用照明装置1の位置がズレるのを抑制することができる。そのため、電気的な接続に対する信頼性を向上させることができる。
When the
ここで、前述したように、車両用照明装置1の仕様によっては、一方の口金30が正極に接続され、他方の口金30が負極に接続される場合がある。
この様な場合には、一対の口金30において、凸部30bの大きさおよび形状の少なくともいずれかが異なるようにすることが好ましい。この様にすれば、車両用照明装置1の取付方向を限定することができるので、誤組み付けを防止することができる。
Here, as described above, one
In such a case, it is preferable that at least one of the size and the shape of the
図5は、他の実施形態に係る車両用灯具100aを例示するための模式側面図である。 例えば、図5に示すように、口金30cの凸部30b6の大きさを、口金30の凸部30bの大きさよりも小さくすることができる。ホルダ103bの位置決め部103a1の大きさを、ホルダ103の位置決め部103aの大きさよりも小さくすることができる。 車両用照明装置1bをホルダ103、103bに取り付ける際には、両用照明装置1bの取付方向が限定されるので、誤組み付けを防止することができる。
FIG. 5 is a schematic side view for illustrating a
また、前述したように、凸部30bの断面形状を円以外にすれば、車両用照明装置1が、中心軸1aの周りを回転方向に動くのを抑制することができる。そのため、車両用照明装置1に振動が加わったとしても、光を意図した位置に照射することができる。例えば、凸部30bの形状を、角錐としたり角柱としたりすることができる。この場合、位置決め部103aの大きさおよび形状は、凸部30bの断面寸法および断面形状に適合したものとすればよい。
Further, as described above, if the cross-sectional shape of the
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。 Although some embodiments of the present invention have been illustrated above, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and its equivalent scope. Further, the above-described respective embodiments can be implemented in combination with each other.
1 車両用照明装置、1b 車両用照明装置、1a 中心軸、10 発光部、11 基板、12 発光素子、30 口金、30c 口金、30a 端子部、30b 凸部、30b1〜30b6 凸部、100 車両用灯具、100a 車両用灯具、101 筐体、103 ホルダ、103a 位置決め部、103a1 位置決め部、103b ホルダ 1 Vehicle Illumination Device, 1b Vehicle Illumination Device, 1a Central Axis, 10 Light Emitting Unit, 11 Substrate, 12 Light Emitting Element, 30 Base, 30c Base, 30a Terminal, 30b Convex, 30b1 to 30b6 Convex, 100 Vehicle Lamp, 100a Vehicle lamp, 101 Housing, 103 Holder, 103a Positioning part, 103a1 Positioning part, 103b Holder
Claims (8)
前記第1の口金と対峙する第2の口金と;
前記第1の口金と、前記第2の口金と、の間に設けられ、少なくとも1つの発光素子を有する発光部と;
を具備し、
前記第1の口金は、
前記発光部が電気的に接続される第1の端子部と;
前記第1の端子部の、前記発光部側とは反対側の第1の端面の一部の領域に設けられた第1の凸部と;
を有し、
前記第2の口金は、
前記発光部が電気的に接続される第2の端子部と;
前記第2の端子部の、前記発光部側とは反対側の第2の端面の一部の領域に設けられた第2の凸部と;
を有する車両用照明装置。 A first base;
A second base facing the first base;
A light-emitting portion provided between the first base and the second base and having at least one light-emitting element;
Equipped with,
The first base is
A first terminal portion to which the light emitting portion is electrically connected;
A first convex portion provided in a region of a part of a first end surface of the first terminal portion opposite to the light emitting portion side;
Have
The second base is
A second terminal portion to which the light emitting portion is electrically connected;
A second convex portion provided in a part of a region of a second end surface of the second terminal portion opposite to the light emitting portion side;
Vehicle lighting device having a.
前記車両用照明装置に設けられた第1の端子部の第1の端面に接触可能な第1のホルダと;
前記車両用照明装置に設けられた第2の端子部の第2の端面に接触可能な第2のホルダと;
を具備し、
前記第1のホルダは、前記第1の端面の一部の領域に設けられた第1の凸部を挿入可能な第1の位置決め部を有し、
前記第2のホルダは、前記第2の端面の一部の領域に設けられた第2の凸部を挿入可能な第2の位置決め部を有する車両用灯具。 A vehicle lighting device according to any one of claims 1 to 7;
A first holder capable of contacting a first end surface of a first terminal portion provided in the vehicle lighting device;
A second holder capable of contacting the second end surface of the second terminal portion provided in the vehicle lighting device;
Equipped with,
The first holder has a first positioning portion into which a first convex portion provided in a partial region of the first end surface can be inserted,
The second holder is a vehicle lamp including a second positioning portion into which a second convex portion provided in a partial area of the second end face can be inserted.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019014396A JP2020121636A (en) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | Vehicle lighting device and vehicle lamp fitting |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102484379B1 (en) * | 2022-08-16 | 2023-01-03 | 주식회사 하스인더스트리 | Led lamp for automobile courtesy light |
-
2019
- 2019-01-30 JP JP2019014396A patent/JP2020121636A/en active Pending
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