JP2019125009A - 移動体操作システム、アプリケーションソフトウェア、無線通信システム、移動距離計測システム - Google Patents
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
【課題】所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させる移動体操作システムを提供する。【解決手段】移動体操作システム100は、移動体(110A)に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星150および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体(110A)の現在位置情報を得る位置情報取得手段(120)と、地図データ上において所定範囲160を予め設定する所定範囲設定手段(130)と、移動体(110A)の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体(110A)の位置を把握し、所定範囲160内において移動体(110A)をくまなく移動させる制御手段(140)とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、移動体を操作する移動体操作システム、この移動体操作システムのアプリケーションソフトウェア、移動体の位置を表示する無線通信システム、および移動体の移動距離計測システムに関する。
従来、移動体に保持され、電池で駆動される移動体識別器を含み、移動体識別器は、外部からのトリガー信号に応答して起動するIDタグと、位置に応じたタイマーを設定するタイマー設定手段と、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信機とを含み、GPS受信機は、トリガー信号を検出したときは起動されず、タイマー設定手段によって設定されたタイマー時間でのみ起動される移動体検出システムが知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上述した従来の移動体検出システムは、GPS受信機がGPS衛星からの信号のみを受信する構成であったため、検出した移動体の位置情報が実際の移動体の位置に対して15メートル以上の誤差があって移動体の検出位置精度が十分でないという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の第1の目的は、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させる移動体操作システム、アプリケーションソフトウェアを提供することである。
さらに、本発明の第2の目的は、移動体が移動したときの移動中および移動後の位置情報を情報管理端末がリアルタイムで精度よく表示する無線通信システムを提供することである。
また、本発明の第3の目的は、移動体が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出する移動距離計測システムを提供することである。
さらに、本発明の第2の目的は、移動体が移動したときの移動中および移動後の位置情報を情報管理端末がリアルタイムで精度よく表示する無線通信システムを提供することである。
また、本発明の第3の目的は、移動体が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出する移動距離計測システムを提供することである。
本請求項1に係る発明は、移動体を操作する移動体操作システムにおいて、前記移動体に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得手段と、地図データ上において所定範囲を予め設定する所定範囲設定手段と、前記移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲内において移動体をくまなく移動させる制御手段とを備えていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された移動体操作システムの構成に加えて、前記所定範囲設定手段が、表示パネルを有し、所定範囲が、表示パネルに表示された地図データ上で選択されて設定される構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された移動体操作システムの構成に加えて、前記移動体が、芝刈り機であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された移動体操作システムの構成に加えて、前記移動体が、農業用車両であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された移動体操作システムの構成に加えて、前記移動体が、掃除ロボットであることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、移動体を操作する移動体操作システムのアプリケーションソフトウェアにおいて、地図データ上において所定範囲を予め設定する所定範囲設定ステップと、前記移動体に設けられた位置情報取得手段が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得ステップと、制御手段が、前記移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲内において移動体をくまなく移動させる制御ステップとを具備していることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項7に係る発明は、移動体に取り付けられた電波受信端末と、移動体とは別体に設けられた情報管理端末との間で直接またはサーバを介して無線通信する無線通信システムであって、前記電波受信端末が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、前記情報管理端末へ現在位置情報を直接またはサーバを介して送信する送信手段とを有し、前記情報管理端末が、前記電波受信端末またはサーバから受信した現在位置情報を表示する表示手段を有していることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項8に係る発明は、移動体の移動距離計測システムであって、前記移動体に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、前記現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段とを有していることにより、前述した課題を解決するものである。
本発明の移動体操作システムは、移動体を備えていることにより、移動体を操作することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の移動体操作システムによれば、衛星8機からの受信電波を用いる場合は衛星8機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、所定範囲が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
なお、近距離無線通信信号の発信機3機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内でより精度よく特定されるため、所定範囲が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
なお、近距離無線通信信号の発信機3機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内でより精度よく特定されるため、所定範囲が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
本請求項2に係る発明の移動体操作システムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、表示パネルに地図データが表示されるため、ユーザーは簡単に所望の範囲を選択するだけで所定範囲を簡単に設定することができる。
本請求項3に係る発明の移動体操作システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、芝刈り機が所定範囲内において精度よくくまなく移動するため、所定範囲内の芝を確実に刈ることができ、芝の刈り残しをなくすことができる。
本請求項4に係る発明の移動体操作システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、農業用車両が所定範囲内において精度よくくまなく移動するため、所定範囲内に苗を植えたり、所定範囲内の作物を確実に収穫したり、所定範囲内の田んぼや畑を耕したりすることができ、作業残しをなくすことができる。
本請求項5に係る発明の移動体操作システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、掃除ロボットが所定範囲内において精度よくくまなく移動するため、所定範囲内のゴミを確実に収集することができ、ゴミの拾い残しをなくすことができる。
本請求項6に係る発明のアプリケーションソフトウェアによれば、請求項1に係る発明が奏する効果と同様に、衛星8機からの受信電波を用いる場合は衛星8機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、所定範囲が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
なお、近距離無線通信信号の発信機3機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内でより精度よく特定されるため、所定範囲が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
なお、近距離無線通信信号の発信機3機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内でより精度よく特定されるため、所定範囲が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
本請求項7に係る発明の無線通信システムによれば、衛星8機からの受信電波を用いる場合は衛星8機からの受信電波に基づいて電波受信端末の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、移動体が移動したときの移動中および移動後の位置情報を情報管理端末がリアルタイムで精度よく表示することができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、移動体が移動したときの移動中および移動後の位置情報を情報管理端末がリアルタイムで精度よく表示することができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、移動体が移動したときの移動中および移動後の位置情報を情報管理端末がリアルタイムで精度よく表示することができる。
本請求項8に係る発明の移動距離計測システムによれば、衛星8機からの受信電波を用いる場合は衛星8機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、移動体が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、移動体が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができる。
また、近距離無線通信信号の発信機からの受信電波を用いる場合は近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定されるため、移動体が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができる。
本発明の移動体操作システムは、移動体に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得手段と、地図データ上において所定範囲を予め設定する所定範囲設定手段と、移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲内において移動体をくまなく移動させる制御手段とを備えていることにより、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、位置情報取得手段を構成する端末と、所定範囲設定手段を構成する端末と、制御手段を構成する端末とが共通の端末であってもよいし、それぞれ別の端末であっても構わない。
言い換えると、移動体に位置情報取得手段だけでなく、所定範囲設定手段および制御手段が設けられている構成でもよいし、所定範囲設定手段および制御手段が移動体と別体に設けられている構成であっても構わない。
また、移動体は、少なくとも水平方向に移動するものであれば、地面と接触しながら地面に沿って移動するものに限らず、地面から浮上して移動するものでも構わない。
例えば、移動体は、芝刈り機、掃除ロボット、農業用車両、自動車、自転車、所謂ドローンなどの飛行体、人や動物などでもよい。
言い換えると、移動体に位置情報取得手段だけでなく、所定範囲設定手段および制御手段が設けられている構成でもよいし、所定範囲設定手段および制御手段が移動体と別体に設けられている構成であっても構わない。
また、移動体は、少なくとも水平方向に移動するものであれば、地面と接触しながら地面に沿って移動するものに限らず、地面から浮上して移動するものでも構わない。
例えば、移動体は、芝刈り機、掃除ロボット、農業用車両、自動車、自転車、所謂ドローンなどの飛行体、人や動物などでもよい。
また、本発明のアプリケーションソフトウェアは、地図データ上において所定範囲を予め設定する所定範囲設定ステップと、移動体に設けられた位置情報取得手段が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得ステップと、制御手段が、移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲内において移動体をくまなく移動させる制御ステップとを具備していることにより、所定範囲内において移動体を精度よくくまなく移動させることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
さらに、本発明の無線通信システムは、移動体に取り付けられた電波受信端末と、移動体とは別体に設けられた情報管理端末とを備え、電波受信端末が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、情報管理端末へ現在位置情報を直接またはサーバを介して送信する送信手段とを有し、情報管理端末が、電波受信端末またはサーバから受信した現在位置情報を表示する表示手段を有していることにより、移動体が移動したときの移動中および移動後の位置情報を情報管理端末がリアルタイムで精度よく表示することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、情報管理端末は表示手段として表示パネルを有していれば、パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末やタブレット端末など、如何なるものであっても構わない。
例えば、情報管理端末は表示手段として表示パネルを有していれば、パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末やタブレット端末など、如何なるものであっても構わない。
また、本発明の移動距離計測システムは、移動体に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段とを有していることにより、移動体が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、移動距離算出手段は、位置情報取得手段と同じ端末に設けられた構成でもよいし、位置情報取得手段の端末と別の端末でもよいし、1つのサーバやクラウド上の複数のサーバに設けられた構成でもよい。
例えば、移動距離算出手段は、位置情報取得手段と同じ端末に設けられた構成でもよいし、位置情報取得手段の端末と別の端末でもよいし、1つのサーバやクラウド上の複数のサーバに設けられた構成でもよい。
以下に、本発明の第1実施例である移動体操作システム100について、図1乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である移動体操作システム100を示す概念図であり、図2は、本発明の第1実施例の衛星の軌道を説明する図であり、図3は、本発明の第1実施例である移動体操作システムのチャートを示す図であり、図4(A)は、タブレット端末130における所定範囲160の設定を示す図であり、図4(B)は、所定範囲160における芝刈り機110Aの移動を示す図であり、図5は、本発明の第1実施例である移動体操作システム100を掃除ロボット110Bに用いた場合の概念図であり、図6は、本発明の第1実施例である移動体操作システム100を農業用車両110Cに用いた場合の概念図である。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である移動体操作システム100を示す概念図であり、図2は、本発明の第1実施例の衛星の軌道を説明する図であり、図3は、本発明の第1実施例である移動体操作システムのチャートを示す図であり、図4(A)は、タブレット端末130における所定範囲160の設定を示す図であり、図4(B)は、所定範囲160における芝刈り機110Aの移動を示す図であり、図5は、本発明の第1実施例である移動体操作システム100を掃除ロボット110Bに用いた場合の概念図であり、図6は、本発明の第1実施例である移動体操作システム100を農業用車両110Cに用いた場合の概念図である。
本発明の第1実施例である移動体操作システム100は、図1に示すように、移動体の一例である自走式の芝刈り機110Aと、芝刈り機110Aに設けられた位置情報取得手段としての電波受信端末120と、所定範囲設定手段としてのタブレット端末130と、制御手段としてのサーバ140とを備えている。
ここで、電波受信端末120は、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星150および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号(Bluetooth:登録商標)の発信機である所謂、ビーコン(図示せず)からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、サーバ140へ現在位置情報を直接または間接的に送信する送信手段とを有している。
ここで、電波受信端末120は、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星150および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号(Bluetooth:登録商標)の発信機である所謂、ビーコン(図示せず)からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、サーバ140へ現在位置情報を直接または間接的に送信する送信手段とを有している。
所定範囲設定手段としてのタブレット端末130は、地図データ上において所定範囲160を予め設定するように構成されている。
また、制御手段としてのサーバ140は、移動体の一例である芝刈り機110Aの現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における芝刈り機110Aの位置を把握し、所定範囲160内において芝刈り機110Aをくまなく移動させるように構成されている。
さらに、タブレット端末130は、サーバ140から受信した現在位置情報を表示する表示手段としての表示パネル131を有している。
また、制御手段としてのサーバ140は、移動体の一例である芝刈り機110Aの現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における芝刈り機110Aの位置を把握し、所定範囲160内において芝刈り機110Aをくまなく移動させるように構成されている。
さらに、タブレット端末130は、サーバ140から受信した現在位置情報を表示する表示手段としての表示パネル131を有している。
電波受信端末120から送られた現在位置情報を、サーバ140が直接受信する構成でもよいし、図示しない基地局を経由して間接的に受信する構成でもよい。
電波受信端末120は、一例として、1つのデータを送信するにあたり、異なる周波数で3回連続送信をするように構成されている。
これにより、あるタイミングで受信に失敗したとしても、複数回の送信でカバーすることができる。
また、通信方式は、100Hz幅という狭帯域の無線通信であり、一例として、920MHz帯を使用し、単位チャネル200kHz幅内において、電波受信端末120が100Hz幅の信号をランダムに送信する。
100Hz幅という狭帯域通信にすることにより、スペクトラム密度を上げられ、干渉に強くなる。
電波受信端末120は、一例として、1つのデータを送信するにあたり、異なる周波数で3回連続送信をするように構成されている。
これにより、あるタイミングで受信に失敗したとしても、複数回の送信でカバーすることができる。
また、通信方式は、100Hz幅という狭帯域の無線通信であり、一例として、920MHz帯を使用し、単位チャネル200kHz幅内において、電波受信端末120が100Hz幅の信号をランダムに送信する。
100Hz幅という狭帯域通信にすることにより、スペクトラム密度を上げられ、干渉に強くなる。
なお、電波受信端末120の電源については、例えば、内蔵の所謂、チップサイズの小型バッテリーを用いてもよいし、芝刈り機110Aと共通の電源を用いてもよい。
小型バッテリーを用いる場合、例えば、外部のコイルで発生させた電磁波によって電力を小型バッテリーに供給して充電することができるように構成されている。
電波受信端末120が1回に送信するデータの容量は、わずかであるため、消費電力は極めて小さい。
小型バッテリーを用いる場合、例えば、外部のコイルで発生させた電磁波によって電力を小型バッテリーに供給して充電することができるように構成されている。
電波受信端末120が1回に送信するデータの容量は、わずかであるため、消費電力は極めて小さい。
ここで、衛星について説明する。
図2に示すように、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星(周回衛星)の軌道OR1は、それぞれ地球ERの周りを周回するように描いている。
また、複数の準天頂軌道衛星150の軌道OR2は、日本JPおよびオーストラリアOZの上空を略「8」の字を描いている。
これにより、日本JPの上空に必ず数機の衛星が位置することになる。
図2に示すように、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星(周回衛星)の軌道OR1は、それぞれ地球ERの周りを周回するように描いている。
また、複数の準天頂軌道衛星150の軌道OR2は、日本JPおよびオーストラリアOZの上空を略「8」の字を描いている。
これにより、日本JPの上空に必ず数機の衛星が位置することになる。
さらに、静止軌道衛星は、日本JPと略同じ経度の赤道上空、すなわち、日本JPの地上から見える範囲に位置している。そして、地球ERの自転周期と同じ周期で公転(周回)するものであるので、軌道の図示は省略する。
これにより、日本JPの地上において、常に少なくとも8機の衛星から電波信号を受信可能となり、衛星8機からの受信電波に基づいて電波受信端末120の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
これにより、日本JPの地上において、常に少なくとも8機の衛星から電波信号を受信可能となり、衛星8機からの受信電波に基づいて電波受信端末120の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
なお、衛星からの受信電波に基づいて電波受信端末120の現在位置を10cm程度の誤差内で精度よく特定することについて説明したが、ビーコンからの電波を受信しても同様に、電波受信端末120の現在位置を10cm程度の誤差内で精度よく特定することができる。ビーコンの数は、1つでもよいが、より精度よく現在位置を特定するためには3つ以上が望ましい。
移動体操作システム100の動作を図3のチャートに沿って説明する。
図3に示すように、ステップS1では、所定範囲設定ステップとして、ユーザーがタブレット端末130を用いて地図データ上において所定範囲160を設定する。
例えば、図4(A)に示すように、タブレット端末130の表示パネル131に表示された地図データ上において、電子タッチペン132で所定範囲160を選択して指定する。
例えば、所定範囲160として、自宅の庭の芝生の範囲、ゴルフ場のフェアウェイの芝の範囲、公園の芝生の範囲を設定する。
図3に示すように、ステップS1では、所定範囲設定ステップとして、ユーザーがタブレット端末130を用いて地図データ上において所定範囲160を設定する。
例えば、図4(A)に示すように、タブレット端末130の表示パネル131に表示された地図データ上において、電子タッチペン132で所定範囲160を選択して指定する。
例えば、所定範囲160として、自宅の庭の芝生の範囲、ゴルフ場のフェアウェイの芝の範囲、公園の芝生の範囲を設定する。
ここで、所定範囲設定手段としてのタブレット端末130が、表示パネル131を有し、所定範囲160が、表示パネル131に表示された地図データ上で選択されて設定されるように構成されている。
これにより、表示パネル131に地図データが表示される。
その結果、ユーザーは簡単に所望の範囲を選択するだけで所定範囲160を簡単に設定することができる。
この際、所定範囲160の内側において、除外領域161を設定できるように構成してもよい。
そして、タブレット端末130が、サーバ140へ所定範囲160の情報を送信し、ステップS2へ進む。
これにより、表示パネル131に地図データが表示される。
その結果、ユーザーは簡単に所望の範囲を選択するだけで所定範囲160を簡単に設定することができる。
この際、所定範囲160の内側において、除外領域161を設定できるように構成してもよい。
そして、タブレット端末130が、サーバ140へ所定範囲160の情報を送信し、ステップS2へ進む。
ステップS2では、位置情報取得ステップとして、位置情報取得手段である電波受信端末120が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星150および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波に基づいて移動体の一例である芝刈り機110Aの現在位置情報を得る。
これにより、衛星8機からの受信電波に基づいて芝刈り機110Aの現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
そして、電波受信端末120が、サーバ140へ現在位置情報を送信し、ステップS3へ進む。
これにより、衛星8機からの受信電波に基づいて芝刈り機110Aの現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
そして、電波受信端末120が、サーバ140へ現在位置情報を送信し、ステップS3へ進む。
なお、衛星からの受信電波に基づいて電波受信端末120の現在位置を特定したが、衛星からの受信電波に代えて、ビーコン(図示せず)からの受信電波を受信して特定してもよい。
電波受信端末120の場所が屋内か、屋外かによって、衛星からの受信電波を用いて電波受信端末120の現在位置を特定するか、または、ビーコン(図示せず)からの受信電波を用いて電波受信端末120の現在位置を特定するかの構成を変更すればよい。
電波受信端末120の場所が屋内か、屋外かによって、衛星からの受信電波を用いて電波受信端末120の現在位置を特定するか、または、ビーコン(図示せず)からの受信電波を用いて電波受信端末120の現在位置を特定するかの構成を変更すればよい。
ステップS3では、制御ステップとして、所定範囲160のデータと電波受信端末120の現在位置情報とに基づいて、電波受信端末120(芝刈り機110A)が所定範囲160に入っているか否かを、制御手段としてのサーバ140が判定する。
電波受信端末120が所定範囲160に入っていると判定した場合はステップS4へ進み、電波受信端末120が所定範囲160に入っていないと判定した場合はステップS9へ進む。
電波受信端末120が所定範囲160に入っていると判定した場合はステップS4へ進み、電波受信端末120が所定範囲160に入っていないと判定した場合はステップS9へ進む。
ステップS4では、制御ステップとして、制御手段としてのサーバ140が、所定範囲160のデータと電波受信端末120の現在位置情報とに基づいて、図4(B)に示すように、芝刈り機110Aが所定範囲160においてくまなく移動する移動ルート案を作成し、ステップS5へ進む。
なお、制御手段としてのサーバ140は、芝刈り機110Aの芝刈り幅と現在位置の誤差分とを考慮して刈り残しが生じないように移動ルート案を作成する。
例えば、芝刈り幅が70cm、現在位置の最大誤差を10cmとした場合、往路と復路とをそれぞれの最大誤差分の和である20cmを考慮して復路の位置を往路の位置に対して幅方向に50cmずらして移動ルート案を作成することが望ましい。
ステップS5では、制御ステップとして、制御手段としてのサーバ140が、無線通信により芝刈り機110Aを操作して、図4(B)に示すように、移動ルート案に沿って移動を開始させ、ステップS6へ進む。
なお、制御手段としてのサーバ140は、芝刈り機110Aの芝刈り幅と現在位置の誤差分とを考慮して刈り残しが生じないように移動ルート案を作成する。
例えば、芝刈り幅が70cm、現在位置の最大誤差を10cmとした場合、往路と復路とをそれぞれの最大誤差分の和である20cmを考慮して復路の位置を往路の位置に対して幅方向に50cmずらして移動ルート案を作成することが望ましい。
ステップS5では、制御ステップとして、制御手段としてのサーバ140が、無線通信により芝刈り機110Aを操作して、図4(B)に示すように、移動ルート案に沿って移動を開始させ、ステップS6へ進む。
ステップS6では、位置情報取得ステップとして、ステップS2と同様、電波受信端末120が、衛星8機からの受信電波に基づいて芝刈り機110Aの現在位置情報を得て、サーバ140へ現在位置情報を送信し、ステップS7へ進む。
ステップS7では、制御ステップとして、ステップS6で取得した現在位置情報とステップS4で作成した移動ルート案とに基づいて、芝刈り機110Aの移動が移動ルート案に沿っているか否かを、制御手段としてのサーバ140が判定する。
移動ルート案に沿っていると判定した場合はステップS8へ進み、移動ルート案に沿っていないと判定した場合はステップS10へ進む。
ステップS7では、制御ステップとして、ステップS6で取得した現在位置情報とステップS4で作成した移動ルート案とに基づいて、芝刈り機110Aの移動が移動ルート案に沿っているか否かを、制御手段としてのサーバ140が判定する。
移動ルート案に沿っていると判定した場合はステップS8へ進み、移動ルート案に沿っていないと判定した場合はステップS10へ進む。
ステップS8では、制御ステップとして、直前に取得した芝刈り機110Aの現在位置情報とステップS4で作成した移動ルート案とに基づいて、移動ルート案に沿った芝刈り機110Aの移動が終了したか否かを、制御手段としてのサーバ140が判定する。
終了したと判定した場合はシーケンスを終了し、まだ終了していないと判定した場合はステップS6へ戻る。
つまり、終了したと判定するまで所定時間毎に、制御手段としてのサーバ140が、芝刈り機110Aの移動をチェック、監視する。
終了したと判定した場合はシーケンスを終了し、まだ終了していないと判定した場合はステップS6へ戻る。
つまり、終了したと判定するまで所定時間毎に、制御手段としてのサーバ140が、芝刈り機110Aの移動をチェック、監視する。
ステップS9では、制御ステップとして、取得した芝刈り機110Aの現在位置情報と所定範囲160のデータとに基づいて、制御手段としてのサーバ140は、無線通信により、芝刈り機110Aを所定範囲160に入れるように芝刈り機110Aを操作して移動させ、ステップS2に戻る。
つまり、芝刈り機110Aが所定範囲160に入るまで移動させる。
つまり、芝刈り機110Aが所定範囲160に入るまで移動させる。
ステップS10では、制御ステップとして、芝刈り機110Aの移動が移動ルート案に沿うように、制御手段としてのサーバ140が、芝刈り機110Aの動きを操作して、移動ルート案に沿うように芝刈り機110Aの位置を修正し、ステップS6に戻る。
つまり、芝刈り機110Aの移動が移動ルート案から大きく外れないように芝刈り機110Aの位置を微修正しながら制御する。
これにより、芝刈り機110Aが所定範囲160内において精度よくくまなく移動する。
その結果、所定範囲160内の芝を確実に刈ることができ、芝の刈り残しをなくすことができる。
つまり、芝刈り機110Aの移動が移動ルート案から大きく外れないように芝刈り機110Aの位置を微修正しながら制御する。
これにより、芝刈り機110Aが所定範囲160内において精度よくくまなく移動する。
その結果、所定範囲160内の芝を確実に刈ることができ、芝の刈り残しをなくすことができる。
また、図5に示すように、本発明の移動体操作システム100を掃除ロボット110Bに用いてもよい。
これにより、掃除ロボット110Bが所定範囲160内において精度よくくまなく移動する。
その結果、所定範囲160内のゴミを確実に収集することができ、ゴミの拾い残しをなくすことができる。
例えば、所定範囲160として、多数の自動車を駐車自在な駐車場の範囲や公園の芝生の範囲を設定してもよい。
これにより、清掃のための人件費を削減することもでき、さらに、24時間清掃を実行することもできる。
これにより、掃除ロボット110Bが所定範囲160内において精度よくくまなく移動する。
その結果、所定範囲160内のゴミを確実に収集することができ、ゴミの拾い残しをなくすことができる。
例えば、所定範囲160として、多数の自動車を駐車自在な駐車場の範囲や公園の芝生の範囲を設定してもよい。
これにより、清掃のための人件費を削減することもでき、さらに、24時間清掃を実行することもできる。
さらに、図6に示すように、本発明の移動体操作システム100を農業用車両110Cに用いてもよい。
これにより、農業用車両110Cが所定範囲160内において精度よくくまなく移動する。
その結果、所定範囲160内に苗を植えたり、所定範囲160内の作物を確実に収穫したり、所定範囲160内の田んぼや畑を耕したりすることができ、作業残しをなくすことができる。
これにより、農業用車両110Cが所定範囲160内において精度よくくまなく移動する。
その結果、所定範囲160内に苗を植えたり、所定範囲160内の作物を確実に収穫したり、所定範囲160内の田んぼや畑を耕したりすることができ、作業残しをなくすことができる。
なお、移動体の一例として、芝刈り機110A、掃除ロボット110B、農業用車両110Cを挙げたが、これに限らない。
例えば、スキー場の滑走領域を所定範囲160として設定して、移動体としての圧雪車の移動を制御したり、アイススケートリンクの滑走領域を所定範囲160として設定して、移動体としての整氷車の移動を制御してもよい。
特に、雪上や氷上では、車輪やキャタピラが地面(接触面)に対して滑りやすく、理論上の移動距離と実際の移動距離との間にズレが生じやすいので、本発明の移動体操作システム100は有効である。
また、芝の上でも、車輪やキャタピラの位置が加重時に地面(接触面)に対してずれて、理論上の移動距離および位置と、実際の移動距離および位置との間にそれぞれズレが生じやすいので、本発明の移動体操作システム100は有効である。
例えば、スキー場の滑走領域を所定範囲160として設定して、移動体としての圧雪車の移動を制御したり、アイススケートリンクの滑走領域を所定範囲160として設定して、移動体としての整氷車の移動を制御してもよい。
特に、雪上や氷上では、車輪やキャタピラが地面(接触面)に対して滑りやすく、理論上の移動距離と実際の移動距離との間にズレが生じやすいので、本発明の移動体操作システム100は有効である。
また、芝の上でも、車輪やキャタピラの位置が加重時に地面(接触面)に対してずれて、理論上の移動距離および位置と、実際の移動距離および位置との間にそれぞれズレが生じやすいので、本発明の移動体操作システム100は有効である。
なお、本実施例では、制御手段の一例としてサーバ140を用いたが、タブレット端末130や移動体に設けられた制御部を制御手段として用いてもよい。
つまり、電波受信端末120とタブレット端末130との間で直接、無線通信する構成としてもよいし、位置情報取得手段としての電波受信端末120と、所定範囲設定手段としてのモニターと、制御手段としての制御部とを移動体自体に設けた構成としてもよい。
つまり、電波受信端末120とタブレット端末130との間で直接、無線通信する構成としてもよいし、位置情報取得手段としての電波受信端末120と、所定範囲設定手段としてのモニターと、制御手段としての制御部とを移動体自体に設けた構成としてもよい。
このようにして得られた本発明の第1実施例である移動体操作システム100は、移動体(110A〜110C)に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星150および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得手段としての電波受信端末120と、地図データ上において所定範囲160を予め設定する所定範囲設定手段の一例であるタブレット端末130と、移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲160内において移動体をくまなく移動させる制御手段の一例であるサーバ140とを備えていることにより、所定範囲160が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲160内において移動体を精度よくくまなく移動させることができる。
さらに、所定範囲設定手段の一例であるタブレット端末130が、表示パネル131を有し、所定範囲160が、表示パネル131に表示された地図データ上で選択されて設定される構成であることにより、ユーザーは簡単に所望の範囲を選択するだけで所定範囲160を簡単に設定することができる。
また、移動体が、芝刈り機110Aであることにより、所定範囲160内の芝を確実に刈ることができ、芝の刈り残しをなくすことができる。
また、移動体が、農業用車両110Cであることにより、所定範囲160内に苗を植えたり、所定範囲160内の作物を確実に収穫したり、所定範囲160内の田んぼや畑を耕したりすることができ、作業残しをなくすことができる。
また、移動体が、掃除ロボット110Bであることにより、所定範囲160内のゴミを確実に収集することができ、ゴミの拾い残しをなくすことができる。
また、移動体が、農業用車両110Cであることにより、所定範囲160内に苗を植えたり、所定範囲160内の作物を確実に収穫したり、所定範囲160内の田んぼや畑を耕したりすることができ、作業残しをなくすことができる。
また、移動体が、掃除ロボット110Bであることにより、所定範囲160内のゴミを確実に収集することができ、ゴミの拾い残しをなくすことができる。
また、本発明のアプリケーションソフトウェアは、地図データ上において所定範囲160を予め設定する所定範囲設定ステップS1と、移動体(110A〜110C)に設けられた位置情報取得手段である電波受信端末120が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星150および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得ステップS2と、制御手段の一例としてサーバ140が、移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲160内において移動体をくまなく移動させる制御ステップS3〜S10とを具備していることにより、所定範囲160が円形状でなく角状など複雑な形状である場合であっても所定範囲160内において移動体を精度よくくまなく移動させることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例である無線通信システム200について、図7に基づいて説明する。
ここで、図7は、本発明の第2実施例である無線通信システム200を示す概念図である。
第2実施例の無線通信システム200は、第1実施例の移動体操作システム100の所定範囲設定手段および制御手段に代えて、現在位置情報を表示する表示手段を設けたものであり、多くの要素について第1実施例の移動体操作システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
ここで、図7は、本発明の第2実施例である無線通信システム200を示す概念図である。
第2実施例の無線通信システム200は、第1実施例の移動体操作システム100の所定範囲設定手段および制御手段に代えて、現在位置情報を表示する表示手段を設けたものであり、多くの要素について第1実施例の移動体操作システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
本発明の第2実施例である無線通信システム200は、図7に示すように、移動体の一例である自動車210に取り付けられた位置情報取得手段および送信手段を有した電波受信端末220と、自動車210とは別体に設けられた表示手段としての表示パネル271を有した情報管理端末としてのタブレット端末270と、制御手段としてのサーバ240とを備えている。
位置情報取得手段としての電波受信端末220が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星250および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波に基づいて現在位置情報を取得する。
位置情報取得手段としての電波受信端末220が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星250および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波に基づいて現在位置情報を取得する。
そして、送信手段としての電波受信端末220が、サーバ240を介して現在位置情報をタブレット端末270へ送信する。
表示手段としてのタブレット端末270は、サーバ240から受信した現在位置情報を表示するように構成されている。
これにより、衛星8機からの受信電波に基づいて移動体の一例である自動車210の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
その結果、自動車210が移動したときの移動中および移動後の位置情報をタブレット端末270が表示パネル271を用いてリアルタイムで精度よく表示することができる。
表示手段としてのタブレット端末270は、サーバ240から受信した現在位置情報を表示するように構成されている。
これにより、衛星8機からの受信電波に基づいて移動体の一例である自動車210の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
その結果、自動車210が移動したときの移動中および移動後の位置情報をタブレット端末270が表示パネル271を用いてリアルタイムで精度よく表示することができる。
なお、移動体の一例として自動車210の現在位置情報をタブレット端末270に表示したが、移動体は、自転車やオートバイ、飛行体である所謂、ドローンなど自動車210以外のものでもよい。
また、電波受信端末220がデータ(現在位置情報)を送信する回数を減らすために、電波受信端末220に3軸型加速度センサーなどを設けて、3軸型加速度センサーが加速度を検知したときから加速度の値が負になり、さらに加速度の値がゼロになるまでの間(移動体が動き出してから止まるまでの間)だけ、電波受信端末220がデータ(現在位置情報)を送信するように構成してもよい。
さらに、衛星からの受信電波に基づいて電波受信端末220の現在位置を特定したが、衛星からの受信電波に代えて、ビーコン(図示せず)からの受信電波を受信して特定してもよい。
また、電波受信端末220からサーバ240を介して間接的にタブレット端末270へ現在位置情報を送信する構成について説明したが、電波受信端末220から直接タブレット端末270へ現在位置情報を送信する構成としてもよい。この場合、基地局を経由して送信してもよいのは勿論である。
また、電波受信端末220がデータ(現在位置情報)を送信する回数を減らすために、電波受信端末220に3軸型加速度センサーなどを設けて、3軸型加速度センサーが加速度を検知したときから加速度の値が負になり、さらに加速度の値がゼロになるまでの間(移動体が動き出してから止まるまでの間)だけ、電波受信端末220がデータ(現在位置情報)を送信するように構成してもよい。
さらに、衛星からの受信電波に基づいて電波受信端末220の現在位置を特定したが、衛星からの受信電波に代えて、ビーコン(図示せず)からの受信電波を受信して特定してもよい。
また、電波受信端末220からサーバ240を介して間接的にタブレット端末270へ現在位置情報を送信する構成について説明したが、電波受信端末220から直接タブレット端末270へ現在位置情報を送信する構成としてもよい。この場合、基地局を経由して送信してもよいのは勿論である。
このようにして得られた本発明の第2実施例である無線通信システム200は、移動体の一例である自動車210に取り付けられた電波受信端末220と、自動車210とは別体に設けられた情報管理端末の一例であるタブレット端末270との間で直接またはサーバ240を介して無線通信するものであり、電波受信端末220が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星250および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、タブレット端末270へ現在位置情報を直接またはサーバ240を介して送信する送信手段とを有し、タブレット端末270が、電波受信端末220またはサーバ240から受信した現在位置情報を表示する表示手段としての表示パネル271を有していることにより、自動車210が移動したときの移動中および移動後の位置情報をタブレット端末270がリアルタイムで精度よく表示することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第3実施例である移動距離計測システム300について、図8に基づいて説明する。
ここで、図8は、本発明の第3実施例である移動距離計測システム300を示す概念図である。
第3実施例の移動距離計測システム300は、第1実施例の移動体操作システム100の所定範囲設定手段および制御手段に代えて、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段を設けたものであり、多くの要素について第1実施例の移動体操作システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
ここで、図8は、本発明の第3実施例である移動距離計測システム300を示す概念図である。
第3実施例の移動距離計測システム300は、第1実施例の移動体操作システム100の所定範囲設定手段および制御手段に代えて、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段を設けたものであり、多くの要素について第1実施例の移動体操作システム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
本発明の第3実施例である移動距離計測システム300は、図8に示すように、移動体の一例であるマラソンランナー310に取り付けられる電波受信端末320を備えている。
電波受信端末320は、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星350および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段とを有している。
電波受信端末320は、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星350および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段とを有している。
算出した移動距離は、電波受信端末320に設けられたスピーカーによって音声で通知されてもよいし、電波受信端末320に設けられた表示パネルによって表示されて通知されてもよい。
これにより、衛星8機からの受信電波に基づいて電波受信端末320の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
その結果、マラソンランナー310が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができる。
これにより、衛星8機からの受信電波に基づいて電波受信端末320の現在位置が10cm程度の誤差内で精度よく特定される。
その結果、マラソンランナー310が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができる。
なお、電波受信端末320が、移動距離算出手段を有する構成としたが、移動距離算出手段を電波受信端末320と別体の端末に設けた構成としてもよい。
例えば、電波受信端末320が、電波受信端末320と別体に設けられた情報管理端末の一例であるタブレット端末370、またはサーバ340へ現在位置情報を送信する送信手段とを有し、タブレット端末370またはサーバ340が、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段を有している構成としてもよい。
サーバ340が移動距離を算出し、タブレット端末370がサーバ340にアクセスして移動距離情報をタブレット端末370の表示パネル371において表示する構成でもよい。
例えば、電波受信端末320が、電波受信端末320と別体に設けられた情報管理端末の一例であるタブレット端末370、またはサーバ340へ現在位置情報を送信する送信手段とを有し、タブレット端末370またはサーバ340が、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段を有している構成としてもよい。
サーバ340が移動距離を算出し、タブレット端末370がサーバ340にアクセスして移動距離情報をタブレット端末370の表示パネル371において表示する構成でもよい。
さらに、移動体の一例としてマラソンランナー310として説明したが、移動体は、自転車やオートバイ、飛行体である所謂、ドローンなどマラソンランナー310以外のものでもよい。
また、電波受信端末320がデータ(現在位置情報)を送信する回数を減らすために、電波受信端末320に3軸型加速度センサーなどを設けて、3軸型加速度センサーが加速度を検知したときから加速度の値が負になり、さらに加速度の値がゼロになるまでの間(移動体が動き出してから止まるまでの間)だけ、電波受信端末320がデータ(現在位置情報)を送信するように構成してもよい。
さらに、衛星からの受信電波に基づいて電波受信端末320の現在位置を特定したが、衛星からの受信電波に代えて、ビーコン(図示せず)からの受信電波を受信して特定してもよい。
また、電波受信端末320からタブレット端末370やサーバ340へ現在位置情報を送信する構成についても説明したが、この場合、基地局を経由して送信してもよいのは勿論である。
また、電波受信端末320がデータ(現在位置情報)を送信する回数を減らすために、電波受信端末320に3軸型加速度センサーなどを設けて、3軸型加速度センサーが加速度を検知したときから加速度の値が負になり、さらに加速度の値がゼロになるまでの間(移動体が動き出してから止まるまでの間)だけ、電波受信端末320がデータ(現在位置情報)を送信するように構成してもよい。
さらに、衛星からの受信電波に基づいて電波受信端末320の現在位置を特定したが、衛星からの受信電波に代えて、ビーコン(図示せず)からの受信電波を受信して特定してもよい。
また、電波受信端末320からタブレット端末370やサーバ340へ現在位置情報を送信する構成についても説明したが、この場合、基地局を経由して送信してもよいのは勿論である。
このようにして得られた本発明の第3実施例である移動距離計測システム300は、移動体の一例であるマラソンランナー310に取り付けられたて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星350および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段としての電波受信端末320と、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段としての電波受信端末320(またはサーバ340、タブレット端末370)とを有していることにより、マラソンランナー310が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができる。
また、移動距離計測システム300は、移動体に取り付けられる電波受信端末320と、情報管理端末の一例であるタブレット端末370、またはサーバ340とを備え、電波受信端末320が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星350および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、電波受信端末320と別体に設けられたタブレット端末370またはサーバ340へ現在位置情報を送信する送信手段とを有し、タブレット端末370またはサーバ340が、現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段を有していることにより、マラソンランナー310が移動したルートに基づいて精度よく移動距離を算出することができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ 移動体操作システム
200 ・・・ 無線通信システム
300 ・・・ 移動距離計測システム
110A ・・・ 芝刈り機(移動体)
110B ・・・ 掃除ロボット(移動体)
110C ・・・ 農業用車両(移動体)
210 ・・・ 自動車(移動体)
310 ・・・ マラソンランナー(移動体)
120、 220、320 ・・・ 電波受信端末(位置情報取得手段、送信手段)
130 ・・・ タブレット端末(所定範囲設定手段)
131 ・・・ 表示パネル
132 ・・・ 電子タッチペン
140、 240、340 ・・・ サーバ(制御手段、移動距離算出手段)
150、 250、350 ・・・ 準天頂軌道衛星
160 ・・・ 所定範囲
161 ・・・ 除外領域
270、370 ・・・ タブレット端末(情報管理端末)
271、371 ・・・ 表示パネル(表示手段)
ER ・・・ 地球
JP ・・・ 日本
OZ ・・・ オーストラリア
OR1 ・・・ (地球に対する)グローバル・ポジショニング・システム衛星の軌道
OR2 ・・・ (地球に対する)準天頂軌道衛星の軌道
200 ・・・ 無線通信システム
300 ・・・ 移動距離計測システム
110A ・・・ 芝刈り機(移動体)
110B ・・・ 掃除ロボット(移動体)
110C ・・・ 農業用車両(移動体)
210 ・・・ 自動車(移動体)
310 ・・・ マラソンランナー(移動体)
120、 220、320 ・・・ 電波受信端末(位置情報取得手段、送信手段)
130 ・・・ タブレット端末(所定範囲設定手段)
131 ・・・ 表示パネル
132 ・・・ 電子タッチペン
140、 240、340 ・・・ サーバ(制御手段、移動距離算出手段)
150、 250、350 ・・・ 準天頂軌道衛星
160 ・・・ 所定範囲
161 ・・・ 除外領域
270、370 ・・・ タブレット端末(情報管理端末)
271、371 ・・・ 表示パネル(表示手段)
ER ・・・ 地球
JP ・・・ 日本
OZ ・・・ オーストラリア
OR1 ・・・ (地球に対する)グローバル・ポジショニング・システム衛星の軌道
OR2 ・・・ (地球に対する)準天頂軌道衛星の軌道
Claims (8)
- 移動体を操作する移動体操作システムにおいて、
前記移動体に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得手段と、
地図データ上において所定範囲を予め設定する所定範囲設定手段と、
前記移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲内において移動体をくまなく移動させる制御手段とを備えていることを特徴とする移動体操作システム。 - 前記所定範囲設定手段が、表示パネルを有し、所定範囲が、表示パネルに表示された地図データ上で選択されて設定される構成であることを特徴とする請求項1に記載の移動体操作システム。
- 前記移動体が、芝刈り機であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動体操作システム。
- 前記移動体が、農業用車両であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動体操作システム。
- 前記移動体が、掃除ロボットであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動体操作システム。
- 移動体を操作する移動体操作システムのアプリケーションソフトウェアにおいて、
地図データ上において所定範囲を予め設定する所定範囲設定ステップと、
前記移動体に設けられた位置情報取得手段が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて移動体の現在位置情報を得る位置情報取得ステップと、
制御手段が、前記移動体の現在位置情報と地図データとに基づいて地図データ上における移動体の位置を把握し、所定範囲内において移動体をくまなく移動させる制御ステップとを具備していることを特徴とするアプリケーションソフトウェア。 - 移動体に取り付けられた電波受信端末と、移動体とは別体に設けられた情報管理端末との間で直接またはサーバを介して無線通信する無線通信システムであって、
前記電波受信端末が、複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、
前記情報管理端末へ現在位置情報を直接またはサーバを介して送信する送信手段とを有し、
前記情報管理端末が、前記電波受信端末またはサーバから受信した現在位置情報を表示する表示手段を有していることを特徴とする無線通信システム。 - 移動体の移動距離計測システムであって、
前記移動体に設けられて複数のグローバル・ポジショニング・システム衛星、複数の準天頂軌道衛星および静止軌道衛星のうちの少なくとも8機からの受信電波、または近距離無線通信信号の発信機からの受信電波に基づいて現在位置情報を得る位置情報取得手段と、
前記現在位置情報による現在位置の変化に基づいて移動距離を算出する移動距離算出手段とを有していることを特徴とする移動距離計測システム。
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JP2018003316A JP2019125009A (ja) | 2018-01-12 | 2018-01-12 | 移動体操作システム、アプリケーションソフトウェア、無線通信システム、移動距離計測システム |
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