JP2019198179A - Brake control device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ブレーキ制御装置に関する。 The present invention relates to a brake control device.
従来、走行用の駆動力源としてモータを備える車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。 Conventionally, a vehicle including a motor as a driving force source for traveling is known (see, for example, Patent Document 1).
このような車両は、摩擦ブレーキ装置による摩擦制動力と、モータによる回生制動力とを併用する協調ブレーキ制御を行うように構成されている。 Such a vehicle is configured to perform cooperative brake control using both the friction braking force by the friction brake device and the regenerative braking force by the motor.
ここで、たとえば、路面の摩擦係数が低い場合であっても駆動輪がロックしないように、回生制動力の上限値を低い一定値にすると、回生発電量の増加を図ることが困難になる。 Here, for example, if the upper limit value of the regenerative braking force is set to a low constant value so that the driving wheels do not lock even when the road surface friction coefficient is low, it is difficult to increase the amount of regenerative power generation.
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、駆動輪がロックするのを抑制しながら、回生発電量の増加を図ることが可能なブレーキ制御装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a brake control device capable of increasing the amount of regenerative power generation while suppressing the drive wheels from being locked. Is to provide.
本発明によるブレーキ制御装置は、車両用ブレーキを制御するものであり、車両の駆動輪よりも進行方向前側の路面の摩擦係数を推定する推定部と、推定部により推定された摩擦係数に基づいて、回生制動力の上限値を算出する算出部とを備える。なお、回生制動力の上限値とは、駆動輪がロックしない範囲での回生制動力の上限値である。 A brake control device according to the present invention controls a brake for a vehicle, and is based on an estimation unit that estimates a friction coefficient of a road surface ahead of a driving wheel of a vehicle and a friction coefficient estimated by the estimation unit. And a calculating unit for calculating an upper limit value of the regenerative braking force. The upper limit value of the regenerative braking force is an upper limit value of the regenerative braking force within a range where the drive wheels are not locked.
このように構成することによって、摩擦係数が低い場合に回生制動力の上限値を低くするとともに、摩擦係数が高い場合に回生制動力の上限値を高くすることにより、駆動輪がロックするのを抑制しながら、回生発電量の増加を図ることができる。 With this configuration, the drive wheel is locked by lowering the upper limit value of the regenerative braking force when the friction coefficient is low and increasing the upper limit value of the regenerative braking force when the friction coefficient is high. While suppressing, it is possible to increase the amount of regenerative power generation.
本発明のブレーキ制御装置によれば、駆動輪がロックするのを抑制しながら、回生発電量の増加を図ることができる。 According to the brake control device of the present invention, it is possible to increase the amount of regenerative power generation while suppressing the drive wheels from being locked.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
−機械的構成−
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態によるECU9を備える車両100の機械的構成(駆動機構)について説明する。
-Mechanical configuration-
First, a mechanical configuration (drive mechanism) of a
車両100は、図1に示すように、FR(フロントエンジン・リアドライブ)方式のハイブリッド車両であり、エンジン1と、モータ2と、ジェネレータ3と、動力分割機構4とを備えている。このため、車両100は、エンジン1およびモータ2の少なくとも一方から出力される駆動力が、プロペラシャフト51、差動装置52およびドライブシャフト53を介して後輪61に伝達されるように構成されている。すなわち、車両100では、後輪61が駆動輪であり、前輪62が従動輪である。
As shown in FIG. 1, the
エンジン(内燃機関)1は、たとえばガソリンエンジンであり、走行用の駆動力を出力可能に構成されている。このエンジン1の出力軸(クランクシャフト)は、動力分割機構4を介してプロペラシャフト51およびジェネレータ3に連結されている。
An engine (internal combustion engine) 1 is, for example, a gasoline engine, and is configured to be able to output a driving force for traveling. The output shaft (crankshaft) of the
モータ2は、主に電動機として機能し、状況によっては発電機としても機能する。モータ2は、たとえば交流同期電動機であり、走行用の駆動力をプロペラシャフト51に出力可能に構成されている。また、モータ2は、車両100の減速時に発電機として機能する場合に、回生制動力を発生させるように構成されている。なお、モータ2は、本発明の「車両用ブレーキ」の一例である。
The
ジェネレータ3は、主に発電機として機能し、状況によっては電動機としても機能する。ジェネレータ3は、たとえば交流同期発電機であり、エンジン1の駆動力によって発電するように構成されている。なお、ジェネレータ3は、エンジン1の始動時にスタータモータとして機能する。
The
動力分割機構4は、たとえば遊星歯車機構であり、3つの回転要素にそれぞれエンジン1、モータ2およびジェネレータ3が連結されている。この動力分割機構4は、エンジン1の出力をプロペラシャフト51とジェネレータ3とに振り分けるように構成されている。
The
また、車両100には、後輪61および前輪62の近傍に油圧式の摩擦ブレーキ装置7が設けられている。摩擦ブレーキ装置7は、たとえば、ディスクロータ7aと、ブレーキパッド(図示省略)を有するブレーキキャリパ7bとを含んでいる。この摩擦ブレーキ装置7は、油圧制御部71により駆動されるブレーキパッドがディスクロータ7aを挟み込むことによって摩擦制動力を発生させるように構成されている。なお、摩擦ブレーキ装置7は、本発明の「車両用ブレーキ」の一例である。
In addition, the
−電気的構成−
次に、図2を参照して、本実施形態による車両100の電気的構成(制御系統)について説明する。
-Electrical configuration-
Next, the electrical configuration (control system) of the
車両100は、図2に示すように、ECU9と、バッテリ82と、インバータ81aおよび81bとを備えている。
As shown in FIG. 2,
ECU9は、車両システムを実行して車両100の走行を制御するように構成されている。たとえば、ECU9は、エンジン1の運転制御、モータ2およびジェネレータ3の駆動制御、エンジン1、モータ2およびジェネレータ3の協調制御などを実行するようになっている。また、ECU9は、摩擦ブレーキ装置7による摩擦制動力と、モータ2による回生制動力とを併用する協調ブレーキ制御を実行するように構成されている。
The ECU 9 is configured to control the traveling of the
このECU9は、CPU9aと、ROM9bと、RAM9cと、バックアップRAM9dと、入出力インターフェース9eとを含み、これらがバスを介して接続されている。なお、ECU9は本発明の「ブレーキ制御装置」の一例であり、CPU9aがROM9bに記憶されたプログラムを実行することにより本発明の「推定部」および「算出部」が実現される。
The ECU 9 includes a CPU 9a, a
CPU9aは、ROM9bに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。ROM9bには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。RAM9cは、CPU9aによる演算結果や各センサの検出結果などを一時的に記憶するメモリである。バックアップRAM9dは、車両システムを停止する際に保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
The CPU 9a executes arithmetic processing based on various control programs and maps stored in the
入出力インターフェース9eは、各センサの検出結果などが入力されるとともに、各部に制御信号などを出力する機能を有する。入出力インターフェース9eには、アクセルペダルポジションセンサ91、ブレーキペダルポジションセンサ92および車輪速センサ93などが接続されている。
The input / output interface 9e has a function of inputting a detection result of each sensor and outputting a control signal to each unit. An accelerator
アクセルペダルポジションセンサ91は、アクセルペダルの操作量(踏込量)を検出するために設けられ、ブレーキペダルポジションセンサ92は、ブレーキペダルの操作量(踏込量)を検出するために設けられている。車輪速センサ93は、4輪(左右の後輪61および左右の前輪62)の車輪速を検出するために設けられている。
The accelerator
また、入出力インターフェース9eには、エンジン1のインジェクタ11、イグナイタ12およびスロットルモータ13が接続されている。そして、ECU9は、各センサの検出結果などに基づいて、燃料噴射量、点火時期およびスロットル開度(吸入空気量)などを制御することにより、エンジン1の運転状態を制御可能に構成されている。
The input / output interface 9e is connected to the
また、入出力インターフェース9eには、バッテリ82、インバータ81aおよび81bが接続されている。
The input / output interface 9e is connected to a
バッテリ82は、充放電可能な高圧電源であり、モータ2およびジェネレータ3を駆動する電力を供給するとともに、モータ2およびジェネレータ3で発電された電力を蓄電するように構成されている。
The
インバータ81aおよび81bは、たとえば、IGBTおよびダイオードを有する三相ブリッジ回路であり、ECU9から供給される駆動信号によりIGBTのオン/オフ状態が制御されることによって回生制御または力行制御される。
インバータ81aは、バッテリ82から供給される直流電流を交流電流に変換してモータ2を駆動する(力行制御)とともに、回生制動時にモータ2で発電された交流電流を直流電流に変換してバッテリ82に出力する(発電制御)。ECU9はインバータ81aを用いてモータ2での回生発電量を制御可能であり、その回生発電量に応じた回生制動力がモータ2において発生する。
The
インバータ81bは、エンジン1の動力によりジェネレータ3で発電された交流電流を直流電流に変換してバッテリ82に出力する(発電制御)とともに、バッテリ82から供給される直流電流を交流電流に変換してジェネレータ3を駆動する(力行制御)。
The
また、入出力インターフェース9eには油圧制御部71が接続されている。油圧制御部71は、摩擦ブレーキ装置7に供給される制動油圧を制御するために設けられている。そして、ECU9は、油圧制御部71を用いて制動油圧を調整することにより、摩擦ブレーキ装置7での摩擦制動力を調整するように構成されている。たとえば、ECU9は、ブレーキペダルの操作量などに基づいて前輪62に対する要求制動力および後輪61に対する要求制動力を算出し、前輪62に対する要求制動力が得られるように油圧制御部71を制御するとともに、後輪61に対する要求制動力が得られるようにインバータ81aおよび油圧制御部71を制御するように構成されている。
A
ここで、本実施形態のECU9は、慣性諸元と路面の摩擦係数μとに基づいて回生制動力の上限値FMAXを算出するように構成されている。この回生制動力の上限値FMAXとは、後輪61がロックしない範囲での回生制動力の上限値である。すなわち、本実施形態では、回生制動力の上限値FMAXが可変であることから、回生発電量の上限値が可変である。具体的には、摩擦係数μが高い場合には、摩擦係数μが低い場合に比べて、回生制動力の上限値FMAXが高くされる。また、定積の場合には、軽積の場合に比べて、回生制動力の上限値FMAXが高くされる。したがって、摩擦係数μが低く、かつ、軽積の場合(駆動輪のロックが発生しやすい場合)であっても駆動輪がロックしないように回生制動力の上限値を低い一定値にする従来の場合に比べて、回生発電量の増加を図ることが可能である。なお、定積とは、たとえば車両100が最も重い状態(車両100の乗車人数が定員であり、かつ、車両100に荷物が積載されている状態)であり、軽積とは、たとえば車両100が最も軽い状態(車両100にドライバのみが乗っている状態)である。
Here, the
−車両の回生制動時の動作例−
次に、図3を参照して、本実施形態の車両100における回生制動時の動作例(ECU9による後輪61に対する協調ブレーキ制御例)について説明する。なお、以下の各ステップはECU9によって実行される。
-Operation example during regenerative braking of a vehicle-
Next, with reference to FIG. 3, an operation example during regenerative braking (an example of cooperative brake control for the
まず、図3のステップS1において、慣性諸元が推定される。この慣性諸元には重心高Hおよび後輪荷重MRが含まれており、重心高Hおよび後輪荷重MRはたとえば公知の手法を用いて推定される。 First, in step S1 in FIG. 3, inertia parameters are estimated. This inertia specifications are included centroid height H and the rear wheel load M R, the center of gravity height H and the rear wheel load M R is estimated, for example, using known techniques.
次に、ステップS2において、後輪61と路面との摩擦係数μが推定される。この摩擦係数μは、たとえば、前輪62の回転速度と車速とに基づいて推定される。すなわち、前輪62を用いて摩擦係数μが推定されることから、駆動輪である後輪61よりも進行方向前側の路面の摩擦係数μが推定される。つまり、後輪61がその後に通過する路面の摩擦係数μが推定される。
Next, in step S2, the friction coefficient μ between the
次に、ステップS3において、回生制動可能であるか否かが判断される。たとえば、ステップS2で推定された摩擦係数μが0.1以上である場合に、回生制動可能であると判断される。そして、回生制動可能であると判断された場合には、ステップS4に移る。その一方、回生制動可能ではないと判断された場合には、リターンに移る。なお、回生制動可能ではないときに制動要求があった場合には、要求制動力に相当する摩擦制動力が出力されるように油圧制御部71が制御される。
Next, in step S3, it is determined whether regenerative braking is possible. For example, when the friction coefficient μ estimated in step S2 is 0.1 or more, it is determined that regenerative braking is possible. If it is determined that regenerative braking is possible, the process proceeds to step S4. On the other hand, when it is determined that the regenerative braking is not possible, the process returns. If there is a braking request when regenerative braking is not possible, the
次に、ステップS4において、後輪61がロックしない範囲での回生制動力の上限値FMAXが算出される。この回生制動力の上限値FMAXは、たとえば以下の式(1)によって算出される。
Next, in step S4, an upper limit value F MAX of the regenerative braking force within a range where the
FMAX=(μ・MR・g)/{1+(H/L)・μ} ・・・(1)
なお、式(1)において、μは摩擦係数であり、MRは後輪荷重であり、gは重力加速度であり、Hは重心高であり、Lはホイールベース(前輪62と後輪61との距離)である。摩擦係数μはステップS2で推定された値であり、重心高Hおよび後輪荷重MRはステップS1で推定された値である。ホイールベースLは予め設定された値である。
F MAX = (μ · M R · g) / {1+ (H / L) · μ} (1)
In Equation (1), μ is a friction coefficient, M R is a rear wheel load, g is a gravitational acceleration, H is a height of the center of gravity, and L is a wheel base (
したがって、回生制動力の上限値FMAXは、摩擦係数μが大きくなるほど大きくなり、車両重量と相関する後輪荷重MRが大きくなるほど大きくなる。 Therefore, the upper limit value F MAX of the regenerative braking force becomes larger as the friction coefficient μ increases, the larger wheel load M R after correlating with the vehicle weight is increased.
次に、ステップS5において、制動要求があるか否かが判断される。たとえば、ブレーキペダルが操作されている場合に制動要求があると判断される。そして、制動要求があると判断された場合には、ステップS6に移る。その一方、制動要求がないと判断された場合には、リターンに移る。 Next, in step S5, it is determined whether there is a braking request. For example, it is determined that there is a braking request when the brake pedal is operated. If it is determined that there is a braking request, the process proceeds to step S6. On the other hand, if it is determined that there is no braking request, the process returns.
次に、ステップS6において、後輪61に対する要求制動力が回生制動力の上限値FMAX以下であるか否かが判断される。後輪61に対する要求制動力は、たとえばブレーキペダルの操作量などに基づいて算出される。そして、後輪61の要求制動力が上限値FMAX以下であると判断された場合には、ステップS7に移る。その一方、後輪61の要求制動力が上限値FMAX以下ではないと判断された場合(後輪61の要求制動力が上限値FMAXを超過する場合)には、ステップS8に移る。
Next, in step S6, it is determined whether the required braking force for the
そして、ステップS7では、後輪61の要求制動力がモータ2による回生制動力によって賄われる。このため、後輪61の要求制動力に相当する回生制動力が出力されるようにインバータ81aが制御される。すなわち、モータ2による回生制動力が出力され、摩擦ブレーキ装置7による摩擦制動力が出力されない。
In step S7, the required braking force of the
また、ステップS8では、後輪61の要求制動力が、モータ2による回生制動力および摩擦ブレーキ装置7による摩擦制動力によって賄われる。すなわち、後輪61の要求制動力が回生制動力の上限値FMAXを上回る場合には摩擦制動力が付加される。具体的には、回生制動力の上限値FMAXがモータ2から出力され、後輪61の要求制動力から上限値FMAXを差し引いた残りの制動力が摩擦ブレーキ装置7から出力される。このため、上限値FMAXの回生制動力が出力されるようにインバータ81aが制御されるとともに、後輪61の要求制動力に対する残りの摩擦制動力が出力されるように油圧制御部71が制御される。
In step S8, the required braking force of the
−効果−
本実施形態では、上記のように、慣性諸元と路面の摩擦係数μとに基づいて回生制動力の上限値FMAXを算出することによって、回生制動力の上限値FMAXが可変である。このため、摩擦係数μが低い場合に回生制動力の上限値FMAXを低くし、摩擦係数μが高い場合に回生制動力の上限値FMAXを高くするとともに、軽積の場合に回生制動力の上限値FMAXを低くし、定積の場合に回生制動力の上限値FMAXを高くすることにより、駆動輪である後輪61がロックするのを抑制しながら、回生発電量の増加を図ることができる。したがって、燃費の改善を図るとともに、摩擦ブレーキ装置7の負荷の軽減を図ることができる。
-Effect-
In the present embodiment, as described above, by calculating the upper limit value F MAX of the regenerative braking force based on the friction coefficient of inertia specifications and the road surface mu, the upper limit value F MAX of the regenerative braking force is variable. Therefore, the upper limit value F MAX of the regenerative braking force is lowered when the friction coefficient μ is low, the upper limit value F MAX of the regenerative braking force is increased when the friction coefficient μ is high, and the regenerative braking force is obtained in the case of a light product. of the lower limit value F MAX, by increasing the upper limit value F MAX of the regenerative braking force in the case of constant volume, while suppressing the
また、本実施形態では、前輪62を用いて摩擦係数μを推定することによって、後輪61がその後に通過する路面の摩擦係数μを推定することができる。
In the present embodiment, the friction coefficient μ of the road surface through which the
また、本実施形態では、制動要求の前に予め回生制動力の上限値FMAXを算出することによって、制動要求がなされた場合に応答性よくモータ2および摩擦ブレーキ装置7を制御することができる。
Further, in the present embodiment, by calculating the upper limit F MAX of the regenerative braking force in advance before the braking request, the
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
-Other embodiments-
In addition, embodiment disclosed this time is an illustration in all the points, Comprising: It does not become a basis of limited interpretation. Therefore, the technical scope of the present invention is not interpreted only by the above-described embodiments, but is defined based on the description of the scope of claims. Further, the technical scope of the present invention includes all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of the claims.
たとえば、上記実施形態では、走行用の駆動力源としてエンジン1およびモータ2を備えるハイブリッド車両に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、走行用の駆動力源としてモータのみを備える電動車両に本発明を適用するようにしてもよい。
For example, in the above-described embodiment, an example in which the present invention is applied to a hybrid vehicle including the
また、上記実施形態では、動力分割機構4を備えるハイブリッド車両に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、動力分割機構が設けられていないハイブリッド車両に本発明を適用するようにしてもよい。
In the above embodiment, the example in which the present invention is applied to the hybrid vehicle including the
また、上記実施形態では、車両100がFR方式である例を示したが、これに限らず、車両がFF(フロントエンジン・フロントドライブ)方式であってもよい。この場合には、車両の前輪よりも進行方向前側の路面の摩擦係数を、カメラ画像、地図情報および天候情報の少なくとも1つを用いて推定するようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the example in which the
また、上記実施形態では、式(1)を用いて回生制動力の上限値FMAXが算出される例を示したが、これに限らず、摩擦係数に応じて設定される最大の車両減速度と車両重量とに基づいて回生制動力の上限値が算出されるようにしてもよい。この場合には、慣性諸元として車両重量が含まれていてもよい。 In the above embodiment, the example in which the upper limit value F MAX of the regenerative braking force is calculated using the equation (1) is not limited to this, but the maximum vehicle deceleration set according to the friction coefficient is shown. The upper limit value of the regenerative braking force may be calculated based on the vehicle weight. In this case, the vehicle weight may be included as an inertial specification.
また、上記実施形態では、エンジン1がガソリンエンジンである例を示したが、これに限らず、エンジンがディーゼルエンジンなどのその他のエンジンであってもよい。
Moreover, although the
また、上記実施形態において、ECU9が、HV(ハイブリッド)ECU、エンジンECU、MG(モータジェネレータ)ECU、バッテリECUおよびブレーキEUCなどによって構成され、これらのECUが互いに通信可能に接続されていてもよい。 Moreover, in the said embodiment, ECU9 is comprised by HV (hybrid) ECU, engine ECU, MG (motor generator) ECU, battery ECU, brake EUC, etc., and these ECUs may be connected so that communication is mutually possible. .
本発明は、車両用ブレーキを制御するブレーキ制御装置に利用可能である。 The present invention is applicable to a brake control device that controls a vehicle brake.
2 モータ(車両用ブレーキ)
7 摩擦ブレーキ装置(車両用ブレーキ)
9 ECU(ブレーキ制御装置)
61 後輪(駆動輪)
100 車両
2 Motor (vehicle brake)
7 Friction brake device (vehicle brake)
9 ECU (brake control device)
61 Rear wheel (drive wheel)
100 vehicles
Claims (1)
車両の駆動輪よりも進行方向前側の路面の摩擦係数を推定する推定部と、
前記推定部により推定された摩擦係数に基づいて、回生制動力の上限値を算出する算出部とを備えることを特徴とするブレーキ制御装置。 A brake control device for controlling a vehicle brake,
An estimation unit for estimating a friction coefficient of a road surface on the front side in the traveling direction from the driving wheel of the vehicle;
A brake control device comprising: a calculation unit that calculates an upper limit value of the regenerative braking force based on the friction coefficient estimated by the estimation unit.
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