JP2019141342A - Cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、調理器に関する。 The present disclosure relates to a cooker.
調理器として、カッター等の加工部材をモータで回転させて、容器に投入した食材を加工するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の調理器は、モータの出力軸と容器内の加工部材が動力伝達機構を介して連結されており、モータが通電されることでモータトルクが加工部材に伝達される。通常、この種のモータには、加工負荷の増加に伴う過電流からモータを保護するために過電流検出回路が設けられている。過電流検出回路ではモータの電流値がモニタされており、過電流が検出されたときにモータ異常と判定されてモータの駆動が停止される。
2. Description of the Related Art A cooking device is known in which a processing member such as a cutter is rotated by a motor to process a food material charged in a container (see, for example, Patent Document 1). In the cooking device described in
しかしながら、特許文献1に記載の調理器では、過電流からモータを保護することができるが、モータの出力低下に起因したトラブルを避けることができない。
However, although the cooker described in
本開示はかかる点に鑑みてなされたものであり、出力低下によるモータ異常を検出して不測のトラブルを避けることができる調理器を提供することを目的の1つとする。 This indication is made in view of this point, and makes it one of the objectives to provide the cooking device which can detect the motor abnormality by the output fall and can avoid an unexpected trouble.
本開示の一態様の調理器は、容器に投入された食材を加工部材によって所定粒度まで加工する調理器であって、前記加工部材を回転駆動させるモータと、前記モータに流れる電流値を検出する電流検出器と、前記モータの電流値に基づいてモータ異常を判定する制御部とを備え、前記制御部は、前記モータの電流値が電流不足を示す所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定することを特徴とする。 A cooker according to an aspect of the present disclosure is a cooker that processes a food charged in a container to a predetermined particle size by using a processing member, and detects a motor that rotates the processing member and a current value that flows through the motor. A current detector; and a control unit that determines motor abnormality based on the current value of the motor, wherein the control unit determines that the motor is abnormal when the current value of the motor is equal to or less than a predetermined threshold value indicating current shortage. It is characterized by doing.
本開示によれば、モータに対する電流が不足した場合にモータ異常と判定されるため、出力が低下したモータを動かす前に調理動作を中止することができる。よって、調理動作の途中でモータが停止する等の不測のトラブルを避けることができ、モータを安定的に動かし続けることができる。 According to the present disclosure, when the current for the motor is insufficient, it is determined that the motor is abnormal. Therefore, the cooking operation can be stopped before the motor whose output is reduced is moved. Therefore, it is possible to avoid unexpected troubles such as the motor stopping during the cooking operation, and to keep the motor moving stably.
以下、本実施の形態の調理器について説明する。図1は、本実施の形態のボトルをセットした調理器の外観斜視図である。図2は、本実施の形態のボトルを取り外した調理器の外観斜視図である。なお、本実施の形態の調理器は、複数種類のボトルをセット可能な構造であるが、図1及び図2では減圧用ボトルを例示して説明している。また、以下の説明では、調理器としてミキサーを例示して説明するが、モータの駆動によって食材を加工する調理器であればよく、例えば、本開示の技術はフードプロセッサー、スライサーにも適用可能である。 Hereinafter, the cooking device of this Embodiment is demonstrated. FIG. 1 is an external perspective view of a cooking device in which a bottle according to the present embodiment is set. FIG. 2 is an external perspective view of the cooking device with the bottle of the present embodiment removed. In addition, although the cooking device of this Embodiment is a structure which can set a multiple types of bottle, in FIG.1 and FIG.2, it illustrates and demonstrates the bottle for pressure reduction. In the following description, a mixer is illustrated as an example of a cooker. However, any cooker that processes food by driving a motor may be used. For example, the technology of the present disclosure can be applied to a food processor and a slicer. is there.
図1に示すように、調理器1は、食材が投入された減圧用ボトル70内を減圧した後、加工部材74(図4参照)によって食材を所定粒度まで細かく加工するように構成されている。減圧用ボトル70の載置台は調理器本体10になっており、調理器本体10のケース内には加工用のモータ41(図4参照)や制御基板等が収容されている。調理器本体10のケース正面は前方に山型に突出しており、ケース正面の斜面に操作パネル11が設けられている。操作パネル11には、動作モードやエラー等の表示ランプやモード変更やマニュアル操作で使用される各種スイッチが設けられている。
As shown in FIG. 1, the
調理器本体10の隣には半円筒状のサイドポール20が立設されており、サイドポール20のケース内には減圧用の真空ポンプ42(図4参照)、配管、配線等が収容されている。サイドポール20の正面にはイルミネーションバー21が設けられており、イルミネーションバー21によって減圧用ボトル70の減圧状態が段階的に表示される。サイドポール20の上部には、減圧用ボトル70のボトルキャップ72に連結するアーム30が上下方向に揺動可能に支持されている。アーム30の先端側にはボトルキャップ72の上面に気密に当接する上面視円形状の当接ヘッド31が形成されている。
A
調理器本体10に減圧用ボトル70がセットされると、ボトルベース73に設けられた加工部材74が調理器本体10のモータ41に連結される。詳細は図示しないが、加工部材74の回転軸に設けたカップリングとモータ41の出力軸に設けたカップリングが噛み合って機械的に連結される。減圧用ボトル70のボトルキャップ72にアーム30が接続されると、アーム30及びサイドポール20のケース内の吸気路を通じて減圧用ボトル70が真空ポンプ42に接続される。このように、調理器1には、モータ41、加工部材74、動力伝達機構によって加工機構が構成され、真空ポンプ42、吸気路によって減圧機構が構成されている。
When the
図2に示すように、調理器1はアーム30を真上に持ち上げることで、調理器本体10に対して減圧用ボトル70を着脱可能にしている。半円筒状のサイドポール20の調理器本体10側の側面22には、アーム30の外形に沿って窪んだ凹部23が形成されている。このため、アーム30が真下に降ろされると、凹部23にアーム30全体が完全に収容されて、ボトル交換時にアーム30が邪魔になることがない。凹部23の下部24はアーム30を収容した状態で隙間を残すように円弧状に切り欠かれており、隙間に指を掛けてアーム30を凹部23から引き上げることが可能になっている。
As shown in FIG. 2, the
アーム30の当接ヘッド31には環状パッド32が設けられており、アーム30が水平に倒されることで、環状パッド32がボトルキャップ72の上部に気密に当接される。環状パッド32の内側には吸気路の入口が開口しており、ボトルキャップ72の上面には減圧用ボトル70の排気路の出口が形成されている。環状パッド32によってボトルキャップ72の排気路とアーム30の吸気路が気密に連通して、減圧用ボトル70内からサイドポール20内の真空ポンプ42に空気が引き込まれる。アーム30の延在方向の途中には、アーム30を水平に倒したときにボトルキャップ72の周壁75から逃げるスリット33が形成されている。
An
調理器本体10の上面には、減圧用ボトル70のボトルベース73の底面開口を内側から位置決めする矩形環状の環状凸部12が突設されている。環状凸部12はボトルベース73の開口縁に沿って形成され、環状凸部12の四隅の円弧状部分を高くしてボトルベース73をガイドさせ易くしている。環状凸部12の一辺が切り欠かれており、この切り欠き部分には加熱用ボトル80(図5参照)に電力を供給するソケット13が設けられている。環状凸部12の内側にはカップリング用の開口14が形成されており、ボトルベース73が環状凸部12に位置決めされることで加工部材74にモータ41の出力軸が連結される。
On the upper surface of the cooker
この調理器1は、減圧用ボトル70の他に加熱用ボトル80、保存用ボトル90(図6参照)でも使用される。加熱用ボトル80の使用時にはサイドポール20の凹部23にアーム30が収容され、加熱用ボトル80を減圧せずに食材を加熱しながら加工される。保存用ボトル90の使用時にはサイドポール20の凹部23からアーム30が引き出され、保存用ボトル90内を減圧して加工済みの食材の鮮度が長く維持される。このように、調理器1のボトルを交換することによって様々な用途に使用することが可能になっている。なお、各ボトルの詳細については後述する。
The
ところで、図3Aに示すように、一般的な調理器94では、過電流からモータ95を保護するために過電流検出回路96が設けられている。過電流検出回路96は、モータ起動時の突入電流やモータ駆動中の電流をモニタして、モータ95の電流値が定格電流値を超えたときにモータ95を停止している。過電流検出回路96では、ショートや過負荷による過電流を検出することができるが、モータ不調による電流不足を検出することができない。このため、モータ95に電流不足が生じていても、モータ95が動かされて調理動作中にトラブルを起こすおそれがあった。
By the way, as shown to FIG. 3A, in the
例えば、図3Bに示すように、製品寿命の直前であってもモータ95が動くため、真空ポンプ97によってボトル98が減圧された後にモータ95によって加工部材99が回転駆動される。しかしながら、電流不足によってモータ95の出力(トルク)が低下しているため、食材の加工動作時にモータ95が加工負荷に耐えられず、モータ95が発熱して調理動作の途中でモータ95が停止するおそれがある。調理動作が未完了の状態でモータ95が停止すると、ボトル98に投入された食材が無駄になるという不具合がある。また、モータ不調にも関わらず、真空ポンプ97等のモータ95以外の各種機構が駆動されてしまっていた。
For example, as shown in FIG. 3B, since the
そこで、本実施の形態の調理器1では、調理動作の途中でモータ41が停止すると食材が無駄になるという調理器1特有の不具合に着目し、モータ41の電流不足を検出してモータ異常を判定している。これにより、モータ異常と判定された場合には、モータ異常によって適切な調理が望めない状況で調理動作が開始されることがなく、不完全な調理によって食材が無駄になることが防止される。また、モータ41だけでなく、モータ41以外の真空ポンプ42等の各種機構の駆動を禁止することで、調理器1による食材に対する一連の調理動作を中止することが可能になっている。
Therefore, in the
以下、図4から図7を参照して、本実施の形態の調理器の詳細構成について説明する。図4は、本実施の形態の減圧用ボトルをセットした調理器の正面模式図である。図5は、本実施の形態の加熱用ボトルをセットした調理器の正面模式図である。図6は、本実施の形態の保存用ボトルをセットした調理器の正面模式図である。図7は、本実施の形態の操作パネルの正面図である。なお、図4から図7は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。 Hereinafter, with reference to FIGS. 4 to 7, a detailed configuration of the cooking device of the present embodiment will be described. FIG. 4 is a schematic front view of a cooking device in which the decompression bottle of the present embodiment is set. FIG. 5 is a schematic front view of a cooking device in which the heating bottle of the present embodiment is set. FIG. 6 is a schematic front view of a cooking device in which the storage bottle of the present embodiment is set. FIG. 7 is a front view of the operation panel of the present embodiment. 4 to 7 are only examples, and can be changed as appropriate.
図4に示すように、調理器1には、ボトルの種類を判別するために第1−第3の検出部43、44、45が設置されている。第1の検出部43は、例えばホール素子で構成されており、防水性を考慮して調理器本体10の上面付近でケースの内側に設置されている。第2の検出部44は、例えば機械式スイッチで構成されており、アーム30のスリット33に設置されている。第3の検出部45は、例えばホール素子で構成されており、アーム30をサイドポール20の凹部23(図2参照)に収容したときに、加熱用ボトル80のボトルキャップ82に対向する位置に設置されている(図5参照)。
As shown in FIG. 4, the
第1−第3の検出部43、44、45の検出結果は判別回路(不図示)に出力され、これら検出結果の組み合わせによって判別回路でボトルの種類が判別される。このように、第1−第3の検出部43、44、45及び判別回路によって、ボトルの種類を判別する判別部が構成されている。調理器1では、ボトルの種類を判別することによって、ボトルの種類に応じて機能を制限することが可能になっている。ボトルの種類に応じて加熱処理や減圧処理が禁止されて、例えば、非加熱用の減圧用ボトル70に対して加熱調理が誤って実施されることが防止される。
The detection results of the first to
アーム30の当接ヘッド31内には、異物検出用の静電容量センサ47が設置されており、静電容量の変化から当接ヘッド31内の水、食材等の異物が検出される。静電容量センサ47で異常が検出されると真空ポンプ42の駆動が停止される。サイドポール20内の吸気路49の途中にはボトル内の圧力を検出する圧力センサ51が設置されており、圧力の変化から吸気路49内の水、食材等の異物が検出される。圧力センサ51で異常が検出されると真空ポンプ42の駆動が停止される。また、吸気路49の途中には大気開放弁52が設置されており、大気開放弁52の開放によって吸気路49が大気圧に戻される。
A
上記したように、調理器本体10のケース内には加工部材74を回転駆動させるモータ41が設置されており、モータ41には電流値を検出する電流検出器55が接続されている。電流検出器55には、モータ41に流れる電流値に基づいてモータ異常を判定する制御部56が接続されている。制御部56には、モータ41の過電流をモータ異常として判定する第1の判定回路57と、モータ41の電流不足をモータ異常として判定する第2の判定回路58とが設けられている。第1、第2の判定回路57、58によってモータ41に対する電流の過不足がモータ異常として判定される。
As described above, the
第1の判定回路57では、モータ41の電流値と過電流を示す所定の閾値(定格電流値)が比較されて、モータ41の電流値が所定の閾値以上になると過電流によるモータ異常と判定される。第2の判定回路58では、モータ41の電流値と電流不足を示す所定の閾値が比較され、モータ41の電流値が所定の閾値以下になると電流不足によるモータ異常と判定される。モータ異常の場合には、メモリにモータ異常を示すフラグがセットされ、調理器1の駆動タイミングでフラグを参照することで、制御部56によって調理器1の各部の駆動が禁止されて一連の調理動作が中止される。
The
また、制御部56は、モータ異常の判定だけでなく、調理器1全体を統括制御している。制御部56は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等で構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。また、メモリには、調理器1の制御プログラムの他、動作モードに応じた動作プログラム、各種パラメータ等が記憶されている。また、調理器1には、タブレット端末と無線通信可能なようにアンテナ及び送受信回路が設けられている。
In addition, the
減圧用ボトル70は、トライタン(登録商標)製のボトル本体71の上部にボトルキャップ72が装着され、ボトル本体71の底部にボトルベース73が装着されている。ボトルキャップ72には排気路が形成されており、排気路の途中にはボトル内へ逆流を防止する逆止弁が設けられている。ボトルキャップ72の外縁には周壁75が形成されており、周壁75がアーム30のスリット33に入り込むことで第2の検出部44が押し込まれる。ボトルベース73には加工部材74が回転可能に支持されると共に、第1の検出部43の検出対象となるマグネット76が設けられている。
The
減圧用ボトル70の使用時には、調理器本体10上に減圧用ボトル70が設置されて、アーム30の当接ヘッド31がボトルキャップ72に当接される。これにより、ボトルベース73のマグネット76が調理器本体10の第1の検出部43に対向し、ボトルキャップ72の周壁75がアーム30のスリット33内に入り込む。第1の検出部43によってボトルベース73のマグネット76が検出されると共に、第2の検出部44によってボトルキャップ72の周壁75が検出される。第1、第2の検出部43、44がONになり、第3の検出部45がOFFになることで減圧用ボトル70が検出される。
When the
制御部56では動作の開始前にメモリ内のフラグが参照され、モータ異常を示すフラグがセットされているか否かが確認される。メモリにフラグがセットされていると、制御部56によってモータ異常と判定されて真空ポンプ42の駆動が禁止される。このように、モータ41に対する電流が不足した場合に、モータ41による加工動作よりも前段の減圧動作が中止される。よって、モータ41の出力低下によって適切な調理が望めない状況で真空ポンプ42が駆動されることがなく、さらに不完全な調理によって食材が無駄になることを防止することができる。
The
メモリにフラグがセットされていない場合には動作が開始されて、真空ポンプ42によって減圧用ボトル70が減圧される。このとき、減圧用ボトル70の減圧状態はサイドポール20のイルミネーションバー21に表示されている。真空ポンプ42が停止して減圧用ボトル70の減圧が完了すると、モータ41が駆動して加工部材74が回転して食材が加工される。減圧状態で食材を加工することで、食材の酸化による栄養素の減少を抑えつつ、食材を均質な粒度まで加工することができ、加工後の食材の鮮度を長く維持することができる。
When the flag is not set in the memory, the operation is started, and the
図5に示すように、加熱用ボトル80は、ガラス製のボトル本体81の上部にボトルキャップ82が装着され、ボトル本体81の底部にボトルベース83が装着されている。ボトルキャップ82の外周縁には第3の検出部45の検出対象となるマグネット85が設けられている。ボトルベース83には加工部材84が回転可能に支持されると共に、第1の検出部43の検出対象となるマグネット86が設けられている。また、加熱用ボトル80の底部は熱伝導性材料で形成されており、ボトルベース83の内側には加熱用ボトル80内で食材を加熱するヒータ87と、加熱用ボトル80内の温度を検出する温度センサ88が設けられている。
As shown in FIG. 5, the
加熱用ボトル80の使用時には、アーム30がサイドポール20の凹部23(図2参照)に収容された状態で、調理器本体10上に加熱用ボトル80が設置される。これにより、ボトルベース83のマグネット86が調理器本体10の第1の検出部43に対向し、ボトルキャップ82の外周のマグネット85がアーム30の第3の検出部45に対向する。第1の検出部43によってボトルベース83のマグネット86が検出されると共に、第3の検出部45によってボトルキャップ82のマグネット85が検出される。第1、第3の検出部43、45がONになり、第2の検出部44がOFFになることで加熱用ボトル80が検出される。
When the
制御部56では動作の開始前にメモリ内のフラグが参照され、モータ異常を示すフラグがセットされているか否かが確認される。メモリにフラグがセットされていると、制御部56によってモータ異常と判定されてヒータ87の駆動が禁止される。このように、モータ41に対する電流が不足した場合に、モータ41による加工動作よりも前段の加熱動作が中止される。よって、モータ41の出力低下によって適切な調理が望めない状況でヒータ87が駆動されることがなく、さらに不完全な調理によって食材が無駄になることを防止することができる。
The
メモリにフラグがセットされていない場合には動作が開始されて、ヒータ87によって加熱用ボトル80内が加熱される。このとき、ヒータ87のプラグが調理器本体10上のソケット13(図2参照)に差し込まれ、調理器本体10からヒータ87に通電される。また、加熱用ボトル80の加熱状態は、減圧状態と同様にサイドポール20のイルミネーションバー21に表示されている。ヒータ87によって加熱されながら、モータ41が駆動して加工部材84によって食材が加工される。温度センサ88によって加熱用ボトル80内の温度が検出され、加熱用ボトル80内の温度に基づいてヒータ87の加熱が制御されて、加熱用ボトル80内が所定温度に維持されている。
When the flag is not set in the memory, the operation is started, and the inside of the
また、加熱用ボトル80は、加熱料理にのみ使用されるものではない。加熱用ボトル80は、加熱調理に使用可能な容器ではあるが、非加熱調理にも使用することができる。例えば、加熱用ボトル80は、後述するスープモードでスープ調理のような加熱調理に使用されてもよいし、後述するナッツモードでコーヒーミルとして非加熱状態で使用されてもよい。したがって、加熱用ボトル80のセット時に常にヒータ87が駆動するわけではない。よって、ナッツモード等の加熱用の動作モードでありながら加熱されないモードでは、モータ異常の判定有無に関わらず、ヒータ87の駆動が無効に設定されており、モータ41の駆動だけが禁止される。
The
図6に示すように、保存用ボトル90は、樹脂製のボトル本体91の上部にボトルキャップ92が装着されている。また、保存用ボトル90の底部には底上げ用のアタッチメント93が着脱可能に取り付けられている。保存用ボトル90の使用時には、調理器本体10上にアタッチメント93を介して保存用ボトル90が設置されて、アーム30の当接ヘッド31がボトルキャップ92に当接される。保存用ボトル90には、マグネットも周壁も設けられていないため、保存用ボトル90がセットされた場合には、第1−第3の検出部43、44、45の全てがOFFになっている。
As shown in FIG. 6, the
保存用ボトル90では食材が加工されないため、保存用ボトル90のセット時にはモータ41を駆動させる必要がない。モータ異常が生じていても、食材が無駄になることがないため、真空ポンプ42が駆動されて減圧動作が開始されてもよい。モータ41が動かされることがないため、モータ異常の判定処理が実施されずに減圧動作が許容されてもよい。このように、モータ41が駆動しない保存用ボトル90ではモータ異常の判定処理が不要であるため、減圧用ボトル70及び加熱用ボトル80の検出をトリガにしてモータ異常の判定処理が実施されてもよい。
Since the food is not processed in the
また、調理器1には、制御部56にモータ異常と判定された場合にモータ異常を警告する警告部59が設けられている。これにより、モータ異常をユーザに知らせて食材の調理を中止させることができる。なお、警告部59は、モータ異常をユーザに対して警告可能な構成であればよく、例えば、ブザー警告、音声警告、発光警告、表示警告、又はこれらの組み合わせで警告してもよい。また、調理器1がユーザの携帯端末に無線接続されている場合には、調理器1から携帯端末に向けてモータ異常の警告信号を送信して、ユーザに調理中止を促してもよい。
In addition, the
図7に示すように、操作パネル11には、動作モードランプ61a−61g、エラーランプ62a−62d、時間調整ランプ63、スピード調整ランプ64が設けられている。動作モードランプ61a−61gは図示左から豆乳モード、スープモード、ペーストモード、ナッツモード、スムージーモード、フローズンモード、マニュアルモードを示している。エラーランプ62a−62dは図示左から取付エラー、圧力エラー、食材いれ過ぎエラー、温度エラーを示している。時間調整ランプ63は時間調整モード、スピード調整ランプ64はスピード調整モードを示している。
As shown in FIG. 7, the
また、操作パネル11には、セグメントディスプレイ65、ダイヤルスイッチ66、プッシュスイッチ67a−67cが設けられている。セグメントディスプレイ65には、真空調理の加工時間がカウントダウン表示される。ダイヤルスイッチ66は動作モードの切り替えの他、動作時間の調整、スピードの調整に使用される。プッシュスイッチ67a−67cは図示左からフラッシュスイッチ、スタートスイッチ、リリーススイッチを示している。フラッシュスイッチは押圧中だけ攪拌動作を実施し、スタートスイッチは押圧によって各種動作を開始し、リリーススイッチは真空リリースを実施する。
The
操作パネル11でダイヤルスイッチ66を回すことで、動作モードランプ61a−61gが順番に点灯されて動作モードが選択される。このとき、ボトルの種類に応じて、選択可能な動作モードが制限されている。例えば、減圧用ボトル70の場合には、ダイヤルスイッチ66を回すと動作モードランプ61e−61gの間だけで順番に点灯して、加熱用の動作モードが選択不能になっている。加熱用ボトル80の場合には、ダイヤルスイッチ66を回すと、動作モードランプ61a−61dの間だけで順番に点灯して、減圧用の動作モードが選択不能になっている。
By turning the
本実施の形態では、減圧用ボトル70がセットされた場合に減圧用の動作モードが選択可能になって、加熱用ボトル80がセットされた場合に加熱用の動作モードが選択可能になっている。減圧用ボトル70のセット時には加熱用の動作モードが選択不能になるため、加熱用の動作モードに未対応の減圧用ボトル70が誤って加熱されることがない。また、加熱用ボトル80のセット時には減圧用の動作モードが選択不能になるため、減圧用の動作モードに未対応の加熱用ボトル80が誤って減圧されることがない。このように、ボトルの種類に適した調理動作が選択されるように動作モードが制限されている。
In the present embodiment, the decompression operation mode can be selected when the
続いて、図8を参照して、調理器による加工動作について説明する。図8は、本実施の形態の加工動作のフローチャートを示す図である。なお、図8のフローチャートは加工動作の一例を示すものであり、これに限定されるものではなく、例えば、処理の順序が一部入れ替わってもよい。また、図8では説明の便宜上、図4の符号を使用して説明する。 Then, with reference to FIG. 8, the processing operation by a cooking appliance is demonstrated. FIG. 8 is a diagram showing a flowchart of the machining operation of the present embodiment. Note that the flowchart of FIG. 8 shows an example of the machining operation, and is not limited to this. For example, a part of the processing order may be changed. Further, in FIG. 8, for convenience of explanation, description will be made using the reference numerals in FIG. 4.
図8に示すように、調理器1の電源が入れられると、調理器1にセットされたボトルの種類が検出される(ステップS01)。第1、第2の検出部43、44がONで第3の検出部45がOFFの場合には減圧用ボトル70が検出され、第1、第3の検出部43、45がONで第2の検出部44がOFFの場合には加熱用ボトル80が検出される。これにより、ボトルの種類に応じた動作モードが選択可能になっている。なお、調理器1に保存用ボトル90がセットされた場合には、調理器1にいずれのボトルもセットされていない状況と同様に、第1−第3の検出部43−45の全てがOFFになっている。
As shown in FIG. 8, when the
次に、調理器1によってボトルの種類が検出されると、制御部56によってモータ異常の判定処理が実施される(ステップS02)。この場合、メモリにモータ異常を示すフラグがセットされているか否かが確認される。メモリにフラグがセットされている場合にはモータ異常と判定され(ステップS02でYes)、警告部59によってユーザに対してモータ異常が警告される(ステップS03)。また、調理動作が開始されることなくステップS11に処理が移行して、調理器1による一連の調理動作が禁止される。これにより、モータ異常による不完全な調理によって食材が無駄になることがない。
Next, when the type of the bottle is detected by the
一方でメモリにフラグがセットされていない場合にはモータ正常と判定され(ステップS02でNo)、ボトルの種類に応じた調理動作が開始される(ステップS04)。減圧用ボトル70が検出された場合には減圧機構による減圧動作が実施され、加熱用ボトル80が検出された場合にはヒータ87による加熱動作が実施される。次に、減圧動作又は加熱動作が完了すると、モータ41によって加工部材74が回転駆動されて加工動作が開始される(ステップS05)。これにより、加工部材74の回転によって食材が徐々に細かく粉砕される。
On the other hand, when the flag is not set in the memory, it is determined that the motor is normal (No in step S02), and the cooking operation corresponding to the type of the bottle is started (step S04). When the depressurizing
次に、モータ41による加工動作が開始されると、電流検出器55によってモータ41に流れる電流値Iが検出される(ステップS06)。電流検出器55で検出されたモータ41の電流値Iは制御部56に出力される。次に、制御部56では第1の判定回路57によってモータ41の電流値Iが定格電流値を示す所定の閾値T1以上か否かが判定される(ステップS07)。モータ41の電流値Iが所定の閾値T1以上の場合(ステップS07でYes)、制御部56によって過電流によるモータ異常と判定され、メモリにモータ異常を示すフラグがセットされてモータ41が停止される(ステップS09)。
Next, when the machining operation by the
一方でモータ41の電流値Iが所定の閾値T1よりも小さい場合(ステップS07でNo)、第2の判定回路58によってモータ41の電流値Iが電流不足を示す所定の閾値T2以下か否かが判定される(ステップS08)。モータ41の電流値Iが所定の閾値T2以下の場合(ステップS08でYes)、制御部56によって電流不足によるモータ異常と判定され、メモリにモータ異常を示すフラグがセットされてモータ41が停止される(ステップS09)。なお、電流不足の判定では、モータ41の立ち上がりと立下りでモータ異常と検出されないように、加工開始直後及び動作終了直前を避けてモータ41の電流値Iと閾値T2と比較されている。
On the other hand, when the current value I of the
次に加工動作が終了するか否かが判定されて(ステップS10)、加工動作が終了するまでステップS06からステップS08の処理が繰り返される。加工動作が終了すると、調理器1の電源が切られたか否かが判定され(ステップS11)、調理器1の電源が切られていない場合(ステップS11でNo)、ステップS01から処理が開始される。今回の調理動作で加工動作中の電流検出によってモータ異常と判定された場合には、メモリにモータ異常を示すフラグがセットされているため、次回の調理動作時にはモータ41による加工動作よりも前段の調理動作が禁止される。
Next, it is determined whether or not the machining operation is finished (step S10), and the processes from step S06 to step S08 are repeated until the machining operation is finished. When the processing operation ends, it is determined whether or not the
以上のように、本実施の形態の調理器1では、モータ41に対する電流が不足した場合にモータ異常と判定されるため、出力が低下したモータ41を動かす前に調理動作を中止することができる。よって、調理動作の途中でモータ41が停止する等の不測のトラブルを避けることができ、モータ41を安定的に動かし続けることができる。
As described above, in the
なお、上記した実施の形態では、制御部によって過電流と電流不足によるモータ異常が検出される構成にしたが、この構成に限定されない。制御部では、少なくとも電流不足によるモータ異常が検出されればよい。 In the above-described embodiment, the control unit detects the motor abnormality due to overcurrent and current shortage. However, the present invention is not limited to this configuration. The control unit only needs to detect motor abnormality due to at least insufficient current.
また、上記した実施の形態では、加工動作中にモータに流れる電流値を検出する構成にしたが、この構成に限定されない。調理器の起動時にモータに流れる電流値を検出してモータ異常の判定が実施されてもよいし、調理器の加工動作中及び起動時の両方でモータに流れる電流値を検出してモータ異常の判定が実施されてもよい。 In the above-described embodiment, the current value flowing through the motor during the machining operation is detected. However, the present invention is not limited to this configuration. The motor value may be detected by detecting the current value flowing to the motor when the cooker is started, or the current value flowing to the motor may be detected both during the cooking operation and at the start of the cooker. A determination may be made.
また、上記した実施の形態では、調理器によってボトル内が減圧又は加熱された後に食材が加工部材で加工される構成にしたが、この構成に限定されない。調理器によってボトル内が減圧又は加熱されずに食材が加工されてもよい。したがって、調理器には減圧機構及びヒータが設けられていなくてもよい。 Moreover, in above-mentioned embodiment, although it was set as the structure by which a foodstuff is processed with a process member after the inside of a bottle is pressure-reduced or heated with a cooking device, it is not limited to this structure. The food material may be processed without reducing or heating the inside of the bottle by the cooker. Therefore, the cooking device does not need to be provided with a decompression mechanism and a heater.
また、上記した実施の形態では、制御部によってモータ異常と判定された場合に、減圧動作及び加熱動作が禁止される構成にしたが、この構成に限定されない。制御部によってモータ異常と判定された場合に、モータによる加工動作よりも前段の調理動作が禁止される構成であればよい。例えば、モータによる加工動作よりも前段で加圧動作される場合には、モータ異常と判定された場合にポンプによる加圧動作が禁止されてもよい。 Further, in the above-described embodiment, when the controller determines that the motor is abnormal, the decompression operation and the heating operation are prohibited. However, the present invention is not limited to this configuration. What is necessary is just a structure in which cooking operation of the front | former stage is prohibited rather than processing operation by a motor, when it determines with motor abnormality by a control part. For example, when the pressurizing operation is performed before the machining operation by the motor, the pressurizing operation by the pump may be prohibited when it is determined that the motor is abnormal.
また、上記した実施の形態では、減圧機構として真空ポンプで吸気路を通じてボトル内を減圧する構成を例示したが、この構成に限定されない。減圧機構は、ボトル内を減圧する構成であればよく、例えば、イジェクタで吸気路を通じてボトル内を減圧する構成にしてもよい。 In the above-described embodiment, the configuration in which the inside of the bottle is depressurized through the intake passage with a vacuum pump as the depressurization mechanism is exemplified, but the configuration is not limited to this. The depressurization mechanism may be configured to depressurize the inside of the bottle. For example, the depressurization mechanism may be configured to depressurize the inside of the bottle through the intake passage.
また、上記した実施の形態では、判別部として第1−第3の検出スイッチの検出結果によって判別回路でボトルの種類を判別する構成を例示したが、この構成に限定されない。判別部は、少なくとも減圧用ボトルを判別可能な構成であればよく、例えば、単一の検出スイッチの検出結果によって判別回路で判別する構成にしてもよい。 In the above-described embodiment, the configuration in which the type of the bottle is determined by the determination circuit based on the detection result of the first to third detection switches is illustrated as the determination unit. However, the present invention is not limited to this configuration. The determination unit may be configured to be able to determine at least the decompression bottle. For example, the determination unit may be configured to determine with a determination circuit based on the detection result of a single detection switch.
また、上記した実施の形態では、判別部によってボトルの種類が判別される構成にしたが、この構成に限定されない。調理器に判別部が設けられていなくてもよく、調理器によってボトルの種類が判別されずに食材が加工されてもよい。 In the above-described embodiment, the type of the bottle is discriminated by the discriminating unit, but the present invention is not limited to this configuration. The cooking unit may not be provided with a determination unit, and the food may be processed without the type of the bottle being determined by the cooking device.
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。 Moreover, although this Embodiment and the modified example were demonstrated, what combined the said embodiment and modified example entirely or partially as another embodiment may be sufficient.
また、本開示の技術は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらに、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。 The technology of the present disclosure is not limited to the above-described embodiments and modifications, and various changes, substitutions, and modifications may be made without departing from the spirit of the technical idea. Further, if the technical idea can be realized in another way by the advancement of technology or another technique derived therefrom, the method may be implemented using the method. Accordingly, the claims cover all embodiments that can be included within the scope of the technical idea.
下記に、上記の実施の形態における特徴点を整理する。
上記実施の形態に記載の調理器は、容器に投入された食材を加工部材によって所定粒度まで加工する調理器であって、加工部材を回転駆動させるモータと、モータに流れる電流値を検出する電流検出器と、モータの電流値に基づいてモータ異常を判定する制御部とを備え、制御部は、モータの電流値が電流不足を示す所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定することを特徴とする。
The feature points in the above embodiment are organized below.
The cooker described in the above embodiment is a cooker that processes the ingredients put into the container to a predetermined particle size by the processing member, and a motor that rotationally drives the processing member, and a current that detects a current value flowing through the motor. A detector and a control unit for determining motor abnormality based on the current value of the motor, wherein the control unit determines that the motor is abnormal when the current value of the motor is equal to or less than a predetermined threshold value indicating current shortage. And
この構成によれば、モータに対する電流が不足した場合にモータ異常と判定されるため、出力が低下したモータを動かす前に調理動作を中止することができる。よって、調理動作の途中でモータが停止する等の不測のトラブルを避けることができ、モータを安定的に動かし続けることができる。 According to this configuration, when the current to the motor is insufficient, it is determined that the motor is abnormal. Therefore, the cooking operation can be stopped before the motor whose output is reduced is moved. Therefore, it is possible to avoid unexpected troubles such as the motor stopping during the cooking operation, and to keep the motor moving stably.
上記実施の形態に記載の調理器において、制御部は、モータの電流値が所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定して、モータによる加工動作よりも前段の調理動作を禁止する。この構成によれば、モータに対する電流が不足した場合に、モータによる加工動作よりも前段の調理動作が中止される。よって、モータの出力低下によって適切な調理が望めない状況で調理動作が開始されることがなく、不完全な調理によって食材が無駄になることを防止することができる。 In the cooking device described in the above embodiment, the control unit determines that the motor is abnormal when the current value of the motor is equal to or less than a predetermined threshold, and prohibits the cooking operation preceding the processing operation by the motor. According to this structure, when the electric current with respect to a motor runs short, the cooking operation of a front | former stage is interrupted rather than the processing operation by a motor. Therefore, the cooking operation is not started in a situation where appropriate cooking cannot be expected due to a decrease in the output of the motor, and it is possible to prevent the food from being wasted due to incomplete cooking.
上記実施の形態に記載の調理器において、容器内を減圧する減圧機構を備え、制御部は、モータの電流値が所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定して、前段の調理動作として減圧機構による減圧動作を禁止する。この構成によれば、モータに対する電流が不足した場合に、モータによる加工動作よりも前段の減圧動作が中止される。よって、モータの出力低下によって適切な調理が望めない状況で減圧機構が駆動されることがない。 The cooker described in the above embodiment includes a decompression mechanism for decompressing the inside of the container, and the control unit determines that the motor is abnormal when the current value of the motor is equal to or less than a predetermined threshold, and decompresses the cooking operation as the preceding stage. Prohibits pressure reducing operation by the mechanism. According to this configuration, when the current for the motor is insufficient, the decompression operation before the machining operation by the motor is stopped. Therefore, the pressure reducing mechanism is not driven in a situation where appropriate cooking cannot be expected due to a decrease in the output of the motor.
上記実施の形態に記載の調理器において、容器は複数種類のボトルから選択された減圧用ボトルであり、容器の種類を判別する判別部を備え、判別部に減圧用ボトルと判別された場合に、減圧機構が減圧用ボトル内を減圧する。この構成によれば、減圧耐性が弱いボトルが誤って減圧されることがなく、減圧用ボトルと判別された場合のみ最適な調理動作を実施することができる。 In the cooking device described in the above embodiment, the container is a decompression bottle selected from a plurality of types of bottles, includes a determination unit that determines the type of the container, and when the determination unit determines that the bottle is a decompression bottle. The decompression mechanism depressurizes the inside of the decompression bottle. According to this configuration, an optimum cooking operation can be performed only when it is determined that the bottle with weak pressure-resistant tolerance is depressurized by mistake and is not a decompression bottle.
上記実施の形態に記載の調理器において、容器内を加熱するヒータを備え、制御部は、モータの電流値が所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定して、前段の調理動作としてヒータによる加熱動作を禁止する。この構成によれば、モータに対する電流が不足した場合に、モータによる加工動作よりも前段の加熱動作が中止される。よって、モータの出力低下によって適切な調理が望めない状況でヒータが駆動されることがない。 The cooker described in the above embodiment includes a heater that heats the inside of the container, and the control unit determines that the motor is abnormal when the current value of the motor is equal to or less than a predetermined threshold, and uses the heater as the preceding cooking operation. Prohibit heating operation. According to this configuration, when the current for the motor is insufficient, the heating operation preceding the machining operation by the motor is stopped. Therefore, the heater is not driven in a situation where appropriate cooking cannot be expected due to a decrease in the output of the motor.
上記実施の形態に記載の調理器において、容器は複数種類のボトルから選択された加熱用ボトルであり、容器の種類を判別する判別部を備え、判別部に加熱用ボトルと判別された場合に、ヒータが加熱用ボトル内を加熱する。この構成によれば、非加熱性のボトルが誤って加熱されることがなく、加熱用ボトルと判別された場合のみ最適な調理動作を実施することができる。 In the cooker described in the above embodiment, the container is a heating bottle selected from a plurality of types of bottles, includes a determination unit that determines the type of the container, and when the determination unit determines that the bottle is a heating bottle. The heater heats the inside of the heating bottle. According to this configuration, the optimum cooking operation can be performed only when the non-heatable bottle is not erroneously heated and is determined to be a heating bottle.
上記実施の形態に記載の調理器において、制御部にモータ異常と判定された場合に警告する警告部を備える。この構成によれば、モータ異常をユーザに知らせて食材の調理を中止させることができる。 In the cooking device described in the embodiment, the control unit includes a warning unit that warns when it is determined that the motor is abnormal. According to this configuration, it is possible to inform the user of the motor abnormality and stop cooking the food.
1 :調理器
41:モータ
42:真空ポンプ(減圧機構)
43:第1の検出部(判別部)
44:第2の検出部(判別部)
45:第3の検出部(判別部)
49:吸気路(減圧機構)
55:電流検出器
56:制御部
59:警告部
70:減圧用ボトル(容器)
74:減圧用ボトルの加工部材
80:加熱用ボトル(容器)
84:加熱用ボトルの加工部材
87:ヒータ
1: Cooker 41: Motor 42: Vacuum pump (decompression mechanism)
43: 1st detection part (discrimination part)
44: Second detection unit (discrimination unit)
45: Third detection unit (discrimination unit)
49: Intake passage (pressure reduction mechanism)
55: Current detector 56: Control unit 59: Warning unit 70: Depressurizing bottle (container)
74: Depressurized bottle processing member 80: Heating bottle (container)
84: Heating bottle processing member 87: Heater
Claims (7)
前記加工部材を回転駆動させるモータと、
前記モータに流れる電流値を検出する電流検出器と、
前記モータの電流値に基づいてモータ異常を判定する制御部とを備え、
前記制御部は、前記モータの電流値が電流不足を示す所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定することを特徴とする調理器。 A cooker that processes the ingredients put into a container to a predetermined particle size by a processing member,
A motor that rotationally drives the processed member;
A current detector for detecting a current value flowing through the motor;
A control unit for determining motor abnormality based on the current value of the motor,
The said control part determines with a motor abnormality, when the electric current value of the said motor is below the predetermined threshold value which shows insufficient current.
前記制御部は、前記モータの電流値が前記所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定して、前記前段の調理動作として前記減圧機構による減圧動作を禁止することを特徴とする請求項2に記載の調理器。 A decompression mechanism for decompressing the inside of the container,
The control unit determines that the motor is abnormal when the current value of the motor is equal to or less than the predetermined threshold value, and prohibits the decompression operation by the decompression mechanism as the preceding cooking operation. The cooker described.
前記容器の種類を判別する判別部を備え、
前記判別部に前記減圧用ボトルと判別された場合に、前記減圧機構が前記減圧用ボトル内を減圧することを特徴とする請求項3に記載の調理器。 The container is a decompression bottle selected from a plurality of types of bottles;
A determination unit for determining the type of the container,
The cooking device according to claim 3, wherein the pressure reducing mechanism depressurizes the pressure reducing bottle when the determining unit determines that the pressure reducing bottle is used.
前記制御部は、前記モータの電流値が前記所定の閾値以下の場合にモータ異常と判定して、前記前段の調理動作として前記ヒータによる加熱動作を禁止することを特徴とする請求項2に記載の調理器。 A heater for heating the inside of the container;
The said control part determines with motor abnormality when the electric current value of the said motor is below the said predetermined threshold value, and prohibits the heating operation by the said heater as the said front cooking operation. Cooker.
前記容器の種類を判別する判別部を備え、
前記判別部に前記加熱用ボトルと判別された場合に、前記ヒータが前記加熱用ボトル内を加熱することを特徴とする請求項5に記載の調理器。 The container is a heating bottle selected from a plurality of types of bottles;
A determination unit for determining the type of the container,
The cooker according to claim 5, wherein the heater heats the inside of the heating bottle when the determination unit determines that the heating bottle is used.
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