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JP2017157396A - カバー機構及びそれを備えたスイッチ装置 - Google Patents

カバー機構及びそれを備えたスイッチ装置 Download PDF

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JP2017157396A
JP2017157396A JP2016039220A JP2016039220A JP2017157396A JP 2017157396 A JP2017157396 A JP 2017157396A JP 2016039220 A JP2016039220 A JP 2016039220A JP 2016039220 A JP2016039220 A JP 2016039220A JP 2017157396 A JP2017157396 A JP 2017157396A
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サブリナ ラムリ
Ramleh Sabrina
サブリナ ラムリ
恭平 山本
Kyohei Yamamoto
恭平 山本
裕之 豊田
Hiroyuki Toyoda
裕之 豊田
博隆 濱口
Hirotaka Hamaguchi
博隆 濱口
今井 克哉
Katsuya Imai
克哉 今井
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Abstract

【課題】カバー機構が用いられていない場合との外観の違いを目立ちにくくでき、かつ、薄型化を実現することができるカバー機構及びスイッチ装置を提供する。【解決手段】カバー機構10は、枠本体20と、カバー部材30と、支持機構40とを備える。支持機構40は、枠本体20の側方に位置している。支持機構40は、カバー部材30が軸体50を中心として第1位置と第2位置との間で回転可能なようにカバー部材30を支持している。第1位置は、カバー部材30が枠本体20の開口部23を覆う位置である。第2位置は、カバー部材30が枠本体20の開口部23を覆わない位置である。カバー部材30は、カバー部材30が第1位置に位置している状態で、支持機構40の前方に位置して支持機構40を覆う覆い部32を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、カバー機構及びそれを備えたスイッチ装置に関し、特に、配線器具用のカバー機構及びそれを備えたスイッチ装置に関する。
従来、施工面に埋込配設されるスイッチと組み合わせて使用されるスイッチプレートがあった(例えば特許文献1参照)。特許文献1のスイッチプレートは、施工面に固定されるプレート枠と、プレート枠の前面に取り付けられる保護カバーとを備えている。プレート枠にはスイッチが取り付けられる。保護カバーは、スイッチの操作ハンドルを覆い隠す閉位置と、操作ハンドルを露出する開位置との間で、プレート枠に対して回転可能に設けられている。
ここで、プレート枠の前面には、前方に突出する軸支部が設けられている。保護カバーは、軸支部が挿入される溝部を有している。溝部の端面には軸突起が設けられている。この軸突起が軸支部に設けられた軸受孔に挿入されることによって、保護カバーは、プレート枠に対して回転可能な状態で取り付けられている。
特開2005−158307号公報
特許文献1に記載されたスイッチプレートでは、保護カバー(カバー部材)を回転可能に支持するための軸支部が、プレート枠(枠本体)の前面から前方に突出するように設けられているため、スイッチプレートの厚みが大きくなっていた。
本発明の目的は、薄型化を実現することができるカバー機構及びそれを備えるスイッチ装置を提供することにある。
本発明の一態様のカバー機構は、枠本体と、カバー部材と、支持機構と、を備える。前記枠本体は開口部を有している。前記カバー部材は、前記枠本体に取り付けられる。前記カバー部材は、前記枠本体に取り付けられる。前記支持機構は、前記カバー部材を前記枠本体に対して回転可能に支持する。前記支持機構は、前記枠本体の側方に位置している。前記支持機構は、前記カバー部材が回転軸を中心として第1位置と第2位置との間で回転可能なように前記カバー部材を支持している。前記第1位置は、前記カバー部材が前記開口部の少なくとも一部である対象部を覆う位置である。前記第2位置は、前記カバー部材が前記対象部を覆わない位置である。前記カバー部材は、前記カバー部材が前記第1位置に位置している状態で、前記支持機構の前方に位置して前記支持機構を覆う覆い部を有している。
本発明の一態様のスイッチ装置は、前記カバー機構と、1以上のスイッチとを備える。
前記1以上のスイッチは、1以上の操作部を有している。前記1以上の操作部が前記枠本体の前記開口部に配置されている。前記1以上の操作部のうち少なくとも1つの操作部が前記対象部に配置されている。
本発明のカバー機構及びそれを備えるスイッチ装置によれば、薄型化を実現することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 図2Aは、同上のスイッチ装置の正面図である。図2Bは、同上のスイッチ装置のカバー機構のカバー部材が開けられた状態の正面図である。 図3Aは、同上のカバー機構を前側から見た斜視図である。図3Bは、同上のカバー機構を後側から見た斜視図である。 図4は、同上のカバー機構の要部の背面図である。 図5は、同上のカバー機構の要部の斜視図である。 図6Aは、同上のカバー機構のカバー部材の回転途中の状態を示す要部の断面図である。図6Bは、同上のカバー機構のカバー部材が第2位置に回転した状態の要部の断面図である。 図7は、本発明の一実施形態の変形例1に係るカバー機構の分解斜視図である。 図8Aは、同上のカバー機構のカバー部材の回転途中の状態を示す要部の断面図である。図8Bは、同上のカバー機構のカバー部材が第2位置に回転した状態の要部の断面図である。 本発明の一実施形態の変形例2に係るカバー機構の分解斜視図である。 同上のカバー機構の正面図である。 本発明の一実施形態の変形例3に係るカバー機構の分解斜視図である。 同上のカバー機構の正面図である。
以下に説明する実施形態は、本発明に係るカバー機構及びスイッチ装置の一例にすぎない。本発明の実施形態は、以下の実施形態に限定されず、以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
(1)構成
本実施形態に係るカバー機構10及びスイッチ装置100について図1〜図6を参照して詳しく説明する。以下の説明では、図1などにおいて「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」の矢印で示す通りに各方向を規定する。ただし、これらの方向はカバー機構10及びスイッチ装置100の使用時の方向を規定する趣旨ではない。また、図面中の各方向を示す矢印は説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。
(1.1)カバー機構の説明
カバー機構10は、図1〜図3に示すように、枠本体20と、カバー部材30と、支持機構40とを備えている。本実施形態のカバー機構10は、壁などの造営面に取り付けられるスイッチ200に用いられる。
枠本体20は、例えばABS樹脂のような合成樹脂の成型品である。枠本体20は前板21と側板22とを備えている。前板21の前面視の形状は矩形状である。側板22は、前板21の後面の外周縁の全周から後方に突出している。開口部23が前板21の中央に設けられている。開口部23は、前板21を前後方向に貫通する。開口部23は、長手方向が上下方向と平行するように設けられた矩形の孔である。本実施形態では開口部23の全体が、カバー部材30によって覆われる対象部となる。
一対の突起24(第2突出部)が、枠本体20の上部の側板22から上側に突出している。一対の突起24は、上部の側板22の左右方向における両側部に1つずつ設けられている。枠本体20の前板21には、一対の突起24の各々の下側に、前板21を前後方向に貫通する孔25が設けられている。孔25は左右方向に細長い孔である。上側の側板22において孔25の上側の部位が可撓部26となる。可撓部26は上下方向に変形可能であり、可撓部26の上面に突起24が設けられている。また、一対の引掛孔27が前板21の下部に設けられている。一対の引掛孔27は前板21の左右に1つずつ設けられている。
カバー部材30は、例えば透光性を有する透明な合成樹脂(アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂など)の成形品である。カバー部材30の上部が支持機構40によって枠本体20に回転可能に支持されている。カバー部材30の後面の下部には一対の引掛フック31(図2B参照)が設けられている。一対の引掛フック31は、カバー部材30の後面において一対の引掛孔27にそれぞれ対応する部位から、後方に突出している。カバー部材30は、カバー部材30が閉じている状態で支持機構40の前方に位置して、支持機構40を覆う覆い部32を有している。本実施形態では、覆い部32は、カバー部材30の上部であって、支持機構40の前方に位置する部位で構成されている。カバー部材30の覆い部32が支持機構40を覆っているので、カバー機構10が設けられていない場合との外観の違いが目立ちにくくなる。このカバー機構10が配線器具に取り付けられる場合、カバー機構10が取り付けられた配線器具と、カバー機構10が取り付けられていない配線器具との外観の違いが目立ちにくくなり、外観に統一性を持たせることができる。
また、本実施形態では、カバー部材30の左右方向の幅が、枠本体20の左右方向の幅よりも大きい。したがって、カバー部材30が閉じられた状態で、カバー部材30の左右方向の両端部が枠本体20よりも外側に突出する。これにより、使用者が、カバー部材30の左右方向の両端部を掴みやすく、カバー部材30を開く操作を容易に行える。
支持機構40は、枠本体20の側方に配置されている。支持機構40は、カバー部材30が回転軸を中心として第1位置と第2位置との間で回転可能なようにカバー部材30を支持する。ここにおいて、第1位置は、カバー部材30が枠本体20の前側に配置されて、カバー部材30が開口部23(対象部)を覆う位置である。第2位置は、カバー部材30が開口部23を覆わない位置である。
この支持機構40は、軸体50と、枠本体20に設けられた軸支持部60と、カバー部材30に設けられた一対の軸受け部70と、を有している。
軸体50は、回転軸となる金属製の丸棒である。軸体50の外周面には、軸体50の軸方向における中央部に、全周に亘って凹部51が形成されている。軸体50が樹脂製の枠本体20及びカバー部材30と別体であるので、軸体50の材料を金属とすることができ、軸体50が樹脂で形成される場合に比べて、軸体50を小型にできる。
軸支持部60は、左右方向を中心軸方向とする円筒部61を有している。円筒部61の左右方向の幅は、枠本体20の左右方向の幅よりも小さい。この円筒部61は、左右方向において、枠本体20の中央に設けられている。円筒部61の周面の一部が、枠本体20の上側の側板22とつながっている。すなわち、円筒部61は、枠本体20の上側の側板22から、側方に突出するように設けられている。なお、円筒部61の後部には、左右方向の中央部に開口部62が設けられている。
円筒部61の中心の挿入孔63には軸体50が挿入される。円筒部61の内周面には、挿入孔63に軸体50が挿入された状態で、軸体50の凹部51に対応する部位に、凹部51に挿入される突起64が設けられている。突起64が凹部51に挿入されることによって、軸体50が円筒部61に位置決めされる。円筒部61の左右方向の幅は軸体50の全長よりも短いため、軸体50が円筒部61の挿入孔63に挿入された状態で、軸体50の両端は円筒部61の外側に露出している。
本実施形態のカバー機構10では、カバー機構10の組み立て時において軸体50が挿入孔63に挿入される向きが決まっており、例えば軸体50が挿入孔63に右側から挿入される。突起64の左右方向の2つの角部のうち、右側の角部には傾斜面642(図4参照)が形成されている。傾斜面642は、左側にいくほど円筒部61の内周面からの突出量が大きくなるような傾斜面である。軸体50が挿入孔63に右側から挿入された場合に、軸体50が突起64の傾斜面642に当たることで、軸体50が突起64に乗り上げやすくなっている。また、突起64の左右方向の2つの角部のうち、左側の角部641は直角の角部である。したがって、突起64が凹部51に挿入された場合に、角部641の側面が凹部51の側面と当たることで、軸体50の右方向への移動を規制する。
また、軸支持部60は、円筒部61の挿入孔63の内周面から突出する複数の凸部631を有している(図5参照)。複数の凸部631は、挿入孔63の内周面において円周方向に一定の間隔で設けられている。軸体50が円筒部61の挿入孔63に挿入された場合に、凸部631が金属製の軸体50に当たって潰されることで、軸体50のガタツキが低減された状態で軸体50が軸支持部60に支持される。なお、軸体50のガタツキを低減するために、軸体50にローレット加工が施されていてもよいが、ローレット加工は加工費が高くつく。本実施形態では、挿入孔63の内周面に凸部631を形成することで、軸体50のガタツキを低減しており、軸体50のガタツキを低減する構成を安価に実現できる。
一対の軸受け部70はカバー部材30の後面の上部に設けられている。一対の軸受け部70は、枠本体20の軸支持部60の左右に1つずつ位置するように設けられている。一対の軸受け部70の各々は、一対の側壁71,72と、軸受け片73とを有している。一対の側壁71,72は、軸体50の軸方向に沿ってそれぞれ設けられており、軸体50の両側に配置される。軸受け片73は、側壁71,72の外側の端部(軸体50の軸方向において軸支持部60と反対側の端部)の間に設けられている。軸受け片73は、軸体50が挿入される挿入孔74を有している。側壁71,72のうち、カバー部材30の外周縁に近い側壁71は、側壁72よりも後方への突出量が大きくなっている。本実施形態では側壁71が第1突出部となる。また、カバー部材30の後面の左端には、軸体50の抜け止め用の突出片33が設けられている。突出片33が、カバー部材30の左側にある軸受け部70の軸受け片73に対向する位置に設けられている。突出片33は、軸受け片73の挿入孔74から突出する軸体50が当たる位置に設けられている。
本実施形態において、回転軸となる軸体50の軸方向である左右方向を第1方向、第1方向と直交する上下方向を第2方向とした場合、支持機構40と枠本体20とは第2方向に並べて配置されている。なお、第1方向及び第2方向と直交する前後方向を第3方向という。
このカバー機構10は以下のようにして組み立てられる。なお、以下に説明する組み立て手順は一例であり、適宜変更が可能である。
作業者は、枠本体20の前側にカバー部材30を重ねた状態で、右側の軸受け部70の軸受け片73の挿入孔74に軸体50を挿入する。作業者は、軸体50を左側に押し込み、軸体50を軸支持部60の挿入孔63と左側の軸受け部70の挿入孔74とに挿入する。これにより、カバー部材30は、軸体50を中心にして回転可能な状態で枠本体20に取り付けられる。
軸体50が規定の位置まで挿入されると、軸支持部60の突起64が軸体50の凹部51内に挿入されて、左右方向において軸体50の位置が所定の位置に位置決めされる。
また、突起64の角部641が凹部51の側面に当たることによって、軸体50が右側へ移動しにくくなるので、軸体50が外れにくくなる。
また、軸体50が軸支持部60の挿入孔63に挿入されると、挿入孔63の内周面に設けられた凸部631が軸体50によって押し潰されるので、軸体50のガタツキが低減された状態で軸体50が軸支持部60に支持される。
カバー部材30が枠本体20の前側に重ねられた状態では、カバー部材30の引掛フック31が枠本体20の引掛孔27に挿入されている。この状態では、引掛フック31の先端の爪が、枠本体20の後面において引掛孔27の周縁部に引っ掛かっているので、カバー部材30が閉じた状態が保持される。
(1.2)スイッチ装置の説明
本実施形態のスイッチ装置100は、図1に示すように、カバー機構10と、スイッチ200と、を備えている。また、本実施形態のスイッチ装置100は、取付枠300と、プレート枠400とを、さらに備えている。なお、取付枠300及びプレート枠400はスイッチ装置100に必須の構成ではなく、取付枠300及びプレート枠400は適宜省略されてもよい。
スイッチ200は、スイッチ本体210と、操作部220とを備えている。
スイッチ本体210は直方体状に形成されている。スイッチ本体210の内部には、接点と、接点のオン/オフを切り替える開閉機構が収納されている。スイッチ本体210の前面には、押釦が設けられている。押釦が押されるごとに、開閉機構が接点のオン/オフを切り替える。
操作部220は、スイッチ本体210の前面よりも広い面積を有する矩形板状に形成されている。本実施形態では、操作部220が枠本体20の開口部23とほぼ同じ大きさに形成されており、操作部220が開口部23内に配置される。
操作部220は、スイッチ本体210の左側にある軸部を中心に回転可能な状態でスイッチ本体210に取り付けられている。操作部220の右側が押されると、操作部220が回転して、操作部220の裏面で押釦が押される。操作部220によって押釦が押されると、スイッチ本体210の開閉機構が接点のオン/オフを切り替える。
なお、操作部220は、スイッチ本体210の左右方向の中央にある軸部を中心に回転可能な状態でスイッチ本体210に取り付けられていてもよい。この場合は、操作部220の左右両端部のうちのいずれかが前方に突出している。操作部220の左右両端部のうち前方に突出している端部が後方に押されると、操作部220が回転し、操作部220の回転に応じて開閉機構が接点のオン/オフを切り替える。
スイッチ200は、取付枠300に取り付けられる。取付枠300は、合成樹脂製又は金属製であり、スイッチ200を保持して、壁などの造営面に取り付けられる。取付枠300は、スイッチ200などの埋込み用の配線器具を造営面に取り付けるために用いられる。取付枠300には、最大で3個の配線器具が取付可能である。取付枠300の上側及び下側の枠片301には、それぞれ、固定ねじが挿入される貫通孔302と、ねじ孔303とが設けられている。
取付枠300は、壁に設けられた埋込孔の周辺に上側及び下側の枠片301を接触させた状態で、壁に埋め込まれたスイッチボックスに取り付けられる。つまり、枠片301の貫通孔302に挿入された固定ねじが、スイッチボックスのねじ孔に取り付けられることで、取付枠300はスイッチボックスにねじ止めされる。すなわち、取付枠300が壁に固定される。
プレート枠400は、取付枠300の前面に取り付けられる。プレート枠400は、合成樹脂の成形品であり、矩形枠状に形成されている。プレート枠400は、一対の横枠部401と、一対の縦枠部402とを有する矩形枠状である。プレート枠400は、矩形の窓孔403を中央に有している。一対の横枠部401には、それぞれ、固定ねじ410を通すためのねじ挿通孔404が設けられている。また、一対の縦枠部402の各々には、それぞれ縦枠部402を前後方向に貫通する3個の取付孔405が設けられている。3個の取付孔405は、縦枠部402の上下方向における中間部と両側部とに設けられている。
プレート枠400は以下のようにして取付枠300に取り付けられる。プレート枠400が取付枠300の前面に重ね合わされた状態で、ねじ挿通孔404に挿入された固定ねじ410が取付枠300のねじ孔303に取り付けられることで、プレート枠400が取付枠300の前面に取り付けられる。
そして、プレート枠400の前側には本実施形態のカバー機構10が取り付けられる。枠本体20の背面には、プレート枠400の取付孔405に挿入される引掛部28(図7参照)が設けられている。枠本体20がプレート枠400の前側に重ねられると、枠本体20の引掛部28がプレート枠400の取付孔405に挿入され、引掛部28が取付孔405の周辺部分に引っ掛かることで、枠本体20がプレート枠400に取り付けられる。そして、カバー機構10がプレート枠400に取り付けられた状態では、取付枠300に保持されたスイッチ200の操作部220が枠本体20の開口部23内に配置される。
(2)動作説明
図2Aは、カバー部材30が閉じている状態でのカバー機構10の正面図である。図2Aに示すカバー部材30の位置が第1位置である。カバー部材30が第1位置にある状態では、カバー部材30によって枠本体20の開口部23が覆われている。したがって、この状態では、開口部23内に配置された操作部220がカバー部材30で覆われており、操作部220を操作できない状態となっている。開口部23の前側に位置するカバー部材30の部位が透明であるから、使用者はカバー部材30を通して操作部220を見ることができる。
使用者が、操作部220を操作したい場合は、まずカバー部材30を開く操作を行う。すなわち、カバー部材30が閉じている状態から、使用者が、カバー部材30の左右方向の両側部を持ち、カバー部材30を開ける方向(図6Aの矢印D1の方向)にカバー部材30を回転させる。カバー部材30が第1位置から矢印D1の方向に所定の位置(図6Aに示す位置)まで回転すると、第1突出部である側壁71の先端部分が枠本体20の突起24に接触する。使用者が、カバー部材30を図6Aの位置からさらに矢印D1の方向に回転させると、側壁71の先端部分によって突起24が押され、可撓部26が変形することによって、突起24が側壁71の先端部分から離れる向きに移動させられる。これにより、側壁71の先端部分が突起24を乗り越えることができ、カバー部材30は矢印D1の方向にさらに回転する(図6B参照)。そして、側壁71の先端部分が突起24を乗り越えて突起24よりも前方に移動すると、側壁71の先端部分が突起24に引っ掛かることによって、カバー部材30が開いた状態で保持される。ここで、図6Bに示すカバー部材30の位置が、カバー部材30が開口部23(対象部)を覆わない第2位置の一例となる。
カバー部材30が第2位置に位置している状態では、図2Bに示すように、枠本体20の開口部23がカバー部材30によって覆われていないので、使用者は操作部220を操作することができる。
また、使用者がカバー部材30を閉じる場合には、カバー部材30が開いた状態から、使用者が、カバー部材30を持ち、カバー部材30を閉じる方向(図6Bの矢印D2の方向)にカバー部材30を回転させる。カバー部材30が矢印D2の方向に回転しようとすると、第1突出部である側壁71の先端部分が枠本体20の突起24を押して、可撓部26が変形するので、突起24が側壁71の先端部分から離れる向きに移動する。これにより、側壁71の先端部分が突起24を乗り越えることができ、カバー部材30は矢印D2の方向にさらに回転し、カバー部材30が枠本体20の前面に重なる位置に移動する。このとき、カバー部材30の引掛フック31が枠本体20の引掛孔27に挿入され、引掛フック31が引掛孔27の周辺部分に引っ掛かることで、カバー部材30が第1位置に保持される。
ここにおいて、スイッチ200は、例えば24時間換気システムの換気扇をオン又はオフするためのスイッチである。24時間換気システムの換気扇は常時動作させる必要がある。したがって、スイッチ200を用いて換気扇をオフさせる操作が不用意に行われないように、通常は、カバー部材30がスイッチ200の操作部220を覆っている。これにより、操作部220に人や物がぶつかるなどして、操作部220が意図せずに操作される可能性を低減できる。また、使用者がスイッチ200を操作した場合には、使用者がカバー部材30を開ければよく、必要な場合にはスイッチ200の操作を行うことができる。なお、本実施形態のカバー部材30は開いた状態で保持されるので、操作部220を操作しやすいという利点もある。
(3)効果
本実施形態のカバー機構10は、開口部23を有する枠本体20と、枠本体20に取り付けられるカバー部材30と、カバー部材30を枠本体20に対して回転可能に支持する支持機構40と、を備える。支持機構40は、枠本体20の側方に配置されている。支持機構40は、カバー部材30が回転軸(軸体50)を中心として第1位置と第2位置との間で回転可能なようにカバー部材30を支持している。第1位置は、カバー部材30が開口部23の少なくとも一部である対象部を覆う位置である。第2位置は、カバー部材30が対象部を覆わない位置である。カバー部材30は、カバー部材30が第1位置に位置している状態で、支持機構40の前方に位置して支持機構40を覆う覆い部32を有している。
支持機構40は、枠本体20の側方に位置しているので、枠本体20の前側に支持機構40が設けられている場合に比べて、カバー機構10の前後方向の厚みを小さくできる。
本実施形態のカバー機構10において、支持機構40は、回転軸となる軸体50と、枠本体20に設けられて、軸体50を支持する軸支持部60と、カバー部材30に設けられて、軸体50を回転可能な状態で支持する軸受け部70と、を備えていてもよい。
このカバー機構10では、枠本体20の軸支持部60によって支持された軸体50を、カバー部材30の軸受け部70が回転可能に支持している。したがって、軸体50の材料を、枠本体20及びカバー部材30とは別の材料(例えば金属材料)とすることができる。なお、この構成は、カバー機構10に必須の構成では無く、適宜省略が可能である。また、この構成は実施形態の他の構成及び変形例と適宜組み合わせることが可能である。
本実施形態のカバー機構10において、カバー部材30の表面には、カバー部材30の表面から突出する第1突出部(側壁21)が設けられてもよい。枠本体20には、第2突出部(突起24)と、可撓部(可撓部26)と、が設けられてもよい。第2突出部(突起24)は、カバー部材30が第1位置と第2位置との間で回転する間に第1突出部(側壁21)が移動する軌跡上に位置している。可撓部(可撓部26)は、第1突出部(側壁21)が第2突出部(突起24)を乗り越える場合に第2突出部(突起24,65)を第1突出部(側壁21)から離れる向きに移動させる。
これにより、カバー部材30が開いた状態では、第2突出部(突起24)が第1突出部(側壁71)に掛かり合うことで、カバー部材30が第1位置に移動できず、カバー部材30が開いた状態で保持される。なお、この構成は、カバー機構10に必須の構成では無く、適宜省略が可能である。また、この構成は実施形態の他の構成及び変形例と適宜組み合わせることが可能である。
本実施形態のカバー機構10において、軸体50及び軸支持部60のうちの一方は、軸体50及び軸支持部60のうちの他方と対向する対向面に凹部(凹部51)を有してもよい。そして、軸体50及び軸支持部60のうちの他方は、凹部(凹部51)に挿入される突起(突起64)を有してもよい。
このように、軸体50及び軸支持部60のうちの一方に設けられた凹部に、軸体50及び軸支持部60のうちの他方に設けられた突起が挿入されることで、軸体50の軸方向において軸体50を軸支持部60に位置決めすることができる。なお、カバー機構10において、軸体50と対向する軸支持部60の面に凹部が設けられ、軸支持部60の凹部に挿入される突起が軸体50に設けられてもよく、軸体50の軸方向において軸体50を軸支持部60に位置決めすることができる。なお、この構成は、カバー機構10に必須の構成では無く、適宜省略が可能である。また、この構成は実施形態の他の構成及び変形例と適宜組み合わせることが可能である。
本実施形態のカバー機構10において、突起64は、軸体50の中心軸方向における一方の端部に、凹部51の側面が当たる角部641を有してもよい。
このように、突起64の角部641が、凹部51の側面に当たることで、突起64が凹部51から外れにくくなる。なお、この構成は、カバー機構10に必須の構成では無く、適宜省略が可能である。また、この構成は実施形態の他の構成及び変形例と適宜組み合わせることが可能である。
本実施形態のカバー機構10において、軸支持部60は、軸体50が挿入される挿入孔63と、挿入孔63の内周面から突出する凸部631とを有してもよい。
軸体50が軸支持部70の挿入孔63に挿入されると、凸部631が軸体50に当たることによって、軸体50のガタツキが少ない状態で軸体50が軸支持部70に支持される。なお、この構成は、カバー機構10に必須の構成では無く、適宜省略が可能である。また、この構成は実施形態の他の構成及び変形例と適宜組み合わせることが可能である。
本実施形態のカバー機構10において、回転軸(軸体50)の軸方向におけるカバー部材30の幅が、回転軸(軸体50)の軸方向における枠本体20の幅より大きいことが好ましい。
軸体50の軸方向においける枠本体20の幅よりも大きいので、軸体50の軸方向におけるカバー部材30の両端部分を持ちやすいという利点がある。なお、この構成は、カバー機構10に必須の構成では無く、適宜省略が可能である。また、この構成は実施形態の他の構成及び変形例と適宜組み合わせることが可能である。
本実施形態のスイッチ装置100は、上記のカバー機構10と、1以上のスイッチ200とを備える。1以上のスイッチ200は、1以上の操作部220を有している。1以上の操作部220のうち少なくとも1つの操作部が対象部(開口部23)に配置されている。
カバー機構10のカバー部材30が、スイッチ200の操作部220を覆っているので、操作部220が意図せずに操作される可能性を低減できる。
(4)変形例
以下に、上記実施形態の変形例に係るカバー機構及びスイッチ装置を列記する。なお、以下に説明する変形例の各構成は、上記実施形態で説明した各構成と適宜組み合わせて適用可能である。
(4.1)変形例1
変形例1のカバー機構10Aを図7及び図8に基づいて説明する。なお、以下では変形例1の特徴部分のみを説明する。変形例1の「カバー機構10A」、「枠本体20A」、「カバー部材30A」、「支持機構40A」、「軸支持部60A」は、それぞれ、実施形態の「カバー機構10」、「枠本体20」、「カバー部材30」、「支持機構40」、「軸支持部60」に相当する。
変形例1のカバー機構10Aでは、枠本体20Aに設けられた筒部61の表面に突起65(第2突出部)が設けられている。また、筒部61の内周面において、突起65に対応する部分には、軸体50との間に隙間66が設けられている。
一方、カバー部材30Aの後面の上端部には、後側に突出する突出部35(第1突出部)が、左右の軸受け部70の間に設けられている。突出部35は、カバー部材30が第1位置と第2位置との間で回転する間に突起65が移動する軌跡上に位置している。
したがって、カバー部材30の回転に応じて突起65がカバー部材30の突出部35で押された場合に、突起65が突出部35から離れる方向に移動するように、突起65が設けられた筒部61の部位が変形する。すなわち、突起65が設けられた筒部61の部位が可撓部となる。カバー部材30Aには、カバー部材30Aが開けられた状態で、突起65が入り込む凹部34が設けられている。
変形例1のカバー機構10Aの動作について説明する。
カバー部材30Aが枠本体20Aの前側に重なっている状態、つまりカバー部材30Aが第1位置にある状態では、カバー部材30Aによって枠本体20Aの開口部23が覆われている。したがって、この状態では、開口部23内に配置された操作部220がカバー部材30Aで覆われており、操作部220を操作できない状態となっている。
使用者が、操作部220を操作したい場合は、まずカバー部材30Aを開く操作を行う。すなわち、カバー部材30Aが閉じている状態から、使用者が、カバー部材30Aの左右方向の両側部を持ち、カバー部材30Aを開ける方向(図8Aの矢印D1の方向)に軸体50を中心にカバー部材30Aを回転させる。カバー部材30Aが第1位置から矢印D1の方向に所定の位置(図8Aに示す位置)まで回転すると、突出部35の先端部分が枠本体20Aの突起65に接触する。使用者が、カバー部材30を図8Aの位置からさらに矢印D1の方向に回転させると、突出部35の先端部分によって突起65が押され、可撓部となる筒部65が変形することによって、突起65が突出部35から離れる向きに移動させられる。これにより、突出部35の先端部分が突起65を乗り越えることができ、カバー部材30Aは矢印D1の方向にさらに回転する(図8B参照)。そして、突出部35の先端部分が突起65を乗り越えて、カバー部材30Aがさらに矢印D1の方向に回転すると、突起65がカバー部材30Aの裏面の凹部34に挿入されることによって、カバー部材30Aが開いた状態で保持される。ここで、図8Bに示すカバー部材30Aの位置が、カバー部材30Aが開口部23(対象部)を覆わない第2位置の一例となる。
カバー部材30Aが第2位置に位置している状態では、枠本体20の開口部23がカバー部材30Aによって覆われていないので、使用者は操作部220を操作することができる。
また、使用者がカバー部材30Aを閉じる場合には、カバー部材30Aが開いた状態から、使用者が、カバー部材30Aを持ち、カバー部材30Aを閉じる方向(図8Bの矢印D2の方向)に軸体50を中心にカバー部材30Aを回転させる。カバー部材30Aが矢印D2の方向に回転しようとすると、突出部35の先端部分が枠本体20Aの突起65を押して、可撓部となる筒部61が変形することによって、突起65が突出部35から離れる向きに移動する。これにより、突出部35の先端部分が突起65を乗り越えることができ、カバー部材30Aは矢印D2の方向にさらに回転し、カバー部材30が枠本体20の前面に重なる位置に移動する。このとき、カバー部材30Aの引掛フック31が枠本体20Aの引掛孔27に挿入され、引掛フック31が引掛孔27の周辺部分に引っ掛かることで、カバー部材30Aが第1位置に保持される。
(4.2)変形例2,3
変形例2のカバー機構10Bを図9及び図10に基づいて説明する。なお、変形例2の「カバー機構10B」、「カバー部材30B」、「スイッチ装置200A」、「操作部220A」は、それぞれ、実施形態の「カバー機構10」、「カバー部材30」、「スイッチ装置200」、「操作部220」に相当する。
変形例2のカバー機構10Bは、2つのスイッチ200Aを有するスイッチ装置100Aに用いられる。2つのスイッチ200Aの各々は1つの操作部220Aを備えている。したがって、枠本体20の開口部23には2つの操作部220Aが配置される。
カバー部材30Bは、開口部23に配置される2つの操作部220Aのうち、下側の操作部220Aを露出させる窓孔36Aを有している。したがって、カバー部材30Bが第1位置に位置している状態でも、上側の操作部220Aは覆われているが、下側の操作部220Aは露出しているので、下側の操作部220Aの操作が可能になっている。つまり、変形例2のカバー機構10Bでは、開口部23のうち、上側の操作部220Bに対応する部位が、カバー部材30Cで覆われる対象部となる。なお、カバー部材30Bには、窓孔36Aの周りにテーパ部37が設けられているので、操作部220Aの操作を行いやすいという利点がある。
また、変形例3のカバー機構10Cを図11及び図12に基づいて説明する。なお、変形例3の「カバー機構10C」、「カバー部材30C」、「スイッチ装置200C」、「操作部220C」は、それぞれ、実施形態の「カバー機構10」、「カバー部材30」、「スイッチ装置200」、「操作部220」に相当する。
変形例3のカバー機構10Cは、3つのスイッチ200Bを有するスイッチ装置100Bに用いられる。3つのスイッチ200Bの各々は1つの操作部220Bを備えている。したがって、枠本体20の開口部23には3つの操作部220Bが配置される。
カバー部材30Cは、開口部23に配置される3つの操作部220Bのうち、中央及び下側の2つの操作部220Bを露出させる窓孔36Bを有している。したがって、カバー部材30Cが第1位置に位置している状態でも、上側の操作部220Bは覆われているが、中央及び下側の操作部220Bは露出しているので、中央及び下側の操作部220Bの操作が可能になっている。つまり、変形例3のカバー機構10Cでは、開口部23のうち、上側の操作部220Bに対応する部位が、カバー部材30Cで覆われる対象部となる。
上述のように、変形例2及び変形例3のカバー機構10B,10Cでは、カバー部材30B,30Cが第1位置に位置している状態で、カバー部材30B,30Cが開口部23の一部である対象部を覆っている。したがって、カバー部材30B,30Cが第1位置に位置している状態では、対象部に位置する操作部220A,220Bの不用意な操作が抑制される。また、使用者は、カバー部材30B,30Cが第1位置に位置している状態でも、カバー部材30B、30Cの窓孔36A,36Bから露出する操作部220A,220Bを操作することができる。なお、窓孔36A,36Bは、複数ある操作部の一部を露出させることが可能であればよく、カバー部材30B,30Cの別の部位に設けられていてもよい。
(4.3)他の変形例
実施形態で説明したカバー機構10では、軸体50が、枠本体20及びカバー部材30とは別体であったが、枠本体20及びカバー部材30の一方に回転軸が設けられ、枠本体20及びカバー部材30の他方に軸受け部が設けられていてもよい。
実施形態で説明した可撓部26は左右方向の両端が固定されているが、可撓部26の左右両側部のいずれか一方にスリットが設けられて、可撓部26が側板22に片持ち支持されていても良く、可撓部26が変形しやすくなる。
実施形態で説明したカバー部材30は全体が透明であったが、カバー部材30は、枠本体20の開口部23と重なる部分のみ透明に形成されてもよい。カバー部材30において、枠本体20の開口部23と重なる部分以外の部分は、シボ加工などの表面処理が施されることで半透明の状態に形成されてもよいし、二色成形により半透明又は不透明の状態に形成されても良い。枠本体20の開口部23と重なる部分以外の部分が半透明又は不透明の状態に形成されていれば、カバー機構10が取り付けられた配線器具と、カバー機構10が取り付けられていない配線器具との外観の違いが目立ちにくくなる。
実施形態のカバー機構10は、造営面に埋め込んだ状態で取り付けられるスイッチ装置100に適用されているが、造営面に直付けされるスイッチ装置などの配線器具に適用されてもよい。また、カバー機構10は、スイッチ装置100などの配線器具に適用されるものに限定されず、操作部を有する装置(例えば、照明器具、換気扇、エアコンなどの電気器具を遠隔操作するためのコントローラなど)に適用されてもよい。
10,10A,10B,10C カバー機構
20,20A 枠本体
23 開口部
24 突起(第2突出部)
26 可撓部
30,30A,30B,30C カバー部材
32 覆い部
33 突出片
35 突出部(第1突出部)
40 支持機構
50 軸体
51 凹部
60 軸支持部
61 筒部(可撓部)
63 挿入孔
631 凸部
64 突起
641 角部
65 突起(第2突出部)
70 軸受け部
71 側壁(第1突出部)
100,100A,100B スイッチ装置
220,200A,200B スイッチ
220,220A,220B 操作部

Claims (8)

  1. 開口部を有する枠本体と、
    前記枠本体に取り付けられるカバー部材と、
    前記カバー部材を前記枠本体に対して回転可能に支持する支持機構と、を備え
    前記支持機構は、前記枠本体の側方に位置しており、
    前記支持機構は、前記カバー部材が回転軸を中心として第1位置と第2位置との間で回転可能なように前記カバー部材を支持しており、
    前記第1位置は、前記カバー部材が前記開口部の少なくとも一部である対象部を覆う位置であり、
    前記第2位置は、前記カバー部材が前記対象部を覆わない位置であり、
    前記カバー部材は、前記カバー部材が前記第1位置に位置している状態で、前記支持機構の前方に位置して前記支持機構を覆う覆い部を有している、
    ことを特徴とするカバー機構。
  2. 前記支持機構は、
    前記回転軸となる軸体と、
    前記枠本体に設けられて、前記軸体を支持する軸支持部と、
    前記カバー部材に設けられて、前記軸体を回転可能な状態で支持する軸受け部と、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー機構。
  3. 前記カバー部材の表面には、前記カバー部材の表面から突出する第1突出部が設けられており、
    前記枠本体には、前記カバー部材が前記第1位置と前記第2位置との間で回転する間に前記第1突出部が移動する軌跡上に位置する第2突出部と、前記第1突出部が前記第2突出部を乗り越える場合に前記第2突出部を前記第1突出部から離れる向きに移動させる可撓部と、が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のカバー機構。
  4. 前記軸体及び前記軸支持部のうちの一方は、前記軸体及び前記軸支持部のうちの他方と対向する対向面に凹部を有しており、
    前記軸体及び前記軸支持部のうちの他方は、前記凹部に挿入される突起を有している、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のカバー機構。
  5. 前記突起は、前記軸体の中心軸方向における一方の端部に、前記凹部の側面が当たる角部を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のカバー機構。
  6. 前記軸支持部は、前記軸体が挿入される挿入孔と、前記挿入孔の内周面から突出する凸部とを有する、
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のカバー機構。
  7. 前記回転軸の軸方向における前記カバー部材の幅が、前記回転軸の軸方向における前記枠本体の幅よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカバー機構。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のカバー機構と、
    1以上のスイッチとを備え、
    前記1以上のスイッチは、1以上の操作部を有しており、
    前記1以上の操作部が前記枠本体の前記開口部に配置されており、
    前記1以上の操作部のうち少なくとも1つの操作部が前記対象部に配置されている、
    ことを特徴とするスイッチ装置。
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