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JP2016136295A - デジタルサイネージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、視聴者が希望するコンテンツを表示することが可能なデジタルサイネージシステムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係るデジタルサイネージシステム100は、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、プレイリストの再生時刻を定めたスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部と、表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、ユーザ操作に従い複数のプレイリストの中から1つのプレイリストを選択するプレイリスト選択部と、を備え、スケジュール作成部は、プレイリスト選択部が選択したプレイリストに基づきスケジュールデータを更新する、デジタルサイネージシステム。
【選択図】図1

Description

この発明は、広告やサービス情報等を配信する配信サーバとそれらを表示する表示端末とを含むデジタルサイネージシステムに関する。
近年、店舗等で、製品広告やサービスを表示端末に表示するPOP(Point of Purchase)装置や、公共の場所等で、企業広告や製品広告を表示装置に表示する電子看板が急速に普及している。これらは総じてデジタルサイネージと呼ばれ、顧客に対する販促効果を高めている。
従来のデジタルサイネージの再生方法として、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)やDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーなどの再生端末を用いてメモリーカード等の記憶媒体に記憶したコンテンツを繰り返し再生する方法(特許文献1参照)と、ネットワークを介して配信サーバからコンテンツを配信する方法(特許文献2,3参照)とがある。
再生端末及び記憶媒体を用いる場合は、これらをTVやPCのディスプレイ等の既存の表示端末に接続するだけで再生が可能であるため、特別のシステム、アプリケーション又は知識は必要なく、簡単にデジタルサイネージシステムを実現できる。しかし、再生可能なコンテンツが記憶媒体に記憶されたものに限定され、またコンテンツの更新のためには、コンテンツの再生を一旦停止しなければならないという欠点がある。
一方、配信サーバを用いる場合、時間帯又は曜日に応じて再生コンテンツを適宜変更することが出来るため、スケジュール管理の利便性が高い。
特開2001−100683号公報 特開2007−174611号公報 特開2010−086232号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜3に記載のデジタルサイネージシステムは、いずれも情報提供者が表示させたいコンテンツを一方的に表示するものであり、視聴者が見たい内容と必ずしも適合しているとは限らない。
また、複数のコンテンツをプレイリスト化して繰り返し表示を行う場合、各コンテンツは一定周期で表示される。そのため、プレイリストに含まれるコンテンツの中に視聴者が興味を持つものがあったとしても、そのコンテンツの再生が終わって次のコンテンツに表示が遷移すると、視聴者は再び所望のコンテンツが表示されるまで表示端末の前で待たなければならなかった。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、視聴者が希望するコンテンツを表示することが可能なデジタルサイネージシステムの提供を目的とする。
本発明の第1のデジタルサイネージシステムは、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、プレイリストの再生時刻を定めるスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部と、表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、ユーザ操作に従い複数のプレイリストの中から1つのプレイリストを第1選択プレイリストとして選択するプレイリスト選択部と、を備え、スケジュール作成部は、第1選択プレイリストに基づきスケジュールデータを更新する。
本発明の第2のデジタルサイネージシステムは、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、プレイリストの再生時刻を定めるスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部と、表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、ユーザ操作に従い、表示中のコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、を備え、プレイリスト作成部は、コンテンツ選択部が選択した複数のコンテンツのプレイリストを第2選択プレイリストとして作成する。
本発明の第1のデジタルサイネージシステムは、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、プレイリストの再生時刻を定めるスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部と、表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、ユーザ操作に従い複数のプレイリストの中から1つのプレイリストを第1選択プレイリストとして選択するプレイリスト選択部と、を備え、スケジュール作成部は、第1選択プレイリストに基づきスケジュールデータを更新する。従って、表示端末に対する操作で選択したプレイリストが表示されるため、視聴者が視聴したいコンテンツを選択できるデジタルサイネージシステムとなる。
本発明の第2のデジタルサイネージシステムは、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、プレイリストの再生時刻を定めるスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部と、表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、ユーザ操作に従い、表示中のコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、を備え、プレイリスト作成部は、コンテンツ選択部が選択した複数のコンテンツのプレイリストを第2選択プレイリストとして作成する。従って、表示端末に対する操作に基づき選択したコンテンツからプレイリストが作成されるので、視聴者が自身で視聴したいプレイリストを作成することができ、視聴者が視聴したいコンテンツを選択できるデジタルサイネージシステムとなる。
実施の形態1に係るデジタルサイネージシステムの構成を示すブロック図である。 デジタルサイネージシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。 デジタルサイネージシステムのコンテンツ再生動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るデジタルサイネージシステムのプレイリスト選択動作を示すフローチャートである。 ユーザによるプレイリストの選択操作を説明する図である。 実施の形態2に係るデジタルサイネージシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るデジタルサイネージシステムのコンテンツ選択動作を示すフローチャートである。 ユーザによるコンテンツの選択操作を説明する図である。 実施の形態3に係るデジタルサイネージシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るデジタルサイネージシステムのお気に入りプレイリスト作成動作を示すフローチャートである。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
まず、図1を用いて本発明の実施の形態1に係るデジタルサイネージシステム101の構成を説明する。図1は、デジタルサイネージシステム101の構成を示すブロック図である。デジタルサイネージシステム101は、配信サーバ1及び表示端末2を備えている。
配信サーバ1は、操作部3、プレイリスト作成部4、プレイリスト一覧作成部5、画面レイアウト作成部6、スケジュール作成部7、データ保存部9、通信部10及び制御部11を備えている。操作部3は、ユーザインタフェース(入力インタフェース)である。
プレイリスト作成部4は、複数コンテンツの再生順番リストであるプレイリストを作成する。プレイリストの作成方法は複数あり、プレイリスト作成部4は、操作部3に対するユーザ操作に基づきプレイリストを作成する手動作成機能を備えている。
プレイリスト一覧作成部5は、プレイリスト作成部4が作成した複数のプレイリストのプレイリスト名をXML形式にデータ化してプレイリスト一覧を作成し、通信部10を介して表示端末2へプレイリスト一覧を配信する。
画面レイアウト作成部6は、プレイリストのコンテンツが表示部17の画面上のどこに配置されるかを示す画面レイアウトを作成する。画面レイアウトデータは、画面レイアウトとプレイリストとを紐付けたものである。
スケジュール作成部7は、プレイリストの放映時刻を定めてプレイリストのスケジュールを作成する。スケジュールデータは、再生時刻と画面レイアウトデータとを紐付けたものである。すなわち、各時刻において再生される画面レイアウトと、当該画面レイアウトで表示されるプレイリストとを示すものである。さらに、スケジュール作成部7は、操作部3に対するユーザ操作に基づき、各放映時刻におけるプレイリストの選択可否情報を定める。プレイリストの選択可否情報とは、プレイリスト選択部13によるプレイリスト選択動作が可能か否かを示す情報である。選択可否情報は選択不可フラグと選択可フラグとを含み、選択不可フラグが設定された時刻には、プレイリスト選択動作が制限され、選択可フラグが設定された時刻には、プレイリスト選択動作が可能となる。さらに、スケジュール作成部7は、プレイリスト選択部13によるプレイリスト選択操作があった場合に、選択されたプレイリストに基づきスケジュールデータの更新を行う。
データ保存部9は、コンテンツ、プレイリスト、画面レイアウトデータ、スケジュールデータや表示端末2から受信したデータを保存する。通信部10は、通信インタフェースであり、スケジュールデータ、画面レイアウトデータ、プレイリスト、プレイリスト一覧及びコンテンツを表示端末2へ配信し、プレイリスト選択データを表示端末2から受信する。制御部11は、ユーザ操作又はデータの受信に基づき、各構成要素を制御する。
表示端末2は、操作部12、プレイリスト選択部13、再生部16、表示部17、通信部18、データ保存部19及び制御部20を備えている。操作部12は、ユーザインタフェース(入力インタフェース)デバイスであり、例えばタッチパネル、物理スイッチ又はヒューマンインタフェースデバイス(Human Interface Device:HID)等により構成される。
プレイリスト選択部13は、通信部18が受信したプレイリスト一覧の中から再生したいプレイリストを選択する。具体的には、プレイリスト一覧データに基づき表示端末2の表示部17にプレイリスト一覧が表示され、操作部12を通じたユーザ操作に基づき、当該プレイリスト一覧からユーザが指定するプレイリストを選択する。但し、プレイリスト選択部13は、ユーザ操作を受けた時刻がスケジュール作成部7により選択可フラグが設定された時刻でなければ、選択動作を行わない。
再生部16は、コンテンツの再生を行う。表示部17は、再生部16から送信されるデータを表示する。通信部18は、通信インタフェースであり、スケジュールデータ、画面レイアウトデータ、プレイリスト、コンテンツ及びプレイリスト一覧を配信サーバ1から受信する。データ保存部19は、配信サーバ1から送信されたコンテンツを含むデータを保存する。制御部20は、ユーザ操作又はデータの受信に基づき、各構成要素を制御する。
次に、デジタルサイネージシステム101のハードウェア構成について説明する。図2は、デジタルサイネージシステム101のハードウェア構成を示すブロック図である。デジタルサイネージシステム101において、配信サーバ1は、通信インタフェース、入力インタフェース、プロセッサ及びメモリで構成される。そして、表示端末2は、通信インタフェース、入力インタフェース、プロセッサ、メモリ及びディスプレイによって構成される。配信サーバ1において、プレイリスト作成部4、プレイリスト一覧作成部5、画面レイアウト作成部6、スケジュール作成部7及び制御部11は、例えば図2のプロセッサがメモリ等に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサの機能として実現される。ただし、これらは、例えば複数のプロセッサが連携して実現されてもよい。また、データ保存部9はHDD(Hard Disk Drive)等のメモリとして構成される。
また、表示端末2において、プレイリスト選択部13、再生部16及び制御部20は、例えば図2のプロセッサがメモリ等に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサの機能として実現される。ただし、これらは、例えば複数のプロセッサが連携して実現されてもよい。また、データ保存部9はHDD等のメモリとして構成される。
<A−2.コンテンツの再生>
次に、図3を用いてデジタルサイネージシステム101におけるコンテンツの再生動作を説明する。図3は、デジタルサイネージシステム101におけるコンテンツの再生動作を示すフローチャートである。
なお、後述するプレイリスト、プレイリスト一覧、画面レイアウトデータ、スケジュールデータ及びプレイリスト選択データの各データ形式にはHTML形式、XML形式又はSMIL形式等が挙げられるが、これらに限らない。また、それらのデータの配信プロトコルとしてHTTP等が挙げられるが、これに限らない。
また、それらのデータの配信方式として、配信サーバ1(表示端末2)から表示端末2(配信サーバ1)へプッシュする方式、もしくは表示端末2(配信サーバ1)が配信サーバ1(表示端末2)からプルする方式が考えられるが、とちらでも良い。前者の場合、即時更新が可能であるが、用いる配信プロトコルや接続環境により、表示端末2にも固定グローバルIPアドレスが必要になる等システムコストが増大するという問題がある。
後者の場合は、表示端末2に固定グローバルIPアドレスが不要で、システムコストが抑えられるが、更新タイミングは表示端末2のアクセス間隔に依存し、即時更新ができないという問題がある。
まず、ユーザが静止画コンテンツ、または動画コンテンツを配信サーバ1へ登録すると(ステップS100)、登録されたコンテンツがデータ保存部9へ保存される。
その後、プレイリスト作成部4は、ユーザ操作により、ステップS100で配信サーバ1に登録された静止画コンテンツ又は動画コンテンツを用いてプレイリストを作成する(ステップS101)。
次に、プレイリスト一覧作成部5が、ステップS101で作成されたプレイリストからプレイリストの一覧を作成する(ステップS102)。
その後、通信部10は、ステップS102で作成されたプレイリスト一覧を、表示端末2へ送信する(ステップS103)。
次に、画面レイアウト作成部6は、ユーザ操作により、画面レイアウトを作成し(ステップS104)、その各エリアにステップS101で作成したプレイリストを紐付けする。ここでは1画面に1エリアのみ存在する場合で説明するが、これに限らない。
そして、スケジュール作成部7は、ユーザ操作により、ステップS104で作成したプレイリストが紐付けされた画面レイアウトに放映時刻を設定することにより、スケジュールを作成する(ステップS105)。また、スケジュール作成部7は、スケジュールを設定した時刻に、プレイリスト選択部13において操作部12に対するユーザ操作に基づきプレイリストを変更することが出来ないよう、変更不可フラグを当該時刻に設定する。
次に、通信部10は、ステップS105で作成したスケジュールのデータ(スケジュールデータ)を表示端末2へ送信する(ステップS106)。
表示端末2が配信サーバ1からスケジュールデータを受信すると、表示端末2の通信部18は、スケジュールデータに記載されている画面レイアウトのデータ(画面レイアウトデータ)を配信サーバ1へ要求し(ステップS107)、配信サーバ1からダウンロードする(ステップS108)。
さらに、通信部18は、ステップS108でダウンロードした画面レイアウトデータに記載されているプレイリストを配信サーバ1へ要求し(ステップS109)、配信サーバ1からダウンロードする(ステップS110)。
さらに、通信部18は、ステップS110でダウンロードしたプレイリストに記載されているコンテンツを配信サーバ1へ要求し(ステップS111)、配信サーバ1からダウンロードする(ステップS112)。
ステップS106、S108、S110、S112で表示端末2が取得したスケジュールデータ、画面レイアウトデータ、プレイリスト及びコンテンツは、データ保存部19に保存される。再生部16は、データ保存部19に保存されたそれらのデータに従い、放映時刻に合わせてコンテンツ再生を開始する(ステップS113)。
<A−3.プレイリストの選択>
次に、図4及び図5を用いてプレイリストの選択動作を説明する。図4は、デジタルサイネージシステム101におけるプレイリストの選択動作を示すフローチャートであり、図5は、ユーザによるプレイリストの選択操作を説明する図である。
表示端末2でコンテンツを再生中に、ユーザが表示端末2の操作部12からプレイリスト一覧の表示操作を行うと、プレイリスト一覧が表示部17に表示される(ステップS200)。但し、プレイリスト一覧の表示操作が行われた時刻に変更可能フラグが設定されている場合に限る。変更不可フラグが設定された時刻である場合には、プレイリスト一覧の表示操作は行われない。ここで表示するプレイリスト一覧は、図3のステップS103で受信したものである。図5では、操作部12をリモートコントローラーとして示している。プレイリスト一覧の表示操作は、例えばリモートコントローラーの特定のボタンを押すことにより行われる。
次に、プレイリスト選択部13は、ユーザ操作に従い、表示中のプレイリスト一覧からプレイリストを選択する(ステップS201)。具体的には、図5に示すようにユーザが表示端末2のリモートコントローラーを操作してプレイリストA,B,C,Dの中から所望のプレイリストを指定する。そして、指定されたプレイリストをプレイリスト選択部13が選択する。ここで選択したプレイリストを第1選択プレイリストと呼ぶ。
そして、通信部18は、第1選択プレイリストを示すデータ(プレイリスト選択データ)を配信サーバ1へ送信する(ステップS202)。
配信サーバ1は表示端末2からプレイリスト選択データを受信すると、画面レイアウト作成部6において、プレイリスト選択データに基づき画面レイアウトデータを更新する(ステップS203)。具体的には、現在再生中の画面レイアウトに紐付けられたプレイリストを第1選択プレイリストに変更する。
そして、スケジュール作成部7がスケジュールデータを更新する(ステップS204)。具体的には、現在時刻のスケジュールデータを、ステップS203で更新した画面レイアウトデータに変更する。すなわち、現在時刻を再生時刻とするプレイリストが第1選択プレイリストとなる。
その後、通信部10は、ステップS204で更新したスケジュールデータを表示端末2へ送信する(ステップS205)。
その後のステップS206からステップS211は、図3のステップS107からステップS112と同様である。これらのステップを経て、ステップS204で更新されたスケジュールデータに従ってプレイリストが再生される(ステップS212)。
<A−4.変形例>
図1では、再生部16及び表示部17を表示端末2の内部構成として示したが、これらを表示端末2の外部構成としても良い。
また、プレイリスト、画面レイアウトデータ及びスケジュールデータは別のデータファイルとしていたが、1つのデータファイルに全ての情報を含んでもよい。
以上の説明では、配信サーバ1におけるプレイリスト作成部4、プレイリスト一覧作成部5、画面レイアウト作成部6、スケジュール作成部7及び制御部11は、図2のプロセッサがメモリ等に記憶されたソフトウェアプログラムに従って動作することにより実現された。しかしこれに代えて、プレイリスト作成部4、プレイリスト一覧作成部5、画面レイアウト作成部6、スケジュール作成部7及び制御部11は、当該動作をハードウェアの電気回路で実現する信号処理回路により実現されてもよい。また、表示端末2におけるプレイリスト選択部13、コンテンツ選択部14、再生部16及び制御部20についても同様である。また、ソフトウェアとハードウェアとを合わせた概念として、「部」という語に代えて「処理回路」という語を用いることもできる。
<A−5.効果>
実施の形態1に係るデジタルサイネージシステム101は、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部4と、プレイリストの再生時刻を定めるスケジュールデータを作成するスケジュール作成部7と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部16と、表示端末2に対するユーザ操作を受け付ける操作部12と、ユーザ操作に従い複数のプレイリストの中から1つのプレイリストを第1選択プレイリストとして選択するプレイリスト選択部13と、を備える。そして、スケジュール作成部7は、第1選択プレイリストに基づきスケジュールを更新する。従って、表示端末2に対する操作により選択したプレイリストを選択することが出来るので、視聴者が視聴したいコンテンツを選択できるデジタルサイネージシステムとなる。
また、スケジュール作成部7は、スケジュールデータにおいて再生時刻が現在時刻に定められるプレイリストを第1選択プレイリストに更新し、再生部16は、第1選択プレイリストを現在時刻に再生するので、ユーザが選択した第1選択プレイリストをリアルタイムに再生することができる。
また、デジタルサイネージシステム101は、表示端末2の表示画面におけるコンテンツの配置である画面レイアウトにプレイリストを紐付けた画面レイアウトデータを作成する画面レイアウト作成部6をさらに備え、スケジュールデータは、画面レイアウトデータとプレイリストの再生時刻とを紐付けたデータであり、画面レイアウト作成部6は、第1選択プレイリストに基づき画面レイアウトデータを更新し、スケジュール作成部7は、画面レイアウト作成部6が更新した画面レイアウトデータに基づきスケジュールデータを更新する。従って、表示端末2側の操作で、ユーザが選択した第1選択プレイリストを表示することができる。
また、画面レイアウト作成部6は、画面レイアウトにおける一つの画面に第1選択プレイリストを紐付けることにより画面レイアウトデータの更新を行うので、ユーザが選択した第1選択プレイリストを表示することができる。
また、スケジュール作成部7は、時刻ごとに画面レイアウトデータに紐付けされたプレイリストの選択可否を定める。そして、プレイリスト選択部13は、スケジュール作成部7で更新する第1選択プレイリストの再生時刻が、スケジュール作成部7が選択可と定めた時刻になる場合にのみ、第1選択プレイリストを選択する。従って、デジタルサイネージシステムの管理者が、所定の時刻に必ず表示したいコンテンツがある場合、当該時刻におけるプレイリストの選択を不可と定めることにより、表示端末2側の操作で表示するプレイリストが変更されることを防ぐことができる。
また、デジタルサイネージシステム101は、複数のプレイリストの一覧を作成するプレイリスト一覧作成部5を備え、プレイリスト選択部13は、表示端末2の表示画面に表示されたプレイリスト一覧からヒューマンインタフェースデバイスでプレイリストを選択する操作に従い、第1選択プレイリストを選択する。従って、デジタルサイネージシステム101の視聴者は、容易にプレイリストを選択することが出来る。
<B.実施の形態2>
<B−1.構成>
図6を用いて本発明の実施の形態2に係るデジタルサイネージシステム102の構成を説明する。図6は、デジタルサイネージシステム102の構成を示すブロック図である。デジタルサイネージシステム102は、配信サーバ1及び表示端末2Aを備えている。以下、実施の形態1のデジタルサイネージシステム101と異なる部分についてのみ説明する。
表示端末2Aは、実施の形態1に係るデジタルサイネージシステム101の表示端末2の構成に加えて、コンテンツ選択部14を備えている。それ以外の構成は表示端末2と同様である。なお、表示端末2Aは、表示端末2のプレイリスト選択部13に代えてコンテンツ選択部14を備えていても良いが、この場合プレイリスト一覧からプレイリストの選択は出来ない。
コンテンツ選択部14は、操作部12を通じたユーザ操作に基づき、現在再生中のプレイリストの中からコンテンツを選択する。但し、コンテンツ選択部14がコンテンツ選択可能な時刻は、スケジュール作成部7により定められる。すなわち、スケジュール作成部7は、操作部3に対するユーザ操作に基づき、各放映時刻にコンテンツの選択可否情報を定めている。コンテンツの選択可否情報とは、コンテンツ選択部14によるコンテンツ選択動作が可能か否かを示す情報である。選択可否情報は選択不可フラグと選択可フラグとを含み、選択不可フラグが設定された時刻にはコンテンツ選択動作が制限され、選択可フラグが設定された時刻にはコンテンツ選択動作が可能となる。なお、コンテンツの選択可否情報は実施の形態1で説明したプレイリストの選択可否情報と同じでも異なっていてもよい。
プレイリスト作成部4は、コンテンツ選択部14が選択したコンテンツに基づきプレイリストを作成する選択プレイリスト自動作成機能を備えている。
また、スケジュール作成部7は、コンテンツ選択部14によるコンテンツ選択操作があった場合に、選択されたコンテンツに基づきスケジュールの更新を行う。
コンテンツ選択部14は、図2のプロセッサがメモリ等に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサの機能として実現される。ただし、これらは、例えば複数のプロセッサが連携して実現されてもよい。
<B−2.コンテンツ選択>
次に、図7及び図8を用いてデジタルサイネージシステム102のコンテンツ選択動作を説明する。図7は、デジタルサイネージシステム102のコンテンツ選択動作を示すフローチャートであり、図8は、ユーザによるコンテンツの選択操作を説明する図である。
なお、後述するコンテンツ選択データのデータ形式にはHTML形式、XML形式又はSMIL形式等が挙げられるが、これらに限らない。また、コンテンツ選択データの配信プロトコルとしてHTTP等が挙げられるが、これに限らない。また、コンテンツ選択データの配信方式は実施の形態1で説明したプレイリスト等の配信方式と同様である。
図3で示したフローチャートに従い再生部16がコンテンツを再生中に、ユーザが表示端末2の操作部12からコンテンツの選択操作を行うと、当該操作に従いコンテンツ選択部14がコンテンツを選択する(ステップS300)。具体的には、コンテンツの再生中にユーザがリモートコントローラーの特定のボタンを押すと、図8に示すような案内表示が表示部17で行われ、この案内に従いリモートコントローラーのボタンを操作することで、現在表示中のコンテンツの選択操作が行われる。こうして、コンテンツ選択部14は現在再生中のプレイリストに含まれる所望の静止画コンテンツ又は動画コンテンツを選択する。なお、図8では、操作部12をリモートコントローラーとして示している。
しかし、コンテンツの選択操作が行われた時刻に変更不可フラグが設定されていれば、図8に示すような案内表示は行われず、コンテンツの選択は行われない。
コンテンツが選択されると、通信部18は、選択されたコンテンツを示すデータ(コンテンツ選択データ)を配信サーバ1へ送信する(ステップS301)。
すると、プレイリスト作成部4は、コンテンツ選択データに基づき、ステップS300でコンテンツ選択部14が選択したコンテンツからなるプレイリスト(以下、「第2選択プレイリスト」と呼ぶ)を作成する(ステップS302)。
次に、プレイリスト一覧作成部5が、これまでのプレイリスト一覧に第2選択プレイリストを加えてプレイリスト一覧を更新する(ステップS303)。更新したプレイリスト一覧は、通信部10により表示端末2へ送信される(ステップS304)。従って、第2選択プレイリストは、図4のステップS201に従って、表示端末2Aに対する操作により選択プレイリストを再生したいプレイリストとして選択し、任意の時刻に再生することも可能である。
次に、画面レイアウト作成部6が画面レイアウトデータを更新する(ステップS305)。具体的には、2画面レイアウトを作成し、一方の画面には現在再生中のプレイリストを、他方の画面には第2選択プレイリストを、それぞれ紐付けする。
次に、スケジュール作成部7がスケジュールを更新する(ステップS306)。具体的には、現在時刻のスケジュールデータを、ステップS305で更新した画面レイアウトデータに変更する。その後、ステップS307からステップS313までのプロセスを経て、ステップS306で更新したスケジュールに沿ってコンテンツが再生される(ステップS314)。ステップS307からステップS314は、図3のステップS106からステップS113と同様である。こうして、従前どおりのプレイリストに加えて第2選択プレイリストが1画面内で表示される。このような表示を行うことにより、第2選択プレイリストに含めるコンテンツを随時追加することが出来る。
<B−3.効果>
実施の形態2に係るデジタルサイネージシステム102は、複数のコンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部4と、プレイリストの再生時刻を定めたスケジュールデータを作成するスケジュール作成部7と、スケジュールデータに従いプレイリストを再生する再生部16と、表示端末2に対するユーザ操作を受け付ける操作部12と、ユーザ操作に従い、表示中のコンテンツを選択するコンテンツ選択部14と、を備え、プレイリスト作成部4は、コンテンツ選択部14が選択した複数のコンテンツのプレイリストを第2選択プレイリストとして作成する。従って、表示端末2に対する操作により視聴者が自身で視聴したいプレイリストを作成することができる。
また、スケジュール作成部7は、第2選択プレイリストに基づきスケジュールデータを更新するので、表示端末2側の操作で作成したプレイリストが再生される。
また、スケジュール作成部7は、スケジュールデータにおいて再生時刻が現在時刻に定められるプレイリストを第2選択プレイリストに更新し、再生部16は第2選択プレイリストを現在時刻に再生するので、表示端末2側の操作で作成したプレイリストをリアルタイムに再生することができる。
また、デジタルサイネージシステム102は、表示端末の表示画面におけるコンテンツの配置である画面レイアウトにプレイリストを紐付けた画面レイアウトデータを作成する画面レイアウト作成部6を備え、スケジュールデータは、画面レイアウトデータとプレイリストの再生時刻とを紐付けたデータであり、画面レイアウト作成部6は、第2選択プレイリストに基づき画面レイアウトデータを更新し、スケジュール作成部7は、画面レイアウト作成部6が更新した画面レイアウトデータに基づきスケジュールデータを更新する。従って、表示端末2側の操作で、ユーザが選択したコンテンツを含む第2選択プレイリストを表示することが可能である。
また、画面レイアウト作成部6は、2画面の画面レイアウトにおける一方の画面に現在再生中の前記プレイリストを、他方の画面に第2選択プレイリストを紐付けることにより画面レイアウトデータの更新を行う。従って、第2選択プレイリストと従来のプレイリストが同時に再生されるため、第2選択プレイリストに含めるコンテンツを随時追加することが出来る。
また、スケジュール作成部7は、時刻ごとにコンテンツの選択可否を定める。そして、コンテンツ選択部14は、スケジュール作成部7で更新する再生時刻が、スケジュール作成部7が選択可と定めた時刻になる場合にのみ、コンテンツを選択する。従って、デジタルサイネージシステムの管理者が、所定の時刻に必ず表示したいコンテンツがある場合、当該時刻におけるコンテンツの選択を不可と定めることにより、表示端末2側の操作で表示するコンテンツが変更されることを防ぐことができる。
<C.実施の形態3>
<C−1.構成>
図9を用いて本発明の実施の形態3に係るデジタルサイネージシステム103の構成を説明する。図9は、デジタルサイネージシステム103の構成を示すブロック図である。デジタルサイネージシステム103は、配信サーバ1B及び表示端末2Bを備えている。
配信サーバ1Bは、実施の形態2に係るデジタルサイネージシステム102の配信サーバ1の構成に加えて、再生履歴統計処理部8を備えている。また、表示端末2Bは、実施の形態2に係るデジタルサイネージシステム102の表示端末2Aの構成に加えて、再生履歴作成部15を備えている。
再生履歴作成部15は、コンテンツの再生履歴情報を作成する。再生履歴情報は、通信部18により配信サーバ1Bへ配信される。
再生履歴統計処理部8は、表示端末2からコンテンツ選択データ及び再生履歴情報を取得し、これらに基づき統計処理を行う。
プレイリスト作成部4は、再生履歴統計処理部8の処理結果に基づきお気に入りプレイリストを作成するお気に入りプレイリスト自動作成機能を備えている。
再生履歴統計処理部8及び再生履歴作成部15は、例えば図2のプロセッサがメモリ等に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサの機能として実現さただし、これらは、例えば複数のプロセッサが連携して実現されてもよい。
<C−2.お気に入りプレイリスト作成>
次に、図10を用いてデジタルサイネージシステム102におけるお気に入りプレイリストの作成動作を説明する。図10は、デジタルサイネージシステム102におけるお気に入りプレイリストの作成動作を示すフローチャートである。
なお、再生履歴情報のデータ形式にはHTML形式、XML形式又はSMIL形式等が挙げられるが、これらに限らない。また、再生履歴情報のデータの配信プロトコルとしてHTTP等が挙げられるが、これに限らない。また、再生履歴情報のデータの配信方式は実施の形態1で説明したプレイリスト等の配信方式と同様である。
図3で示したフローチャートに従い再生部16がコンテンツを再生中に、再生履歴作成部15はコンテンツ再生結果に基づき再生履歴情報を作成する(ステップS400)。再生履歴情報は、再生日時と再生されたコンテンツとが紐づけられた情報である。ここで作成した再生履歴情報は、通信部18により配信サーバ1へ送信される(ステップS401)。
次に、ユーザが表示端末2Bの操作部12からコンテンツの選択操作を行うと、当該操作に従いコンテンツ選択部14がコンテンツを選択する(ステップS402)。コンテンツの選択操作は、実施の形態2において図8を用いて説明したものと同様である。なお、コンテンツが選択されると、当該コンテンツに基づき第2選択プレイリストが作成され、再生されるが、この動作は実施の形態2において図7のフローチャートに沿って説明したとおりであるため、ここでは説明しない。
コンテンツが選択されると、通信部18は、選択されたコンテンツを示すデータ(コンテンツ選択データ)を配信サーバ1へ送信する(ステップS403)。
配信サーバ1はコンテンツ選択データを受信すると、再生履歴統計処理部8が再生履歴の統計処理を行う(ステップS404)。すなわち、当該コンテンツ選択データとステップS401で受信した再生履歴情報とに基づき、ユーザにより選択されて再生が行われたコンテンツの再生回数をカウントする。
そして、プレイリスト作成部4は、ステップS404でのカウント結果に基づきお気に入りプレイリストを作成する(ステップS405)。お気に入りプレイリストは、例えば、ユーザにより選択されて再生された回数が高い順に10個のコンテンツを含む。
次に、プレイリスト一覧作成部5が、これまでのプレイリスト一覧にお気に入りプレイリストを加えてプレイリスト一覧を更新する(ステップS406)。更新したプレイリスト一覧は、通信部10により表示端末2へ送信される(ステップS407)。従って、お気に入りプレイリストは、実施の形態1の図4で説明した同様のステップで、表示端末2Bに対する操作により選択され、任意の時刻に再生することが可能である。
<C−3.効果>
実施の形態3に係るデジタルサイネージシステム103は、実施の形態2に係るデジタルサイネージシステム102の構成に加えて、再生部の再生履歴を作成する再生履歴作成部15と、再生履歴とコンテンツ選択部14の選択結果とに基づき、各コンテンツのコンテンツ選択部14による選択回数をカウントする再生履歴統計処理部8(統計処理部)と、をさらに備え、プレイリスト作成部4は、再生履歴統計処理部8のカウント結果に基づきプレイリストを作成する。従って、コンテンツを選択して再生した回数に基づきお気に入りプレイリストが作成されるので、視聴者の嗜好に適したプレイリストを自動的に作成することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1,1B 配信サーバ、2,2A,2B 表示端末、3,12 操作部、4 プレイリスト作成部、5 プレイリスト一覧作成部、6 画面レイアウト作成部、7 スケジュール作成部、8 再生履歴統計処理部、9,19 データ保存部、10,18 通信部、11,20 制御部、13 プレイリスト選択部、14 コンテンツ選択部、15 再生履歴作成部、16 再生部、17 表示部、101,102,103 デジタルサイネージシステム。

Claims (13)

  1. コンテンツを表示端末に表示するデジタルサイネージシステムであって、
    複数の前記コンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、
    前記プレイリストの再生時刻を定めるスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、
    前記スケジュールデータに従い前記プレイリストを再生する再生部と、
    前記表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、
    前記ユーザ操作に従い複数の前記プレイリストの中から1つの前記プレイリストを第1選択プレイリストとして選択するプレイリスト選択部と、を備え、
    前記スケジュール作成部は、前記第1選択プレイリストに基づき前記スケジュールデータを更新する、
    デジタルサイネージシステム。
  2. 前記スケジュール作成部は、前記スケジュールデータにおいて再生時刻が現在時刻に定められる前記プレイリストを前記第1選択プレイリストに更新し、
    前記再生部は、前記第1選択プレイリストを現在時刻に再生する、
    請求項1に記載のデジタルサイネージシステム。
  3. 前記表示端末の表示画面における前記コンテンツの配置である画面レイアウトに前記プレイリストを紐付けた画面レイアウトデータを作成する画面レイアウト作成部をさらに備え、
    前記スケジュールデータは、前記画面レイアウトデータと前記プレイリストの再生時刻とを紐付けたデータであり、
    前記画面レイアウト作成部は、前記第1選択プレイリストに基づき前記画面レイアウトデータを更新し、
    前記スケジュール作成部は、前記画面レイアウト作成部が更新した前記画面レイアウトデータに基づき前記スケジュールデータを更新する、
    請求項2に記載のデジタルサイネージシステム。
  4. 前記画面レイアウト作成部は、画面レイアウトにおける一つの画面に前記第1選択プレイリストを紐付けることにより前記画面レイアウトデータの更新を行う、
    請求項3に記載のデジタルサイネージシステム。
  5. 前記スケジュール作成部は、時刻ごとに前記プレイリストの選択可否を定め、
    前記プレイリスト選択部は、前記スケジュール作成部で更新する前記第1選択プレイリストの再生時刻が、前記スケジュール作成部が選択可と定めた時刻になる場合にのみ、前記第1選択プレイリストを選択する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載のデジタルサイネージシステム。
  6. 複数の前記プレイリストの一覧を作成するプレイリスト一覧作成部をさらに備え、
    前記プレイリスト選択部は、前記表示端末の表示画面に表示された前記プレイリスト一覧からヒューマンインタフェースデバイスで前記プレイリストを選択する操作に従い、前記第1選択プレイリストを選択する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のデジタルサイネージシステム。
  7. コンテンツを表示端末に表示するデジタルサイネージシステムであって、
    複数の前記コンテンツの再生順番であるプレイリストを複数作成するプレイリスト作成部と、
    前記プレイリストの再生時刻を定めたスケジュールデータを作成するスケジュール作成部と、
    前記スケジュールデータに従い前記プレイリストを再生する再生部と、
    前記表示端末に対するユーザ操作を受け付ける操作部と、
    前記ユーザ操作に従い、表示中の前記コンテンツを選択するコンテンツ選択部と、を備え、
    前記プレイリスト作成部は、前記コンテンツ選択部が選択した複数の前記コンテンツの前記プレイリストを第2選択プレイリストとして作成する、
    デジタルサイネージシステム。
  8. 前記スケジュール作成部は、前記第2選択プレイリストに基づき前記スケジュールデータを更新する、
    請求項7に記載のデジタルサイネージシステム。
  9. 前記スケジュール作成部は、前記スケジュールデータにおいて再生時刻が現在時刻に定められる前記プレイリストを、前記第2選択プレイリストに更新し、
    前記再生部は、前記第2選択プレイリストを現在時刻に再生する、
    請求項8に記載のデジタルサイネージシステム。
  10. 前記表示端末の表示画面における前記コンテンツの配置である画面レイアウトに前記プレイリストを紐付けた画面レイアウトデータを作成する画面レイアウト作成部をさらに備え、
    前記スケジュールデータは、前記画面レイアウトデータと前記プレイリストの再生時刻とを紐付けたデータであり、
    前記画面レイアウト作成部は、前記第2選択プレイリストに基づき前記画面レイアウトデータを更新し、
    前記スケジュール作成部は、前記画面レイアウト作成部が更新した前記画面レイアウトデータに基づき前記スケジュールデータを更新する、
    請求項9に記載のデジタルサイネージシステム。
  11. 前記画面レイアウト作成部は、2画面の画面レイアウトにおける一方の画面に現在再生中の前記プレイリストを、他方の画面に前記第2選択プレイリストを紐付けることにより前記画面レイアウトデータの更新を行う、
    請求項10に記載のデジタルサイネージシステム。
  12. 前記スケジュール作成部は、時刻ごとにコンテンツの選択可否を定め、
    前記コンテンツ選択部は、前記スケジュール作成部で更新する再生時刻が、前記スケジュール作成部が選択可と定めた時刻になる場合にのみ、前記コンテンツを選択する、
    請求項7から11のいずれか1項に記載のデジタルサイネージシステム。
  13. 前記再生部の再生履歴を作成する再生履歴作成部と、
    前記再生履歴と前記コンテンツ選択部の選択結果とに基づき、各コンテンツの前記コンテンツ選択部による選択回数をカウントする統計処理部と、をさらに備え、
    前記プレイリスト作成部は、前記統計処理部のカウント結果に基づきプレイリストを作成する、
    請求項7から12のいずれか1項に記載のデジタルサイネージシステム。
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