JP2015139689A - コップ掛け付き歯ブラシ差し - Google Patents
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Abstract
【課題】歯ブラシを差し込んだときの宙吊り状態で安定的に保管でき、歯ブラシ使用者専用コップで歯ブラシ頭部を覆い、コップ内の水分を自然落下及び自然乾燥させる。
【解決手段】連結板2の上面に取付板3とコップ係止板4を立設し、連結板2の正面端縁には2本の歯ブラシ係止棒5、5を正面方の前傾させて正面視がV状に配設している。2本の歯ブラシ係止棒5、5は、下部の角柱上部7と外傾し角部を有しない一面状部8とを連続的に設け、歯ブラシの頭部を歯ブラシ係止棒5の2箇所で支持するようにしている。
【選択図】図1
【解決手段】連結板2の上面に取付板3とコップ係止板4を立設し、連結板2の正面端縁には2本の歯ブラシ係止棒5、5を正面方の前傾させて正面視がV状に配設している。2本の歯ブラシ係止棒5、5は、下部の角柱上部7と外傾し角部を有しない一面状部8とを連続的に設け、歯ブラシの頭部を歯ブラシ係止棒5の2箇所で支持するようにしている。
【選択図】図1
Description
本願発明はコップ掛け付き歯ブラシ差しに関し、詳しくは歯ブラシの首の太さや取っ手の形状や太さとは無関係に歯ブラシを宙吊り状態で安定的に吊下げ、コップは歯ブラシの頭部を覆って保管することのできるコップ掛け付き歯ブラシ差しに関する。
コップと歯ブラシの双方を保管するものとしては、上下平行な横長複線材の左右両端部に円形状に巻曲した異径の環部を上下に設け、該上下対となる環部に歯磨きチューブを縦置き可能にし、上下2本の線材間には壁面に取り付けるための吸盤を取り付け、上下2本の線材のうちの何れかに、コップ掛けや、線材を同一高さ位置に於いて正面方に突き出して蛇行彎曲或は屈曲させた歯ブラシ差しをフック状に引っ掛けて組み付けるようにした線材歯磨きセット棚が提案されている(例えば、特許文献1又は2参照)。
特許文献1や特許文献2に開示の発明であると、吸盤により壁面に取り付けるため取り付け強度が低い。又、歯ブラシの首部を蛇行彎曲部の隣り合う凸部の線材間に引っ掛けて歯ブラシを宙吊り状態で保管するため、歯ブラシの頭部が幅狭な場合は歯ブラシが落下し、歯ブラシの首部が隣り合う線材の離隔距離よりも大きい場合は引っ掛けることが出来ず、又、歯ブラシを宙吊り状態に保管していても線材が高さ方向同一位置で蛇行彎曲されていることより正面方に移動して落下することがあるという問題点があった。又、歯ブラシは毛が植毛されている頭部を露出状態で保管するため、保管中に埃等が付着したり他の使用者の咳等がかかり不衛生であるという問題点があった。
又、歯磨き後の歯ブラシを宙吊りに掛け、歯ブラシの頭部をコップで覆って保管するものとしては、周縁が上方に彎曲した本体に切込みを設け、本体に平行な2枚の板を立設し、2枚の板のうち最も背面側の板の背面に吸盤を設けて壁面に取り付け可能にし、切り込みに歯ブラシの頭部を掛け、2枚の板のうち正面方の板にコップ内側壁を掛けて歯ブラシの頭部を逆さにしたコップで覆って使用するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に開示されるコップ掛け付き歯ブラシ差しであると、第1に宙吊りにした歯ブラシの頭部の植毛台部に溜まった水が、本体内の内側窪み部に溜まる可能性があり不潔であること、第2に切込みの深さが浅いため、宙吊り可能な歯ブラシの頭部植毛台部の横幅や取っ手の横幅に限度があり、如何なるサイズの歯ブラシも対応不可能であること、つまり幼児用歯ブラシから成人男性用電動歯ブラシに至るまで市販の総てのタイプの歯ブラシを同時に使用することはできないこと、第3に切込みの切縁が本体面に対して垂直であることより、切込みの上端縁で宙吊りにした歯ブラシの頭部植毛台部の下側縁を1点で支持し、宙吊りにした歯ブラシが毛の水分保有量の変化に対応する歯ブラシ頭部の重心の変化により回転動するという不安定な状態で掛止され、水を含んだ歯ブラシの場合は重心が毛側に位置し、毛側が本体上面に位置すると毛に含まれる水が本体上に落下して内側の窪みに溜まり不衛生であるという問題点があった。
コップ立て部や歯ブラシ立て部の巻曲部と縦方向の直線部とを1本の線材で形成したコップ歯ブラシ立てが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特許文献4のコップ歯ブラシ立ては洗面台等の平坦面に載置して使用するため、広いスペースをとるという問題点があった。又、歯ブラシの頭部を露出して保管するため、保管中に歯ブラシ頭部の毛に空中を浮遊していた埃等が付着し不衛生であるという問題点があった。
歯磨きチューブの尾部を差込可能な幅細な溝を内側に有する歯磨きチューブ挿し込み部の外側面にY型係止片を連設し、Y型係止片の内側に歯ブラシの首部を挟みこんで引っ掛けて使用するようにした歯ブラシ立てが提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特許文献5の歯ブラシ立てであると、歯磨きチューブ内に充填されている練歯磨きの量が減少し歯磨きチューブに張りが無くなると、歯磨きチューブが折れ曲がり歯ブラシ立てとして機能しないという問題点があった。
特許文献6にはワイヤーネットに取り付けて使用するフックが提案されている。
特許文献6のフックを歯磨きセットを保管することに利用する場合、歯磨きチューブは横に寝かせて載置可能であるが、コップを逆さにして保管したり、歯ブラシを宙吊り状態で保管することは不可能である。
特許文献1や特許文献2に開示の発明であると、吸盤により壁面に取り付けるため取り付け強度が低い。又、歯ブラシの首部を蛇行彎曲部の隣り合う凸部の線材間に引っ掛けて歯ブラシを宙吊り状態で保管するため、歯ブラシの頭部が幅狭な場合は歯ブラシが落下し、歯ブラシの首部が隣り合う線材の離隔距離よりも大きい場合は引っ掛けることが出来ず、又、歯ブラシを宙吊り状態に保管していても線材が高さ方向同一位置で蛇行彎曲されていることより正面方に移動して落下することがあるという問題点があった。又、歯ブラシは毛が植毛されている頭部を露出状態で保管するため、保管中に埃等が付着したり他の使用者の咳等がかかり不衛生であるという問題点があった。
又、歯磨き後の歯ブラシを宙吊りに掛け、歯ブラシの頭部をコップで覆って保管するものとしては、周縁が上方に彎曲した本体に切込みを設け、本体に平行な2枚の板を立設し、2枚の板のうち最も背面側の板の背面に吸盤を設けて壁面に取り付け可能にし、切り込みに歯ブラシの頭部を掛け、2枚の板のうち正面方の板にコップ内側壁を掛けて歯ブラシの頭部を逆さにしたコップで覆って使用するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に開示されるコップ掛け付き歯ブラシ差しであると、第1に宙吊りにした歯ブラシの頭部の植毛台部に溜まった水が、本体内の内側窪み部に溜まる可能性があり不潔であること、第2に切込みの深さが浅いため、宙吊り可能な歯ブラシの頭部植毛台部の横幅や取っ手の横幅に限度があり、如何なるサイズの歯ブラシも対応不可能であること、つまり幼児用歯ブラシから成人男性用電動歯ブラシに至るまで市販の総てのタイプの歯ブラシを同時に使用することはできないこと、第3に切込みの切縁が本体面に対して垂直であることより、切込みの上端縁で宙吊りにした歯ブラシの頭部植毛台部の下側縁を1点で支持し、宙吊りにした歯ブラシが毛の水分保有量の変化に対応する歯ブラシ頭部の重心の変化により回転動するという不安定な状態で掛止され、水を含んだ歯ブラシの場合は重心が毛側に位置し、毛側が本体上面に位置すると毛に含まれる水が本体上に落下して内側の窪みに溜まり不衛生であるという問題点があった。
コップ立て部や歯ブラシ立て部の巻曲部と縦方向の直線部とを1本の線材で形成したコップ歯ブラシ立てが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特許文献4のコップ歯ブラシ立ては洗面台等の平坦面に載置して使用するため、広いスペースをとるという問題点があった。又、歯ブラシの頭部を露出して保管するため、保管中に歯ブラシ頭部の毛に空中を浮遊していた埃等が付着し不衛生であるという問題点があった。
歯磨きチューブの尾部を差込可能な幅細な溝を内側に有する歯磨きチューブ挿し込み部の外側面にY型係止片を連設し、Y型係止片の内側に歯ブラシの首部を挟みこんで引っ掛けて使用するようにした歯ブラシ立てが提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特許文献5の歯ブラシ立てであると、歯磨きチューブ内に充填されている練歯磨きの量が減少し歯磨きチューブに張りが無くなると、歯磨きチューブが折れ曲がり歯ブラシ立てとして機能しないという問題点があった。
特許文献6にはワイヤーネットに取り付けて使用するフックが提案されている。
特許文献6のフックを歯磨きセットを保管することに利用する場合、歯磨きチューブは横に寝かせて載置可能であるが、コップを逆さにして保管したり、歯ブラシを宙吊り状態で保管することは不可能である。
本願発明は、歯ブラシ頭部の植毛台部の幅の大小や、歯ブラシの取っ手の形状や厚み或は幅の大小に拘らず、あらゆる種類の歯ブラシを差し込んだ宙吊り状態を安定的に保持状態で保管をし、且つ歯ブラシ頭部を逆さにしたコップで覆うことで歯ブラシの毛に埃や第三者の咳や唾液の飛沫がかからないようにし、衛生状態を保持しつつコップ及び歯ブラシからの水滴を洗面台に落下させて自然乾燥可能にしたコップ掛け付き歯ブラシ差しを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本願発明のうち請求項1に記載の発明は、取付板は、取付板の背面を壁面に当接して取り付けるための取り付け手段を具備し、取付板の下部には、取付板と略90度の角度をなして正面方に延びる連結板を連設し、連結板の正面には正面端縁よりも正面方に突き出して傾斜する2本の歯ブラシ係止棒が連設され、2本の歯ブラシ係止棒は上方になるに従い漸次左右側方へ離隔する距離が大になるように正面視がV状に配設され、2本の歯ブラシ係止棒の対向側面には、上方になるに従い外傾し角部を有しない一面状部を夫々有し、連結板には、取付板の正面と平行に離隔するコップ係止板を立設し、2本の歯ブラシ係止棒間に歯ブラシの頭部植毛台部を配設すると、歯ブラシの取っ手が連結板と接触することなく、歯ブラシは宙吊り状態で安定的に吊下げられ、コップは底面を上方に向け開口部を下方に向け、コップ係止板にコップ内壁面を掛止させると共に、逆さにしたコップの内側に歯ブラシの頭部全体をコップで覆って配設した状態で保管するようにしたことを特徴とする。
本願発明は上方になるに従い漸次左右側方へ離隔する距離が大になるように正面視がV状に配設した2本の歯ブラシ係止棒に歯ブラシの頭部あるいは首部を係止するようにしているので、歯ブラシの首部の太さの大小により引っ掛かる位置が2本の歯ブラシ係止棒間に於いて上下に変化することであらゆる形状及び太さの歯ブラシを宙吊り可能であるという効果がある。
取付板と歯ブラシ係止棒との間にコップ係止板を設けることで、逆さにしたコップを内壁面を係止してコップの位置を安定的に保持し、且つ歯ブラシ頭部を覆うことができるため、衛生的であるという効果がある。
歯ブラシ係止棒の対向側面が上方になるに従い漸次外傾した傾斜面状に形成されているので、歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒間に差し込むと、歯ブラシの頭部の植毛台部下側外面と歯ブラシ取っ手の境界部と、歯ブラシ頭部植毛台部下側外面部の少なくとも2箇所が歯ブラシ係止棒の対向側面で支持され、歯ブラシが取っ手軸心を中心として周方向に回動することなく安定的に差し込み状態を保持して保管できるという効果がある。
歯ブラシ使用者専用のコップを歯ブラシとペアで収納でき、たとえ家族であってもコップを共用することがなく衛生的であるという効果がある。
取付板と歯ブラシ係止棒との間にコップ係止板を設けることで、逆さにしたコップを内壁面を係止してコップの位置を安定的に保持し、且つ歯ブラシ頭部を覆うことができるため、衛生的であるという効果がある。
歯ブラシ係止棒の対向側面が上方になるに従い漸次外傾した傾斜面状に形成されているので、歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒間に差し込むと、歯ブラシの頭部の植毛台部下側外面と歯ブラシ取っ手の境界部と、歯ブラシ頭部植毛台部下側外面部の少なくとも2箇所が歯ブラシ係止棒の対向側面で支持され、歯ブラシが取っ手軸心を中心として周方向に回動することなく安定的に差し込み状態を保持して保管できるという効果がある。
歯ブラシ使用者専用のコップを歯ブラシとペアで収納でき、たとえ家族であってもコップを共用することがなく衛生的であるという効果がある。
連結板の正面に正面方に傾斜する正面視が略V状の2本の歯ブラシ係止棒が連設されることで、V状に左右側方に離隔した2本の歯ブラシ係止棒の上下方向の何れかの位置で頭部を掛けることができ、歯ブラシの頭部や首部の太さに関係なく歯ブラシを宙吊り状態で掛けることができるようにし、2本の歯ブラシ係止棒の対向側面高さ方向中途位置から上端に亘り内側方に突き出す角部を有しない外側方に傾斜する1面状部を設けることで、歯ブラシが回転動することなく歯ブラシの植毛台部を安定的に宙吊り状態で掛けて保管し、取付板と歯ブラシ係止棒との間にコップ係止板を立設することで、使用後の歯ブラシの頭部を上方からコップで覆い、歯ブラシの毛間に保持する水やコップ内壁に残存付着した水も自然落下及び自然乾燥可能にし、コップにカビが発生することなく、コップのみを別途洗剤で洗浄作業をしないでも清潔さを保持することを実現した。
図1〜図9を参照にして実施例について説明する。図1はコップ掛け付き歯ブラシ差しの斜視図、図2はコップ掛け付き歯ブラシ差しの正面図、図3はコップ掛け付き歯ブラシ差しの平面図、図4はコップ掛け付き歯ブラシ差しの左側面図、図5は図2のA−A線断面図、図6は図2のB−B線断面図、図7は図2のC−C線断面図、図8は使用状態を示す一部切欠断面図、図9は使用状態を示す側面説明図である。
コップ掛け付き歯ブラシ差し1は、連結板2と、取付板3と、コップ係止板4と、2本の歯ブラシ係止棒5、5が耐水性、耐薬品性を有する合成樹脂を材料として一体成型により形成されている。
コップ掛け付き歯ブラシ差し1は、連結板2と、取付板3と、コップ係止板4と、2本の歯ブラシ係止棒5、5が耐水性、耐薬品性を有する合成樹脂を材料として一体成型により形成されている。
平板よりなる連結板2の背面端縁には、連結板2と90度の角度をなして立ち上がる取付板3が連続的に設けられている。取付板3は、高さ方向を長辺とし、左右幅方向を短辺とし、左右幅の長さは連結板2の左右幅の長さよりも僅かばかり長い長方形状の平板よりなる。取付板3の背面には、粘着剤層6を被着形成し、剥離紙9で粘着剤層6の表面を被覆している。粘着剤層6は両面粘着テープを貼着したものであってもよい。連結板2の正面端部には、2本の歯ブラシ係止棒5、5の基部を連結板2と連設している。連結板2には、取付板3と平行に正面方に平行に離隔したコップ係止板4が連結板2と連設されている。コップ係止板4は左右幅が連結板2の左右幅と同一で、高さ方向長さが取付板3の高さ方向長さよりは短い、長方形状平板よりなる。連結板2は、取付板3からコップ係止板4の取付位置までは、左右幅が同一幅の平視が長方形状で、コップ係止板4から2本の歯ブラシ係止棒5、5の取付位置に亘り漸次左右方向横幅が狭くなる平視が台形状の、全体として平視が羽子板形状に形成されている。
歯ブラシ係止棒5、5は、左右側方に10度から25度の開角をもって上方に正面視がV状を呈するように左右に拡開し、且つ連結板2の正面端縁から正面方に前傾して連結板2の正面端縁から連続的に上方に前傾して延設している。歯ブラシ係止棒5、5は、対向側面が互いに平行な平坦面の角柱状部7と、対向側面が上方になるに従い外傾し角部を有しない一面状部8とを一体的に連設してなる。外傾し角部を有しない一面状部8は縦断面が外方に窪む円弧状に形成されている。つまり、外傾し角部を有しない一面状部8は下端から高さ方向中途位置に亘り僅かに彎曲するアール面に形成され、上端部は対向する面が略平行な平坦面に形成されてなる。外傾し角部を有しない一面状部8は、彎曲面であることに限定するものではなく、角柱状部7の上端部から外側方に傾斜する傾斜面に形成されているものも本願発明に含まれる。
実施例1では、連結板2の厚みが2mm、正背方向長さが30mm、左右幅方向長さが19.4mmで、取付板3の厚みが2mm、左右幅方向長さが25mm、高さ方向長さが連結板2の下面から60mmで、コップ係止板4の厚みは2mm、高さ方向長さが連結板2の上面から53mmで、コップ係止板4の取付位置は取付板3の正面から7mmで、歯ブラシ係止棒5の横幅方向厚みは3mm、高さ方向長さは角柱状部7の下端から外傾し角部を有しない一面状部8の上端までの最短長さが4.4mmで、2本の歯ブラシ係止棒5、5のなす開角は18度で、連結板2の正面端縁に於ける2本の歯ブラシ係止棒5、5の離隔距離は3mmで、連結板2の下面からの仮想延長線と2本の歯ブラシ係止棒5、5の角柱状部7の下面のなす傾斜角度は55度である。本願発明は上記数値に限定されない。
次に、図8及び図9を参照にして実施例1の作用について説明する。歯ブラシは、使用者が使用時に握るための棒状の取っ手10の一端を幅広くして植毛台部11と成し、植毛台部11の片面偏平面に対して90度の角度を有して無数の毛12を植毛し、植毛台部11に植毛されたものを歯ブラシの頭部とここではいう。
取付板3の背面に設けた剥離紙9を剥離し粘着剤層6を露出し、取付板3を壁面や鏡面の所望位置に取付板3を粘着剤層6を介在させて取り付ける。
歯磨きし水洗い後の歯ブラシを、2本の歯ブラシ係止棒5、5間に植毛台部11は正面方に向け、毛12はコップ係止板4と対向させて差し込む。
歯ブラシの植毛台部11の下側面は、取っ手10との境界部を屈曲部とし、取っ手10の側面と鈍角をもって傾斜している。歯ブラシの取っ手10と歯ブラシの植毛台部11の下側面との境界部である〈状部の谷部、つまり屈曲部は、角柱状部7の上端縁に支持される。歯ブラシの植毛台部11の下側面は、上方になるに従い外傾する傾斜面に形成されている。植毛台部11の傾斜面である下側面は、外傾し角部を有しない一面状部8で支持される。歯ブラシの植毛台部11は、第1箇所目は歯ブラシの取っ手10との境界部が歯ブラシ係止棒5の角柱状部7の上端縁で支持され、第2箇所目は植毛台部11の傾斜する下側面が外傾し角部を有しない一面状部8で支持され、少なくとも合計2箇所で支持される。このように歯ブラシの植毛台部11は、歯ブラシ係止棒5の2箇所で支持されるため、使用者が歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒5、5間に差し込んだ宙吊り状態を保持して保管され、歯ブラシが取っ手10の軸心を中心として周方向に回動する等の差し込んだ状態を変化させることなく安定的に差し込み状態を保持する。
2本の歯ブラシ係止棒5、5は基部を3mm離隔して正面視が18度の開角をもってV状に配設され、且つ連結板2の正面端縁から連結板2の下面からの仮想延長線と2本の歯ブラシ係止棒5、5の角柱状部7の下面のなす傾斜角度が55度をもって正面方に傾斜しているので、取っ手10の水は自然に落下し、落下した水でコップ掛け付き歯ブラシ差し1を汚すことは生じない。実施例1のコップ掛け付き歯ブラシ差し1は、植毛台部11の横幅が3mmより僅かに大なる歯ブラシから、歯ブラシの植毛台部11の下側面との境界部である〈状部の谷部、つまり屈曲部間の左右幅が14mmの歯ブラシに至るまで使用可能である。植毛台部11の横幅が3mmより僅かに大なる歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒5、5間に差し込むと、2本の歯ブラシ係止棒5、5の離隔距離の最も短い下部にて宙吊り状態で引っ掛けられ、屈曲部間の左右幅が14mmの歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒5、5間に差し込むと、2本の歯ブラシ係止棒5、5の離隔距離の最も長い上部にて宙吊り状態で引っ掛けられる。
歯磨き後に口内を水で漱ぎ、使用後のコップは逆さにして歯ブラシ頭部を被覆し、且つ落下しないためにコップ内壁面をコップ係止板の背面に対向させて置くものである。空気中の埃や、他の使用者の咳、息及び唾液飛沫等からコップ外壁面で内側に配設された歯ブラシ頭部を守る作用効果がある。
取付板3の背面に設けた剥離紙9を剥離し粘着剤層6を露出し、取付板3を壁面や鏡面の所望位置に取付板3を粘着剤層6を介在させて取り付ける。
歯磨きし水洗い後の歯ブラシを、2本の歯ブラシ係止棒5、5間に植毛台部11は正面方に向け、毛12はコップ係止板4と対向させて差し込む。
歯ブラシの植毛台部11の下側面は、取っ手10との境界部を屈曲部とし、取っ手10の側面と鈍角をもって傾斜している。歯ブラシの取っ手10と歯ブラシの植毛台部11の下側面との境界部である〈状部の谷部、つまり屈曲部は、角柱状部7の上端縁に支持される。歯ブラシの植毛台部11の下側面は、上方になるに従い外傾する傾斜面に形成されている。植毛台部11の傾斜面である下側面は、外傾し角部を有しない一面状部8で支持される。歯ブラシの植毛台部11は、第1箇所目は歯ブラシの取っ手10との境界部が歯ブラシ係止棒5の角柱状部7の上端縁で支持され、第2箇所目は植毛台部11の傾斜する下側面が外傾し角部を有しない一面状部8で支持され、少なくとも合計2箇所で支持される。このように歯ブラシの植毛台部11は、歯ブラシ係止棒5の2箇所で支持されるため、使用者が歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒5、5間に差し込んだ宙吊り状態を保持して保管され、歯ブラシが取っ手10の軸心を中心として周方向に回動する等の差し込んだ状態を変化させることなく安定的に差し込み状態を保持する。
2本の歯ブラシ係止棒5、5は基部を3mm離隔して正面視が18度の開角をもってV状に配設され、且つ連結板2の正面端縁から連結板2の下面からの仮想延長線と2本の歯ブラシ係止棒5、5の角柱状部7の下面のなす傾斜角度が55度をもって正面方に傾斜しているので、取っ手10の水は自然に落下し、落下した水でコップ掛け付き歯ブラシ差し1を汚すことは生じない。実施例1のコップ掛け付き歯ブラシ差し1は、植毛台部11の横幅が3mmより僅かに大なる歯ブラシから、歯ブラシの植毛台部11の下側面との境界部である〈状部の谷部、つまり屈曲部間の左右幅が14mmの歯ブラシに至るまで使用可能である。植毛台部11の横幅が3mmより僅かに大なる歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒5、5間に差し込むと、2本の歯ブラシ係止棒5、5の離隔距離の最も短い下部にて宙吊り状態で引っ掛けられ、屈曲部間の左右幅が14mmの歯ブラシを2本の歯ブラシ係止棒5、5間に差し込むと、2本の歯ブラシ係止棒5、5の離隔距離の最も長い上部にて宙吊り状態で引っ掛けられる。
歯磨き後に口内を水で漱ぎ、使用後のコップは逆さにして歯ブラシ頭部を被覆し、且つ落下しないためにコップ内壁面をコップ係止板の背面に対向させて置くものである。空気中の埃や、他の使用者の咳、息及び唾液飛沫等からコップ外壁面で内側に配設された歯ブラシ頭部を守る作用効果がある。
図10に基いて実施例2について説明する。説明を簡単にするために、図1〜図9と同様の作用をなす部分は同一符号で説明する。図1〜図9に示されるコップ掛け付き歯ブラシ差し1のうち取付板3の高さ方向中途位置から下端に亘る部分に切断用溝14を正面側に凹設介在させて個々のコップ掛け付き歯ブラシ差し1、1、1、1を左右方向に連続して設けたものである。使用者は切断用溝14に沿って鋏等の工具を用いて個々のコップ掛け付き歯ブラシ差し1を得ることが出来る。
図11に基いて実施例3を説明する。図1〜図9に示される実施例1と異なる点は取付板3の背面に粘着剤層を設けないで、吸盤15を取り付けたことである。取り付けた壁面からコップ掛け付き歯ブラシ差し1を取り外した場合に粘着剤を除去する作業手間がない。
1 コップ掛け付き歯ブラシ差し
2 連結板
3 取付板
4 コップ係止板
5 歯ブラシ係止棒
8 外傾し角部を有しない一面状部
10 取っ手
11 植毛台部
13 壁面
2 連結板
3 取付板
4 コップ係止板
5 歯ブラシ係止棒
8 外傾し角部を有しない一面状部
10 取っ手
11 植毛台部
13 壁面
Claims (1)
- 取付板は、取付板の背面を壁面に当接して取り付けるための取り付け手段を具備し、
前記取付板の下部には、該取付板と略90度の角度をなして正面方に延びる連結板を連設し、
該連結板の正面には正面端縁よりも正面方に突き出して傾斜する2本の歯ブラシ係止棒が連設され、2本の歯ブラシ係止棒は上方になるに従い漸次左右側方へ離隔する距離が大になるように正面視がV状に配設され、
前記2本の歯ブラシ係止棒の対向側面には、上方になるに従い外傾し角部を有しない一面状部を夫々有し、
前記連結板には、前記取付板の正面と平行に離隔するコップ係止板を立設し、
前記2本の歯ブラシ係止棒間に歯ブラシの頭部植毛台部を配設すると、歯ブラシの取っ手が連結板と接触することなく、歯ブラシは宙吊り状態で安定的に吊下げられ、
コップは底面を上方に向け開口部を下方に向け、前記コップ係止板にコップ内壁面を掛止させると共に、逆さにしたコップの内側に歯ブラシの頭部全体をコップで覆って配設した状態で保管するようにしたコップ掛け付き歯ブラシ差し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014026999A JP2015139689A (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | コップ掛け付き歯ブラシ差し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014026999A JP2015139689A (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | コップ掛け付き歯ブラシ差し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105747812A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-07-13 | 中山市吉尔科研技术服务有限公司 | 一种新型壁钩 |
KR200490814Y1 (ko) * | 2018-09-17 | 2020-01-08 | 황봉선 | 개인 전용 양치 도구 수납함 |
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2014
- 2014-01-27 JP JP2014026999A patent/JP2015139689A/ja active Pending
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