Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2015089168A - バスバー付き電流検出装置 - Google Patents

バスバー付き電流検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015089168A
JP2015089168A JP2013223609A JP2013223609A JP2015089168A JP 2015089168 A JP2015089168 A JP 2015089168A JP 2013223609 A JP2013223609 A JP 2013223609A JP 2013223609 A JP2013223609 A JP 2013223609A JP 2015089168 A JP2015089168 A JP 2015089168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
housing
holding member
magnetic shield
current detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013223609A
Other languages
English (en)
Inventor
敏明 葛西
Toshiaki Kasai
敏明 葛西
裕治 石谷
Yuji Ishitani
裕治 石谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2013223609A priority Critical patent/JP2015089168A/ja
Publication of JP2015089168A publication Critical patent/JP2015089168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

【課題】簡単且つ確実にバスバーをハウジングに固定する。
【解決手段】バスバーが装着されたハウジングと、バスバーに電流が流れることにより発生する磁束を検出する検出素子及びこの検出素子が実装された基板を有し、検出素子がバスバーの近傍に配置されるようにハウジングに装着された実装基板と、バスバー及び実装基板を挟んで対向配置され、ハウジングに装着された第1及び第2の磁気シールド板と、ハウジングに対してバスバーの主面に重なるように装着されて第1の磁気シールド板をハウジングに押圧固定するための保持部材とを備える。バスバーは、保持部材側の主面に係合部が形成され、ハウジングは、バスバーの係合部に対向するバスバー収容部の壁面が弾性壁部を形成し、壁面に係合部と係合する被係合部が形成され、バスバーの係合部とハウジングの被係合部とが係合することによりバスバーがハウジングに取付固定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、バスバーに流れる電流を検出するバスバー付き電流検出装置に関する。
従来より、電気自動車等のバッテリーに接続されたハーネスに流れる電流から発生する磁束を検出することで、バッテリーと各種補機等との間を流れる電流値を検出するための電流検出装置が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。この電流検出装置は、例えば検出素子の実装基板を検出素子とバスバーとが対向するようにハウジングに設置した上で、検出素子及びバスバーを内包するように磁気シールドが配置された構造を備えている。
バスバーのハウジングへの固定は、例えばバスバーの上側に位置する固定台に設けられた凸部を、バスバーに設けられた孔に嵌め込んだ上で、この凸部の先端を熱溶融させてバスバーに熱カシメすることで行われている。
特開2010−223868号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来技術の電流検出装置では、バスバーをハウジングに固定するためにバスバーに孔を開ける必要があると共に、ハウジングの凸部を熱カシメさせる必要があるので、これらの加工に手間がかかるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、簡単且つ確実にバスバーをハウジングに固定することができるバスバー付き電流検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係るバスバー付き電流検出装置は、バスバーと、このバスバーが装着されたハウジングと、前記バスバーに電流が流れることにより発生する磁束を検出する検出素子及びこの検出素子が実装された基板を有し、前記検出素子が前記バスバーの近傍に配置されるように前記ハウジングに装着された実装基板と、前記バスバー及び前記実装基板を挟んで対向配置され、前記ハウジングに装着された第1及び第2の磁気シールド板と、前記ハウジングに対して前記バスバーの主面に重なるように装着されて前記第1の磁気シールド板を前記ハウジングに押圧固定するための保持部材とを備え、前記バスバーは、前記保持部材側の主面に係合部が形成され、前記ハウジングは、前記バスバーの係合部に対向するバスバー収容部の壁面が弾性壁部を形成し、前記壁面に前記係合部と係合する被係合部が形成され、前記バスバーの係合部と前記ハウジングの被係合部とが係合することにより前記バスバーが前記ハウジングに取付固定されていることを特徴とする。
本発明に係るバスバー付き電流検出装置によれば、バスバーの保持部材側の主面に係合部が形成され、ハウジングの係合部に対向するバスバー収容部の壁面が弾性壁部を形成すると共に壁面に係合部と係合する被係合部が形成されているので、バスバーの係合部とハウジングの被係合部とが係合するようにバスバーをハウジングに挿入するだけで、バスバーをハウジングに位置決めして取り付けることができ、保持部材を装着して第1の磁気シールド板をハウジングに押圧固定することによりバスバー収容部の弾性壁部の弾性が規制されてバスバーの係合部と壁面の被係合部の係合状態が維持されるので、バスバー収容部にバスバーを取付固定することができる。これにより、簡単且つ確実にバスバーをハウジングに固定することができる。
本発明の一実施形態においては、前記バスバーの係合部は、前記バスバーの挿入方向に延びる第1凹部と、前記挿入方向と交差する方向に延びる第2凹部とを有し、前記ハウジングの被係合部は、前記第1凹部と係合し前記挿入方向に延びる第1凸部と、前記第2凹部と係合し前記交差する方向に延びる第2凸部とを有する。
本発明の他の実施形態においては、前記第1凹部及び前記第1凸部は、前記第2凹部及び前記第2凸部の端部から前記挿入方向の手前に向かって延び、前記第2凸部の高さは、前記第1凸部の高さよりも低いとされる。
本発明の更に他の実施形態においては、前記保持部材は、前記バスバーの前記ハウジングへの装着方向と交差する方向に挿脱され、前記ハウジングは、前記バスバー収容部の前記弾性壁部を介して前記第1の磁気シールド板と前記保持部材とが収容される保持部材収容部を有し、前記保持部材は、前記保持部材収容部に収容された際に前記弾性壁部を押圧する突起部を有する。
本発明によれば、簡単且つ確実にバスバーをハウジングに固定することができる。
本発明の一実施形態に係るバスバー付き電流検出装置を示す分解斜視図である。 同バスバー付き電流検出装置の上面図である。 図2のA−A’断面図である。 図2のB−B’断面図である。 図2のC−C’断面図である。 同バスバー付き電流検出装置の組立ての様子を示す図である。 同バスバー付き電流検出装置のバスバー及び壁部の凹部及び凸部を示す斜視図である。 同バスバー付き電流検出装置におけるバスバーの固定構造を説明するための断面図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態に係るバスバー付き電流検出装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバスバー付き電流検出装置を示す分解斜視図、図2は同上面図である。図3は図2のA−A’断面図、図4は図2のB−B’断面図、図5は図2のC−C’断面図である。図6は、バスバー付き電流検出装置の組立ての様子を示す図である。また、図7は、バスバー付き電流検出装置のバスバー及び壁部の凹部及び凸部を示す斜視図である。図8は、バスバー付き電流検出装置におけるバスバーの固定構造を説明するための断面図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態に係るバスバー付き電流検出装置1は、例えば自動車等の車両内に設置されるものであり、ハウジング10と、実装基板20と、バスバー30と、第1及び第2の磁気シールド板としての複数の磁気シールド板38,39とを備えて構成されている。また、バスバー付き電流検出装置1は、ハウジング10に装着される保持部材40及びカバー50を備えている。
ハウジング10は、非磁性及び非導電性の合成樹脂等を一体成形した樹脂成形部材からなる。ハウジング10は、矩形状の本体部にバスバー30が挿入されて、このバスバー30の一部(中央部)が収容される貫通孔状のバスバー収容部11と、バスバー収容部11の一方の側(例えば、図3〜図5中下方側)に設けられて、実装基板20及び磁気シールド板39が装着される基板装着部12と、バスバー収容部11の他方の側(例えば、図3〜図5中上方側)にバスバー収容部11と平行に形成されて、磁気シールド板38と保持部材40とが収容される保持部材収容部13とを備える。
実装基板20は、ハウジング10のバスバー収容部11に装着されたバスバー30の一方の接続孔37に接続されたバッテリー等の電源(図示せず)から、他方の接続孔37に取り付けられた補機(図示せず)等に対して電流を流すことで、バスバー30に電流が流れることにより発生する磁束を検出するホール素子等の検出素子21と、この検出素子21が実装された基板本体22とを有する。
実装基板20は、検出素子21がバスバー30の近傍に配置されるように、すなわち図示の例ではバスバー30の直下に配置されるように、基板本体22及び磁気シールド板39と共にハウジング10の基板装着部12に装着されている。また、実装基板20の基板本体22には、図5に示すように、検出素子21の実装側に形成されて検出素子21のキャリブレーションを行う際に検査装置(図示せず)と接続される電極等のキャリブレーション用接続部23と、このキャリブレーション用接続部23に隣接する位置に、図4に示すように、例えばハウジング10の上方に向かって延びるように設けられ、外部機器(図示せず)と接続される接続端子18とが形成されている。
ハウジング10は、バスバー30をバスバー収容部11に収容し、実装基板20及び磁気シールド板39を基板装着部12に装着し、磁気シールド板38を保持部材収容部13に収容した状態で、実装基板20のキャリブレーション用接続部23を外部、例えばハウジング10の上方に露出させる開口部14を、ハウジング10の上面10a側に備えている。また、ハウジング10は、開口部14に隣接する位置に、接続端子18を外部機器(図示せず)と接続するための周囲4方向が立壁で囲まれたコネクタ部19を備えている。
バスバー収容部11の上方に位置する壁部15は弾性を備え、この壁部15のバスバー30側の壁面15aには、第1及び第2の凸部16,17(被係合部)が形成されている。また、バスバー30の壁部15側の主面30aには、第1及び第2の凸部16,17とそれぞれ係合する第1及び第2の凹部31,32(係合部)が形成されている。これらバスバー30の第1及び第2の凹部31,32と壁部15の第1及び第2の凸部16,17とが係合することにより、バスバー30はバスバー収容部11の正規の位置に取付固定される。
バスバー30の第1の凹部31は、バスバー30のバスバー収容部11への挿入方向に延びる溝状に、バスバー30の短手方向に間隔をおいて複数形成されている。バスバー30の第2の凹部32は、バスバー30の上記挿入方向と交差する方向に延びる溝状に、第1の凹部31,31の挿入方向先端側端部を結ぶように形成されている。
このため、第1の凹部31は、例えばそれぞれ第2の凹部32の端部を起点として、挿入方向手前側に延びるように形成されている。従って、第1及び第2の凹部31,32は、図に示すように、バスバー30を上方から見てコの字状となるようにバスバー30の主面30a側に形成されている。
一方、壁部15の第1の凸部16は、バスバー30の第1の凹部31と係合するように、上記挿入方向に延びる突条で形成されている。また、壁部15の第2の凸部17は、バスバー30の第2の凹部32と係合するように、上記挿入方向と交差する方向に延びて、第1の凸部16の挿入方向先端側端部を結ぶように延びる突条で形成されている。
このため、挿入方向に延びる2つの第1の凸部16,16は、例えば挿入方向と交差する方向に並んで設けられ、第2の凸部17は、2つの第1の突部16の挿入方向奥側の端部を結ぶように、挿入方向に交差する方向に延びるように形成されている。従って、第1及び第2の凸部16,17は、図6及び図7に示すように、ハウジング10を上方から見てコの字状となるように壁部15の壁面15a側に形成されている。
なお、図7に示すように、例えば第2の凸部17の壁面15aからの高さは、第1の凸部16の壁面15aからの高さよりも低くなるように形成されている。これにより、バスバー30の挿入時に、バスバー30の挿入方向と交差する方向に延びる第2の凸部17とバスバー30の主面30aとの摩擦が低減し、バスバー30を挿入するときの力を低減できる。また、バスバー30の挿入方向と交差する方向に延びる第2の凸部17と第2の凹部32との係合により、バスバー30の挿抜方向の力に対して、ハウジング10とバスバー30とをより強固に固定することが可能となる。
また、図6及び図7に示すように、第1の凸部16は、挿入方向手前側の端部が傾斜して、壁面15aからの高さが低くなるように形成されている。これにより、ハウジング10のバスバー収容部11にバスバー30を挿入した際、バスバー30の先端が第1の凸部16を乗り上げるようにガイドされ、更に挿入を継続すると、第1の凸部16がバスバー30の主面30aと摺接し、壁部15が保持部材収容部13側に凸状となるように撓む。
さらに、図7に示すように、例えば壁部15の壁面15aには、バスバー30を下方に押圧する押圧突起15bが形成されている。
バスバー30の第1及び第2の凹部31,32に、壁部15の第1及び第2の凸部16,17が係合した後、壁面15の押圧突起15bがバスバー30を押圧し、ハウジング10のバスバー収容部11へバスバー30を押圧固定する。
ここで、本実施形態に係るバスバー付き電流検出装置1におけるハウジング10のバスバー収容部11へのバスバー30の装着手順について説明する。
(a)まず、ハウジング10のバスバー収容部11に向かって、図6中矢印Aで示す挿入方向にバスバー30を挿入し始める。
(b)すると、壁部15の第1の凸部16がバスバー30の主面30aと摺接し、壁部15が保持部材収容部13側に凸状となるように撓んで、僅かな抵抗感をもって挿入動作が続けられる。
(c)更に挿入を継続すると、図8に示すように、壁部15の第1の凸部16,16の先端部分がバスバー30の第1の凹部31,31に係合し、一瞬抵抗感が薄れて壁部15の撓みが僅かに緩められると共にバスバー30のバスバー収容部11における幅方向の位置が定められる。
(d)そのまま挿入を継続すると、壁部15の第1の凸部16全体がバスバー30の第1の凹部31に係合すると共に、第2の凸部17がバスバー30の第2の凹部32に係合し、壁部15の撓みが元に戻って抵抗感がなくなり、バスバー30のバスバー収容部11における長手方向の位置が定められ、バスバー30がハウジング10の正規の位置に装着される。
このように、壁部15の第1及び第2の凸部16,17がバスバー30の第1及び第2の凹部31,32に完全に係合することにより、簡単且つ確実にバスバー30をハウジング10に固定することが可能となる。
基板装着部12は、例えば下方側が開口するような凹状に形成され、バスバー収容部11に向かって検出素子21、基板本体22及び磁気シールド板39の順番で各部を収容した後、カバー50を被せることにより閉塞される構造を備えている。カバー50は、装着時に基板装着部12の外壁の一部に形成された一対の係合突起12a,12aに係合する係合片51,51と、磁気シールド板39を開口側から支持するリブ52とを備えている。
保持部材収容部13は、ハウジング10の本体部の側方、例えば図2に向かって手前側に開口すると共に開口部14と連通する矩形空間からなり、磁気シールド板38を壁部15側に収容し、その上方に挿入配置された保持部材40を収容する。保持部材40は、例えばバスバー30のハウジング10のバスバー収容部11への装着方向と交差する方向に、バスバー30の主面30aに重なるように主面30aに対して平行に挿脱され、磁気シールド板38をハウジング10の保持部材収容部13内に押圧固定する。
そして、保持部材収容部13に保持部材40を装着して保持部材収容部13内に磁気シールド板38が押圧固定されることにより、バスバー収容部11の上方に位置する壁部15の撓みが規制され、壁部15の第1及び第2の凸部16,17とバスバー30の第1及び第2の凹部31,32との係合が維持される。
保持部材40は、例えばハウジング10の保持部材収容部13への挿脱方向の位置に応じて半固定状態と全固定状態とを取り得るように構成されている。保持部材40は、例えば半固定状態ではハウジング10の開口部14を開口させたまま磁気シールド板38を保持部材収容部13内の正規の位置に固定し、全固定状態では開口部14を閉塞する。
保持部材40は、ハウジング10の保持部材収容部13の側方の開口を閉塞する基体部41と、磁気シールド板38の上方に配置される本体部42と、この本体部42の挿入方向先端側に形成され、全固定状態のときにハウジング10の開口部14を閉塞する閉塞部43とを備えている。
本体部42の下面には、保持部材収容部13に収容された磁気シールド板38を介してバスバー収容部11の壁部15を下方に押圧する突起部42aが形成されている。また、本体部42の上面側には、突起部42aの突出方向と反対方向に立設された複数のリブ42bが設けられている。
閉塞部43の挿入方向先端側には、ハウジング10の開口部14の周壁に形成された突起14aに係合する係合突起が形成されており、保持部材40の全固定状態のときに係合突起43aが突起14aに係合することで、保持部材40が保持部材収容部13に固定される。
磁気シールド板38,39は、上述したように保持部材収容部13に収容されると共に基板装着部12に装着されるので、バスバー収容部11に装着されたバスバー30及び基板装着部12に装着された実装基板20を挟んだ状態で対向配置される。従って、磁気シールド板38,39が磁気を吸収することにより、挟まれたバスバー30及び実装基板に対する外部からの磁気の伝搬を遮蔽すると共に磁気シールド板38,39の内側を伝搬する磁界の強度を抑える。
次に、本実施形態に係るバスバー付き電流検出装置1の組立て方法について説明する。
(1)まず、基板本体22に検出素子21を実装する等して、実装基板20を形成する。
(2)次に、図6及び図8に示すように、ハウジング10のバスバー収容部11に上述したような手順でバスバー30を挿入して装着する。
(3)そして、実装基板20の検出素子21がバスバー収容部11側を向くように配置すると共に、接続端子18を基板本体22に半田接続する。そして、磁気シールド板39を実装基板20の基板本体22側に配置してハウジング10の基板装着部12に装着し、カバー50を被せて基板装着部12を閉塞する。
(4)その後、ハウジング10の保持部材収容部13内の正規の位置に磁気シールド板38を挿入し、保持部材40を保持部材収容部13内に半固定状態となるまで図6中矢印Bで示す方向にバスバー30の主面30aと平行となるように挿入する。
上述したここまでの状態で、バスバー付き電流検出装置1の保持部材40を除く実装基板20、バスバー30、磁気シールド板38,39、カバー50の各部は、製品時と同じ正規の位置に配置される。なお、バスバー収容部11にバスバー30を装着した後の工程で、保持部材収容部13に保持部材40を装着して磁気シールド板38をハウジング10に押圧固定するようにすれば、上記(1)〜(3)の順番は入れ替わってもよい。
保持部材40が半固定状態のときは、本体部42の突起部42aが磁気シールド板38を介してバスバー収容部11の壁部15を下方に押圧しているので、磁気シールド板38及びバスバー30のハウジング10における位置はずれることはない。同様に、実装基板20及び磁気シールド板39はカバー50のリブ52により支持されているので、ハウジング10における位置はずれない。
半固定状態のときは、ハウジング10の開口部14は開口状態のままとなっているので、バスバー30、実装基板20、磁気シールド板38,39をハウジング10に装着して正規の位置に組み立てた状態で、実装基板20のキャリブレーション用接続部23が開口部14から露出したままとなっている。
このため、キャリブレーション用接続部23に検査装置のハーネス等を接続して検出素子21のキャリブレーションを実際のバスバー付き電流検出装置1の使用時と同じ条件下で行うことが可能となる。キャリブレーション後は、保持部材40を保持部材収容部13内に最後まで挿入して、閉塞部43の係合突起43aをハウジング10の突起14aに係合し、図4に示すような全固定状態とすれば、開口部14が閉塞部43により完全に閉塞されるので、短絡等の不具合を確実に防止することができる。
1 バスバー付き電流検出装置
10 ハウジング
11 バスバー収容部
12 基板装着部
12a 係合突起
13 保持部材収容部
14 開口部
14a 係合壁
15 壁部
15a 壁面
15b 押圧突起
16 第1の凸部
17 第2の凸部
18 接続端子
19 コネクタ部
20 実装基板
21 検出素子
22 基板本体
23 キャリブレーション用接続部
30 バスバー
30a 主面
31 第1の凹部
32 第2の凹部
37 接続孔
38,39 磁気シールド板
40 保持部材
41 基体部
42 本体部
42a 突起部
42b リブ
43 閉塞部
43a 係合突起
50 カバー
51 係合片
52 リブ

Claims (4)

  1. バスバーと、
    このバスバーが装着されたハウジングと、
    前記バスバーに電流が流れることにより発生する磁束を検出する検出素子及びこの検出素子が実装された基板を有し、前記検出素子が前記バスバーの近傍に配置されるように前記ハウジングに装着された実装基板と、
    前記バスバー及び前記実装基板を挟んで対向配置され、前記ハウジングに装着された第1及び第2の磁気シールド板と、
    前記ハウジングに対して前記バスバーの主面に重なるように装着されて前記第1の磁気シールド板を前記ハウジングに押圧固定するための保持部材と
    を備え、
    前記バスバーは、前記保持部材側の主面に係合部が形成され、
    前記ハウジングは、前記バスバーの係合部に対向するバスバー収容部の壁面が弾性壁部を形成し、前記壁面に前記係合部と係合する被係合部が形成され、
    前記バスバーの係合部と前記ハウジングの被係合部とが係合することにより前記バスバーが前記ハウジングに取付固定されている
    ことを特徴とするバスバー付き電流検出装置。
  2. 前記バスバーの係合部は、前記バスバーの挿入方向に延びる第1凹部と、前記挿入方向と交差する方向に延びる第2凹部とを有し、
    前記ハウジングの被係合部は、前記第1凹部と係合し前記挿入方向に延びる第1凸部と、前記第2凹部と係合し前記交差する方向に延びる第2凸部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のバスバー付き電流検出装置。
  3. 前記第1凹部及び前記第1凸部は、前記第2凹部及び前記第2凸部の端部から前記挿入方向の手前に向かって延び、前記第2凸部の高さは、前記第1凸部の高さよりも低い
    ことを特徴とする請求項2記載のバスバー付き電流検出装置。
  4. 前記保持部材は、前記バスバーの前記ハウジングへの装着方向と交差する方向に挿脱され、
    前記ハウジングは、前記バスバー収容部の前記弾性壁部を介して前記第1の磁気シールド板と前記保持部材とが収容される保持部材収容部を有し、
    前記保持部材は、前記保持部材収容部に収容された際に前記弾性壁部を押圧する突起部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のバスバー付き電流検出装置。
JP2013223609A 2013-10-28 2013-10-28 バスバー付き電流検出装置 Pending JP2015089168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013223609A JP2015089168A (ja) 2013-10-28 2013-10-28 バスバー付き電流検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013223609A JP2015089168A (ja) 2013-10-28 2013-10-28 バスバー付き電流検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015089168A true JP2015089168A (ja) 2015-05-07

Family

ID=53051441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013223609A Pending JP2015089168A (ja) 2013-10-28 2013-10-28 バスバー付き電流検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015089168A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019020252A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 矢崎総業株式会社 電流検出装置
JP2021032796A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社デンソー 電流センサ
WO2024201165A1 (en) * 2023-03-30 2024-10-03 Delphi Technologies Ip Limited Bus bar assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019020252A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 矢崎総業株式会社 電流検出装置
JP2021032796A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社デンソー 電流センサ
WO2024201165A1 (en) * 2023-03-30 2024-10-03 Delphi Technologies Ip Limited Bus bar assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015194349A (ja) 電流検出装置
JP4830662B2 (ja) 金属プレート付き樹脂成形品
US8545238B2 (en) Electronic device having connector
US8299380B2 (en) Position indicating apparatus for circuit breaker and circuit breaker having the same
JP5403792B2 (ja) 電流検出装置の組付け構造
JP6870115B2 (ja) 電流センサ
US8947083B2 (en) Current detecting apparatus
WO2012086527A1 (en) Connection structure of electronic component
JP4810998B2 (ja) 接続端子及び電子部品の接続装置
TW201537836A (zh) 連接器
JP2015089168A (ja) バスバー付き電流検出装置
JP2015145838A (ja) 電流検出装置及びバスバー付き電流検出装置
JP6064117B2 (ja) 電流センサ
JP2016170127A (ja) 電流検出装置
KR20140116780A (ko) 전류 센서 및 이것을 이용한 전력 센서
US10627428B2 (en) Current detection device
US9088080B2 (en) Frame ground connection
JP2015145839A (ja) 電流検出装置
CN111952761B (zh) 连接器装置
JP2015224883A (ja) 電流検出装置及びバスバー付き電流検出装置
JP2015083950A (ja) 電流検出装置
KR20170085941A (ko) 커넥터
JP6371604B2 (ja) コネクタ
KR20130004171U (ko) 전류센서
JP5816650B2 (ja) ヒューズホルダー